22日阪神甲子園球場で阪神-広島が行われ、広島は 8回、松山がこの日 2本目となる 4号 2ラン。大量10得点で乱戦を制し、首位に浮上した。阪神は再び「勝率5割」となった。阪神が両チーム合わせて26安打の乱打戦に敗れ、貯金を吐き出した。中 4日で登板したランディ・メッセンジャー投手(34)が本塁打 2発を浴びるなど 3回 1/3、 7失点。打線も12安打 5得点と奮起したが、大黒柱の乱調が誤算だった。金本知憲監督(48)は 3回の打席にメッセンジャーを立たせ、 4回表に 3番丸から 2ランを浴びたことに触れ、「あそこで悩んだんだけどね。僕の判断ミスでしょう」と振り返った。貯金は再びなくなり、虎はなかなか浮上できない~。殴り殴られ、立ち上がり…。ファイティングポーズをとり続けなければいけない中で金本監督の“情”が勝敗を分けた。試合後の 1塁ベンチ裏。いつもの椅子に座りながら指揮官は潔く、自らの采配ミスと認めた。目には目を、歯には歯を-が勝負の世界。ところが阪神ベンチは狩野、新井らの代打陣を送ることはなかった。結果はボテボテの投ゴロで本塁封殺。続く 1番・北條が押し出し四球を選んで 1点差と迫ったが、続投したメッセンジャーが直後の 4回に丸に 2ランを献上し、試合が決まった。もちろん酷使しているブルペン陣の事情はあっただろう。だが、 2年連続の開幕投手だから、チームトップの 4勝を挙げているから-という実績と期待がタクトを鈍らせたのは否めない。非情になれなかったことが後手後手の采配につながり、今季 3度目の 2桁失点となる10失点敗戦につながった。勝率は「5割」に逆戻り。サヨナラ勝ちの次の試合は昨季から 6連敗で、波に乗れない。北條、原口、D 1位・高山俊外野手(23=明治大學)ら若虎は奮起しているが、投打ともに主力組が低迷している。鳥谷の打撃不振も目立ち、“Xデー”の足音は確実に聞こえている。24日からは対ヤクルト、対巨人の東京 6連戦。本来、核となるべき場所に課題を多く残す今だからこそ、金本監督の手腕に期待したい。
北條史也内野手(21)は「 1番・ 2塁」でスタメン出場し、 3安打 1盗塁と活躍した。猛打賞は今季 2回目。プロ入り初の 1番での起用で初盗塁を決めるなど初物ずくめの 1日だった。スタメン発表で「 1番・北條」の名前がコールされると、大歓声が起こった。ダイヤの原石がついに覚醒か。北條が初めての“1番”起用で 3安打の猛打賞だ。 1回先頭で中村恭の高めの 138キロの直球を中前打にし、先制のホームを踏んだ。 2点リードの 2回には 138キロ直球を右前へ。すかさず 2盗を決めて、プロ初盗塁のおまけつきだ。 3回には四球、 5点を追う 8回には 4番手・ジャクソンの 142キロの直球を右前打。打って、走っての大暴れで、チャンスメークした。チームは 1番打者を固定できていない。開幕から高山、鳥谷、横田、大和、板山と次々に起用。今季 6人目の抜擢(ばってき)について、金本監督は「期待を込めて。試験的に」と説明。青森・光星学院高校(現・八戸学院光星高校)出身。31日- 6月 2日には楽天との交流戦が仙台で開催される。 2年時に東日本大震災を経験した21歳は、プロの 1軍メンバーとして東北でプレーすることを誓っていた。その目標に手が届きそうなところまできている。鳥谷が守ってきた遊撃手の後継者として期待され迎えた 4年目。スタメンも11試合となった。大敗したチームの中で輝きを放った藤浪世代。斬り込み隊長としてもアピールした。
逆転するチャンスは十分あった。それなのに…。「 3番・ 3塁」のマット・ヘイグ内野手(30)が、走者を置いた 2度の場面で、いずれもフルカウントからボール球に手を出して空振り三振。チームの反撃ムードに水を差してしまった。言い訳はできなかった。まずは 3点を追う 6回無死 1塁。 3番手のヘーゲンズのワンバウンドした変化球にバットが空を切った。 5点を追う 8回無死 1、 2塁でも、制球に苦しむ 4番手のジャクソンの外角低めのスライダーにバットが止まらず。見逃せば四球で、無死満塁とチャンス拡大していた。金本監督は苦い顔だ。鯉の 4番・新井貴浩内野手、虎の 4番・福留孝介外野手がそろって欠場。代役 4番・松山は 2本塁打を含む 4安打 5打点の大暴れだったが、虎のゴメスは 2四球を選ぶも安打も打点もなし。“第二の4番”の差も勝敗の命運を分けた…。現役時代、ストライク、ボールをじっくり見極めて打つタイプだった金本監督。乱打戦を制することができなかった理由に挙げたのは、鯉投をアシストしてしまった“選球眼”だった。
