●17日阪神甲子園球場で日本生命セパ交流戦:阪神-ソフトバンク 1回戦が行われ、阪神先発藤浪は 1回を 3者凡退でスタートさせ、3回まで 1安打無失点。ソフトバンク先発中田も 3回を無失点の立ち上がり。ソフトバンクは 7回二死 1、 3塁の好機を生かせず。阪神は 9回二死 2塁から、福留が左前にサヨナラ打を放った。
●阪神は同点の 9回、福留孝介外野手(39)が決勝打を放ち、サヨナラ勝ちした。ソフトバンクの 4番手・サファテの投じた 6球目、外角の変化球をとらえた。打球が 3遊間を抜けると、 2走・俊介が一気に本塁へ突入し、クロスプレーの判定はセーフ。微妙なタイミングにすぐさま、ソフトバンク・工藤監督がリプレー検証を要求したがその結果、判定は覆らず。阪神が劇的なサヨナラ勝ちを決めた。お立ち台に立った福留はファンの声援を浴び「俊介が代走だったので間を抜けてくれればと思っていた」と、一打を振り返った。福留孝介外野手が同点の 9回、左前にサヨナラ打を放ち、 100勝ペースでパの首位を快走する 2年連続日本一チームを破る金星をあげた。背番号「8」は 3安打を放ち、日米通算2000安打まであと 5安打。阪神の借金は「3」となった。球審の両手が広がる。歓喜のシャワー後、静寂のリプレー検証が 4分間…。ファンは肝を冷やしたが、福留は勝利を信じていた。確信通り判定は覆らず。日米通算1995安打目が、自身 7度目のサヨナラ打だ。 9回二死から北條が右前打。代走・俊介がカウント 2- 2からの 5球目で 2盗に成功。次の一振りで仕留めた。外角に沈む 142キロ。パ・リーグ最強クローザー、サファテのフォークを捉え、 3遊間を抜けた。左翼・中村晃の返球をかいくぐり、俊介が生還。福留をナインの手荒い祝福が襲った。交流戦とパ・リーグを独走する鷹に、ただ虎を思う男が立ちはだかった。劇勝とともに、カウントダウンも佳境だ。
●金本知憲監督(48)が 9回サヨナラ勝利をもぎ取り、代走俊介の足を褒めたたえた。 同点の 9回二死から 2番北條が右前打を放つと、代走俊介外野手(28)を起用。俊介は守護神サファテの「けん制球攻め」に遭いながらも 2盗に成功。二死 2塁となり、 3番福留の左前適時打で間一髪ホームを陥れた。たった一手、ほんの少しのタイミングが勝負を分ける。まさに野球の醍醐味。タクトをふるう金本監督も存分に味わった 9回二死走者無しからのサヨナラ劇だった。リプレー検証が行われても自信があった。笑顔の俊介。代走として最高の働きだ。そしてそこには勝負を左右する“伏線”があった。実は早い段階から、 2盗のサインを出していた。ところが、なかなか俊介は行けない。福留のカウント 2- 1から、ようやくスタート(ファウル)。そして 5球目、鶴岡がハーフスイングのジャッジを審判に求める間に、 2塁を陥れた。盗塁の次の球を福留が弾き返したのもまさに勝負のあや。今季は盗塁のサインが出ながら、スタートを切れないことは多々。走塁革命の道はまだ途上だが、この日に限っては、それが吉と出たというわけだ。
●先週の思わぬアクシデントも、プロ 2度目のスライド登板も、乗り越えた。最強ソフトバンクを相手に 6回 2失点。勝ち星こそつかなかったが、藤浪晋太郎投手(22)が粘りの投球で先発の責任を果たした。 1回から飛ばしたが 4回に突如、乱れた。 6回二死満塁で代打・狩野を送られたため 6回92球で降板となったが、金本監督も納得の合格点だ。確かに残った手応え。次回先発が濃厚な24日の首位・広島戦(マツダ)へ、つなげていく。
