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日本男子マラソン惨敗…出直し…猫ひろし五輪完走!小池都知事が閉会式で鶴の刺しゅうに金の帯の着物姿

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21=日本時間22日陸上が男子マラソン行われ、日本人トップの佐々木悟選手(30=旭化成)が 2時間13分57秒で16位止まり。石川末広選手(36=ホンダ)は36位、北島寿典選手(31=安川電機)は94位だった。エリウド・キプチョゲ選手(31=ケニア)が 2時間 8分44秒で初優勝した。陸上全競技を終えてメダル 2、入賞 2。目標としたメダル数 1は上回ったが、入賞 5には届かなかった。麻場一徳強化委員長(55)は今大会限りで辞任する考えを表明。マラソンを統括する酒井勝充強化副委員長(56)と宗猛男子マラソン部長(63)は退任濃厚。東京五輪へ出直しを余儀なくされた。人気種目だった面影はない。14日、 3人の出発取材で成田空港を訪れたのは記者 1人。競歩荒井の銅、男子 400メートルリレーの銀に比べて衰退ぶりは明らかだ。陸上競技の全日程を終えて「メダル 2、入賞 2」。東京五輪まであと 4年。男子マラソンを立て直すのは容易ではない。また陸上競技全体でも、強化体制にブレもある。少なくとも、 4年間で強化のトップが交代することがない体制を整えることが、東京五輪で戦うための必須条件になる。 4年後の東京五輪に向けて、改めて厳しい現実が突きつけられた。

同、男子マラソン行われ、カンボジア代表として出場した猫ひろし(39=本名滝崎邦明)は見事に完走した。記録は 2時間45分55秒(速報値)。自己ベストの 2時間27分48秒には及ばなかったが、有力選手を含む15人が棄権する中、 155人中 139位でフィニッシュした。「最高の42キロでした。悔いはありません」。その表情は晴れ晴れとしていた。芸人魂は忘れていなかった。苦しそうな顔だったが、両手を上げてお決まりの「にゃー!」のポーズでゴールを駆け抜け、ガッツポーズもして喜んだ。その後もスタンドをあおって盛り上げるなどして夢舞台をかみしめた。カンボジア国籍を取得してかなえた夢舞台。表情は達成感に満ちていた。レース前日は「スタートからゴールまで一番全力で走り抜くぞ」と口にしていた。

同、新体操団体決勝が行われ、 8チームによる団体決勝が行われ、日本(杉本早裕吏選手、松原梨恵選手、畠山愛理選手、横田葵子選手、熨斗谷(のしたに)さくら選手)は 2種目合計34.200点(リボン16.550、フープ・クラブ17.650)の 8位。前回ロンドン大会の 7位を上回れなかった。ロシアが36.233点で 5連覇を果たした。20日の個人総合決勝では、マルガリタ・マムン(20=ロシア)が合計76.483点で優勝した。メダルを目指した決勝の舞台だったが、そう甘くなかった。中堅国の実力が拮抗(きっこう)。ミスを 1つでもすれば順位が大きく下がる厳しい戦いで、日本は持ちうる力を全て発揮することはできなかった。観客席で見守っていた山崎浩子監督が悔しがった。 1種目目のリボン。五輪 2カ月前にクラシック音楽からサンバを意識した曲に変更。会場受けはよかったが、世界でも日本にしかできない大技の「 4本投げ」に落とし穴があった。演技の最後、主将の杉本が空中に投じた 4本のリボンは予選のように美しい放物線を描いて広がらず、落下するリボンの位置が予定より多少ずれたため移動しながらのキャッチとなった。 4年間、リオに向けた選手の努力を一番近くで見守ってきた山崎監督は目に涙を浮かべた。出場すらできなかった過去を考えれば、着実に成長を示した「フェアリー(妖精)ジャパン」の舞い。 4年後の東京五輪へ、確かな財産となる貴重な経験を積んだ。新体操日本代表で団体に 2大会連続出場した畠山愛理選手(22=東京ジュニアク)が、リオ五輪を最後に現役引退すると21日の団体決勝後、明らかにした。日本女子体育大學 4年の畠山選手は「今回の五輪で最後と決めていた。(2020年東京五輪は)違う形でかかわっていきたい」と話した。初出場のロンドン五輪は 7位に入賞し、日本代表で主将を務めたこともあった。

