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青山学院大學が往路3連覇!早稲田大學往路33秒差2位!3位順天堂大學・長門監督ニヤリ!

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2日第93回箱根駅伝往路◇東京-箱根( 5区間107.5キロ)が行われ、青山学院大學が 5時間33分45秒で、 3年連続 3度目の往路優勝を飾った。 2位でたすきを受けた 3区の秋山雄飛選手( 4年)が、 2年連続の区間賞となる快走でトップに躍り出て、逆転勝利に貢献。湘南海岸沿いをコースに含む区間で“湘南の神”が誕生した。 3日の復路( 5区間、109.6キロ)で、史上 6校目の 3年連続総合優勝と、同 4校目の大学 3大駅伝(出雲、全日本、箱根) 3冠に挑む。「山の神」が去った青山学院大學に、「湘南の神」が現れた。13キロすぎ。先頭の神奈川大學・越川堅太選手( 1年)を捉えた秋山に、運営管理車の原晋(すすむ)監督(49)から指示が飛んだ。即座に反応した秋山選手は、陸上の短距離走のように腕を縦に大きく振るフォームでギアをあげ、一気に抜き去った。 2区でエースの一色恭志選手( 4年)がトップを奪えず、差を広げられる想定外の展開。神奈川大學と38秒差の 2位でスタートしたが、秋山は冷静だった。13キロすぎに先頭の神奈川大學・越川選手を抜き去り、ラスト 1キロを迎えた秋山選手に、原監督から、最後のムチが入った。史上 6校目の大会 3連覇と同 4校目の大学 3大駅伝 3冠に王手をかけた。原監督は大会前、自身 9度目の箱根路での指揮と「V3&3冠」をかけて「サンキュー大作戦」とスローガンを掲げた。33秒のリードで臨む復路では補欠として登録している昨年 8区で区間賞の下田裕太選手( 3年)と、昨年 4区で区間賞の田村和希選手(同)を投入する予定だ。“常勝青山”が黄金時代を築く。

2011年以来の総合優勝を狙う早稲田大學が、打倒青山学院大學に往路 2位と絶好の位置につけた。 5時間34分118秒で、首位の青学大に、わずか33秒差。2010~2011年に大学駅伝 3冠を達成した時も、往路 2位からの逆転優勝で、相楽豊監督は「反撃できる範囲」と、復路に十分な手応えを感じていた。記事をまとめてみました。

 

 

 <第93回箱根駅伝>◇ 2日◇往路◇東京-箱根( 5区間107.5キロ)

 

  2区・一色恭志選手からたすきを受けた秋山雄飛選手。青山学院大學には「湘南の神」がいた

 「第93回東京箱根間往復大学駅伝競走」・往路( 2日、東京・大手町-神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場=107.5キロ)青山学院大學が 5時間33分45秒で、 3年連続 3度目の往路優勝を飾った。 2位でたすきを受けた 3区の秋山雄飛選手( 4年)が、 2年連続の区間賞となる快走でトップに躍り出て、逆転勝利に貢献。湘南海岸沿いをコースに含む区間で“湘南の神”が誕生した。 3日の復路( 5区間、109.6キロ)で、史上 6校目の 3年連続総合優勝と、同 4校目の大学 3大駅伝(出雲、全日本、箱根) 3冠に挑む。

 山の神が去った青山学院大學に、「湘南の神」が現れた。13キロすぎ。先頭の神奈川大學・越川堅太選手( 1年)を捉えた秋山に、運営管理車の原晋(すすむ)監督から指示が飛んだ。「腕を縦に振れ!!」。即座に反応した秋山選手は、陸上の短距離走のように腕を縦に大きく振るフォームでギアをあげ、一気に抜き去った。

 往路 1位にガッツポーズでゴールした青山学院大學の 5区・貞永隆佑選手。前評判通りの強さだった

 「簡単ではないと思ったけれど、抜けばヒーローだと思っていた」  穏やかな陽光に照り映える湘南海岸を横目に逆転劇を演じた秋山選手が、 3年連続の往路制覇の立役者になった。

  2区でエースの一色恭志選手( 4年)がトップを奪えず、差を広げられる想定外の展開。神奈川大學と38秒差の 2位でスタートしたが、秋山は「飛ばしすぎたらばててしまう」と冷静だった。13キロすぎに先頭の神奈川大學・越川選手を抜き去り、ラスト 1キロを迎えた秋山選手に、原監督から、最後のムチが入った。

 「区間賞を狙える! 湘南の神になれるぞ!」

  3区で神奈川大學・越川堅太選手(左)をかわしトップを奪った青山学院大學・秋山雄飛選手

 再び、指揮官の声に反応し 1分22秒差をつけて、 4区にたすきをつないだ。「自分は凡走だったけれど、プラスで返してくれた」と一色選手。エースに頼り切らない選手層の厚さを同じ 4年生が証明した。

