●20日＝日本時間21日新体操女子団体予選が行われ、新体操団体予選が行われ、日本は 5位で 2大会連続の決勝進出を決めた。日本は、杉本早裕吏選手(20＝みなみク)、松原梨恵選手(22＝ＡＬＦＡ)、畠山愛理選手(22＝東京ジュニアク)、横田葵子選手(19＝安達ク)、熨斗谷さくら選手(18＝コナミスポーツ)が出場した。 1種目目のリボンでは見せ場の大技｢リボン４本投げ｣を成功させ17.416点をマークした。全体の 6位につけた。 2種目目のフープ・クラブでは、曲調の変化に合わせてリズムを変え、観客からは大声援を浴びた。 2種目合計で全体 5番目の35.149とし、上位 8チームで争う決勝(21日)に進出した。21日(日本時間午後11時開始)には決勝が行われる。メダルを獲得すれば、1996年アトランタ大会で団体が加わって以降、初の偉業となる。
●同、女子ゴルフ最終日が行われ、最終ラウンドが行われ、野村敏京(のむら はるきょう、23＝フリー)選手はボギーなしの 6バーディーで65と伸ばし、通算 9アンダー、 275の 4位でメダル獲得を逃した。大山志保選手(39＝大和ハウス工業)は 2バーディー、 3ボギー、 1ダブルボギーの74で回り、 8オーバーで42位だった。66で回った朴仁妃選手(パク・インビ、28＝韓国)が通算16アンダーの 268で優勝した。 2位に11アンダーのリディア・コ選手(19＝ニュージーランド)、 3位はフォン・シャンシャン選手(27＝中国)だった。 2位の 2人に 6打差からスタートした野村選手は、15番からの 4ホールで 3バーディーと終盤に猛チャージ。ホールアウト時点では 3位だったが、銅メダルに 1打及ばなかった。後続のリディア・コ選手が18番をバーディーで 2位に上げて終えたのを確認すると、苦笑い。
●同、トライアスロン女子が行われ、佐藤優香選手(24＝トーシンパートナーズ・ＮＴＴ東日本・ＮＴＴ西日本・チームケンズ)は 2時間 0分 1秒で、日本勢最上位の15位だった。スイム、バイクを終えた時点で先頭集団に付ける奮闘ぶりを見せた。佐藤は2020年東京五輪招致に貢献した｢陰の立役者｣だった。2013年 9月にＩＯＣ総会で｢隠し玉｣として登壇。竹田恒和・招致委理事長が｢五輪の価値を若い世代に受け継ぎたい｣と紹介されていた。エースとして期待された上田藍選手(32＝ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)は、スイムでの遅れが響き、 2時間 3分37秒の39位でゴール。加藤友里恵選手(29＝ペリエ・グリーンタワー・稲毛インター)は 2時間 7分50秒で46位だった。ジョーゲンセン選手(米国)が 1時間56分16秒で優勝した。
●同、陸上男子やり投げ決勝が行われ、昨年の世界選手権 9位の新井涼平選手(25＝スズキ浜松ＡＣ)が出場。 2投目の79メートル47が最高で 4回目以降に進める 8人に入れず、11位に終わった。2004年アテネ五輪で金、2012年ロンドン五輪で銅となった男子ハンマー投げの室伏広治選手以来、日本勢では 2人目となる投擲(とうてき)種目でのメダル獲得はならなかった。 記事をまとめてみました。
☆＜リオデジャネイロ五輪第16日：新体操＞◇20日＝日本時間21日◇女子団体予選◇リオ五輪アリーナ
新体操団体予選が行われ、日本は 5位で 2大会連続の決勝進出を決めた。
日本は、杉本早裕吏選手、松原梨恵選手、畠山愛理選手、横田葵子選手、熨斗谷さくら選手が出場した。
1種目目のリボンでは見せ場の大技｢リボン４本投げ｣を成功させ、17.416点をマークした。全体の 6位につけた。
リボンを演技するフェアリージャパン＝リオデジャネイロ・リオ五輪アリーナ
2種目目のフープ・クラブでは、曲調の変化に合わせてリズムを変え、観客からは大声援を浴びた。ほぼ完璧な演技で、 1種目目のトップだったロシアが出した17.233を上回る17.733をマーク。 2種目合計で全体 5番目の35.149とし、上位 8チームで争う決勝(21日)に進出した。
新体操団体予選 リボンの演技をする日本＝リオデジャネイロ・リオ五輪アリーナ
4チームによる団体予選が行われ、日本(杉本選手、松原選手、畠山選手、横田選手、熨斗谷選手)は 2種目合計35.149点の 5位で、上位 8チームで争う決勝進出を決めた。前回ロンドン五輪に続いて 2大会連続。スペインが35.749点で首位通過した。