● 2年連続日本一のソフトバンクのリリーフ陣に投げ勝った。サヨナラ勝ちをおぜん立てしたのは虎のダブル守護神だ。球児&ドリスが強力タカ打線をシャットアウト。藤川球児投手(35)が鷹のキーマン、柳田を仕留めた。 8回に登板した藤川は一死後、昨季トリプルスリーの柳田と初対戦。 7球目に鋭いフォークでハーフスイングを誘い、空振り三振に斬った。内川には虎復帰後最速タイの 149キロで遊ゴロに料理して、ゆっくりとマウンドを降りた。かつての持ち場で短いイニングを任され、忘れかけていた指先の感覚が戻ってきた。 6月に入ってからはスピードが 150キロに迫る勢い。“火の球”の完全復活は近い。球団は救援陣に厚みを持たせるために13日にセットアッパーのコーディ・サターホワイト投手(29=エンゼルス3A)の獲得を発表。今後のリリーフ編成は流動的だが、球児&ドリスのコンビで鷹に競り勝ったのは大きい。 2人で食事に行くほど仲の良い 2人はサヨナラ勝ちの喜びを分かち合った。
●阪神の新外国人、コーディ・サターホワイト投手が17日、鳴尾浜球場で練習を行い、軽めの投球練習で54球を投げた。キャッチボールの相手を務めた高橋建 2軍投手コーチ(47)はソフトバンクの守護神デニス・サファテ投手(35)に似ていると証言した。サファテはNPB通算 155セーブをあげている、昨年のパ・リーグのセーブ王。今季は35試合で 0勝 4敗 6ホールド、23セーブ、防御率1.59(17日現在)と好成績を残している。 2人は 1メートル93の長身と共通項もある。高橋コーチは現役を引退した翌年の2011年から解説者として広島に所属していたサファテを取材していた。2009年にはメッツでプレーし、米球界にも精通する建さんのお墨付きに、虎党の期待は高まる一方だ。まずは 2軍戦での登板に向け調整していく。虎のサファテになって、苦しい阪神の台所事情を一気に解消する。
●16日の中止になった試合の振り替え分で、今日17日の午後 9時から電話予約とインターネットだけで発売開始する。明日18日の午前10時から甲子園球場など各プレイガイドで一斉発売する。記事をまとめてみました。
<日本生命セパ交流戦:阪神 3x- 2ソフトバンク、 1回戦>◇17日◇阪神甲子園球場
阪神先発藤浪は 1回を 3者凡退でスタートさせ、3回まで 1安打無失点。ソフトバンク先発中田も 3回を無失点の立ち上がり。
ソフトバンクは 4回、 3番柳田の適時内野安打と 4番内川の適時打で 2点先制。阪神は 6回、 2者連続押し出し四球で同点とした。
ソフトバンクは 7回二死 1、 3塁の好機を生かせず。阪神は 9回二死 2塁から、福留が左前にサヨナラ打を放った。
9回裏阪神二死 2塁、左サヨナラ適時打を放ちナインと喜び合う福留孝介外野手=阪神甲子園球場
阪神は同点の 9回、福留孝介外野手が決勝打を放ち、サヨナラ勝ちした。
ベテランが土壇場で集中力を見せた。同点の 9回、阪神は二死 2塁のチャンスを作ると、打席には福留。ソフトバンクの 4番手・サファテの投じた 6球目、外角の変化球をとらえた。打球が 3遊間を抜けると、 2走・俊介が一気に本塁へ突入し、クロスプレーの判定はセーフ。微妙なタイミングにすぐさま、ソフトバンク・工藤監督がリプレー検証を要求したがその結果、判定は覆らず。阪神が劇的なサヨナラ勝ちを決めた。
9回、ナインに祝福されるサヨナラ打を放った福留孝介外野手=阪神甲子園球場
お立ち台に立った福留はファンの声援を浴び「気持ちいい。俊介が代走だったので間を抜けてくれればと思っていた」と、一打を振り返った。俊介の本塁への生還はタイミングが微妙でリプレー検証となったが「とりあえず俊介に『足が遅い』と言っておきました」と冗談を飛ばした。この日の 3安打で日米通算1995安打。「ここ(甲子園)で決めたいと思って一日を過ごしています」と、甲子園での偉業達成へ意欲を見せた。
