●14日京セラドーム大阪で阪神-中日21回戦が行われ、14日が「ミスタータイガース」と呼ばれた故藤村富美男氏の「生誕 100周年」にあたることから「永久欠番デー10」として試合前にセレモニーが行われた。功績をたたえる映像が流れ、鳥谷が藤村氏の孫、賢さん(34)に故人の背番号「10」の刺しゅうが入った帽子と花束を手渡した。選手は背番号「10」が刺しゅうされた帽子をかぶってプレーした。花束の贈呈役を務めた同じ年の鳥谷にエール。法政大學野球部OBで、東京六大学でしのぎを削った間柄とあり期待をかけた。
●阪神は初回、一死 2塁から 3番江越の 7号 2ランで先制。中日は初回一死満塁の好機を生かせず無得点。中日は 7回に近藤の 1号ソロで 1点をかえすが、阪神が逃げ切り。今季 2度目の同一カード 3連戦 3連勝で借金を「8」に減らした。
●江越大賀外野手(23)が、先制 7号 2ランを放った。 1回一死 2塁。中日先発小笠原の 4球目の 120キロチェンジアップを見逃さなかった。江越の本塁打が出た試合は、11勝 1敗。豪快な一撃で、快勝を呼んだ。ダイヤモンドを悠々と一周した。江越が中日のドラフト 1位・小笠原を粉砕した。外角チェンジアップをすくい上げて左翼スタンドまで運んだ。 1回、先頭の北條が四球、大和が 1球で送りバントを決めて、一死 2塁とした。 3番・江越がドカン。今カード 2本目、 2試合ぶりの 7号 2ランを放って、プロ初勝利に燃えるゴールデンルーキーに先制パンチを食らわせた。新人王を狙う高山を兄貴分として援護する。両軍無得点で迎えた 7回二死。亀井の飛球を追いかけたときに雨で濡れた芝生にスリップして左越え 3塁打とした。直後に決勝打を食らって、 0- 1で敗れていた。ルーキーイヤーの悔しさを 1年越しで晴らした。「球団創設80周年」だった昨年から実施されているレジェンドをたたえるメモリアルデーはなぜか勝てなかった。江越はさらなる活躍を約束した。先人の“魂”を継承して突っ走る。
●黄色に染まったスタンドには高校球児も多く混じっていた。まさに 2番打者の教科書といえる働きを見せたのが大和外野手(28)だった。転がし、転がし、決めるときは決める。勢いが出てきた職人が竜 3連倒を演出だ。豪快な放物線は江越と高山に譲ったが、最も“らしい”打撃はリードを 4点に広げた 4回二死 1、 3塁だった。チェンジアップに体をうまく回転させ、左翼線に運ぶ、今季初の 2試合連続打点。リードを 5点に広げ、ルーキー小笠原をKOした。 3試合連続で「 2番・ 2塁」。ようやく立ち位置が明確になってきた。もう、出番を逃さない。
●ドラフト 1位ルーキー高山俊外野手(23=明治大學)が 4号 3ランを放った。 5回一死 1、 2塁から中日 2番手山井の外角高め直球を逆らわずに逆方向へ。打球はグングン伸び左翼フェンスを超えた。 7月30日以来中日戦(甲子園)以来の 1発で勝利へ加速した。高山俊外野手が、今季10度目の猛打賞でシーズン 100安打に到達した。球団の新人では2001年の赤星以来、史上 6人目の記録となった。1998年に坪井智哉が記録した虎の新人野手最多の11度まで、あと 1に迫った。さらに 5回一死 1、 2塁では、逆方向の左翼スタンドに運ぶ 4号 3ラン。 7回には中前打で 3安打とした。美しい弧を描いた。左翼手・近藤が打球を見上げ、追うことをやめる。地鳴りのような大歓声を浴びて高山がダイヤモンドを駆けた。トドメの一発に 3安打の固め打ち。新人王が見えてきた。虎の黄金ルーキーの猛打ショーが 3連勝を呼んだ。 7月30日以来の 4号 3ラン。ナインの祝福に白い歯を見せた。たくましく成長を続ける高山が、お立ち台で力強く声を張り上げた。