リオデジャネイロ五輪は21日夜(日本時間22日午前)、マラカナン競技場で閉会式を迎えた。東京都の小池百合子知事は、次期開催都市の長として、五輪旗を受け継ぐ「フラッグ・ハンドオーバーセレモニー」に登場した。晴れ舞台では「日本の勝負服」を着ると話していた通り、オフホワイトに鶴の刺しゅうが入った着物姿。金メダルをイメージした、ゴールドの帯を締めていた。激しい雨が降る中、着物の袖を少しまくるようにした小池氏は、リオ市のパエス市長、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長から五輪旗を受け取ると、左右に 5回振り、 4年後の東京開催をアピールした。

リオデジャネイロ五輪は21日夜(日本時間22日午前)、マラカナン競技場で閉会式を迎えた。約10分間にわたる、次期開催都市の東京をPRする映像やパフォーマンスでは、大トリに安倍晋三首相がサプライズで登場した。首相は、「クールジャパン」の代表として世界でも人気のキャラクター、スーパーマリオに扮(ふん)して登場。マリオに「変身」した首相が、国会から車やドリルを使って、日本から見て地球の裏側にあるリオに向かおうとする様子が、映像化された。マリオは、ドラえもんの力を借りてドリルを掘り、緑色の土管の中を通って、リオまで直行するシナリオ。会場内のカウントダウンとともに、競技場のまん中に設置された土管の中から、マリオ姿の首相が赤いボールを手にして登場した。PR映像には、マリオやドラえもんのほか、キティちゃん、キャプテン翼など、日本を代表するキャラクターも次々と登場した。 記事をまとめてみました。

 

★<リオ五輪:陸上>◇21=日本時間22日◇男子マラソン◇サンボドロモ発着周回コース

 陸上男子マラソンは、日本人トップの佐々木悟選手(30=旭化成)が 2時間13分57秒で16位止まり。石川末広選手(36=ホンダ)は36位、北島寿典選手(31=安川電機)は94位だった。陸上全競技を終えてメダル 2、入賞 2。目標としたメダル数 1は上回ったが、入賞 5には届かなかった。麻場一徳強化委員長は今大会限りで辞任する考えを表明。マラソンを統括する酒井勝充強化副委員長と宗猛男子マラソン部長は退任濃厚。東京五輪へ出直しを余儀なくされた。

 日本勢は佐々木選手の16位が最高。世界との差は広がるばかりで、光明は見いだせない。この結果を受けて、マラソンを統括する酒井強化副委員長と宗男子マラソン部長がリオ五輪限りで、退任することが確実だ。

 

 

 94位でゴールした北島寿典選手(左)を出迎える36位石川末広選手=リオデジャネイロ・サンボドロモ発着周回コース

 

 酒井副委員長は「人事は私が決めることではないですが、リオまでという気持ちです」とした。宗部長も続投の意欲について、激しく首を左右に振って否定した。男子の結果を鑑みても 2人が東京五輪まで続投する可能性は極めて低い。

 勝負にならなかった。日本人トップの佐々木選手は27キロ過ぎのペースアップに対応できず「悔しいです」。94位の北島は「代表とは違うところで目標を作りたい。五輪よりも世界の高速レースで日本記録を狙いたい」。人気種目だった面影はない。14日、 3人の出発取材で成田空港を訪れたのは記者 1人。競歩荒井の銅、男子 400メートルリレーの銀に比べて衰退ぶりは明らかだ。

 

 

 ゴールする16位の佐々木悟選手=リオデジャネイロ・サンボドロモ発着周回コース

 

 陸上競技の全日程を終えて「メダル 2、入賞 2」。麻場強化委員長は「もうちょっと入賞がほしかった(目標は 5)。リオまで、という前提でやってきました。その気持ちは変わっていません」と口にした。同委員長は2015年 9月に就任。昨夏の世界選手権後の原田前強化委員長辞任に伴って、副委員長から繰り上がっていた。 6月には日本陸連に対し、大会後に辞任する意向をすでに伝えている。今大会を終え、その気持ちは変わらなかった。

 東京五輪まであと 4年。男子マラソンを立て直すのは容易ではない。また陸上競技全体でも、強化体制にブレもある。少なくとも、 4年間で強化のトップが交代することがない体制を整えることが、東京五輪で戦うための必須条件になる。

 

 

 雨が降るなかスタートした選手。観客が傘をさし、係員は雨合羽を着ていた=リオデジャネイロ・サンボドロモ発着周回コース

 

