●27日阪神甲子園球場で阪神-ヤクルト25回戦が行われ、阪神は初回、先頭板山が 3塁打で出塁すると、北條の左中間 2塁打で 1点を先制。ヤクルトは 3回に川端の左適時打で同点に。ヤクルトは 4、 5回に、阪神も 4、 6回に得点圏まで走者を進めるも無得点。阪神は 8回に梅野の適時打で逆転に成功。 4位ヤクルトとの直接対決を制して 4位に浮上した。ヤクルトは救援陣が誤算だった。
●阪神が梅野隆太郎捕手(25)の勝ち越し適時打で今季初の 5連勝をマーク。ヤクルトを抜いて 4位に浮上した。 1点を勝ち越された 8回裏の攻撃だ。一死から鳥谷がポテンヒット、代打・原口がゴロの右前打で続いて一死 1、 2塁。ここで途中中将の荒木が同点適時 2塁打を放って、押せ押せのムードとなった。梅野はファウルして、失敗。しかし 2球目の変化球を中前へ運び、勝ち越し打とした。金本知憲監督(48)は「正直、期待していなかった。今年 1年、調子が悪かった。思い切って初球スクイズのサインを出したんだけど。逆の結果になってよかった」と話していた。阪神が今季初の 5連勝で 4位に浮上した。 1点を巡るシーソーゲームになり、 8回には 1点を追う展開になったが、荒木の右翼線への同点適時 2塁と梅野の中前適時打で 2点を奪い、逆転に成功した。若手が活躍して粘り勝ち。
●板山祐太郎外野手(22=亜細亜大學)は 1回の先頭、右中間を破る 3塁打で出塁し、北條の 2塁打で先制のホームを踏んだ。今季 5戦 3勝 1敗と阪神キラーの山中を打ち崩し手応え。ただ 1安打に終わったことを反省していた。
●北條史也内野手(22)が苦手サブマリンから先制点をたたき出した。 1番板山が 3塁打を放ち迎えた無死 3塁の場面。ヤクルト山中のスライダーをつかまえ、左翼越えの適時 2塁打を放った。この試合まで今季の対戦成績が 8打数 1安打と苦しんでいた山中からタイムリーを放った。
●福留孝介外野手(39)がビッグプレーでピンチの芽を摘んだ。 1- 1の同点に追いつかれた 3回二死 1、 2塁の場面。 4番バレンティンのふわりと上がった打球をダイブしてもぎ取った。
●ドラフト 1位高山俊外野手(23)が 7回に同点タイムリーを放ち、球団の新人最多安打記録に並んだ。この日までに今季 134安打としていた高山は、 3打席凡退で迎えた 7回二死 1、 2塁で、ヤクルト平井の直球を中前にはじき返した。この一打で 135安打となり、1998年坪井智哉氏(42=現DeNA打撃コーチ)の記録に並んだ。新人が 4人もスタメンに名を連ねた超変革打線で若虎が躍動し、チームは今季初の 5連勝。 4位に浮上した。対左腕、内角攻めなど数々の山を実戦で乗り越えてきた。射程圏に入れてからは常に記録がつきまとった。チームの勝利最優先と前置きした上で、 9月上旬には 1日 1安打と自らノルマを設定。日本大学第三高校時代に甲子園で優勝し、明治大學ではリーグ最多安打を樹立したスラッガーはまた自らの名を刻んだ。高山俊外野手、板山祐太郎外野手、坂本誠志郎捕手、青柳晃洋投手と2000年以降では初めてルーキーが 4人もスタメンに並び、逆転勝ち。今季初の 5連勝で 4位に浮上した。昨年のドラフト会議で指名が重複したヤクルトが相手というのも何かの縁か。高山は虎の金字塔を必ずや打ち立てる。
●結果的に勝ったとはいえ、来季へ向け、反省材料も多い試合だった。象徴的だったのは同点の 7回だ。二死 1、 2塁で、川端の力ない 3ゴロを鳥谷敬内野手(35)がまさかのトンネル。白球がコロコロと左翼線を転がる間に、痛い勝ち越し点を献上した。試合後、鳥谷は厳しい表情で振り返った。本職の遊撃では、まずこないような、完全に勢いを失ったゴロ。久慈内野守備走塁コーチは顔をしかめた。 4回は青柳が 1塁へけん制悪送球。 7回は一死 2塁で、山中の投前へのバントを青柳が 1塁へ悪送球し、 1、 3塁。代わった岩崎が二死 1、 2塁としたところで、キャプテンの凡ミスが飛び出した。この回は、なお二死 1、 2塁で岩崎の暴投も出て、チーム暴投数もリーグワーストの50個目となった。勝負の 2年目へ、今季の悔しさを、どう生かすか。ここまで24勝36敗 1分けの甲子園。広く、土のホームグラウンドではしっかりした守備が不可欠だ。まずは残り 2戦、巨人相手に、未来へつながる戦いを見せる。
