●糸井嘉男外野手(35)が19日、ヤクルトとのオープン戦(神宮)に「3番・中堅」で出場し、 1回に虎移籍後 1号となる先制の 3ランを放った。ライナーで右翼席に突き刺す強烈な一発に、甲子園での浜風克服を願っていた金本知憲監督(48)もニンマリ。もう故障明けからは“卒業”や!まさに弾丸。スタンドを貫き、神宮の杜まで飛び出さんばかりの移籍 1号だ。詰めかけた 2万 914人の半数以上を占めた虎党と、右翼の燕党の心に糸井がグサッ! と突き刺した。試合開始から10分たらず。初対戦のヤクルト先発、オーレンドルフが 2四球で 1回無死 1、 2塁とすると「3番・中堅」に入っていた超人がトドメを刺した。弾丸ライナーでポール寄りの右翼席中段に着弾。実戦 4試合 7打席目で飛び出した虎 1号が、先制 3ランになった。大股で軽やかにダイヤモンドを 1周。オープン戦で本塁打を放つのは、北海道日本ハム時代の2012年以来だった。復帰へ寄り添ってきた本屋敷俊介トレーナー(41)も「 100%の強度でできている。“卒業”ですね」と太鼓判だ。神宮は糸井にとって勢いを得られる地だ。昨年 6月 3日、ヤクルト戦へと向かう新幹線の車中。ふとニュースをチェックした際に、自身が盗塁王を獲得すれば史上最年長になると知った。その 3連戦で13打数 6安打、 4打点、 2盗塁。今年もグッとペースを上げる。 2戦連続で中堅守備もこなし、セの本拠地球場も 1カ所ずつ確認を済ませている。右翼へ引いた一筋の直線は、虎の希望そのものだ。
●打球は左中間を真っ二つ。一度だけでなく、二度も 2塁に到達してみせた。中谷将大内野手(24)が 2本の 2塁打で存在感を発揮。未完の大砲が、必死のパッチで結果を出した。 3- 0の 1回一死では先発オーレンドルフの直球を左中間深くへ。七回は燕のD 2位・星知弥投手(22=明治大學)の 142キロ直球を、再び左中間へ。まるでリプレーを見ているかのようだった。オープン戦は12試合で打率 0.319。打点13は12球団のトップタイで、長打率も 0.553とトップ。中谷自身、「自分の形で振れている」と手応えもバッチリだ。 1塁は原口、再挑戦中の 3塁は鳥谷やD 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)らと争っているが、金本監督は「使いたくなるよね。あれだけ打つと」とニヤリ。和田豊前監督(54=現SA)に素質を買われ、期待され続けてはや 4年。今年こそ花開く。
●先発した能見篤史投手(37)は 5回を 7安打 2失点。毎回走者を背負いながらも粘りの投球を見せた。登板濃厚な 4月 2日の広島戦(マツダ)に向けて「シーズンを想定しながら投げている。走者が出たら粘り強くとか」と語った。
●阪神は 9回、上本博紀内野手(30)の失策もからんでヤクルトに追いつかれ、引き分け。ただ、マルコス・マテオ投手(32)が怒りの激投で逆転サヨナラ負けは防いだ。中谷将大外野手(24)は定位置奪取に向けて 2塁打を放ち、気を吐いた。衝撃の“鬼マテオ”が出現したのは 1点リードの 9回。先頭の榎本に安打を浴びても余裕があった。が、上本の連続失策で無死満塁になると、怒りモードに突入。そりゃそうだろう。味方に足を引っ張られてしまったのだから。続く代打・上田への押し出し死球はかすった程度。微妙な判定に怒りMAXだ。こうなると抑えられない。そこからの集中力は恐るべし。沸騰するエネルギーを打者にぶつけた。これでもか! 食らえ! 自慢のスライダーを連投して荒木を空振り、谷内を見逃しの連続三振。最後は中村を 3ゴロ。無死満塁サヨナラのピンチを怒りのマグマでねじ伏せた。試合後。すでに鬼の形相は消え、優しい“笑マテオ”がそこにいた。冷静に振り返れる、陽気でいい人になっていた。突然の守乱。逃げ切り失敗。本来ならマテオ以上に怒りモードになってもおかしくない金本監督は、意外にも大喜びだ。大絶賛のオンパレード。闘志をむき出して投げる助っ投の姿に、今のタイガースに欠けている何かを感じた。みんな、見習え。マテオになれ! そうすれば、チームは変わる。変われる。性格的に絶対無理な選手もいるのは百も承知。それでも指揮官は心から願った。タテジマ戦士が鬼になることを。
●金本監督がヤクルトとのオープン戦が行われた神宮で、藤浪を気遣った。藤浪は10日の中国戦で 2回、この日は 4回とWBC大会期間中で計 6回しか投げていないため、本人の意向次第で登板機会を設ける考えだ。記事をまとめてみました。
(オープン戦、ヤクルト 3- 3阪神= 9回規定により引き分け、19日、神宮)
ドえらいのが出たぁ~! 糸井嘉男外野手が19日、ヤクルトとのオープン戦(神宮)に「3番・中堅」で出場し、 1回に虎移籍後 1号となる先制の 3ランを放った。ライナーで右翼席に突き刺す強烈な一発に、甲子園での浜風克服を願っていた金本知憲監督もニンマリ。もう故障明けからは“卒業”や!
