阪神は 1回、クレイグ・ブラゼル(31)の 9試合&30打席ぶりの適時打などで 4点を先取しDeNAに<DeNA 3- 8阪神>と快勝、中畑・DeNAは再び 2ケタ借金に…。
マット・マートン外野手(30)がダメ押しの 2点タイムリーを放った。 6- 3で迎えた 9回二死 1、 2塁。センターの頭を越える痛烈な 2塁打で 2点を追加した。
鳥谷敬内野手(31)、四死球数トップの田淵氏超えも!平野恵一内野手(33)、 9回つない打「交流戦全部勝つ」。今季初めて「 6番・中堅」で先発出場した浅井良外野手(33)が 2打点。
アニキ・金本知憲(44)が白木のバットを一度も振ることなく、先制点をもぎとった。
阪神メッセンジャーは 6回 3失点で 3勝目を挙げた。記事をまとめてみました。
DeNA国吉は 1回、押し出し四球、ブラゼルの 2塁打などで一挙 4失点。 2回には浅井の適時内野安打、 3四球から 2点を失い、阪神が 2回までに 6点を奪い、国吉が 6四球を与えて 6失点で 2回持たずこの回途中で降板した。
DeNAは 5回二死満塁から筒香が右前への 2点適時打。クレイグ・ブラゼル内野手(32)が 1塁線を破る 2塁打で続き、この回 3点を返した。
DeNAは再び 2ケタ借金…。阪神ランディ・メッセンジャー投手(30)は 6回 3失点で 3勝目を挙げた。
ブラゼルが 2点 2塁打を放った。初回、押し出し四球で先制し、内野ゴロの間に 2点目をあげて、なおも二死 1、 3塁。国吉の高めに浮いたボール球 149キロを強引にたたき、右中間に大飛球。走者 2人をかえし「昨日の試合では三浦投手にいいピッチングをされていたので、今日は早い回に点がほしかった。自分が打って、さらに追加点を取ることができて良かった」と喜んだ。
マザーに捧げる復活打や!! 阪神は一回、ブラゼルの 9試合&30打席ぶりの適時打などで 4点を先取し、DeNAに快勝。母の日に合わせて来日したメアリーさん(59)への一打に、もし打てなかったら「お尻をたたかれて、お金も巻き上げられたかも」-。交流戦のキーマンとなるB砲に肝っ玉オカンの出現?だ。
愛する母への感謝の気持ちがバットに伝わった。 2点を先取した 1回、なおも二死 1、 3塁の好機。ブラゼルの鼻息は荒くなる。「積極的にいこう」。 3球目。高めの釣り球を力でねじ伏せると、鋭い打球は中堅右へ一直線だ。 2点 2塁打。B砲の快音が交流戦前の最後のゲーム、マザーズ・デイに勝利を呼び込んだ。
ブラゼルが 1回、 2点 2塁打。「母の日」に大砲が目覚めた
「走者がいたしね。ボール球だったけど、いい形で打ててよかった」
嫌な流れを断ち切る一撃だ。DeNAの先発・国吉にアニキ・金本の押し出しで1点を先制。なおも無死満塁の絶好機に 5番・新井が浅い中飛に倒れた。浅井の 3ゴロの間に 2点目を奪ったが、このまま終わっていれば…。そんな空気を 7番に降格した助っ人が一掃した。自身30打席ぶり、 5月 2日の中日戦(ナゴヤD)から遠ざかっていた適時打だ。
「母は、この世の中で一番大事な人の 1人。(勝利を)母に捧げたいよ」
この日は「母の日」。米・アラバマ州から母・メアリーさんが来日した。最愛の母はソフトボール選手で「僕よりいい打者」と笑う。活躍できなかったら…。「お尻をたたかれて、お金も巻き上げられたかも(笑)」。だから、胸を張って出迎えられることがうれしい。「あした(14日)、一緒に買い物に行くよ」。つかの間の休日に親子水入らずの時間を過ごすつもりだ。
適時二塁打を放つブラゼル
結果を求められる戦いは続く。 6月上旬に渉外担当が来季の外国人選手の調査で渡米し、ウィリアムス、シーツら駐米スカウトから情報収集する。打率 0.209、 4本塁打、13打点。この数字が上がらなければ…。これもB砲の発奮材料だ。
貯金を「2」として、ここ 3年連続で負け越している16日(日本ハム、甲子園)からの交流戦に挑む。「ブラゼルとマートンに調子をあげてもらいたいという気持ちがあった。 2人が(打線の)キーになってくる。交流戦は、頑張ってもらいたいね」。和田監督は、力を込めた。
新井がチャンスで打てない…となれば、B砲への期待はますます大きくなる。背番号「67」は高らかに宣言した。
「チームもいい形で交流戦に入っていけると思うんで頑張りたい」
2年前の「母の日」も 3安打 2本塁打と大暴れした。ベンチに引き揚げる間際に、ピンク色のリストバンド、革手袋をスタンドに投げ入れた様は夕日に照らされ、格好よすぎた。