日本は 1種目目のリボンで17.416点を出すと、フープ・クラブでは17.733の高得点をマークした。
フープ・クラブの演技をする日本＝リオデジャネイロ・リオ五輪アリーナ
▽山崎浩子監督の話
｢持てるものを出したという意味では、日本が一番良かった。リボンの 4本投げは完成形にほぼ近かった｣
▽畠山愛理の話
｢両種目ともすごく落ち着いていて、一つになって踊れた。応援の声が聞こえるくらい余裕があった｣
新体操団体予選 クラブ・フープの演技を終え、スタンドに手を振る畠山愛理選手(左から二人目)ら日本＝リオデジャネイロ・リオ五輪アリーナ
▽熨斗谷さくらの話 ｢緊張もあったが、５人を信じ合って応援を力に演技することができた。決勝はリセットして一から頑張りたい｣
▽松原梨恵の話 ｢メダルを獲得できるチャンスはある。欲を出しすぎると空回りしてしまうので(決勝も)自分たちの演技をやるのみ｣
新体操団体予選 リボンの演技を終え、歓声に応える日本＝リオデジャネイロ・リオ五輪アリーナ
▽横田葵子の話
｢一人一人は緊張していたが、 5人で踊っていると思って落ち着いてできた｣
▽杉本早裕吏の話
｢すごく緊張はあったが、たくさんの方々の応援が聞こえて力になった。決勝は気持ちをリセットして 5人で最高の演技ができるように頑張る｣
新体操団体予選で、フープ・クラブの演技を終えた日本代表に手を振る補欠の国井選手(中央左)ら＝リオデジャネイロ・リオ五輪アリーナ
21日(日本時間午後11時開始)には決勝が行われる。畠山選手は｢見せ場だと思うので、落ち着いてやりたい。もっと弾けていいのかなと思う。スカートが吹っ飛ぶぐらい大きく踊りたい｣と意気込んだ。メダルを獲得すれば、1996年アトランタ大会で団体が加わって以降、初の偉業となる。
☆＜リオデジャネイロ五輪第16日：女子ゴルフ＞◇最終日◇20日＝日本時間21日◇五輪ゴルフコース
最終ラウンドが行われ、野村敏京選手はボギーなしの 6バーディーで65と伸ばし、通算 9アンダー、 275の 4位でメダル獲得を逃した。
大山志保選手は 2バーディー、 3ボギー、 1ダブルボギーの74で回り、 8オーバーで42位だった。
女子ゴルフ第 4ランドをプレーする野村敏京選手＝リオデジャネイロ・五輪ゴルフコース
66で回った朴仁妃選手(韓国)が通算16アンダーの 268で優勝した。 2位に11アンダーのコ選手(ニュージーランド)、 3位はフォン・シャンシャン選手(中国)だった。
女子ゴルフ、 4位でホールアウトした野村敏京選手＝リオデジャネイロ・五輪ゴルフコース
野村敏京の話：もったいなかった。ショットもパットも結構狙っていった。 1打くらい足りないと思っていた。やっぱり(上位陣は)強いですね。五輪は楽しかった。次も必ず出たい。
大山志保の話：(ゴルフの五輪採用が決まってから本番までは)すごく長かったが、 4日間はあっという間だった。一つでも順位を上げることを考えていた。ショットは良くなったが、パットが悪すぎた。自分を信じることができなかった。苦しい一日だった。
最終ラウンド、 7番でティーショットを放った野村敏京選手＝リオデジャネイロ・五輪ゴルフコース
首位に 8打差の15位から出た日本の野村敏京選手は 6バーディー、ボギーなしの 6アンダー65と伸ばし、通算 9アンダーで 4位。 3位のフォン・シャンシャン選手に 1打差で、惜しくもメダルは逃した。41位から出た大山志保選手は74で回り、通算 8オーバーで42位。朴仁妃選手(韓国)が通算16アンダーで金メダルを獲得。リディア・コ選手(ニュージーランド)が銀メダルだった。
最終ラウンド、 9番で第 2打を放った野村敏京選手＝リオデジャネイロ・五輪ゴルフコース
2位の 2人に 6打差からスタートした野村選手は、15番からの 4ホールで 3バーディーと終盤に猛チャージ。ホールアウト時点では 3位だったが、銅メダルに 1打及ばなかった。後続のリディア・コ選手が18番をバーディーで 2位に上げて終えたのを確認すると、苦笑い。｢ 1打差でもったいなかったけど、私は最後までがんばった。もっと風が吹くと思った｣と振り返った。
最終ラウンド、 6番でバーディーパットを外した野村敏京選手＝リオデジャネイロ・五輪ゴルフコース
