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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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原口、リアル野球BANで“JAPAN”入りだ!阪神秋季練習スタート!藤浪、巻き返しへ肩休めの秋!

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原口文仁捕手(24)に、年始に放送予定のテレビ朝日系「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」の人気コーナー、「リアル野球BAN対決」の出演オファーが本格検討されていることが 8日、分かった。“本家”侍ジャパン候補がタイガースは現時点 0人という危機の中、帝京高出身のシンデレラボーイが「石橋JAPAN」に名を連ねる。リアル野球BAN対決とは、野球場で野球盤を実現。とんねるず石橋貴明が母校の帝京高校出身者を集め、チームを結成して対決する企画だ。MCを務めるとんねるず石橋とは、 7月16日横浜で行われたオールスター第 2戦で対面を果たしている。ラブコールも送られていた。後半も活躍を続け、原口が「石橋JAPAN」入りへのチャンスを獲得した。番組関係者は出演を申し入れる意向。侍ジャパンのメンバー選考では、阪神勢が候補者 0人という危機を迎えているが、こちらのジャパン入り実現となれば、明るい話題となりそうだ。

金本阪神が 9日、 2年目のシーズンに向け秋季練習を開始した。午前中に甲子園球場の室内で秋季練習をスタート。金本監督をはじめ 1軍コーチ全員に投手陣は藤浪晋太郎投手(22)、岩貞祐太(25)ら 8人、野手陣は高山俊(23)、北條史也内野手(22)ら13人が参加した。初日は投手が鳴尾浜球場、野手が甲子園球場に分かれ、ランニングなどで汗を流した。今月下旬からは高知・安芸で秋季キャンプを行う。

4位で 4年ぶりにクライマックスシリーズ進出を逃した阪神の秋季練習が 9日始まり、野手は甲子園球場、投手は鳴尾浜球場で汗を流した。金本知憲監督(48)はテーマを掲げた。テーマについて「基礎体力。(野手は)筋力アップ。投手なら下半身の強さ」と説明。個々の肉体的レベルアップを求めた。監督の指令を受け、北條史也内野手も気合十分。ウエートトレーニングなどに励み、現在の77キロからの 3キロ増をオフの目標にしていることを明かした。

阪神秋季練習( 9日、甲子園)阪神の秋季練習が 9日、甲子園(野手)と鳴尾浜(投手)に分かれてスタート。金本知憲監督が初日から、今季ブレークした原口文仁捕手の打撃フォーム修正に乗り出した。相手の徹底的な内角攻めに苦しみ、シーズン終盤から成績を落としたが、センターから右方向へも打てる形を作るべく、改良していく。鉄は熱いうちに打つ。自ら手本を示した。内角攻め克服。“型にハマりすぎない”柔らかいハンドリング、トップを早く作り、よりインサイドアウトのバットの軌道へ、修正に乗り出した。 4月末に育成から支配下登録され、 5月に打率 0.380、 5本塁打、17打点で育成出身野手としては初の月間MVPを獲得。ただ、そうなれば当然、相手の攻めも厳しくなる。内角に対応できる正しいスイングが身につけば、もっと広角にはじき返せる。来季、捕手として出場させるのかは、現時点では白紙。今後は右肩のリハビリなどを課しながら 1塁併用で練習させ、来春キャンプで見極めるという。ただ、まずは自慢の打撃を磨く。 4年ぶりBクラスからの巻き返しへ。シンデレラボーイの「超変革」から始める。

阪神秋季練習( 9日、甲子園)失策を減らす遠大な構想の第一歩-。初日から異彩を放ったのは、参加野手全員参加の内野ノックだった。甲子園の内野に、 3組に分かれて選手が散らばる。そこに高代ヘッド、平田勝男チーフ兼守備走塁コーチ(57)らがノックを浴びせたのだが、通常よく見る泥まみれのシーンは一切なし。そこには特別ルールがあった。「飛び込み禁止やぞ!」高代延博ヘッドコーチ(62)が叫んだ。理由を説明したのは久慈照嘉内野守備走塁コーチ(47)。今季の阪神の失策数「97」は12球団で断然のワースト。ちなみにセ・リーグ最少のヤクルトが「60」。悲惨な数字だ。来季に向けて、重点強化ポイントの 1つが守備なのだ。足を使って、最後まで追いかけろ! 徹底する先に、目指す「堅守」が待っている。