 男子マラソンが行われ、佐々木悟選手が 2時間13分57秒の16位。石川末広選手は 2時間17分 8秒の36位、北島寿典選手は94位に終わった。94位は1996年アトランタ五輪の実井謙二郎選手の93位を下回る五輪ワースト(棄権を除く)。エリウド・キプチョゲ選手が 2時間 8分44秒で初優勝した。

 圧倒的に不利な下馬評を覆すことができなかった。30代の 3人が挑んだ大会最終日を飾る男子マラソン。日本勢は 6大会ぶりのメダルどころか、入賞さえも争えずに脱落した。またしても世界との差を見せつけられる惨敗に終わった。

 

 

 16位の佐々木悟選手=リオデジャネイロ・サンボドロモ発着周回コース

 

 16位の佐々木選手は「もっと上を狙っていた。納得できるものではない」と悔しがり、「入賞を狙っていたので、36位は惨敗という結果」と日本勢最年長36歳の石川選手は唇をかんだ。日本勢で過去最低の94位に沈んだ北島選手は「最後までやりきろう、出し切ろうと考えて走ることができた。離されて、勝負ではふがいない感じ」と肩を落とした。

 スタート時の天候は雨で、気温24度。ハイペースも予想されたが、25キロまで 5キロが15分30秒以上のスローペース。日本勢にとっては悪くない展開だったが、アキレス腱(けん)に不安を抱えている北島が 3キロ付近で早々と先頭集団から脱落。雨がやみ、気温が上昇した25キロで石川選手が遅れ、最後まで残っていた佐々木選手も27キロの給水地点でのペース変化に対応できず、海外勢に引き離された。

 

 36位の石川末広選手=リオデジャネイロ・サンボドロモ発着周回コース

 

 日本陸連は2014年春、マラソン復権を目指してナショナルチーム(NT)を発足。トップ選手を集めた合宿を通して尿や血液など測定データを蓄積。夏のレースへの適性を見極める狙いだったが、合宿ができる機会は年に数回で効果は出ていない。代表に入れる若手が現れず、30代の 3人が代表に選出された結果が、2008年北京五輪以来となる入賞なしに終わった。

 アフリカ勢の台頭で勢力図は大きく変わり、高速化が続く男子マラソン。1992年バルセロナ五輪銀メダルの森下広一選手を最後に表彰台が遠く、復調の兆しは見えない。メダルが期待された女子に続き、入賞ゼロの惨敗。 4年後の東京五輪に向けて、改めて厳しい現実が突きつけられた。

 

 94位の北島寿典選手=リオデジャネイロ・サンボドロモ発着周回コース

 

女子も惨敗

 14日に行われた女子は 3人が出場。日本勢の最高はトップから 6分近く離された福士加代子選手(34=ワコール)の14位。田中智美選手(28=第一生命)が19位、伊藤舞選手(32=大塚製薬)は46位に終わった。 3大会ぶりのメダル獲得を狙っていたが、 3大会連続で入賞を逃した。

 

★<リオデジャネイロ五輪最終日:陸上>◇21=日本時間22日◇男子マラソン◇サンボドロモ発着周回コース

 リオ五輪男子マラソンにカンボジア代表として出場した猫ひろしは見事に完走した。記録は 2時間45分55秒(速報値)。自己ベストの 2時間27分48秒には及ばなかったが、有力選手を含む15人が棄権する中、 155人中 139位でフィニッシュした。「最高の42キロでした。悔いはありません」。その表情は晴れ晴れとしていた。

 芸人魂は忘れていなかった。苦しそうな顔だったが、両手を上げてお決まりの「にゃー!」のポーズでゴールを駆け抜け、ガッツポーズもして喜んだ。その後もスタンドをあおって盛り上げるなどして夢舞台をかみしめた。

 

 

 猫ひろし選手は 2時間45分55秒の 139位でゴールし「にゃー!」のポーズをきめる=リオデジャネイロ・サンボドロモ発着周回コース

 

 降りしきる雨の中、紺色のキャップと本名「TAKIZAKI」のゼッケンをまとった身長 147センチの小兵は、スタートしてすぐ、あっという間に先頭集団から離された。 5キロ地点で 155位の最後尾を走った。10キロ地点では 1人抜いて 154位となり、かぶっていたキャップも投げ捨て、必死の形相で走り続けた。30キロ地点では 2人を抜いて 147位と奮闘。35キロ地点でも 1人抜き、ゴール目前の40キロ地点で 140位まで順位を上げた。終盤にかけて脱落者が続出した。「最後、本当にきつくても絶対に歩かないとそれだけは(思った)。後ろの選手が押してくれて、負けられないと思って頑張りました」。