原口文仁捕手(24)が先制適時打を放った。初回に二死 1、 3塁で広島先発の中村恭から左前へしぶとく運び、 2塁走者の北條が一気に生還した。リプレー映像のように何度も痛烈な打球を運んだ。原口が左前打 3本でプロ初の猛打賞だ。育成枠からはい上がった男らしく劣勢でも下を向かず、勝負強く 2打点を挙げた。まずは 1回二死 1、 3塁から左前へ先制打。 4- 7と逆転された 4回一死 1塁でも左前打で好機を拡大し、 6回二死 3塁では 2点差に迫る左前適時打を放った。 4打数 3安打 2打点。打率は 0.387に上昇し、得点圏に走者を置いた場面では驚異打率 0.478(23打数11安打)、 1本塁打、13打点の勝負強さを誇る。金本監督が 9試合ぶりに「5番」で起用したのも当然の好調ぶりだ。守備では投手陣を導き切れず、先発マスクでは 2度目となる 2桁失点。強い浜風に本塁打を運ばれるたび、天を仰いだ。
高山俊外野手(23)が適時打を放った。初回に原口の先制打で 1点を奪ってなお二死 1、 3塁、広島先発の中村恭の初球をとらえ右前適時打を打った。 3点を追う 3回にも無死 1、 2塁から右前にタイムリー。反撃ムードをつくった。
高橋聡文投手(32)が痛恨被弾だ。 2点ビハインドの 8回に 4番手で登板するも、松山に右中間に 4号 2ランを浴びた。阪神移籍後初の被本塁打で突き放されると、続くエルドレッドに左前に運ばれて降板。
22日淡路佐野運動公園第一野球場でウエスタンリーグ・阪神-ソフトバンクが行われ、陽川尚将内野手(24)が22日、ウエスタン・ソフトバンク戦(淡路)に「 5番・ 3塁」で先発し、 2打席連続 2塁打で長打力をアピール。前日21日の 1軍登録抹消後も気持ちを切らさず結果を出した大砲候補へ、掛布雅之 2軍監督(61)はさらなる奮起を求めた。試合は 4- 3で競り勝った。闘志は内に秘め、冷静に意気込みを口にした。 2- 1の 6回先頭で右中間を破り、暴投で 3塁に進むと梅野の中前適時打で生還。さらに 8回にも先頭で右越え 2塁打を放ち、続く中谷の左翼線への適時打で本塁を踏んだ。接戦の中でチャンスメーカーとしての仕事ぶりが光った。陽川は気落ちすることなく牙を研いでいく。記事をまとめてみました。
<阪神 5-10広島>◇22日◇阪神甲子園球場
2点を先制された広島は 3回に松山の 3ランなどで 5点を奪い逆転。阪神も 3回に 2点を返し、 1点差まで追い上げた。
広島は 4回、丸の 8号 2ランで加点した。阪神メッセンジャーは4回途中 7失点で降板。 6回には原口の適時打で 1点を返した。
広島は 8回、松山がこの日 2本目となる 4号 2ラン。大量10得点で乱戦を制し、首位に浮上した。阪神は再び「勝率5割」となった。
9回裏、ベンチで天を仰ぐ金本知憲監督。左は香田勲男コーチ=阪神甲子園球場
阪神が両チーム合わせて26安打の乱打戦に敗れ、貯金を吐き出した。
中 4日で登板したランディ・メッセンジャー投手が本塁打 2発を浴びるなど 3回 1/3、 7失点。打線も12安打 5得点と奮起したが、大黒柱の乱調が誤算だった。
金本知憲監督は 3回の打席にメッセンジャーを立たせ、 4回表に 3番丸から 2ランを浴びたことに触れ、「あそこで悩んだんだけどね。相性の悪さとか。 3回はね。開幕投手だし、うちの勝ち頭でしょう。結果的にそこがね。僕の判断ミスでしょう」と振り返った。
またまた貯金ゼロに…。広島打線の猛攻を浴び、金本知憲監督は渋い顔だった=阪神甲子園球場
痛恨の継投失敗や。阪神はメッセンジャーが今季初めて中 4日で先発したが 4回途中 7失点と炎上。金本知憲監督は 3回の好機でメッセンジャーに代打を出さず続投させたことを「結果的に僕の判断ミス」と潔く認めた。貯金は再びなくなり、虎はなかなか浮上できない~。
殴り殴られ、立ち上がり…。ファイティングポーズをとり続けなければいけない中で金本監督の“情”が勝敗を分けた。
