●14日倉敷マスカットスタジアムでフレッシュオールスター:全ウ-全イが行われ、全イが快勝した。打線は 2桁安打、投手陣は 1失点と危なげない試合運び。全ウとの通算成績を20勝27敗 5分けとした。北海道日本ハムの 2年目、清水優心捕手(20)が先制打で打線を勢いづかせた。試合前から「MVPしか狙っていませんよ」と豪語するなど、自信満々。目標に向けて、試合開始早々にインパクトを残した。
● 3ランを含む 2安打と活躍した全イの 4番、巨人岡本和真内野手(20)がMVPを獲得した。トロフィーと賞金 100万円が贈られた。優秀選手は 2人。 3安打 1盗塁を記録した全イの楽天オコエ瑠偉外野手(18)と、ソロ本塁打を放った全ウの阪神板山祐太郎外野手(22=亜細亜大學)が、トロフィーと賞金50万円を手にした。
●北海道日本ハムのドラフト 1位上原健太投手(22=明治大學)が、巨人岡本の最優秀賞獲得を喜んだ。 5回に巨人岡本がMVPを決める 3ラン。 1塁コーチャーで喜びを分かち合った上原は、喜びもひとしおだったよう。
●両チーム唯一の 3安打猛打賞に 3盗と、強烈なインパクトを残した全イの楽天オコエ瑠偉外野手が、優秀選手賞に輝いた。会心の笑顔だった。全イの「 1番中堅」で先発した楽天・オコエ瑠偉外野手が、晴れ舞台で初回から大暴れした。試合前に「選んでもらったので、しっかり自分のプレーをしたい。(高橋に)負けないように頑張ります」と誓った通りのプレーで岡山のファンを沸かせた。
● 5番右翼でスタメン出場の阪神ドラフト 6位板山祐太郎外野手が 2回に右翼越えソロ本塁打を放った。 2回一死で、巨人長谷川の内角 113キロカーブに反応。ライナー性の打球は右翼ポールに直撃。チーム唯一の得点をたたき出した。全ウの 5番右翼で先発出場した阪神板山祐太郎外野手が、優秀選手賞を受賞(賞金50万円)した。この日コーチとしてベンチ入りしていた掛布雅之2軍監督(61)も「意味のある本塁打だったね」と目を細めた。阪神新人では1964年の富恵一(とみえ・はじめ=1974年6月5日満32歳没))以来、52年ぶりの一発。優秀選手に選ばれ、賞金50万円を獲得。コーチとしてベンチに入った掛布雅之 2軍監督もベンチで小躍りして喜んだ。対峙したのは東京・成立学園高校の 2年先輩、長谷川潤投手(巨人育成 8位、BCリーグ石川)だった。粘った末の11球目、内角高めのスライダーを一閃。初出場の晴れ舞台の 1打席目で派手な“花火”を打ち上げた。阪神の新人では52年ぶりとなる一発で、ウエスタン唯一の打点をたたき出した。宿敵のユニホームに身を包む長谷川に猛虎の“牙”を突き立てた。掛布 2軍監督は収穫と戒めを口にした。ともに高みを目指すライバルたちの中で、ひときわ輝く“華”を咲かせた。再び 1軍切符を勝ち取るため、快男児の夏はもっともっと熱くなる。
●ソフトバンクのドラフト 1位、高橋純平投手(19=岐阜県立岐阜商業高校)がウエスタン選抜の先発マウンドに上がり、自己最速を 2キロ更新する 154キロをマークした。 1イニングを 1安打無失点に抑えた。上々の投球だったものの、同学年のオコエには 2塁打と 3盗を許し、悔しさも残った。
●全ウの 2番手で登板した阪神ドラフト 5位青柳晃洋投手(22=帝京大學)は、 1回 4安打 3失点だった。プロ初登板だった 6月 1日の楽天戦(コボスタ宮城)で適時 2塁打を浴びていたオコエに、またもやタイムリーを打たれるなど、打ち込まれてしまった。
