●21日東京ドームで巨人-阪神19回戦が行われ、巨人は 2回二死 1、 2塁の先制機で小林誠が空振り三振。先発の高木は 3回まで 2安打無失点と上々の立ち上がりを見せた。阪神は延長10回、二死 1、 2塁から北條の右越え 2点 2塁打などで 3点を入れて勝ち越した。巨人の連勝は「3」で止まった。阪神が終盤の逆転勝ちで連敗を「4」で止めた。 0- 0の 7回に先発岩貞が小林誠に先制ソロを浴びたが、 8回に上本が同点ソロ。延長10回は山口を攻めて北條の 2点 2塁打で勝ち越し、鳥谷にも適時打が出て 3点を挙げた。金本知憲監督(48)はと会心の笑顔。中でも 9回のサヨナラ危機を美技連発で救った福留について、「 2つともビックプレー」と絶賛。
●上本博紀内野手(30)が 1軍復帰即日スタメン起用され、今季 1号の同点ソロを放った。 1点リードされた直後の 8回二死。高木の高めに浮いたカットボールを振り抜き、左中間席中段まで届かせた。流れを一気に引き戻す豪快弾で激闘勝利に導いた。ポーカーフェイスの男が、 3塁ベースを回ると思わず吠えた。昇格即“一発回答”。 0- 1の 8回二死だ。上本が巨人・高木の浮いたスライダーをとらえた。左中間席中段へズドン。約 1年ぶりの今季 1号は、千金の同点弾となった。金本監督から今成亮太内野手(28)、新井良太内野手(33)とともに名指しで「中堅がしっかりしないから(若手中心になるのは)しょうがない」と言われていた選手会長。30歳を迎え、チームを引っ張る立場でありながら、試合前まで打率 0.1033、 3安打(29打数)。 2軍暮らしが続いた。 3回に今季G戦初安打を放ち、迎えた 4打席目に執念弾を放った。中堅選手の反攻の舞台は、27試合残されている。
●福留孝介外野手(39)がサヨナラ負けのピンチを救った。 1- 1の同点で迎えた 9回の守備。一死 2塁の場面。 8番小林誠のライト前に落ちようかという当たりをダイビングキャッチ。その後も 1番長野のエキサイティングシートへのファウルフライをキャッチ。美技を連発した。闘志と本能だった。同点で迎えた 9回一死 2塁。一打出ればサヨナラ負けの大ピンチで、打席には小林誠司。右翼・福留は守備位置を通常よりも前方に移すと、打球は正面に。これに瞬時に反応するとダイビングキャッチ。体を張ってチームを救った39歳に、球場は沸き立った。なおも二死 1、 2塁と窮地は続く。長野の打球は右翼側のエキサイティングシートへ。これに猛ダッシュで飛びつくと、勢いあまって観客席へダイブ。体を起こすと左手をつきあげ、グラブに収まった白球を見せて 3アウトを告げさせた。バットでもチームに貢献した。 4回に左前打、 9回にもマシソンから左前打を放つと、延長10回には右前打で今季 9度目猛打賞だ。狙った場所に飛ばす技術力の高さはもちろん、若手の成長にも貢献する姿はまさにチームの柱だ。試合後は冗談まじりに「もうおじさんでしょ。しんどいわ」と笑ったが、グラウンドで見せる姿は若手以上にいきいきと、頼もしい。
●北條史也内野手(22)が意地の決勝打を放った。延長10回二死 1、 2塁。左腕山口の外角シュートを逆らわず、コンパクトにたたくと、右中間を破る勝ち越し適時 2塁打になった。ベテラン鳥谷に遊撃の定位置を譲らず、この日は 2塁打 2本をマークするなど、打撃も充実してきた。プロ 4年目の成長ぶりが光った。ベテラン美技に発奮打!福留が好守連発でサヨナラ負けの危機を救った直後、バットで気を吐いた。チームの連敗を「4」でストップし、 4位に浮上。23日から、 3.5差で迎えるDeNA戦(横浜)も頼むで~!北條は熱く燃えたバットで、右中間を真っ二つに破った。延長10回に決勝の 2点 2塁打。送球間に達した 3塁上から、ベンチへ両手のこぶしを突き上げた。延長10回二死 1、 2塁の絶好機を、北條がガムシャラにものにした。左腕・山口の外角球を捉え右中間を破った。 1走・上本までも生還。39歳が火をつけ22歳が爆発。連敗も「4」で止めた。 8試合連続で遊撃スタメンに名を記す若虎が、殊勲打を含む 2安打 2打点だ。昨年12月、監督就任が決まったばかりだった指揮官が東北福祉大學OB会に参加すると、大学時代の 1年後輩で、北條の母校・八戸学院光星高校の仲井宗基監督(46)だった。「北條をお願いします」。縁あっての“お願い”だったが、将は突っぱねた。「ひいきなんかせんでも…。鍛え甲斐があるよ」。成長曲線は、見立てどおりだ。金本監督や先輩に食らいついて、北條はもっともっと燃える。
