●渋い打球が 2遊間に転がる。遊撃・倉本が追いつき、 1塁送球も…。 0- 0で迎えた 5回先頭。2017年、11打席目。 4番・福留孝介外野手(39)が、初めて「H」ランプを灯した。宜野座キャンプ中はブルペンで打席に立っただけでシート打撃など実際の投手と対戦する機会なし。今年初実戦となった12日の巨人戦(甲子園)を終えた後は「球が動いていた」とジョークを飛ばして、振り返っていた。経験豊富。もちろん、 1つのヒットで一喜一憂することはないが、着実に階段を上っている証拠だ。コンビを組む糸井嘉男外野手(35)とともに主砲のエンジンがかかってきた。
●粘って粘って、甘く入ってきたところを左中間にガツーン! 虎の子の 1点をたたき出したのは成長著しい北條だった。 6回。先頭・梅野が左翼線 2塁打を放ち、チャンスメークした直後。カウント 2- 2からの 7球目。新外国人右腕、ウィーランドのチェンジアップを豪快に振り抜いた。14日のオリックス戦(京セラD)から打順が下位となった。 1番は北條か上本か-。テストを重ねる金本知憲監督(48)は北條史也内野手(22)の打順について問われると「できれば(北條を)上位で使いたい」と話した。高みを目指す師弟コンビの息はピッタリだ。
●糸井嘉男外野手が18日、DeNAとのオープン戦(横浜)に「3番・中堅」で初めて守備に就いて先発出場し、 2回に難しい中直を好捕した。「怖かった」と話したが、首脳陣は「本能で捕った」と大絶賛。 6回に北條史也内野手(22)が左中間に決勝 2塁打を放ち、 1- 0で勝利した。猛然とチャージした。白球が上がった瞬間に、真っすぐ突き進んだ。反応というより、もはや本能。右膝関節炎から復帰して初めて守備に就いた糸井が、いきなりの試練を乗り越えた。左中間寄り前方の痛烈なライナーを、鮮やかに前進してランニングキャッチだ。低い飛球を、黄色と黒のグラブに見事収めた。オープン戦 3度目の出場で、初めて守備も解禁し「3番・中堅」で先発出場した。まずは安全に、無理はせず…と安打にしても誰もとがめないような打球だったが、ゴールデングラブ賞 7度の男の体は、自然と動いた。グッと膝に力を入れて反応し、打球に合わせて加速。足を運びながら捕って、またグッと止まる。一連の動きが実戦で問題なくこなせたのは、大きな収穫だ。キャンプから二人三脚で見守ってきた本屋敷俊介トレーナー(41)は胸をなで下ろす。あとは走攻守ともに、超人ボディーを研ぎ澄ましていくだけだ。打撃の方は初対面の新助っ人、ウィーランドに対し 2打数無安打だった。実戦初出場だった15日のオリックス戦(京セラD)の第 1打席以来、 5打席連続無安打となっている。この日、試合を退いてからもベンチ裏で猛然とスイングを繰り返した。次のステージへの壁も本能で突き破り、どんどん進む。虎の中心にさっそうと現れ、勝たせる。
●ほのかに漂う中華街の香り。横浜商大時代の思い出が詰まったスタジアムに、 2桁勝利投手に成長して“凱旋”だ。今季はさらなる飛躍を-。先発した岩貞祐太投手(25)が、それを確信させる快投を見せつけた。試合後は相変わらず謙虚なコメントだが、十分な内容だった。 1回、 2回と三者凡退。 4回に二死からロペスに左前打、シリアコ、倉本に連続四球を与え、満塁のピンチを招くが、戸柱を外角 134キロの直球で左飛に打ち取った。自己最速タイとなる 149キロを計測するなど、キレのある真っすぐを主体に 8三振を奪い、 6回を 4安打無失点。香田勲男投手コーチ(51)も納得の表情だ。2017年のシーズン開幕まであと 2週間を切った。来る開戦に備え、虎投は着々と準備を進めている。31日からの広島との開幕 3連戦(マツダ)では、メッセンジャーが今季の初陣を飾り、 2番手が岩貞、 3番手は19日に先発する能見の順で大筋固まった。昨季のセ・リーグ覇者に、猛虎 4本柱のうち 3人をぶつける。 4月の週末は広島 3連戦と巨人 3連戦が交互に続く日程になっており、CG斬りローテで迎え撃つという布陣だ。調整登板はあと 1試合。託される「4.1」へ。まだまだボールに磨きをかけていく。記事をまとめてみました。
(オープン戦、DeNA 0- 1阪神、18日、横浜)
渋い打球が 2遊間に転がる。遊撃・倉本が追いつき、 1塁送球も…。 0- 0で迎えた 5回先頭。2017年、11打席目。 4番・福留が、初めて「H」ランプを灯した。
