21日阪神甲子園球場で阪神-ヤクルト24回戦が行われ、フリーアナウンサーの山本浩之(53)が「ファーストピッチセレモニー」を行った。阪神OBの遠山奨志氏(48)が捕手、亀山つとむ氏(46)が打者を務めた。阪神は 6回一死満塁、絶好の勝ち越し機で大和がスクイズを失敗し、首位ヤクルトとの直接対決に敗れた。和田豊監督(53)は今季初めて自力優勝の可能性が消えても、前を向いた。
マウロ・ゴメス内野手(31)が 3試合連続となる17号ソロを放った。 1点を追う 4回。先頭で打席に立つと、ヤクルト杉浦の初球をバックスクリーンに運んだ。 2回一死でも痛烈なライナーで左翼フェンス直撃の 2塁打を放った。トーマス・オマリー打撃コーチ補佐(54)は「上半身が突っ込まず、下半身で打てている」と完全復活への確かな変化を、感じ取っていた。宿敵との戦いを前に、ただ勝利への執念を口にした。気合は十分。あとは結果で、示す。
阪神は 6回一死満塁、絶好の勝ち越し機で大和外野手(27)がスクイズを失敗し、首位ヤクルトとの直接対決に敗れた。ふわりと浮いた白球は、ファウルゾーンにポトリと落ちた。漂う失望感。痛恨のスクイズ失敗に、聖地が泣いた。優勝の行方さえ左右する、“世紀のバント失敗”だ。勝てばヤクルトと同率首位、負ければ自力Vの可能性が消滅という胸突き八丁の一番。この場面で 1点でも奪えば、ベンチは藤浪をそのまま打席に送ると決めていた。しかしゲームプランはすべて崩壊。 7回に 2番手・安藤が炎上する最悪の展開となった。
藤浪晋太郎投手(21)が 6回 3安打 2失点で降板した。この日は終始不安定な投球内容。初回には 3四球で満塁のピンチ。後続を打ち取り無失点に抑えるも、 3、 4回に失点。 6回までに 119球を要する投球で、その裏に代打新井を送られ交代した。ハーラー単独トップの14勝目を挙げることは出来なかった。記事をまとめてみました。
<阪神 2- 5ヤクルト>24回戦◇21日◇阪神甲子園球場
フリーアナウンサーの山本浩之が「ファーストピッチセレモニー」を行った。
自らがメーンMCを務める、MBSテレビの情報番組「ちちんぷいぷい」仕様のユニホームでマウンドに立つと、元オリックス佐野慈紀氏直伝の「ピッカリ投法」を披露し観客を湧かせた。「(ピッカリ投法は)後でVTRで確認したいと思いますが、思っていた通りに出来たなと思っています」と笑顔で話した。優勝争いをするタイガースには「後から振り返ったら昨日のゲームがターニングポイントになると思います。昨日からの快進撃が続くと思います」とエールを送った。阪神OBの遠山奨志氏が捕手、亀山つとむ氏が打者を務めた。
山本浩之アナウンサーは始球式で大きく振りかぶり帽子を飛ばす=阪神甲子園球場
阪神は 6回一死満塁、絶好の勝ち越し機で大和がスクイズを失敗し、首位ヤクルトとの直接対決に敗れた。
残り10試合で 2ゲーム差と苦況に立たされた阪神だが、直接対決は13勝11敗と勝ち越しを決めているため、 2球団で勝率、勝利数が並んだ場合は、阪神が優勝になる。例えばヤクルトが残りを 5勝 5敗の五分なら74勝67敗 2分(勝率 0.525)。阪神は 7勝 3敗で同じ74勝67敗 2分となり、ヤクルトを上回る。
6回裏の攻撃が終了し、絶好機を生かせず唇を噛む和田豊監督=阪神甲子園球場
和田豊監督は今季初めて自力優勝の可能性が消えても、前を向いた。
接戦で最善の策を講じた。 2- 2の 6回、ヤクルト 2番手ロマンの制球難で一死満塁の絶好機を得た。その初球にスクイズを仕掛けたが大和が失敗。結局、 3ゴロに倒れると代打新井も空振り三振に終わった。ミスで勝ち越し機を逃すと苦しい展開になる。直後の 7回に安藤が 3失点。勝てばヤクルトと同率首位に並ぶ試合だったが、自力優勝の可能性が消滅してしまった。
それでも、和田監督は「まったく目指しているものは変わらないし、そんなもん 1日で変わる。ついたり消えたりするものだから。何とかまた自力優勝を復活させるように、明日以降やっていく」と先を見据えていた。残り10試合での逆転優勝を狙う。
4回裏阪神無死、マウロ・ゴメス内野手は中越え同点本塁打を放った=阪神甲子園球場
マウロ・ゴメス内野手が 3試合連続となる17号ソロを放った。
1点を追う 4回。先頭で打席に立つと、ヤクルト杉浦の初球をバックスクリーンに運んだ。
19日DeNA戦(横浜)で本塁打を打ってから来日初の 3試合連続本塁打となった。
4回、自身初の 3戦連続弾をバックスクリーンに放り込んだマウロ・ゴメス内野手。東京ドームでも頼む!=阪神甲子園球場
打球はバックスクリーンへ一直線に伸びた。打った瞬間、それとわかる豪快な当たりに甲子園も大興奮だ。ゴメスが来日 2年目で、初めての 3試合連続アーチ。自力Vの可能性が消滅した中で、希望の光となった。
