15日台湾・桃園球場でプレミア12:日本-ベネズエラ 1次ラウンドB組が行われ、日本はベネズエラに 6- 5でサヨナラ勝ちし、 5戦全勝で 1次ラウンドを終えた。16日の準々決勝でA組 4位のプエルトリコとナイターで対戦する。決勝トーナメントは準々決勝を台湾で行い、準決勝と決勝、 3位決定戦は東京ドームが舞台となる。
世界ランキング 1位の日本は、 1次ラウンドB組の最終戦で、同10位のベネズエラに 6- 5でサヨナラ勝ち。 5- 5の 9回、中村晃外野手(26=ソフトバンク)が左翼へ適時打を放って試合を決めた。絶好調の 6番・中田翔内野手(26=北海道日本ハム)も 8回に時逆転となる 2点 2塁打。 5戦全勝のB組 1位で 1次ラウンドを終えた日本は、16日の準々決勝で同 9位のプエルトリコ(A組 4位)と対戦する。 8回、筒香嘉智外野手(23=DeNA)の代走で登場し、逆転後の守備を固めた。ところが 9回に再逆転を許すと、絶好機で打席へ。故障のため出場辞退した内川聖一外野手(33=ソフトバンク)の代役で侍に名を連ねた男が、大仕事を果たした。 1次ラウンドの話題を独占した。11日のメキシコ戦から、 3試合連続決勝打。 1次ラウンドは19打数10安打、打率 0.526、 2本塁打、13打点。 6番ながら、打線の中心にどっかり座る。大阪桐蔭高の先輩、中村剛也内野手(32=西武)によって、これまで背負ってきた 4番の重圧から解放された。最高の勝利で準々決勝に向かう小久保監督は、16日のプエルトリコとの準々決勝を前に手応えを口にした。中田も「この流れであした(16日)に入れる。何とか仕事をしたい」。初代王者へ-。日本は最高のムードで、負けられない一発勝負に挑んでいく。
不動の 1番打者が、本領を発揮した。秋山翔吾外野手(27=西武)が 1回、中前へはじき返して勢いに乗った。 1- 3の 4回二死 3塁では左前へ。いずれも米大リーグ通算 156勝の先発ガルシアから放った。初代王者へ、切り込み隊長の復調は頼もしい。
不動の 3番、山田哲人内野手(23=ヤクルト)は、 8回に反撃の口火となる左前打を放つなど 2安打 1得点。川端慎吾内野手(28=同)も 2塁打でつないだ。一方、16日のプエルトリコとの準々決勝は、エースの前田健太投手(27=広島)が中 4日の登板間隔で先発。勝ち進めば再び中 4日で21日の決勝(東京ドーム)へ向かう予定。初代王者へのVロードが、はっきり見えてきた。 1点を追う 8回一死。左前打で出塁。続く川端の 2塁打で 3進し、一死満塁から中田の適時打で生還した。山田が塁に出て、好調な筒香や中田がかえすのが、必勝パターンになっている。出塁すれば得点になる23歳が、相手にとって脅威の存在になる。
侍ジャパンの今宮健太内野手(24=ソフトバンク)が、サヨナラ勝利の口火を切った。
野球の国際大会「プレミア12」を主催する世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の公式ツイッターは15日、試合会場の一つである台北市の天母野球場で火災があり、16日の準々決勝に使用できなくなったと発表した。記事をまとめてみました。
<プレミア12:日本 6- 5ベネズエラ>◇ 1次ラウンドB組◇15日◇台湾・桃園球場
日本はベネズエラに 6- 5でサヨナラ勝ちし、 5戦全勝で 1次ラウンドを終えた。16日の準々決勝でA組 4位のプエルトリコとナイターで対戦する。
日本は 4- 5の 9回一死満塁から暴投で追い付き、最後は中村晃(ソフトバンク)の左への適時打で試合を決めた。
B組では米国が韓国に延長10回、 3- 2で競り勝ってともに 3勝 2敗となったが、直接対決で勝った米国が 2位で準々決勝進出を決めた。既に突破を決めていた韓国は 3位。メキシコが 9- 6でドミニカ共和国を下し、ベネズエラと 2勝 3敗で並んだが、直接対決で勝ったメキシコが 4位での突破となった。ベネズエラと 5戦全敗のドミニカ共和国は敗退した。