●見違えるようなストレートだった。 1- 2の 7回二死満塁で 4番バレティンを 144キロの直球で空振り三振に切る。岩崎優投手(25)が軟投派から速球派に変身をとげて、セットアッパー試験に“一発合格”した。先発では 130キロ台だった真っすぐが別人のようだった。 140キロ台中盤を連発。バレンティンに投じた 1球目には 1軍で自身最速となる 146キロをマークした。金本監督は25日の中日戦(ナゴヤD)で今季初の中継ぎ登板をさせた能見と、岩崎の 2人を候補に検討。そんな中で、25歳が中継ぎ 2戦目で、高い適性を見せつけてくれた。国士舘大学時代にはリリーフ経験もある。軟投派から速球派に進化。左手に残った感触を大切にして、新たな道を切り開いていく。
●逆転した直後の 9回に登板したマルコス・マテオ投手(32)が三者凡退に抑え、20セーブ目をあげた。52試合で 1勝 3敗、防御率1.80の右腕について、球団は現状では残留の方向で検討している。記事をまとめてみました。
<阪神 4- 3ヤクルト、25回戦(阪神12勝12敗 1分)>◇27日◇阪神甲子園球場
阪神は初回、先頭板山が 3塁打で出塁すると、北條の左中間 2塁打で 1点を先制。ヤクルトは 3回に川端の左適時打で同点に。
ヤクルトは 4、 5回に、阪神も 4、 6回に得点圏まで走者を進めるも無得点。ヤクルト山中、阪神青柳による投手戦が続いた。
阪神は 8回に梅野の適時打で逆転に成功。 4位ヤクルトとの直接対決を制して 4位に浮上した。ヤクルトは救援陣が誤算だった。
8回裏阪神一死 2、 3塁、梅野隆太郎捕手は中前適時打を放った=阪神甲子園球場
阪神が梅野隆太郎捕手)の勝ち越し適時打で今季初の 5連勝をマーク。ヤクルトを抜いて 4位に浮上した。
1点を勝ち越された 8回裏の攻撃だ。一死から鳥谷がポテンヒット、代打・原口がゴロの右前打で続いて一死 1、 2塁。ここで途中中将の荒木が同点適時 2塁打を放って、押せ押せのムードとなった。
勝利のあいさつを終えた金本知憲監督は梅野隆太郎捕手(右)に手を差し出し力強く握手=阪神甲子園球場
さらに一死 2、 3塁として、打者はここも途中出場の梅野に回った。阪神ベンチのサインはいきなり初球スクイズ。梅野はファウルして、失敗。しかし 2球目の変化球を中前へ運び、勝ち越し打とした。
「何が何でも自分で決めてやろうと。逆方向を意識して開かないように。今までなら空振りしていたと思う。鳴尾浜でやってきたことは間違いではなかったと思います」。梅野は長かったファーム暮らしを思い出し、周囲に感謝しながらコメントした。
金本監督は「正直、期待していなかった。今年 1年、調子が悪かった。思い切って初球スクイズのサインを出したんだけど。逆の結果になってよかった」と話していた。
ベンチで笑顔を見せる金本知憲監督と高代延博ヘッドコーチ(右)=阪神甲子園球場
阪神が今季初の 5連勝で 4位に浮上した。 1点を巡るシーソーゲームになり、 8回には 1点を追う展開になったが、荒木の右翼線への同点適時 2塁と梅野の中前適時打で 2点を奪い、逆転に成功した。若手が活躍して粘り勝ち。
勝って喜ぶ阪神ナイン=阪神甲子園球場