高山俊外野手(23=明治大學)が初日の 9日、シーズン中に慣れ親しんだ“相棒”よりも 100グラム近く重い、 990グラムのバットで打撃練習を敢行した。金本知憲監督の指令で、29日からの高知・安芸での秋季キャンプでも『重量バット』を振りまくる決意。 2年目へ、確実なパワーアップをはかる。重いバットで「振る力」をつける。それが金本監督の方針。アニキも現役時代、練習で 1キロのマスコットバットを振って、パワーをつけた。すでに北條には重量バット指令を出しているが、高山も当然、同様だ。高山は力を込めた。ヒットも打てる。長打も打てる。テクニック&パワーを兼ね備えた打者へとレベルアップすべく、この秋は 990グラムのバットを、振りまくる。

藤浪晋太郎投手が 9日、兵庫・西宮市の鳴尾浜球場で秋季練習に参加した。初日はブルペンに入らず、ランニングなど約 2時間、体をいじめ抜いた。今季は26試合に投げ 7勝11敗、防御率3.25。入団以来、 3年連続継続していた 2桁勝利が止まった。巻き返しの 5年目へ、リスタートを切った。。今季はプロ入り後、初の大きな壁にぶつかっただけに、コーチ主導で、再建させていく。昨オフは、右肩炎症がありノースロー調整だった。今季は故障はないとはいえ、 169回を投げた 4年目右腕に秋から投球練習を課すのは異例だ。すべては、首脳陣の覚悟の表れといえる。さらに金村投手コーチはフィールディング練習でも真正面から向き合っていくことを説明。調整を藤浪に一任せず、二人三脚、三人四脚で、課題をつぶしていこうという決意だ。つまずいた 1年を無駄にしないため、来年の秋に笑うためにも。この秋は、投げる。

阪神秋季練習( 9日、鳴尾浜)今季 0勝 3敗、防御率8.85と屈辱のシーズンを過ごした岩田稔投手(32)が、秋季練習初日から鳴尾浜でブルペン入りした。本来なら秋季練習を免除されてもおかしくない33歳の左腕だが、悲壮な決意で再出発をはかる。

9日日向市お倉ヶ浜総合公園野球場で行われる予定だったみやざきフェニックスリーグ・楽天-阪神が降雨中止となり、室内練習場で約 2時間、体を動かした。掛布雅之 2軍監督(61)は、 8日西武戦で無安打に終わった江越大賀外野手(23)と陽川尚将内野手(25)を約10分間、密着指導した。宮崎県総合運動公園の屋内練習場で練習。江越と横田が特打を行った。 2年目の今季72試合で打率 0.209に終わった江越に対して、掛布 2軍監督は声をかけ、“脱力のすすめ”。江越も意気込んだ。記事をまとめてみました。

 

 夢の“JAPAN”入りだ! 原口文仁捕手に、年始に放送予定のテレビ朝日系「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」の人気コーナー、「リアル野球BAN対決」の出演オファーが本格検討されていることが 8日、分かった。“本家”侍ジャパン候補がタイガースは現時点 0人という危機の中、帝京高出身のシンデレラボーイが「石橋JAPAN」に名を連ねる。

 原口をめぐる夢プロジェクトが、ついに動きだしそうだ。テレビ朝日系「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」の人気コーナー、「リアル野球BAN対決」への出演へ-。「今シーズン、あれだけの活躍をされた選手ですし、現在出演いただいてる方々とのゆかりもある。出演を依頼させていただこうと考えています」。番組関係者が本格的にオファーをかける考えを明かした。

