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広島・誠也、大谷崩した本盗!北海道日本ハム中田再三好機に凡退…大谷、サインミス→重盗…

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22日マツダスタジアムでSMBC日本シリーズ2016広島-北海道日本ハム第 1戦が行われ、リオデジャネイロ五輪女子レスリング58キロ級で金メダルを獲得し、女子の個人競技で史上初の五輪 4連覇を果たした伊調馨選手(32=ALSOK)が22日、広島-北海道日本ハムの日本シリーズ第 1戦(マツダ)で始球式を務めた。本業では激辛の自己採点が恒例となっているが、ワンバウンド投球にも「 100点です!」とニッコリ。

32年ぶり 4度目日本一を目指すセ・リーグ覇者の広島が、大技小技で北海道日本ハム先発大谷を攻略し、日本シリーズ初戦を制した。広島が、足技で先手を取った。鈴木の四球と安部の右前安打で 2回一死 1、 3塁。 8番石原が空振り三振に倒れた際、捕手大野から 2塁へ送球される間に 3塁走者鈴木が本塁生還。重盗で大谷から 1点を先制した。さらに 4回。広島は無死走者なしから松山が、大谷の 155キロの直球を右翼席に運ぶソロアーチで追加点。一死後、今度はエルドレッドがバックスクリーンにたたき込むソロ本塁打でこの回 2点を加点した。 3点を追う北海道日本ハムは 7回無死、パ・リーグ本塁打王のレアードが広島先発ジョンソンからバックスクリーンに運ぶソロ本塁打を放った。広島は 7回途中から今村、ジャクソン、中崎と継投で逃げ切った。広島ジョンソンは 7回途中 1失点の好投でシリーズ初勝利。北海道日本ハム大谷は 6回 3失点、11奪三振の力投も実らず 1敗目。第 2戦は午後 6時30分からマツダスタジアムで行われる。

日本シリーズが開幕し、セ・リーグ覇者の広島が 5- 1でパ・リーグ覇者の北海道日本ハムに先勝した。広島・鈴木誠也外野手(22)は 2回一死 1、 3塁で 3走として重盗を試みて、見事に本塁を陥れ、貴重な先制点を奪った。日本シリーズでの本盗成功は1969年の巨人・土井正三氏(満67歳没)以来、47年ぶりの快挙。『神ってる』男が歴史的な足技で大谷翔平投手(22)を揺さぶり、攻略に貢献。1984年以来、32年ぶりの日本一へ好スタートを切った。チームの 118盗塁、 153本塁打、 684得点はいずれも今季リーグトップ。広島が、その強みを初戦でいかんなく発揮し、32年ぶりの日本一へ弾みをつけた。

広島の 4番・松山竜平外野手(31)が 4回に本塁打。日本シリーズで広島の 4番打者(先発)が本塁打を放ったのは、1991年第 5戦(対西武)のロッド・アレン氏857)以来 3人目で10本目。その内訳は山本浩二氏が 7本(1975年 2、1979年 1、1980年 2、1984年 1、1986年 1)、ロッド・アレン氏(57)が 2本(1991年 2)、松山が 1本。ブラッド・エルドレッド内野手(36)も 4回に本塁打。シリーズでの 1イニング 2本塁打は2010年第 1戦の中日・和田一浩氏(44)、谷繁元信氏(45)( 2回)以来 6年ぶり。広島では1975年第 4戦の山本浩二氏(69)、山本一義氏(満78歳没)( 2回)、1986年第 1戦の小早川毅彦氏(54)、山本浩二氏( 9回)に続いて 3度目。広島は 4回、 4番に起用された松山竜平外野手と 6番のブラッド・エルドレッド内野手(36)が本塁打を放つなど、北海道日本ハム先発の大谷翔平投手(22)を攻略。32年ぶりの日本一へ向け、初戦を白星で飾った。広島は 2回一死 1、 3塁と好機を作ると、打席には石原。追い込まれた 5球目に空振りすると、 1走・安部が 2塁へ。捕手から 2塁へ送球されると、大谷と同学年の 3走・鈴木が“神走塁”だ。一気に本塁へ滑り込み、貴重な先制点を奪った。先発のジョンソンは 7回途中 9安打 1失点で試合を作るなど、本拠地で投打がしっかりかみ合った。主砲を眠らせ胸を張った。松山は大谷が「5番・投手」で先発して“二刀流”デビューを果たした2013年 6月18日の試合(マツダ)でも本塁打を放っていた。まさに、日本シリーズで“大谷キラー”を襲名だ。

