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鳥谷、猛虎復活弾!貧打にお別れ 5割復帰!金本が長嶋抜いた!2472安打!藤井が完全復活!

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 阪神が打ち勝った!ともに 2点を追う 3、 6回に 3得点。さらに追い付かれた直後の 8回には鳥谷敬内野手(30)の 2ランで勝ち越した。筒井和也(30)が 3年ぶりの白星
 アニキ・金本知憲外野手(44)が2安打をマークし、通算2472安打として長嶋茂雄(元巨人・現巨人軍終身名誉監督)を抜き、歴代単独 8位に浮上した。金本外野手は「俺が抜くたびに長嶋さんの名前が出ることが偉大だということ。あの人は別格だから」と話した。
 平野恵一内野手(33)が重い扉をこじ開けた。 2日の中日戦(ナゴヤD)でアニヤン・新井貴浩(35)がマークして以来、チームとして38イニングぶりのタイムリー。藤井彰人捕手(35)が、骨折からの完全復活をアピール、今季初の猛打賞をマークした。
 球団ワーストを塗り替える大ピンチで、アニヤン・新井貴浩のバットが 3点目を叩き出した。記事をまとめてみました。

$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2012.05.08 試合結果

 広島は 2回、ニックの 5号ソロ、堂林の 2号ソロと長打攻勢で先制。阪神も 3回、平野、新井の適時打で 3点を奪い逆転した。
 広島は 4、 5回にニックの連続本塁打で 3点を奪い勝ち越しに成功するが、阪神は 6回に 3点を奪い再逆転する。
 広島は 7回二死満塁から相手けん制ミスで同点に追いつくが、阪神は 8回に鳥谷の 2号 2ランで決勝点をあげ、競り合いを制した。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-勝ち越し本塁打を放った鳥谷
  8回表、勝ち越し本塁打を放った鳥谷。右はミコライオ

 阪神が打ち勝った。ともに 2点を追う 3、 6回に 3得点。さらに追い付かれた直後の 8回には鳥谷の決勝の 2号 2ランで勝ち越した。鯉との乱打戦を制し、勝率 5割に復帰した。ここ10試合 2得点以下だった虎打線は11安打 8得点と点火。 2度も試合をひっくり返す粘りで、新潟市内では59年ぶりとなる歴史的白星を飾り、鬼門の地からリスタートだ。筒井が 3年ぶりの白星。
 乱打戦を決着させたのは鳥谷だった。 6― 6と追い付かれた直後の 8回二死 1塁だ。低い弾道で右翼席に運ぶ勝ち越し 2ラン。「風もあったし、本塁打を打てる打者でもないので」と殊勲の一打を振り返った。
 阪神は10試合連続 2得点以下と不振だった打線が復活した。11安打で 8点。和田監督は「やっと活気が出てきた。一皮むけて、これを続けていかないと」と手応えをつかんだ様子。しかも全 8得点は二死から生まれるねばり強さも見せた。指揮官は「いろんなミスが出たけど、打って消していくとチームの雰囲気も変わってくる」と話していた。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-勝ち越し 2ランを放った鳥谷
  8回二死 1塁、鳥谷は右越えに勝ち越し 2ランを放った

 新潟の漆黒の夜空をバックに、糸を引くように白球が伸びた。虎党の願いを乗せた“流れ星”が右翼席に消える。歓声に背中を押されるように、鳥谷はスピードに乗ったままホームベースを駆け抜け、歓喜のハイタッチ。揺れ動いた勝利のてんびんを大きく傾けた 2号 2ラン。シーソーゲームにケリをつけた。
 「勝てたことが一番よかった。真っすぐしか考えていなかった。(本塁打は)風もあったんでね。 1、 3塁だったり、何とかうしろにつなげようにという思いだった」
 先制され、 2度逆転しても追いつかれた。展開の読めない試合に決着をつけたのは、 6- 6の同点で迎えた 8回だ。二死 1塁。 1ストライクからの 2球目。広島・ミコライオの投じた 150キロの直球をたたく。追い風に乗った打球は、スタンド最前列に着弾。 4月10日の広島戦(マツダ)以来24試合 101打席ぶりのホームランで、粘る広島を突き放した。
 和田監督は「久しぶりというか、トリらしいというか。 1番に置いているけど、リードオフマンとポイントゲッターの両方を兼ねての 1番なんで。本当に一番いいところで結果を出してくれた」と頼れる野手キャプテンを大絶賛した。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2号2ランを右翼スタンドへ運んだ鳥谷
  8回二死、鳥谷が勝ち越しの 2号 2ランを右翼スタンドへ運んだ

