和田虎、無惨 5連敗…。阪神はパ・リーグ最下位だったオリックス相手に、<オリックス 6- 0阪神>と大敗。交流戦では球団ワーストタイの5連敗となった。
4連敗中の阪神は 3回に内野安打と盗塁で二死 2塁としたが鳥谷敬内野手830)が三振に倒れる。
オリックスは 6回、川端がプロ 1号の満塁本塁打を放ち 4点を先制。先発金子千尋(28)は 6回まで散発 3安打、 7三振を奪う好投。
7回にオリックス李大浩(29)が 3試合連発の8号2ランで突き放した。
オリックス・金子は完封で 2勝目。岡田彰布監督(54)は交流戦通算 100勝目となった。
マット・マートン外野手(30)が、運に見放され自己ワースト記録を更新した。
柴田講平外野手(25)が出場選手再昇格、即ヒット&二盗。
主軸打者も揺さぶりに出た。アニヤン・新井貴浩(35)は 2回二死から盗塁を試みるも失敗。「機動力で崩したかった? まぁ、そんな感じかな」と話した。
アニキ・金本知憲(44)が「 4番・DH」で出場し、 2試合連続となる安打。
先発のランディ・メッセンジャー投手(30)が、 3回を無安打に抑えるが、痛恨の満塁被弾1発を浴び降板。
交流戦未勝利の和田豊監督(49)は今季 7度目の完封負けと深刻な打線の不振に、「最初から 1点勝負のような雰囲気でやっている」と嘆いた。記事をまとめてみました。
金子の前にわずか 4安打で 3塁も踏めず、阪神は今季 7度目の零敗。球団ワーストに並ぶ交流戦5連敗を喫し、借金は「3」に膨らんだ。
極度の打撃不振。和田監督は「最初から 1点勝負のような雰囲気でやっている。チーム全体が壁にぶつかっているけど、何とかこじ開けるしかない」と嘆いた。 4、 8回と先頭打者が出塁も、ともに併殺打。 2塁を踏んだは 3回の 1度だけだ。12球団で唯一、交流戦でいまだ勝ち星なし。指揮官は「(選手は)いろんなものを抱え込んでしまっている。力以上のものを出そうと思っても出ない」。そして「下を向くわけにはいかない」と自らに言い聞かせるように話した。
ベンチで渋い表情の和田監督(左から 3人目)
2万7068人の観衆が泣いていた。外野スタンドからはメガホンが投げ込まれ、無惨な結果に終わった関西ダービー。試合後、和田監督も打ちひしがれていた。キャップを目深にかぶり、うつむき加減で言葉を吐いた。
「みんな日々、新たな気持ちでやっているが、どうしてもゲームに入ると焦りや何とかやらないと、という気持ちが強すぎてバットが出ない。悪循環が続いているな」
先発・金子相手に 3塁を踏ませてもらえない。得点圏に走者を置いたのも、二死から内野安打で出た柴田が 2盗に成功した 3回のみ。 2、 4、 8回に先頭打者が出塁したが、 2回はアニヤン・新井貴浩が 2ゴロ、 4、 8回はマートンとブラゼルが併殺に倒れた。散発の 4安打。点が入るわけがない。
「みんないろんなものを考えているから重くなる。初回から窮屈になっている」
甲子園での 4連敗に続き、ビジターだったが、地元の京セラドームでも負けた。交流戦開幕 5連敗。12球団で唯一、白星がなく、単独最下位に沈む。交流戦での 5連敗は2009年に並ぶ球団ワーストタイ記録だ。
今季 7度目の完封負けで、交流戦ワーストタイの 5連敗。和田監督(中)の表情も冴えなかった
完封負けは今季422試合目で 7度目。このペースでいけば年間で24回もゼロ封負けを喫する計算になる。球団ワースト記録である1963年の年間24回に迫る勢いだ。
ただ“希望の光”もほのかに見えた。指揮官は打率 1割台に沈むマートンについて「結果はでなかったけど内容は悪くない。打席でも気持ちは入ってた」とし、スタメンは外さない方針を口にした。試合前、M砲に対し「今起きていることをしっかり話した」。上昇の気配は漂っている。
