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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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阪神が逆王手、和田采配ピタリ!打線組み替え奏功、初回で菅野攻略!メッセ、7回2失点の好投!

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 11日東京ドームでセCSファーストステージ:巨人-阪神第 2戦が行われ、阪神は 1回二死 2塁からゴメスとマートンの 2者連続本塁打で 3点を先制。巨人はその裏無死 3塁、内野ゴロの間に 1点を返した。巨人は 7回に代打アンダーソンがソロ本塁打を放ったが、反撃はここまで。阪神がリードを守り抜き、 1勝 1敗の五分に戻した。阪神が強烈な先制パンチで巨人を下し 1勝 1敗、ファイナルステージ進出に逆王手をかけた。阪神は先発メッセンジャーが 7回 2失点でCS 1勝。 8回から 2イニングは高宮、安藤、福原とリリーフ陣がつないで無失点でしのいだ。第 3戦は12日、東京ドームで午後 2時開始予定。勝者がヤクルトとのファイナルステージに進む(引き分けの場合はシーズン 2位のアドバンテージがある巨人が進出)。試合後の和田豊監督は「初回の攻防がポイントになるという思いがあった。 2発は大きかった。と振り返った。
 阪神がGM砲の連弾で初回から 3点を先制した。二死 2塁から 4番マウロ・ゴメス内野手(31)が巨人菅野のスライダーを左中間スタンド中段まで運んだ。 4番の先制 2ランに 5番マット・マートン外野手(34)も続いた。初球の内角直球をフルスイング。大きな当たりは左翼スタンドに着弾した。マウロ・ゴメス内野手が 1回、先制の 2ランを放った。ゴメスは 1回二死 2塁から、巨人先発の菅野の 8球目、 147キロを左中間席に運ぶ、 2ランを放った。続く、マートンも左越えにソロ本塁打を放ち、 3点を先制した。左翼席の半分の大歓声が東京ドームを飲み込んだ。崖っぷちの虎が、試合開始早々に息を吹き返した。助っ人パワーがついに爆発だ。ゴメスが、マートンが、そろって真の力を発揮した。鮮やかな連続アーチで、逆襲の号砲を鳴らした。日本での成功を常に見守ってくれた将との集大成。マートンが「本当にいい勝利だった」と笑えば、ゴメスは「勝つことが一番大事。あしたも勝ちたいね」と、力を込めた。底力を証明して、最終決戦へ。簡単には終わらない。
 阪神が相手のミスにつけ込み、 1点を追加した。 2点リードの 4回一死 、 2塁で 9番メッセンジャーが送りバント。その打球を巨人先発の菅野が処理し 3塁に投じるも、 2塁側にそれる悪送球となった。ボールが左翼線へと転がる間に、 2塁走者の江越が生還した。記録は犠打野選。リードを再び 3点に広げた。
 上本博紀内野手(29)が、 2度好機で凡退…本塁打 2本と相手の失策で 4得点したが、中盤からは拙攻が目立ち、残塁は12を数えた。
 右ふともも裏の痛みを抱える福留孝介外野手(38)が「 3番・右翼」でフル出場。 9回には巨人の 5番手・戸根から左翼線 2塁打を放つなど、存在感をみせた。
 大和内野手(27)が神業でチームを救った。 2点リードの 9回表に代走で 2盗を決め、その裏から 2塁の守備固めで出場。二死 2塁で、中前に抜けそうな長野の打球を横っ跳びでつかむと、間一髪 1塁で刺して試合を終わらせた。美技でピンチを防いでゲームセット。この調子で第 3戦もいただきまっせ!和田豊監督(53)も「ビッグプレーと言うかスーパープレー。大和にしかできないプレー!」と大興奮でヒーローに挙げた。今季限りでの退任が決まっているが、和田監督の中にまだ執念は残っている。流れを引き戻した虎はきょうも勝つ!!
 ランディ・メッセンジャー投手(34)が、 7回を投げ 9安打を浴びながら 2失点の粘りの投球をみせ勝利投手となった。先発のメッセンジャーが 7回 9安打 2失点を 121球で降板。後がない一戦で好投を見せ勝利投手となった。敵地東京ドームのスタンドを黙らせた。レギュラーシーズン無冠に終わったメッセンジャーがポストシーズンで意地をみせた。「明日絶対勝たないといけない試合。応援をお願いします」ヒーローインタビューでメッセンジャーが虎党に呼びかけた。タテジマを着て 6年目。ほしいのは日本一の座だ。
 抑えの呉昇桓(オ・スンファン)投手(33)を故障で欠く阪神は、福原忍投手(38)が 2点リードの 9回にマウンドに上がった。一死から代打の高橋由に 2塁打を打たれたが、最後は大和の好守にも助けられてゼロに抑えた。ベテランらしい“粘り腰”だ。 2年連続セーブ王の呉昇桓が故障離脱し、先発陣の岩崎、岩田までブルペン待機する苦しい台所事情。38歳の右腕を中心に虎投が一丸となって、カバーしている。
 金本知憲氏(47)、育成プラン披露!阪神から次期監督として就任要請されているOBの金本氏が11日、MBSラジオで巨人-阪神の解説を務めた。監督問題については言及しなかったものの、番組内で 2年目の陽川尚将内野手(24)、横田慎太郎外野手(20)らの名前を挙げ、“剛速球派”の打者育成の重要性を語った。球団サイドから抜本的な改革を求められている金本氏が、放送ブースからひとつの考えを明かした。まずは、しっかりとスイングする重要性を語った後、横田と陽川の個人名を挙げた。最大 5年の大型契約を準備する球団サイドとはこれまで 2度会談したが、結論は保留している。12日の第 3戦ではテレビ解説を務める。金本氏の心の針はどう動くのか。
記事をまとめてみました。

