● 3日横浜スタジアムでDeNA-阪神15回戦が行われ、DeNA山口、阪神能見が先発。DeNAは 1点を追う 1回、梶谷の10号 2ラン、筒香の33号ソロなどで 4点を入れて逆転した。阪神能見は 2回以降立ち直り、 6回まで無安打投球。DeNAが連敗を「2」で止めて勝率を「5割」に戻した。山口は 7回 2失点で 7勝目。阪神能見は 6回 4失点で 9敗目を喫した。
●鳥谷敬内野手(35)が 9試合ぶりにスタメン復帰した。金本知憲監督(48)が 9試合ぶりにスタメン復帰させた鳥谷の猛打賞に目を細めた。スタメンを外れた試合でチームは 7勝 1敗と絶好調だっただけに、復帰戦の惜敗を残念がった。鳥谷敬内野手が、いきなり 3安打を放ってみせた。皮肉にも連勝は「3」でストップしたが、開幕から不振にあえいだべテランに光が差した。最初からエンジン全開だった。 1回右越えの 2塁打でチャンスを作ると、続く福留の右翼線への 2塁打で先制のホームを踏み、さらに“加速”した。 7月31日の中日戦(甲子園)から 6打席連続安打とし、 6月 4日の西武戦(甲子園)以来の猛打賞を記録。開幕から攻守で精彩を欠いたが、復調を猛アピールだ。右足の上げ方やタイミングの取り方など、打撃フォームを試行錯誤したが、うまくいかない。すがる思いで昨季モデルのバットを引っ張り出したこともあった。久々のフル出場も、改めて自分の目標を見据えた。 3位・DeNAとは再び「5ゲーム」差。指揮官が就任直後から“超変革の核”として指名してきた男の復調は、虎の浮上には欠かせない。
●福留孝介外野手(39)が先制の適時 2塁打を放った。 1回。フルカウントからDeNA山口のフォークを捉えると、打球は 1塁手のミットをはじきライト方向に転がった。
●中谷将大外野手(23)が代打で今シーズン第 2号となる本塁打を放った。 7回一死、先発能見に代わって登場した。DeNA先発の山口が投じた初球の 128キロのスライダーをフルスイング。横浜の夜空に高々と舞った白球は阪神ファンの待つレフトスタンドにギリギリ届いた。ベンチで温めていた思いを、一振りに込めた。中谷が自身初の代打弾で、打球とバットを気持ちよく横浜の夜空へ飛ばした。逆転への号砲にはならなかったが、中堅レギュラー獲りを放物線で強烈に主張した。 1- 4の 7回一死で、能見の代打に登場。マウンドにはチームが打ちあぐねていた山口が立っていたが、ものの見事に捉えた打球は、高々と舞い上がって左翼フェンスを越えた。直後の 7回裏の中堅守備では、サターホワイトが倉本に弾き返された右中間寄りの痛烈な打球を、快足を飛ばし余裕を持ってランニングキャッチ。定位置奪取への思いが攻守でほとばしった。飛躍の 6年目になっているが、満足はまったくない。今季ここまでの打率 0.324(71打数23安打)、 5打点、 2本塁打は大健闘ともいえる。完全に中堅レギュラーのイスに座るためにも。手応えと後悔を、次戦へ持っていく。
●マウロ・ゴメス内野手(31)の土壇場の追撃弾は、また勝ちにつながらなかった。 2- 4の 9回先頭で守護神・山崎康の高め直球をフルスイング。左翼席中段へ突き刺さる18号ソロになったが、後続が倒れて 1点差で敗れた。前日の同カードでは、同点の 9回で同じ山崎康から左前打を放ち、 4得点の口火を切っていた。そこまでは 3タコだっただけに、連夜のクローザー打ちで意地を見せたが、単発に終わってしまった。 3試合連続安打で、 3試合連続打点。最近10試合は打率 0.385(39打数15安打)、12打点、 4本塁打と、数字も安定してきた。チームを勝たせる一発を約束した。
●能見篤史投手(37)が 6回 2安打 4失点で今季 9敗目を喫した。初回、無死 1塁から 2塁手荒木が石川の打球を後逸。まさかのタイムリー失策で先制点を与えると、梶谷に右翼越えの 2ラン、続く筒香に左中間へソロアーチを浴びた。きつねにつままれたような 4失点。ここ 8試合 7勝 1敗、さらにスタメン復帰した鳥谷の 2塁打を足がかりにいきなり先制と、最高の流れで滑り出した金本阪神が、自らコケた。痛恨失策の荒木郁也内野手(28)が猛省した。 1- 0の 1回。能見が 1番・桑原の初球に死球を与えると、一死も取れず 4者連続得点を献上。結局、この“スミ4”だけで敗れてしまった。 4連勝を逃した金本監督も渋い表情だ。投手も含めた“ミス”として反省を促した。 6試合連続「 2番・ 2塁」で荒木を起用しているのはバントもうまく足もある28歳が、打線の中で機能しているからだ。下を向いている暇はない。一瞬のほころびが命取りとなる-。チーム状態が上向きつつあるからこそ、その怖さを改めて思い知り、手綱を締めなければ、大きな波はつかめない。
