●31日ナゴヤドームで中日-阪神23回戦(阪神12勝11敗)が行われ、中日は 2回、二死から堂上、 阿部の連打などで満塁としたがメッセンジャーを打ち崩せなかった。吉見は安定した立ち上がり。 中日は 7回に吉見が中前打を放ち決勝点に。 5月以来の 3連勝を飾った。吉見は「6勝目」。打線 に元気がない阪神は「5連敗」を喫した。中日に 0- 1の完封負けを喫し、阪神の11年連続V逸が 決まった。就任 1年目での夢が敗れた金本知憲監督(48)は、「特にないよ」と無念を押し殺した。 借金「13」で「5位」に沈むが、今後は 3.5差で追う 3位DeNAをターゲットにしたCS進出に 目標を切り替えることになる。阪神は最下位中日に 0- 1と今季10度目の零封負けで、ワースト タイの「5連敗」。首位広島と「21ゲーム差」と広がり、11年ぶりのリーグ優勝の可能性が消えた。 来季 3年契約 2年目となる金本知憲監督の続投は既定路線で、球団はオフの補強など、指揮官に 全権委任する方針だ。忸怩(じくじ)たる思いは何度も味わった。しかも世代交代、抜本的改革で ある「超変革」の中でも、大前提として信頼していた実績組(福留、鳥谷、ゴメス、西岡)のうち機 能しているのは福留だけ。 4年目の藤浪も壁にぶち当たった。 3位DeNAとは 3.5差のまま。 まずは残り19試合、クライマックス・シリーズ(CS)進出へ全力を尽くすが、同時に、勝負の 2 年目へ向けた再建が本格スタートする。そのカギが“金本GM”といっていい。球団首脳は今オ フの補強策について明言した。FAだけではない。新外国人の獲得もそう。就任は昨年10月19日。 ゼロからチームを作るには確かに時間が足らなかった。ドラフトでは将来の主軸を、と高山の 1 位を推し、 6位に独自ルートで板山を指名。制球難の評価だった青柳も、サイドから 140キロを 超えると聞き、希望した。今オフはドラフトに限らず“金本色”を出し、「超変革」を推進する。
●コンマ何秒の“緩み”が勝敗を分けた。怠慢プレーではない。でも、それがなければ…リプレ ー検証すらなかっただろう。だから悔しい。中谷将大外野手(23)が唇をかみながら、帰りのバス へと乗り込んだ。 7回二死 2塁。バットを短く持った吉見の打球がセンターに飛んだ。もちろん 前進守備をしていた。しかし、中谷は猛然と突っ込むことなく、打球に合わせるような感じで 3 バウンドで処理。それをみた中日 3塁コーチャー・英智外野守備走塁コーチは右腕をぐるぐる回 し、 2走・阿部に本塁生還を促した。中谷は本塁にワンバウンド送球も坂井球審の手は広がった。 致命的な 1失点…。捕手出身だけあって、肩は強い。足もある。だが、わずかな隙をつかれた。 まだ高卒 6年目の23歳。昨季まで 1軍出場わずか17試合ながら金本監督に打力などを認められ、 今季50試合出場を果たした。30日のフリー打撃後は思うようにいかなかったのか、ベンチ裏でバ ットを地面にたたきつけるなど、勝負に燃えるものは確かにある。うまくなるためにはもちろん 「練習」しかない。外野のライバルだった江越が打撃不振のため、 2軍降格した。中堅の椅子は譲 らない。鍛錬の日々から絶対に逃げない。
● 8回二死から代打出場した鳥谷敬内野手(35)は 2ゴロに倒れた。V逸の原因のひとつにキャプ テンの攻守での不振がある。残り19試合。チームのCS出場のために全力を尽くす。
●勝負強さが鳴りを潜め、原口文仁捕手(24)の打率が 3割を割った。 4回一死 1、 2塁でも 3邪 飛に倒れるなど 4タコだった。 2つ盗塁を刺すなど守備では奮闘したが、最近10試合は打率 0.125 (32打数 4安打)。高水準を維持してきた打率も 0.299( 271打数81安打)となってしまった。
