●岩貞祐太投手(25)が 7日、 9月の(日本生命月間MVP賞」に選出された。月間 4試合に先発し、無傷の 4勝をマーク。防御率0.58と文句なしの成績を残した。今季は開幕直後からローテーションに入り、開花した。夏場の勝てない時期を乗り越えて、 5連勝フィニッシュ。今季最終戦の10月 1日巨人戦(甲子園)も 7回無失点で締めくくり、自己初の10勝に到達した。西宮市内で会見した左腕は喜んだ。防御率0.58という数字にも「野手の方に点を取っていただくことが多く、先制点も多かった」と感謝。自らの投球スタイルを取り戻したのも復調につながった。プロ 3年目は最高のシーズンになったが慢心はない。来季に向けて意気込んでいた。
●阪神は 7日、今季、独立リーグのBCリーグ・福井にコーチ派遣していた藤井彰人氏(40)が 2軍育成コーチに就任すると発表した。背番号は「89」。兵庫・西宮市内の球団事務所で会見に臨み抱負を語った。現役時代は1999年に近鉄に入団し、楽天を経て、2011年にフリーエージェント(FA)で阪神入り。円熟味のあるリードと、気さくな人柄で周囲を惹きつけた。2015年限りで現役引退し、今季は独立リーグの福井ミラクルエレファンツに、バッテリーコーチとして派遣されていた。会見に同席した嶌村球団本部副本部長も「選手時代も17年間の実績があり、総合的に判断いたしまして、この秋季練習から頑張っていただきたいと思っております」と期待を込めた。
●阪神が 9日から始まる秋季練習を投手と野手に分けて行うことが 7日、わかった。野手組は甲子園、投手組は鳴尾浜になる予定だ。金本知憲監督(48)が若手を「鍛え上げる」と意気込む秋。高山俊外野手(23)、北條史也内野手(22)ら若手野手は甲子園をジャックして集中的に練習を行い、29日からの秋季安芸キャンプへ土台を作り上げる。クライマックスシリーズ(CS)出場を逃したことで、秋季練習自体、20日間近い(オフ日を含む)長丁場になる。体を追い込みながら、決して“痩せない”練習。そのバランスを、自らの目でチェック。若手の一部や 2軍はフェニックス・リーグに行っており、ベテラン勢は秋季練習免除のため、野手の参加は高山、北條、原口文仁捕手(24)、中谷将大外野手(23)ら10選手ほどだ。少数精鋭で、広い聖地を“独占”できるのだから、より密で、集中的な練習を実施できる。就任直後で思うように時間をかけた指導が出来なかった昨年と違い、今年はじっくりとやれる。投打分離の秋季練習で下地を作り、秋季キャンプでも、各テーマに沿った集中メニューを実施。若虎をより大きく、たくましくする。
● 7日宮崎市清武総合運動公園野球場第二球場で12時開始予定だった阪神-巨人の練習試合は、降雨により試合中止となった。これで宮崎入りしてから 5試合中 3試合が雨天中止。掛布雅之 2軍監督(61)も苦笑いするしかなかった。記事をまとめてみました。
岩貞祐太投手が 7日、 9月の(日本生命月間MVP賞」に選出された。
月間4 4試合に先発し、無傷の 4勝をマーク。防御率0.58と文句なしの成績を残した。
西宮市内の甲子園クラブハウス内で初受賞の記者会見に臨み「シーズンが終わって、ホッとしているというよりは、順位には満足していないので、これからもっとやっていかないといけないという気持ちはありますが、今回、この受賞したことを聞いて、素直にうれしい」と振り返った。
今季は開幕直後からローテーションに入り、開花した。夏場の勝てない時期を乗り越えて、 5連勝フィニッシュ。今季最終戦の10月 1日巨人戦(甲子園)も 7回無失点で締めくくり、自己初の10勝に到達した。
岩貞祐太投手 (2016年10月 1日巨人戦=阪神甲子園球場)