 リアル野球BAN対決とは、野球場で野球盤を実現。とんねるず石橋貴明が母校の帝京高校出身者を集め、チームを結成して対決する企画だ。現在は原口の 1学年先輩の北海道日本ハム杉谷らが出演し、活躍している。育成からはい上がった原口は、今季 107試合に出場し、打率 2割 9分 9厘、11本塁打、46打点の成績を残した。さわやかなルックスと明るい性格も持ち合わせており、実際に出演する運びとなれば、シンデレラボーイのバックグラウンドと相まって、全国的な知名度も獲得できそうだ。

 

 

 テレビ朝日系の番組で出演オファーが検討されている原口文仁捕手

 

 MCを務めるとんねるず石橋とは、 7月16日横浜で行われたオールスター第 2戦で対面を果たしている。試合前に激励を受けると、試合でも代打でフェンス直撃 2塁打を放った。試合後には「ナイスバッティング!

 (DeNA)山崎(康)くんと最後、いいバッテリーを見せてもらって。後半戦も大活躍してもらって、野球BANで待ってます!」と、ラブコールも送られていた。後半も活躍を続け、原口が「石橋JAPAN」入りへのチャンスを獲得した。

 現状今オフは、金本監督の方針で若手選手のイベント出演は制限される見通しだ。だが、番組関係者は「チームの方針などもあると思いますが、出演していただけるのであれば、ぜひともお願いしたいです」と、出演を申し入れる意向。侍ジャパンのメンバー選考では、阪神勢が候補者 0人という危機を迎えているが、こちらのジャパン入り実現となれば、明るい話題となりそうだ。

 

◆リアル野球BAN:テレビ朝日系「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」の人気コーナー。野球場で野球盤を実現したのが「リアル野球BAN対決」。とんねるず石橋貴明の母校である帝京高校出身者を集め、結成されたのが「チーム帝京」。過去には、広島河田雄祐外野守備走塁コーチ(48)、元北海道日本ハム森本稀哲(もりもと ひちょり)氏(35=日刊スポーツ評論家)、北海道日本ハム杉谷拳士内野手(25)らがメンバーの一員として出場。

 

 野手全員ノックを見守る金本知憲監督=阪神甲子園球場

 

 金本阪神が 9日、 2年目のシーズンに向け秋季練習を開始した。

 午前中に甲子園球場の室内で秋季練習をスタート。金本監督をはじめ 1軍コーチ全員に投手陣は藤浪、岩貞ら 8人、野手陣は高山、北條ら13人が参加した。

 初日は投手が鳴尾浜球場、野手が甲子園球場に分かれ、ランニングなどで汗を流した。今月下旬からは高知・安芸で秋季キャンプを行う。

 秋季練習初日に参加した選手は以下の通り。

【投手】榎田大樹(30)、岩貞祐太(25)、藤浪晋太郎投手(22)、岩田稔(32)、竹安大知(22)、 山本翔也(27)、桑原謙太朗(30)、伊藤和雄(26)

【捕手】小宮山慎二(30)、小宮山慎二(30)、清水誉(32)、原口文仁(24)

【内野手】大和(28)、北條史也内野手(22)、上本博紀(30)、新井良太(33)、今成亮太(29)

【外野手】高山俊(23)、伊藤隼太(27)、中谷将大(23)、俊介(29)

 

  4位で 4年ぶりにクライマックスシリーズ進出を逃した阪神の秋季練習が 9日始まり、野手は甲子園球場、投手は鳴尾浜球場で汗を流した。金本監督は「基礎体力や筋力アップ、投手は下半身の強さ」とテーマを掲げた。

 

 練習中の金本知憲監督=阪神甲子園球場

 