A組ではカナダがオランダに 3- 1で勝ち、 5戦全勝で 1位通過を決めた。キューバがイタリアに 2- 1で勝ち、オランダと並んで 3勝 2。直接対決の結果キューバが 2位、オランダが 3位となった。プエルトリコは台湾に延長12回、 7- 4で逆転サヨナラ勝ちし、ともに 2勝 3敗で並んだが、直接対決の結果プエルトリコが準々決勝進出。台湾と 5戦全敗のイタリアは敗退。
決勝トーナメントは準々決勝を台湾で行い、準決勝と決勝、 3位決定戦は東京ドームが舞台となる。
サヨナラ安打を放った中村晃外野手(左から 2人目)を祝福する坂本勇人内野手(左)、中田翔内野手(左から 3人目)ら日本ナイン。 1次ラウンドを全勝で終え、いよいよ決勝トーナメントだ=台湾・桃園球場
負けない侍、いざ準々決勝へ! 世界ランキング 1位の日本は、 1次ラウンドB組の最終戦で、同10位のベネズエラに 6- 5でサヨナラ勝ち。 5- 5の 9回、中村晃外野手が左翼へ適時打を放って試合を決めた。絶好調の 6番・中田翔内野手も 8回に時逆転となる 2点 2塁打。 5戦全勝のB組 1位で 1次ラウンドを終えた日本は、16日の準々決勝で同 9位のプエルトリコ(A組 4位)と対戦する。
負けない。全勝で準々決勝へ進む。日本の強い決意が、負ければ 1次ラウンド敗退の崖っぷちにあったベネズエラの執念を上回った。相手の暴投で同点とし、なお一死満塁。中村晃の打球が、 3遊間を抜けた。
「打てば勝てる。必死に食らい付きました。まさか自分に(打順が)回ってくると思わなかったので、緊張しました」
9回 サヨナラ適時打を放ち、ガッツポーズの中村晃外野手=台湾・桃園球場
8回、筒香の代走で登場し、逆転後の守備を固めた。ところが 9回に再逆転を許すと、絶好機で打席へ。故障のため出場辞退した内川の代役で侍に名を連ねた男が、大仕事を果たした。
13日の休養日。練習するか自主性に委ねられた中、グラウンドに中村晃の姿があった。「晃と今宮は強制です。俺の指名。(所属チームは)秋季キャンプをやっていて、鳥越(内野守備走塁)コーチに怒られるから」。小久保監督はソフトバンクの“OB権限”を駆使。 9回先頭、代打・今宮が右前打を放ち、中村晃が決めた。日本一軍団の底力だ。
同じ1989年生まれの中村晃にヒーローの座を譲ったが、全勝突破の立役者は「世界一の6番」中田だ。 1- 2の 8回。一死満塁で左越えに一時逆転となる 2点 2塁打。直前には弟分の 5番・筒香が敬遠された。台湾のファンから自然とわき起こった「ナカタコール」に、気分よく打席へ。白球は右翼から左翼へと流れる風に乗り、左翼手のグラブをかすめて落ちた。
9回、サヨナラ適時打を放った中村晃外野手=台湾・桃園球場
「打席ではドキドキした。自分でもビックリするくらい、いい感じ。歓声の大きさに感謝です」
1次ラウンドの話題を独占した。11日のメキシコ戦から、 3試合連続決勝打。 1次ラウンドは19打数10安打、打率 0.526、 2本塁打、13打点。 6番ながら、打線の中心にどっかり座る。大阪桐蔭高の先輩、中村剛也によって、これまで背負ってきた 4番の重圧から解放された。すると 2歳下の筒香が「後ろに中田さんがいるから気楽に打席に入れる」と感謝する。 3番・山田から連なる打線の好循環が、全勝日本のエンジンだ。
「チームとして、いい形で成長している。 1位通過を決めた後で選手は大変だったと思う。ここからは、やるか、やられるか。自信を持ってグラウンドに立ってほしい」
最高の勝利で準々決勝に向かう小久保監督は、16日のプエルトリコとの準々決勝を前に手応えを口にした。中田も「この流れであした(16日)に入れる。何とか仕事をしたい」。初代王者へ-。日本は最高のムードで、負けられない一発勝負に挑んでいく。
1回に中前打を放った秋山翔吾外野手。切り込み隊長は 2試合連続の複数安打で復調気配だ=台湾・桃園球場
不動の 1番打者が、本領を発揮した。秋山翔吾外野手が 1回、中前へはじき返して勢いに乗った。 1- 3の 4回二死 3塁では左前へ。いずれも米大リーグ通算 156勝の先発ガルシアから放った。
