●阪神は仕事始めとなる 5日、兵庫・西宮市内の球団施設で年賀式を行った。式の冒頭では四藤慶一郎球団社長(56)があいさつ。今季のスローガン「挑む Tigers Change」について「戦うスローガンです」と説明。坂井信也オーナー(68=電鉄本社会長)、金本知憲監督(48)、掛布雅之 2軍監督(61)らが集結しての新年会が 5日、大阪市内のホテルで開催された。四藤慶一郎球団社長はこれに先立ち、「東でものすごい補強した球団もある」と巨人に宣戦布告。宿敵を倒しての12年ぶりの優勝へ、フロント、現場も思いは同じで、新年早々から一丸となった。虎が一枚岩になって「挑む」表れだ。日が暮れてから、大阪市内のホテルに坂井オーナー、金本監督、四藤球団社長、掛布2軍監督ら球団トップの12人が集結。毎年恒例の新年会も、仕事始め即となれば異例だった。阪神の大型補強といえば糸井のみで、最速 159キロ右腕、ロマン・メンデス投手(26=レッドソックス)や 4番候補のエリック・キャンベル内野手(29=メッツ)は未知数。昨季 9勝15敗 1分けと苦杯をなめ、 9年連続勝ち越しがない相手に勝てるのか。そんな周囲の声に耳を傾けつつも、十分対抗できる戦力に成長しつつあることを強調した。金本政権 2年目。高山、北條、原口、岩貞、青柳…。プロでうまい飯を食っていく方法をみつけた若手はオフになっても驚くほど練習を重ねている。中堅、ベテランも刺激され、チーム全体に危機感が芽生えている。やる気がみなぎっている男たちに対し、さらにガミガミ言うつもりはない。あとは一体感。だからこそ、球団のトップたちが集まったわけだ。四藤社長が語気を強めたが、熱い思いは宴席に出席した指揮官らも同じ。宿敵を倒し、2005年以来のリーグVへ。金本監督、フロントの手腕が問われる1年がついに始まった。
●阪神・四藤慶一郎球団社長は 5日、西宮市内の球団事務所での年賀式で、「4番・3塁」として期待される新外国人、エリック・キャンベル内野手の不発に備え、新助っ人の調査を継続することを明言。C砲の状況次第では追加補強に乗り出す構えだ。メジャー通算 196試合、打率 221、 7本塁打、44打点のキャンベルに対し、金本監督は 4番候補と期待を寄せている。が、明らかな中距離タイプ。そもそも、 3塁手というポジションを最優先に獲得した選手で「注意深く見ていきたい」と慎重に見極めていくことを強調した。金本監督も、開幕に向けて現有戦力で挑むことをベストに掲げているという。まだふたを開けてもないキャンベルに落第を突きつける気はないが、 2月 1日のキャンプイン以降、あまりにも不発であれば動かざるを得ない。それは指揮官とも入念に意見交換している。新たな候補は 1塁手が有力視されるが、準備だけは怠らないということ。後手後手には、まわらない。攻めの姿勢を貫き、調査を進めていく。
●昨季限りでユニホームを脱いだ阪神・鶴直人氏(29)が5日、年賀式内であいさつ。営業部ファンコミュニケーション担当として、球団が構想を進めている「ベースボールスクール」の講師役としても期待されている。
●2017年に甲子園球場で発売される球場グルメの一部が 5日、判明した。原口文仁捕手(24)がプロデュースしたのはズバリ“おふくろの味”だ。子供のころから慣れ親しみ、この年末年始に帰省した際にも何度も食べた「原口家のすき焼き」の味を、試食を重ねて完全再現した。勝利とともに、ファンへ届ける。マスクをかぶって味わう「勝利の味」と同じくらい、原口が病みつきの味がある。正捕手への勝負のシーズンを前に選手メニューのプロデュースを持ちかけられると、迷わず大好物を推した。自身をここまで育ててくれた“おふくろの味”だ。ビタミン豊富、疲労回復にもいいとされる豚肉のすき焼きを少年時代から毎食のように“おねだり”してきた。プロ入り後の帰省時は 3食連続でこのすき焼きだった日もあった。この年末年始も 3度は食べたという大好物中の大好物。虎党にも胸を張ってオススメできる。自身が買って食べたいほどの“援軍”を本拠地に備え、勝負のシーズンに挑む。プロデュースメニューの登場は、中心選手として活躍が求められているということも意味する。こだわりの逸品とともに、扇の要から白星も届ける。