金本知憲監督は「いまさらですけど、こういう戦いをもっと早い時期にできていればまたムードも違ったかなと思います。これはしょうがない。結果なので、僕が悪いです」と振り返った。今季のヤクルト戦を五分でフィニッシュ。今年、セ・リーグでの対戦で負け越したのは広島と巨人になった。残り 2試合は甲子園での巨人戦。指揮官は「今年、甲子園で勝っていない。完全に消化試合ですけど、こうやって来てくれるお客さんのためにも本当にいい試合をしたい。できれば勝ちたい」と前を向いた。
1回、 3塁打を放った板山祐太郎外野手=阪神甲子園球場
板山は 1回の先頭、右中間を破る 3塁打で出塁し、北條の 2塁打で先制のホームを踏んだ。今季 5戦 3勝 1敗と阪神キラーの山中を打ち崩し「前回の対戦でイメージはできていました。とにかく積極的に、後手にいかないようにと思っていました」と手応え。ただ「他の打席はよくなかったので」とこの 1安打に終わったことを反省していた。
1回裏阪神無死 3塁、北條史也内野手は先制の左越え適時 2塁打を放った=阪神甲子園球場
北條史也内野手)が苦手サブマリンから先制点をたたき出した。 1番板山が 3塁打を放ち迎えた無死 3塁の場面。ヤクルト山中のスライダーをつかまえ、左翼越えの適時 2塁打を放った。
この試合まで今季の対戦成績が 8打数 1安打と苦しんでいた山中からタイムリーを放った北條は「ポイントを前に置いて打てたので、いい打球が打てました。今年、山中投手の対戦成績がよくなかったので、なんとか打ちたいと思っていました」と振り返った。
3回表ヤクルト二死 1、 2塁、右翼手福留孝介外野手はバレンティンのライナーをダイビングキャッチ=阪神甲子園球場
福留孝介外野手がビッグプレーでピンチの芽を摘んだ。
1- 1の同点に追いつかれた 3回二死 1、 2塁の場面。 4番バレンティンのふわりと上がった打球をダイブしてもぎ取った。その場に突っ伏した名手に、甲子園のファンから万雷の拍手が降り注いだ。
高山俊外野手は 7回に中前へ適時打。球団新人最多安打記録に並ぶメモリアルなヒットとなった=阪神甲子園球場
ドラフト 1位高山俊外野手が 7回に同点タイムリーを放ち、球団の新人最多安打記録に並んだ。
この日までに今季 134安打としていた高山は、 3打席凡退で迎えた 7回二死 1、 2塁で、ヤクルト平井の直球を中前にはじき返した。この一打で 135安打となり、1998年坪井智哉氏(現DeNA打撃コーチ)の記録に並んだ。
高山は試合後「この甲子園のファンの前で、こうやってたくさんの歓声を聞いて達成できて良かったです」と、ほっとした表情を浮かべていた。
7回裏阪神二死 1、 2塁、高山俊外野手は中前適時打を放った=阪神甲子園球場
歴史的ルーキーや。高山俊外野手が 7回に一時同点とする中前適時打を放ち、今季 135安打に到達。坪井智哉氏(現DeNA打撃コーチ)の球団新人最多安打記録に並んだ。新人が 4人もスタメンに名を連ねた超変革打線で若虎が躍動し、チームは今季初の 5連勝。 4位に浮上したで。
グラブを差し出す平井の脇を鋭く抜けていく。聖地に地鳴りのような歓声が響き渡る。 1点を追う 7回二死 1、 2塁。貴重な同点中前打で決めた。さすが役者は違う。苦節の 1年の集大成で高山が球団記録に並んだ。
坪井智哉氏は1998年のルーキーイヤーに 135安打した
「ずっと、その 135という数字は聞かされていたので。ひとつの区切りにできたのはよかったです。僕にとってはそんなに大きいことじゃないかもしれませんが、この甲子園で、阪神ファンの前で達成できてよかったと思います」
球団の新人最多安打記録となる 135本目。1998年の坪井智哉氏に追いついた。 3月25日の開幕中日戦(京セラD)で初打席初安打を放ってから始まった新安打製造機への道。対左腕、内角攻めなど数々の山を実戦で乗り越えてきた。射程圏に入れてからは常に記録がつきまとった。チームの勝利最優先と前置きした上で、 9月上旬には 1日 1安打と自らノルマを設定。日大三高時代に甲子園で優勝し、明大ではリーグ最多安打を樹立したスラッガーはまた自らの名を刻んだ。