広島・野村祐輔投手(27)、黒田博樹投手(41)につなぐ!第 2戦で大先輩の露払い務める!野村は22日、日本シリーズ第 2戦に向け雨の中で黙々とランニング。今季16勝 3敗、防御率2.71で、最多勝と最高勝率の 2冠。第 3戦の黒田にバトンをつなぐ役目だ。現役引退を表明した大先輩の露払いを務める決意だ。

北海道日本ハム中田翔内野手(27)が広島ジョンソン(32)に完敗した。初回一死 1、 3塁の先制機で空振り三振。 1点を追う 3回一死 1、 2塁の場面では投ゴロ併殺打に打ち取られ、チャンスを立て続けにつぶした。

広島といえば瀬戸内の海の幸。レアード内野手(29)が第 1戦で特上の“すし”を握った。 3点を追う 7回無死、バックスクリーンにシリーズ 1号。ジョンソンに特大の一発を見舞った。 4回の中前打と合わせた複数安打で気を吐いた。今季の交流戦でもジョンソンには 2打数 2安打。27日の第 5戦で、再戦が予想される難敵左腕にダメージを与えたことは敗戦の中の光だ。大谷の乱調で初戦を落としたが、指揮官は下は向いていない。頼れる助っ人は、23日の第 2戦で対戦する野村とも、実は今季の交流戦で 2打数 2安打。「オレのアプローチの仕方は変わらない」というせりふが頼もしかった。

北海道日本ハム大谷翔平投手(22)が、頂上決戦初戦を落とす分岐点になった、ワンプレーを悔やんだ。 2回に 9月21日ソフトバンク戦以来、22イニングぶりの失点を喫した。1死一死 1、 3塁。石原から三振を奪った投球で、 1一塁走者が 2盗を試み、捕手の送球と同時に、 3塁走者もスタート。重盗を決められた。バッテリー、内野手間のサインプレーのミスだった。バットでは、 2回の第 1打席に左中間フェンス直撃の 2塁打など 2安打を放った。プロ 4年目で初出場した日本シリーズ初戦の先発を任された大谷は、敗戦を淡々と振り返った。敵地のマウンドは雨でぬかるんでいたが、言い訳は口にしなかった。 2回一死 1、 3塁で石原から空振り三振を奪ったが、重盗で先制点を失った。 4回には松山、エルドレッドに本塁打を献上。 6月 5日に巨人・大田に打たれて以来の被弾で 1試合 2発を許すのは 1年ぶり。最速 158キロの直球を中心に、 6回 113球で毎回の11三振を奪ったが、先発登板して打席に立つ“リアル二刀流”では今季 9戦目にして初黒星を喫した。23日の第 2戦(マツダ)は代打での待機が有力で次回登板は第 6戦(マツダ)の予定だ。記事をまとめてみました。

 

 

 SMBC日本シリーズ2016<広島 5- 1北海道日本ハム>◇第 1戦◇22日◇マツダスタジアム

 リオデジャネイロ五輪女子レスリング58キロ級で金メダルを獲得し、女子の個人競技で史上初の五輪 4連覇を果たした伊調馨選手が22日、広島-北海道日本ハムの日本シリーズ第 1戦(マツダ)で始球式を務めた。

 本業では激辛の自己採点が恒例となっているが、ワンバウンド投球にも「 100点です! 光栄な場所でチャレンジャーとして投げることができた」とニッコリ。両軍には「広島が日本一になったのは私が生まれた年。縁を感じる。(北海道日本ハムの)大谷君の 166キロも見たい」と期待していた。

 

 

 始球式を行った伊調馨選手=マツダスタジアム

 

