●後半戦逆襲へ向けて阪神ナインが16日、再始動した。甲子園のセンター付近で高代延博ヘッドコーチ(62)を中心に円陣を組み、練習がスタート。約 2時間の練習で汗を流した。 6月25日の広島戦で日米通算2000安打を放つなどチームを引っ張る福留孝介外野手(39)も練習に参加。18日の巨人戦(甲子園)から始まる後半戦に向けて、福留孝介外野手が「取り返す」と気合を入れた。母校・PL学園高は15日の全国選手権大阪大会の初戦で敗退し、休部が決定。“PL魂”を胸に虎を上昇気流に乗せる。借金「10」、首位広島と14.5ゲーム離された 5位で前半戦を終えた。この悔しさをただ単に「返す」のではなく「取り返す」と表現。その言葉に最後まで諦めない貪欲な姿勢がにじむ。それは多感な高校時代につかんだ宝物だ。PL魂を継承している。「あの学校にいったことはプラスになっている」。母校のPL学園高校が前日15日、大阪大会初戦で東大阪大柏原高に敗れた。一時逆転しながらも悔しい 1点差負けで休部が決定。スケジュールの関係で直接観戦することはできなかったが、一夜明け、思いを吐露した。鹿児島から単身で名門をたたいた。付け人制度、猛練習、荷物検査、目覚まし時計なしでの起床…。数々の“伝統”に歯を食いしばった。効率性、スマートさばかりが注目される今とは全然違う。そこで得た精神力は今、支えになっている。チーム打率 0.241は12球団ワースト。頼れるのは福留しかいない。PL魂を地でいく男が虎を上昇気流に乗せる。
●ラファエル・ドリス投手(28)が後半戦に向けて準備OKだ。16日は甲子園で行われた全体練習に参加し、ダッシュやキャッチボールを行った。来日 1年目はここまで30試合登板し、防御率2.10。マルコス・マテオ投手(32)が16日、後半戦に向けてフル回転を誓った。甲子園でダッシュやキャッチボールなどで汗を流した。前半戦は右肩関節炎で離脱したが、チーム最多の11セーブを挙げるなど救援陣を引っ張ってきた。
●阪神のドラフト 2位ルーキー坂本誠志郎捕手(22=明治大學)が16日に、甲子園で行われた 1軍の練習に合流した。この日はダッシュや打撃練習などで汗を流した。 5月 5日に 1軍昇格を果たしたが、出場機会のないまま同18日に出場登録を抹消されていた。岡崎太一捕手(33)が左手骨折で今季絶望的となり、急きょ昇格が決定。矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(47)は、原口、梅野との若手捕手 3人でのハイレベルな争いを期待した。岡崎が骨折した左手の手術を受け、長期離脱が決定的になった。代役候補として、この日の全体練習には坂本が合流。チームにとっては痛手だが、出番に飢えている若虎にとってはチャンスでもある。 2軍で20試合に出場し、打率 0.289、 1本塁打、 4打点とアピールしてきた坂本だって、負けていられない。
●阪神のドラフト 4位・望月惇志投手(18=横浜創学館高校)と新加入のコーディ・サターホワイト投手(29=前エンゼルス3A)の 2人が17日の甲子園での 1軍練習に参加することが16日、分かった。先発と中継ぎの新戦力が、どこまで使えるのか-。金本知憲監督(48)が直々に、生チェックする。聖地での伝統の一戦から幕を開ける後半戦。借金「10」からの巻き返しへ向け、17日の甲子園練習には、オールスターを終えた金本監督も横浜から、駆けつける。望月は 1メートル88の本格派右腕。ここまでウエスタン 7試合に登板し、 2勝 1敗、防御率2.63を残している。指揮官“イチ推し”の18歳で、 4月26日に履正社学園との練習試合(鳴尾浜)を緊急視察した際には、最速 146キロの速球とキレ味鋭いスライダー、フォークを初めて目にし絶賛。以来、頭の中には常に“投手の超変革”の候補として、望月の名前があった。 6月に緊急補強したセットアップ右腕のサターホワイトも、ウエスタン 5試合で計 4イニングを 6奪三振、 2安打無失点と好投を続けている。ただ現状では、“守護神失格”となったマテオが中継ぎで復活し、球の切れが戻った藤川とともに新ストッパーのドリスにつなぐ形が確立。 1軍外国人枠「4」の問題で出番がないが、マテオやドリスに何かアクシデントがあった場合には、すぐに昇格できるだけの準備は整っている。
●掛布雅之 2軍監督(61)が、17日に鳴尾浜で紅白戦を行うことを16日、明らかにした。球宴期間で試合間隔を埋めるためのもので、シーズン中では異例の実戦練習。首痛で実戦から離れていたマット・ヘイグ外野手(30=ブルージェイズ3A)も実戦復帰する。紅白戦は 6イニング制で各組 4人の計 8投手が登板する。いよいよ後半戦開始。ファームから 1軍へ勝利に貢献できる選手を送りこむ。記事をまとめてみました。
後半戦逆襲へ向けて阪神ナインが16日、再始動した。甲子園のセンター付近で高代延博ヘッドコーチを中心に円陣を組み、練習がスタート。約 2時間の練習で汗を流した。
6月25日の広島戦で日米通算2000安打を放つなどチームを引っ張る福留孝介外野手も練習に参加。チームただ 1人の 3割打者( 3割 1分 8厘)は「ここから 1つずつ。前半戦の借りを取り返すという気持ちを持ってやるべきじゃないか」と、逆襲を宣言した。18日巨人戦(甲子園)から後半戦がスタートする。
阪神甲子園球場でティー打撃をする福留孝介外野手。“PL魂”で巻き返しを誓った!