●岩崎優投手(25)が 7回 1失点の力投で今季 3勝目を挙げた。 1回に一死満塁のピンチを背負うが、高橋を速球で空振り三振に抑えると、その後は、打線の大量援護もあってスイスイの投球。 118球の粘りを見せた。がけっぷちから生き返った。 1回一死満塁カウント 3- 0まで追い詰められても、岩崎は粘った。絶体絶命のピンチを切り抜けると、うれしい援護が待っていた。今季最長タイの 7回 1失点での 3勝目( 4敗)に、お立ち台でも表情が緩んだ。2014年 4月 2日の同じく中日戦で、プロ初登板初勝利を挙げたのが京セラドームだった。一般的に硬く高いとされるマウンドだが、 3戦 3勝と自分の庭にしている。大黒柱のメッセンジャーに続き、青柳も岩崎も白星を積み上げはじめれば、虎の勢いはいよいよ本物だ。記事をまとめてみました。
<阪神 8- 1中日、21回戦>◇14日◇京セラドーム大阪
14日が「ミスタータイガース」と呼ばれた故藤村富美男氏の「生誕 100周年」にあたることから「永久欠番デー10」として試合前にセレモニーが行われた。
功績をたたえる映像が流れ、阪神の鳥谷が藤村氏の孫、賢さん(34)に故人の背番号「10」の刺しゅうが入った帽子と花束を手渡した。
賢さんは「おじいちゃんの偉大さを再度、感じた。これを機に(阪神には不調を)脱してもらえたら」と話した。
ミスタータイガース、故藤村富美男氏の孫、藤村賢さん(右)は鳥谷敬内野手と記念撮影=京セラドーム大阪
14日が故藤村富美男氏の「生誕100周年」に当たることから、永久欠番デーとして実施された。試合前に初代ミスタータイガースの映像を流し、出席した藤村家の方々に花束を贈呈。選手は背番号「10」が刺しゅうされた帽子をかぶってプレーした。
孫の藤村賢さんは「再度、偉大さを感じました」と話すと、花束の贈呈役を務めた同じ年の鳥谷にエール。法政大學野球部OBで、東京六大学でしのぎを削った間柄とあり「頑張ってと言ったら『了解』と。今年の阪神は弱いですけど、夏以降、甲子園に戻ってグッとよくなっていくんじゃないですか」と期待をかけた。
5回裏阪神一死 1、 2塁、左越え 3点本塁打を放った高山俊外野手(右)を笑顔で出迎えた金本知憲監督=京セラドーム大阪
阪神は初回、一死 2塁から 3番江越の 7号 2ランで先制。中日は初回一死満塁の好機を生かせず無得点。
阪神は 4回に 3点を追加すると、 5回にも高山の 4号 3ランで中押し。先発岩崎は 6回まで中日打線を無失点に抑える。
中日は 7回に近藤の 1号ソロで 1点をかえすが、阪神が逃げ切り。今季 2度目の同一カード 3連戦 3連勝で借金を「8」に減らした。
4回裏阪神一死、中前打を放った中谷将大外野手=京セラドーム大阪
阪神が 4回に一挙 3点を追加した。
一死満塁から、 9番岩崎が中日先発小笠原から押し出し四球を選ぶと、続く北條の 3ゴロ間にも追加点。さらに二死 1、 3塁から大和が左翼線に適時 2塁打を放ちもう 1点が入った。一気の攻勢で、中日のドラフト 1位左腕をマウンドから引きずり下ろした。
1回裏阪神一死 2塁、左越え 2点本塁打を放った江越大賀外野手=京セラドーム大阪
江越大賀外野手が、先制 7号 2ランを放った。
1回一死 2塁。中日先発小笠原の 4球目の 120キロチェンジアップを見逃さなかった。「バットの先だったんでどうかなと。チャンスをもらっているので、チームのために必死にやっているだけです」。
江越の本塁打が出た試合は、11勝 1敗。豪快な一撃で、快勝を呼んだ。
1回、先制 2ランを放った江越大賀外野手。変化球をうまくすくった=京セラドーム大阪
ダイヤモンドを悠々と一周した。江越が中日のドラフト 1位・小笠原を粉砕した。外角チェンジアップをすくい上げて左翼スタンドまで運んだ。
「 1、 2番がいいリズムを作ってくれた。まずは先制点を取るんだ、ということを考えていました」