 阪神の秋季練習が 9日、始まった。野手組は甲子園で汗を流した。

 金本知憲監督(48)はテーマについて「基礎体力。(野手は)筋力アップ。投手なら下半身の強さ」と説明。個々の肉体的レベルアップを求めた。監督の指令を受け、北條史也内野手も気合十分。「体を大きくして、80キロ超えを目標にやっていこうと思います」。ウエートトレーニングなどに励み、現在の77キロからの 3キロ増をオフの目標にしていることを明かした。

 

 

 短距離ダッシュを行い他の選手の走りを確認する北條史也内野手=阪神甲子園球場

 

 阪神秋季練習( 9日、甲子園)北條は、ハードな練習とともに体を一回り大きくすることを誓った。「(来季へ)すべてが課題。シーズン中は体重77キロを維持できた。オフの間に 3キロ増やして80キロにするのが目標。とくに太ももを大きくしたい」。今季は 122試合で打率 0.273。球団の高卒 4年目では新庄剛志以来の 105安打をマークした。遊撃のレギュラー定着を目指して、食事などにも気を配っていく。

 

 原口文仁捕手(右)を身振り手振りで直接指導する金本知憲監督。初日からいきなり動いた=阪神甲子園球場

 

 阪神秋季練習( 9日、甲子園)阪神の秋季練習が 9日、甲子園(野手)と鳴尾浜(投手)に分かれてスタート。金本知憲監督が初日から、今季ブレークした原口文仁捕手の打撃フォーム修正に乗り出した。相手の徹底的な内角攻めに苦しみ、シーズン終盤から成績を落としたが、センターから右方向へも打てる形を作るべく、改良していく。

 甲子園室内での打撃練習も終盤に差し掛かった午後 0時48分、金本監督が動いた。ノックバットを手に、向かった先は、マシン打撃に取り組んでいた原口だった。

 

 

 マシン打撃を行う原口文仁捕手。後ろは金本知憲監督=阪神甲子園球場

 

 「やっぱり偏ったスイング、型にハマりすぎたスイングをしている。彼も満足していないし、ヤバイと思っている。今の打ち方では限界があると本人も思っている」

 鉄は熱いうちに打つ。自ら手本を示した。内角攻め克服。“型にハマりすぎない”柔らかいハンドリング、トップを早く作り、よりインサイドアウトのバットの軌道へ、修正に乗り出した。

 原口は“引っ張り系”で、外角低めのボールの変化球を左前に落とすなど、職人技のような一打も放ってしまう。今季95安打のうち、右方向(内野安打含む)は「14」。左方向(同)は「59」。数字の示す通りのプルヒッターだ。

 

 

 ノックを受ける原口文仁捕手。後ろは北條史也内野手=阪神甲子園球場

 

 「(今のスイングでは)やっぱりインサイドを攻められると限界がきたわね、正直。 3分ぐらい、打率が落ちた」

  4月末に育成から支配下登録され、 5月に打率 0.380、 5本塁打、17打点で育成出身野手としては初の月間MVPを獲得。ただ、そうなれば当然、相手の攻めも厳しくなる。内角をガンガンつかれ、死球15はリーグ 2位。さらに内角を意識すれば、外のボールに引っかかる悪循環にも陥ってしまう。

 

 

 練習中の金本知憲監督=阪神甲子園球場

 

 「(内角球を)狙ってタイミングをとっていても、ファウルになってしまう。(今季)ライト前ヒットが、ほとんどないんかな。センター前がせいぜい。やっぱり幅としては狭いわね」

 内角に対応できる正しいスイングが身につけば、もっと広角にはじき返せる。原口も「打率も上がるし、得点圏であればチームの勝利に貢献できますから。もっともっとレベルアップしたいと感じました」と、力強くうなずいた。

 

 

 笑顔の「男前」藤井彰人ファーム育成コーチ=阪神甲子園球場

 

 満を持してのメスだ。 8月には月間打率 0.205と落ち込んだが「数字(成績)が出すぎていたから(アドバイスを)言うのを控えていた」と指揮官。だからこそ、秋季練習初日に「ちょうどいい機会」と動いた。