●コーディ・サターホワイト投手(29)が敵地初登板で、 1イニングをピシャリと封じた。2点を追う 7回に 2番手として登板。倉本、宮崎、高城を三者凡退に斬った。宮崎を 2ゴロに打ち取ったボールは来日 2戦目で最速の 154キロをマーク。確実に状態を上げてきている。
●ドラフト 5位青柳晃洋投手(22)が 4日のDeNA戦(横浜スタジアム)に先発する。川崎市出身のルーキー右腕は登板が待ち遠しい様子だ。 3日、キャッチボールや短距離ダッシュで入念に調整。横浜での登板はプロ入り前を含めても初めてで、家族や知人、恩師も駆けつけるという。自身 2連勝となる 4勝目をつかむ。
● 3日阪神鳴尾浜球場でウエスタンリーグ・オリックス-阪神19回戦が行われ、横田慎太郎外野手(21)が 3日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)で 2安打 1打点 2盗塁の大暴れ。 6回にはエリック・コーディエ投手(30)の 157キロを左前へ弾き返す適時打を放った。掛布雅之 2軍監督(61)は評価。試合は 4- 5の逆転負けで勝率は「5割」に戻った。 1回には先発・佐藤世のフォークに食らいつき右前打。 7月19日のソフトバンク戦(筑後)以来、公式戦 9試合ぶりのマルチ安打で打率 0.298と 3割目前だ。アピールはバットだけじゃない。 6回には50メートル走 6秒 1の脚力を生かして 2盗に成功。 8回にも遊撃失策で出塁後、 2盗を陥れて、 2盗塁をマークした。目指せ 6月13日に抹消されて以来の 1軍昇格。プロ 3年目、汗とドロにまみれた若虎がチャンスを狙っている。記事をまとめてみました。
<DeNA 4- 3阪神、15回戦>◇ 3日◇横浜スタジアム
DeNA山口、阪神能見が先発。DeNAは 1点を追う 1回、梶谷の10号 2ラン、筒香の33号ソロなどで 4点を入れて逆転した。
阪神能見は 2回以降立ち直り、 6回まで無安打投球。DeNA山口も 2回以降は失点を許さずに終盤戦へ入った。
DeNAが連敗を「2」で止めて勝率を「5割」に戻した。山口は 7回 2失点で 7勝目。阪神能見は 6回 4失点で 9敗目を喫した。
7回裏DeNA攻撃前、投手交代を告げた金本知憲監督=横浜スタジアム
鳥谷敬内野手が 9試合ぶりにスタメン復帰した。 3番・遊撃で先発する。
不振に苦しみ、 7月24日広島戦でフルイニング出場が 667試合でストップ。ベンチスタートの 8試合で計 9打数 6安打と状態を上げていた。
2日DeNA戦では代打出場から 2安打 1打点。試合後、金本監督は「いつ戻すかのタイミングはちょっとね。簡単に戻して(またベンチに)下げるのは避けたい」と慎重な姿勢を見せていたが、満を持してキャプテンを先発復帰させる。
9試合ぶりにスタメン復帰した鳥谷敬内野手。 1回にいきなり 2塁打を放ってみせた=横浜スタジアム
金本知憲監督が 9試合ぶりにスタメン復帰させた鳥谷の猛打賞に目を細めた。「 3本出たから、気分的にも前向きにモチベーション上がってくると思う」。
試合前に本人と話し合いの場を設けたことを明かし、「自信も戻ったようだし、その通りに 3本打ってくれたね」とうなずいた。「トリのためにも今日は勝ちたかったけどね」。スタメンを外れた試合でチームは 7勝 1敗と絶好調だっただけに、復帰戦の惜敗を残念がった。
1回、福留孝介外野手の適時2塁打で生還した鳥谷敬内野手=横浜スタジアム
鳥が復活の猛打ショーや! 鳥谷敬内野手が、DeNA戦で 9試合ぶりに「 3番・遊撃」でスタメン復帰し、いきなり 3安打を放ってみせた。 3試合にわたって 6打席連続安打。皮肉にも連勝は「3」でストップしたが、開幕から不振にあえいだべテランに光が差した。