阪神が 2回までに 6点を奪った。 1回はブラゼルが右中間への 2点 2塁打などで一挙 4点。 2回には浅井の適時内野安打などで 2点を加え早々試合を決めた。阪神先発のメッセンジャーが 6回 3失点にまとめ、 4月17日以来約 1カ月ぶりの 3勝目を挙げた。
1回の立ち上がりから走者を背負う展開が続いて、多くの球数を費やした。 5回には筒香、ラミレスに連続タイムリーを浴びて 3点を失ったが、序盤に 6得点した打線の援護が効いた。「シーズンで 2番目に短いイニングになってしまった」と反省も口を突いた。
メッセンジャーはここ 3試合の登板で、自らがマウンドに立っているときには味方打線が無得点だった。この日は一転、 2回までに大量 6点をもらった。「序盤から援護してくれた野手のみんなに感謝」と控えめに喜んでいた。
9回表阪神二死 1、 2塁、マートンの 2点適時 2塁打
ブラゼルだけじゃない。最後の最後にやっと出た。絶不調のマートンがダメ押しの 2点タイムリーを放った。 6- 3で迎えた 9回二死 1、 2塁。カウント 1- 1からの内角低め 140キロシュートをコンパクトに振り抜いた打球は、センターの頭上を越えるタイムリー 2塁打で 2点を追加した。 9日の広島戦以来、 3試合14打席ぶりの快音だった。
「ナイスヒット。メンタル、OK! スイング、そこそ~こ。センター(方向の打球)、グッド! (前日のイヤな雰囲気を)チェンジ、チェンジ。ナイスウイン!!」(「いい感じでセンターへ打つことができたよ」)。試合後は笑顔で振り返った。
不振のマートンも 9回に 2点 2塁打
この日はブラゼルが打って、メッセンジャーが白星を挙げて…と助っ人がヒーローだったため、試合後はマートンの周囲に球団通訳が不在。というわけで、こんな談話しか残さなかった、いや、残せなかったマートン。本当はもっと喋りたかったかも。読者のみなさま、ゴメンナサイ。
代わって和田監督が絶賛した。
「最後の 2点がなかったら重い試合になるところだったけど。(助っ人の) 2人が打たないと、どうしても点の入り方が途切れ途切れというか、一気には上がってこないんで。マートンが打ってくれたことが大きい」
その言葉通り、交流戦に向けて、 3番打者の快音は何よりの朗報だ。 1、 2打席目はボール球をしっかり見極め、 2打席連続で四球で出塁し、どちらもホームに戻ってきた。貢献度、ならトップクラスだ。
絶好調と呼べる打者が 1番の鳥谷ぐらいしか見当たらない今の阪神打線で、“安打製造機”マートンの復調が、猛虎の交流戦の戦いを大きく左右する。
鳥谷がセ界No.1の選球眼で先制点をお膳立て。 1回。先発・国吉の制球難を見抜き、四球を選ぶと、先制のホームを踏んだ。この日はノーヒットに終わったが、 2つの四球を加えて今季37試合で通算32個目(死球はゼロ)。このペースでいけば 125個で、虎の四死球数トップの1974年の田淵幸一氏( 118個)の記録を塗り替える可能性もでてきた。
平野が貴重な 2得点だ。 1回無死 1塁で中前にバスターエンドランを決め、チャンスを拡大させた。 9回二死 1塁でも中前に弾き返した。「メッセンジャーが投げているとき、点がとれない試合が多くて…。『楽に投げさせよう』とミーティングでも言われていた。その通りできてよかったです」。今後の戦いに向けては「優勝するために、交流戦を全部勝つつもりでいきます」と力を込めた。
2回、適時内野安打を放った浅井良
今季初めて「 6番・中堅」で先発出場した浅井が 2打点。「使ってもらっているんで、貢献しないと。きょうはラッキーでした。転がったところがよかった」。 1- 0の 1回 一死満塁では、緩い 3ゴロの間に 3走が生還し 1点。 5点リードの 2回二死満塁からも遊撃内野安打を放った。 8日の広島戦(新潟)での今季初スタメンから、チームは 4勝 1敗。変わらぬ“ラッキーボーイ”ぶりを発揮している。
メッセンジャーは 6回 7安打 3失点の粘投。今季 3勝目をあげた
「リードがある中で投げやすかった。できる限り、長いイニングを投げることを意識して投げた」
1回にDeNAの先発・国吉の制球難にも助けられて 4得点。 2回にも 2点をもらった。これまでにないリラックスな状態でマウンドへ。 1回から直球は 150キロ台を記録し、最速 1533キロ。力強い真っ直ぐでグイグイ押したが、この日は制球が悪かった。「もっと長く投げたかったけど球数が多くなって自分で自分を苦しめてしまった」。
