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瀬古利彦氏、井上大仁を評価!設楽悠太初マラソン11位!野口みずきマークの国内最高記録破られる!

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東京マラソン 2017 

 

世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」の東京マラソンは26日、東京都庁前から東京駅前にゴールする新コースで行われ、男子は前世界記録保持者のウィルソン・キプサング選手(ケニア)が 2時間 3分58秒で初優勝した。35キロ手前で独走態勢に入り、日本国内最高タイムで制した。車いすを含めたフルマラソンの完走率は昨年とほぼ変わらない96%。

日本陸連の瀬古利彦長距離・マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(60)はレース後の会見で、 2時間 8分22秒で日本人最上位の 8位に入り、 8月の世界選手権(ロンドン)の代表を決定的にした井上大仁選手(ひろと、24=MHPS)について「若さもある。 3年後のオリンピックにも近づいた」と語った。10キロ通過が29分13秒。高速コースになり、飛ばす外国勢に序盤から食らい付いての 2時間 8分台に「価値が高い」と評価した。さらに瀬古氏が絶賛したのが、初マラソンだった設楽悠太選手(25=ホンダ)。25キロすぎまで日本記録を超えるペースで飛ばし、後半失速するも、 2時間 9分46秒にまとめた。1988年ソウル五輪、1992年バルセロナ五輪と 2大会連続 4位になった中山竹通氏(57)の現役時代に重ね合わせた。日本人 3位でロンドンの世界選手権の切符は絶望的だが、将来の可能性を感じさせる走り。世界選手権( 8月、ロンド)代表選考会を兼ねた男子は、一般参加の井上大仁選手が 2時間 8分22秒で日本勢トップの 8位に入った。日本陸連が定めた 2時間 7分 0秒の派遣設定記録には届かなかったものの、ここまでの選考会で最高のタイムを出し、代表入りが有力となった。前世界記録保持者のウィルソン・キプサング選手(34=ケニア)が、日本国内最高タイムの 2時間 3分58秒で初優勝した。東京の青空の下、一般参加の井上が軽快に駆け抜けた。日本勢トップの 8位。東京駅前のゴール地点で、両手を広げて喜んだ。昨年 3月のびわ湖毎日( 9位)以来 2度目のマラソン。37キロ過ぎで設楽悠太選手(25=ホンダ)を捉えて、38キロ過ぎで引き離した。 2時間 8分22秒の好タイムでゴールした。井上の好きな言葉は、『世界を超える』。村山謙太選手(旭化成)ら同世代の選手の陰で目立たない存在だった24歳が、世界の舞台に大きく前進した。

箱根駅伝で活躍し、マラソン初挑戦となった設楽悠太選手は 2時間 9分27秒の11位だった。序盤から攻めのレースを展開し、アフリカ勢を追った。だが、未知の42.195キロ。38キロ手前で、日本人 1位の井上大仁選手らに抜かれた。設楽は、未知のマラソンも守りに入ることはなかった。この姿勢に、日本陸連の瀬古強化戦略プロジェクトリーダーは高評価。期待を込めた。

東京マラソンは26日、東京都庁前から東京駅前にゴールする新コースで行われ、女子のサラ・チェプチルチル選手(ケニア)も国内最高の 2時間19分47秒で制した。日本勢は藤本彩夏選手(京セラ)の 2時間27分 8秒の 4位が最高だった。女子も、2003年に野口みずき選手がマークした 2時間21分18秒の国内最高記録が破られた。自己ベストを 4分26秒も更新する 2時間19分47秒で走ったチェプチルチル選手は喜んだ。30キロを過ぎてから 3人の先頭集団を飛び出し、狙い通りに栄冠を勝ち取った。

キメット選手(ケニア)の持つ 2時間 2分57秒の世界記録も狙えるハイペースのレースが東京マラソンで実現したことは、総合的によかった。先頭はペースメーカーが、 1キロ 2分54~55秒の速いペースで行ってくれたことで、日本の若手も積極的に攻めることができた。 2時間 8分台の井上君をはじめ、 9分台も日本選手から 3人出た。例年に比べれば上出来だ。テレビで見るのとは違う、 2時間 3分台という世界トップクラスのレースを間近で見て感じることができた。42.195キロという距離は変わらないのだから、前半から攻めて行って 8、 9分台が出たということは、日本勢の男子にも大きな刺激になっただろう。

