開幕戦白星で｢８０歳｣六甲おろしを歌う。シーズンが開幕する明日25日、阪神は球団歌の｢阪神タイガースの歌｣(通称六甲おろし)が発表されてから丸80年という節目と重なった。当日試合前の開幕セレモニーで、発表当時のレコードカバーなどを映像で紹介することを検討。もちろん、試合に勝てば球場中でファンが大合唱するだけに、球団首脳は｢節目が開幕戦なので、とてもタイミングがいい。勝って、ぜひ、ファンの方に歌っていただきたい｣と期待感をにじませた。
金本知憲監督(47)が開幕戦で 1、 2番コンビに起用するドラフト 1位高山俊外野手(22＝明治大學)と高卒 3年目の横田慎太郎外野手(20)への高い期待を示した。25日、中日との開幕戦を迎える阪神は24日、決戦の地・京セラドームで約 2時間、全体練習を行った。就任 1年目の金本知憲監督は闘志前面。いよいよ始まる激動の 1年へ、強い決意を口にした。激しく厳しい 143試合。金本監督が覚悟を決めた。攻めて、攻めて、攻める－。決して下がることのない決意が、言葉となってあふれ出た。もし開幕からずっと連敗したら…。そういう恐怖心が緊張感と闘志を生んできた。阪神監督の過酷さ。星野監督は 1年目の2002年の開幕戦、高血圧で倒れるなど身も心もすり減らしながら戦った。岡田監督も食事がノドを通らず眠れない夜を過ごした。和田前監督も高血圧などに苦しんだ。ここから 1年間、どれほど過酷な日々が待っているか、わかっている。だからこそ全員で立ち向かう。長い 1年、真っすぐ突き進む。 1人じゃない。選手、コーチ、フロント、本社。一枚岩で｢負けを恐れぬ集団｣となったとき、超変革の道が開ける。
1人卒業式から出陣だ。開幕 1軍入りを果たした阪神ドラフト 1位高山俊外野手が、 1番左翼で先発出場する25日開幕戦に決意を新たにした。26日に東京・日本武道館で行われる明治大學の卒業式は欠席。一足早く、社会人として世界に飛び出す。開幕戦当日の25日には明治大學のスポーツ表彰式も行われ、 2年連続の優秀賞を受賞する。当然、こちらの晴れの式も欠席。東京六大学リーグ最多安打記録を48年ぶりに更新するなど、高山を語る上で大学生活 4年間は外せないが、新人開幕スタメンという生涯 1度の栄光には変えられない。開幕戦の舞台は卒業式が行われる武道館の約 3倍の収容人数を誇る京セラドーム大阪。阪神ファンを見届け人として盛大な｢ 1人卒業式｣に臨む格好だ。冷静で頼もしい大物ルーキーの 1年目が幕を開ける。
20歳の横田慎太郎外野手も初の開幕 1軍の喜びをかみしめた。｢ 1軍入りというイメージでやってきました｣と笑顔。高山と｢看板｣を背負うことを期待されて、明日25日開幕中日戦に 2番で出場する。金本監督は24日、泥臭さを評価。犠打不要の攻撃的 2番として期待を口した。
岡崎太一捕手(32)が24日、京セラドーム大阪で 1軍全体練習に参加し、12年目で初の開幕マスクに向けて気合を入れ直した。虎で最も遅咲きとなる12年目での大役。キャンプから小宮山、梅野らとの激しい正妻争いに勝ち抜いた苦労人を信頼して送り出す。
2年連続 3度目の開幕投手を務めるランディ・メッセンジャー投手(34)が24日、京セラドーム大阪で行われた開幕戦の前日練習に参加した。対戦相手の中日については｢対戦相手は関係ない。自分の投球をすれば誰であれ関係ないよ｣と笑った。藤浪らライバルを退けての大役だけに気合満点。虎助っ投では1965年のバッキー以来、51年ぶりの偉業を果たす。 2年連続 3度目の開幕で、通算 1勝 0敗。昨年は同じ中日相手に 6回 6安打 3失点でチームに勝利を呼びこんだが、自身には白星はつかなかった。チームも京セラドームで中日に11連勝中。頼れる助っ人右腕が仁王立ちし、金本監督に自らウイニングボールを届ける。