●21日佐藤薬品スタジアムでウエスタンリーグ・オリックス-阪神23回戦が行われ、横山雄哉投手(22)が21日、ウエスタン・オリックス戦(佐藤薬品)に 3番手で登板。左肩のコンディショニング不良から再起を期す中、復帰戦は 1回を三者凡退に抑えた。掛布雅之 2軍監督(61)は左腕の“完全復活”は10月の宮崎フェニックス・リーグになるとの見通しを示した。無失点投球で上々の再スタートを切った。横山が 0- 5の 3回にマウンドに上がり、10球で 1回をピシャリ。 5月25日のヤクルト戦(神宮)以来の登板で、ようやくここまで戻ってきた。まだ道半ばだ。今季 1軍で 3試合に登板し、 2勝 0敗、防御率2.93の成績を残したが、左肩のコンディショニング不良で 5月31日に登録抹消され、リハビリに汗を流してきた。ゆっくり、確実に復活への道を歩んでいく。 記事をまとめてみました。
<巨人 1- 4阪神、19回戦>◇21日◇東京ドーム
巨人は 2回二死 1、 2塁の先制機で小林誠が空振り三振。先発の高木は 3回まで 2安打無失点と上々の立ち上がりを見せた。
巨人は 6回二死 1、 2塁で村田が凡退。高木と阪神岩貞の両先発投手が 6回まで無失点と好投し、 0- 0のまま終盤に入った。
巨人は 7回二死で小林誠の 3号ソロで先制。阪神は 8回二死、上本の1号ソロで追いついた。 1- 1の同点で延長戦に突入した。
阪神は延長10回、二死 1、 2塁から北條の右越え 2点 2塁打などで 3点を入れて勝ち越した。巨人の連勝は「3」で止まった。
10回表阪神、北條史也内野手は鳥谷敬内野手の適時 2塁打で生還しベンチのナインと笑顔でタッチする=東京ドーム
阪神が終盤の逆転勝ちで連敗を「4」で止めた。
0- 0の 7回に先発岩貞が小林誠に先制ソロを浴びたが、 8回に上本が同点ソロ。延長10回は山口を攻めて北條の 2点 2塁打で勝ち越し、鳥谷にも適時打が出て 3点を挙げた。
金本知憲監督(左から 4人目)は勝ち越し適時打を放った北條史也内野手(同 5人目)と勝利のハイタッチ=東京ドーム
金本知憲監督は「岩貞がナイスピッチングだったけど打たれて、でも追いついて、よく延長でひっくり返した。今日はホント、若手、中堅、レギュラー陣がね。孝介のファインプレー、鳥谷のダメ押しと全員の力で勝ち取った勝利だと思います」と会心の笑顔。中でも 9回のサヨナラ危機を美技連発で救った福留について、「 2つともビックプレー。中心選手が闘志をむき出し、体を張ったプレーをするとチームは自然と熱く盛り上がる」と絶賛。「10回の坂本の打球も鳥谷が確実に 1アウトを取ってくれた。かなり難しいバウンドだったと思う。球際の強さをベテランが見せてくれると、チームが盛り上がることを証明してくれた試合でした」と満足そうにうなずいた。
8回表阪神二死、上本博紀内野手は左中間越え同点ソロ本塁打を放った=東京ドーム
上本博紀内野手が 1軍復帰即日スタメン起用され、今季 1号の同点ソロを放った。 1点リードされた直後の 8回二死。高木の高めに浮いたカットボールを振り抜き、左中間席中段まで届かせた。「長打は考えず、投手の投げたボールに対応するだけでした」。流れを一気に引き戻す豪快弾で激闘勝利に導いた。
8回、同点弾を放った上本博紀内野手。感情をあまり出さない男が雄たけびを挙げた=東京ドーム