阪神は16日、甲子園で全体練習を再開し、18日の巨人戦(甲子園)から始まる後半戦に向けて、福留孝介外野手が「取り返す」と気合を入れた。母校・PL学園高は15日の全国選手権大阪大会の初戦で敗退し、休部が決定。“PL魂”を胸に虎を上昇気流に乗せる。
午後 3時。高代ヘッドコーチが中堅付近で円陣を組み、練習が再開された。金本監督は球宴で不在だが、緊張の糸はピンと張られ、選手たちは 2時間半、たっぷりと汗をかいた。後半戦へ、主砲福留がナインの思いを代弁した。
「ここから 1つずつ、前半戦の借りを返したい。返すというか、取り返すという気持ちをもってやるべきじゃないか」
借金「10」、首位広島と14.5ゲーム離された 5位で前半戦を終えた。この悔しさをただ単に「返す」のではなく「取り返す」と表現。その言葉に最後まで諦めない貪欲な姿勢がにじむ。それは多感な高校時代につかんだ宝物だ。
PL魂を継承している。「あの学校にいったことはプラスになっている」。母校のPL学園高校が前日15日、大阪大会初戦で東大阪大柏原高に敗れた。一時逆転しながらも悔しい 1点差負けで休部が決定。スケジュールの関係で直接観戦することはできなかったが、一夜明け、思いを吐露した。
大阪大会初戦で敗れたPL学園は、惜しまれつつ休部に
「彼ら(野球部員)12人は精いっぱい、悔いを残さずやった。PLらしい野球を最後までやってくれた。胸を張って堂々とやってくれたことが一番。これから先、自信にしてほしい。(休部は)寂しいことだけど、これから先、何とかしてほしいし、したいと思う」
鹿児島から単身で名門をたたいた。付け人制度、猛練習、荷物検査、目覚まし時計なしでの起床…。数々の“伝統”に歯を食いしばった。効率性、スマートさばかりが注目される今とは全然違う。そこで得た精神力は今、支えになっている。
打率 0.318はチームトップ。左太もも裏を痛めながら金本監督から交流戦明けから球宴までの全試合出場指令を守り、 6月28日のDeNA戦(甲子園)から13試合連続で 4番に座っている。
この日も打撃や守備など練習をみっちり。後半戦全57試合出場については「大きなけがになったらアレだから、相談しながらだけど、体の状態をみながら」と意欲をみせた。チーム打率 0.241は12球団ワースト。頼れるのは福留しかいない。PL魂を地でいく男が虎を上昇気流に乗せる。
★PL学園高時代の福留
1993年に生まれ育った鹿児島から大阪・PL学園へ野球留学。 1年秋から 4番に座り、頭角を現わす。 3年(1995年)夏の大阪大会では 7本塁打をマークするなど、大活躍。夏の甲子園 1回戦の北海道工戦では 2打席連続本塁打を記録。高校屈指のスラッガーとしてスカウトから注目を浴びた。高校通算40本塁打。甲子園には1994年春( 4強)、1995年春(初戦敗退)、夏( 8強9の 3度出場。
ラファエル・ドリス投手が後半戦に向けて準備OKだ。16日は甲子園で行われた全体練習に参加し、ダッシュやキャッチボールを行った。
来日 1年目はここまで30試合登板し、防御率2.10。 2日間の休暇は「しっかり寝て、リラックスできたよ」と後半戦に向けてエネルギーは満タンだ。
笑顔を見せながらダッシュを繰り返すマルコス・マテオ投手(左)とラファエル・ドリス投手=阪神甲子園球場
マルコス・マテオ投手が16日、後半戦に向けてフル回転を誓った。甲子園でダッシュやキャッチボールなどで汗を流した。
前半戦は右肩関節炎で離脱したが、チーム最多の11セーブを挙げるなど救援陣を引っ張ってきた。球宴休暇は家族とすごしたといい「リフレッシュできたよ。後半戦はフル回転したいね」と活躍を誓った。
阪神のドラフト 2位ルーキー坂本誠志郎捕手が16日に、甲子園で行われた 1軍の練習に合流した。この日はダッシュや打撃練習などで汗を流した。「チームが勝つことを大前提に自分ができることはいっぱいあるんで、いい準備をしたい」と意気込んだ。
5月 5日に 1軍昇格を果たしたが、出場機会のないまま同18日に出場登録を抹消されていた。
競ってレギュラーを獲れ! 阪神のドラフト 2位・坂本誠志郎捕手が16日、甲子園での 1軍練習に合流した。岡崎太一捕手が左手骨折で今季絶望的となり、急きょ昇格が決定。矢野燿大作戦兼バッテリーコーチは、原口、梅野との若手捕手 3人でのハイレベルな争いを期待した。
矢野作戦兼バッテリーコーチが闘争心をあおるように言葉を発した。
「誰か 1人は決めていない。こっち( 1軍首脳陣)が誰かという気持ちにさせて欲しい。ガツガツ奪いに来て欲しい」