 来季、捕手として出場させるのかは、現時点では白紙。今後は右肩のリハビリなどを課しながら 1塁併用で練習させ、来春キャンプで見極めるという。ただ、まずは自慢の打撃を磨く。 4年ぶりBクラスからの巻き返しへ。シンデレラボーイの「超変革」から始める。

 

★今季の原口文仁捕手   4月27日に育成から支配下登録され、即 1軍昇格。同日の巨人戦(甲子園)に代打で初出場すると、 2打席目に初安打を放った。 5月には月間打率 0.380、 5本塁打、17打点で育成出身野手では初の月間MVP受賞。球宴にも監督推薦で選出された。 7月31日の中日戦(甲子園)には 4番で出場。球団の歴史のなかで、育成出身の 4番は史上初で、捕手の 4番も田淵幸一以来、38年ぶりだった。右肩の状態などもあって、 1塁でも 9試合スタメン出場。 107試合出場、打率 0.299、11本塁打、46打点の成績を残した。

 

 阪神秋季練習( 9日、甲子園)失策を減らす遠大な構想の第一歩-。初日から異彩を放ったのは、参加野手全員参加の内野ノックだった。甲子園の内野に、 3組に分かれて選手が散らばる。そこに高代ヘッド、平田チーフ兼守備走塁コーチらがノックを浴びせたのだが、通常よく見る泥まみれのシーンは一切なし。そこには特別ルールがあった。

 「飛び込み禁止やぞ!」

 高代ヘッドコーチが叫んだ。本職が内野の大和や上本とともに、サード挑戦が検討される中谷も、外野の高山や伊藤隼も、ユニホームを汚すことなく右へ左へと走らされていた。「もう一歩!」の声が各コーチから飛ぶ。

 

 

 ノックを受ける上本博紀内野手。足を使って、基本の動きをたたき込む=阪神甲子園球場

 

 「まず足を動かすことから始めます。いかに最後まで追いかけるか、ですね」

 理由を説明したのは久慈内野守備走塁コーチ。今季の阪神の失策数「97」は12球団で断然のワースト。ちなみにセ・リーグ最少のヤクルトが「60」。悲惨な数字だ。来季に向けて、重点強化ポイントの 1つが守備なのだ。

 「長い道のりですが、頑張ってやっていきます」。決意を示した久慈コーチ。楽なダイブは許さない! 足を使って、最後まで追いかけろ! 徹底する先に、目指す「堅守」が待っている。

 

 阪神秋季練習( 9日、甲子園)高山俊外野手が初日の 9日、シーズン中に慣れ親しんだ“相棒”よりも 100グラム近く重い、 990グラムのバットで打撃練習を敢行した。金本知憲監督の指令で、29日からの高知・安芸での秋季キャンプでも『重量バット』を振りまくる決意。 2年目へ、確実なパワーアップをはかる。

  1週間の“充電期間”で、心も体もリセットした。そして練習初日に両手で握りしめたのは、 1キロ近い新相棒だった。甲子園室内でのフリー打撃で快音を響かせると、高山は汗をぬぐいながら、来季へ向けた自身の取り組みを明かした。

 

 

  990グラムの重量バットでフリー打撃をおこなう高山俊外野手。後ろからは金本監督も熱視線だ =阪神甲子園球場

 

 「力がないと、重いバットは振れないと思うので。バットを 100グラム重くしているんです」

 高山は今季、主に 890グラムのバットを使用していた。それを一気に 990グラムにしたという。マスコットバットではなく、通常のバットでこの重さは異例といえる。ちなみに金本監督の現役時代は 930~ 940グラム。長距離打者でも 950グラム前後だ。実際に試合で使うかは別として、まずはパワーアップへ超重量バットで鍛錬を行う決意だ。

 重いバットで「振る力」をつける。それが金本監督の方針。アニキも現役時代、練習で 1キロのマスコットバットを振って、パワーをつけた。すでに北條には重量バット指令を出しているが、高山も当然、同様だ。