新守護神のマルコス・マテオ投手(31＝前パドレス)が24日、31年ぶりの日本一への貢献を誓った。
サバイバルを勝ち抜け！ 掛布雅之 2軍監督(60)が24日、自身初の遠征となる25日からのウエスタン・広島 3連戦(由宇)で先発する島本浩也(23)、秋山拓巳(24)、岩貞祐太(24)の 3投手に結果を求めた。いずれも 1軍の先発ローテ 6番手を争う立場。ミスタータイガースの“最終チェック”が始まる。掛布 2軍監督の初遠征が三つどもえの先発 6番手争いに、決着をつける舞台になった。初戦が島本、26日が秋山、27日は岩貞が先発する予定。15日のウエスタン開幕・中日戦(鳴尾浜)で 4回 6失点と結果を残せなかった島本は巻き返しに意欲。枠はわずか｢１｣。最終ラウンドのゴングが鳴る。
選手間での現金授受が明らかになった阪神は24日、元大阪高検検事長で弁護士の佐々木茂夫氏(71)が 4月 1日付で球団顧問に就任すると発表した。記事をまとめてみました。
開幕戦白星で｢８０歳｣六甲おろしを歌う。シーズンが開幕する明日25日、阪神は球団歌の｢阪神タイガースの歌｣(通称六甲おろし)が発表されてから丸80年という節目と重なった。当日試合前の開幕セレモニーで、発表当時のレコードカバーなどを映像で紹介することを検討。もちろん、試合に勝てば球場中でファンが大合唱するだけに、球団首脳は｢節目が開幕戦なので、とてもタイミングがいい。勝って、ぜひ、ファンの方に歌っていただきたい｣と期待感をにじませた。
今季の主催試合では試合前と勝った試合後に｢みんなで六甲おろし｣と称し、Ｔ・Ｍ・Ｒｅｖｏｌｕｔｉｏｎ 西川貴教をリードボーカルとして歌声を披露。片岡愛之助、武豊、堤真一ら各界の著名人が球場のビジョンに続々と登場する企画もある。
1936年(昭11) 3月25日に｢大阪タイガースの歌｣として誕生。｢大阪｣と韻を踏む｢オウオウ～｣の歌詞はその名残だ。3.25開幕戦を制すれば金本体制の門出を祝い、80歳バースデーに花を添えることになる。
この日、広田神社で必勝祈願に参加した坂井信也オーナーも｢優勝祈願しました。いい天気やし、気持ちをあらためる感じやね。監督は80点と言って、その通り。 100点に上げて、開幕を迎えてほしい｣と期待する。傘寿の誕生日を迎えるソウル・ソング。声高らかに凱歌(がいか)を口ずさみたい。
金本監督が開幕戦で 1、 2番コンビに起用するドラフト 1位高山俊外野手と高卒 3年目の横田への高い期待を示した。｢あの 1、 2番はチームとしての看板というか、見もので行きたいよね｣。
高山はオープン戦13試合で安打を放ち、横田は12球団最多の22安打をマークした。開幕戦 1番スタメンを勝ち取った高山は、26日に東京・日本武道館で行われる明治大學の卒業式を欠席する。｢残念ではあるんですけど。でもまあ、こっちはこっちで頑張るだけなんで｣と覚悟をにじませた。
開幕へ覚悟を口にした金本知憲監督。恐れず攻めて、負けてもファンを納得させる＝京セラドーム大阪
覚悟の出陣－。25日、中日との開幕戦を迎える阪神は24日、決戦の地・京セラドームで約 2時間、全体練習を行った。就任 1年目の金本知憲監督は｢恐れず、攻めていきたい｣と闘志前面。いよいよ始まる激動の 1年へ、強い決意を口にした。
いよいよ幕が開く。激しく厳しい 143試合。金本監督が覚悟を決めた。攻めて、攻めて、攻める－。決して下がることのない決意が、言葉となってあふれ出た。
｢結果にこだわらずといいますか。本当に発展途上のチームなんで。恐れず、攻めていきたい。いろんなことにチャレンジしていきながら、グイグイと。負けようとファンが納得する負け方というか。どんどんチャレンジしていきたいです｣
高山俊外野手を指導する金本知憲監督＝京セラドーム大阪