「(結果は)どうでもいい。打席を重ねることで球の見え方だったり、そういう感覚は上がってきていると思う。今、やっていることを変える必要もない
5回、遊撃への内野安打でオープン戦初ヒットを放った福留孝介外野手=横浜スタジアム
宜野座キャンプ中はブルペンで打席に立っただけでシート打撃など実際の投手と対戦する機会なし。今年初実戦となった12日の巨人戦(甲子園)を終えた後は「球が動いていた」とジョークを飛ばして、振り返っていた。経験豊富。もちろん、 1つのヒットで一喜一憂することはないが、着実に階段を上っている証拠だ。
「糸井がああやって(中堅に)入って、シーズンに入れば同じタイミングで出ることもある。守備はいつでも出る準備はあるし、それも含めて状態を上げていきたい」
コンビを組む糸井とともに主砲のエンジンがかかってきた。
6回、変化球をとらえて、左中間を破る適時 2塁打を放った北條史也内野手=横浜スタジアム
粘って粘って、甘く入ってきたところを左中間にガツーン! 虎の子の 1点をたたき出したのは成長著しい北條だった。
「逆方向を狙っていました。ああいう形で粘りながら打てたのはよかったです。逆方向を意識していたので、体が開かずに打てました」
6回。先頭・梅野が左翼線 2塁打を放ち、チャンスメークした直後。カウント 2- 2からの 7球目。新外国人右腕、ウィーランドのチェンジアップを豪快に振り抜いた。
14日のオリックス戦(京セラD)から打順が下位となった。 1番は北條か上本か-。テストを重ねる金本監督は北條の打順について問われると「できれば(北條を)上位で使いたい」と話した。
6回、適時 2塁打を放った北條史也内野手=横浜スタジアム
上本がさらに状態を上げると、北條はどうなるのか?
「 6、 7番はちょっと力不足なような気もするけどね。胸板が薄っぺらいから(笑)。気にしとるからね、アイツ。聞いてみ。腕もまだ細いし」。突然、イジり始めた。
こうなると聞かなきゃ、いけない。それを伝え聞いた北條はニヤッとしながら「ちょっとだけ薄くなりました」と“反論”? 薄いと言われた胸を張りながら「打撃はいいときも悪いときもある。いいときの状態を維持できるように練習していきます」と話した。維持して、イジられて…。高みを目指す師弟コンビの息はピッタリだ。
2回、ホセ・ロペス内野手の中直を前進して好捕した糸井嘉男外野手。今季実戦初守備とは思えないプレーだ=横浜スタジアム
ホントに怖いの!? 糸井嘉男外野手が18日、DeNAとのオープン戦(横浜)に「3番・中堅」で初めて守備に就いて先発出場し、 2回に難しい中直を好捕した。「怖かった」と話したが、首脳陣は「本能で捕った」と大絶賛。 6回に北條史也内野手が左中間に決勝 2塁打を放ち、 1- 0で勝利した。
猛然とチャージした。白球が上がった瞬間に、真っすぐ突き進んだ。反応というより、もはや本能。右膝関節炎から復帰して初めて守備に就いた糸井が、いきなりの試練を乗り越えた。左中間寄り前方の痛烈なライナーを、鮮やかに前進してランニングキャッチだ。
「怖かった」
2回、ホセ・ロペス内野手の中直を前進して好捕した糸井嘉男外野手。今季実戦初守備とは思えないプレーだ=横浜スタジアム
大股の足取りからは恐怖心などみじんも感じさせなかった。 0- 0の 2回先頭。DeNAの 4番、ロペスの打球に一直線にぶつかっていき胸元でガッチリとキャッチ。低い飛球を、黄色と黒のグラブに見事収めた。オープン戦 3度目の出場で、初めて守備も解禁し「3番・中堅」で先発出場した。まずは安全に、無理はせず…と安打にしても誰もとがめないような打球だったが、ゴールデングラブ賞 7度の男の体は、自然と動いた。
中村外野守備走塁コーチも、あっぱれだ。「一番いい打球がいってくれた。低い打球は(故障していた膝を)かばいやすいけど、本能で捕りにいってくれた」と賛辞を贈る。グッと膝に力を入れて反応し、打球に合わせて加速。足を運びながら捕って、またグッと止まる。一連の動きが実戦で問題なくこなせたのは、大きな収穫だ。
2回、ホセ・ロペス内野手の中直を前進して好捕した糸井嘉男外野手。今季実戦初守備とは思えないプレーだ=横浜スタジアム
キャンプから二人三脚で見守ってきた本屋敷トレーナーは「膝に一番怖い打球だった。あれで問題なかったので、ちょっとずつ守る回も打席も増やしていけそう。ちょっとずつ運動量を上げていきたい」と胸をなで下ろす。守備機会はその一度だったが、左翼の高山、右翼の中谷とは何度も合図を送り合い、連係を深めた。金本監督も「まぁ、ボチボチ。いいんじゃない? 1回飛んできたら」とうなずく。