●ランディ・メッセンジャー投手(35)が 7回 4安打 1失点と好投も、打線の援護なく 9敗目を喫 した。 0- 0で迎えた 7回二死 2塁の場面。初球の低めスライダーを投手吉見にセンター前には じき返されて 2塁走者の生還を許した。結局、これが決勝点となり敗戦投手になった。しゃがみ 込んで、立ち上がれない。メッセンジャーの快投は、たった 1球で水の泡になった。投手の吉見 に打たれて招いた、砂煙の本塁クロスプレー。目の前で球審の両手が広がり、膝から崩れ落ちた。 リプレー検証でも覆らず、決勝点をむしり取られた。 7回 4安打 1失点の快投でも、負けは負 け。 9敗目(11勝)だ。今季も大黒柱として虎を支え続けてきた。今季チームの 3連敗を 2度、 5 連敗も 2度止めてきた連敗ストッパーでもあったが、また無援に泣いた。敗れてもなお、 メッセンジャーの右腕はメラメラと燃えている。
●30日に先発し、 1回 7失点でプロ最短KOしていた藤浪晋太郎投手(22)がベンチ入りした。先 発投手が登板翌日にベンチ入りするのは異例。藤浪が中継ぎの安藤に代わって、ベンチ入り。異 例の配置転換について、香田投手コーチが理由を明かした。逆襲に燃える右腕は 2日からのDe NA 3連戦(甲子園)のいずれかで先発する可能性がありそうだ。
●31日阪神鳴尾浜球場でウエスタンリーグ・阪神-オリックス25回戦が行われ、陽川尚将内野手 (25)が31日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)で 4試合連続となる左越えソロを放つなど、 2 安打 2打点と打撃好調を猛アピールした。掛布雅之 2軍監督(61)はさらなる成長への期待を込め、 “王の金言”を引き合いに出して奮起を促した。試合は 6- 3で勝利した。ファームでの12号に 胸を張れば、続く第 3打席も右中間適時 2塁打を放った。多忙の合間をぬって視察した坂井オー ナーの眼前で中軸としての責任をしっかり果たした。 記事をまとめてみました。
<中日 1- 0阪神、23回戦(阪神12勝11敗)>◇31日◇ナゴヤドーム
中日は 2回、二死から堂上、阿部の連打などで満塁としたがメッセンジャーを打ち崩せなかっ た。吉見は安定した立ち上がり。
メッセンジャーは 3回以降立ち直り、中盤まで付け入るすきを与えない。阪神も 4回のチャン スをつぶし、投手戦が続いた。
中日は 7回に吉見が中前打を放ち決勝点に。 5月以来の 3連勝を飾った。吉見は「6勝目」。打 線に元気がない阪神は「5連敗」を喫した。
7回裏中日二死 2塁、ビデオ検証の間、ベンチで険しい表情を見せる金本知憲監督=ナゴヤドーム
中日に 0- 1の完封負けを喫し、阪神の11年連続V逸が決まった。
就任 1年目での夢が敗れた金本知憲監督(48)は、「特にないよ」と無念を押し殺した。借金「13」 で「5位」に沈むが、今後は 3.5差で追う 3位DeNAをターゲットにしたCS進出に目標を切り 替えることになる。「当たり前であって、目の前の試合をどんどん勝っていくしかない。それしか ない。何がある? 自分たちの野球。何回も言ってるでしょ」。監督は厳しい表情で語気を強め、 前だけを向いた。
阪神は最下位中日に 0- 1と今季10度目の零封負けで、ワーストタイの「5連敗」。首位広島と 「21ゲーム差」と広がり、11年ぶりのリーグ優勝の可能性が消えた。来季 3年契約 2年目となる 金本知憲監督の続投は既定路線で、球団はオフの補強など、指揮官に全権委任する方針だ。
優勝への可能性がなくなった金本知憲監督。 2年目へ向けて球団は全権を委任する=ナゴヤドーム
頂点を見据えた戦いは、あまりにも寂しく終わった。わずか 1点が奪えず、「5連敗」。首位・ 広島とは実に21ゲーム差となった。今季 124試合目。金本阪神のV逸が決まった。
「そう。(優勝の可能性の消滅については)特にないよ」
試合後、金本監督は淡々と話すと「(目の前の試合に集中するだけかと問われ)そりゃ、もちろん。 それしかない。何がある? 他に?」と、これまで言い続けてきた言葉を繰り返した。
「目の前の、自分たちのしっかりした野球を)するだけ)」