すがすがしい表情を見せた。ケージ裏では 1番を託すＤ 1位・高山俊外野手と 2番に据える横田らに声をかけ、アドバイスした。実績のない 2人を前面に出した新打線も、攻めの気持ちの表れだ。無難な戦いなどしない。腹は固まっている。
就任以来、ずっと言い続けてきた。｢何をやっても勝てないという時期が必ず来るから。連敗連敗とか。覚悟はしているもののね｣。現役時代から常に、試合に出られなくなる恐怖と戦いながら己に打ち勝ってきた。楽観主義者ではない。｢いつも最悪のことを考える｣という。もし開幕からずっと連敗したら…。そういう恐怖心が緊張感と闘志を生んできた。
マウロ・ゴメス内野手と話す金本知憲監督＝京セラドーム大阪
阪神監督の過酷さ。星野監督は 1年目の2002年の開幕戦、高血圧で倒れるなど身も心もすり減らしながら戦った。岡田監督も食事がノドを通らず眠れない夜を過ごした。和田前監督も高血圧などに苦しんだ。ここから 1年間、どれほど過酷な日々が待っているか、わかっている。だからこそ全員で立ち向かう。
コーチ陣には｢俺は 1年目だから、わからないことがたくさんある。教えてほしい｣と頭を下げた。密にコミュニケーションをとり、積極的に意見を聞いてきた。前夜には芦屋市内で、コーチ陣との決起集会を開催。焼き肉をつつきながら、約 3時間。｢今年 1年、みんなで団結して戦おう｣。全員の心を改めて、ひとつにした。
練習のためグラウンドへ向かう金本知憲監督＝京セラドーム大阪
“背広組”も気持ちは一緒だ。球団社長として監督招へいに尽力した南顧問は改めて、フロントの思いを代弁した。｢周りはすぐに優勝だ、というけれど、我々は絶対に忘れてはいけない。なぜ金本監督を呼んだのかということを｣。オープン戦 1位に、世間も報道も沸いた。しかし球団の最大のテーマは体質改善、根本から強い集団を作ること。その着実なプロセスの結果として、優勝がある。決して順番が逆になってはいけない。
｢楽しみと不安が五分五分。(開幕戦は)特別は特別ですが、戦い方というのはあくまで 143分の 1｣。静かに話した金本監督。験担ぎも何もしない。長い 1年、真っすぐ突き進む。 1人じゃない。選手、コーチ、フロント、本社。一枚岩で｢負けを恐れぬ集団｣となったとき、超変革の道が開ける。
1人卒業式から出陣だ。開幕 1軍入りを果たした阪神ドラフト 1位高山俊外野手が、 1番左翼で先発出場する25日開幕戦に決意を新たにした。26日に東京・日本武道館で行われる明治大學の卒業式は欠席。一足早く、社会人として世界に飛び出す。
シーズン開幕の球場で全体練習に臨み、高山は高ぶる気持ちを抑えながら、言葉を紡いだ。オープン戦では新人離れした活躍を続け、自らのバットで勝ち取った開幕スタメン 1番の座。そのために犠牲にしたものもあったが、｢プロの世界で結果を出す｣ただその一点のみに集中していた。
｢いや、出られないですね。残念ではあるんですけど。でもまあ、こっちはこっちで頑張るだけなんで｣
くしくも開幕戦の翌日26日に行われる大学の卒業式。レギュラーとなった今、参加することはとうてい不可能だ。いい意味での“自業自得”。開幕戦当日の25日には明治大學のスポーツ表彰式も行われ、 2年連続の優秀賞を受賞する。当然、こちらの晴れの式も欠席。東京六大学リーグ最多安打記録を48年ぶりに更新するなど、高山を語る上で大学生活 4年間は外せないが、新人開幕スタメンという生涯 1度の栄光には変えられない。開幕戦の舞台は卒業式が行われる武道館の約 3倍の収容人数を誇る京セラドーム大阪。阪神ファンを見届け人として盛大な｢ 1人卒業式｣に臨む格好だ。
ティー打撃の合間に明るい表情を見せる高山俊外野手＝京セラドーム大阪
明治大學の関係者も｢出席されないのは大変残念｣と話すが、姿はなくとも阪神高山の存在は卒業生の胸に刻まれる。学生新聞を製作する明大スポーツによると、卒業式の日に高山を特集するページもある新聞が発行される。通常は5000部のところを6000部に増刷し配布。場所は違えども、仲間と同時に社会に羽ばたく節目になるのだ。