福留孝介外野手、日米2000安打へM5!=阪神甲子園球場
虎は鷹より強い!! 福留孝介外野手が同点の 9回、左前にサヨナラ打を放ち、 100勝ペースでパの首位を快走する 2年連続日本一チームを破る金星をあげた。背番号「8」は 3安打を放ち、日米通算2000安打まであと 5安打。阪神の借金は「3」となった。
これまでの1994安打と同じように、勝利だけを思ってバットを伸ばした。打球が抜け、返球されたが球審の両手が広がる。歓喜のシャワー後、静寂のリプレー検証が 4分間…。ファンは肝を冷やしたが、福留は勝利を信じていた。確信通り判定は覆らず。日米通算1995安打目が、自身 7度目のサヨナラ打だ。
9回、サヨナラ打を放った福留孝介外野手(中)の元に祝い水を持って駆け寄る阪神ナイン。大きな1勝だ=阪神甲子園球場
「やっぱり気持ちいいですね。なにがなんでも食らいついていこうと思って、バットに当てることを考えていました」
9回二死から北條が右前打。代走・俊介がカウント 2- 2からの 5球目で 2盗に成功。
「早く走れと思いながら、待っていました」
次の一振りで仕留めた。外角に沈む 142キロ。パ・リーグ最強クローザー、サファテのフォークを捉え、 3遊間を抜けた。左翼・中村晃の返球をかいくぐり、俊介が生還。福留をナインの手荒い祝福が襲った。
リプレー検証の間、金本知憲監督はベンチ前に座ってじっと待つ=阪神甲子園球場
審判団がビデオを見返していた緊迫の 4分間について問われると「とりあえず、俊介に足が遅いといっておきました」とサラリ。審判のアナウンスを経て、チームの今季 4度目となるサヨナラが決した瞬間の心境を問われると「俊介がよく走ってくれました」とケロッと振り返り、場内がドッと沸いた。金本監督も「ここ一番というところで、勝負根性を見せてくれました」と称えた。
甲子園に出場しプロになるため、鹿児島でボーイズリーグに所属していた中学時代。 1日 5食ととにかく食べた。別に母・郁代さんの手作りおにぎりもほおばった。弁当店をしていた時期もあるほどの腕前の母が、卵焼きや唐揚げなどを詰めて握ってくれた。夢とご飯を口に詰め込み、野球に明け暮れた。
審判団がビデオを見返していた緊迫の 4分後、審判団が判定通りセーフを認め、ナインは喜んで駆け出した=阪神甲子園球場
食べに食べた時期から、PL学園高時代は勝つための“規律”が加わった。親からの仕送りもチェックされ、荷物が到着した瞬間にダンボール箱を開封される世界。お菓子は禁止で入っていれば没収だった。 1度だけ両親が肉を大量に送ってくれた。「ありがとう。み
んなすごく喜んでくれた。みんなで食べたよ」。筆をとり手紙を書いた。もう自分のお腹を満たすことより、チームメートとよろこべたことがうれしかった。今も気になるのはチーム全体。自身の大きな節目が迫っていても同じだ。終盤の 3安打で今季 5度目の猛打賞。日米通算2000安打まで「あと5」とした。勝ちながら減らし、聖地で皆と分かち合う。
「まだホームで(交流戦が)あと 3試合あるので、なんとかここで決めたいなと思いながら、 1日を過ごしています。甲子園でいい試合をしてもっともっとファンの方に喜んでいただけるように、また頑張ります!」
交流戦とパ・リーグを独走する鷹に、ただ虎を思う男が立ちはだかった。劇勝とともに、カウントダウンも佳境だ。
福留孝介外野手=阪神甲子園球場
◆データBOX◆
◎…阪神のサヨナラ勝ちは 5月21日の広島戦(甲子園)で高山が中崎から右前打を放って以来今季 4度目。ちなみに昨年のサヨナラ勝ちは 9度。
◎…福留が 9回、左前にサヨナラ打。福留のサヨナラ打は今季初で、通算 7度目(中日時代に 2度)。