キャッチングから送球の練習を繰り返すドラフト 2位ルーキー坂本誠志郎捕手=阪神甲子園球場
岡崎が骨折した左手の手術を受け、長期離脱が決定的になった。代役候補として、この日の全体練習には坂本が合流。チームにとっては痛手だが、出番に飢えている若虎にとってはチャンスでもある。
原口は55試合に出場し、打率 0.327、 6本塁打、23打点。リード面や肩の守りの部分で成長できれば、扇の要に前進する。昨季開幕捕手を務めてここまで30試合に出場している梅野、 2軍で20試合に出場し、打率 0.289、 1本塁打、 4打点とアピールしてきた坂本だって、負けていられない。
「原口はオールスターで色々と吸収しようとしている。梅野も負けられない気持ちがあると思う。坂本だってこの前よりチャンスはあると思うよ」
矢野コーチは横一線であることを重ねて強調した。
● 1軍に合流した阪神のD 2位・坂本誠志郎捕手
「チャンスなので、チームを勝利に導くようなプレーをしたいです」
後半戦の起爆剤となれ! 阪神のドラフト 4位・望月惇志投手と新加入のコーディ・サターホワイト投手の 2人が17日の甲子園での 1軍練習に参加することが16日、分かった。先発と中継ぎの新戦力が、どこまで使えるのか-。金本知憲監督が直々に、生チェックする。
聖地での伝統の一戦から幕を開ける後半戦。借金「10」からの巻き返しへ向け、17日の甲子園練習には、オールスターを終えた金本監督も横浜から、駆けつける。“最終調整”の場に、鳴尾浜から 2人の新戦力が呼ばれたことが分かった。高卒ルーキーの望月と、新外国人のサターホワイトだ。
望月は 1メートル88の本格派右腕。ここまでウエスタン 7試合に登板し、 2勝 1敗、防御率2.63を残している。指揮官“イチ推し”の18歳で、 4月26日に履正社学園との練習試合(鳴尾浜)を緊急視察した際には、最速 146キロの速球とキレ味鋭いスライダー、フォークを初めて目にし「すごいよ。(将来の)エース候補」と絶賛。以来、頭の中には常に“投手の超変革”の候補として、望月の名前があった。
緊急召集が決まったドラフト 4位・望月惇志投手。高卒ルーキーが巻き返しの切り札になるか
どこかで試したい-。 6月30日にクラブハウスで掛布 2軍監督と会談した際には、「早く( 1軍で)投げさせたい」と相談。「もう少し時間かかります」と言われ、あきらめたが「焦らず、じっくり。俺は早く見たいけどね」と話していた。
今月 7日のウエスタン・中日戦(ナゴヤ)で 6回 1/3を 4失点(自責 3)だった際も、東京ドームでの練習中に登板結果を気にしていたほど。現状のローテはメッセンジャー、藤浪、能見、岩貞、岩崎、青柳となっているが、まだ絶対的な 6人ではない。機会があれば、後半戦に思い切って高卒ルーキーを投げさせる可能性は、十分にある。
また 6月に緊急補強したセットアップ右腕のサターホワイトも、ウエスタン 5試合で計 4イニングを 6奪三振、 2安打無失点と好投を続けている。ただ現状では、“守護神失格”となったマテオが中継ぎで復活し、球の切れが戻った藤川とともに新ストッパーのドリスにつなぐ形が確立。 1軍外国人枠「4」の問題で出番がないが、マテオやドリスに何かアクシデントがあった場合には、すぐに昇格できるだけの準備は整っている。
2人とも今回はあくまで 1軍練習への参加。すぐ昇格するわけではないが、 1軍の首脳陣が直接チェックすることに、大きな意味がある。多くの新戦力を試した前半戦を終え、金本監督は「こんなに借金あるようなチームじゃない。全力で巻き返そうという」と選手を鼓舞した。そんな反攻の後半戦。新たな“目玉”が、投の 2人となる。
掛布雅之 2軍監督が、17日に鳴尾浜で紅白戦を行うことを16日、明らかにした。球宴期間で試合間隔を埋めるためのもので、シーズン中では異例の実戦練習。首痛で実戦から離れていたマット・ヘイグ外野手も実戦復帰する。
「(円陣では)自分たちの野球に危機感を感じなさい、とね。(17日に)紅白戦やるよ、 6イニング!」
紅白戦は 6イニング制で各組 4人の計 8投手が登板する。この日の練習は 4時間を超え、指揮官は約 1時間ブルペン視察も行い「刺激を与えないとね」と石崎、田面らに目を光らせた。いよいよ後半戦開始。ファームから 1軍へ勝利に貢献できる選手を送りこむ。
いよいよ後半戦が始まる!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
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