7回、適時打を放った高山俊外野手=阪神甲子園球場
「坪井さんのように、何年も結果を出して、というところまでは、まだまだだと思います。まだあと 2試合あるので、 2試合全力でやり通して、やっと 1年を振り返る段階ではないかなと思う」
最も苦しんだのは 4月下旬の右肘違和感。人生初のアクシデントだったが、首脳陣の「いけるか?」という問いには「大丈夫です」と答え続けた。関係者には「初めてのことで驚きました。どうなっているのか、わからなくて」と戸惑いを打ち明けることもあったが、ギブアップなんて、できるはずがなかった。
1回、ヤクルト・川端慎吾内野手のファーストゴロでベースカバーに走る青柳晃洋投手 =阪神甲子園球場
歯を食いしばる、 5月。さらに“負荷”がかけられた。明大の先輩である、担当の平塚スカウトが金本監督に「常に構ってやってください」と嘆願。「構って」とは叱咤激励のことだ。アマチュア時代から高山を観察していた男は、エリート街道が歩むがゆえ、ふとしたときに気を抜いてしまう性格を心配していた。 7月からは甲子園室内で午前中から指揮官と高山とマンツーマンでの早出特打。そのごほうびが血となり肉となった。虎将は「(坪井の記録を)抜くと思っているんで」と目を細めた。
高山、板山、坂本、青柳と2000年以降では初めてルーキーが 4人もスタメンに並び、逆転勝ち。今季初の 5連勝で 4位に浮上した。昨年のドラフト会議で指名が重複したヤクルトが相手というのも何かの縁か。高山は「チームの雰囲気もいいですし、あと 2試合、勝つつもりで勢いにのってやっていきたい」と誓った。虎の金字塔を必ずや打ち立てる。
◆データBOX◆
◎…阪神は 1番・板山祐太郎(左翼)、 3番・高山俊(中堅)、 8番・坂本誠志郎(捕手)、 9番・青柳晃洋(投手)と新人 4人が先発。新人野手 3人のスタメン起用も2000年以降では今季だけで、2001年に赤星憲広外野手、沖原佳典内野手、藤田太陽投手で新人 3人(野手 2人、投手 1人)の例はあるが、新人の 4人スタメンは異例。
3塁・鳥谷敬内野手が川端慎吾内野手の打球をものの見事に(?)トンネル。ボールは左翼へ一直線!=阪神甲子園球場
結果的に勝ったとはいえ、来季へ向け、反省材料も多い試合だった。象徴的だったのは同点の 7回だ。二死 1、 2塁で、川端の力ない 3ゴロを鳥谷がまさかのトンネル。白球がコロコロと左翼線を転がる間に、痛い勝ち越し点を献上した。
「普通のミスです」
試合後、鳥谷は厳しい表情で振り返った。本職の遊撃では、まずこないような、完全に勢いを失ったゴロ。久慈内野守備走塁コーチは「( 3塁)ベースを踏もうとしたんじゃないか。(打球を)待っていると、ああなる」と顔をしかめた。 今季11個目の失策。チームとしてもこの日 3失策で、リーグワーストの96失策。残り 2試合、暗黒時代の2000年( 101失策)以来となる 3桁到達のピンチだ。
4回は青柳が 1塁へけん制悪送球。 7回は一死 2塁で、山中の投前へのバントを青柳が 1塁へ悪送球し、 1、 3塁。代わった岩崎が二死 1、 2塁としたところで、キャプテンの凡ミスが飛び出した。この回は、なお二死 1、 2塁で岩崎の暴投も出て、チーム暴投数もリーグワーストの50個目となった。
もはや鳥谷敬内野手に名手の面影なし…=阪神甲子園球場
金本監督は守備の乱れについて「どうだろう」と、あえて厳しい言葉は発しなかったが、来季へ向けて、立て直さなければいけない。今季は、腹をくくって若手を積極的に起用してきた。失策数が増えることは覚悟の上。ただ、鳥谷ら経験豊富な選手にミスが出るのは困る。
今季初の 5連勝にも指揮官は「今さらですけど」と苦笑いし、残る 2試合に目を向けた。
「今年、甲子園で勝ててないんで。お客さんのためにも本当に、いい試合をしたい。勝ちたいです」