◎…福留の猛打賞( 1試合 3安打以上)は 6月10日の北海道日本ハム戦(札幌D)以来、今季 5度目。高山と並ぶチームトップで通算では 114度目。昨季は11度で、自身最多は2002年の18度。
9回裏阪神二死 2塁、福留孝介外野手のサヨナラ打で生還した俊介外野手。捕手鶴岡=阪神甲子園球場
金本知憲監督が 9回サヨナラ勝利をもぎ取り、代走俊介の足を褒めたたえた。
同点の 9回二死から 2番北條が右前打を放つと、代走俊介を起用。俊介は守護神サファテの「けん制球攻め」に遭いながらも 2盗に成功。二死 2塁となり、 3番福留の左前適時打で間一髪ホームを陥れた。
最後はホームベース上で微妙なクロスプレー。セーフと判定された後に審判団によるリプレー検証が行われたが、判定は変わらずサヨナラ勝利。指揮官は「最後、ああいう形で代走を出しておいてよかった。サヨナラになって、あらためて思う」と振り返った。
9回二死 2塁から福留孝介外野手の左前打で生還の俊介外野手(右)。鶴岡捕手(左)のタッチをかいくぐり、サヨナラのホームを踏んだ=阪神甲子園球場
たった一手、ほんの少しのタイミングが勝負を分ける。まさに野球の醍醐味。タクトをふるう金本監督も存分に味わった 9回二死走者無しからのサヨナラ劇だった。
「本当に、最後ああいう当たりでしたけど。本当に代走を出しておいてよかったなと。本当に、サヨナラになって改めて思いましたね」
本当に…というフレーズを繰り返しながら、興奮気味に振り返った。福留の左前打で、一気に 2塁から本塁を陥れた代走・俊介の“神スライディング”。タイミングは微妙だったが、ホーム後ろで捕球した鶴岡のミットをくぐり抜け、風のように右足から滑り抜けた。
「しっかり走れてよかったです。( 3塁ベースコーチの)高代さんも回していたし、一気にいこうと。タッチされていなかったので絶対にセーフだと思っていました」
リプレー検証が行われても自信があった。笑顔の俊介。代走として最高の働きだ。そしてそこには勝負を左右する“伏線”があった。
9回二死から 2盗を決めた俊介外野手。代走で大仕事だ=阪神甲子園球場
指揮官は二死から右前打を放った北條に代走・俊介を送った理由を「 1塁から(外野の)間を抜けたときに一気にかえって欲しいと。サファテがああいう(大きい)モーションというのがあったから」と説明した。実は早い段階から、 2盗のサインを出していた。
「(モーションが)大きいときは(足が)上がってからでもいいぞ」
ところが、なかなか俊介は行けない。福留のカウント 2- 1から、ようやくスタート(ファウル)。そして 5球目、鶴岡がハーフスイングのジャッジを審判に求める間に、 2塁を陥れた。
「もっと早く行けるチャンスはあった。もう少し早く行ってくれても」
そう話した金本監督だが…。「逆に遅かったのが、よかったかもわからない。遅かったから(福留と)勝負。はなからいったら敬遠されたかもしれん」。次打者は 4三振のゴメス。盗塁の次の球を福留が弾き返したのもまさに勝負のあや。今季は盗塁のサインが出ながら、スタートを切れないことは多々。走塁革命の道はまだ途上だが、この日に限っては、それが吉と出たというわけだ。
「ちょっと勝ち運もあったのかな」と小さく笑った指揮官。最強鷹から接戦で奪いとった 1勝。これをチーム浮上のキッカケとしたい。
4回、城所龍磨外野手の打球に飛びつくも、捕れなかった藤浪晋太郎投手。 4回四球から突然崩れたのがもったいなかった=阪神甲子園球場
先週の思わぬアクシデントも、プロ 2度目のスライド登板も、乗り越えた。最強ソフトバンクを相手に 6回 2失点。勝ち星こそつかなかったが、藤浪晋太郎投手が粘りの投球で先発の責任を果たした。