1回、先頭の北條が四球、大和が 1球で送りバントを決めて、一死 2塁とした。 3番・江越がドカン。今カード 2本目、 2試合ぶりの 7号 2ランを放って、プロ初勝利に燃えるゴールデンルーキーに先制パンチを食らわせた。
「(感触は)まあまあでした。ちょっとバットの先だったので…」。手応えはなかったが、左足に壁を作ってしっかり踏ん張った分、ボールに力が伝わった。
セ・リーグの新人投手は江越の名を聞いて震え上がるはずだ。 4月 8日には広島のD 2位・横山から一発、同14日は駒澤大學の後輩でDeNAのD 1位・今永から勝ち越し打、そして、この日は小笠原を打ち砕いた。新人王を狙う高山を兄貴分として援護する。
江越大賀外野手ら選手は故藤村富美男氏の背番号で永久欠番となっている「10」を帽子につけて戦った=京セラドーム大阪
この日は、「故藤村富美男氏の生誕100周年」を記念して開催された。帽子に刻まれた初代ミスタータイガースの永久欠番「10」を見て奮い立った。昨年 3月 8日の巨人とのオープン戦(甲子園)でも同様のイベントが開催。猛虎ナインは背番号「10」のユニホームを着て、自身は左翼で出場していたが…。
両軍無得点で迎えた 7回二死。亀井の飛球を追いかけたときに雨で濡れた芝生にスリップして左越え 3塁打とした。直後に決勝打を食らって、 0- 1で敗れていた。ルーキーイヤーの悔しさを 1年越しで晴らした。
「球団創設80周年」だった昨年から実施されているレジェンドをたたえるメモリアルデーはなぜか勝てなかった。江越の一撃で連敗は「6」でストップ。金本監督は「そういう記念日といいますか、勝ててタイガースの後輩としてよかったと思います」とホッとしていた。
江越は「 1試合 1試合、チャンスを生かせるように頑張りたいです」とさらなる活躍を約束した。先人の“魂”を継承して突っ走る。
ミスタータイガース、故藤村富美男氏。物干し竿バットで阪神の黎明期を支えた
★藤村富美男とは
1916(大正 5)年 8月14日生まれ、広島県出身。1936年に阪神創立と同時に入団し、物干し竿バットで人気を博し、主に野手として活躍。現役時代には本塁打王 3度、打点王 5度、首位打者 1度獲得。1946年、1955~1957年まで兼任として監督も務め、1958年に現役を引退。背番号「10」は永久欠番。1974年にプロ野球殿堂入りを果たした。通算成績は1558試合、打率 0.300、 224本塁打、1126打点。監督成績は 462試合、 266勝 190敗 6分け、勝率 0.583。右投げ右打ち。
4回、左翼線に中押しのタイムリーを放った大和外野手=京セラドーム大阪
黄色に染まったスタンドには高校球児も多く混じっていた。まさに 2番打者の教科書といえる働きを見せたのが大和だった。転がし、転がし、決めるときは決める。勢いが出てきた職人が竜 3連倒を演出だ。
「何とか一本打ててよかったです。自分で攻撃が終わってしまわないように、後ろにチャンスをつないでいこうと思っていました」
豪快な放物線は江越と高山に譲ったが、最も“らしい”打撃はリードを 4点に広げた 4回二死 1、 3塁だった。チェンジアップに体をうまく回転させ、左翼線に運ぶ、今季初の 2試合連続打点。リードを 5点に広げ、ルーキー小笠原をKOした。
「 2番だと後ろにいい打者がいるので、特につなぐ意識は強く持っています」
1回に送りバント。 1球で決めた大和外野手=京セラドーム大阪
1回無死 1塁でもきっちりと投前犠打を決め、江越の 2ランを呼び込んだ。 2- 0の 3回無死 2塁でも捕前犠打。いずれも 1球で成功。「一発で決められて、いい流れを作れました」と仕事を果たせたことを喜んだ。
