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金本監督、腹据えて3・31開幕へ…糸井、初マルチ!走攻守ハッスル総仕上げで完全無欠開幕や!

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調整試合は終わった。あとは31日の広島との開幕戦(マツダ)へ向けて、万全の備えをするだけだ。勝負の就任 2年目。オリックス戦を終えた金本知憲監督(48)は「腹を据えてやっていくしかない」と語気を強め、選手に自覚を求めた。まだ、手応えアリと胸を張って言えるまでは達していない。それでも確かな上がり目は感じた。オープン戦18試合を10勝 6敗 2分け。セ・リーグトップで終え、いざシーズンへ。試合後のミーティングを終えて出て来た金本監督から、並々ならぬ覚悟がにじみ出た。高山、上本、糸井-。 2試合連続で同じオーダーを組んだ。今季も昨季同様、日替わり打線にはなるが、この並びは、広島のジョンソンと激突する31日の開幕戦を、強く意識したものだ。 4回には糸井&福留の連打から原口の犠飛で点をもぎとった。前日25日に「心配」と口にしたクリーンアップが、最後に機能。当初、 1、 2番で考えていた北條史也内野手(22)の状態が上がっていないことは気になるが、ドラフト 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)が割って入るなど、確かな競争が出てきた。中谷が14打点と成長を見せ、新井も 2発と奮起するなど、レギュラー陣を突き上げる。投手陣はメッセンジャー、藤浪、能見、岩貞、青柳、秋山のローテ 6枚が決まり、 2軍で岩田、横山、D 2位・小野泰己投手(22=富士大學)らが刃を研ぐ。救援陣もドリス、マテオ、藤川、高橋といった実績組に、岩崎、松田らも揃い「正直、投手に関してはちょっと(手応えが)ある」と目を細めた。勝負の 1年が、いよいよ始まる。やるだけ、やった。あとは腹を据えて、開幕へ向かう。

プロ野球のオープン戦は26日、各地で 6試合が行われ、全日程を終了。糸井嘉男外野手(35)はオリックス戦でタイムリーを含む初のマルチ安打をマーク。好守も披露するなど走攻守で順調な動きを見せた。さあ、31日の広島との開幕戦(マツダ)へ。Vの使者としてタテジマ 1年目が、いよいよ幕を開ける。鈍い音とともに白球がフラフラと右翼方向へ飛んだ。背走する 2塁手・西野のグラブをはじき、人工芝で弾む。スコアボードに「H」ランプが灯った。 2走・高山が本塁に生還。糸井が出場 9試合目での初のマルチ安打をタイムリーで決め、きっちりとオープン戦を締めくくった。19日のヤクルト戦(神宮)での 1号 3ラン以来の打点にも、試合後は淡々と話した。超人からすれば、まだまだ満足のいく打撃ではないのだろう。 1- 4の 6回二死 2塁。昨年までの同僚、西の内角 127キロのスライダーを、詰まりながらもパワーで運んだ。 4回は一死から10打席ぶりの安打となる右前打。 4番・福留の右前打で一気に 2塁を蹴り、 3塁へ右足から滑り込んだ。続く原口の左犠飛で迷わずGO。ホームへ足から突入し、反撃の 1点を刻んだ。中堅の守備でも、 1回無死 1塁で西野の浅い中飛に猛チャージ。スライディングキャッチでスタンドを沸かせた。この日の試合では黒と赤のツートンカラーのバットのグリップに白いテーピングを巻いた。バットを握る感触の微調整。神宮での一発以降、結果が出ていなかった中で日々、新たなスタイルを模索し、さらなる進化を目指している。手応えはある。あとはセ界で思う存分、暴れ回るだけだ。

点をとるためには、どうすればいいか-。頭を整理し、バットを振り抜いた。 0- 3の 4回一死 1、 3塁。原口文仁内野手(25)が西のスライダーをとらえ、左翼へ犠飛を放った。 5番打者として強い自覚をにじませた。糸井、福留の 3、 4番の連打で作った好機。無得点で終わることだけは出来なかった。シーズンも 5番で開幕することが決定的。実績十分の 2人の後ろに座る責任の大きさは、十分わかっている。春季キャンプ後に、捕手から 1塁へ本格的に転向した。最大の持ち味である打力を生かすためだ。そのオープン戦は18試合出場で打率 0.213、 1本塁打、 9打点で終了。打率こそ低いが、得点圏では 0.333と勝負強さを見せた。気合を込めた。「5番・1塁」-。新たな持ち場でも、チームのために身を粉にする覚悟は変わらない。

6番・北條は 2打数無安打。 7回に遊撃のライバル、D 5位・糸原を代打に送られた。オープン戦は18試合で打率 0.283、 2本塁打、 7打点で反省。と奮起を誓った。

選手会長の狩野が 1軍に初昇格し、 1- 4の 6回に代打で登場。捕邪飛に終わったが、シーズンでは右の代打の切り札として期待される34歳は、勝負強い打撃で、チームの勝利に貢献していく。記事をまとめてみました。

 

 