 

 力走するカンボジア代表の猫ひろし選手=リオデジャネイロ・サンボドロモ発着周回コース

 

 目標だった「自己ベスト更新」はかなわなかった。「もう少し粘りたかったけど、カンボジアの人も日本の人も、ブラジルの人までもが応援してくれたのでよかったです」。

 カンボジア国籍を取得してかなえた夢舞台。表情は達成感に満ちていた。「おいしいものが食べたい。(今後のことは)ゆっくり考えたい」と話したが「50歳、60歳になっても、チャンスがあればまたやりたい」と五輪再挑戦への意欲も示した。「カンボジアには感謝しかない。カンボジアからまた日本に出稼ぎに行きます」。最後は芸人の顔に戻った。

 

 カンボジア代表として出場した猫ひろし選手は大きく手を広げゴールに向かった=リオデジャネイロ・サンボドロモ発着周回コース

 

 カンボジア代表として出場したタレントの猫ひろし選手は 2時間45分44秒で、完走した140人中139位。ゴール時に両手を上げ、お得意の「にゃー」のポーズ。「最高でした。悔いはない」と語った。開会式では、カンボジア選手団の紫の衣装を着て、にこやかに手を振っていた。選手村での生活をツイッターで発信し続け、女子マラソンの応援に行ったことなどを報告。レース前日は「スタートからゴールまで一番全力で走り抜くぞ」と口にしていた。

 

 <猫ひろし五輪出場まで>

▼2005年:競技経験ゼロから、TBS系「オールスター感謝祭」内コーナーの「赤坂ミニマラソン」をきっかけに競技開始。

▼2008年:東京マラソンでフルマラソン初挑戦。 3時間48分57秒で完走。

▼2011年 6月:カンボジア国籍取得及び2012年ロンドン五輪を目指していることを明かす。 ▼同11月:国籍取得。「チュマール(カンボジア語で猫)ひろしです」。

▼2012年 3月:ロンドン五輪代表内定。「世界新記録で金をとる」。

▼同 5月:国籍取得からの期間が短いなどのために内定取り消し。「本当にごめん」。

▼2015年:東京マラソンで自己最速 2時間27分48秒を記録。

▼2016年 6月:リオ五輪代表決定。「最高のコンディションで自己ベストを」。

 

★<リオデジャネイロ五輪最終日:新体操>◇21=日本時間22日◇団体決勝◇リオ五輪アリーナ

  8チームによる団体決勝が行われ、日本(杉本早裕吏選手、松原梨恵選手、畠山愛理選手、横田葵子選手、熨斗谷(のしたに)さくら選手)は 2種目合計34.200点(リボン16.550、フープ・クラブ17.650)の 8位。前回ロンドン大会の 7位を上回れなかった。ロシアが36.233点で 5連覇を果たした。20日の個人総合決勝では、マルガリタ・マムン(20=ロシア)が合計76.483点で優勝した。

 

 日本独自の大技、リボンの「 4本投げ」を失敗した=リオデジャネイロ・リオ五輪アリーナ

 

 メダルを目指した決勝の舞台だったが、そう甘くなかった。中堅国の実力が拮抗(きっこう)。ミスを 1つでもすれば順位が大きく下がる厳しい戦いで、日本は持ちうる力を全て発揮することはできなかった。

 「リボンが乱れたのが残念だった」

 

 新体操団体決勝 リボンの演技を終え歓声に応える畠山選手(右端)ら日本=リオデジャネイロ・リオ五輪アリーナ

 

 観客席で見守っていた山崎浩子監督が悔しがった。 1種目目のリボン。五輪 2カ月前にクラシック音楽からサンバを意識した曲に変更。会場受けはよかったが、世界でも日本にしかできない大技の「 4本投げ」に落とし穴があった。

 

 フープ・クラブの演技をする日本=リオデジャネイロ・リオ五輪アリーナ

 

 演技の最後、主将の杉本が空中に投じた 4本のリボンは予選のように美しい放物線を描いて広がらず、落下するリボンの位置が予定より多少ずれたため移動しながらのキャッチとなった。減点につながるミスが響き、最下位の 8位スタート。続くフープ・クラブは大きなミスなく演じきったが、メダルを目指した五輪で 8位。 1つのミスに泣いた。