とにかく器用だ。それは家に帰り、イクメンとなっても同じだ。「自分が休みのときはできる限り、子どもと遊ぶようにしています。お風呂に入れるのも得意な方だと思いますよ」。長男は今月 9日で 1歳になった。まだ首がすわっていないときから沐浴でコミュニケーションを図ってきた。根っからの職人なのだ。
「とにかく結果を出さないといけないです」
3試合連続で「 2番・ 2塁」。ようやく立ち位置が明確になってきた。もう、出番を逃さない。
5回裏阪神一死 1、 2塁、左越えに 3点本塁打を放った高山俊外野手。投手山井大介=京セラドーム大阪
阪神ドラフト 1位ルーキー高山俊外野手が 4号 3ランを放った。
5回一死 1、 2塁から中日 2番手山井の外角高め直球を逆らわずに逆方向へ。打球はグングン伸び左翼フェンスを超えた。 7月30日以来中日戦(甲子園)以来の 1発で勝利へ加速した。
「10」と入った帽子をかぶり、ヒーローインタビューで笑顔を見せる高山俊外野手=京セラドーム大阪
ドラフト 1位ルーキー高山俊外野手が、今季10度目の猛打賞でシーズン 100安打に到達した。
試合前までに99安打としていた高山は、 4回一死 1塁で右翼への 2塁打を放ち 100安打を達成。球団の新人では2001年の赤星以来、史上 6人目の記録となった。さらに 5回一死 1、 2塁では、逆方向の左翼スタンドに運ぶ 4号 3ラン。 7回には中前打で 3安打とした。
ヒーローインタビューで高山は「(本塁打は)いったかなと思いました。まずはチームの勝利ですけど、それとともに僕個人も一生懸命記録を伸ばせるように頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と笑顔で話した。
4回、 2塁打を放った高山俊外野手=京セラドーム大阪
阪神のドラフト 1位・高山俊外野手が 5点リードの 5回、トドメの 4号 3ランを放った。中日に同一カード 3連勝で 3位DeNAに 3差接近。 4回に球団史上 6人目の新人 100安打に到達し、新人王に突き進む背番号「9」が真夏の虎をけん引する。
美しい弧を描いた。左翼手・近藤が打球を見上げ、追うことをやめる。地鳴りのような大歓声を浴びて高山がダイヤモンドを駆けた。トドメの一発に 3安打の固め打ち。新人王が見えてきた。虎の黄金ルーキーの猛打ショーが 3連勝を呼んだ。
「ここ最近スタメンから外れていて、きょうスタメンで使ってもらったので、何とか結果を出したいという気持ちでした。こういう結果になってよかった」
5回、左翼席にトドメの 4号 3ランを放った高山俊外野手。新人王に向けて猛チャージだ=京セラドーム大阪
5- 0の 5回一死 1、 2塁で 2番手・山井のシュートをとらえた。「いったと思いました」。バットにうまく乗せた打球は左翼席に一直線。 7月30日以来の 4号 3ラン。ナインの祝福に白い歯を見せた。
即効の一撃だ。早出練習に呼ばれた。「ちょっとドアスイング、アウトスイング気味だった」とスイングの微調整の必要性を感じていた金本監督から「しっかりレフトの方に打て」と直接指導を受けた。軌道を修正したその数時間後に、プロ初となる逆方向への一発。指揮官は「ちょっとずつやっていこうかなといった矢先ですごくいい軌道。さすがセンスを感じる」と超速の対応力をたたえた。
勝利を決定づける3ランを放った高山俊外野手( 9番)を藤浪晋太郎投手(左)らベンチのナインが出迎える=京セラドーム大阪
4回一死 1塁で右翼フェンスへあっという間に到達する強烈な 2塁打を放った。一挙 3得点を演出した一打は今季 100安打目。2001年の赤星憲広以来、新人として球団史上 6人目の大台に乗せると、 5回に一撃。 7回には中前へ弾き返し、今季10度目の猛打賞だ。1998年に坪井智哉が記録した虎の新人野手最多の11度まで、あと 1に迫った。