「いつまでもきょうみたいなゲームはできない。選手ももがいている。われわれも動いて、考えて、穴をこじ開けていくしかない」と必死に前を向いた指揮官。この屈辱を力に変え、どん底からの逆襲を期す。
マートンは、いい当たりの打球がことごとく野手の正面を突き、 3打数無安打。 1回のライナーが 1塁手の正面へ。 7回にもしっかりとミートしたが、打球は投手のグラブの中へ。「H」ランプが点灯することはなかった。運に見放されて 3打数無安打に終わり、これで18打席連続無安打。2010年の17打席を超えた。
「フラストレーションがたまるけど、なんとか自分としてもチームとしても結果を出したい。こういうときだからこそいい方に考えて、後半にこの分を補うようになると思ってやっていきたい」。
「スイング自体は悪くない。全体としては悪くない。難しい年だ」とがっくり。 2年連続最多安打を誇る好打者の打率は 1割 9分 5厘にまで下がった。最多安打男が、必死にトンネルの出口を探している。
柴田が 1軍昇格即、安打と盗塁をマークした。 3回二死から二塁内野安打で出塁し、続く鳥谷の 4球目にスタートし、二盗を決めた。「ただファームに落ちただけじゃないというのを意識してやった。 2、 3打席目の結果が良くなかったので」と反省も忘れなかった。
三振に倒れたアニヤン・新井貴浩
主軸打者も揺さぶりに出た。アニヤン・新井貴浩は 2回二死から盗塁を試みるも失敗。「機動力で崩したかった? まぁ、そんな感じかな」と話した。久慈内野守備走塁コーチは「そうでもして、何かやっていかないといけない。アウトになったけど、スコアリングポジションにいけば相手は嫌だと思う。アウトになるにしても、何かやって」と説明した。
アニキ・金本が「 4番・DH」で出場し、 2試合連続となる安打。 2回無死走者なしで外角の直球を引っ張り 1、 2塁間を破った。通算2478安打とし、歴代 7位の立浪和義(中日)に 2本差に迫ったが、その後は金子の前に 2三振と奮わなかった。
見逃し三振に倒れた金本
先発のメッセンジャーが痛すぎる 1発を浴びた。 5回までは粘りの投球で無失点に抑えていたが、 6回に乱れた。 2四球を与えるなど、満塁のピンチを招くと、川端に初球の変化球をとらえられ、左翼席にプロ初本塁打を運ばれた。この日は 6回 4失点で降板。「今日はすべての球種で、なかなかボールをコントロールすることができなかった。それによって、球数も増えてしまった」。打線が貧打に陥っているだけに、重すぎる 4失点になった。
▼阪神・メッセンジャー:( 6回に川端に満塁アーチを被弾。今季 3敗目)真っすぐを狙われていて、タイミングをずらしたけど、うまく芯に当てられて(スタンドに)持っていかれた。
12/12←これな~んだ? それは、オープン戦での阪神タイガースの順位ですが、これがナント現在の交流戦でも同じなのです。
今回は、以前阪神タイガースの監督をしていた岡田監督が率いるオリックス相手でのボロ負け。その前が、元阪神タイガースの監督及びSDをしていた星野監督が率いる楽天に連敗試合。こんな事では、いつ勝てるのだろうか…。とにかく、手の内を知っている相手に勝ってこそ先が見えてくるのに、このままでは今年もAクラスはどうなるか心配になってしまいますね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!
2012年度 日本生命セ・パ交流戦 試合日程は、次の所で調べることができます。
http://www.npb.or.jp/schedule/2012inter.html
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打てない阪神…今季 7度目の零敗…無惨ワースト 5連敗…交流戦勝ち星なし…
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