 

 クラブ・フープの演技を終え、抱き合う畠山愛理選手(左から 3人目)ら日本選手=リオデジャネイロ・リオ五輪アリーナ

 

 2005年12月。日本体操協会はプロポーション重視のオーディションでメンバーを選抜し、現在は味の素ナショナルトレーニングセンターで共同生活をしつつ、 1年の半分は強豪国のロシアを拠点に長期合宿で強化を進めてきた。昨秋の世界選手権では種目別のリボンで40年ぶりの表彰台となる銅メダル。出場権すら逃した2004年のアテネ五輪から10年かけて、世界と渡り合えるまでに成長した。

 

 新体操団体決勝の演技を終え、抱き合う日本。8位に終わった=リオデジャネイロ・リオ五輪アリーナ

 

 「フープ・クラブは持ち直してくれた。最後まであきらめずに、よく頑張ってくれた。(メダルへは)近くて遠いけど、遠くて近い。あと一歩だと思う」

  4年間、リオに向けた選手の努力を一番近くで見守ってきた山崎監督は目に涙を浮かべた。出場すらできなかった過去を考えれば、着実に成長を示した「フェアリー(妖精)ジャパン」の舞い。 4年後の東京五輪へ、確かな財産となる貴重な経験を積んだ。

 

▽山崎浩子監督の話

「リボンが乱れたのは残念だけど、最後までよくあきらめずに頑張ってくれた。メダルは近くて遠いけど、遠くて近い。あと一歩だと思う」

▽畠山愛理選手の話

「リボンは悔しいが、このチームだから決勝に立てた。苦しいこと、つらいことがあったが、あっという間だった」

▽横田葵子選手の話

「いままで頑張ってくることができた。最後の最後まで笑顔で踊りきることができたのでよかったと思う」

▽松原梨恵選手の話

「ミスはあったが、このメンバーと一緒にこの舞台に立てたことが幸せだった」

▽熨斗谷さくら選手の話

「リボンをやりきりたい気持ちがあったので悔しい。この4年間、長くてつらくていろいろあったが、最後にフープ・クラブをいい演技でまとめることができて良かった」

▽杉本早裕吏選手の話

「リボンではミスがあったが、フープ・クラブはあきらめなかった。後悔はない」

 

 畠山愛理選手は今大会限りで現役を退くことを表明した=リオデジャネイロ・リオ五輪アリーナ

 

  6チームによる団体決勝が行われ、日本は 2種目合計34.200点(リボン16.550、フープ・クラブ17.650)の 8位。前回ロンドン大会の 7位を上回れなかった。

 新体操日本代表で団体に 2大会連続出場した畠山愛理選手が、リオ五輪を最後に現役引退すると21日の団体決勝後、明らかにした。日本女子体育大學 4年の畠山選手は「今回の五輪で最後と決めていた。試合に出るのは最後。(2020年東京五輪は)違う形でかかわっていきたい」と話した。初出場のロンドン五輪は 7位に入賞し、日本代表で主将を務めたこともあった。

 

▼畠山愛理(はたけやま・あいり)選手

 1994(平成 6)年 8月16日生まれ、22歳。東京都出身。2012年ロンドン五輪代表。東京・大原学園高校出、日本女子体育大學 4年、東京ジュニアク。 1メートル70、48キロ。

 

○リオデジャネイロ五輪は21日夜(日本時間22日午前)、マラカナン競技場で閉会式を迎えた。東京都の小池百合子知事は、次期開催都市の長として、五輪旗を受け継ぐ「フラッグ・ハンドオーバーセレモニー」に登場した。

 晴れ舞台では「日本の勝負服」を着ると話していた通り、オフホワイトに鶴の刺しゅうが入った着物姿。金メダルをイメージした、ゴールドの帯を締めていた。

 激しい雨が降る中、着物の袖を少しまくるようにした小池氏は、リオ市のパエス市長、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長から五輪旗を受け取ると、左右に 5回振り、 4年後の東京開催をアピールした。  その後、演奏された国歌とともに日の丸が掲げられていくのを、胸に手を当てながら見上げていた。

 

 五輪旗を振る小池百合子都知事=リオデジャネイロ・マラカナン競技場

 