 テレビ放送でゲスト解説を務めた、昨年の優勝メンバーで“3代目・山の神”こと神野大地選手(現コニカミノルタ)からお墨付きをもらった。

 神野 「湘南の神になったね」

 秋山 「山の神に言っていただいてうれしいです!!」

 憧れの先輩からのねぎらいの言葉に“湘南の神”から白い歯がこぼれた。

 不振を極めた 1年だった。前回の箱根路には優勝メンバーとして名を刻んだが、昨年 7月に気管支ぜん息を発症。いずれも優勝した同10月の出雲駅伝、同11月の全日本大学駅伝はメンバー漏れ。箱根駅伝のメンバー選考に関わる同12月上旬の千葉・富津市での合宿でも動きは戻らず、原監督が「 500%使えるメドが立たなかった」と打ち明けたほどの状態だった。

  4区の森田歩希選手(右)へ 1位でたすきを渡す青山学院大學・秋山雄飛選手=神奈川県平塚市

 それでも指揮官は見捨てなかった。「(昨年 3区区間賞の)成功体験を重視したかった」。29日の区間エントリーで 3区に抜擢(ばってき)し、レース前から「湘南の神になろう」と励ましていた。

 史上 6校目の大会 3連覇と同 4校目の大学 3大駅伝 3冠に王手をかけた。原監督は大会前、自身 9度目の箱根路での指揮と「V3&3冠」をかけて「サンキュー大作戦」とスローガンを掲げた。「大会前は(優勝確率が)39%だったけど、往路優勝して93%」と自信をのぞかせた。33秒のリードで臨む復路では補欠として登録している昨年 8区で区間賞の下田裕太選手( 3年)と、昨年 4区で区間賞の田村和希選手(同)を投入する予定だ。

 「速い、強いランナーが控えている。どんと構えて 3連覇、 3冠を目指す」と原監督は宣言した。“常勝青山”が黄金時代を築く。

 往路表彰式で観客の声援に応える往路優勝の青山学院大學、左から原晋監督、 1区・梶谷瑠哉選手、 2区・一色恭志選手、 3区・秋山雄飛選手、 5区・貞永隆佑選手=神奈川県箱根町の芦ノ湖

 

 青山学院大學が 3連覇&大学駅伝 3冠に王手をかけた。湘南の海岸線を走る 3区で、秋山雄飛選手( 4年)が 1時間 3分 3秒と 2年連続の区間賞でトップに立つと勢いに乗る。「山の神」不在の 5区での貯金を確保し、 5時間33分45秒と、 2位早稲田大學に33秒差をつけ、 3年連続の往路優勝を飾った。

 作戦名は 3連覇と大学駅伝 3冠の「3」と、原監督自身の箱根出場回数の「9」に、周囲の人々への感謝の意も込め「サンキュー大作戦」。同監督は「サンキュー指数は39%から93%に上がった。(復路のゴールの)大手町で 139%になる」と、快挙に確信を持った。

 往路優勝しガッツポーズを見せる青山学院大學・原晋監督

 唯一の不安材料だった秋山が 3区で、昨年まで「山の神」だった神野大地(現コニカミノルタ)から「湘南の神」と認められる好走で区間賞。 2位早稲田大學には33秒差をつけた。 1年の鈴木のケガ、直前まで不調だった秋山、山の神不在…。往路優勝を逃すことも覚悟していただけに、原監督は「 1位と 4分以上開くと自力はない。 2分以内なら、よし頑張るぞ。 1分以内ならやれるなと。それが33秒の差をつけた。落ち着いてレースができる」と続けた。

 復路スタートの山下りの 6区。昨年も好走した小野田選手( 2年)が控える。「 6区で 1分以上の差をつけたい」と原監督。「V3&3冠」、そして往路、復路を制しての 3連覇は70年ぶりの快挙になる。「サンキュー! まだ早いですか。フライングですね」と自信をあふれさせた。

 

  2位でゴールする早稲田大學 5区の安井雄一選手

 2011年以来の総合優勝を狙う早稲田大學が、打倒青山学院大學に往路 2位と絶好の位置につけた。 5時間34分118秒で、首位の青学大に、わずか33秒差。2010~2011年に大学駅伝 3冠を達成した時も、往路 2位からの逆転優勝で、相楽豊監督は「反撃できる範囲」と、復路に十分な手応えを感じていた。

  2区の永山博基選手( 2年)が区間10位と出遅れた。しかし、 3区で、主将の平和真選手( 4年)が区間 2位の力走でチームも 2位に浮上。永山、平ともに、 2週間前の10マイル走で、足を痛めていたが、平は「最後は足がつりそうだったが、何とか踏ん張れた」。

