アニヤン・新井貴浩(35)は 1回に訪れた二死 1、 2塁のチャンスで投ゴロ。三浦大輔投手(38)の立ち上がりをとらえられず、その後の快投につなげられてしまった。
神様が赤っ恥回避打!!代打で登場した桧山進次郎外野手(42)が屈辱の記録を阻止する 1打。 8回まで三浦に抑え込まれ、最下位チーム相手にあわやノーヒットノーランの危機をベテランが救った。
岩田稔投手(28)が 7回 9安打 2失点で 5敗目( 2勝)を喫した。7イニン 2二塁打を浴びた。粘投で試合を作ったが、神妙な表情で責任を背負い込んだ。
13日の同カードは交流戦前ラスト試合。阪神はDeNAに敗れ今季初の 4連勝を逃した。記事をまとめてみました。
DeNAの先発三浦は 1回、 2四球から二死 1、 2塁とするが、新井貴を投ゴロ。ピンチをしのぐと、 3回まで無安打に抑えた。
DeNAは 6回二死 1、 2塁から吉村が右中間を破る適時 2塁打で 2点を先制。 6回まで無安打投球の三浦を援護した。
DeNA三浦は 9回先頭の代打桧山に初安打を許し、併殺崩れの間に 1失点したが、完投でハーラートップタイの 4勝目を挙げた。
アニヤン・新井は 1回に訪れた二死 1、 2塁のチャンスで投ゴロ。三浦の立ち上がりをとらえられず、その後の快投につなげられてしまった。「コントロールが良かったよね。丁寧な投球をされてしまった」。 4回には右前に抜けようかというライナー性の当たりを放つも、 2塁・サラサーにジャンピングキャッチされた。 5番に入って 6試合目で初の( 3打数)無安打に終わったが、「あした(13日)すっきり勝って、交流戦を迎えたい」と前を向いた。
桧山が屈辱の記録を阻止する 1打を放った。相手のエース三浦の前に無安打で迎えた 9回、代打で登場するとフルカウントから右翼線へ運んだ。「塁に出たら 2点差だから勝負はわからない。何とかなるんじゃないかと思っていた」。これをきっかけに打線は 1点差に迫ったが、最後は 1歩及ばず。それでも2006年以来の不名誉な記録は免れた。
シーズン 3度目の 4連勝への挑戦もはね返された。それでも、次戦につながる一打を神様は放った。無安打で迎えた 2点を追う 9回先頭。緊張感の高まった球場に「代打・桧山」のコールが響く。フルカウントからの 7球目。難敵・三浦の夢を打ち砕いた。
9回、代打・桧山は無安打投球だった三浦(手前)から安打を放った
「トップ(先頭打者)という立場もあった。 2点差だったら、塁に出れば(打順が)上位に回るし、わからなくなるんじゃないかと思っていた」
内より高めの 140キロ直球を一閃。ハマの番長が食い入るように行く末を見守った打球は右翼フェンスに直撃した。悲鳴と歓声が入り交じるなか、阪神サイドのスコアボードにようやく、「H」ランプが灯った。片岡打撃コーチは「ある意味、チームを助けてくれた。非常に大きかった」と最敬礼した。
イニングを重ねるごと重苦しさが増す中で、大ベテランは当時の記憶をたどっていたかもしれない。2006年 9月16日の中日戦(ナゴヤD)。山本昌にノーヒットノーランを許したゲームで桧山に出番はなし。ベンチで敵の歓喜の瞬間を見届けることしかできなかった。「そうだったか…」。あれから、 6年。期待を背負い打席に入った。結果で過去の悔しさを吹き飛ばした。
三浦(手前)からあわやノーヒットノーランをくらうところで 9回、先頭の代打・桧山が初ヒット
チームは三浦に今季 2敗目。通算対戦成績は45敗(20勝)。デーゲームは今季 3勝10敗 1分けとまた負の数字が足された。「デーゲームは分が悪い」と話した和田監督は 1回二死 1、 2塁のチャンスをモノにできなかったことを嘆いた。
「もともと立ち上がりが悪い投手なんで、あそこ( 1回)で、というところなんだけど…。 3回ぐらいまでに点をとらないと、どんどん(攻略が)難しくなってくる」
だが、背番号「24」の 2試合連続となる単打を口火に打線は 1点を返した。指揮官が「絶対あす勝って、交流戦にいきたい」と言えば、「同じ負けでも、全然違うから。また、あした」と桧山も力を込めた。
神様のひと振りで惨劇を免れ、交流戦前ラストゲームに臨む。またもや相性の悪いデーゲームだが、必勝を期す日曜日に勝利を収めにいく。
6回裏DeNA吉村に 2点適時 2塁打を許した岩田は天を仰ぐ
岩田が1球に泣いた。 7回 9安打 2失点で 5敗目( 2勝)を喫した。 7イニング中、 6イニングで走者を背負う苦しい投球。 6回二死 2塁から 6番吉村に 1球目のツーシームが甘く入り、先制の右中間 2点 2塁打と痛打され「絶対に初球から振ってくると思った。外しにいったが…」と警戒していただけに、悔しさを募らせた。粘投で試合を作ったが、DeNA先発の三浦は 8回終了まで無安打投球。「自分が点をとられてしまったから、負け」」と、神妙な表情で責任を背負い込んだ。
開幕カードに続いて三浦との投げ合いに敗れた。「先に点を取られてしまった。やられました」と肩を落とした。
また岩田で負けた…。 5敗目( 2勝)を喫してまで 1軍に置いていて良いのだろうか?何回も繰り返す岩田先発で負け試合。そんな試合を見るために、球場に行くのでは無い。もっと面白い試合を見るために行くのだ!
しっかりしないと、Bクラス入りも時間の問題では無くなるだろう。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!
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新井、好機で凡退…桧山がノーヒットノーラン阻止打!番長の快挙止めた…岩田5敗目…
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