「ボールもよくみえているし、タイミングも合ってきているよ」
1- 2の 4回無死だ。ヤクルト先発・杉浦の初球をガツン。外角低めの直球に両腕を伸ばし、振り抜いた。試合を振り出しに戻す17号ソロは、虎の助っ人では2010年のブラゼルの 5試合連発以来となる、 3戦連発となった。「結果的にそう(連発に)なっているけど、自分にとってはあまり特別ではないね。今は 1打席 1打席、ベストスイングをしていくことしか考えていないよ」。
2回一死でも痛烈なライナーで左翼フェンス直撃の 2塁打を放った。トーマス・オマリー打撃コーチ補佐は「上半身が突っ込まず、下半身で打てている」と完全復活への確かな変化を、感じ取っていた。
4回、本塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手=阪神甲子園球場
10試合連続打点なしなど 8月後半から長いトンネルに迷い込んだ。 9月 3日の広島戦(甲子園)からは 4番の座を剥奪された。グラウンド入りの時間を早め、入念にアップを行うなど、必死に汗を流してきた。これで 4試合連続安打。その間、打率 0.500(16打数 8安打)、 6打点と、打棒が甦ってきた。
22日からは、ゲーム差なしとなった 3位巨人との 2連戦だ。今季 2勝 9敗と苦手とする敵地に加え、相手はエース菅野をぶつけてくる。厳しい戦いとなることは確実だ。G砲も、ここまで巨人戦は対戦打率 0.253、東京ドームでも 0.214と鳴りを潜めてきたが、今こそ主砲の底力を見せるとき。上昇モードに入ってきたバットで、流れを変えてくれるはずだ。
「頑張って勝ちたい。ただそれだけです」
宿敵との戦いを前に、ただ勝利への執念を口にした。気合は十分。あとは結果で、示す。
◆データBOX◆
◎…ゴメスの 3試合連続本塁打は来日 2年目で初。阪神では新井貴浩(現広島)が2013年 5月 5日のヤクルト戦(甲子園)から 7日の巨人戦(東京D)で放って以来、 2年ぶり。
◎…阪神の外国人選手では2010年のブラゼル以来、 5年ぶり。 6月12日のロッテ戦(千葉)から22日の広島戦(米子)まで 5戦連発した。
6回、初球にスクイズを試みるも、ファウルにした大和外野手。決められるはずのボールだ=阪神甲子園球場
優勝の行方を左右する痛恨のワンプレーだ。阪神は 6回一死満塁、絶好の勝ち越し機で大和外野手がスクイズを失敗し、首位ヤクルトとの直接対決に敗れた。 2ゲーム差に後退し、自力Vの可能性も消滅。和田豊監督が目指してきたのは、 1点をもぎとる野球じゃないの!? あと10戦、虎の真髄を見せてくれよ!
ここしかなかった。 2- 2の 6回一死満塁。和田監督が勝負に出た。 3走・福留がスタートを切り、大和がバットを寝かせる。決めろ! 決めてくれ! 祈りにも似た大歓声が沸き上がる。しかし…。ふわりと浮いた白球は、ファウルゾーンにポトリと落ちた。漂う失望感。痛恨のスクイズ失敗に、聖地が泣いた。
「ストライクゾーンだったからな。一発で決めてほしいところだった。 6回に何とか勝ち越したかったけどな」
スクイズをファウルし、がっくりの大和外野手( 3走は福留孝介外野手)=阪神甲子園球場
和田監督が顔をしかめた。ロマンの外寄り 127キロスライダー。決められたコースだ。しかも 3四球の直後の初球。まさに“ここイチ”の勝負に負けた。結局、 3ゴロで本塁封殺。藤浪の代打・新井は空振り三振で、無得点。大和は「ストライクゾーンだった。決めないといけなかった」と唇を噛むしかなかった。
優勝の行方さえ左右する、“世紀のバント失敗”だ。勝てばヤクルトと同率首位、負ければ自力Vの可能性が消滅という胸突き八丁の一番。この場面で 1点でも奪えば、ベンチは藤浪をそのまま打席に送ると決めていた。しかしゲームプランはすべて崩壊。 7回に 2番手・安藤が炎上する最悪の展開となった。
「こういう接戦をしている中で(走者を)進めるところで失敗しとったらアカンね。攻撃のリズムも作れないし…」
虎将の言葉に怒気が混ざる。 3回無死 1塁でも藤浪がスリーバント失敗など、よどんだ空気が終始、漂っていた。
勝負手が不発に終わった和田豊監督(左端。隣から平田ヘッド、関川打撃コーチ)=阪神甲子園球場
バントやスクイズ-。細かいプレーを決めて、1点をもぎとるのは和田監督の信条のはずだ。12球団ワーストのチーム盗塁数「42」と機動力を生かせない今季、着実なバント成功は不可欠だが、ここ一番ではことごとく決まらない。バント練習では関川打撃コーチが密着指導するなど練習はしている。でも本番では出来ない。なぜか?