記事をまとめてみました。

 

 ゴール地点の新たなシンボルとなった東京駅をバックにゴールするランナー。好天にも恵まれた=東京都千代田区東京駅前

 <東京マラソン>◇26日◇東京都庁前~東京駅前(42.195キロ)

 日本陸連の瀬古利彦長距離・マラソン強化戦略プロジェクトリーダーはレース後の会見で、 2時間 8分22秒で日本人最上位の 8位に入り、 8月の世界選手権(ロンドン)の代表を決定的にした井上大仁選手について「若さもある。 3年後のオリンピックにも近づいた」と語った。

 10キロ通過が29分13秒。高速コースになり、飛ばす外国勢に序盤から食らい付いての 2時間 8分台に「価値が高い」と評価した。

 さらに瀬古氏が絶賛したのが、初マラソンだった設楽悠太選手。25キロすぎまで日本記録を超えるペースで飛ばし、後半失速するも、 2時間 9分46秒にまとめた。1988年ソウル五輪、1992年バルセロナ五輪と 2大会連続 4位になった中山竹通氏(57)の現役時代に重ね合わせ「マラソン能力が高いと感じさせた」。日本人 3位でロンドンの世界選手権の切符は絶望的だが、将来の可能性を感じさせる走りで「(初マラソンで)いろんなことを学んだと思う。思い切り行くのが彼のやり方で、真骨頂。大記録が出る時はあのくらいでいって持ちこたえる」と話した。

 総合 8位でゴールした井上大仁選手(中央右)はタオルを掛けられる=東京都千代田区東京駅前

 東京マラソン(サンケイスポーツほか後援)世界選手権( 8月、ロンド)代表選考会を兼ねた男子は、一般参加の井上大仁選手が 2時間 8分22秒で日本勢トップの 8位に入った。日本陸連が定めた 2時間 7分 0秒の派遣設定記録には届かなかったものの、ここまでの選考会で最高のタイムを出し、代表入りが有力となった。前世界記録保持者のウィルソン・キプサング選手(ケニア)が、日本国内最高タイムの 2時間 3分58秒で初優勝した。

 東京の青空の下、一般参加の井上が軽快に駆け抜けた。日本勢トップの 8位。東京駅前のゴール地点で、両手を広げて喜んだ。

 「最後まで粘れた。日本勢トップは自信になる」

 24歳の井上大仁選手が 2時間 8分台の好タイムで日本勢トップ。世界選手権の代表入りに大きく前進した=東京都千代田区東京駅前

 昨年 3月のびわ湖毎日( 9位)以来 2度目のマラソン。37キロ過ぎで設楽悠太選手を捉えて、38キロ過ぎで引き離した。 2時間 8分22秒の好タイムでゴールした。

 日本陸連が定めた 2時間 7分 0秒の派遣設定記録に届かなかったが、日本陸連の瀬古利彦長距離・マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(60)は「前半10キロまでは積極的にいき、後半はよくまとめた。高い評価をしてもいい」と目を細めた。昨年12月の福岡国際で日本勢トップで 3位の川内優輝選手( 2時間 9分11秒)、今年 2月 5日の別府大分毎日で優勝した中本健太郎選手( 2時間 9分32秒)を上回り、世界選手権の代表入りが有力となった。ただ「(優勝した)キプサング選手は( 2時間) 3分台。(序盤で)離れるという判断しかできなかった弱さが課題」と世界との差を痛感した。

 丸の内仲通りを通過する井上大仁選手=東京都千代田区有楽町付近

 長崎・鎮西学院高校から山梨学院大學に進み、 4年連続で箱根駅伝を走った。 4年時は主将を務めた。「マラソンで戦いたい。強い選手がいるし、地元でもある」と卒業後は出身地の長崎に拠点を置くMHPSに進んだ。所属先の黒木純監督は「いいばねをしている。(他の日本選手とは)違うタイプ」と将来に期待する。