自分たちの野球をする-。それができなかった 1年目だった。理想と現実の大きな隔たり。こ んなこともできないのか…。忸怩(じくじ)たる思いは何度も味わった。しかも世代交代、抜本的 改革である「超変革」の中でも、大前提として信頼していた実績組(福留、鳥谷、ゴメス、西岡)の うち機能しているのは福留だけ。 4年目の藤浪も壁にぶち当たった。
2回、ベンチで厳しい表情の金本知憲監督(右)、右側は片岡篤史コーチ=ナゴヤドーム
さらに就任時から「ものすごく大きい」と懸念していたマートン、呉昇桓の穴が、埋まらず。球 団が獲得したヘイグ、マテオは、大きく期待を裏切った。ルーキー高山を筆頭に北條、原口、中谷 ら昨年の実績がない若手が出てきたとはいえ、これだけ誤算が重なれば、ペナントを勝ち抜ける わけはなかった。
3位DeNAとは 3.5差のまま。まずは残り19試合、クライマックス・シリーズ(CS)進出へ 全力を尽くすが、同時に、勝負の 2年目へ向けた再建が本格スタートする。そのカギが“金本G M”といっていい。
「超変革といって、監督に任せているわけですから。若手を育ててきたが、足らない部分があっ て、FAで補強したいのなら、すればいい」
7回、中日・阿部の生還で審判に抗議する金本知憲監督=ナゴヤドーム
球団首脳は今オフの補強策について明言した。FAだけではない。新外国人の獲得もそう。コ ーチの組閣に関しても、最初からの結果は問わないと託した政権だけに、「基本は監督の意向に沿 う」-。つまり“全権委任”。好きにやったらいい、と全面的に背中を押すかっこうだ。
就任は昨年10月19日。ゼロからチームを作るには確かに時間が足らなかった。ドラフトでは将 来の主軸を、と高山の 1位を推し、 6位に独自ルートで板山を指名。制球難の評価だった青柳も、 サイドから 140キロを超えると聞き、希望した。今オフはドラフトに限らず“金本色”を出し、 「超変革」を推進する。
来季は 3年契約の 2年目で、続投は既定路線。就任時「 2年連続最下位なら 3年目はない」と自 ら強い覚悟を口にしていた。2017年は「新人監督」ではなく、結果が求められるシーズン。その目、 手腕が試される。
吉見一起投手の打球を処理する中谷将大外野手。チャージが遅かった=ナゴヤドーム
コンマ何秒の“緩み”が勝敗を分けた。怠慢プレーではない。でも、それがなければ…リプレ ー検証すらなかっただろう。だから悔しい。中谷が唇をかみながら、帰りのバスへと乗り込んだ。
「チャージが甘かったです。チャージができていればランナーはまわれなかったと思います」
7回二死 2塁。バットを短く持った吉見の打球がセンターに飛んだ。もちろん前進守備をして いた。しかし、中谷は猛然と突っ込むことなく、打球に合わせるような感じで 3バウンドで処理。 それをみた中日 3塁コーチャー・英智外野守備走塁コーチは右腕をぐるぐる回し、 2走・阿部に 本塁生還を促した。中谷は本塁にワンバウンド送球も坂井球審の手は広がった。致命的な 1失点…。
中村外野守備走塁コーチは「打球が緩かった分、もっとチャージしないといけなかった。チャー ジが甘かったから、(中日サイドは)まわしたんじゃないか」と、厳しい表情で振り返った。
2走・阿部寿樹内野手は一気に本塁へ。原口文仁捕手(左)がタッチし、リプレー検証も判定通 りセーフに=ナゴヤドーム
捕手出身だけあって、肩は強い。足もある。だが、わずかな隙をつかれた。この日の練習中は 中村コーチからつきっきりで送球特訓を課されていた。送球がそれると、中村コーチが周囲の選 手らに当たらないように、ノックバットで当ててカバー。その機会がすぐに訪れただけに、もっ たいなかった。
「いいチャージができるように練習します。僕は必死でやるだけです」
まだ高卒 6年目の23歳。昨季まで 1軍出場わずか17試合ながら金本監督に打力などを認められ、 今季50試合出場を果たした。30日のフリー打撃後は思うようにいかなかったのか、ベンチ裏でバ ットを地面にたたきつけるなど、勝負に燃えるものは確かにある。うまくなるためにはもちろん 「練習」しかない。