「相当悩んだんだけどね。相性の悪さとか。まだ 3回だしね。開幕投手を務めて、うちの勝ち頭でしょ…。結果的にそこが一番(の敗因)…僕の判断ミスでしょ。代打送らずに続投させて、その裏に打たれて…」
3回の好機で打席に立ったランディ・メッセンジャー投手は力ない投ゴロに倒れた=阪神甲子園球場
試合後の 1塁ベンチ裏。いつもの椅子に座りながら指揮官は潔く、自らの采配ミスと認めた。
問題のシーンは 3- 5の 3回一死満塁。メッセンジャーが打席に入るところで相手ベンチは先発左腕・中村恭をスパッと諦め、戸田を投入した。
目には目を、歯には歯を-が勝負の世界。ところが阪神ベンチは狩野、新井らの代打陣を送ることはなかった。結果はボテボテの投ゴロで本塁封殺。続く 1番・北條が押し出し四球を選んで 1点差と迫ったが、続投したメッセンジャーが直後の 4回に丸に 2ランを献上し、試合が決まった。
ランディ・メッセンジャー投手は 4回、丸に 2ランを被弾してKOされた=阪神甲子園球場
「(球のキレなど)悪いようには見えなかったけどね」
指揮官はそうかばったが、香田投手コーチが「球が高かった。反省しないといけない」と分析したようにメッセンジャーはいつもの姿ではなかった。 2点のリードを得ながらも 3回に松山に逆転 3ランを許し、その後、エルドレッド、天谷、安部の 3連打でさらに 2点を失った。空振り三振のはずだった安部のスイングがファウルと判定されたことに不快感をあらわにしたり…どこか荒波の中を進んでいくような不安定さがあった。
もちろん酷使しているブルペン陣の事情はあっただろう。だが、 2年連続の開幕投手だから、チームトップの 4勝を挙げているから-という実績と期待がタクトを鈍らせたのは否めない。非情になれなかったことが後手後手の采配につながり、今季 3度目の 2桁失点となる10失点敗戦につながった。
先発のランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場
今季初の中 4日での先発も炎上したメッセンジャーは登板間隔について「それは関係ない」とし、「別に調子自体は悪くなかった。松山への球もボールにしようと思って手の届くところにいってしまった」と手元が狂ってしまったと反省した。
勝率は「5割」に逆戻り。サヨナラ勝ちの次の試合は昨季から 6連敗で、波に乗れない。北條、原口、D 1位・高山俊外野手ら若虎は奮起しているが、投打ともに主力組が低迷している。鳥谷の打撃不振も目立ち、“Xデー”の足音は確実に聞こえている。
24日からは対ヤクルト、対巨人の東京 6連戦。本来、核となるべき場所に課題を多く残す今だからこそ、金本監督の手腕に期待したい。
◆データBOX◆
◎…メッセンジャーが今季初めて中 4日で登板し、 3回 1/.3を 7失点で負け投手となった。昨季の中 4日登板は 6試合で 2勝 2敗、防御率2.70。通算では22試合で 7勝 9敗、防御率3.33。
◎…メッセンジャーは前回の広島戦( 4月22日)でも勝ち投手ながら 5回 7失点で降板しており、今季 2試合で 1勝 1敗、防御率 15.122と打たれている。広島戦通算では27試合で10勝11敗、防御率3.64。
2回裏阪神二死 1塁、打者大和外野手のとき、プロ初となる 2塁盗塁を決めた北條史也内野手=阪神甲子園球場
北條史也内野手は「 1番・ 2塁」でスタメン出場し、 3安打 1盗塁と活躍した。猛打賞は今季 2回目。プロ入り初の 1番での起用で初盗塁を決めるなど初物ずくめの 1日だった。
「(結果が出て)よかったです。コーチ陣に思いっきりいけと言われていたので」と振り返った。
北條史也内野手が 3安打。 1回先頭でヒットを放つなど、 1番打者として機能した=阪神甲子園球場
スタメン発表で「 1番・北條」の名前がコールされると、大歓声が起こった。ダイヤの原石がついに覚醒か。北條が初めての“1番”起用で 3安打の猛打賞だ。
「( 1番に起用されて)驚きました。結果がでたことに関してはよかったです。真っすぐにタイミングを合わせていきました」
1回先頭で中村恭の高めの 138キロの直球を中前打にし、先制のホームを踏んだ。 2点リードの 2回には 138キロ直球を右前へ。すかさず 2盗を決めて、プロ初盗塁のおまけつきだ。「そんなに足は速くないですが、思いきって行きました」と胸を張った。