2015.10.11 試合結果

 <セCSファーストステージ:巨人 2- 4阪神>◇第 2戦◇11日◇東京ドーム
 阪神は 1回二死 2塁からゴメスとマートンの 2者連続本塁打で 3点を先制。巨人はその裏無死 3塁、内野ゴロの間に 1点を返した。
 阪神は 4回一死 1、 2塁から、メッセンジャーの犠打が巨人菅野の 3塁への悪送球を呼び込み、 1点を追加した。
 巨人は 7回に代打アンダーソンがソロ本塁打を放ったが、反撃はここまで。阪神がリードを守り抜き、 1勝 1敗の五分に戻した。


好投のメッセンジャー投手を迎える和田豊監督
 巨人に勝利し、先発好投のランディ・メッセンジャー投手(手前)を迎える和田豊監督=東京ドーム

 阪神が強烈な先制パンチで巨人を下し 1勝 1敗、ファイナルステージ進出に逆王手をかけた。
 阪神が先手を取った。 1回二死 2塁からゴメスが左中間スタンドに 2ラン、続くマートンも左越えに運ぶ 2者連続本塁打で 3点を先制。巨人はその裏無死 3塁、片岡の 3塁ゴロの間に 1点を返した。
 阪神は 4回一死 、 2塁から、メッセンジャーの犠打が巨人菅野の 3塁への悪送球を誘い、 1点を追加した。
  3点を追う巨人は 7回無死走者なしから代打アンダーソンが左越えソロを放ち 2点差に詰め寄った。


先制の本塁打を放ち天を仰ぐマウロ・ゴメス内野手
  1回表阪神二死 2塁、先制の 2点本塁打を放ち天を仰ぐマウロ・ゴメス内野手=東京ドーム

 阪神は先発メッセンジャーが 7回 2失点でCS 1勝。 8回から 2イニングは高宮、安藤、福原とリリーフ陣がつないで無失点でしのいだ。
 延長10回サヨナラ負けを喫した前日から打線を組み替えた。 3番だった鳥谷を 1番に。鳥谷、ゴメス、福留の並びだったクリーンアップは福留、ゴメス、マートンとした。
 初回の 3点は先頭の鳥谷が四球で出塁。ゴメス、マートンが 1発と、策がピタリとはまった。
 第 3戦は12日、東京ドームで午後 2時開始予定。勝者がヤクルトとのファイナルステージに進む(引き分けの場合はシーズン 2位のアドバンテージがある巨人が進出)。


イスから飛び上がって喜ぶ和田監督ら
 長野が 2塁ゴロに倒れゲームセットとなり、イスから飛び上がって喜ぶ和田豊監督(中央)ら=東京ドーム

 試合後の和田豊監督は「初回の攻防がポイントになるという思いがあった。 2発は大きかった。(打線組み替えは)鳥谷の出塁率(が良い)ということがあったのでいつもの打順に戻して、もう 1度勝負と思いがあった。しっかりと球を見極めて、(鳥谷が)塁に出たことで攻撃にリズムが出たと思う」と振り返った。