 32年ぶり 4度目日本一を目指すセ・リーグ覇者の広島が、大技小技で北海道日本ハム先発大谷を攻略し、日本シリーズ初戦を制した。

 広島が、足技で先手を取った。鈴木の四球と安部の右前安打で 2回一死 1、 3塁。 8番石原が空振り三振に倒れた際、 1塁走者安部が 2盗を試みた。捕手大野から 2塁へ送球される間に 3塁走者鈴木が本塁生還。重盗で大谷から 1点を先制した。

 さらに 4回。広島は無死走者なしから松山が、大谷の 155キロの直球を右翼席に運ぶソロアーチで追加点。一死後、今度はエルドレッドがバックスクリーンにたたき込むソロ本塁打でこの回 2点を加点した。

 

 

 まさに神走塁だ!  2回、本塁へ滑り込んで先制点をもぎ取った広島・鈴木誠也外野手=マツダスタジアム

 

  3点を追う北海道日本ハムは 7回無死、パ・リーグ本塁打王のレアードが広島先発ジョンソンからバックスクリーンに運ぶソロ本塁打を放った。

  2点差と詰め寄られた広島は、 7回に丸の右前適時打、エルドレッドの右犠飛で 2点を追加し、突き放した。

 広島は 7回途中から今村、ジャクソン、中崎と継投で逃げ切った。  広島ジョンソンは 7回途中 1失点の好投でシリーズ初勝利。北海道日本ハム大谷は 6回 3失点、11奪三振の力投も実らず 1敗目。

 第 2戦は午後 6時30分からマツダスタジアムで行われる。

 

 “神ってる男”鈴木誠也外野手が本盗に成功。捕手・大野奨太への返球は乱れ、 1塁・中田翔内野手(左手前)はぼう然と見つめた=マツダスタジアム

 

 やはり神ってる! 日本シリーズが開幕し、セ・リーグ覇者の広島が 5- 1でパ・リーグ覇者の北海道日本ハムに先勝した。広島・鈴木誠也外野手は 2回一死 1、 3塁で 3走として重盗を試みて、見事に本塁を陥れ、貴重な先制点を奪った。日本シリーズでの本盗成功は1969年の巨人・土井正三氏以来、47年ぶりの快挙。『神ってる』男が歴史的な足技で大谷翔平投手を揺さぶり、攻略に貢献。1984年以来、32年ぶりの日本一へ好スタートを切った。

 47年の時を破り、日本シリーズの歴史に“足跡”を残した。チームが25年ぶりに出場を果たした夢舞台。『神ってる』男、鈴木のハイライトは打棒ではなく、足技だった。

 「遊撃の(捕球した)体勢が悪かったので行きました。河田コーチにも『いけ!』と言われていた。投手(大谷)が捕るか迷ったが、思い切っていきました」

 

 

  2回、石原慶幸の空振り三振の間にダブルスチールを成功させ先制した広島・鈴木誠也外野手=マツダスタジアム

 

 先頭で迎えた 2回に四球を選び、安部の右前打などで一死 1、 3塁。石原がスクイズを 2度敢行して失敗し、 5球目で空振り三振に倒れた。だが…。 1走・安部がスタートを切り、捕手・大野の送球を大谷がカットしなかった隙を突いて 3走・鈴木は本塁に突入。「僕の問題で失点している」と大谷が振り返ったミスを見逃さず、とっさの判断と今季16盗塁を記録している走力で、貴重な先制点をもぎとった。

 雨でグラウンド状態が悪い中で決めた日本シリーズでの本盗は、1969年10月30日の巨人-阪急の日本シリーズ第 4戦(後楽園)での土井正三以来。退場劇も含めて伝説となった“神走塁”以来の快挙だ。 6月17日、18日のオリックス戦(マツダ)で 2試合連続サヨナラ弾を放ち、緒方監督に「神ってる」といわしめた22歳が、同学年の大谷の心を乱して、 4回の 2本塁打につなげた。

 

 

 巨人・土井正三内野手以来47年ぶり神走塁

 

 「(鈴木)誠也がよく反応してくれた。大谷がカットに入らなければいけない場面だが、その隙をつき、集中力を切らさず好判断してくれた」

 河田外野守備・走塁コーチは、鈴木をたたえた。現役時代に機動力野球の代名詞だった広島、西武と渡り歩いた、緒方監督の右腕的な存在。今季から就任して取り組んできた走塁改革で「 1でも 2つでも先の塁に行こうとする気持ちが大事」と説いてきた。その言葉に鈴木が応えた。