3回には四球、 5点を追う 8回には 4番手・ジャクソンの 142キロの直球を右前打。打って、走っての大暴れで、チャンスメークした。
2回、安打を放った北條史也内野手=阪神甲子園球場
チームは 1番打者を固定できていない。開幕から高山、鳥谷、横田、大和、板山と次々に起用。今季 6人目の抜擢(ばってき)について、金本監督は「期待を込めて。試験的に」と説明。続けて「 3本目のヒットも速い球をね。ま、アウトコースだけど」と一定の評価を与えた。
青森・光星学院高校(現・八戸学院光星高校)出身。31日- 6月 2日には楽天との交流戦が仙台で開催される。 2年時に東日本大震災を経験した21歳は、プロの 1軍メンバーとして東北でプレーすることを誓っていた。その目標に手が届きそうなところまできている。
「東北で 3年間プレーしていたので、覚えてくれている人もいる。そこでプレーできたらいいですね」
鳥谷が守ってきた遊撃手の後継者として期待され迎えた 4年目。スタメンも11試合となった。「今日は良かったです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。大敗したチームの中で輝きを放った藤浪世代。斬り込み隊長としてもアピールした。
◆データBOX◆
◎…北條が初めて 1番で先発出場し、 4打数 3安打 1打点。その他の打順では、 2番= 1試合(打率 0.500、 0打点)、 7番= 3試合(打率 0.182、 3打点)。 8番= 6試合(打率 0.267、 0打点)。
マット・ヘイグ内野手は 8回のチャンスでも空振り三振。フルカウントからボール球に手を出した=阪神甲子園球場
逆転するチャンスは十分あった。それなのに…。「 3番・ 3塁」のマット・ヘイグ内野手が、走者を置いた 2度の場面で、いずれもフルカウントからボール球に手を出して空振り三振。チームの反撃ムードに水を差してしまった。
「一本打ちたい状況だったが…。自分よりも相手が上回ったこと。これから、いい状態に仕上げていきたい」
言い訳はできなかった。まずは 3点を追う 6回無死 1塁。 3番手のヘーゲンズのワンバウンドした変化球にバットが空を切った。 5点を追う 8回無死 1、 2塁でも、制球に苦しむ 4番手のジャクソンの外角低めのスライダーにバットが止まらず。見逃せば四球で、無死満塁とチャンス拡大していた。
8回、三振に倒れたマット・ヘイグ内野手=阪神甲子園球場
金本監督は「カープの投手は助けられたと思っているんじゃないの。( 8回はカウント) 3- 2から。走者をためていかないといけないところで…」と苦い顔だ。
怒りの矛先はヘイグだけにとどまらなかった。12安打と 8四球で 5点どまり。先発の中村恭からは 3回途中までに 4四球、 2番手の戸田にも押し出しを含む 3四球をゲットしたが、「もっと四球を選べたはず。普通にやっていれば。ストライクをとるところで四苦八苦しているのに、ボール球を振って」と苦言を呈した。
鯉の 4番・新井貴浩内野手、虎の 4番・福留孝介外野手がそろって欠場。代役 4番・松山は 2本塁打を含む 4安打 5打点の大暴れだったが、虎のゴメスは 2四球を選ぶも安打も打点もなし。“第二の4番”の差も勝敗の命運を分けた…。
現役時代、ストライク、ボールをじっくり見極めて打つタイプだった金本監督。乱打戦を制することができなかった理由に挙げたのは、鯉投をアシストしてしまった“選球眼”だった。
1回裏阪神2死一、三塁、原口文仁捕手は左前先制適時打を放った=阪神甲子園球場
原口文仁捕手が先制適時打を放った。初回に二死 1、 3塁で広島先発の中村恭から左前へしぶとく運び、 2塁走者の北條が一気に生還した。
「打ったのはスライダー。際どいところに投げられたのですが、しっかりと我慢できて、最後に少し浮いたボールを打ち返すことができました。詰まらされたのですが、その分いいところに落ちてくれました」と喜んだ。
原口文仁捕手は 3安打 2打点。 5番起用に応えた=阪神甲子園球場
リプレー映像のように何度も痛烈な打球を運んだ。原口が左前打 3本でプロ初の猛打賞だ。育成枠からはい上がった男らしく劣勢でも下を向かず、勝負強く 2打点を挙げた。
「打撃の状態はいいです。甘いボールをしっかり仕留められている。見送り方がいいので、いい結果につながっています。チームに貢献していけるように、継続していきたい」