今季 216安打でシーズン最多安打のプロ野球記録を塗り替えた“安打製造機”は、最初の 3試合で13打数 2安打。しかし、14日の米国戦で 2安打を放ち、これで 2試合連続の複数安打だ。
16日の対戦相手はプエルトリコ。大会直前の強化試合 2試合で、計 4安打している。
「明日は、もっとガチガチになると思う。自分の役割を果たして、勝てるように頑張りたい」。初代王者へ、切り込み隊長の復調は頼もしい。
8回一死から左前打で逆転の足掛かりをつくった山田哲人内野手。不動の 3番は 5試合連続安打と好調だ=台湾・桃園球場
山田が打てば、日本に得点が入る。不動の 3番、山田哲人内野手は、 8回に反撃の口火となる左前打を放つなど 2安打 1得点。川端慎吾内野手も 2塁打でつないだ。一方、16日のプエルトリコとの準々決勝は、エースの前田健太投手が中 4日の登板間隔で先発。勝ち進めば再び中 4日で21日の決勝(東京ドーム)へ向かう予定。初代王者へのVロードが、はっきり見えてきた。
山田が出れば、得点になる。心がけているチャンスメークで、日本の得点を演出した。 1点を追う 8回一死。左前打で出塁。続く川端の 2塁打で 3進し、一死満塁から中田の適時打で生還した。
連日、大活躍の中田翔内野手(背番号13)。日本のファンは、スタンディングオベーションでたたえた=台湾・桃園球場
「中田さんと筒香さん(DeNA)が調子いいので、チャンスを作ろうと思った。塁に出ることだけを考えてコンパクトに打ちました」
3番打者として期待された柳田悠岐外野手(27=ソフトバンク)が出場を辞退したこともあり、ヤクルトと同じ「 3番・ 2塁」に固定された。「走者がいないときは長打を狙っていない。チャンスメークを心がけています」と、常に出塁を意識している。 5試合連続安打で打率 0.353(17打数 6安打)。三振は 2と少なく、生還を示す得点は 8。山田が塁に出て、好調な筒香や中田がかえすのが、必勝パターンになっている。
3回、内野安打で出塁する山田哲人内野手=台湾・桃園球場
打線は国際大会の不規則なスケジュールにも、柔軟に対応した。この日は第 1試合(メキシコ-ドミニカ共和国)が長引き、日本は球場到着後もバスの車内で20分間も待機し、さらにブルペンで10分間待たされた。打撃練習も10分間短縮され、屋外で打てたのは 9人のスタメンだけだった。
台湾でのプレーは、2012年のウインターリーグ以来 3年ぶり。当時は台湾料理の香辛料になじめず、「あれは苦手で日本食ばかり食べていました」。今回は小籠包(ショーロンポー)などレパートリーを広げ、激闘の合間に食事や観光でリフレッシュしている。
これまでは状態を聞かれても「上中下でいえば中くらい。プレッシャーもあって精神的にしんどいです」と本音も打ち明けていたが、この日は「あと 3試合に全勝して、世界一になりたい」。出塁すれば得点になる23歳が、相手にとって脅威の存在になる。
9回裏日本無死、右前安打を放った今宮健太内野手=台湾・桃園球場
侍ジャパンの今宮健太内野手が、サヨナラ勝利の口火を切った。
1点を追う 9回、代打で登場。右前打で出塁し、暴投で同点のホームを踏んだ。「塁に出ることだけを考えていた。シーズン通りやっていたことを生かせた。思い切っていった」と笑顔で振り返った。
野球の国際大会「プレミア12」を主催する世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の公式ツイッターは15日、試合会場の一つである台北市の天母野球場で火災があり、16日の準々決勝に使用できなくなったと発表した。
本当に日本は強い!これからも日本の勝利の為に全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
ガンバレ!日本!勝利を掴め!
「プレミア12」 1次ラウンド順位表
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