外野のライバルだった江越が打撃不振のため、 2軍降格した。中堅の椅子は譲らない。鍛錬の 日々から絶対に逃げない。
◆主な最近の守備ミスあらかると
★ 8月27日 ヤクルト戦(甲子園)で 1回無死 1塁、左翼・高山が後逸。あわててリカバリーを試 みたが、 1走・坂口は悠々と 3塁、打者走者も 2塁に到達。その後、山田、バレンティンのゴロ の間に走者がホームに生還した。
★28日 ヤクルト戦(甲子園)の 5回、先頭・坂口の高く弾んだ打球を 3塁手・上本がはじいた。 この回はバレンティンの同点打、西浦の勝ち越し 2点打で逆転を許した。
★30日 中日戦(ナゴヤD)の 1回無死 2、 3塁で、森野のハーフライナーが 1、 2塁間に飛び、 2 塁手・大和が追いついた。しかし、藤浪がベースカバーを怠り、 1塁がガラ空きになっており、 先制点を献上。 1回 8安打 7失点でベンチに戻った藤浪に、福留から「投げること以外にも、やる べきことをしっかりやれ!!」と雷を落とされた。
8回二死から代打出場した鳥谷は 2ゴロに倒れた。零封負けでリーグ優勝の可能性が完全消滅 したことを問われ、「目の前の試合を 1試合 1試合戦っていきます」と声を振り絞った。スタメン は 8月11日の広島戦(マツダ)が最後で、以降は16試合連続で途中からの出場だ。V逸の原因のひ とつにキャプテンの攻守での不振がある。残り19試合。チームのCS出場のために全力を尽くす。
1回、 2盗を狙った中日・大島洋平外野手をアウトにした原口文仁捕手=ナゴヤドーム
勝負強さが鳴りを潜め、原口の打率が 3割を割った。「緊迫した 0- 0という展開だったので 1 本が欲しかったんですが…」と唇をかむ。一打同点の 9回二死 1、 3塁では遊ゴロで最後の打者 に。 4回一死 1、 2塁でも 3邪飛に倒れるなど 4タコだった。 2つ盗塁を刺すなど守備では奮闘 したが、最近10試合は打率 0.125(32打数 4安打)。高水準を維持してきた打率も 0.299( 271打数 81安打)となってしまった。
先発したランディ・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム
ランディ・メッセンジャー投手が 7回 4安打 1失点と好投も、打線の援護なく 9敗目を喫 した。 0- 0で迎えた 7回二死 2塁の場面。初球の低めスライダーを投手吉見にセンター前には じき返されて 2塁走者の生還を許した。結局、これが決勝点となり敗戦投手になった。
メッセンジャーは「 7回のあのイニングだけ。結果的に打たれたから悪いボールだったんだと思 う」と悔しがった。
吉見一起投手に適時打を浴びたランディ・メッセンジャー投手。痛恨の失点だった=ナゴヤドーム
しゃがみ込んで、立ち上がれない。メッセンジャーの快投は、たった 1球で水の泡になった。 投手の吉見に打たれて招いた、砂煙の本塁クロスプレー。目の前で球審の両手が広がり、膝から 崩れ落ちた。リプレー検証でも覆らず、決勝点をむしり取られた。
「あそこだけ悔しい。結果的にいい当たりをされたから、悪い球だったと思う」
力強い直球と、丁寧に低めに集めた変化球で、慎重に試合を運んだ。 2回二死満塁でも投手・ 吉見を 1ゴロに打ち取り、事なきを得ていた。 3回以降無安打投球を続け、 0- 0で迎えた 7回。 四球と盗塁で二死 2塁とされ、またも吉見を迎えた。初球の内角低めフォークにバットを合わせ られ、運ばれた。 7回 4安打 1失点の快投でも、負けは負け。 9敗目(11勝)だ。
7回裏中日二死 2塁、吉見一起投手に中前適時打を打たれがっくりするランディ・ メッセンジャー投手=ナゴヤドーム
今季も大黒柱として虎を支え続けてきた。今季チームの 3連敗を 2度、 5連敗も 2度止めてき た連敗ストッパーでもあったが、また無援に泣いた。 7回以上を 2失点以下に抑えたにも関わら ず、援護 1点以下でチームが敗れるのは、メッセンジャーの登板試合では今季もう 4度目だった。 V逸について問われても無言でうなずくだけだったが、CSへ向けての戦いについて問われる と、熱く口を開いた。