●ソフトバンクの2014年ドラフト 1位松本裕樹投手(20)が、 5番手で 5回に登板し、巨人岡本に 3ランを浴びた。 5回、無死 1、 3塁。岡本を 1ボール 2ストライクと追い込んだが、スライダーが甘くなり左翼席へ運ばれた。試合前から同じ高卒 2年目のライバルとの対決を熱望していただけに、悔しい結果の中にも充実した表情を見せていた。
●“大谷斬り”で弾みをつける! 監督推薦で 4年連続 4度目となるオールスターの舞台に立つ阪神・藤浪晋太郎投手(22)が14日、福岡へ移動。同期のライバルで、今回は野手として出場する北海道日本ハム・大谷翔平投手(22)について「対戦があれば、がんばりたいです」と意気込んだ。昨年MVPの“お祭り男”は、15日の第 1戦に 2番手で登板する。監督推薦の藤浪は第 1戦に全セの 2番手で 1、 2イニングに登板する予定。全パのスタメンではない大谷だが、 2番手としてなら十分、対決の可能性はある。球宴では2014年の第 2戦(甲子園)で先発対決はあるが、投手vs打者となると初だ。交流戦では2013年 5月26日に甲子園で対戦。大谷に 2打席連続で 2塁打を浴びたが、 7回 1失点の好投で白星をつかんだ。監督推薦が決まった際も素直な感情を吐露。ただ出る以上は全セの代表として全力で腕を振り、ファンを楽しませるだけだ。最後に笑顔を見せ、福岡へ向かった。昨年 7月17日の第 1戦(東京D)では 3回パーフェクトでMVPを獲得した“お祭り男”。苦しんだ前半戦に区切りをつけ、勢いをつけるには最高の舞台。その相手が大谷なら、なおさらだ。
●“マウロ・ゴメス内野手(31)は自分のスイングを徹底だ。前日13日のヤクルト戦(神宮)で今季 2度目の代打を送られ、不本意な形で前半戦終了。序盤に本塁打と打点を量産も、前半戦を終え打率 0.264、14本塁打56打点。リフレッシュして巻き返す。記事をまとめてみました。
<フレッシュオールスター:全ウ 1- 6全イ>◇14日◇倉敷マスカットスタジアム
全イは 2回、北海道日本ハム清水、楽天オコエ、西武呉念庭の適時打 3本で 3点を先制。全ウは 3回、阪神板山のソロで 1点をかえした。
全イは 5回、無死 1、 3塁から巨人岡本が 3ラン。守っては北海道日本ハム上原、西武の多和田ら小刻みな継投で全ウに得点を許さない。
全イが快勝した。打線は 2桁安打、投手陣は 1失点と危なげない試合運び。全ウとの通算成績を20勝27敗 5分けとした。
9回表全イ無死 2塁、この日 3本目の安打を中前に放った楽天・オコエ瑠偉外野手=倉敷マスカットスタジアム
イースタン選抜が 6- 1でウエスタン選抜に勝ち、通算成績を20勝27敗 5分けとした。
ミスタータイガースもこの舞台から大きく羽ばたいた。倉敷で行われた若手の祭典。阪神・掛布雅之 2軍監督の脳裏に、1974年のあの日の光景がよみがえってきた。
「19歳のときだな。 1年目でジュニアオールスターに出たんだよ。後楽園で、天然芝だった。 2塁で出て、いちのゼロ( 1打数無安打)。四球を選んだよ」
ウエスタン選抜のベンチで中日・石川駿内野手(左)らに声をかける掛布雅之 2軍監督=倉敷マスカットスタジアム
ライバルたちとの真っ向勝負を思う存分楽しみ、さらなる高みへの思いを新たにした。プロ 1年目で83試合に出場し打率 0.204、 3本塁打、16打点。 2年目は 106試合に出場し、順調に階段を駆け上がって虎の主砲としての立場を確立していった。
この日はウエスタン選抜のコーチとしてベンチ入り。試合前に熱血指導することはなく、可能性あふれる若手の放つ打球に静かに視線を送った。試合は完敗も「若い子が野球を楽しんでいる姿をみている、おじさんだよ」としみじみ。つかの間の休息を経て、16日から再開するチーム練習で、タテジマ戦士を鍛え上げる。