左越えに本塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手
  1回表阪神二死 2塁、左越えに2点本塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手=東京ドーム

 阪神がGM砲の連弾で初回から 3点を先制した。二死 2塁から 4番マウロ・ゴメス内野手が巨人菅野のスライダーを左中間スタンド中段まで運んだ。
  4番の先制 2ランに 5番マット・マートン外野手も続いた。初球の内角直球をフルスイング。大きな当たりは左翼スタンドに着弾した。
 ゴメスは「今、自分のすべきことは、打席の中でベストスイングをすること。そして、意識の部分では積極的にスイングしていくことを心がけていたんだ。菅野投手はレギュラーシーズンで抑えられていることが多かったけれども、打席では意識はしていないし、この試合では今までのことは関係ないね。マートンも続いてホームランを打ってくれたし、いい初回の攻撃になったね!」とGM砲の競演を振り返った。マートンも「日は悔しい敗戦になってしまったから、今日にその悔しさをぶつけるんだという気持ちで試合に臨んでいます。菅野投手は好投手だし、自分にとっていいボールがきたら、積極的にスイングしていこうと考えていたんだ。今日の自分の第 1球目、第一スイングからいいスイングができたよ!」とコメントした。


本塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手
  1回、 2点本塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手=東京ドーム

 マウロ・ゴメス内野手が 1回、先制の 2ランを放った。ゴメスは 1回二死 2塁から、巨人先発の菅野の 8球目、 147キロを左中間席に運ぶ、 2ランを放った。続く、マートンも左越えにソロ本塁打を放ち、 3点を先制した。
 レギュラーシーズンでは、対阪神が 3勝 1敗、防御率1.18と得意としていた菅野に先制パンチを放った。ゴメスは「打ったのはスライダー。菅野投手はレギュラーシーズンで抑えられることが多かったけれども、打席では意識はしてないし、この試合では今までのことは関係ない。マートンも続いてホームランを打ってくれたし、いい初回の攻撃になった」とコメント。
 マートンも「打ったのはストレート。昨日は悔しい敗戦になってしまったから、今日にその悔しさをぶつけるんだという気持ちで試合に臨んでいる。菅野投手は好投手だし、自分にとっていいボールが来たら、積極的にスイングしていこうと考えていた」と満足そうだった。


マウロ・ゴメス内野手が先制2ラン
 これぞ 4番の仕事。 1回、マウロ・ゴメス内野手が先制 2ラン。こんな一発を待ってたんやでぇ=東京ドーム

 左翼席の半分の大歓声が東京ドームを飲み込んだ。崖っぷちの虎が、試合開始早々に息を吹き返した。助っ人パワーがついに爆発だ。ゴメスが、マートンが、そろって真の力を発揮した。鮮やかな連続アーチで、逆襲の号砲を鳴らした。
 「自分のすべきことは打席でベストスイングをすること。積極的に打とうと思っていたよ」
 まずは 4番のG砲が豪快に主導権を奪った。 1回二死 2塁で、菅野のスライダーをバットの芯に乗せた。打った瞬間に場内が確信。左中間への先制 2ランで風穴をあけると、相手の曇った表情が直る前に追い打ちをかけた。続くM砲は初球だ。真ん中の直球を仕留めて左翼席へ運んだ。
 「昨日は悔しい敗戦になってしまったから、その悔しさをぶつける気持ち。いいリズムで打席に入ろうと意識していて、積極的に打てたね」


