●伊藤隼太外野手(27)が17日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、 200万円ダウンの年俸1500万円でサインした。横田慎太郎外野手(21)が17日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改に臨んだ。 150万アップの 870万円でサインした。板山祐太郎外野手(22)が17日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、 180万増の 900万円でサインした。まだ更改を終えていない来季大卒 2年目を迎える同期の高山俊外野手(23)の今季年俸(1500円)にもまだ及ばないが、｢負けたくないですし、追いつけ追い越せでやっていきたい。(年俸でも)いつかは追い越したいです｣と闘志メラメラだ。岡崎太一捕手(33)が17日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、 450万円アップの年俸 300万円でサインした。青柳晃洋投手(22)が17日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改を行い、 480万円増の1200万円でサインした。(金額は推定)
●阪神から 6位指名を受けた四国ＩＬ・徳島の福永春吾投手(22)が徳島市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金2500万円、年俸 680万円。(金額は推定)
●阪神は17日、 4選手の背番号の変更を発表した。上本博紀内野手(30)が｢４｣から｢００｣へ変更。球団幹部は｢本人から申し出があったと聞いている｣と明かした。再三の故障に泣かされてきた選手会長の、文字通りゼロからのスタートだ。他にも藤川球児投手(36)が｢１８｣を脱ぎ、 5年ぶりに｢２２｣を背負うことも決まった。
●阪神がフリーエージェント(ＦＡ)宣言したオリックス・糸井嘉男外野手(35)と大筋合意に達したことが17日、明らかになった。球団幹部によると、あとは住居環境や背番号など契約の細部を詰める段階で、まとまり次第、入団会見となる運び。“虎の糸井”の誕生が、カウントダウンに入った。“恋人”との交渉がいよいよ大詰めを迎えた。阪神の球団首脳がＦＡ宣言した糸井と大筋で合意しており、Ｘデーが間近に迫っていることを明かした。金本監督が直接出馬した11日の初交渉では、最大 4年のオリックスを上まわる大型契約を提示。その後、水面下で複数回行われている交渉の中で条件面はほぼクリアし、大筋合意に至った形だ。オリックスにはこの日も糸井から連絡がくることはなかった。音信がない古巣と、対照的に詰めにいく虎。どちらが蜜月関係であるのかは明らかだ。いよいよ｢虎の糸井｣の足音が聞こえてきた。高級ホテルでの会見が用意されることになりそうだ。金屏風の前で“恋人”がどんな第一声を放つのか。ファンの視線はその 1点に注がれていく。
●阪神が来季の守護神候補として、ローマン・メンデス投手(26レッドソックス傘下３Ａ)と合意に達したことが17日、分かった。阪神の外国人ではランディ・メッセンジャー投手(35)とマルコス・マテオ投手(32)の残留が確実。さらにブルペンを補強するため、新外国人の調査を進めていた。近日中にも正式契約を交わし、球団から発表される見通しだ。記事をまとめてみました。
ダウン提示で契約更改した伊藤隼太外野手は厳しい表情で会見した＝球団事務所
伊藤隼太外野手(が17日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、 200万円ダウンの年俸1500万円でサインした。
プロ 5年目の今季は 2月の宜野座キャンプ直前に右肩関節唇損傷のため、長期離脱してつまずいた。29９試合出場にとどまり、打率 2割 4分 5厘、 1本塁打だった。2011年のドラフト 1位は｢今年 1年間、ケガもしましたし、結果も出なくて、悔しい気持ちを来シーズン以降にぶつけていきたい｣と振り返った。(金額は推定)
契約更改交渉を終え会見した横田慎太郎外野手＝球団事務所
横田慎太郎外野手が17日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改に臨んだ。 150万アップの 870万円でサインした。
今季は開幕スタメンを勝ち取るも、その後は結果を残せず38試合で打率 1割 9分にとどまった。
来季は高卒 4年目。飛躍を期待される横田は｢今シーズンはチャンスを与えてもらったのに、ものにできなかった。来年は 1度のチャンスをものにできるようにがんばっていきたい｣と表情を引き締めた。(金額は推定)
アップ提示で契約更改を終え会見で笑顔を見せた板山祐太郎外野手＝球団事務所
板山祐太郎外野手が17日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、 180万増の 900万円でサインした。