｢(卒業式に)こういう形で出られないというのは、いいことだとも思うんで。頑張りたいですね｣
決意を新たにした全体練習では、フリー打撃などで調整した。中日の開幕投手大野は高山と横田の新 1、 2番コンビを警戒しながら｢初球はストレートを投げます｣と公言した。金本監督は｢じゃあ、打てばいいやん。狙わないと。教えてくれたんだから。真っすぐ行きますなら、打ちにいかんと｣と初球打ちを指令した。高山も｢(監督が)そういうふうに言ってもらってるなら、そういう気持ちでいきたいですね｣と闘志が湧いた。六甲おろしが｢仰げば尊し｣。開幕戦という名の｢ 1人卒業式｣から高山の闘いが始まる。
最終調整する高山俊外野手。緊張もなく開幕へ自然体で挑む＝京セラドーム大阪
ドラフト 1位・高山俊外野手が、25日の中日戦(京セラＤ)に｢ 1番・左翼｣でスタメンデビュー。24日の最終調整を終えたルーキーは｢緊張はない｣と強心臓ぶりをアピールした。“開幕先頭打者本塁打”指令を出した金本知憲監督の期待に応える活躍を目指す。
開幕直前の調整を終えて、汗をぬぐった。｢ 1番・左翼｣でスタメン出場する開幕戦を前にしても、高山は冷静そのもの。ルーキーらしからぬ強心臓ぶりが、何よりも頼もしくみえる。
｢今のところ緊張はないですね。今まで緊張はちょくちょくしていますが、ヤバイな、というのはない。開幕だからといって、気持ちを新たにするということはないですね｣
金本知憲監督がチェックする中、バットを振る高山俊外野手＝京セラドーム大阪
明治大學時代に東京六大学リーグ最多記録の 131安打をマークしたが、験は担ぎはしない性格。虎の新人では2012年に慶応大學からドラフト 1位で入った伊藤隼太以来の開幕スタメンも、超自然体で挑む。
中日の開幕投手は難敵左腕の大野。昨季阪神戦は 6試合で 3勝 1敗、防御率0.76。余裕たっぷりの虎キラーは開幕前のイベントで 1球目は｢直球｣を公言。前日に｢狙わなアカン｣と指示していた金本監督はこの日、｢向こうの投手が初球真っすぐでいく、と言っているんでね。ガツンとホームランでいいんじゃないですか｣と“開幕初球先頭弾”指令を出した。
開幕初球－は2007年の巨人・高橋由伸(現監督)以来となるが、｢まずストライクがくるかわからないですけど…。タイミングを合わせて、強く振ることができたらいいと思います｣と意欲をみせた。
フリー打撃をする高山俊外野手。後ろは金本知憲監督＝京セラドーム大阪
この日、打撃練習のときにケージの後で見守っていた指揮官から｢レフトへの打球がほとんどフライ｣と指摘された。上からしっかり強く叩くように、バットの角度などを確認したもようで、｢そういう言葉をかけていただき、頭の中が整理できた。すごく大きなひとことをいただきました｣と感謝した。
昨年10月に右手首の手術を受け、春季キャンプは 2軍スタート。 2月25日に 1軍昇格後はオープン戦14試合で打率 0.327(52打数17安打) 4打点。文句のつけようのない数字で憧れの舞台に立つ。
｢小さな頃から野球選手になりたいという思いでやってきた。思いきってやりたいです｣。冷静で頼もしい大物ルーキーの 1年目が幕を開ける。
◆データＢＯＸ◆
◎…阪神の直近での開幕戦先頭打者本塁打は東日本大震災の影響で開幕が遅れた2011年 4月12日のマートン(広島戦、甲子園)。初球での開幕戦先頭打者本塁打は1962年 4月 7日の阪急・衆樹(もろき)資宏(南海戦、大阪)、2007年 3月30日の巨人・高橋由伸(横浜戦、横浜)の 2人がいる。
◎…高山が開幕スタメンで出場すると、阪神の新人選手では2012年の伊藤隼太( 7番・右翼)以来 4年ぶり。ちなみに打順が 1番で開幕スタメンとなると、1972年の中村勝広( 1番・ 2塁)以来44年ぶり。