続いてマット・マートン外野手も一発
 続いてマット・マートン外野手も一発。GM砲の連発は意外にも初だった=東京ドーム

 今季阪神戦 5試合で防御率1.18の菅野に強烈な先制パンチを見舞った。レギュラーシーズンではゴメスが14打数 3安打、マートンは17打数 3安打だが、ゴメスは言う。「意識はしていないし、この試合に今までのことは関係ない」。一発勝負の超短期決戦。目の前の 1球以外には、何も見えていなかった。
 コンビ結成 2年で、 2者連続弾は初めてとなった。昨季の首位打者と打点王は今季、そろって期待値を下回った。そのGM砲が敵地・東京ドームで見せた意地が、 1年前の記憶を呼び起こす。ファイナルステージ初戦の 1回にゴメスが 2ランを放って、巨人に 4連勝。再現の舞台は整った。
 マートンは今季限りでの退団が濃厚で、退任する和田監督と共有する時間も残りわずか。背番号「5」にとっては獲得を進言し、 4番に起用してくれた恩人。背番号「9」にとっては、指揮官の打撃コーチ時代から本気で意見をぶつけ合ってきた仲だ。
 日本での成功を常に見守ってくれた将との集大成。マートンが「本当にいい勝利だった」と笑えば、ゴメスは「勝つことが一番大事。あしたも勝ちたいね」と、力を込めた。底力を証明して、最終決戦へ。簡単には終わらない。


菅野智之投手が悪送球し江越大賀外野手が生還する
  4回表阪神一死 1、 2塁、メッセンジャーのバント打球を菅野智之投手が 3塁悪送球し江越大賀外野手(左)が生還する=東京ドーム

 阪神が相手のミスにつけ込み、 1点を追加した。
  2点リードの 4回一死 、 2塁で 9番メッセンジャーが送りバント。その打球を巨人先発の菅野が処理し 3塁に投じるも、 2塁側にそれる悪送球となった。ボールが左翼線へと転がる間に、 2塁走者の江越が生還した。記録は犠打野選。リードを再び 3点に広げた。


中前打で出塁した江越大賀外野手
  4回、中前打で出塁した江越大賀外野手は相手の失策で生還。貴重な追加点となった=東京ドーム

 江越大賀外野手が貴重な 4点目の呼び水になった。 4回先頭で先発・菅野から中前打を放つと、無死 1、 2塁からメッセンジャーの投前犠打に悪送球が絡む間に生還した。 1打席目も右翼線 2塁打と、マルチ安打の奮闘。前日10日は 2三振に終わり、福留、西岡から「こういう試合で打たないとレギュラーを獲れない」と活を入れられていただけに、「昨日のことは切り替えて思い切っていきました」と結果につなげた。

犠打をする上本博紀内野手
  1回、犠打をする上本博紀内野手=東京ドーム

 上本博紀内野手が、 2度好機で凡退…本塁打 2本と相手の失策で 4得点したが、中盤からは拙攻が目立ち、残塁は12を数えた。先発菅野を 4回で降ろしながら、 2番手以降からは無得点。とくに上本は 2度の好機で凡退。 4回二死 1、 3塁で空振り三振に倒れると、 6回二死満塁でも中飛に終わった。故障から復帰したばかりの選手会長も快音を響かせれば、より勢いはつくはずだ。

二塁打を放った福留孝介外野手
  9回、 2塁打を放った福留孝介外野手=東京ドーム

 右ふともも裏の痛みを抱える福留孝介外野手が「 3番・右翼」でフル出場。 9回には巨人の 5番手・戸根から左翼線 2塁打を放つなど、存在感をみせた。「みんないい働きができている」。守備でも軽快なプレーを見せたベテランは、第 3戦に向けて気持ちを引き締めていた。

横っ跳びで好捕した大和外野手
  9回裏巨人二死 2塁、長野の打球を横っ跳びで好捕し 2ゴロとした外野手=東京ドーム

 大和内野手が神業でチームを救った。 2点リードの 9回表に代走で 2盗を決め、その裏から 2塁の守備固めで出場。二死 2塁で、中前に抜けそうな長野の打球を横っ跳びでつかむと、間一髪 1塁で刺して試合を終わらせた。
 「とにかく 1点も取られたくなかった。うまくアウトにできてよかったです」と会心の笑顔だ。もし抜ければ 2塁走者が生還して 1点差。内野安打で止めても、 3ランが出れば逆転サヨナラ負けというピンチを招いていた。
 和田豊監督も「ビッグプレーと言うかスーパープレー。大和にしかできないプレー!」と大興奮でヒーローに挙げた。


大和外野手は長野の打球を横っ飛びで捕球
  2塁の大和外野手は長野の打球を横っ飛びで捕球=東京ドーム

 大和が救った! 逆王手や! 阪神は 4- 2で巨人を破り、 1勝 1敗のタイにした。和田豊監督(53)はクリーンアップを今季の“基本形”に戻すと、 1回にゴメス、マートンの連弾で先制。 9回に大和外野手を 2塁守備につかせる采配も的中し、美技でピンチを防いでゲームセット。この調子で第 3戦もいただきまっせ!