ルーキーイヤーの今季は、40試合に出場し 106打数25安打の打率 2割 3分 6厘。フレッシュオールスターでは本塁打を放ち、優秀選手賞に選出されるなど、潜在能力をアピールしていた。
板山は会見で｢自分としては今シーズンもっとできた部分があった。来年は 1年間 1軍にいて、今年よりも試合に出て。満員の甲子園で活躍する姿をファンや親にみせたいと思います｣と意気込んだ。
契約更改を終えた板山祐太郎外野手。同期の高山に対抗心を向きだしにした＝球団事務所
板山が17日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 180万円アップの年俸 900万円でサイン。まだ更改を終えていない来季大卒 2年目を迎える同期の高山の今季年俸(1500円)にもまだ及ばないが、｢負けたくないですし、追いつけ追い越せでやっていきたい。(年俸でも)いつかは追い越したいです｣と闘志メラメラだ。金本監督が大卒 2年目だった広島時代の1993年に 4本塁打をマークしており、｢( 5本塁打を)目標にします｣と“金本超え”を目標に掲げた。(金額は推定)
アップ提示で契約更改を終え会見場で清々しい表情を見せた岡崎太一捕手＝球団事務所
岡崎太一捕手が17日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、 450万円アップの年俸 300万円でサインした。
プロ12年目の今季は 2月の宜野座キャンプから奮闘し、初めて開幕スタメンを勝ち取った。だが、 7月に左手有鉤(ゆうこう)骨骨折で離脱。38試合に出場し、打率 2割だった。｢今年、 1年間通してプレーすることができなかった。来年は 1年間、若い捕手も多いですけど、若い捕手に負けない気持ちで、まだまだできるというのをプレーで表現していきたい｣と意気込んだ。(金額は推定)
カメラマンから「どれくらいアップした？」と聞かれ「これくらい…」と控えめなガッツポーズを見せた青柳晃洋投手＝球団事務所
青柳晃洋投手が17日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改を行い、 480万円増の1200万円でサインした。(金額は推定)
今季は開幕 2軍スタートも、 6月 1日にプロ初先発初勝利。その後は先発ローテ入りを果たし、13試合で 4勝 5敗、防御率3.29の成績を収めた。
契約更改を終え青柳は｢初めてのことだったんで、緊張しました。今年 1年目で 4勝できたことを評価していただきました。(金額は)すごいガッツポーズが出るか出ないかぐらいですね｣と満面の笑みで話した。
仮契約を終え、徳島阿波おどりのうちわとタイガースのボール手に笑顔を見せる、阪神ドラフト 6位指名の徳島インディゴソックス・福永春吾投手＝徳島市内のホテル
阪神から 6位指名を受けた四国ＩＬ・徳島の福永春吾投手(22)が徳島市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金2500万円、年俸 680万円。
1年目の目標は 1軍で活躍し続けること。対戦してみたい打者には｢四国ＩＬ出身で活躍されている角中選手と対戦してみたいです。真っすぐで勝負して三振を取りたい｣と意気込んだ。(金額は推定)
藤川球児投手(写真は2012年 7月11日)
阪神は17日、 4選手の背番号の変更を発表した。上本博紀内野手が｢４｣から｢００｣へ変更。球団幹部は｢本人から申し出があったと聞いている｣と明かした。再三の故障に泣かされてきた選手会長の、文字通りゼロからのスタートだ。他にも藤川球児投手が｢１８｣を脱ぎ、 5年ぶりに｢２２｣を背負うことも決まった。
ただならぬ決意とともに、男たちが新しい番号を背負う。上本は2009年のプロ入り以来 8年に渡って着用した｢４｣を脱ぎ、心機一転｢００｣となる。
突然の変更の裏側には、本人の強い意志があったもよう。球団関係者が｢本人から申し出があったと聞いている｣と明かした。苦悩が、上本をつき動かしたとみられる。
背番号｢４｣から｢００｣に変更する上本博紀内野手。選手会長が来季はゼロから出発する
主将も務めた早大からＤ 3位で入団。次代のチームリーダーと期待されて｢４｣を背負ったが、故障との戦いが続いた。2013年 2月26日には日本代表との強化試合(京セラＤ)の遊撃守備で、飛球を追って左翼の伊藤隼と激突。左足首のじん帯を損傷して、シーズン前半を棒に振った。翌2014からは選手会長に就任したが、以降も毎年けがで離脱する期間があった。
今季も腰痛で 6月 2日に出場選手登録を抹消され、約 1カ月離脱した。今年こそはとレギュラー定着を期待され続けたにも関わらず、 3年ぶりに 100試合出場に届かず、45試合で打率 0.257、 2本塁打、 8打点に終わった。何かを変えるとき、と決断しても不思議ではなかった。同学年の柴田が戦力外となり、空き番になっていた｢００｣を背負って再スタートを切る。
｢１８｣を脱ぎ、 5年ぶりに｢２２｣を背負うことも決まった藤川球児投手