球団史を塗り替える勢いの高山だが、こんな一面もある。 2、 3日のDeNA戦(横浜)で計 9打数無安打。流れを変えようと、変化をつけた。黒色のバットを使っているが「(塗装が)めくれてしまうので」と練習では白木のバットを振っていた。練習の感触は悪くないが、結果が出ず 4日から黒色に変更。「気分転換ですよ」と笑った。
5回、3点本塁打を放った高山俊外野手=京セラドーム大阪
得点圏打率は両リーグ 1位の 0.397を誇るが、 8月の月間打率は3安打を足しても 0.220。前カードの広島戦(マツダ)で「いつも得点圏くらい打てたらいいんですけ」」とこぼしていたが、「故藤村富美男氏生誕100周年記念デー」に超変革の申し子が大暴れだ。
今季 2度目の同一カード 3連勝で借金は「8」に減り、 3位・DeNAと 3ゲーム差に接近。チームは上位猛追。自身は新人王へ上昇カーブを描き始めた。
「まずはチームの勝利ですけど、僕個人も一生懸命記録を伸ばせるように頑張ります!」
スタンドから「声が小さい」とヤジられた開幕カードから約 4カ月半。たくましく成長を続ける高山が、お立ち台で力強く声を張り上げた。
ヒーローインタビューを終え、ファンとハイタッチする岩崎優投手=京セラドーム大阪
岩崎優投手が 7回 1失点の力投で今季 3勝目を挙げた。
1回に一死満塁のピンチを背負うが、高橋を速球で空振り三振に抑えると、その後は、打線の大量援護もあってスイスイの投球。 118球の粘りを見せた。
「初回、球数がかかってしまったが、何とか粘れたので、そこから乗って行けた。全部、勝つつもりで投げているので、そういう投球を続けられたらいい」と振り返った。
岩崎優投手は今季最長の7回を1失点に抑えた=京セラドーム大阪
がけっぷちから生き返った。 1回一死満塁カウント 3- 0まで追い詰められても、岩崎は粘った。絶体絶命のピンチを切り抜けると、うれしい援護が待っていた。今季最長タイの 7回 1失点での 3勝目( 4敗)に、お立ち台でも表情が緩んだ。
「 1回にちょっと球数がかかってしまったんですけど、なんとか粘って乗っていけました」
1回一死から堂上に左翼線 2塁打を許すと、平田への四球と福田の遊撃内野安打で一死満塁に。さらに続く高橋には、 3ボールとしてしまった。どよめく球場の中心で、「正直マズイと思いましたけど…」と冷や汗をかいた。2球ストライクを投げ込みフルカウント。 6球目で空振り三振に斬った。続く阿部は力のない中飛に打ち取り、危機を脱した。
お立ち台に高山俊外野手(右)、江越大賀外野手(左)とともに上がった岩崎優投手(中)。相性のいい京セラドームで 3戦 3勝だ=京セラドーム大阪
援護をもらうと、低めの緩い変化球と、持ち味の高めの強い直球が冴えだし、 2回は 7- 9番を 3者連続三振で退けた。これまでは試合は作ってもリズムに乗れず、早い回で救援を仰ぐことが多かった。前回 7日のヤクルト戦(神宮)でも 5回 5安打 2失点で降板。リリーフ陣に負担がかかった末に、延長戦でチームがサヨナラ負けした。とにかく長い回を目指し、 7回 7安打 1失点。金本監督も「スタミナ的に課題がある投手ですけど、きょうは 110球超え( 118球)ですかね。今度は 120球、 130球、球威が落ちないような投球をみせてほしいですね」とねぎらった。
2014年 4月 2日の同じく中日戦で、プロ初登板初勝利を挙げたのが京セラドームだった。一般的に硬く高いとされるマウンドだが、 3戦 3勝と自分の庭にしている。「何かいいのかもしれませんね。投げやすいとかは特にないですけど、結果が出ているのはいいこと」とニヤッと笑う。
大黒柱のメッセンジャーに続き、青柳も岩崎も白星を積み上げはじめれば、虎の勢いはいよいよ本物だ。