1974年、19歳のときの阪神・掛布雅之 2軍監督のスイング
北海道日本ハムの 2年目、清水優心捕手が先制打で打線を勢いづかせた。
1回二死 1、 2塁。阪神青柳の 2球目 142キロの直球系を、しぶとくはじき返した。打球はボテボテも先制の中前適時打。 1塁ベース上で拳を突き上げた決めポーズで、 3塁側ベンチの全イのメンバーに喜びを見せつけた。次打者の楽天オコエ、西武呉念庭も連続適時打で続く火付け役になった。
試合前から「MVPしか狙っていませんよ」と豪語するなど、自信満々。目標に向けて、試合開始早々にインパクトを残した。
2回表二死 1、 2塁、先制の適時中前打を放った北海道日本ハム・清水優心捕手はベンチに向かってアピール=倉敷マスカットスタジアム
3ランを含む 2安打と活躍した全イの 4番、巨人岡本和真内野手がMVPを獲得した。トロフィーと賞金 100万円が贈られた。
「いいところに飛んでくれたので、入ってよかったです。ただ、その後のガッツポーズはちょっとやり過ぎたなと反省しています…。後半戦は 1軍で活躍できるように頑張ります」と、気持ちを新たにした。
優秀選手は 2人。 3安打 1盗塁を記録した全イの楽天オコエ瑠偉外野手(18)と、ソロ本塁打を放った全ウの阪神板山祐太郎外野手が、トロフィーと賞金50万円を手にした。
全イ 3番手で登板した北海道日本ハム・ドラフト 1位上原健太投手=倉敷マスカットスタジアム
北海道日本ハムのドラフト 1位上原健太投手が、巨人岡本の最優秀賞獲得を喜んだ。
4回に 3番手で登板。わずか 4球、全球 149キロの直球で 3者凡退に仕留める完璧な投球でリズムをつくった。「こういう感じで締めくくれたのは良かった」。直後 5回に巨人岡本がMVPを決める 3ラン。 1塁コーチャーで喜びを分かち合った上原は、喜びもひとしおだったよう「しっかり本塁打走者をかえせたことが良かった」と自身の好投よりも、後輩の快挙を喜んでいた。
1回表全イ無死、 2塁打を放った楽天・オコエ瑠偉外野手はベンチに向かってポーズを決める=倉敷マスカットスタジアム
両チーム唯一の 3安打猛打賞に 3盗と、強烈なインパクトを残した全イの楽天オコエ瑠偉外野手が、優秀選手賞に輝いた。
「超楽しかったです。普段は本気で、勝ちを求めてやる試合。こういう機会はないので、場面場面で楽しむのもアリだと思っていきました。先輩方のいいプレーを見させていただき、とても勉強になった。チームに戻ってもいい戦いができるようにやっていきたいです」と会心の笑顔だった。
2回表を終え、適時打を放った楽天・オコエ瑠偉外野手はファンの声援にポーズを決める=倉敷マスカットスタジアム
全イの「 1番中堅」で先発した楽天・オコエ瑠偉外野手が、晴れ舞台で初回から大暴れした。
初回の第 1打席、昨夏の高校日本代表でチームメートだったソフトバンク高橋の 145キロ直球をフルスイング。強いライナーが中堅フェンスを直撃し、楽々と 2塁へ達した。二死後、巨人岡本の打席で鮮やかに 3盗を決めた。
2回には二死 1、 3塁から中前適時打と勢いが止まらない。阪神青柳の内角低め 143キロ直球を鮮やかにはじき返した。
試合前に「選んでもらったので、しっかり自分のプレーをしたい。(高橋に)負けないように頑張ります」と誓った通りのプレーで岡山のファンを沸かせた。
2回裏全ウ一死、阪神・ドラフト 6位板山祐太郎外野手は右越えソロ本塁打を放った=倉敷マスカットスタジアム
5番右翼でスタメン出場の阪神ドラフト 6位板山祐太郎外野手が右翼越えソロ本塁打を放った。