ポーカーフェイスの男が、 3塁ベースを回ると思わず吠えた。昇格即“一発回答”。 0- 1の 8回二死だ。上本が巨人・高木の浮いたスライダーをとらえた。左中間席中段へズドン。約 1年ぶりの今季 1号は、千金の同点弾となった。
「自分が出塁して何とかチャンスを作ろうと。長打を狙った? いいえ。しっかり投手が投げた球に対応しようと思っていただけです」
8回、本塁打を放った上本博紀内野手=東京ドーム
燃えていた。 4連敗を喫した前日20日に 2三振&失策の陽川がこの日、登録抹消。代わって昇格し「 1番・ 2塁」で 7月10日の広島戦以来、今季 6度目のスタメンに起用された。しかも前日には金本監督から今成、新井とともに名指しで「中堅がしっかりしないから(若手中心になるのは)しょうがない」と言われていた選手会長。30歳を迎え、チームを引っ張る立場でありながら、試合前まで打率 0.1033、 3安打(29打数)。 2軍暮らしが続いた。
1回、いきなりハーフスイングで空振り三振。苦い思いが脳裏に浮かんだはずだ。 7月 6日、同じ東京ドーム。 1番で起用されたが、 1回に 3球三振。後続も倒れた後、 2回の攻撃前に金本監督が異例の早さで円陣を組み「もっと相手に向かっていけ!」と激怒した。
8回、ファンの声援に応える上本博紀内野手=東京ドーム
今度こそ違う姿を見せる-。 3回に今季G戦初安打を放ち、迎えた 4打席目に執念弾を放った。
「やっと上本らしい“小力”を出してくれた。きのう名前を出して、そこらへん(中堅)がしっかりしないのがチームの不調の原因ということも言ったけど本塁打で応えくれた」。目を細めた金本監督は「上本らしさを出していかないと。のびのび打てばいい」と続けた。責任を背負い、考え過ぎ、深みにはまる。もっと思い切ってやれ-。そんなエールだった。
「やれることをやるだけです」と静かに誓う上本。中堅選手の反攻の舞台は、27試合残されている。
9回裏巨人一死 2塁、福留孝介外野手は小林誠司捕手の飛球をダイビングキャッチ=東京ドーム
福留孝介外野手がサヨナラ負けのピンチを救った。 1- 1の同点で迎えた 9回の守備。一死 2塁の場面。 8番小林誠のライト前に落ちようかという当たりをダイビングキャッチ。その後も 1番長野のエキサイティングシートへのファウルフライをキャッチ。美技を連発した。
福留は「(小林誠の打球は)前を守っていたし、頭の上をいかれたら(越えられたら)ごめんなさい。長いことやってるんで、ある程度の感覚はある。そこだけは信じてやっている」と話した。
9回、小林誠司捕手の打球をダイビングキャッチした福留孝介外野手。サヨナラ負けの危機を救った=東京ドーム
闘志と本能だった。同点で迎えた 9回一死 2塁。一打出ればサヨナラ負けの大ピンチで、打席には小林誠司。右翼・福留は守備位置を通常よりも前方に移すと、打球は正面に。これに瞬時に反応するとダイビングキャッチ。体を張ってチームを救った39歳に、球場は沸き立った。
「もし(打球が)頭の上にいかれたら、『ごめんなさい』と。(打球の伸びは)長いことやっているから感覚ある。そこだけは、自分を信じてやるしかない」
9回、長野久義外野手の右邪飛をライトの福留孝介外野手が好捕=東京ドーム
なおも二死 1、 2塁と窮地は続く。長野の打球は右翼側のエキサイティングシートへ。これに猛ダッシュで飛びつくと、勢いあまって観客席へダイブ。体を起こすと左手をつきあげ、グラブに収まった白球を見せて 3アウトを告げさせた。
流れはすべて変わった。続く延長10回で一気に 3点を奪い逆転勝ち。ベンチに戻る福留を金本監督が「いいぞ、おじさん!」と笑顔で出迎え、賞賛の言葉を惜しまなかった。
「あの 2つのプレーはビッグプレーですよ。(鳥谷を含めて)球際の強さをベテラン陣が見せてくれると、チームが盛り上がる。そういうのを証明してくれたような試合だったんじゃないかな」