間一髪で長野を刺した大和外野手
 捕球から送球までが速いのが大和のすごさ。間一髪で長野を刺した大和外野手=東京ドーム

  3塁側ベンチも虎ファンも、誰もが 1点を覚悟した。 4- 2の 9回二死 2塁、長野の打球はセンター前に抜けていこうかという当たり。そこで 2塁・大和が救った。横っ飛びでボールをグラブに収めると、立ち上がってすばやく 1塁に送球し、間一髪アウトで試合終了。劇的な幕切れに、和田監督は興奮を隠しきれなかった。
 「いや~、大きかったな~。ビッグプレーというかスーパープレーやね。捕るだけでもすごいけど、あそこから刺したというのは、大和しかできないプレーやね」
 名手は 9回の攻撃で代走として出場し、そのまま 2塁の守備についていた。守備固めで中堅に入る選択肢もあったが、江越が中堅で安定していたこともあり、指揮官は 2塁を守らせた。


救世主の大和外野手を出迎える和田豊監督
 救世主の大和外野手を出迎える和田豊監督もいい顔してます

 「両方の選択肢があったけどね。ハマったと言ったらあかんけど、どっちを守っても一流の選手なのでね。きょうは大和を 2塁に持ってきたけど、ホントに助かったな」。采配が見事に的中。中前に抜ければ 1点差の場面だったが、大和は「最悪、 1、 3塁にしてもいいと思っていた。飛び込んだらたまたま(グラブに)入ってくれた」とこともなげに振り返った。
 もともとは内野手だったが、2012年就任の和田監督のもと、外野手での出場が増え、昨季から外野手登録に。指揮官のコンバートに応えると、中堅で好守を連発し、いきなり外野手としてゴールデングラブ賞を受賞した。
 だが、今季は打率 0.225と不振で、先発出場は65試合にとどまっていた。 9月21日のヤクルト戦では痛恨のスクイズ失敗で優勝戦線から脱落する一因になるなど、期待を裏切っていた。それでも、準備は怠らない。 8回裏に報道陣もいるベンチ裏の通路に出てくると、繰り返し何度もダッシュ。最後のスーパープレーにつなげ、退任する和田監督に恩返しした。


好守備を見せた大和外野手の頭をなでる福原忍投手
  9回、好守備を見せた大和外野手の頭をなでる福原忍投手(右)=東京ドーム

 負けか引き分けでCS敗退という崖っぷちの中、指揮官は「悲壮感だけは持たんと全力でいこう」とナインを鼓舞。前日は 3番だった鳥谷を 1番で起用するなど、レギュラーシーズンでの打線に戻した。 1回にゴメス、マートンの連続本塁打で先制すると、守護神・呉昇桓が不在の中、前日使わなかった福原をきっちりと投入。東京ドームでの連敗を6で止めて 1勝 1敗とし、ファイナルステージ進出に逆王手をかけた。
 「あすが本当の勝負というか、今シーズンはジャイアンツにかなりやられてきたんでね。その思いを全部出せるように明日の一戦にかけたいと思う」
 今季限りでの退任が決まっているが、和田監督の中にまだ執念は残っている。流れを引き戻した虎はきょうも勝つ!!


先発のランディ・メッセンジャー投手
 先発のランディ・メッセンジャー投手=東京ドーム

 ランディ・メッセンジャー投手が、 7回を投げ 9安打を浴びながら 2失点の粘りの投球をみせ勝利投手となった。
 阪神は 1回、巨人先発の菅野の立ち上がりを捉え、ゴメスとマートンの連続本塁打で 3点を先行し、メッセを援護した。
 ヒーローインタビューで「うれしいです。 1回にゴメス2ラン、マートンのソロで 3点先制してくれて本当にうれしいです」と同僚助っ人に感謝。
 負けか引き分けでクライマックスシリーズ敗退が決まる大事な試合で粘投を披露したメッセは「とにかく自分の仕事をしようと思いました。フジイさんの配球に助けられました。クリーンヒットはあまりなくて(内容は)よかったです」と満足そうに振り返った。


ガッツポーズを見せたメッセンジャー投手
  2回裏巨人一死 塁、先発のランディ・メッセンジャー投手は菅野の投前バントを 2塁へ送球し併殺を奪うとガッツポーズを見せた=東京ドーム