●阪神のドラフト 4位・浜地真澄投手(18=福岡大大濠高)が 5日、福岡市内の同高野球部グラウンドでの自主トレを公開。実家が老舗「浜地酒造」で、高 2年時から甘酒を体調管理にいかしてきた大器は虎風荘入寮に際して運び入れる予定の約 100本の甘酒を、先輩らにも要望に応じてお裾分けする。引っ越しのあいさつは心配ない。浜地はキャッチボールなど約5時間の自主トレを終えると、実家の自慢の甘酒を先輩に振る舞うプランを明かした。近日中の入寮に際して、 2回に分けて合計約 100本の甘酒を持ち込む予定。高 2年時から飲み始め効果は実証済みだ。おみくじは大吉をひいた。頼れる“相棒”を携え、新たな世界に挑む。
●阪神甲子園球場の芝の大規模な張り替え工事が 5日、始まった。2010年以来、 7年ぶり。総工費5000万円をかけ、透水性をよくするという。福留や糸井ら外野陣への援護射撃。 1月下旬に新天然芝が完成するという。阪神園芸関係者が説明した。甲子園の芝生9000平方メートルのうち、外野フェンスから15メートル分(以前に張り替えたため)を除く、5500平方メートルを新調。これだけの修繕をするのは 7年ぶりで、総工費は約5000万円という。これまでは雨天時、内野の黒土部分に降り注いだ雨が、外野に流れてしまうことも多かった。 1月下旬には完成予定。球場も阪神園芸も、12年ぶりのV奪回を後押しする。記事をまとめてみました。
阪神は仕事始めとなる 5日、兵庫・西宮市内の球団施設で年賀式を行った。
式の冒頭では四藤慶一郎球団社長があいさつ。今季のスローガン「挑む Tigers Change」について「戦うスローガンです」と説明。12年ぶりのV奪回に向け、「強い気持ちを持って最後まで戦ってくれたら、必ずいい結果が出る」と力を込めた。
笑顔で仕事始めの乾杯を行う四藤慶一郎球団社長(右から 3人目)、高野栄一球団本部長(右端)ら =兵庫県西宮市阪神甲子園球場
阪神・坂井信也オーナー、金本知憲監督、掛布雅之 2軍監督らが集結しての新年会が 5日、大阪市内のホテルで開催された。四藤慶一郎球団社長はこれに先立ち、「東でものすごい補強した球団もある」と巨人に宣戦布告。宿敵を倒しての12年ぶりの優勝へ、フロント、現場も思いは同じで、新年早々から一丸となった。
虎が一枚岩になって「挑む」表れだ。日が暮れてから、大阪市内のホテルに坂井オーナー、金本監督、四藤球団社長、掛布2軍監督ら球団トップの12人が集結。毎年恒例の新年会も、仕事始め即となれば異例だった。
話題は、近況報告や他球団の戦力分析などに終始したとみられるが、新スローガン「挑む Tigers Change」を掲げる今季への気持ちは同じ。12年ぶりのリーグ優勝に他ならない。その思いは午前11時から西宮市内の球団事務所で行われた年賀式で、四藤社長の冒頭あいさつに込められていた。
年賀式の冒頭であいさつした四藤慶一郎球団社長。宿敵巨人に早くも宣戦布告だ=兵庫県西宮市阪神甲子園球場
「他球団、ディフェンディングチャンピオンのカープ、東の方でものすごい補強をした球団もあり、各球団、戦力を整えている。金本監督の下で一丸となってやれば、結果が出てくると思う」
あえて、巨人という 2文字は避けた。全員の耳に残ってほしいという願いにも感じられた。確かに巨人はFAで山口、森福、陽岱鋼の 3人、新外国人としてマギー、カミネロを獲得。総額30億円の巨大補強を完成させている。
一方で阪神の大型補強といえば糸井のみで、最速 159キロ右腕、ロマン・メンデス投手や 4番候補のエリック・キャンベル内野手は未知数。昨季 9勝15敗 1分けと苦杯をなめ、 9年連続勝ち越しがない相手に勝てるのか。そんな周囲の声に耳を傾けつつも、十分対抗できる戦力に成長しつつあることを強調した。