 最後は、 2年連続で 5区山登りに挑んだ安井雄一選手( 3年)が、途中で青学大に約 2分差をつけられながら、後半追い上げに成功。相楽監督が大会前に「最悪 2分以内なら逆転可能」と話していただけに、33秒差は14度目の総合優勝に向け絶好の位置だ。

 

  3位でゴールする順天堂大學 5区の山田攻選手

 強い順天堂大學が戻ってきた。 1区は15位と出遅れたが、 2区ではリオデジャネイロ五輪3000メートル障害代表のエース塩尻和也選手( 2年)が 7位に押し上げる好走。

 さらに 4区では栃木渡選手( 3年)が 1時間 3分36秒で区間賞。 5区では、山上り初挑戦の山田攻選手( 2年)が 5位から 3位へと順位を上げた。

 今年から距離が 2.4キロ伸びたことで、 4区にはエース格が集結。

 その中で結果を残した栃木選手は「思い描いていた通りの攻めの走りができた」と満足げに振り返った。「( 2区の)塩尻あっての順大。自分はもう 1つのゲームチェンジャーになろうと」。狙い通り、 4区で大きく流れを変え、 5区山田選手に勢いをつなげた。

 今年から指揮をとる長門俊介監督(32)は「復路の順大、と言われるように復路にも(選手を)残しています」とニヤリ。

 「特に終盤に自信を持てる選手がいますので、 6~ 8区でいい流れになれば、面白い結果になるかもしれない」と2007年以来10年ぶりの優勝も見据えた。

  4区区間賞の順天堂大學・栃木渡選手は笑顔でガッツポーズ

 距離延長となった 4区(平塚~小田原=20.9キロ)は順大・栃木渡( 3年=佐野日大)が 1時間 3分36秒で区間賞を取った。

 昨年までは18.5キロと短く「つなぎの区間」と呼ばれたが今回は 2.4キロ延び高低差約25メートルの上り坂へ。その「難区間」に変わったコースで、栃木県生まれの栃木が躍動した。10位でタスキを受けると、次々と前を行く選手を拾って 4人抜き。順位を 6位まで上げた。

 栃木は「距離が延びて自分にはプラスになった」と胸を張った。今季の順大のスローガンは「下克上」。その言葉通りの積極果敢な走りだった。「チャレンジャー精神で臨めてよかった。ほかの選手も守ることなく攻めてほしい」と言葉がはずんだ。

 

 小田原中継所 9位で 5区大塚選手祥平選手(右から 2人目)にたすきを渡す駒澤大學 4区の中谷圭佑選手(左から 2人目)と、10位で 5区戸部凌佑選手(右)にたすきを渡す拓殖大學 4区の宇田朋史選手

 駒澤大學のエース中谷圭佑選手( 4年)が、 4区でまさかのブレーキとなった。右かかと痛からの復帰レースに臨み、 5位でたすきを受けた。

 スタート直後は前の選手を追ったが、長続きせず。険しい表情となって、 4人に抜かれた。区間18位の 1時間 8分14秒で 9位まで順位を落とし、 5区大塚にたすきを渡す際は「ごめん」とわびた。

 中谷は「最後(の箱根)にかける思いは強かったが、その走りができなかった。 1年間、けが(右かかと痛)に苦しんだが、自分なりにやれることはやってきた。本当に力のなさを感じました」とコメントした。

 大八木監督は「途中で止まるか、歩くんじゃないかと思った。あそこまで落ちるとは思わなかった。最初にカーンといってしまった。いい時と同じ感覚でパーンと入ると持たない。落ち着いていけ、とは言ったんだが」と振り返っていた。

 

 日本大學 2区ワンブィ選手(左)は戸塚中継所で 3区高野千尋選手にたすきを渡す。右は創価 大學 2区ムイル選手

 日本大學は往路10位だった。タイムは 5時間39分55秒。

 武者由幸監督は、序盤の出遅れを悔いた。「流れが悪かった。力のある選手を並べており、先頭で渡せるんじゃないかと思っていたが」とうつむいた。5000メートル日本インカレ日本人最上位 2位の 1区石川颯真選手( 4年=佐野日大)が区間16位と出遅れ。同大会の覇者・ケニア人留学生ワンブィ( 2年)も区間 7位と力を発揮できなかった。

 復路でシード権獲得に向け「力通りに走ってくれれば」と前を向いた。

 

☆箱根駅伝公式Webサイト ⇒ http://www.hakone-ekiden.jp/

☆第93回箱根駅伝|日本テレビ ⇒ http://www.ntv.co.jp/hakone/index.html

 

 今日( 3日)は、箱根の復路だ!青山学院大學がどこまで離せるか。 2位につく早稲田がどこまで粘れるか。本当に期待が持てるしあいとなった。母校が出ていない人も、出ている人もそれぞれ応援して楽しもう!

 

 

 

 

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