 東京都の小池百合子知事は21日夜(日本時間22日午前)、リオデジャネイロ五輪の閉会式出席後、NHKの番組に出演した。五輪旗を受け継ぐ「フラッグ・ハンドオーバーセレモニー」に和装で登場したことについて、「ここはやっぱり着物じゃないと、思った」と述べ、勝負服で臨んだ思いを振り返った。  閉会式は雨の中行われたため、小池氏は「バシッと決めたつもりだったが、旗を(IOCのバッハ会長から)いただいた時に雨が激しくなり、ずぶぬれになりました」と、苦笑いした。

 

 

 着物姿で登壇した小池都知事は、五輪旗を引き継ぎ旗を振る=リオデジャネイロ・マラカナン競技場

 

 かなり重いとされる五輪旗の受け取りに備え、筋トレに励んで準備していた小池氏。「旗自体は、見かけよりも重くはないが、その責任たるや、そちらの重さの方がずしっとくる重さがあった」と述べた。  リオ五輪の大会運営について、「いろんな工夫がされていたり、課題もあったり、東京も学ぶ点があった」と感想を述べた。東京の課題について「会場の問題など、まだ課題はある。仮設でいい場合もあるし、いくらかかるのかもある。(運営費用を)できるだけ透明にしながら進めたい」と、述べた。  一方で、「我々は、会場にいくらかかるかという話をしているが、最大はアスリートの頑張りだ。アスリートあっての、五輪、パラリンピック。アスリートファーストを絶対に、忘れてはならない」と強調した。

 

○リオデジャネイロ五輪は21日夜(日本時間22日午前)、マラカナン競技場で閉会式を迎えた。

 約10分間にわたる、次期開催都市の東京をPRする映像やパフォーマンスでは、大トリに安倍晋三首相がサプライズで登場した。

 

 

 東京を紹介するショーで土管が現れた=リオデジャネイロ・マラカナン競技場

 

 首相は、「クールジャパン」の代表として世界でも人気のキャラクター、スーパーマリオに扮(ふん)して登場。マリオに「変身」した首相が、国会から車やドリルを使って、日本から見て地球の裏側にあるリオに向かおうとする様子が、映像化された。

 

 東京を紹介するショーで土管からマリオが登場=リオデジャネイロ・マラカナン競技場

 

 マリオは、同じく人気キャラクター、ドラえもんの力を借りてドリルを掘り、緑色の土管の中を通って、リオまで直行するシナリオ。会場内のカウントダウンとともに、競技場のまん中に設置された土管の中から、マリオ姿の首相が赤いボールを手にして登場した。

 

 閉会式でマリオが登場、衣装を脱ぎすて現れたのは安倍晋三首相=リオデジャネイロ・マラカナン競技場

 

 首相は、パフォーマンスの最後に、「SEE YOU IN TOKYO(東京で会いましょう)」と、アナウンス。2018年 9月までの総裁任期の、さらなる延長が取りざたされている首相にとっては、意味深? なメッセージになった。

 PR映像には、マリオやドラえもんのほか、キティちゃん、キャプテン翼など、日本を代表するキャラクターも次々と登場した。

 

 

 衣装を脱いで現れたのは安倍晋三首相=リオデジャネイロ・マラカナン競技場

 

◎閉会式写真

 花火が打ち上がり閉会式が始まるマラカナン競技場

 

 

 浮かび上がるブラジル国旗

 

 

 リオデジャネイロ五輪の閉会式で灯る聖火

 

 

 旗手として入場した右代啓祐選手(中央)

 

 

 リオ五輪の閉会式に参加し、ブラジルと日の丸を手に会場に登場した日本の選手ら

 

 

 閉会式に入場する吉田沙保里選手(左から 5人目)ら

 

 

 閉会式のステージに登場したレスリングの伊調馨選手(中央)

 

 

 次期大会開催地の東京を紹介するショーで、日の丸をイメージする赤い花火が打ち上がる

 

 ついに最終日を迎えましたね。最後の日に来てメダルが…。次回大会は、2020東京となっている。今大会で、メダルを取れなかった選手、取れたけれど色が思っていた色と異なった選手。思い通りのメダルをゲットできた選手。選手様々な思い出が詰まった大会だった事でしょう。次回に向けて、これからスタートを切ることになる。皆で、それぞれの夢を実現できる様に練習に励んで欲しいですね。お疲れ様!ジャパン!

 

 

 

 

 

ペタしてね

 

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