 野球の枠にとらわれない柔軟さが、スピード感あふれるプレーを支えている。ハードオフ新潟は人工芝。人工芝ではサッカー用のスパイクを使用する。野球用に比べ、軽く、足への負担は少ない。土の上ではグリップ力が劣るが、人工芝なら別。走攻守で常に高いパフォーマンスを続ける男のこだわりは、苦境での力になっている。
 同点に追いついた直後の 6回二死 1、2塁では粘って四球を選び、平野の押し出し四球につなげた。四球数は28個、出塁率も 0.435でいずれもリーグトップを快走する。優れた選球眼とつなぎの意識で“鬼門”を打ち破った。
  1勝 6敗 2分けでゴールデンウイークを終え、10試合連続 2得点以下という状況で乗り込んだハードオフ新潟は、過去 3戦 3敗の球場だった。 4戦目でつかんだ初白星は、新潟市内での勝利に限ると、1953年 5月13日に新潟市営白山野球場で行われた国鉄戦以来、実に59年ぶり。重い扉をこじ開け、借金を完済。得点力不足に苦しんだチームを勢いづけた。
 「ホームランはたまたま。そんなにホームランを打てるバッターじゃないんで」
 大仕事を果たしても、スタンスはブレない。ただひたすらにベストを尽くす。鳥谷の前向きな姿勢が、移り気な勝利の女神を振り向かせていく。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-歴代単独 8位に浮上した金本
  7回、中前打を放ち通算2472安打として長嶋茂雄(元巨人)を抜き歴代単独 8位に浮上したアニキ・金本

 アニキ・金本外野手が 2安打をマークし、通算2472安打として長嶋茂雄を抜き、歴代単独 8位に浮上した。アニキ・金本は「俺が抜くたびに長嶋さんの名前が出ることが偉大だということ。あの人は別格だから」と話した。
 金本の初安打は広島時代の1993年 8月 8日のヤクルト戦。歴代 7位は立浪和義(元中日)の2480安打。
 金本は 2回、バリントンから右翼線 2塁打を放って長嶋の記録に並び、 7回に今村からの中前打で抜いた。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2472安打となる中前打を放った金本
 長嶋を超える通算2472安打となる中前打を放ったアニキ・金本

 国民的英雄と並び、そして超えた。2472安打。アニキ・金本はプロ野球歴代単独8位となり、長嶋茂雄の上に名前を連ねることになった。祝福されるべき偉業も、試合後は、先人への敬意を表した。
 「長嶋さんが偉大ということ。こうやって俺が長嶋さんの記録を抜く度に、長嶋さんの名前が出るのがすごい」
  2回先頭。先発・バリントンから 1塁線を破る 2塁打で長嶋氏に並ぶと、 7回先頭では、今村から中前打。むろん、喜ぶ素振りなどない。勝利へ貢献することだけに集中していた。
 一昨年、ミスターの通算本塁打数( 444本塁打)を超えたときには「僕なんて恐縮するというか恐れ多い」と謙虚に振り返った。昨季は 2塁打数でも上回った。21年目のシーズン。試合に出続ける度に金字塔を打ち立てる。だが、こだわりはない。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-金本が通算2472安打となる中前打を放った
  7回無死、アニキ・金本が通算2472安打となる中前打を放った

 「2000本安打は過去に30何人も打っている。だけど、ホームラン 500本はそんなにいない」。2008年には、37人目の2000安打をマークした。 4年前の当時、強いて目指すものは 500号だった。2000安打と 500本塁打は史上 8人しかいない。試合後、大記録にも「それは足し算だから」と積み重ねの結果であることを強調した。
 右肩痛を乗り越えて臨む今季、 4番に戻って 4試合目。ここ 3試合は無安打も、状況に応じた打撃をできるから主軸を任せられる。
 和田監督も「 4番に座って、ヒットはでなかったけど、内容自体は悪くなかったんでね」と信頼を置く。
片岡打撃コーチは「本人は数字は気にしないだろうけど、プロである以上ひとつの勲章。これからもヒット、ホームランを打つ度についてくる」とエールを送った。
 大打者たちの数字を抜いても、野球人の本質で超えたとは思わない。ひたむきに、地道に取り組んできた。それは、44歳のいま、そしてこれからも変わることはない。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-通算安打数歴代単独 8位となった金本
 アニキ・金本は 7回、この日 2安打目となる中前打。通算安打数で“ミスター超え”の歴代単独 8位となった