また、藤川も｢１８｣を変更する。 5年ぶりに｢２２｣を背負って甲子園のマウンドに立つことが決まった。リリーフで80試合に登板し、リーグ制覇に大きく貢献した2005年から、米大リーグ挑戦前最後のシーズンだった2012年までつけていた番号だ。昨年11月に古巣復帰が決定した当時は、背番号｢２２｣をつけていた呉昇桓(オ・スンファン、現カージナルス)が球団と残留交渉中だった。翌12月に退団が決まっていた経緯があった。
他にも、秋山は｢２７｣から｢４６｣に、小宮山も｢３９｣から｢５９｣に変更されることが発表された。いずれも上本と同じように、プロ入りから長く着けた番号を手放しての再起。自身にも、虎党にも早くなじむように。 1軍で暴れるしかない。
秋山拓巳投手は｢２７｣から｢４６｣に
変更は以下の通り。
藤川球児投手：｢１８｣→｢２２｣
上本博紀内野手：｢４｣→｢００｣
小宮山慎二捕手：｢３９｣→｢５９｣
秋山拓巳投手：｢２７｣→｢４６｣
☆阪神の主な背番号「００」
★亀山努：1988年ドラフト外で阪神入団(背番号｢６７｣)。1992年に背番号｢００｣（引退した1997年まで)に変更すると、レギュラーに定着し、新庄とともに躍進。｢亀新フィーバー｣と呼ばれた。通算 377試合で打率 0.265、14本塁打、72打点、27盗塁。
★田中秀太：1995年Ｄ 3位で阪神入団(背番号｢６０｣)。俊足が持ち味で1999年には15盗塁を記録。2002年から背番号｢００｣(引退した2009年まで)に変更。代走や内外野を守れるスーパーサブとして活躍。通算 624試合で打率 0.230、 3本塁打、52打点、38盗塁。
阪神がフリーエージェント(ＦＡ)宣言したオリックス・糸井嘉男外野手と大筋合意に達したことが17日、明らかになった。球団幹部によると、あとは住居環境や背番号など契約の細部を詰める段階で、まとまり次第、入団会見となる運び。“虎の糸井”の誕生が、カウントダウンに入った。
“恋人”との交渉がいよいよ大詰めを迎えた。阪神の球団首脳がＦＡ宣言した糸井と大筋で合意しており、Ｘデーが間近に迫っていることを明かした。
｢交渉は最終段階にきている。あとは、細かなところを詰めるだけだ｣
球団関係者の話を総合すると、糸井との話し合いは家族を東京に残して単身赴任を続ける上での住環境や、コンシェルジュなどホテルサービスのさらなる充実、さらに入団会見に向けたスケジュール調整、背番号の最終確認などについて話題が及んでいるという。
金本監督が直接出馬した11日の初交渉では、最大 4年のオリックスを上まわる大型契約を提示。その後、水面下で複数回行われている交渉の中で条件面はほぼクリアし、大筋合意に至った形だ。
阪神の四藤球団社長はこの日、進捗状況を問われ、｢まだ(返事は)ない。何かあればお話しします｣とコメントするにとどめたが、｢虎の絶対優勢｣という勢力図は、さらに色濃いものになっている。
虎との交渉が大詰めを迎える糸井嘉男外野手。タテジマに袖を通す日も近い
オリックスにはこの日も糸井から連絡がくることはなかった。音信がない古巣と、対照的に詰めにいく虎。どちらが蜜月関係であるのかは明らかだ。
糸井の獲得は来季 2年目を迎える金本阪神にとって、最大の目玉である。高いレベルで走攻守 3拍子そろった超人に対し、金本監督は｢初めての恋人｣と口説くだけではなく、｢攻める 2番が理想だね。ゲッツーのない｣と来季の打順構想を早くも明かすほど、熱を帯びてきている。
ある球団関係者は新外国人野手の調査についても｢福留、糸井と左打者になるので、やはり右打者が理想です｣と口にする。すべては糸井加入をイメージしての布陣である。獲得へのストーリーに一寸の狂いもない。世紀の大補強に向けて、着実に歩を進めている。
｢しっかり考えて、整理してから｣と結論を保留し、公の場から姿を消した糸井は阪神に対し、最終回答はしていないが、すでに心は固まっているとみられる。
いよいよ｢虎の糸井｣の足音が聞こえてきた。高級ホテルでの会見が用意されることになりそうだ。金屏風の前で“恋人”がどんな第一声を放つのか。ファンの視線はその 1点に注がれていく。
阪神が来季の守護神候補として、ローマン・メンデス投手(レッドソックス傘下３Ａ)と合意に達したことが17日、分かった。
150キロを超す直球が武器で、スライダーもキレ味鋭い。今季はメジャー登板はなかったが、｢３Ａ｣で32試合に登板。64回で59三振を奪った。阪神の外国人ではメッセンジャーとマテオの残留が確実。さらにブルペンを補強するため、新外国人の調査を進めていた。近日中にも正式契約を交わし、球団から発表される見通しだ。
来シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって進め！ ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2016年 公式戦順位表
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