バットでもチームに貢献した。 4回に左前打、 9回にもマシソンから左前打を放つと、延長10回には右前打で今季 9度目猛打賞だ。
エキサイティングシートに飛び込んだ福留孝介外野手。ベテランが守備で闘志をみせた=東京ドーム
ベテランは自分の仕事だけでなく、常にチーム全体に目を向けている。13日の中日戦(京セラD)の試合前練習、フリー打撃のケージに入った福留の目に、遊撃でノックを受ける北條が映った。すると、わざと北條の前にゴロを連発。さらに外野に江越を見つけると、手で合図を送り外野に打球を飛ばした。「ノック受けてるのが見えたからね。いい練習? なってないでしょ」と笑い飛ばしたが、狙った場所に飛ばす技術力の高さはもちろん、若手の成長にも貢献する姿はまさにチームの柱だ。
試合後は冗談まじりに「もうおじさんでしょ。しんどいわ」と笑ったが、グラウンドで見せる姿は若手以上にいきいきと、頼もしい。
美技連発の福留孝介外野手(右)に金本知憲監督(左)は「いいぞ、おじさん!」と笑顔=東京ドーム
◆データBOX◆
◎…福留の猛打賞( 1試合 3安打以上)は 7月30日の中日戦(甲子園)以来、今季 9度目。チーム最多は高山の10度。通算では 118度目。昨季は11度記録しており、自身のシーズン最多は中日時代の2002年に記録した18度。
10回表阪神二死 1、 2塁、北條史也内野手は右中間に勝ち越し 2点適時 2塁打を放った =東京ドーム
北條史也内野手が意地の決勝打を放った。延長10回二死 1、 2塁。左腕山口の外角シュートを逆らわず、コンパクトにたたくと、右中間を破る勝ち越し適時 2塁打になった。
「二死だったので、もうここで決めるという気持ちで打席に入っていました。勝つことだけを考えて、自分がやるべきことをしっかり頭に入れて、頑張っています」と振り返った。ベテラン鳥谷に遊撃の定位置を譲らず、この日は 2塁打 2本をマークするなど、打撃も充実してきた。プロ 4年目の成長ぶりが光った。
延長10回、G倒の 2点 2塁打にガッツポーズをする北條史也内野手。日々成長を続ける若虎は頼もしい=東京ドーム
ベテラン美技に発奮打! 北條史也内野手が延長10回に 2点 2塁打を放ち、G倒を決めた。福留が好守連発でサヨナラ負けの危機を救った直後、バットで気を吐いた。チームの連敗を「4」でストップし、 4位に浮上。23日から、 3.5差で迎えるDeNA戦(横浜)も頼むで~!
大先輩の執念に、奮い立った。北條は熱く燃えたバットで、右中間を真っ二つに破った。延長10回に決勝の 2点 2塁打。送球間に達した 3塁上から、ベンチへ両手のこぶしを突き上げた。体を投げ出して白球をつかんだ福留も報われる、若虎の咆哮(ほうこう)だ。
巨人・小林誠司捕手の打球を好捕した福留孝介外野手=東京ドーム
「なんとか、 2アウトだったんで、ここで決めるという気持ちでした。(福留の美技連発は)いや、もうすごいの一言ですね。僕も見習って、ああいうプレーをしていきたいと思います」
ヒーローインタビューも、北條の胸の内には別のヒーローがいた。サヨナラ負けの危機だった 9回、右翼・福留が 2度好守でチームを救った。その直後の延長10回二死 1、 2塁の絶好機を、北條がガムシャラにものにした。左腕・山口の外角球を捉え右中間を破った。 1走・上本までも生還。39歳が火をつけ22歳が爆発。連敗も「4」で止めた。
延長10回、外角球を右中間へはじき返した北條史也内野手。 2番で勝負強い打撃をみせた=東京ドーム
金本監督も「きょうは若手と中堅とレギュラー陣、全員の力で勝ち取った勝利。やっぱり中心選手が、ああいう闘志むきだしの、体を張ったプレーをするとチームは自然と熱く盛り上がる」と大きくうなずく。殊勲打の北條については「ああいう場面で打ってこそ、打者の価値。よく本当にあそこでやってくれた」とたたえた。 8試合連続で遊撃スタメンに名を記す若虎が、殊勲打を含む 2安打 2打点だ。
10回、北條史也内野手が適時 2塁打放った=東京ドーム