 先発のランディ・メッセンジャー投手が 7回 9安打 2失点を 121球で降板。後がない一戦で好投を見せ勝利投手となった。
 初回、味方打線に 3点の援護をもらうも、その裏、無死 3塁から片岡の 3ゴロ間に 1点を失う立ち上がり。 7回にも代打アンダーソンにソロ本塁打を浴びたが要所を締め、 2失点に抑える粘りの投球で試合を作った。後がないCS第 2戦で重責を果たした。
 試合後のお立ち台では「とにかく自分の仕事をしようとマウンドに立った。そういう中で(初回の)ゴメス、マートンの本塁打での先制が大きかった」と助っ人コンビからのプレゼントにも感謝。「明日は絶対に勝たないといけない」と第 3戦をにらんだ。


勝利に導いた先発のメッセンジャー投手
 先発のランディ・メッセンジャー投手は再三のピンチを切り抜け、 7回 2失点と力投。勝利に導いた=東京ドーム

 敵地東京ドームのスタンドを黙らせた。レギュラーシーズン無冠に終わったメッセンジャーがポストシーズンで意地をみせた。
 「ブルペンで準備していたときからアドレナリンが出ていたよ。初回に 3点をもらって、楽に投げることができたね」
  3点リードの 1回、先頭の立岡に右中間への 3塁打。片岡の 3ゴロの間に 1点を許したが、その後はカーブを効果的に使って踏ん張った。 7回先頭の代打・アンダーソンに左翼へのソロで 2点差に迫られたが、それ以上の得点は許さなかった。
  121球を投げ、 7回 9安打 2失点。これでポストシーズン通算 3勝目をマークした。今季レギュラーシーズン 7試合で 2勝 4敗、防御率3.57と苦戦した巨人打線にリベンジを果たした。
 今季 9勝12敗、防御率2.97。バッキー(1964-1968年)以来、球団助っ人史上 2人目の 5年連続 2桁勝利にあと 1勝に迫りながら、終盤は 4戦未勝利でシーズンを終えた。タイトルも 3年ぶりに逃した。その悪い流れを断ち切りたかった。
 「新しいグラブをもらった。それを使わせてもらったんだ」
 大一番に向け、シーズン中の登板で使っていた黒のグラブから茶色へと一新した。“茶”は心理学的に落ち着きを与えるとされ、緊張の緩和にも役立つという。気性が荒い助っ人も、冷静なマウンドさばきをみせた。巨人のエース菅野に投げ勝ち、中西投手コーチも「カーブが有効に使えていた」と評価した。
 「明日絶対勝たないといけない試合。応援をお願いします」
 ヒーローインタビューでメッセンジャーが虎党に呼びかけた。タテジマを着て 6年目。ほしいのは日本一の座だ。

◆データBOX◆
◎…メッセンジャーが昨季CSのファーストステージ第1戦に次ぐCS通算 2勝目。阪神投手のCS通算 2勝は初めて。メッセンジャーは昨年の日本シリーズ第 1戦でも勝利を挙げており、ポストシーズン通算3勝となった。ポストシーズン通算 3勝も球団史上初めてで、村山実、ゲイル、下柳剛の各 2勝を上回った。


ガッツポーズをする福原忍投手
  9回、巨人・長野を内野ゴロに打ち取り、ガッツポーズをする福原忍投手=東京ドーム

 抑えの呉昇桓を故障で欠く阪神は、福原が 2点リードの 9回にマウンドに上がった。一死から代打の高橋由に 2塁打を打たれたが、最後は大和の好守にも助けられてゼロに抑えた。守護神の代役を務めた福原は「(呉昇桓が)いない分、みんなでつなげていけたら」と前向きに話した。

ホッとした代役抑えの福原忍投手
 大和外野手の美技で試合終了。代役抑えの福原忍投手もホッとした!=東京ドーム

 ベテランらしい“粘り腰”だ。「代役守護神」を務めた福原が走者を背負いながらも、本塁を死守。クライマックスシリーズ初セーブを挙げた。
 「先頭をしっかり取って、最終的に 1点勝っていればいい、という気持ちはありました」
  2点リードの 9回に登板。二死 2塁のピンチを招いたものの、最後は 2塁・大和の好守に救われ、「助かりました」と感謝した。だが、肝心の先頭打者のアンダーソンを 1ゴロに抑えたことも、無失点につながった大きな要因だ。 110キロ台のカーブを効果的に駆使した熟練の投球が光った。
 「(呉昇桓が)いない分、しっかりみんなでつないでいけたら」
  2年連続セーブ王の呉昇桓が故障離脱し、先発陣の岩崎、岩田までブルペン待機する苦しい台所事情。38歳の右腕を中心に虎投が一丸となって、カバーしている。