阪神の年賀式であいさつする四藤慶一郎球団社長=兵庫県西宮市阪神甲子園球場
「強い気持ちをもって戦っていけば必ずいい結果が出る、と私は考えている。ある種の手応えを感じている。金本監督、掛布監督が若い選手を指導し、最後まで使ってくれた。投手、野手で数多く期待の選手が出てきた。チーム全体に巻き返し、そういう機運が高まっている」
金本政権 2年目。高山、北條、原口、岩貞、青柳…。プロでうまい飯を食っていく方法をみつけた若手はオフになっても驚くほど練習を重ねている。中堅、ベテランも刺激され、チーム全体に危機感が芽生えている。やる気がみなぎっている男たちに対し、さらにガミガミ言うつもりはない。あとは一体感。だからこそ、球団のトップたちが集まったわけだ。
「金本監督、ファームの掛布監督、コーチ陣をバックアップすることが、われわれの夢の実現の基盤になる。間違いなく、いい方向に向かっている。目標があって、敵に向かって挑んでいく」
四藤社長が語気を強めたが、熱い思いは宴席に出席した指揮官らも同じ。宿敵を倒し、2005年以来のリーグVへ。金本監督、フロントの手腕が問われる1年がついに始まった。
★今年はステップ
年賀式で乾杯の音頭をとったのは高野球団本部長。「今年はホップ、ステップ、ジャンプということでジャンプイコール優勝を狙ってまいりたい」と力こぶ。「私のモットーは骨太のチームを作るということ。今年は非常に厳しいシーズンだと思っております。このステップという過程を大事にしたい」と、 4位に終わった昨季の悔しさをバネにすることを訴えていた。
虎の新助っ人のエリック・キャンベル内野手。 4番として期待されるが、球団は追加補強にも備える
阪神・四藤慶一郎球団社長は 5日、西宮市内の球団事務所での年賀式で、「4番・3塁」として期待される新外国人、エリック・キャンベル内野手の不発に備え、新助っ人の調査を継続することを明言。C砲の状況次第では追加補強に乗り出す構えだ。
あくまでも、現有戦力が前提。その上で有事に備える。四藤球団社長は“ポスト・キャンベル”の調査を継続させていくことを説明した。
「(仮にキャンベルが日本野球にマッチしなかった場合について)その策は考えていきます。動けるようには球団本部がしてくれていると思う」
メジャー通算 196試合、打率 221、 7本塁打、44打点のキャンベルに対し、金本監督は 4番候補と期待を寄せている。が、明らかな中距離タイプ。そもそも、 3塁手というポジションを最優先に獲得した選手で「注意深く見ていきたい」と慎重に見極めていくことを強調した。
新年の挨拶をする四藤慶一郎球団社長=兵庫県西宮市阪神甲子園球場
「(キャンベルは)国際(担当)の方がリストアップして映像もみて監督と決めた選手。(新たな新外国人獲得に向けては)こっちが求めている選手がいるかどうかにもよる。ひと通り(動きが)終わった後(に獲得)の選手だから」
金本監督も、開幕に向けて現有戦力で挑むことをベストに掲げているという。まだふたを開けてもないキャンベルに落第を突きつける気はないが、 2月 1日のキャンプイン以降、あまりにも不発であれば動かざるを得ない。それは指揮官とも入念に意見交換している。
「もし獲るとなれば早い方がいいとは思うが、(開幕前かどうかは)それはわからない。状況次第。外国人選手の活躍はおそらくチームの布陣に大きく影響すると思う」
新たな候補は 1塁手が有力視されるが、準備だけは怠らないということ。後手後手には、まわらない。攻めの姿勢を貫き、調査を進めていく。
★新年会出席者(12人)
坂井信也オーナー、四藤慶一郎球団社長、金本知憲監督、掛布雅之 2軍監督、谷本修常務、南信男球団顧問、高野栄一球団本部長、嶌村聡球団副本部長、木戸克彦球団本部部長、佐野仙好統括スカウト、高代延博ヘッドコーチ、平田勝男チーフ兼守備走塁コーチ