2回一死で、巨人長谷川の内角 113キロカーブに反応。ライナー性の打球は右翼ポールに直撃した。板山は「うれしいです。ファウルになるかと思ったけど、切れずにいってくれました」と喜んだ。
2回裏全ウ一死、右越え本塁打を放った阪神・ドラフト 6位板山祐太郎外野手(右)を笑顔で迎える掛布雅之コーチ=倉敷マスカットスタジアム
全ウの 5番右翼で先発出場した阪神板山祐太郎外野手が、優秀選手賞を受賞(賞金50万円)した。
2回一死の第 1打席で、巨人長谷川から右翼ポール直撃のソロ本塁打。 3打数 1安打だったが、この得点が全ウ唯一の得点だった。板山は「うまく打てましたね。自信になりますし、他の選手たちに負けないようにやっていきたい」と話した。この日コーチとしてベンチ入りしていた掛布雅之 2軍監督も「意味のある本塁打だったね」と目を細めた。
2回、右翼ポール直撃の本塁打を放った板山祐太郎外野手=倉敷マスカットスタジアム
ウエスタン選抜は 1- 6でイースタン選抜に完敗したが、板山祐太郎外野手が 2回に右翼ポール弾を放ち、チーム唯一の得点をたたき出した。阪神新人では1964年の富恵一(とみえ・はじめ)以来、52年ぶりの一発。優秀選手に選ばれ、賞金50万円を獲得。コーチとしてベンチに入った掛布雅之 2軍監督を喜ばせた。
きれるな! 入れ! 高々と舞い上がった打球に強い思いを込めた。風は右翼から左翼へ穏やかに流れている。白球が右翼ポールを直撃すると、板山が笑顔でダイヤモンドを一周。掛布 2軍監督もベンチで小躍りして喜んだ。
板山祐太郎外野手を、掛布雅之2軍監督もくしゃくしゃの笑顔で出迎えた=倉敷マスカットスタジアム
「うれしいですね。先輩相手で力が入りましたけど、変化球で抑えにきてる感じがしたので、本当の勝負ができてよかったです」
0- 3の 2回一死走者なし。対峙したのは東京・成立学園高校の 2年先輩、長谷川潤投手(巨人育成 8位、BCリーグ石川)だった。粘った末の11球目、内角高めのスライダーを一閃。初出場の晴れ舞台の 1打席目で派手な“花火”を打ち上げた。阪神の新人では52年ぶりとなる一発で、ウエスタン唯一の打点をたたき出した。
25歳右腕とはプロ入り後は甲子園( 6月12日のファーム交流戦)で対戦し、四球を選んでいたが、安打はなかった。試合前にあいさつに行き、笑顔で言葉を交わしたが、ベンチ裏では「きょうは打ちますよ」とニヤリ。宿敵のユニホームに身を包む長谷川に猛虎の“牙”を突き立てた。
優秀選手賞を受賞した阪神・板山祐太郎外野手=倉敷マスカットスタジアム
掛布 2軍監督は板山の節目の一発に「いい本塁打だけど、満足してはいけない。でも、次につながるよ。意味のある本塁打だと思うね」と収穫と戒めを口にした。
ドラフト 6位指名ながら、 2月の安芸キャンプの“掛布道場”から右膝の使い方を柔らかくし、スイングのスピードを段階的に上げるように指導。 4月21日に 1軍昇格を果たすと29試合に出場し、打率 0.228、 0本塁打、 4打点の数字を残した。現在は再び 2軍で汗を流すが、シーズンはまだ続く。昇格を目指す戦いもこれからだ。
「(本塁打は)自信になりましたし、ほかの選手のプレーをみて勉強になりました。(シーズン前半は)いいところも課題も出た。しっかり修正して、頑張ります」
ともに高みを目指すライバルたちの中で、ひときわ輝く“華”を咲かせた。再び 1軍切符を勝ち取るため、快男児の夏はもっともっと熱くなる。
1964年の第 3戦で本塁打を放った富恵一外野手
ウエスタン選抜は 1- 6でイースタン選抜に完敗したが、板山祐太郎外野手が 2回に右翼ポール弾を放ち、チーム唯一の得点をたたき出した。