「切り替えて、 2点でなんとか粘れたことが、今日の一番、自分の中でよかった点かなと」
1回から飛ばしたが 4回に突如、乱れた。先頭の今宮をストレートの四球で出すと、バスターエンドランを決められ、無死 1、 3塁。柳田を詰まらせた当たりは大きく 2塁適時内野安打。なお 1、 3塁から内川の渋い当たりも 1、 2塁間を破った。不運な 3連打で、あっという間に 2点を失った。
5回、藤浪晋太郎投手がバントを失敗し捕邪飛に倒れた=阪神甲子園球場
「本当にあの回は、あれ(四球)が起点になって点をとられたので、もったいなかった」
それでも無死満塁から耐えた。中村晃を 154キロで左飛。鶴岡は 153キロで 2ゴロ併殺。力でねじ伏せた。 6回二死満塁で代打・狩野を送られたため 6回92球で降板となったが、金本監督も「すごくまとまっていて、ボールもよかった。藤浪も自信をつけて欲しい」と納得の合格点だ。
不安を一掃した。前回 9日のロッテ戦(QVC)は 4回途中 4失点と崩れた。しかも清田の打球が右手親指を直撃し、病院へ直行。心配した父・晋さん(52)からはメールが届くと「ひどい打撲みたいな感じ。しっかり治療してもらったから、大丈夫」と気丈に返信したが…。実は登板の数日前になっても全快しておらず、痛みは残っていたが、ローテを守った。
「真っすぐの感触がかなりよかった。本当にいい打線なので、力勝負でなかなかできないところだと思いますが、力勝負で押し込めました」
確かに残った手応え。次回先発が濃厚な24日の首位・広島戦(マツダ)へ、つなげていく。
約 4分のリプレー検証の結果、サヨナラ勝ちが確定し、再び喜ぶ阪神ナイン=阪神甲子園球場
2年連続日本一のソフトバンクのリリーフ陣に投げ勝った。サヨナラ勝ちをおぜん立てしたのは虎のダブル守護神だ。球児&ドリスが強力タカ打線をシャットアウト。藤川球児投手が鷹のキーマン、柳田を仕留めた。
「(直球に関して)まだまだ。柳田くんっておもしろいね」
2- 2の 8回に登板した藤川は一死後、昨季トリプルスリーの柳田と初対戦。 7球目に鋭いフォークでハーフスイングを誘い、空振り三振に斬った。内川には虎復帰後最速タイの 149キロで遊ゴロに料理して、ゆっくりとマウンドを降りた。
8回に登板した藤川球児投手=阪神甲子園球場
3回 5失点だった 5月 7日のヤクルト戦(甲子園)の先発を最後にブルペン陣に加わった。かつての持ち場で短いイニングを任され、忘れかけていた指先の感覚が戻ってきた。 6月に入ってからはスピードが 150キロに迫る勢い。“火の球”の完全復活は近い。
ブルペン陣のリーダーにけん引されるように 9回を任されたドリスも応えた。単打、送りバントなどで二死 1、 2塁とされたが、昨年のファーム首位打者、鷹のホープ、代打上林を外角低めのフォークで投ゴロに料理。「(ソフトバンクが)強いことは知っていたけど、そこは意識せずに投げたよ。自分のピッチングをしようと思っただけだよ」と胸を張った。
8回一死、藤川球児投手は柳田をハーフスイングで三振に斬った=阪神甲子園球場
金本監督は「リリーフもよく投げてくれて。これでもし落としたら、本当にショックが大きかった。よかった」とたたえた。
球団は救援陣に厚みを持たせるために13日にセットアッパーのコーディ・サターホワイト投手の獲得を発表。今後のリリーフ編成は流動的だが、球児&ドリスのコンビで鷹に競り勝ったのは大きい。 2人で食事に行くほど仲の良い 2人はサヨナラ勝ちの喜びを分かち合った。
サファテみたい!! 阪神の新外国人、コーディ・サターホワイト投手が17日、鳴尾浜球場で練習を行い、軽めの投球練習で54球を投げた。キャッチボールの相手を務めた高橋建 2軍投手コーチはソフトバンクの守護神デニス・サファテ投手に似ていると証言した。