 「強くなって 3年後の東京五輪に出たい」

 井上の好きな言葉は、『世界を超える』。村山謙太選手(旭化成)ら同世代の選手の陰で目立たない存在だった24歳が、世界の舞台に大きく前進した。

 

 11位でゴールした設楽悠太選手はタオルをかけられる=東京都千代田区東京駅前

 箱根駅伝で活躍し、マラソン初挑戦となった設楽悠太選手(25=ホンダ)は 2時間 9分27秒の11位だった。

 序盤から攻めのレースを展開し、アフリカ勢を追った。だが、未知の42.195キロ。38キロ手前で「経験してないきつさで、体が動かなくなった」と、日本人 1位の井上大仁選手らに抜かれた。

 設楽は「攻めの走りで後半は粘りたかった」と、未知のマラソンも守りに入ることはなかった。この姿勢に、日本陸連の瀬古強化戦略プロジェクトリーダーは「昔の中山(竹通)さんのような走り。能力の高さを感じる」と高評価。続けて「(若手選手が)設楽くんのような走りをしていけば、将来( 2時間) 4分台を出せる選手が出てくる」と、期待を込めた。

 日本人 3位の11位でゴールした設楽悠太選手=東京都千代田区東京駅前

 初マラソンの設楽悠太選手が、国内最高記録ペースで飛ばした。30キロ過ぎから勢いをなくし、終盤には井上と山本に抜かれたが、 2時間 9分27秒の日本勢 3位、全体11位でまとめた。昨年のリオデジャネイロ五輪は 1万メートルに出場した25歳は「35キロ以上走ったことがなく、経験したことのないきつさがあったけど、最初から攻めの走りはできた」と手応えを口にした。

 

 世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」の東京マラソンは26日、東京都庁前から東京駅前にゴールする新コースで行われ、女子のサラ・チェプチルチル選手(ケニア)も国内最高の 2時間19分47秒で制した。日本勢は藤本彩夏選手(京セラ)の 2時間27分 8秒の 4位が最高だった。

 女子も、2003年に野口みずき選手がマークした 2時間21分18秒の国内最高記録が破られた。自己ベストを 4分26秒も更新する 2時間19分47秒で走ったチェプチルチル選手は「記録、走りともにとても満足。高地トレーニングが成功した」と喜んだ。

 昨年から本格的にマラソンに転向したという32歳。「ペースメーカーが離れてからタイムを伸ばすつもりでスピードを上げた」という。30キロを過ぎてから 3人の先頭集団を飛び出し、狙い通りに栄冠を勝ち取った。

◇藤本彩夏の話

 「タイムはそれなりに満足。高校の時に走ってはいたが、ほぼ初マラソンで、失うものはないという気持ちだった。世界で戦うのが目標。そこに向けて頑張っていく」

 

 【谷口浩美】世界記録狙えるハイペースのレース実現!

 井上君の好走の要因は、序盤に速いペースで入りながらも最後までしっかり我慢できたことだろう。山梨学院大學で主将をやるからには、全体図を見ていろいろな気配りも必要だったはず。それが社会人になって、自分にだけ目配りすればよくなった。レース中の自己判断が、結果となって表れた。

 キメット選手(ケニア)の持つ 2時間 2分57秒の世界記録も狙えるハイペースのレースが東京マラソンで実現したことは、総合的によかった。先頭はペースメーカーが、 1キロ 2分54~55秒の速いペースで行ってくれたことで、日本の若手も積極的に攻めることができた。

  2時間 8分台の井上君をはじめ、 9分台も日本選手から 3人出た。例年に比べれば上出来だ。テレビで見るのとは違う、 2時間 3分台という世界トップクラスのレースを間近で見て感じることができた。42.195キロという距離は変わらないのだから、前半から攻めて行って 8、 9分台が出たということは、日本勢の男子にも大きな刺激になっただろう。(1991年世界選手権男子マラソン金メダル。1992年バルセロナ、1996年アトランタ五輪代表)

 

2017大会公式ウェブサイトはこちら→ http://www.marathon.tokyo/

 

※虎ちゃんも応援に行って来ました!と言っても、今年はボランティア・リーダーとしてでは無く、東京都ウオーキング協会の役員スタッフとしての仕事でした。

 

 

 

 

 

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