「チーム全体がレベルを上げて、前向きに積極的にいかないといけない。失うものはないんだか らアグレッシブにね」
外国人キャプテンとして幕を開けた来日 7年目のシーズン。押しも押されもせぬ大黒柱として、 チーム全体へゲキを飛ばすほどの存在になっている。ハーラートップのジョンソン(13勝、広島) を 2差で追う。この日も 8三振を奪い、奪三振でもリーグ 1位の菅野(巨人)に 3差に迫る「158」 とした。
敗れてもなお、メッセンジャーの右腕はメラメラと燃えている。
5回、ベンチ最前列から戦況を見る藤浪晋太郎投手=ナゴヤドーム
30日に先発し、 1回 7失点でプロ最短KOしていた藤浪晋太郎投手がベンチ入りした。先 発投手が登板翌日にベンチ入りするのは異例。 前日の登板では、満塁弾を浴びるなどし 2回の第1打席で代打を送られ降板となった。ベンチ ではベースカバー遅れなどを福留に注意される場面もあり、試合後には「野手の方々、リリーフの 方々に迷惑をかけてしまって申し訳ないです」と話していた。
ベンチから戦況をみつめる藤浪晋太郎投手。出番はなかった=ナゴヤドーム
藤浪が中継ぎの安藤に代わって、ベンチ入り。異例の配置転換について、香田投手コーチが理 由を明かした。
「ブルペン待機というか、(試合を)見て勉強というか…」
8月30日の中日戦(ナゴヤD)では自己最短の 1回 7失点で今季10敗目を喫した。一夜明け、 香田コーチは同戦で25球を投げた安藤の休養を兼ね、藤浪にベンチ入りを命じていた。
右腕はベンチでメッセンジャーと吉見の投手戦を食い入るように見つめた。ときおり同コーチ から話し掛けられて、アドバイスをもらっていた。
優勝の可能性がなくなったことについて、藤浪は「(広島とゲーム差があったので)前からわかっ ていた」と気持ちを切替えていた。逆襲に燃える右腕は 2日からのDeNA 3連戦(甲子園)のいず れかで先発する可能性がありそうだ。
ウエスタンリーグ<阪神 6- 3オリックス、25回戦>◇31日◇阪神鳴尾浜球場
陽川尚将内野手が31日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)で 4試合連続となる左越えソ ロを放つなど、 2安打 2打点と打撃好調を猛アピールした。掛布雅之 2軍監督はさらなる成 長への期待を込め、“王の金言”を引き合いに出して奮起を促した。試合は 6- 3で勝利した。
また打った。 1- 1の 3回一死から、陽川がオリックス先発・青山の 114キロを弾き返して左 翼ネットを揺らした。自身初となる 4戦連続弾で持ち前の長打力を見せつけた。
「打った瞬間、いったと思いましたね」
4戦連発の陽川尚将内野手。できれば 1軍で見たかった=阪神鳴尾浜球場
ファームでの12号に胸を張れば、続く第 3打席も右中間適時 2塁打を放った。多忙の合間をぬ って視察した坂井オーナーの眼前で中軸としての責任をしっかり果たした。掛布 2軍監督は「最後 の打席のカウント 3- 1。あの球を見逃して、素晴らしいといえるね」とさらに上のレベルを見据 えて注文をつけた。
6- 3の 8回一死 1塁。カウント 3- 1でボール球を空振り、フルカウントから中飛に倒れた。 指揮官は「俺も王さんから『バットを振っていると(本塁打が)増えない』といわれたよ。本塁打を 30、40本以上打つには球を追いかけては駄目。打てるゾーンまで我慢だよ」と説いた。
ついに竜の前でも呑竜されて息絶えてしまった…。しかし海星軍との試合が 6ゲーム残っている。残り試合、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2016年 公式戦 日程と結果(08月)
2016年 公式戦順位表
2016年 ファーム試合日程・結果(08月)
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