頼もしい姿でキャプテンが戻ってきた。試合前のメンバー発表。「 3番・遊撃」で名前を呼ばれ、左翼席の虎党が沸いた。歓声とともに迎えた 9試合ぶりのスタメン復帰。敗戦の中で、 3安打が際立つ。力強く、スピード感にあふれる鳥谷が“戦列”に戻ってきた。
「いつでも出られる準備はしているので」
言葉通り最初からエンジン全開だった。 1回。二死走者なしで先発・山口の直球 148キロをとらえた。右越えの 2塁打でチャンスを作ると、続く福留の右翼線への 2塁打で先制のホームを踏み、さらに“加速”した。
3回、安打を放った鳥谷敬内野手=横浜スタジアム
1- 4で迎えた 3回は二死 1塁から右前にポトリと落とし、好機を拡大。 5回にも中前に鋭くはじき返した。 7月31日の中日戦(甲子園)から 6打席連続安打とし、 6月 4日の西武戦(甲子園)以来の猛打賞を記録。開幕から攻守で精彩を欠いたが、復調を猛アピールだ。
7月24日の広島戦(マツダ)にスタメンを外れてから、先発に戻すタイミングが懸案だった。相手先発は相性のいい山口で、 3番・緒方が10打席連続無安打。金本監督は「簡単に戻して、また外すのは避けたい」と慎重だったが、試合前に決断。皮肉にも連勝が「3」で止まり、「トリのためにも、きょうはやっぱり勝ちたかった」とこぼしたが、「自信も戻ったようだし。モチベーションも上がってくるんじゃないかな」と期待をかけた。
5回、安打を放った鳥谷敬内野手=横浜スタジアム
打てずに苦悩した前半戦。右足の上げ方やタイミングの取り方など、打撃フォームを試行錯誤したが、うまくいかない。すがる思いで昨季モデルのバットを引っ張り出したこともあった。周囲からは「連続フルイニング出場の記録があるから…」との声も聞こえる。主将という立場。苦しい日々が続いたが、それを周囲には見せなかった。
先発から外れ、イニング間には外野手とのキャッチボール相手を率先して務め、守備を終えて戻ってくる野手を、ベンチ前に出て笑顔で出迎えた。この日も午前中に横浜市内のジムで体を動かし、いつもと同じように入念に準備。先発復帰を知るかのように、長く伸びていた髪をカット。えり足部分を短く刈り上げ、サッパリして試合に臨み、快音を響かせた。
5回、中安打を放った鳥谷敬内野手=横浜スタジアム
久々のフル出場も、改めて自分の目標を見据えた。「そこ(フルイニング)を目指してやっているので」。連続試合出場は1710に伸びたが、かつての聖域はない。崖っぷちからの再出発だ。
「結果がすべて。勝つためにやっている。またあした、勝てるようにやっていきたい」
3位・DeNAとは再び「5ゲーム」差。苦しい状況は続くが、光は見えた。指揮官が就任直後から“超変革の核”として指名してきた男の復調は、虎の浮上には欠かせない。
1回表阪神二死 2塁、先制の右越え適時 2塁打を放った福留孝介外野手。投手は山口俊投手
福留孝介外野手が先制の適時 2塁打を放った。
1回。二死から 3番鳥谷が 2塁打を放ち迎えた二死 2塁の場面。フルカウントからDeNA山口のフォークを捉えると、打球は 1塁手のミットをはじきライト方向に転がった。
7回表阪神一死、山口俊投手から左越え本塁打を放った中谷将大外野手=横浜スタジアム
中谷将大外野手が代打で今シーズン第 2号となる本塁打を放った。
7回一死、先発能見に代わって登場した。DeNA先発の山口が投じた初球の 128キロのスライダーをフルスイング。横浜の夜空に高々と舞った白球は阪神ファンの待つレフトスタンドにギリギリ届いた。
「甘い球がきたらと思っていた。真っすぐを待っていました。(本塁打は)たまたまです。誰が相手でも打つだけです」と足早に引き揚げた。
7回、本塁打を放った中谷将大外野手=横浜スタジアム
ベンチで温めていた思いを、一振りに込めた。中谷が自身初の代打弾で、打球とバットを気持ちよく横浜の夜空へ飛ばした。逆転への号砲にはならなかったが、中堅レギュラー獲りを放物線で強烈に主張した。
「甘い球が来たら積極的に行こうと思っていました。だれが来ても、自分は打つだけ。欲を言えばもう 1本打ちたかったです…」