 

 

 ノックを終え膝をつく高山俊外野手。後ろは中村豊外野守備走塁コーチ=阪神甲子園球場

 

 打撃練習中には自ら高山の重いバットを手にとると、「秋季キャンプでも重いバットを使って練習するから、いくつか長さも変えて、用意しておけよ」と通告した。

 ルーキーながら 134試合に出場し、打率 0.275、 8本塁打、65打点をマークした高山。通算 136安打は1998年の坪井智哉氏( 135本=現DeNA打撃コーチ)を抜き、阪神の新人最多安打記録だ。ただ、その能力は“安打製造機”にとどまらない。金本監督も「彼の持っている能力からすればホームランが少なすぎる」と話す。

 高山は「昨年はけが(明治大學時代の10月に右手有鉤骨骨折)で出遅れていたので、その分を取り返すつもりで、トレーニングをやっていきたい」と力を込めた。ヒットも打てる。長打も打てる。テクニック&パワーを兼ね備えた打者へとレベルアップすべく、この秋は 990グラムのバットを、振りまくる。

 

★バットの重さ  基本的には重いほど遠くへ飛び、軽いほど扱いやすい。最近は900グラムを切る軽量バットを使う選手も多く、イチローは 900グラム弱、松井秀喜は 910グラム、落合博満は 930グラムといわれる。また門田博光は 1キロ近いバットで 567本塁打。サンケイスポーツ専属評論家で来季中日チーフ打撃コーチに就任する通算 465本塁打の土井正博氏は「当時(1960~1970年代)でも重い方の 960グラムを使っていた」と話している。

 

 藤浪晋太郎投手が 9日、兵庫・西宮市の鳴尾浜球場で秋季練習に参加した。初日はブルペンに入らず、ランニングなど約 2時間、体をいじめ抜いた。

 「シーズンでは投げているので(右肩を)休めないといけないのはたしか。うまくバランスを取りながら、投げるときと投げない時のメリハリをしっかりできればと思います」

 今季は26試合に投げ 7勝11敗、防御率3.25。入団以来、 3年連続継続していた 2桁勝利が止まった。巻き返しの 5年目へ、リスタートを切った。

 

 

 軽快にノックを受ける藤浪晋太郎投手=阪神鳴尾浜球場

 

 阪神秋季練習( 9日、鳴尾浜)阪神の秋季練習が 9日、スタートし、藤浪晋太郎投手が投手陣と鳴尾浜で始動。香田勲男投手コーチ(51)は「ボールの強さはどうあれ、ブルペンに入れる」と指令を出した。今季は 7勝11敗、防御率3.25。プロ入り後、初の大きな壁にぶつかっただけに、コーチ主導で、再建させていく。

 もう一度大きく、羽ばたかせなくてはいけない。出直しの秋-。そのための第一歩だ。香田投手コーチが、秋季練習中に藤浪にブルペン入りを課すことを明かした。

 「このクールは体を慣らすこと。次のクールは守備とか投内(連係)。ボールの強さはどうあれ(秋季練習で)ブルペンにも入れると思う。フォーム固め? そうそう」

 

 

 鳴尾浜の外野をダッシュする藤浪晋太郎投手。復肩へ、来季までノンストップだ=阪神鳴尾浜球場

 

 昨オフは、右肩炎症がありノースロー調整だった。今季は故障はないとはいえ、 169回を投げた 4年目右腕に秋から投球練習を課すのは異例だ。すべては、首脳陣の覚悟の表れといえる。

 高卒 1年目から 3年連続 2桁勝利の男が、まさかの 7勝止まり。調整を一任しすぎたのは否めなかった。金本監督も「教育というか、チームとしてやっていかないと。僕も反省するところはある」と話していた。

 すでに首脳陣は、この秋はキャッチボール中心に基本から取り組ませる方針を明かしているが、その一環がブルペン入りといえる。特に最後の 2試合では15回を 1失点。確かな光を見出しただけに、その感触を持ったままフォーム固めを行ってほしいというわけだ。