前日16日の入団会見で“生涯タイガース”を誓った男が、鳴尾浜に見参だ。サターホワイトが、キャッチボールを開始。相手を務めた高橋 2軍投手コーチは鷹の絶対的ストッパーに例えた。
鳴尾浜でキャッチボールを行ったコーディ・サターホワイト投手
「(似ているのは)サファテかな。日本の練習に慣れて、それくらいの選手になれると期待してます」
サファテはNPB通算 155セーブをあげている、昨年のパ・リーグのセーブ王。今季は35試合で 0勝 4敗 6ホールド、23セーブ、防御率1.59(17日現在)と好成績を残している。 2人は 1メートル93の長身と共通項もある。高橋コーチは現役を引退した翌年の2011年から解説者として広島に所属していたサファテを取材していた。2009年にはメッツでプレーし、米球界にも精通する建さんのお墨付きに、虎党の期待は高まる一方だ。
鳴尾浜でキャッチボールを行ったコーディ・サターホワイト投手
背番号入りのユニホームではなく、タテジマのスラックスと胸にタイガースのロゴが入ったシャツ姿でグラウンドに現れた。中腰の捕手を相手にチェンジアップやツーシームなど変化球を織り交ぜながら22球を投げるなど、いきなりの54球。気合十分のデモンストレーションに、高橋 2軍投手コーチはうなった。
「きれいな球の回転に感じました。重さとキレがあったし、角度があるなと。日本人にまねできない部分。環境に慣れれば日本で活躍できると思います」
鳴尾浜でキャッチボールを行ったコーディ・サターホワイト投手
午前 9時40分に鳴尾浜のファーム事務所へ 2軍調整中のヘイグとともに到着。諸手続があるため、いったん甲子園のクラブハウスに移動した後、午後鳴尾浜へ戻って午後 3時すぎから練習を行った。18日からは 2軍の残留練習に合流する予定。
サターホワイトは16日の入団会見で「コントロールがよく、中継ぎでしっかり投げられる。タフな厳しい状況でも、しっかり自分の投球ができます」と話していた。まずは 2軍戦での登板に向け調整していく。虎のサファテになって、苦しい阪神の台所事情を一気に解消する。
セ、パ両リーグは17日、交流戦の試合日程追加を次の通り発表した。
▽ 6月200日 阪神-オリックス(18時・阪神甲子園球場)
阪神は17日、 6月20日に甲子園で開催するオリックス戦の入場券発売の概要を発表した。
16日の中止になった試合の振り替え分で、今日17日の午後 9時から電話予約とインターネットだけで発売開始する。電話は虎チケ電話0570・02・6377のほか、ローソンチケット、チケットぴあ。インターネットは虎チケ、甲チケなど。明日18日の午前10時から甲子園球場など各プレイガイドで一斉発売する。
たとえサヨナラでも、最後にきちんと締めたのは良い事だ。これをはずみにして、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
◇公式戦全試合実況速報
公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース
主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
2016年阪神甲子園球場・京セラドーム大阪開催公式戦の入場券ただいま発売中!)
今シーズン阪神甲子園球場および京セラドーム大阪で開催する公式戦の入場券をただいま好評発売中です。今シーズンもぜひ球場で熱いご声援をお願いいたします。入場券のご購入方法・空席情報は下記よりご確認ください。
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