昨年12月、監督就任が決まったばかりだった指揮官が東北福祉大學OB会に参加すると、ある男が頭を下げてきた。大学時代の 1年後輩で、北條の母校・八戸学院光星高校の仲井宗基監督だった。「北條をお願いします。ひいきしてやってください…」。縁あっての“お願い”だったが、将は突っぱねた。「ひいきなんかせんでも…。アイツ体が強いから、鍛え甲斐があるよ」。成長曲線は、見立てどおりだ。
10回、勝ち越しの適時 2塁打を打った北條史也内野手=東京ドーム
北條は13日の午前中、中日戦(京セラD)へ向かう道中で、西宮・津門(つと)球場へ愛車を走らせた。真夏の聖地での 2回戦を翌日に控えていた母校ナインの練習を見学し「がんばってください」と、仲井監督に告げたが「おまえもな! 金本さんにしっかり食らいついてがんばれ」と逆に背中を叩かれた。メンバー全員分のトレーニングシューズを寄贈したが、北條自身もこの夏こそが勝負だった。 1軍に、指揮官に食らいつき、虎の遊撃を自分のものにしようとしている。
10回、適時打を放った北條史也内野手を迎えるナイン=東京ドーム
「勝つことだけを考えて、自分がやるべきことをしっかりと頭に入れてやっています」
23日からは 3.5差の 3位・DeNAとの直接対決。「とりあえず目上のチームなんで、なんとか叩きたい」という金本監督や先輩に食らいついて、北條はもっともっと燃える。
◆データBOX◆
◎…この日、阪神が巨人に負けていたら1995年以来、21年ぶりの巨人戦2カード連続「3連敗」だった。ちなみにこの年、巨人戦成績は 6勝20敗と大きく負け越し、最終順位も 6位だった ◎…阪神は今季最後の東京ドームで勝利し、 6勝 6敗。最後に勝ち越したのは2009年の 6勝 5敗 1分けで、昨季は 2勝11敗と大きく負け越していた。
ウエスタンリーグ<オリックス 5- 2阪神、23回戦>◇21日◇佐藤薬品スタジアム
横山雄哉投手が21日、ウエスタン・オリックス戦(佐藤薬品)に 3番手で登板。左肩のコンディショニング不良から再起を期す中、復帰戦は 1回を三者凡退に抑えた。掛布雅之 2軍監督は左腕の“完全復活”は10月の宮崎フェニックス・リーグになるとの見通しを示した。試合は 2- 5で敗れた。
無失点投球で上々の再スタートを切った。横山が 0- 5の 3回にマウンドに上がり、10球で 1回をピシャリ。 5月25日のヤクルト戦(神宮)以来の登板で、ようやくここまで戻ってきた。
「(試合の)流れが悪かったのでしっかり腕を振って投げようと思いました。まだアバウトなところもあるので、もっと投げきれるようにしないといけないですね」
左肩痛から復帰した横山雄哉投手。1回無失点に抑え、上々の内容だった=佐藤薬品スタジアム
まだ道半ばだ。今季 1軍で 3試合に登板し、 2勝 0敗、防御率2.93の成績を残したが、左肩のコンディショニング不良で 5月31日に登録抹消され、リハビリに汗を流してきた。掛布 2軍監督は「(横山は故障後)初めてにしてはまあまあだけど、彼の場合は投げた後だと思う。(10月の)フェニックスくらいじゃないかな。本格的には。それくらい考えていいと思う」と慎重な見通しを示した。 今後は登板後の肩、肘の状態を見極め、状態を上げていく。左腕も17日のシート打撃登板と比較して「強い球を投げられたと思いますけど、徐々にですね」。ゆっくり、確実に復活への道を歩んでいく。
本当に久しぶりにまとまった試合だった。こういう全員野球をしなければ先が無くなる。その中でも北條が良かった。これからも、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2016年 公式戦 日程と結果(08月)
2016年 公式戦順位表
2016年 ファーム試合日程・結果(08月)
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