他球団のあるスコアラーは、練習中での集中力の欠如を指摘する。先日、ゴメスがドローンを飛ばした際に怒鳴りあげるコーチもいない。緊張の糸が緩んでいる…。少なくとも外部にそう映ってしまうのは、悲しい。
2差に後退し、自力優勝の可能性は消滅。指揮官は「目指すものは変わらない。 1日でついたり消えたりするもの。何とか自力Vを復活させられるように、あした以降、やっていく」と、22日からの巨人戦(東京D)に力を込めたが…。
3点を勝ち越された後の淡泊な攻撃にも、反発力のかけらも見えなかった。選手たちよ、それでいいのか? 毎年のように 9月に失速し、「スタミナ切れ」と揶揄されて悔しくないのか? やるしかない。伝統の一戦。虎の意地を見せてくれ。
4回表ヤクルト無死、藤浪晋太郎投手は雄平に右中間に勝ち越し本塁打を浴びた=阪神甲子園球場
藤浪晋太郎投手が 6回 3安打 2失点で降板した。
この日は終始不安定な投球内容。初回には 3四球で満塁のピンチ。後続を打ち取り無失点に抑えるも、 3、 4回に失点。 6回までに 119球を要する投球で、その裏に代打新井を送られ交代した。「いずれも打たれたのは高く浮いて、甘く入ってしまったボールでした。先発としてもっと長いイニングを投げないといけませんでした」と反省した。
ハーラー単独トップの14勝目を挙げることは出来なかった。
クラブハウスへ続く通路の一角で足を止めた。悔しさをこらえ、質問に答えた。先発として役割は果たした藤浪だが、チームが敗れた事実だけが重くのしかかった。
「プレッシャーはあまり考え過ぎないようにしていました。勝ちたい試合、大事な試合なのはわかっていた。何とか(勝ちたい)と思っていましたけど…」
0- 0の 3回一死。川端を歩かせると、山田に左翼フェンス直撃の適時 2塁打を浴び、先制を許した。追いついてもらった直後の 4回には、先頭の雄平にカットボールを右中間席まで運ばれた。
「変化球が曲がりきらなかった。こういう試合では、ああいう一発で流れがかわる。痛かったです」
藤浪晋太郎投手は 1回に 180イニング登板と通算 500奪三振をマークしたが…=阪神甲子園球場
この日最速 155キロをマークした 1回。畠山からの三振で通算 500奪三振をマークし、シーズン 180イニングにも到達。開幕前に掲げていた最低限の目標に届いた。しかし計 5四球と荒れ、 6回まで被安打 3も、 119球。同点の 6回には二死満塁で打席が回り、代打。ハーラー単独トップの14勝目を逃した。
甲子園では自身 7勝中。チームも、藤浪が聖地で投げれば 5月20日の巨人戦から11連勝中だった。しかもヤクルトには今季、試合前まで 5試合で 4勝無敗(防御率2.86)。勝つ条件がそろっていたが、“神話”は崩れた。今季未勝利の杉浦とのマッチメークだっただけに、よけい痛い。
今後のローテは流動的だが、試合後、右腕は中西投手コーチに「(中 4日は)大丈夫です」と話したという。プロ初の中 4日で26日の広島戦(マツダ)、さらに中 4日で10月 1日のヤクルト戦(神宮)へ向かうことが濃厚だ。
「ここまできたら、疲れたとかはいってられないです」。最後の最後までフル回転する。覚悟は出来ている。
(藤浪)晋太郎クンで負けたのは頂けないですね。第一に、晋太郎クンが投げる予定はスケジュール的に言って22日の東京Dでは無かったのではないだろうか。それが、一日でも早く投げては調整がおかしくなっても仕方ないのではないだろうか。今日(22日)からは、東京Dでの 2連戦が始まる。全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 公式戦 日程と結果( 9月)
2015年 公式戦 日程と結果(10月)
9月21日現在順位表
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