シーズン終盤の好調の要因を「 9月は特に野手の方にたくさん点を取ってもらえて、先制点ということが多かった。自分の調子が良くて、こういう数字になったというより、試合展開を野手の方に楽にしていただいたおかげの方が大きい。ある程度、 2、 3点いただいているなかで『 1点はOK』くらいの気持ちで投げることができた」と話し、気持ちの余裕を挙げた。
また、自らの投球スタイルを取り戻したのも復調につながった。「自分のできることは腕を振って投げていくことしかない。四隅を狙って投げていくことが自分のスタイルではない」と振り返る。プロ 3年目は最高のシーズンになったが慢心はない。「(ローテーションを)守った 1年間というより、与えられた 1年間という方が自分のなかで大きい」と気を引き締めた。
9月度日本生命月間MVPを受賞した岩貞祐太投手=阪神甲子園球場
岩貞祐太投手が 7日、セ・リーグの 9月の月間最優秀選手(MVP)に選ばれた。 9月は 4試合に登板し、 4勝無敗、防御率0.58という成績を残し、自身初受賞となる月間MVPに輝いた。
西宮市内で会見した左腕は「シーズンが終わってホッとしているというより、チームの順位( 4位)に満足していない。これからもっとやっていかないといけない」とキッパリ。来季を見据えながら受賞に関しては「素直にうれしいです」と喜んだ。
シーズン中は月間MVPを「まったく意識することなかった」といい、「チームが 1つでも順位を上げて終われるようにと考えていた」と振り返った。防御率0.58という数字にも「野手の方に点を取っていただくことが多く、先制点も多かった。試合展開を野手の方に楽にしていただいた」と感謝。来季に向けて「チームとしても僕自身としても結果に満足がいくようにやっていきたい」と意気込んでいた。
コーチ就任会見で嶌村聡球団本部副部長(左)と握手を交わす藤井彰人氏=阪神球団事務所
阪神は 7日、今季、独立リーグのBCリーグ・福井にコーチ派遣していた藤井彰人氏が 2軍育成コーチに就任すると発表した。背番号は「89」。
兵庫・西宮市内の球団事務所で会見に臨み「もう 1度、タテジマのタイガースのユニホームを着られることになって素直にうれしく思います」と抱負を語った。現役時代は近鉄、楽天、阪神と渡り歩き、昨季で現役を引退していた。1073試合に出場するなど、経験も豊富。チームは正捕手の育成が急務になっている。若手の強化を中心に行い、チームの総合力アップに貢献する考えだ。「責任重大だと思いますし、自分も勉強していいことを伝えられるように」と気を引き締めていた。
会見する新任の藤井彰人ファーム育成コーチ=阪神球団事務所
ファーム育成コーチに就任する藤井彰人氏が 7日、西宮市の球団事務所で会見を行った。背番号は「89」に決まった。
スーツをビシッと男前に着こなし「もう一度、タテジマのタイガースのユニホームを着られることを素直にうれしく思います。(ファーム育成コーチという立場は)非常に責任重大だと思いますし、自分も勉強して、野球以外にも教育者としていいことを伝えていきたい」と意気込んだ。
藤井新コーチは、1999年に近鉄に入団し、楽天を経て、2011年にフリーエージェント(FA)で阪神入り。円熟味のあるリードと、気さくな人柄で周囲を惹きつけた。2015年限りで現役引退し、今季は独立リーグの福井ミラクルエレファンツに、バッテリーコーチとして派遣されていた。
会見に同席した嶌村球団本部副本部長も「選手時代も17年間の実績があり、タイガース投手陣からの信任も厚い。NPBとは違った環境での指導者としての実績もある。総合的に判断いたしまして、この秋季練習から頑張っていただきたいと思っております」と期待を込めた。
スーツ姿で就任会見に臨んだ藤井彰人ファーム育成コーチ。男前にはタテジマがやっぱり似合 います=阪神球団事務所