板山が 2回、右翼へ本塁打を放った。阪神のルーキーが、フレッシュオールースターで本塁打をマークするのは、1964年の第 3戦(大阪)で富恵一が放って以来、52年ぶり。ルーキー関係なく、阪神の選手で本塁打を放ったのは、2003年の喜田剛(きだ・ごう)以来となる。若手選手による球宴は1963年に始まり、1964年のみ 3試合制で行われた。
2回、本塁打を放った阪神・板山祐太郎外野手=倉敷マスカットスタジアム
ウエスタン選抜は 1- 6でイースタン選抜に完敗したが、板山祐太郎外野手が 2回に右翼ポール弾を放ち、チーム唯一の得点をたたき出した。
横浜市内の自宅で声援を送っていた板山の祖母、幸子さんは孫の球宴初本塁打を見逃してしまった。「テレビは付けていたのですが、その瞬間を見ていません」。近くの落雷の影響で、しばらく停電になったそう。復旧後、リプレー映像で本塁打のシーンを見たという。優秀選手に選ばれたことを知って「うれしいですね」と声を弾ませていた。
★賞金「独り占め」
板山は 3打数 1安打 1打点で全ウの零封負けを阻止する活躍で、優秀選手賞として賞金50万円を獲得した。試合前に掛布 2軍監督から「(MVPの賞金) 100万円をとりなさい」と鼓舞されていた。その半分にはなったが、大敗の中で得た“勲章”に「独り占めです」と笑わせた。
自己最速を 2キロ更新する 154キロを記録したソフトバンクのドラフト 1位高橋純平投手=倉敷マスカットスタジアム
ソフトバンクのドラフト 1位、高橋純平投手(19=岐阜県立岐阜商業高校)がウエスタン選抜の先発マウンドに上がり、自己最速を 2キロ更新する 154キロをマークした。 1イニングを 1安打無失点に抑え「 1イニングを全力でいったので、 154キロというのはそんなに驚いてないです。まだ速くなるというのは見せられたと思う」とサラリと振り返った。
先頭の楽天・オコエにはオール直球勝負を挑み、中堅フェンスを直撃する 2塁打を浴びたものの、走者を背負ってからギアを上げた。続く呉を 3飛に抑えると、ロッテ・肘井は 149キロの真っすぐで詰まらせ、 3邪飛。巨人・岡本の 2球目にオコエに 3盗を許したものの、 154キロの直球でファウルを稼ぐなど追い込み、最後は真ん中高めの 150キロで空振り三振に抑えた。
上々の投球だったものの、同学年のオコエには 2塁打と 3盗を許し、悔しさも残った。「オコエにはやられっぱなしですね。ストレート勝負と分かっていた中でとらえられた。相手が一枚上手でしたね。また機会があればやり返したいと思います」とリベンジを誓っていた。
全ウ 2番手で登板した阪神ドラフト 5位青柳晃洋投手=倉敷マスカットスタジアム
全ウの 2番手で登板した阪神ドラフト 5位青柳晃洋投手は、 1回 4安打 3失点だった。
プロ初登板だった 6月 1日の楽天戦(コボスタ宮城)で適時 2塁打を浴びていたオコエに、またもやタイムリーを打たれるなど、打ち込まれてしまった。「オコエだけは全球真っすぐ勝負でした。シーズンでスライダーを打たれてたんで。でも打たれてしまいましたね」と苦笑いを浮かべていた。
ソフトバンクの2014年ドラフト 1位松本裕樹投手が、 5番手で 5回に登板し、巨人岡本に 3ランを浴びた。
5回、無死 1、 3塁。岡本を 1ボール 2ストライクと追い込んだが、スライダーが甘くなり左翼席へ運ばれた。「ちゃんと投げられれば三振が取れた。選択肢としては悪くなかった。甘くいってしまった。対戦できたことはよかったですけど」。試合前から同じ高卒 2年目のライバルとの対決を熱望していただけに、悔しい結果の中にも充実した表情を見せていた。