 「先制点をとれたのは大きかった。 1戦目が大事だと思っていたし、相手のエースの試合で勝てたのは大きい」と鈴木はしてやったりだ。DeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ 4試合は12打数 1安打と不振で、この日も 2打数無安打だったが、北海道日本ハムの機動力野球のお株を奪った本盗には『神ってる』だけではない、判断力の高さが凝縮されていた。

 チームの 118盗塁、 153本塁打、 684得点はいずれも今季リーグトップ。広島が、その強みを初戦でいかんなく発揮し、32年ぶりの日本一へ弾みをつけた。

 

◆データBOX◆

〔1〕広島が第 1戦に勝利。第 1戦の勝者は過去64度のうち41度(引き分けの 2試合を除く)で日本一になっており、確率は64.1%。本拠地制を導入した1952年以降、本拠地の第 1戦を制した例は34度あり、日本一は19度。確率55.9%とやや有利。広島が初戦で勝利したのは1984年(本拠地)に次ぐ32年ぶり 2度目。同年は日本一。

〔2〕広島は 2回に鈴木が本盗、安部が 2盗を成功させ、重盗で先制。日本シリーズでの重盗は昨年第 4戦のソフトバンク( 9回、福田秀平が 3盗、明石健志が 2盗)以来17度目。シリーズでの本盗は、1969年第 4戦の巨人・土井正三氏( 4回、重盗で王貞治氏が 2盗)以来47年ぶり 5度目で、すべて重盗で記録。広島では初めて。

 

 広島の 4番・松山が 4回に本塁打。日本シリーズで広島の 4番打者(先発)が本塁打を放ったのは、1991年第 5戦(対西武)のアレン以来 3人目で10本目。その内訳は山本浩二氏が 7本(1975年 2、1979年 1、1980年 2、1984年 1、1986年 1)、アレン氏が 2本(1991年 2)、松山が 1本。

 エルドレッドも 4回に本塁打。シリーズでの 1イニング 2本塁打は2010年第 1戦の中日・和田一浩氏、谷繁元信氏( 2回)以来 6年ぶり。広島では1975年第 4戦の山本浩二氏、山本一義氏( 2回)、1986年第 1戦の小早川毅彦氏、山本浩二氏( 9回)に続いて 3度目。

 

 

  4回、本塁打を放った広島・松山竜平外野手=マツダスタジアム

 

 広島は 4回、 4番に起用された松山竜平外野手と 6番のブラッド・エルドレッド内野手が本塁打を放つなど、北海道日本ハム先発の大谷翔平投手を攻略。32年ぶりの日本一へ向け、初戦を白星で飾った。

 広島は 2回一死 1、 3塁と好機を作ると、打席には石原。追い込まれた 5球目に空振りすると、 1走・安部が 2塁へ。捕手から 2塁へ送球されると、大谷と同学年の 3走・鈴木が“神走塁”だ。一気に本塁へ滑り込み、貴重な先制点を奪った。

 

 

  7回、ブラッド・エルドレッド内野手(右)の犠飛で生還した広島・丸佳浩外野手はベンチのナインに迎えられる=マツダスタジアム

 

  4回は、先頭の松山が大谷の投じた 3球目、甘く入った 155キロの直球を右中間席へ運ぶと、一死後にはエルドレッドがバックスクリーン右へ特大ソロをズドン。 3- 0とリードを広げた。

 攻撃の手を緩めない。 1点を返された直後の 7回の攻撃では、先頭の田中が 2番手・石井から右中間 2塁打を放つと、菊池が犠打。一死 3塁の好機で、丸が右前適時打。さらに連続四球で満塁となるとエルドレッドの右犠飛で 5- 1した。

 先発のジョンソンは 7回途中 9安打 1失点で試合を作るなど、本拠地で投打がしっかりかみ合った。

 

 

 勝利を収めお立ち台で叫ぶ広島・松山竜平外野手(右)とクリス・ジョンソン投手=マツダスタジアム

 