▽通算 8オーバーで初の五輪出場を終えた大山志保選手
｢ひとつでも順位を上げることを考えていた｣
☆＜リオデジャネイロ五輪第16日：トライアスロン＞◇20日＝日本時間21日◇女子◇コパカバーナ要塞
佐藤優香選手(24＝トーシンパートナーズ・ＮＴＴ東日本・ＮＴＴ西日本・チームケンズ)は 2時間 0分 1秒で、日本勢最上位の15位だった。スイム、バイクを終えた時点で先頭集団に付ける奮闘ぶりを見せた。
女子トライアスロン スタートに備える上田藍選手(中央＝56)＝リオデジャネイロ・コパカバーナ要塞
佐藤は｢自分の力を出せた。 1秒でも早く、少しでも前に行くという気持ちで走りました。また 4年間頑張りたいと思います｣と2020年東京五輪を見据え、笑顔で振り返った。
佐藤は2020年東京五輪招致に貢献した｢陰の立役者｣だった。2013年 9月にＩＯＣ総会で｢隠し玉｣として登壇。竹田恒和・招致委理事長が｢五輪の価値を若い世代に受け継ぎたい｣と紹介されていた。
スイムを終えバイクに向かう佐藤優香選手＝リオデジャネイロ・コパカバーナ要塞
エースとして期待された上田藍選手は、スイムでの遅れが響き、 2時間 3分37秒の39位でゴール。｢とても良い状態で臨めたんですが、思っていた結果に届かなかった。悔しい。次の東京に向かって、メダルを狙える選手に成長していきたい。悔しい思いをロンドンとここで積み重ねてしまったので、東京でリベンジしたい｣と涙ながらに話した。
トライアスロン女子 スイムを終えバイクに向かう佐藤優香選手(中央)＝リオデジャネイロ・コパカバーナ要塞
加藤友里恵選手は 2時間 7分50秒で46位だった。｢悔しいって言う気持ちのひと言。声援に力をもらった。感謝したい｣と話した。
女子トライアスロン 海岸をあがってきてバイク乗り場に向かう加藤友里恵選手＝リオデジャネイロ・コパカバーナ要塞
女子が行われ、日本勢は佐藤優香選手が 2時間 0分 1秒で15位になったのが最高だった。 3大会連続出場の上田藍選手は39位、加藤友里恵選手は46位に終わった。ジョーゲンセン選手(米国)が 1時間56分16秒で優勝した。
トライアスロン女子 バイクで追走する上田藍選手＝リオデジャネイロ・コパカバーナ要塞
▽佐藤優香選手
｢もっと順位を出したかった。自分の力は出し切れた。すごくきつかったが、 1秒でも早く 1人でも前に出ることを意識して、とにかく頑張った。また 4年間、頑張っていきたい｣
▽上田藍選手
｢目指していた結果には到達できなかった。とても悔しい。このままでは終われない。メダルを狙える選手に成長したい。東京でリベンジしたい｣
▽加藤友里恵選手
｢目標としている順位から大幅に落としてしまって、悔しいの一言。五輪の舞台はやっぱり特別。各選手の気合の入り方を間近で感じて、たくさんのことを学べた。自信と実力をつけてリベンジしたい｣
ランで給水する上田藍選手＝リオデジャネイロ・コパカバーナ要塞
☆＜リオデジャネイロ五輪第16日：陸上＞◇20日＝日本時間21日◇男子やり投げ決勝◇五輪スタジアム
陸上の男子やり投げ決勝を行い、昨年の世界選手権 9位の新井涼平選手(25＝スズキ浜松ＡＣ)が出場。 2投目の79メートル47が最高で 4回目以降に進める 8人に入れず、11位に終わった。2004年アテネ五輪で金、2012年ロンドン五輪で銅となった男子ハンマー投げの室伏広治選手以来、日本勢では 2人目となる投擲(とうてき)種目でのメダル獲得はならなかった。
男子やり投げ決勝 新井涼平選手の 2投目＝リオデジャネイロ・五輪スタジアム
新井選手は17日(日本時間18日)の予選で 1投目に84メートル16をマークし、自動的に決勝に進める83メートル00を楽々クリア。全体 4番目で通過していた。
昨年の世界選手権(北京)も予選を全体 2番目の記録で突破しながら、決勝は 4回目以降に進める｢ベスト８｣にわずか 6センチ届かず、 9位に終わった。悪夢が繰り返される結果に終わった。
2015年世界陸上の予選で、 3投目に84メートル66を記録し決勝進出を決めた新井涼平選手
力が出し切れなかった選手、いつも以上の力を発揮できた選手。様々な姿が電波となって飛び交っている。メダルがこれからもドンドン増えていくと思われている。いったい最後にはどの位のメダル数になるのでしょうね。ガンバレ！日本！我らのジャパン！勝利を掴め！