広田神社に参拝する高山俊外野手(左)と横田慎太郎外野手
20歳の横田慎太郎外野手も初の開幕 1軍の喜びをかみしめた。
｢ 1軍入りというイメージでやってきました｣と笑顔。高山と｢看板｣を背負うことを期待されて、明日25日開幕中日戦に 2番で出場する。｢緊張すると思います。でも気合が入った。そんな感じです｣。全体練習では外野からの送球とクッション処理を入念に繰り返した。
素振りをする横田慎太郎外野手＝京セラドーム大阪
｢ 2番・中堅｣で先発濃厚な横田慎太郎外野手が崖っぷちの心構えを貫き、勢いを加速させる。
｢ 1球に対して必死にやってきたことは変えずにやっていこうと思います。オープン戦と一緒の気持ちで、何も変えません｣
オープン戦打率は 3位の 0.393(56打数22安打)、 8打点。高卒 3年目で初の開幕スタメンを自力で奪い取った20歳の若虎に、金本監督は24日、｢クリーンヒットよりがむしゃらな内野安打の方が、彼に似合っている気がする｣と泥臭さを評価。｢ 2番は相手は嫌だろうな。バントする必要もないし｣と、犠打不要の攻撃的 2番として期待を口した。
岡崎太一捕手が24日、京セラドーム大阪で 1軍全体練習に参加し、12年目で初の開幕マスクに向けて気合を入れ直した。
25日中日戦(京セラドーム大阪)はメッセンジャーとバッテリーを組む予定。｢どうせ緊張すると思う。ガチガチに緊張していこうかなと思っています。結果を気にせず、どうやって抑えようか、打ち取ろうかということに集中したい｣と話した。
ティー打撃を行う岡崎太一捕手＝京セラドーム大阪
岡崎太一捕手が24日、開幕マスクを託されたシーズンに｢競争は 1年間続いていくと思う｣と決意を語った。虎で最も遅咲きとなる12年目での大役。
開幕マスクをかぶる岡崎に、矢野作戦兼バッテリーコーチが思い切りのいいプレーを求めた。｢プレッシャーを感じるとかではなく、名誉なことだから。やるしかないよね。結果は良くても悪くてもでるんだから｣。キャンプから小宮山、梅野らとの激しい正妻争いに勝ち抜いた苦労人を信頼して送り出す。
開幕先発に向けてキャッチボールを行ったランディ・メッセンジャー投手は、仕上げのトス勝負に勝ってガッツポーズ＝京セラドーム大阪
2年連続 3度目の開幕投手を務めるランディ・メッセンジャー投手が24日、京セラドーム大阪で行われた開幕戦の前日練習に参加した。
キャッチボールなどで調整した右腕は｢シーズンが始まるのが楽しみでしょうがない。明日は次の登板のことはあまり考えずにやりたい。(マウンドは)降りる気はない。最後までしっかり投げたい｣と完投宣言。対戦相手の中日については｢対戦相手は関係ない。自分の投球をすれば誰であれ関係ないよ｣と笑った。
開幕投手を託されるランディ・メッセンジャー投手。マウンドを譲る気はない＝京セラドーム大阪
2年連続 3度目の開幕投手を務める阪神のランディ・メッセンジャー投手が24日、完投勝利へ｢(マウンドを)降りる気はない｣と豪語した。藤浪らライバルを退けての大役だけに気合満点。虎助っ投では1965年のバッキー以来、51年ぶりの偉業を果たす。
開幕星は俺で始まって俺で終える。汗をしたたらせながら、メッセンジャーが完投へ並々ならぬ意欲をみせた。
｢明日は自分のゲームだ。(マウンドを)降りる気はない。最後までしっかりと投げたい｣
キャッチボールを行うランディ・メッセンジャー投手＝京セラドーム大阪
2年連続 3度目の開幕で、通算 1勝 0敗。昨年は同じ中日相手に 6回 6安打 3失点でチームに勝利を呼びこんだが、自身には白星はつかなかった。2014年に最多勝＆最多奪三振と誰がどうみてもエースだったが｢(昨年は)他の人が無理だったから。今年は勝ち得た座なんだ｣と強調した。