「こんな試合をしてくれるなら、現場(京セラドーム大阪)に行きたかった」と、思った人もいたでしょうね。しかし、これは相手に監督がいての勝利ならともかく、監督不在の球団に勝っても(-)が減っただけで、他に何ら意味が無いのかも知れませんね。全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2016年 公式戦 日程と結果(08月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
2016年阪神甲子園球場・京セラドーム大阪開催公式戦の入場券ただいま発売中!)
今シーズン阪神甲子園球場および京セラドーム大阪で開催する公式戦の入場券をただいま好評発売中です。今シーズンもぜひ球場で熱いご声援をお願いいたします。入場券のご購入方法・空席情報は下記よりご確認ください。
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
メールアドレス:89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242 」
twitterアカウントは「@showup1242 」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242 」
ニッポン放送 では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場!
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円 をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!
【ショウアップナイターファンクラブ】
ニッポン放送ショウアップナイター50周年を記念して、 「ショウアップナイターファンクラブ」 を結成!コンテンツ盛りだくさん!詳しくはHPをチェック!
※今日は、阪神甲子園球場設立記念日です。
阪神甲子園球場は、1924年(大正13年)8月1日に兵庫県西宮市甲子園町に「全国中等学校優勝野球大会(現・全国高等学校野球選手権大会=入場者数は毎年80万人前後を動員する学生スポーツ及び国内アマチュアスポーツ最大の大会。)」の開催を主目的として建設された、日本で最初に誕生した大規模多目的野球場であり、収容人数は日本の野球場の中で最大。
完成するまでは「枝川運動場」と名づけられていたが、この年が十干十二支の最初の組み合わせに当たる甲子年(きのえねのとし)という60年に 1度の縁起の良い年であることから、後に「甲子園大運動場(こうしえんだいうんどうじょう、看板表記は阪神電車甲子園大運動場)」と命名された。起工式は1924年 3月11日に行われ、同年 8月 1日に竣工式が行われた。
プロ野球セ・リーグの阪神タイガースの本拠地球場であるほか、「全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)」および「選抜高等学校野球大会(春の甲子園)」という2大高校野球全国大会が戦前から優先的に開催。「野球の聖地」と称されている。大学野球の試合にも使用され、毎年春・秋に開かれる「関西六大学野球連盟」と、「関西学生野球連盟リーグ戦」の一部試合が実施されている。野球以外では、「アメリカンフットボール」の全日本大学選手権の決勝戦である「甲子園ボウル」が開催されている。
紙テープ、紙吹雪、ウェーブによる応援は常時禁止されている。また周囲が住宅地であるため、環境に配慮して午後10時以降はトランペット・太鼓を使った鳴り物応援は禁止となる。ただし、タイガース勝利時の「六甲おろし」は午後10時以降でも合唱される。この球場の広さから、関西では敷地などの面積を示す際に慣用単位として大阪ドームよりも「甲子園球場○個分」という表現が使用されるのが定番となっている。