昨季限りでユニホームを脱いだ阪神・鶴氏が5日、年賀式内であいさつ。営業部ファンコミュニケーション担当として、球団が構想を進めている「ベースボールスクール」の講師役としても期待されている。「入団当初から『早く恩返ししろ』と言われてきましたが、これから恩返しできるようにやっていきます」と力強く“鶴の恩返し”を誓っていた。
子供のころからすき焼きが大好物という原口文仁捕手。慣れ親しんだ母の味が甲子園メニューに登場する
2017年に甲子園球場で発売される球場グルメの一部が 5日、判明した。原口文仁捕手がプロデュースしたのはズバリ“おふくろの味”だ。子供のころから慣れ親しみ、この年末年始に帰省した際にも何度も食べた「原口家のすき焼き」の味を、試食を重ねて完全再現した。勝利とともに、ファンへ届ける。
マスクをかぶって味わう「勝利の味」と同じくらい、原口が病みつきの味がある。正捕手への勝負のシーズンを前に選手メニューのプロデュースを持ちかけられると、迷わず大好物を推した。自身をここまで育ててくれた“おふくろの味”だ。
「ただの『すき焼き』ではなく、お母さんが作ってくれていたものだということでした。牛肉ではなく豚肉です。いろんな意見をいただけて、非常にありがたかった」
「金本監督の但馬牛御膳」
関係者が明かした。昨年 4月27日まで育成選手で、背番号も 3桁だった男の、プロ野球人生初プロデュースメニューだ。開発が決まると母・まちこさんにすぐに連絡し、レシピを尋ねた。すでに 5度ほどに及ぶ試食を重ねて試行錯誤し、再現に成功。他の選手のメニューと同様に甲子園の公式戦開幕戦、 4月 7日の巨人戦から発売が開始される見込みだ。聖地が「原口家の食卓」になる。
薄めにスライスされた豚肉を酒、しょうゆ、砂糖で煮詰め、春菊や白菜、ねぎなど自家製野菜をたっぷり入れるのが、まちこさん流。原口は「しょっぱめ」の味付けが好みだといい、ビタミン豊富、疲労回復にもいいとされる豚肉のすき焼きを少年時代から毎食のように“おねだり”してきた。プロ入り後の帰省時は 3食連続でこのすき焼きだった日もあった。この年末年始も 3度は食べたという大好物中の大好物。虎党にも胸を張ってオススメできる。
「今成のなりきり弁当」を見せる今成亮太内野手と「メッセの鶏白湯ラーメン」を試食するランディ・ メッセンジャー投手
自身が買って食べたいほどの“援軍”を本拠地に備え、勝負のシーズンに挑む。大みそかも元日も「なまっちゃうから」と素振りを繰り返し、就寝前には肩を強化するためゴムチューブを引っ張り、ストレッチも欠かさなかったという。正捕手を目指す戦いへ、歩み出しているというよりは、 1日も立ち止まっていない。
プロデュースメニューの登場は、中心選手として活躍が求められているということも意味する。こだわりの逸品とともに、扇の要から白星も届ける。
「福留孝介ちりめん三昧弁当」
★とんかつ弁当も 球場コンコースの店舗内で調理する「原口家の豚すき焼き(仮)」に加えて、原口はお弁当もプロデュースした。とんかつがメインとなり、食べる直前にかけるチリソースが付属される予定。こちらも豚肉を美味しくいただける逸品となりそうだ。すき焼きやシチューが幼い頃からの好物だったというが、カツ丼も地元に行きつけ店があるほど大好き。レギュラー争いにも必ずカツつもりだ。
◇味にこだわった昨季の甲子園メニューあらかると
★金本監督の但馬牛御膳:金本監督こだわりの但馬牛をメインに有頭海老のフライなど豪華な具材で囲んだ高級感のあるお弁当。1800円(税込)。
★メッセの豚骨醤油ラーメン:ラーメン好きのメッセンジャーが好みの具材のほうれん草やガーリックを加えたオリジナルメニュー。並が 800円、メッセ盛り( 2玉)が1050円(ともに税込)。2015年人気ナンバーワン。