 長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督の話:「おめでとうございます。たゆまぬ研さんと厳しい自己管理のたまものですね。痛みに耐えながらグラウンドに立ち続け、安打を重ねる姿は私たちに感動を与えてくれます。さらなる高みを目指してほしいと思います」

 ひしゃげた白球が、地をはうように一塁線を破った。試合直前に雨がパラつき、肌寒く感じていた虎党の心を熱くした。久しぶりの適時打。平野が重い扉をこじ開けた。
 「明日も気合を入れて、頑張ります。ツーアウトでしたし、打ててよかったです」
  2点を追う 3回二死 3塁。バリントンが内角に投げ込んできた 126キロスライダーをコンパクトにとらえた。 2日の中日戦(ナゴヤD)でアニヤン・新井貴浩がマークして以来、チームとして38イニングぶりのタイムリー。 6回二死満塁でも一時勝ち越しとなる押し出し四球を選び、 5割復帰に貢献した。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-タイムリーを右前へ放った平野
  2点を追う 3回二死 3塁、平野がチームとして38イニングぶりとなるタイムリーを右前へ放った

 国内FA権を取得した節目の日。 3試合ぶりに「 2番」に戻った。出塁率 4割を超える鳥谷の後ろ。相手バッテリーが好機を広げさせまいと警戒網を敷く、重要な場面ばかりだ。大技小技、全てが求められるポジション。絶対に手を抜くことなく、目の前のことに全力で取り組む姿勢が、33歳の己を成長させている。
 和田監督は打線について「活気が出てきたし、粘りも出てきた。越えつつあるかな、壁を」と力を込めた。虎将が目指すスピード野球の申し子。平野の勢いが虎を救う。

 藤井彰人捕手が、骨折からの完全復活をアピールする、今季初の猛打賞をマークした。 3回は遊撃内野安打で出塁。 6回二死 2塁では右前適時打で同点に追いついた。 8回も一死から中前打を放ち、鳥谷の決勝 2ランを呼び込んだ。「ラッキーやったね。内野安打にポテンヒット。最後はバット折れたし」と振り返った。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-鳥谷を出迎える藤井彰人捕手
  8回表阪神二死 1塁、勝ち越し本塁打を放った鳥谷(左)をビックリ顔で出迎える藤井彰人捕手

 ヒーローは文句なしに鳥谷だ。藤井彰人の 3安打 3得点も貴重だった。でも、よーく考えてみよう。あと 1試合 2得点以下なら、11試合連続となり、球団ワーストを塗り替える大ピンチで、 3点目を叩き出したのは誰だったか?  3回二死満塁の逆転中前打は…。そう、アニヤン・新井貴浩のバットから生まれたものだ。
 内角寄りの速球を、意識して右方向へ。つなぎの気持ちが、中堅右へ球を運んだ。
 「ナイスゲーム! また、明日」


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-逆転の中前打を放った新井
  3回二死満塁で逆転の中前打を放った新井貴浩

 負のデータを一掃し、チームをリラックスさせた最大の功労者は、言葉少なだった。自身、タイムリーは 2日の中日戦(ナゴヤD)で延長10回、一時勝ち越しとなる左適時打を放って以来、38イニングぶりだった。 4番を外れて 4試合目。和田監督の分析を聞いてみよう。
 「まだきょうの試合に関してはいろいろなミスは出たし。小さなチェックポイントはたくさんあったけど、こうやって打って、それを消していくというのができるようになると、チームの雰囲気も変わっていく」
 逆転打の場面。 2、 3塁からアニキ・金本が歩いた。前の試合( 6日、巨人戦)でもよく似たシーンがあった。あの時は凡退して屈辱にまみれたが、この日は結果を出した。徐々にではあるが、やられっぱなし、のアニヤン・新井貴浩ではなくなってきている。あとは…。全開宣言が本人の口から一日も早く聞けることを楽しみに待とう。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2012.05.08 勝敗表

 やっと勝った…。今まで続いた 2点以下の得点は何だったんだ?と言うよりも、昨日の試合はいったいは何だったのだろうか?という事にならなければ良いけれど…。
 しかし、アニキ・金本は偉い!長嶋さんを抜いてしまった記録。40代ながら、まだまだ現役で行くのだろうが、未だ衰えない体力。昔の選手ならとっくに引退しているだろう。
 されに、鳥谷が昔のニックネーム「焼き鳥(谷)」から完全では無いが、「バード」時代の調子に戻って来たのだろうか?
 とにかく今は全員野球が大事なのだ!

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!











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