 広島は 4回、 4番に起用された松山竜平外野手が右中間席にソロ本塁打を放ち、相手先発の大谷にダメージを与えた。

 松山はヒーローインタビューで、「本当に最高です」と満面の笑み。大谷については「球速いっすね。びっくりしました。点が欲しいところで、ああいう形で打てたので本当によかったです。真っすぐ一本でイチ、ニッ、サンでいきました」と充実感を漂わせた。

 松山は大谷が「5番・投手」で先発して“二刀流”デビューを果たした2013年 6月18日の試合(マツダ)でも本塁打を放っていた。まさに、日本シリーズで“大谷キラー”を襲名だ。「 3年前のは参考にならないので、今日はなんとかしたかったので、最高の結果でよかったです」と興奮冷めやらない表情。初めての日本シリーズで、大きな仕事をやってのけた。

 

 

 ゲームセットで広島・緒方孝市監督と握手をかわすクリス・ジョンソン投手=マツダスタジアム

 

 ジョンソンが、球団では日本シリーズ初の外国人勝利投手になった。大谷との投げ合いにも「自分の相手は投手ではなく打者」と雑音を封じ、 7回途中まで 123球で 1失点の力投。 1回のピンチで中田に内角を意識させ、最後はカーブで空振り三振。 3回には速球で投ゴロ併殺打。主砲を眠らせ「彼に打撃をさせなかったのは大きかった」と胸を張った。

 

 広島・野村祐輔投手、黒田博樹投手につなぐ!第 2戦で大先輩の露払い務める!

 広島・野村は22日、日本シリーズ第 2戦に向け雨の中で黙々とランニング。「どの打者も気が抜けない。やらなければいけないことを、必ずやりたい」。今季16勝 3敗、防御率2.71で、最多勝と最高勝率の 2冠。第 3戦の黒田にバトンをつなぐ役目だ。「日本一になって黒田さんを胴上げしたい」と、現役引退を表明した大先輩の露払いを務める決意だ。

 

  1回表北海道日本ハム一死 1、 3塁、空振り三振に倒れた中田翔内野手=マツダスタジアム

 

 北海道日本ハム中田翔内野手が広島ジョンソンに完敗した。初回一死 1、 3塁の先制機で空振り三振。

  1点を追う 3回一死 1、 2塁の場面では投ゴロ併殺打に打ち取られ、チャンスを立て続けにつぶした。

 「打てる球がなかった。個人的には手も足も出なかった」と脱帽。第 1戦は 4打数無安打 3三振に終わり、チームも黒星。「切り替えるしかないですね」と、視線は第 2戦へ向いていた。

 

 空振り三振し吠える北海道日本ハム・中田翔内野手=マツダスタジアム

 

  4番・中田が 4打数無安打 3三振の大ブレーキ。 1回一死 1、 3塁で空振り三振、 3回一死 1、 2塁では投ゴロ併殺打。 6回と 8回にも空振り三振に倒れた。「ジョンソンには手も足も出なかった。カットボールが想像以上によく、打てる球が 1球もなかった」。試合前、小雨が降る天候に「最悪のコンディション。(投手の)ボールが見えづらい」と浮かない表情だったが、そのまま結果につながった。

 

 広島といえば瀬戸内の海の幸。レアードが第 1戦で特上の“すし”を握った。 3点を追う 7回無死、バックスクリーンにシリーズ 1号。ジョンソンに特大の一発を見舞った。

 「打ったのは真っすぐ。中堅方向にしっかりと弾き返す自分の打撃ができた。ジョンソンの球はよく見えていたよ」

  4回の中前打と合わせた複数安打で気を吐いた。今季の交流戦でもジョンソンには 2打数 2安打。27日の第 5戦で、再戦が予想される難敵左腕にダメージを与えたことは敗戦の中の光だ。

 「自分はプラン通りに運べた。外角の甘いところにきたから、思い切り振ってやったよ」

 

 

  7回にソロ本塁打を放ち、得意の“すしパフォーマンス”を披露したブランドン・レアード内野手。一矢を報いた=マツダスタジアム

 

 すっかりおなじみとなった“すしパフォーマンス”。見かけは陽気なアメリカンだが、栗山監督にいわせれば、「試合中は近寄りがたいムードを漂わせている」。ここ一番の集中力は、試合にどっぷりと入り込んでいる証明だ。