◆データBOX◆
◎… 2戦先勝のプレーオフ、CSで第 1戦に敗れたチームが第 2戦に勝って追いついたケースは、セ・パ合わせて過去19度のうち10度ある。そのうち第 3戦も連勝して逆転でファイナルステージに進出したのは、2006年のソフトバンク20099年の中日の 2度だけ。


ラジオ解説のため球場入りする金本知憲氏
 ラジオ解説のため球場入りする金本知憲氏=東京ドーム

 金本知憲氏、育成プラン披露!阪神から次期監督として就任要請されているOBの金本氏が11日、MBSラジオで巨人-阪神の解説を務めた。監督問題については言及しなかったものの、番組内で 2年目の陽川尚将内野手、横田慎太郎外野手らの名前を挙げ、“剛速球派”の打者育成の重要性を語った。
 「監督」というお面は、まだ懐で温めている。それを取り出すことを悩み続けている。決断の瞬間が刻一刻と迫る。球団サイドから抜本的な改革を求められている金本氏が、放送ブースからひとつの考えを明かした。


ラジオで解説を行う金本知憲氏
 ラジオで解説を行う金本知憲氏=東京ドーム

 「横田とか陽川とか、楽しみな選手はいることはいます。それぐらい振れるということは(球を)飛ばせるということですから。投手でいえば最初は技巧派よりも速球派の方が魅力はありますよね。タイガースは“技巧派”の人(打者)が多い。“剛速球派”の打者(がいれば)ですね」
 育成プランを語ったのは 4回だった。貴重な 4点目につなげた江越の中前打を「このスイングですよ。タイガースにいないタイプ」と絶賛し、今の虎戦士の印象として「うまく打とうとしすぎている」と分析した。「軽打というか…。上本も大和も…最近では福留も(軽打が)見られるんですよね」。まずは、しっかりとスイングする重要性を語った後、横田と陽川の個人名を挙げた。


ラジオ解説を務めた金本知憲氏
 東京ドーム内の中継ブースでラジオ解説を務めた金本知憲氏=東京ドーム

 来季、陽川は大卒 3年目、横田は高卒 3年目のシーズンを迎える。身体能力が高く、パワーヒッターという冠つきだが、ともにいまだ 1軍不出場。外部からの“声”も多く、自分の中で迷いが生じ、気がつけば素材のよさを消してしまうという“虎の伝統”が危惧されている。もちろん、OBとしての発言だが、悪しき流れにピリオドを打ちたい思いは強いだろう。
 最大 5年の大型契約を準備する球団サイドとはこれまで 2度会談したが、結論は保留している。12日の第 3戦ではテレビ解説を務める。金本氏の心の針はどう動くのか。


 ここまで来たら、勝つしか無い!全員野球でファン皆が待ち望む「三文字」に向かって前進だ!
 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!

2015年 公式戦 日程と結果(10月)
 2015年 公式戦 日程と結果(10月)

順位表
 10月 7日現在順位表

対戦表
 10月 7日現在対戦表

クライマックスシリーズ日程
 クライマックスシリーズ日程

クライマックスシリーズ
 クライマックスシリーズファーストステージ勝敗

 阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
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◇公式戦全試合実況速報
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※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
 阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
 阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
 この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
 ※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
 決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
 球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
 視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
 虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
 ※らくらくスマートフォンには対応しておりません。

阪神タイガース公式カレンダー 2016
※阪神タイガース公式カレンダー 2016
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 ニッポン放送では、2015年、プロ野球のクライマックス、ヤクルトへの挑戦権をかけた 1stステージ、巨人×阪神戦を、解説:江本孟紀、若松勉・・・一流解説陣が連日登場!実況:ニッポン放送 松本秀夫アナウンサーで実況生中継で試合終了までお送りします!ラジオで聴けるのはニッポン放送だけ!






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