まずは 1回二死 1、 3塁から左前へ先制打。 4- 7と逆転された 4回一死 1塁でも左前打で好機を拡大し、 6回二死 3塁では 2点差に迫る左前適時打を放った。 4打数 3安打 2打点。打率は 0.387に上昇し、得点圏に走者を置いた場面では驚異打率 0.478(23打数11安打)、 1本塁打、13打点の勝負強さを誇る。金本監督が 9試合ぶりに「5番」で起用したのも当然の好調ぶりだ。
守備では投手陣を導き切れず、先発マスクでは 2度目となる 2桁失点。強い浜風に本塁打を運ばれるたび、天を仰いだ。「反省して次にしっかり生かしていきたいです」と猛省だ。バットとリードで、チームを奮い立たせていく。
1回裏阪神二死 1、 3塁、高山俊外野手は右前適時打を放った=阪神甲子園球場
高山俊外野手が適時打を放った。初回に原口の先制打で 1点を奪ってなお二死 1、 3塁、広島先発の中村恭の初球をとらえ右前適時打を打った。
前日のサヨナラ打を放った勢い感じさせる一打だった。「打ったのはストレート。初球から思い切って打ちにいきました。初回から前の打者がいい流れを作ってくれたので、その勢いのまま打てました」。
3点を追う 3回にも無死 1、 2塁から右前にタイムリー。反撃ムードをつくった。
3回表広島二死 1、 2塁、松山に左越え 3点本塁打を浴び、悔しそうな表情をみせる阪神先発のランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場
阪神先発のランディ・メッセンジャー投手は 4回途中で 7失点を喫し降板した。
初回に 2点を先制してもらったものの、 3回に松山の 3点本塁打などで 5点を奪われ、 4回に丸に 2点本塁打を浴びたところで降板した。今季初の中 4日での登板だったが首脳陣の期待に応えられなかった。
8回、投球する高橋聡文投手=阪神甲子園球場
高橋聡文投手が痛恨被弾だ。 2点ビハインドの 8回に 4番手で登板するも、松山に右中間に 4号 2ランを浴びた。阪神移籍後初の被本塁打で突き放されると、続くエルドレッドに左前に運ばれて降板。逆転ムードが一気に遠のいた 3失点に「風はあったんですけど、(ボールを)置きにいったわけではない」と肩を落とした。
ウエスタンリーグ<阪神 4- 3ソフトバンク>◇22日◇淡路佐野運動公園第一野球場
陽川尚将内野手が22日、ウエスタン・ソフトバンク戦(淡路)に「 5番・ 3塁」で先発し、 2打席連続 2塁打で長打力をアピール。前日21日の 1軍登録抹消後も気持ちを切らさず結果を出した大砲候補へ、掛布雅之 2軍監督はさらなる奮起を求めた。試合は 4- 3で競り勝った。
1秒も無駄にはしない。陽川が 2軍降格後初実戦で 2本の 2塁打を放ち、さっそく猛アピールだ。
「やっぱり気持ちを切ってしまっては仕方ない。もう一回、打撃の内容を考えながら、きょうからやっていくことが大事だと思います」
2軍に降格した陽川尚将内野手だが、 2本の 2塁打を放ってアピールした=淡路佐野運動公園第一野球場
闘志は内に秘め、冷静に意気込みを口にした。 2- 1の 6回先頭で右中間を破り、暴投で 3塁に進むと梅野の中前適時打で生還。さらに 8回にも先頭で右越え 2塁打を放ち、続く中谷の左翼線への適時打で本塁を踏んだ。接戦の中でチャンスメーカーとしての仕事ぶりが光った。
掛布 2軍監督は「(長打が) 2本出て、非常にね」と評価しつつ、「陽川は結果を出していかないといけないからね」とも話した。今季は 2軍で数字を残して 4月13日に 1軍への切符を勝ちとり、プロ初本塁打を放つなど奮闘した。再昇格へ、ミスタータイガースはより一層の奮起を求めた。
陽川は「きょうも低めのチェンジアップを空振りしてはダメ。そういうところを考えていきます」と力を込める。気落ちすることなく牙を研いでいく。
初回に点数が入りこのまま行けば…と思ったのに、こんな試合をしているのでは先が思いやられる。乱打戦だと言っても、出だしが良くても後が続かなければ意味が無い!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
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