“大谷斬り”で弾みをつける! 監督推薦で 4年連続 4度目となるオールスターの舞台に立つ阪神・藤浪晋太郎投手が14日、福岡へ移動。同期のライバルで、今回は野手として出場する北海道日本ハム・大谷翔平投手(22)について「対戦があれば、がんばりたいです」と意気込んだ。昨年MVPの“お祭り男”は、15日の第 1戦に 2番手で登板する。
博多祇園山笠で盛り上がる福岡での夢舞台に、お祭り男の血が騒ぐ。誰もが期待する「投手・藤浪vs打者・大谷」の対決について問われた藤浪は、力強くうなずいた。
「そうですね。同級生ですし、何かしらつながりはあるので。ファンの方も喜んでくれると思うので、対戦があればがんばりたいです」
普段は同期の怪物を特別意識した発言はしないタイプだが、球宴でファンが期待してくれているのなら、話は別だ。今回、大谷は投手としてファン選出も、右手中指のまめをつぶした影響で野手として出場する。監督推薦の藤浪は第 1戦に全セの 2番手で 1、 2イニングに登板する予定。全パのスタメンではない大谷だが、 2番手としてなら十分、対決の可能性はある。
2013年 5月26日、藤浪晋太郎投手はは大谷翔平投手に 2打席連続 2塁打を浴びた=阪神甲子園球場
球宴では2014年の第 2戦(甲子園)で先発対決はあるが、投手vs打者となると初だ。交流戦では2013年 5月26日に甲子園で対戦。大谷に 2打席連続で 2塁打を浴びたが、 7回 1失点の好投で白星をつかんだ。
互いに 4年目だが、現状の明暗はくっきりだ。はや10本塁打など打者としても輝きながら、 8勝(防御率2.03)、日本最速 163キロも叩き出した大谷に対し、藤浪はわずか 4勝(同3.46)。前半戦最後の登板となった 8日の広島戦(甲子園9では、不甲斐ない投球に金本監督から厳しい続投指令を受け、 8回 161球も投じた。
「(前半戦)よかったことはないです。全体的によくなかったので」
悔しそうに振り返った。監督推薦が決まった際も「選ばれるような成績じゃないので申し訳ないような気持ち」と素直な感情を吐露。ただ出る以上は全セの代表として全力で腕を振り、ファンを楽しませるだけだ。
「せっかくなので(他の選手に)いろいろ話を聞きたいです。年上の方ばかりなので気疲れはあると思うんですけど、楽しめると思います」
最後に笑顔を見せ、福岡へ向かった。昨年 7月17日の第 1戦(東京D)では 3回パーフェクトでMVPを獲得した“お祭り男”。苦しんだ前半戦に区切りをつけ、勢いをつけるには最高の舞台。その相手が大谷なら、なおさらだ。
★博多祇園山笠: 7月 1-15日まで行われ、本格的な夏の訪れを告げる博多っ子の祭り。最終日に行われる「追い山笠」では大太鼓の合図とともに一番山笠から順に「櫛田入り」。その後、境内を出て旧博多部の約 5キロのコースを回り、須崎町の廻り止め(ゴール)を目指す。
マウロ・ゴメス内野手は自分のスイングを徹底だ。前日13日のヤクルト戦(神宮)で今季 2度目の代打を送られ、不本意な形で前半戦終了。後半戦に向け14日、「毎回毎回(良い)結果が出るのが野球ではない。自分のスイングをしっかりできるようにしたい。本塁打にこだわりはない」と話した。序盤に本塁打と打点を量産も、前半戦を終え打率 0.264、14本塁打56打点。「(球宴休みは)家族とゆっくり過ごすよ」。リフレッシュして巻き返す。
全員野球でファンを楽しませてくれた。しかし、阪神ファンの虎ちゃんにとっては、全ウ 1- 6全イでの敗北は非常に悔しいですね。
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