7回に左翼へ 2号ソロをたたき込んだ中谷将大外野手。混とんとする中堅争いの中、強烈な弾道を残した=横浜スタジアム
敗戦後の長い通路をうつむきがちに歩いたが、確かな手応えは残った。 1- 4の 7回一死で、能見の代打に登場。マウンドにはチームが打ちあぐねていた山口が立っていたが、初球の変化球からフルスイングした。ものの見事に捉えた打球は、高々と舞い上がって左翼フェンスを越えた。 6月25日の広島戦(マツダ)でのプロ初アーチ以来の 2号弾で、この日以来の打点だった。足早にベースを一周すると、ベンチではほんの少しだけ笑顔になった金本監督らの祝福を受けた。
7回、本塁打を放った中谷将大外野手=横浜スタジアム
直後の 7回裏の中堅守備では、サターホワイトが倉本に弾き返された右中間寄りの痛烈な打球を、快足を飛ばし余裕を持ってランニングキャッチ。定位置奪取への思いが攻守でほとばしった。
2試合連続で中堅スタメンに入った緒方は10打席連続無安打。同じ右打ちで中堅を争う江越も直近13打席で 1安打と、トンネルの中にいる。この日の試合前も、中谷と江越はそろって室内練習場で打ち込んでいた。金本監督が頭を悩ます外野の中心に、中谷が大きな一発で存在感を示した。
7回、本塁打を放った中谷将大外野手=横浜スタジアム
飛躍の 6年目になっているが、満足はまったくない。昨季は 1軍11試合で11打数 2安打、打率 0.182だった。今季ここまでの打率 0.324(71打数23安打)、 5打点、 2本塁打は大健闘ともいえるが「数字だけ見たら打っているかもしれないですけど、内容が悪いので…。もっと貢献しない」と悔しがる。自分だけ打てばいい、という気持ちはとっくに“卒業”している。だからこそ、 3- 4の 9回二死でハーフスイングの三振に倒れた打席も、嘆いた。
「最後は本当にもったいなかった。あそこは打たないといけなかった」
完全に中堅レギュラーのイスに座るためにも。手応えと後悔を、次戦へ持っていく。
9回、本塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手=横浜スタジアム
マウロ・ゴメス内野手の土壇場の追撃弾は、また勝ちにつながらなかった。 2- 4の 9回先頭で守護神・山崎康の高め直球をフルスイング。左翼席中段へ突き刺さる18号ソロになったが、後続が倒れて 1点差で敗れた。
「強く叩くことだけを意識して、余計なことを考えないようにした」
9回にソロを放ったマウロ・ゴメス内野手だが、あまりに遅すぎた=横浜スタジアム
前日の同カードでは、同点の 9回で同じ山崎康から左前打を放ち、 4得点の口火を切っていた。そこまでは 3タコだっただけに、連夜のクローザー打ちで意地を見せたが、単発に終わってしまった。ゴメスが 9回に本塁打を放つのは今季 6度目。終盤に勝負強いのは頼もしいが、その 6戦は 4敗 2分けとチームが勝てていない。
3試合連続安打で、 3試合連続打点。最近10試合は打率 0.385(39打数15安打)、12打点、 4本塁打と、数字も安定してきた。「あしたはなんとか勝ちたい」と言い残し、チームを勝たせる一発を約束した。
1回裏に 4失点し、ベンチで悔しそうに汗を拭う能見篤史投手=横浜スタジアム
能見篤史投手(37)が 6回 2安打 4失点で今季 9敗目を喫した。初回、無死 1塁から 2塁手荒木が石川の打球を後逸。
まさかのタイムリー失策で先制点を与えると、梶谷に右翼越えの 2ラン、続く筒香に左中間へソロアーチを浴びた。ただ、 2回以降は無安打無失点と踏ん張っただけに「初回の失点が悔やまれます」と悔しがった。
いきなり痛恨のトンネルをした荒木。初回4失点の呼び水となった=横浜スタジアム
きつねにつままれたような 4失点。“好事魔多し”とは、このことだ。ここ 8試合 7勝 1敗、さらにスタメン復帰した鳥谷の 2塁打を足がかりにいきなり先制と、最高の流れで滑り出した金本阪神が、自らコケた。
「練習します…」