6回 7安打 3失点、 7奪三振。 106球でマウンドを下りた。 6回降板は 4月 4日のヤクルト戦(神宮)の 3回KOに次ぐ今季ワースト 2位。だが、 3失点ながら自責点はゼロ。 5回の 3失点は一死から打球を処理した新井の 1塁悪送球がキッカケ。このあとのピンチで筒香、ラミレスに連続で初球を痛打された。藪投手コーチは「そこは試合が終わってから(本人に)いいました」と説明した。
3勝目を挙げ、ナインを迎えるメッセンジャー
来日初完封勝利を挙げた 4月17日のヤクルト戦(ほっともっと神戸)以来の 3勝目。その間、悲運が続いた。 4月24日の広島戦(甲子園)は 8回 1失点も黒星。同30日の巨人戦(東京D)も 7回無失点の好投も 0- 0で勝ち星はつかず。前回 5日の巨人戦(甲子園)も 7回 2失点で黒星…。この 3試合、自らがマウンドに立っているときに味方打線が無得点だった。
「母の日」に嫌な流れが止まった。今年も例年同様、米国の母・キャシーさんに花を贈る。「家に帰ったら、妻ともお祝いをするよ」。ベネッサ夫人にも日頃の支えの感謝を込め、プレゼントを贈るつもりだ。
次は交流戦だ。藪投手コーチは「当然、軸になるだろうね」と期待を込めた。「よくやってきていると思うよ」と自身の投球を振り返ったメッセンジャー。これからも、白星を積み上げていく。
白木のバットを一度も振ることなく、先制点をもぎとった。虎の 4番の貫禄勝ちだ。アニキ・金本の闘争心あふれる目が、DeNAの 3年目右腕、国吉をびびらせた。
「カネ(金本)が打席に立つだけで相手が警戒する。さすがやな。選球眼もホンマにいいしね」
試合後、コメントを残さなかった本人に代わり、山脇守備走塁総合コーチが最敬礼した。
1回無死満塁だ。単打& 2四球でピンチを招いた20歳と対峙。カウント 3- 1から真ん中低め 149キロ直球を見送り、四球だ。 4日の巨人戦(甲子園)から 4番に座って 8試合目であげた初打点は、通算1498打点目。史上 9人目の1500打点まで、あと「2」とした。
1回、押し出しの四球を選んだアニキ・金本。「顔」でもぎとった先制点だ
2010年、右肩を痛めてから 3年目のシーズン。「昨年も復活するといってできなかった。今年は最後のチャンス。ダメだったら、もう先はない」。自主トレ中に引退を覚悟するかのような発言をした。昨年12月。山脇コーチと完全復活に向けての練習プランを考えた。自主トレで一度、状態をあげてキャンプインし、それを 3月に落として、開幕に向けて再びあげていく-。近年、やりたくてもできなかった、全盛時のときの調整ができた。
11日の自身の公式ブログには、横浜スタジアムに近い中華街でフカヒレ、アワビの炒めもの、麻婆豆腐などに舌鼓を打ったことを明かした。
40歳を過ぎると目が先に衰えてくるが、山脇コーチが「“普通のオッチャン”ちゃうで」と言うほどだ。栄養満点の食事に加え、遠征の移動日も甲子園で素振りをしてから飛行機に乗るなどの練習量が、44歳での成長を支えている。
2回二死 1、 2塁では遊ゴロに打ち取られるも 1塁悪送球を誘い、 5点目を叩きだした。2010年 5月 1日以来、 2年ぶりに規定打席に到達し、打率 0.257は打撃成績15位だが、これぐらいの数字では満足しない。2005年から過去 7年で通算打率 0.310、34本塁打、 128打点と得意にする交流戦が16日から始まる。背番号「 6」が本領発揮だ。
阪神は13日、岩田稔投手(29)の出場選手登録を抹消した。再登録は23日以降。
敗戦の原因の一つとなっている岩田が、ついに出場選手登録( 1軍登録)から抹消されたと思ったら、やっと歯車が噛み合ったかの様な試合展開をしてくれた。
ブラゼルの 9試合&30打席ぶりの適時打、マートンのダメ押しの 2点タイムリー、そうして投げればメッセンジャーが、 6回 3失点で 3勝目を挙げた。外人(助っ人)シェフで、海星の料理を行った。
更に、鳥谷,平野,浅井が頑張ってくれれば、アニキ・金本がバットを振らずに押し出し四球と面白い試合をしてくれた。中畑・DeNAに 2勝 1敗として交流戦に入るが、ガンバって行って欲しい。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!
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阪神が序盤で試合決めた!ブラゼル初回に 2点 2塁打!メッセンジャーが 3勝目を挙げた!
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