男前先生の意識改革や!! 阪神のファーム( 2軍)育成コーチに就任する藤井彰人氏が 7日、西宮市の球団事務所で就任会見を行った。「野球以外でも『教育者』として、いいものを伝えられるようにしていきたい」と奮起。現役17年の経験と、虎投も虎党もとりこにした気さくな人柄で、若手をハートから男前に育て上げる。背番号は「89」に決まり、 9日の秋季練習から合流する。
自らが経験してきた、すべてを伝える。甘い考えは捨てさせ、まずは人として男前を育て上げる。虎の指導者としての第一声から、藤井新コーチはやはり男前だった。
「自分も勉強をして、いいことを伝えられるように。野球以外でも教育者として、いいものを伝えられるようにしていきたい」
近鉄、楽天を経て2011年にFAで虎入り。堅実なキャッチングと、ワンバウンドを逸らさないフットワークですぐに虎投手陣の心をつかんだ。15年限りで現役からは退いたが、後継者育成のため立ち上がった。現役時代の金本監督から授かった愛称「男前」らしく、ファーム育成コーチとして、野球だけが魅力ではない男前なハートを持った選手を育てる。
藤浪晋太郎投手(右)とコンビを組んだ現役時代の藤井彰人コーチ。キャッチングは一級品だった
「大人として、野球以外でも挨拶をしっかりとできるようにとは思います。僕が若いとき、近鉄のときにも有田修三さんと、山下和彦さんがバッテリーコーチで、いろいろと話をした」
男前先生は面と向かい合い、若手の意識改革を試みる。今季は半年間、独立リーグの福井にバッテリーコーチとして派遣されていた。“現代っ子”との対話もお手の物だ。礼儀とハングリーさをたたき込み、遠くない将来、自身のようにファームからはい上がらせる。
「アマチュアから来た子は、一気に趣味というか、好きなことをやっていたのが仕事になると思うので。そこの違いは大きい。自分に責任感が出てくると思うし、そこに早く気づくか気づかないか。その辺の意識がどうなのかなと、思いますね」
寄り添い、対話し、導けるのが、藤井新コーチが投手からも慕われた理由だ。正捕手を求める虎に、第 2、第 3の男前を送り出していく。
★藤井 彰人(ふじい・あきひと)
元捕手。1976(昭和51)年 6月18日生まれ、40歳。東大阪市出身。近畿大學付高校から近畿大學を経て、1999年にD 2位で近鉄に入団。2005年にオリックスとの合併に伴う分配ドラフトで楽天に移籍。2008年には岩隈久志(現マリナーズ)と最優秀バッテリー賞を獲得。2011年に阪神へフリーエージェント(FA)移籍。昨年現役を引退し、球団本部企画担当として阪神に入団。今年は独立リーグの福井にバッテリーコーチとして派遣。通算成績は10733試合に出場し、打率 0.236、 565安打、10本塁打、 173点。 1メートル70、80キロ。右投げ右打ち。背番号「89」。
9日からの秋季練習では甲子園を占拠して、練習に打ち込むことになった高山俊外野手
超変革ならぬ、超“分離”だ。阪神が 9日から始まる秋季練習を投手と野手に分けて行うことが 7日、わかった。野手組は甲子園、投手組は鳴尾浜になる予定だ。金本知憲監督が若手を「鍛え上げる」と意気込む秋。高山俊外野手、北條史也内野手ら若手野手は甲子園をジャックして集中的に練習を行い、29日からの秋季安芸キャンプへ土台を作り上げる。
限りある時間と空間を、最大限に利用する。金本阪神 2年目となる来季、 4年ぶりのBクラスに終わった今季の悔しさを晴らすには、この秋の確かな収穫は不可欠だ。より集中的なトレーニングを実施すべく、秋季練習は野手は甲子園、投手は鳴尾浜と明確に分けて、鍛え上げる。
北條史也内野手も大きな甲子園で長打力を伸ばす練習に打ち込める
「せっかく両方の施設が使えるわけですから、うまく活用したい」と球団関係者。クライマックスシリーズ(CS)出場を逃したことで、秋季練習自体、20日間近い(オフ日を含む)長丁場になる。キャンプでは通常、野手がメイン、投手がサブグラウンドと分かれて実施しているが、29日から高知・安芸で始まる秋季キャンプを前に、秋季練習から『キャンプモード』に突入するわけだ。