痛恨失策の荒木郁也内野手が猛省した。 1- 0の 1回。能見が 1番・桑原の初球に死球を与えると、 2盗を許し無死 2塁。 2番・石川の打球は 2塁正面のゴロだったが…。荒木がまさかのトンネル。桑原が生還し、あっという間に同点だ。さらに 3番・梶谷に 2ラン、 4番・筒香にもソロと、一死も取れず 4者連続得点を献上。結局、この“スミ4”だけで敗れてしまった。
「あれだけだったからね。明らかに 1つアウトをとれるところ。バッテリーに申し訳ない」と久慈内野守備走塁コーチ。 2回以降は 6回まで無安打に抑えながら、リーグワースト 9敗目を喫した能見も「立ち上がりだけ? 結果的に見れば…。(失策の影響は)そうでもなかったけど(荒木を)助けられなかった」と悔しそうに話した。
いきなり先頭桑原将志外野手に死球を与えた能見篤史投手。事実上の“失策”だ=横浜スタジアム
4連勝を逃した金本監督も渋い表情だ。「本当にイージーバウンドだから。それをトンネルで。でも先頭にいきなり初球死球というのも、投手のエラー。エラー、エラーと続いて、そこから 4点だから。もったいない」。投手も含めた“ミス”として反省を促した。
9回に 1点差に迫っただけに悔やまれる失策。ただ、守備力だけを考えれば大和がいる中、 6試合連続「 2番・ 2塁」で荒木を起用しているのはバントもうまく足もある28歳が、打線の中で機能しているからだ。下を向いている暇はない。
「反省はしていると思うし、こういうワンプレーの怖さというのを荒木も知ったと思う」と指揮官。 3位DeNAと再び「5差」。一瞬のほころびが命取りとなる-。チーム状態が上向きつつあるからこそ、その怖さを改めて思い知り、手綱を締めなければ、大きな波はつかめない。
7回、 2番手で登板したコーディ・サターホワイト投手=横浜スタジアム
コーディ・サターホワイト投手が敵地初登板で、 1イニングをピシャリと封じた。「きょうは感じよく投げることができた。マウンドとか、いろんなことに慣れてきたところもあると思う。こういう投球を続けていきたいね」。 2点を追う 7回に 2番手として登板。倉本、宮崎、高城を三者凡退に斬った。宮崎を 2ゴロに打ち取ったボールは来日 2戦目で最速の 154キロをマーク。確実に状態を上げてきている。
ドラフト 5位青柳晃洋投手が 4日のDeNA戦(横浜スタジアム)に先発する。
川崎市出身のルーキー右腕は「地元なのでいろんな人が見に来てくれると思う。高校の監督に、大学、友人…」と登板が待ち遠しい様子だ。
ここまで 6試合に先発して 3勝 2敗、防御率4.32。左打者の攻め方を課題としてきたが「内角球やチェンジアップのような緩い球でタイミングを崩せば、右も左も関係ない」と強気に話した。DeNA梶谷、筒香ら左の強打者に臆することなく立ち向かう。
3日、キャッチボールや短距離ダッシュで入念に調整。横浜での登板はプロ入り前を含めても初めてで、家族や知人、恩師も駆けつけるという。自身 2連勝となる 4勝目をつかむ。
ウエスタンリーグ<オリックス 5- 4阪神、19回戦>◇ 3日◇阪神鳴尾浜球場
横田慎太郎外野手が 3日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)で 2安打 1打点 2盗塁の大暴れ。 6回にはエリック・コーディエ投手の 157キロを左前へ弾き返す適時打を放った。掛布雅之 2軍監督は「 150キロを超えるストレートを打ち返したのは大きい」と評価。試合は 4- 5の逆転負けで勝率は「5割」に戻った。
6回に左前打を放った横田慎太郎外野手。コーディエの 157キロを打ち返した=阪神鳴尾浜球場
グシャ!! にぶい打球音とともに鋭い打球が左前へ飛んだ。 4点を追う 6回無死 1、 2塁。コーディエの 157キロを振り抜いて、横田がチーム唯一のタイムリーを放った。
「(速い)真っすぐに振り負けず、ミートすることができた。よかったです」
1回には先発・佐藤世のフォークに食らいつき右前打。 7月19日のソフトバンク戦(筑後)以来、公式戦 9試合ぶりのマルチ安打で打率 0.298と 3割目前だ。
1試合 2盗塁を決めた横田慎太郎外野手=阪神鳴尾浜球場