1回、 3点本塁打を放った糸井嘉男外野手=明治神宮球場
まさに弾丸。スタンドを貫き、神宮の杜まで飛び出さんばかりの移籍 1号だ。詰めかけた 2万 914人の半数以上を占めた虎党と、右翼の燕党の心に糸井がグサッ! と突き刺した。
「しっかり打てました。よかったです。カウントも追い込まれていたので。しっかり追い込まれてから対応できたので、よかったと思う」
糸井嘉男外野手が鋭く振り抜くと、打球は右翼席へと一直線。ライナーで突き刺した=明治神宮球場
試合開始から10分たらず。初対戦のヤクルト先発、オーレンドルフが 2四球で 1回無死 1、 2塁とすると「3番・中堅」に入っていた超人がトドメを刺した。カウント 2- 2からの 5球目。高めに浮いた 132キロチェンジアップをたたいた。弾丸ライナーでポール寄りの右翼席中段に着弾。実戦 4試合 7打席目で飛び出した虎 1号が、先制 3ランになった。
本塁打を放った糸井嘉男外野手=明治神宮球場
大股で軽やかにダイヤモンドを 1周。オープン戦で本塁打を放つのは、北海道日本ハム時代の2012年以来だった。ちなみに同年、北海道日本ハムはリーグ優勝。これって吉兆!? 名刺代わりに、これ以上ない一発になった。
本塁打を放った糸井嘉男外野手=明治神宮球場
満面の笑みを浮かべ、両手タッチで出迎えた金本監督も「本人が一番、安心してるでしょ。(状態は)まだまだでしょ。スイングのキレとか速さとかはもう少しだと思うよ。俺は」とうなずく。「ウチは長打が出なかったからね。大量得点をなかなかできなかった」と打線の破壊力アップを期待した。右膝関節炎で2月のキャンプこそ別メニュー調整だったが「初めての恋人」と口説き落とした男は、開幕という“待ち合わせ”に間に合わせてくれた。復帰へ寄り添ってきた本屋敷トレーナーも「 100%の強度でできている。“卒業”ですね」と太鼓判だ。
1回、先制の本塁打を放った糸井嘉男外野手=明治神宮球場
あの弾丸なら浜風もブチ破れる。糸井が虎入り後初めて甲子園でフリー打撃を行った 3月 2日。指揮官は自身の経験を踏まえ「芯で(とらえて)いい角度でいけば、入るときは入る。ライナー性でブチ込まんと無理」と語っていた。この日の軌道のように強く低く運べば、本拠地の難敵も撃ち抜ける。将は「行きそうやね」と目を細めた。
糸井嘉男外野手(左)は金本知憲監督(右)に出迎えられる。浜風、超えましたかね!?=明治神宮球場
神宮は糸井にとって勢いを得られる地だ。昨年 6月 3日、ヤクルト戦へと向かう新幹線の車中。ふとニュースをチェックした際に、自身が盗塁王を獲得すれば史上最年長になると知った。その 3連戦で13打数 6安打、 4打点、 2盗塁。「あれで火ついたんや。怒とうの追い上げや!」と有言実行でタイトルを獲った。今年もグッとペースを上げる。 2戦連続で中堅守備もこなし、セの本拠地球場も 1カ所ずつ確認を済ませている。
サングラスにマスクを装着してグラウンド入りした糸井嘉男外野手=明治神宮球場
虎党からの熱い期待の声を浴びながら、 3塁側ファウルグラウンドを引き揚げた。「打席も増やす? 徐々に徐々に。そうなれば」。右翼へ引いた一筋の直線は、虎の希望そのものだ。
中谷将大内野手は強烈な 2塁打を 2本放った。この打撃はどこかで使いたいゾ!=明治神宮球場
打球は左中間を真っ二つ。一度だけでなく、二度も 2塁に到達してみせた。中谷が 2本の 2塁打で存在感を発揮。未完の大砲が、必死のパッチで結果を出した。
「よかったです。状態の悪い期間を短くしようとしているので。きのう悪かった( 4打数無安打)ので、きょうはよかった」
3- 0の 1回一死では先発オーレンドルフの直球を左中間深くへ。 7回は燕のD 2位・星知弥投手の 142キロ直球を、再び左中間へ。まるでリプレーを見ているかのようだった。
オープン戦は12試合で打率 0.319。打点13は12球団のトップタイで、長打率も 0.553とトップ。中谷自身、「自分の形で振れている」と手応えもバッチリだ。
1塁は原口、再挑戦中の 3塁は鳥谷やD 5位・糸原健斗内野手らと争っているが、金本監督は「使いたくなるよね。あれだけ打つと」とニヤリ。本職の外野でも、ベテラン陣の休養日の代役の「最有力候補になるでしょう。高山が調子を落としたときとか」と語った。