オフからトレーニングを重ねて体をしぼり、藤浪との開幕争いを制しただけに、喜びはひとしおだ。開幕後は中 5日で31日のヤクルト戦(神宮)に向かう強行ローテの中で｢次の登板のことは考えないぜ｣と右腕をぐるぐる回し出した。
開幕戦で完投勝利を挙げれば、阪神では2002年の井川( 3月30日、対巨人、東京ドーム)以来。助っ人に限定すれば1965年のバッキー( 4月10日、対広島、甲子園)以来、51年ぶりとなる。
リラックスした表情でトレーニングを行うランディ・メッセンジャー投手＝京セラドーム大阪
来日 7年目の右腕にとって、こだわりがあった。｢米国では最高の投手が開幕を務める。自分はそういう風にとらえている。チームで信頼できる投手が開幕マウンドにあがる。それは自分の仕事｣。言葉の端々に自信の 2文字がにじんだ。
調整で登板した18日のウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)では 7回無失点。掛布 2軍監督に初白星をプレゼントした。｢( 1軍でも)そうなれば最高。楽しみで仕方がないよ｣と言い切った。チームも京セラドームで中日に11連勝中。頼れる助っ人右腕が仁王立ちし、金本監督に自らウイニングボールを届ける。
キャッチボールを行うマルコス・マテオ投手＝京セラドーム大阪
新守護神のマルコス・マテオ投手が24日、31年ぶりの日本一への貢献を誓った。｢楽しみだ。気持ちは米国時代と変わらないよ。自分が投げても投げなくてもチームの勝利が大切。日本一に貢献できるようにチームを助けていきたいね｣。この日はキャッチボールなどで調整。万全の状態で竜斬りに挑む。
初遠征を前に新井良太内野手を指導する掛布雅之 2軍監督。先発投手 3人には結果を求めた＝西宮市の鳴尾浜球場
サバイバルを勝ち抜け！ 掛布雅之 2軍監督が24日、自身初の遠征となる25日からのウエスタン・広島 3連戦(由宇)で先発する島本浩也)、秋山拓巳、岩貞祐太の 3投手に結果を求めた。いずれも 1軍の先発ローテ 6番手を争う立場。ミスタータイガースの“最終チェック”が始まる。
由宇で仁義なき戦いが繰り広げられる。掛布 2軍監督の初遠征が三つどもえの先発 6番手争いに、決着をつける舞台になった。
｢俺がどうのこうのじゃないけど、彼らにはいい結果を出して、 6番目をつかめるだけの投球をしてほしいね｣
練習する岩貞祐太投手＝西宮市の鳴尾浜球場
初戦が島本、26日が秋山、27日は岩貞が先発する予定。15日のウエスタン開幕・中日戦(鳴尾浜)で 4回 6失点と結果を残せなかった島本は｢反省して取り返すというか、球を低めに集め、ピンチでも最少失点に抑えたいです｣と巻き返しに意欲。18日の中日戦(ナゴヤＤ)で 4回 8安打 4失点だった秋山も｢まずは自分のやれることを出す準備をする｣と闘争心を制御して調整に励む。
沖縄キャンプ中に背筋疲労で調整が大幅に狂った岩貞は、21日のオリックス戦(京セラＤ)で 5回 1失点と好投し、金本監督を｢最後の最後で急浮上｣とうならせた。だが、そんな“アドバンテージ”にも背番号｢１７｣は｢色気なく投げたいです｣と冷静さを強調した。枠はわずか｢１｣。最終ラウンドのゴングが鳴る。
選手間での現金授受が明らかになった阪神は24日、元大阪高検検事長で弁護士の佐々木茂夫氏が 4月 1日付で球団顧問に就任すると発表した。
四藤球団社長は｢社会の変化についていけていないということが今回分かった。コンプライアンス(法令順守)の意識を徹底していく｣と説明した。
今日(25日)から公式戦が開始する！心新たにして前進あるのみだ！2016年シーズンこそ全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって前進だ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