★福留孝介ちりめん三昧弁当:福留の大好物である“ちりめんじゃこ”をふんだんに使ったお弁当。リクエストのあった豚のしぐれ煮や鯖の塩焼きなどおかずが豊富な和風弁当。1300円(税込)。
自主トレでジョギングをする浜地真澄投手。入寮の際は甘酒を先輩らに振る舞うつもりだ=福岡市
阪神のドラフト 4位・浜地真澄投手が 5日、福岡市内の同高野球部グラウンドでの自主トレを公開。実家が老舗「浜地酒造」で、高 2年時から甘酒を体調管理にいかしてきた大器は虎風荘入寮に際して運び入れる予定の約 100本の甘酒を、先輩らにも要望に応じてお裾分けする。
引っ越しのあいさつは心配ない。浜地はキャッチボールなど約5時間の自主トレを終えると、実家の自慢の甘酒を先輩に振る舞うプランを明かした。
「何ケースか持っていくので、飲んでいただけるなら。味は甘いですが、米と水とお酒だけで作られていて砂糖を使っていないところもいいところです」
キャッチボールをする浜地真澄投手=福岡市、福岡大学附属大濠高校野球部グラウンド
近日中の入寮に際して、 2回に分けて合計約 100本の甘酒を持ち込む予定。高 2年時から飲み始め「それまでは季節が変わると風邪をひいたりしました。飲み始めてからは朝もスッキリ、風邪もひきません」と効果は実証済みだ。
すでに先輩らは各自でプロテインやサプリメントを摂取しているが、流行すれば「結果的に(実家の)宣伝にもなればいいですね」と営業面の貢献も視野に入れている。
もちろんグラウンドで結果を出すために下半身中心に鍛え上げており「これからは社会人。駄目ならクビになる。気を引き締めたい」と力を込める。おみくじは大吉をひいた。頼れる“相棒”を携え、新たな世界に挑む。
◇甘酒(あまざけ)とは
日本の伝統的な甘味飲料の一種。見た目はどぶろくに似て混濁している。主に米こうじと米、あるいは酒粕を原料とする。酒という名がつくものの、市販されている商品は清涼飲料(アルコール度数 1%未満)に分類。未成年でも飲めるものが多い。ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖など栄養が豊富。これらの栄養は栄養剤としての点滴とほぼ同じ内容であることから「飲む点滴」ともいわれている。
阪神甲子園球場の芝の大規模な張り替え工事が 5日、始まった。2010年以来、 7年ぶり。総工費5000万円をかけ、透水性をよくするという。福留や糸井ら外野陣への援護射撃。 1月下旬に新天然芝が完成するという。
昼下がりの甲子園に次々と重機が入ってきた。天然芝がはぎ取られる。シーズンに向けて、大規模な張り替えが開始された。
「仙台や広島の球場と比べると、甲子園は水はけがいいとはいえなかった。芝を張り替えるだけではなく、10センチ掘り起こして砂を入れるなど透水性をよくしていきます」
芝の張り替え作業が始まった阪神甲子園球場。水はけがよくなり、外野手にはうれしい援護となる
阪神園芸関係者が説明した。甲子園の芝生9000平方メートルのうち、外野フェンスから15メートル分(以前に張り替えたため)を除く、5500平方メートルを新調。これだけの修繕をするのは 7年ぶりで、総工費は約5000万円という。
これまでは雨天時、内野の黒土部分に降り注いだ雨が、外野に流れてしまうことも多かった。昨年 9月には雨の中で歌手のライブが行われ、芝がボロボロになったこともあった。芝を張り替えることで水はけだけではなく、クッション性もよくなり、ベテラン福留や、全試合出場を目指す糸井らの体への負担が軽減される。まさに援軍というわけだ。
1月下旬には完成予定。球場も阪神園芸も、12年ぶりのV奪回を後押しする。
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2016年 公式戦順位表
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