和田前監督(現SA)に素質を買われ、期待され続けてはや 4年。今年こそ花開く。
ヤクルト戦に先発し、 5回 2失点の能見篤史投手=明治神宮球場
先発した能見は 5回を 7安打 2失点。毎回走者を背負いながらも粘りの投球を見せた。「シーズンでもこういうことはあるからね」。捕手の梅野とは約 2年ぶりにバッテリーを組んだが「久しぶりというか、年、越しているよ。いろいろコミュニケーション取りながらね」と今後も呼吸を合わせていく。登板濃厚な 4月 2日の広島戦(マツダ)に向けて「シーズンを想定しながら投げている。走者が出たら粘り強くとか」と語った。
マルコス・マテオ投手は押し出し死球で同点としたが、逆転サヨナラは許さなかった=明治神宮球場
おお、コワッ! 阪神は 9回、上本博紀内野手の失策もからんでヤクルトに追いつかれ、引き分け。ただ、マルコス・マテオ投手が怒りの激投で逆転サヨナラ負けは防いだ。中谷将大外野手は定位置奪取に向けて 2塁打を放ち、気を吐いた。
怒! 怒! 怒! 怖い顔のマテオが、 1球投げるごとにさらに怖い顔になる。テレビを見ていた方は、画面いっぱいの鬼の形相にチビリそうになったのでは?
衝撃の“鬼マテオ”が出現したのは 1点リードの 9回。先頭の榎本に安打を浴びても余裕があった。が、上本の連続失策で無死満塁になると、怒りモードに突入。そりゃそうだろう。味方に足を引っ張られてしまったのだから。続く代打・上田への押し出し死球はかすった程度。微妙な判定に怒りMAXだ。こうなると抑えられない。
「○※▽□!」
怒りの激投で逆転サヨナラ負けを防いだマルコス・マテオ投手=明治神宮球場
叫ぶ。何を言ってるかは分からないが。ただ、そこからの集中力は恐るべし。沸騰するエネルギーを打者にぶつけた。これでもか! 食らえ! 自慢のスライダーを連投して荒木を空振り、谷内を見逃しの連続三振。最後は中村を 3ゴロ。無死満塁サヨナラのピンチを怒りのマグマでねじ伏せた。今季は 9回のドリスにつなぐ重要な役割を担うが、こちらが守護神でもいいくらいの勢い。球界の名場面風に表現すれば「マテオの25球」か。
「あの場面は三振が一番いい結果だと思っていて、それができた。勢いに乗ることができた」
試合後。すでに鬼の形相は消え、優しい“笑マテオ”がそこにいた。冷静に振り返れる、陽気でいい人になっていた。
突然の守乱。逃げ切り失敗。本来ならマテオ以上に怒りモードになってもおかしくない金本監督は、意外にも大喜びだ。
試合後、マルコス・マテオ投手(右)は金本知憲監督(左)にガッツをたたえられた=明治神宮球場
「きょうは、一番はマテオやな。あの怒りの投球ね。ああいう姿勢は、俺は好きだな。大好きやね。ケンカ腰で投げて。俺はいいと思うよ。 1イニングをバーッと投げて。ああいう闘争心ね」 大絶賛のオンパレード。闘志をむき出して投げる助っ投の姿に、今のタイガースに欠けている何かを感じた。 「いい意味でブチ切れてくれた。あのガッツをチームに浸透させたいよ」 みんな、見習え。マテオになれ! そうすれば、チームは変わる。変われる。性格的に絶対無理な選手もいるのは百も承知。それでも指揮官は心から願った。タテジマ戦士が鬼になることを。
★怒りのマウンドといえば…
2007年10月 1日の横浜戦(横浜、○ 4- 3)。 5回一死 1塁で 2ゴロを捕球した関本は 2塁カバーに入った遊撃・秀太へ送球したが、秀太の足が離れてセーフ。続く仁志の打球を秀太がはじき、一死満塁。先発・下柳はマウンドでグラブを地面にたたきつけて激怒した。続く相川の打球はまたも秀太へ。慎重に捕球したため併殺がとれず 1失点。下柳は再びグラブをたたきつけて怒った。
金本監督がヤクルトとのオープン戦が行われた神宮で、藤浪を気遣った。「打たれたみたいやね。帰国してから本人とも話をするが、実戦で投げたいというのであれば、ウエスタンでの登板も考えている」。藤浪は10日の中国戦で 2回、この日は 4回とWBC大会期間中で計 6回しか投げていないため、本人の意向次第で登板機会を設ける考えだ。
今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 日程と結果(03月)
2017年 公式戦 日程と結果(04月)
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