1日の巨人とのシーズン最終戦(甲子園)で、ファンに「この秋から若手、中堅をさらに鍛え上げて、来年は巻き返す年、見返す年にしたい」と宣言した金本監督は「(秋は)体作り、基礎体力作り。基礎的なことを底上げしようというのが主眼にあるから」と掲げる。宮崎フェニックス・リーグの視察についても「今のところ予定はない。(それよりも)こっちの選手をね。ちゃんと、トレーニングと、打ち込み。高山とか北條とか」と話した。
9日からの秋季練習で若手野手にジャックされる阪神甲子園球場
「体は追い込むし、トレーニングでは追い込むけど、なんて言うか、シゴキ的な?(ことはしない)。それをすると体が大きくならないから」
体を追い込みながら、決して“痩せない”練習。そのバランスを、自らの目でチェック。若手の一部や 2軍はフェニックス・リーグに行っており、ベテラン勢は秋季練習免除のため、野手の参加は高山、北條、原口、中谷ら10選手ほどだ。少数精鋭で、広い聖地を“独占”できるのだから、より密で、集中的な練習を実施できる。
阪神鳴尾浜球場では投手が汗を流すことになる
さらに、29日からの秋季安芸キャンプについても指揮官は「基礎作りで、トレーニングが午前中に入ってきたりもする。打ち込みと。どういう風になるかまだ決まっていないけど、 3班に分けてやる予定だから」と説明。今後、コーチ会議でメニューの詳細は決めていくが、ウエート、打ち込み、走り込み、守備など、テーマを分け、トレーニングさせていくプランも明かした。
昨年までも、状況に応じて甲子園と鳴尾浜を投打で使い分けることがあったが、就任直後で思うように時間をかけた指導が出来なかった昨年と違い、今年はじっくりとやれる。投打分離の秋季練習で下地を作り、秋季キャンプでも、各テーマに沿った集中メニューを実施。若虎をより大きく、たくましくする。
★昨年の金本阪神の秋季練習は
CSファーストステージで巨人に敗れ、10月12日に2015年の全日程が終了した。金本新監督の就任会見は19日。秋季練習は21日から30日まで行われたが、金本監督の初視察は24日。トレーニングウエア姿で当時育成選手の原口をマンツーマンで指導した。30日の打ち上げ日に、金本監督と掛布2軍監督が甲子園で初めて背番号「6」と「31」のユニホーム姿を披露。11月 1日から秋季キャンプへ入った。昨年は評論家の仕事などが残っていたため秋季練習、キャンプとも全部を見られなかった。今年は秋季練習からどっしりと腰を据えて指導できる。
練習試合<阪神-巨人>◇ 7日◇宮崎市清武総合運動公園野球場第二球場
12時開始予定だった阪神-巨人の練習試合は、降雨により試合中止となった。 これで宮崎入りしてから 5試合中 3試合が雨天中止。掛布雅之 2軍監督も「こればっかりはしょうがないからね」と苦笑いするしかなかった。
試合が中止となり、選手のランニングを見守る掛布雅之 2軍監督=宮崎市清武総合運動公園野球場第二球場
宮崎市清武総合運動公園野球場第二球場には、雨の神がついているのか?ここで試合をしようとすると雨になる。こういう事も有るだろう。「男前」藤井が 2軍コーチだが戻ってきた!来シーズンは、 1軍も 2軍も全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2016年 公式戦順位表
2016年 フェニックスリーグ試合日程
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
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