 大谷の乱調で初戦を落としたが、指揮官は「先に点を取れば全然違ったかもしれない。点につなげられなかったのはこちらの責任。一つ一つがあしたにつながれば」と下は向いていない。

 頼れる助っ人は、23日の第 2戦で対戦する野村とも、実は今季の交流戦で 2打数 2安打。「オレのアプローチの仕方は変わらない」というせりふが頼もしかった。

 

  6回裏広島二死、石原慶幸捕手に四球を与え顔をしかめる大谷翔平投手=マツダスタジアム

 

 北海道日本ハム大谷翔平投手が、頂上決戦初戦を落とす分岐点になった、ワンプレーを悔やんだ。

  2回に 9月21日ソフトバンク戦以来、22イニングぶりの失点を喫した。1死一死 1、 3塁。石原から三振を奪った投球で、 1一塁走者が 2盗を試み、捕手の送球と同時に、 3塁走者もスタート。重盗を決められた。バッテリー、内野手間のサインプレーのミスだった。「 1点目を防げるはずだった。もったいない」。 4回には 2被弾を浴び 6回 3失点で敗戦投手になった。

 「僕の失点が勝敗を分けた。今日のような、ふがいない投球はしたくない」と猛省していた。

 バットでは、 2回の第 1打席に左中間フェンス直撃の 2塁打など 2安打を放った。

 

 

 大谷翔平投手(左)は 7回、 1塁内野安打を放つなど打者としては気を吐いたが、投手で結果を残せなかった=マツダスタジアム

 

 プロ 4年目で初出場した日本シリーズ初戦の先発を任された大谷は、敗戦を淡々と振り返った。敵地のマウンドは雨でぬかるんでいたが、言い訳は口にしなかった。

 「 1点目も防げる点でした。もったいない。 9割方、僕の問題で失点している。僕の失点が勝敗を分けましたね」

  2回一死 1、 3塁で石原から空振り三振を奪ったが、重盗で先制点を失った。 4回には松山、エルドレッドに本塁打を献上。 6月 5日に巨人・大田に打たれて以来の被弾で 1試合 2発を許すのは 1年ぶり。最速 158キロの直球を中心に、 6回 113球で毎回の11三振を奪ったが、先発登板して打席に立つ“リアル二刀流”では今季 9戦目にして初黒星を喫した。

 

7回、安打を放ちガッツポーズをとる日本ハム・大谷翔平投手=マツダスタジアム

 

 打っては 2回に左中間 2塁打。パ・リーグの投手では、2004年の松坂(当時は西武)以来12年ぶりとなる日本シリーズでの安打を放つなど 2安打をマークし、打者としては結果を残した。

 23日の第 2戦(マツダ)は代打での待機が有力で次回登板は第 6戦(マツダ)の予定だ。「まず、あした(23日)ですね」。悔しさはバットで晴らす。

★日本シリーズ

 先に 4勝した球団が日本一となる。第 7戦までは延長15回制。第8戦以降は延長回の制限を設けない。悪天候による中止などで順延があった場合でも日程を詰めず、第 2戦と第 5戦の後に移動日を設ける。第 7戦を行って優勝が決定しない場合には第 7戦を行った球場で第 8戦を翌日に開催。第 9戦が必要な場合には移動日を設け、もう一方のチームの球場で行う。パ・リーグのチームの本拠地での試合ではDH制を採用する。

 

◆データBOX◆

 北海道日本ハムが日本シリーズ第 1戦を落とした。シリーズ第 1戦の敗者は過去64度のうち23度(引き分けの 2試合を除く)で日本一。優勝確率は35.9%。本拠地制が導入された1952年以降、敵地での第 1戦で敗れた球団は34度のうち15度が日本一で、優勝確率44.1%。北海道日本ハムの第 1戦成績はこれで 2勝 5敗。敵地では 0勝 4敗だが、過去 3度のうち1962、2006年の 2度で逆転優勝している。

 

 「もみじ饅頭」と「札幌ラーメン」の戦いで、最初に勝ったのは「みやじま」だった!残り居合い、昔からのよしみで、ラーメンに勝って欲しかった…。

 

 

 2016年 公式戦順位表

 

 2016年 日本シリーズ日程・結果

 

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