 

 

 藤浪晋太郎投手(右9と話す香田勲男投手コーチ。秋季練習中にブルペン入りさせる予定だ=阪神鳴尾浜球場

 

 さらに金村投手コーチは「むちゃくちゃ投げさせる訳にもいかない。守備の課題もある。野手との絡み、けん制だったりは、今年随所に出た課題なので」と、フィールディング練習でも真正面から向き合っていくことを説明。調整を藤浪に一任せず、二人三脚、三人四脚で、課題をつぶしていこうという決意だ。

 藤浪はこの日、岩貞と30メートルほどの距離でキャッチボール。感触を確かめると、ブルペン入りについては「練習メニューもありますし、それを消化していきつつ、しっかりトレーニングとかをできれば。ブルペンにこだわらなくてもシャドー(ピッチング)なり、いろいろ方法がありますけど」と話したが、今後もコーチと話し合いながら来季へ土台を作るつもりだ。

 「(肩を)休めないといけないのは確かですし。うまくバランスを取りながら、投げるところと、投げないところをメリハリをつけながらできればいいです」

 つまずいた 1年を無駄にしないため、来年の秋に笑うためにも。この秋は、投げる。

 

★今季の藤浪晋太郎  自身初の開幕 3連勝も、そこから6試合勝てず。 6月 2日の楽天戦(コボスタ)で完封後、再び自身ワーストの 7試合勝ち星無し& 5連敗。 7月 8日の広島戦(甲子園)では“懲罰続投”で 161球を投げ、 8回 8失点。 8月30日の中日戦(ナゴヤD)では 1回 7失点KOで自身初の10敗目。ただ 9月14日の広島戦(甲子園)で自身最速 160キロをマークすると、同22日の広島戦(マツダ)は 1失点完投で 7勝目。30日の巨人戦(甲子園)でも 6回 0封と、好感触でシーズンを終えた。今季26試合、 7勝11敗、防御率3.25。

 

 阪神秋季練習( 9日、鳴尾浜)今季 0勝 3敗、防御率8.85と屈辱のシーズンを過ごした岩田が、秋季練習初日から鳴尾浜でブルペン入りした。「たまたまタイミングが合っただけです。強化というよりは、いろんな意味で力を抜くことをやっていきます」と力を込めた。本来なら秋季練習を免除されてもおかしくない33歳の左腕だが、悲壮な決意で再出発をはかる。

 

 みやざきフェニックス・リーグ<楽天-阪神>◇ 9日◇日向市お倉ヶ浜総合公園野球場

 試合が降雨中止となり、室内練習場で約 2時間、体を動かした。掛布雅之 2軍監督は、 8日西武戦で無安打に終わった江越と陽川を約10分間、密着指導した。

 

 

 室内練習場で練習を見守る掛布雅之 2軍監督=宮崎県総合運動公園室内練習場

 

 阪神は 9日、フェニックス・リーグの楽天戦(日向)が雨天中止となり、宮崎県総合運動公園の屋内練習場で練習。江越と横田が特打を行った。 2年目の今季72試合で打率 0.209に終わった江越に対して、掛布 2軍監督は「リラックス」「力が入りすぎている」と声をかけ、「力が入っちゃうんで、どうしてもね。(力を)抜くことは難しいけど」と“脱力のすすめ”。江越も「(シーズン中は)言われたことがなかなか出来なかったので、キャンプとかフェニックスのときに、強く意識していきたい」と意気込んだ。

 

 

 フリー打撃をする江越大賀外野手=宮崎県総合運動公園室内練習場

 

 来シーズンに向けて、秋季練習が 9日始まった!来シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 

 2016年 公式戦順位表

 

 2016年 フェニックスリーグ試合日程

 

 阪神は11月19日に「ファン感謝デー2016」を開催。詳細は、阪神タイガース公式サイト をご覧下さい。 

 

 

 

 

     

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