あとは走攻守ともに、超人ボディーを研ぎ澄ましていくだけだ。打撃の方は初対面の新助っ人、ウィーランドに対し 2打数無安打だった。実戦初出場だった15日のオリックス戦(京セラD)の第 1打席以来、 5打席連続無安打となっている。この日、試合を退いてからもベンチ裏で猛然とスイングを繰り返した。
「守備に就いて、打球も処理できたのでよかった。違和感はない? はい」
次のステージへの壁も本能で突き破り、どんどん進む。虎の中心にさっそうと現れ、勝たせる。
2回、ホセ・ロペス内野手の中直を前進して好捕した糸井嘉男外野手。今季実戦初守備とは思えないプレーだ=横浜スタジアム
★糸井、ここまでの動き
◆ 2月17日:宜野座キャンプで初の屋外フリー打撃(34スイングで安打性16)。サク越えは 2連発を含む 6本。
◆ 21日:外野をランニング中、福留のフリー打撃の打球が右肘付近を直撃。「右腕の打撲」で大事には至らず。
◆ 28日:キャンプ打ち上げ。「(状態は)80パー(%)くらいまでは戻ってきている」。
◆ 3月 2日:初めて甲子園で練習。フリー打撃は42スイングで安打性10、サク越え 3本。
◆ 10日:甲子園の全体練習で、初めて外野でノックを受けると、スライディングも初披露。「いつでも(実戦に)入れる状態に来ている」。
◆ 12日:巨人戦(甲子園)の試合前シートノックに初めて参加。甲子園の観衆を前に、軽快な足取りと 3塁へのレーザービームも披露。大きな歓声を浴びた。
◆ 15日:オリックス戦(京セラD)に「3番・DH」で初出場。 1回、松葉から中前打を放った。
ほのかに漂う中華街の香り。横浜商大時代の思い出が詰まったスタジアムに、 2桁勝利投手に成長して“凱旋”だ。今季はさらなる飛躍を-。先発した岩貞が、それを確信させる快投を見せつけた。
「走者をためる場面が多かったんでヒヤヒヤしたんですが、その後、配球とかをイメージしてよかったと思います。(横浜は)投げやすいですね。一番投げているので」
試合後は相変わらず謙虚なコメントだが、十分な内容だった。 1回、 2回と三者凡退。 4回に二死からロペスに左前打、シリアコ、倉本に連続四球を与え、満塁のピンチを招くが、戸柱を外角 134キロの直球で左飛に打ち取った。
6回ゼロ封の岩貞祐太投手。このまま 4月 1日の開幕第2戦に先発する=横浜スタジアム
自己最速タイとなる 149キロを計測するなど、キレのある真っすぐを主体に 8三振を奪い、 6回を 4安打無失点。香田投手コーチも「 1つギアが上がった。 4回はボールが高かったけど、 5回には修正してくれた。修正能力も確認できた」と納得の表情だ。
2017年のシーズン開幕まであと 2週間を切った。来る開戦に備え、虎投は着々と準備を進めている。31日からの広島との開幕 3連戦(マツダ)では、メッセンジャーが今季の初陣を飾り、 2番手が岩貞、 3番手は19日に先発する能見の順で大筋固まった。昨季のセ・リーグ覇者に、猛虎 4本柱のうち 3人をぶつける。昨年までは左投手を表裏ローテに分けて登板させることが多かったが、岩貞、能見の 2枚を投入する。 4月の週末は広島 3連戦と巨人 3連戦が交互に続く日程になっており、CG斬りローテで迎え撃つという布陣だ。
6回、DeNA・田中浩康内野手に安打を打たれ悔しがる岩貞祐太投手=横浜スタジアム
ゼロ封の岩貞だが「もう少しスピードも出ると思うし、空振りもとれると思います。もう 1歩、 2歩、頑張りたいです」と上を向いた。調整登板はあと 1試合。託される「4.1」へ。まだまだボールに磨きをかけていく。
★次カードは藤浪→秋山→青柳か
4月 4日からのヤクルト 3連戦(京セラD)では藤浪、秋山、青柳の先発が想定されている。侍ジャパンに招集されている藤浪は 2次リーグでも登板機会がなく、金本監督も「心配」と実戦勘に不安を残している。先発 5、 6番手というところでは宜野座からアピールを続けている岩田、横山の左腕コンビも候補に挙がっている。
今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 日程と結果(03月)
2017年 公式戦 日程と結果(04月)
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