オープン戦日程と結果 2月
オープン戦日程と結果 3月
2016年 オープン戦順位表
2016年 公式戦 日程と結果( 3月)
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
◇公式戦全試合実況速報
公式戦全試合をテキスト速報！タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が｣一目で分かる｢観戦モード｣も必見！
◇現場からお届け！トラ番LIVEニュース
主催試合時は、現場から直接ニュースを配信！ タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。｢生｣の情報もお届けします!!
◇モバイル限定のコラムを配信
貴重なファームの情報や、ＯＢへのインタビュー等、ここでしか読めないコラムをさまざまな目線で配信！ コラムは随時追加予定です！
◇会員限定選手サイン色紙のプレゼント
毎月末は、選手サイン色紙などがあたる会員限定キャンペーンを実施！ このチャンスをお見逃しなく！
※阪神戦を見るなら｢虎テレ TORATELE｣だ！交流戦全24試合放送します！
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス｢虎テレ｣において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス｢パ・リーグTV｣との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる｢ライブ中継｣や、見たいシーンを検索することができる｢シーン検索｣、ファンのみなさんの感情が反映される｢熱狂メーター!!｣など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です！！
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視聴価格：月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
｢お手紙付きチケット｣デザイン
2月15日(月)よりインターネットにて、新企画の｢お手紙付きチケット｣」を数量限定で発売します。本企画は限定デザインのチケットに、手紙を付けてプレゼント(配送)できるチケットで、母の日・父の日を含む 3連戦や巨人戦(一部除く)の計18試合が対象となります。ご家族や大切な方への日頃の感謝を伝えるとっておきのプレゼントとして、ぜひご利用ください。
発売概要・問い合わせ先・発売方法等の詳細は http://www.tike-uke.com/hanshintigers/msgticket/LP/ よりご確認ください。
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ニッポン放送では、夕方 5時30分からの｢ショウアップスポーツ｣の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から（土は5時50分から）、完全実況中継！
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします！！
江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場！
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六甲おろし明日｢８０歳｣、開幕戦勝って大合唱や！金本、激動の１年へ燃えさかる覚悟！
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