勝負の 2年目へ、今季の悔しさを、どう生かすか。ここまで24勝36敗 1分けの甲子園。広く、土のホームグラウンドではしっかりした守備が不可欠だ。まずは残り 2戦、巨人相手に、未来へつながる戦いを見せる.。
◆データBOX◆ ◎…阪神は今季リーグワーストの96失策。12球団を含めると西武の 100失策に次ぎ 2位。阪神の 3桁失策は2000年に 101( 136試合)を記録したのが最後。球団ワーストは1949年の 216( 137試合)。プロ野球記録は1940年南海の 253( 105試合)。
7回、登板した岩崎優投手=阪神甲子園球場
見違えるようなストレートだった。 1- 2の 7回二死満塁で 4番バレティンを 144キロの直球で空振り三振に切る。岩崎が軟投派から速球派に変身をとげて、セットアッパー試験に“一発合格”した。 「全球が勝負。自信のある真っすぐを投げました」
同点の 7回一死 1、 3塁、大ピンチでマウンドへ。先発では 130キロ台だった真っすぐが別人のようだった。 140キロ台中盤を連発。バレンティンに投じた 1球目には 1軍で自身最速となる 146キロをマークした。
7回途中から救援した岩崎優投手は最速 146キロをマークした。金本監督の期待に応えた=阪神甲子園球場
坂口を遊ゴロに斬って、川端も 3ゴロで…。ところが 3塁・鳥谷がまさかのトンネルで勝ち越し。続く山田に四球を与えてすべての塁を埋められてしまったが、最後はバレ砲を空転させて、最少失点で切り抜けた。思いきって腕を振った成果に「最速だと思います」と胸を張った。
今季は中日からFA移籍した高橋が奮闘も、勝利の方程式を託せる左の中継ぎはウイークポイントだった。金本監督は25日の中日戦(ナゴヤD)で今季初の中継ぎ登板をさせた能見と、岩崎の 2人を候補に検討。そんな中で、25歳が中継ぎ 2戦目で、高い適性を見せつけてくれた。
鳥谷敬内野手(左)の失策で 1点取られたが、岩崎優投手はその後のピンチを抑えた =阪神甲子園球場
「すごいボールを投げていたね。来年(セットアッパーに)決めたかな。素晴らしくなかった?」と笑顔の指揮官は、早くも『八回の男』としての合格を示唆。連投に耐えるスタミナや決め球の精度を磨いていくことを求めた。
努力が実を結びつつある。 1年目。ブルペンに入ったときには「周りを気にしないように投げています。みんな僕よりいいボールを投げているので」と遠慮気味に話していた。いつかは速いボールを。練習では右翼と左翼のポール間を走って下半身を強化。鳴尾浜ではウエートルームで左肩を鍛えていた。地道なトレーニングを積み重ねて、ようやく迫力ある直球で指揮官を満足させた。
国士舘大時代にはリリーフ経験もある。軟投派から速球派に進化。左手に残った感触を大切にして、新たな道を切り開いていく。
9回を締めてガッツポーズをするマルコス・マテオ投手=阪神甲子園球場
ド派手なガッツポーズを決めた。逆転した直後の 9回に登板したマテオが三者凡退に抑え、20セーブ目をあげた。「残りの試合もセーブをとれるように、がんばります」。虎の助っ人では、2014年の呉昇桓(現カージナルス)以来 5人目という来日 1年目での20セーブ。52試合で 1勝 3敗、防御率1.80の右腕について、球団は現状では残留の方向で検討している。
高山を初め若手が頑張っての勝利で 4位に浮上した!こんなボロボロの球場で本当に頑張ったおかげでの勝利で、ホンマに気持ちの良い試合でしたね。全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かっての前進も完全に無くなった! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
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