アピールはバットだけじゃない。 6回には50メートル走 6秒 1の脚力を生かして 2盗に成功。 8回にも遊撃失策で出塁後、 2盗を陥れて、 2盗塁をマークした。「自分の間でいけました」と胸を張った。
7月初旬から 4番に固定。狙い通り、 4番らしいスイングをみせている若虎について、掛布 2軍監督は「 150キロを超えるストレートを打ち返したのは大きいと思う」と成長を感じとった。
横田は「自分のバッティングをして、チームが勝てるようにがんばりたいです」。目指せ 6月13日に抹消されて以来の 1軍昇格。プロ 3年目、汗とドロにまみれた若虎がチャンスを狙っている。
能見の死球から始まった試合だった。いくら鳥谷が戻ったからと言って、気が緩んだわけでは無いでしょうが残念な試合でしたね。気持ちを入れ替えて、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2016年 公式戦 日程と結果(08月)
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※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
2016年阪神甲子園球場・京セラドーム大阪開催公式戦の入場券ただいま発売中!)
今シーズン阪神甲子園球場および京セラドーム大阪で開催する公式戦の入場券をただいま好評発売中です。今シーズンもぜひ球場で熱いご声援をお願いいたします。入場券のご購入方法・空席情報は下記よりご確認ください。
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
メールアドレス:89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242 」
twitterアカウントは「@showup1242 」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242 」
ニッポン放送 では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場!
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※今日は、阪神甲子園球場設立記念日です。
阪神甲子園球場は、1924年(大正13年)8月1日に兵庫県西宮市甲子園町に「全国中等学校優勝野球大会(現・全国高等学校野球選手権大会=入場者数は毎年80万人前後を動員する学生スポーツ及び国内アマチュアスポーツ最大の大会。)」の開催を主目的として建設された、日本で最初に誕生した大規模多目的野球場であり、収容人数は日本の野球場の中で最大。
完成するまでは「枝川運動場」と名づけられていたが、この年が十干十二支の最初の組み合わせに当たる甲子年(きのえねのとし)という60年に 1度の縁起の良い年であることから、後に「甲子園大運動場(こうしえんだいうんどうじょう、看板表記は阪神電車甲子園大運動場)」と命名された。起工式は1924年 3月11日に行われ、同年 8月 1日に竣工式が行われた。
プロ野球セ・リーグの阪神タイガースの本拠地球場であるほか、「全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)」および「選抜高等学校野球大会(春の甲子園)」という2大高校野球全国大会が戦前から優先的に開催。「野球の聖地」と称されている。大学野球の試合にも使用され、毎年春・秋に開かれる「関西六大学野球連盟」と、「関西学生野球連盟リーグ戦」の一部試合が実施されている。野球以外では、「アメリカンフットボール」の全日本大学選手権の決勝戦である「甲子園ボウル」が開催されている。
紙テープ、紙吹雪、ウェーブによる応援は常時禁止されている。また周囲が住宅地であるため、環境に配慮して午後10時以降はトランペット・太鼓を使った鳴り物応援は禁止となる。ただし、タイガース勝利時の「六甲おろし」は午後10時以降でも合唱される。この球場の広さから、関西では敷地などの面積を示す際に慣用単位として大阪ドームよりも「甲子園球場○個分」という表現が使用されるのが定番となっている。