 (オープン戦、オリックス 4- 2阪神、26日、京セラドーム大阪)

 調整試合は終わった。あとは31日の広島との開幕戦(マツダ)へ向けて、万全の備えをするだけだ。勝負の就任 2年目。オリックス戦を終えた金本知憲監督は「腹を据えてやっていくしかない」と語気を強め、選手に自覚を求めた。

 まだ、手応えアリと胸を張って言えるまでは達していない。それでも確かな上がり目は感じた。オープン戦18試合を10勝 6敗 2分け。セ・リーグトップで終え、いざシーズンへ。試合後のミーティングを終えて出て来た金本監督から、並々ならぬ覚悟がにじみ出た。

 「あとは腹を据えて、やっていくしかないんだから。気持ちの問題と、最後の…。自分のいい形を思い出して、それぞれが自覚をもって、開幕にきっちり、いい状態で入れるようにね」

 高山、上本、糸井-。 2試合連続で同じオーダーを組んだ。今季も昨季同様、日替わり打線にはなるが、この並びは、広島のジョンソンと激突する31日の開幕戦を、強く意識したものだ。

 オープン戦を終えた金本知憲監督。勝負の2年目が始まる-=京セラドーム大阪

  4回には糸井&福留の連打から原口の犠飛で点をもぎとった。前日25日に「心配」と口にしたクリーンアップが、最後に機能。当初、 1、 2番で考えていた北條の状態が上がっていないことは気になるが、ドラフト 5位・糸原健斗内野手が割って入るなど、確かな競争が出てきた。

 「内野も糸原が 1枚加わったことも大きい。全体的なレベルアップというのはできている」

 中谷が14打点と成長を見せ、新井も 2発と奮起するなど、レギュラー陣を突き上げる。投手陣はメッセンジャー、藤浪、能見、岩貞、青柳、秋山のローテ 6枚が決まり、 2軍で岩田、横山、D 2位・小野泰己投手らが刃を研ぐ。救援陣もドリス、マテオ、藤川、高橋といった実績組に、岩崎、松田らも揃い「正直、投手に関してはちょっと(手応えが)ある」と目を細めた。

 「安心感は昨年の方があった。レギュラーが4人(福留、ゴメス、鳥谷、西岡)いたから」

 危機感から始まった就任 2年目。それでも「昨年の中盤以降よりはみんな経験を積んで、そのときよりは力がついているのではないか、と思います」と力を込めた。勝負の 1年が、いよいよ始まる。やるだけ、やった。あとは腹を据えて、開幕へ向かう。

 

 超人の仕上げに抜かりなし! プロ野球のオープン戦は26日、各地で 6試合が行われ、全日程を終了。糸井嘉男外野手(35)はオリックス戦でタイムリーを含む初のマルチ安打をマーク。好守も披露するなど走攻守で順調な動きを見せた。さあ、31日の広島との開幕戦(マツダ)へ。Vの使者としてタテジマ 1年目が、いよいよ幕を開ける。

 鈍い音とともに白球がフラフラと右翼方向へ飛んだ。背走する 2塁手・西野のグラブをはじき、人工芝で弾む。スコアボードに「H」ランプが灯った。 2走・高山が本塁に生還。糸井が出場 9試合目での初のマルチ安打をタイムリーで決め、きっちりとオープン戦を締めくくった。

 「よかったです。はい、がんばります」

  4回、10打席ぶりの右前打を放った糸井嘉男外野手。最終調整の舞台で走攻守に躍動した=京セラドーム大阪

 19日のヤクルト戦(神宮)での 1号 3ラン以来の打点にも、試合後は淡々と話した。超人からすれば、まだまだ満足のいく打撃ではないのだろう。 1- 4の 6回二死 2塁。昨年までの同僚、西の内角 127キロのスライダーを、詰まりながらもパワーで運んだ。

 広報コメントで「ボール気味の球に手を出してしまいましたが、落ちてくれてラッキーです」と出したように、 1塁上でも険しい表情。それでも打って、走って、守ってと躍動する姿は、なによりも頼もしかった。

  4回は一死から10打席ぶりの安打となる右前打。 4番・福留の右前打で一気に 2塁を蹴り、 3塁へ右足から滑り込んだ。続く原口の左犠飛で迷わずGO。ホームへ足から突入し、反撃の 1点を刻んだ。中堅の守備でも、 1回無死 1塁で西野の浅い中飛に猛チャージ。スライディングキャッチでスタンドを沸かせた。

  1回、オリックス・西野真弘内野手の打球を好捕した糸井嘉男外野手=京セラドーム大阪

  1試合で 3度のスライディングを披露し、右膝関節炎からの順調な回復ぶりをアピール。走攻守での全力プレーを「収穫か?」と問われ、「ですね」とうなずいた。

 22日のソフトバンク戦(ヤフオクD)後に、弟分の柳田と寿司をつまんだ。 1月のグアム自主トレ以来の再会で互いの近況を報告し、刺激に変えた。 4タコに終わった前日25日には「 1日 1日が修正」と話したが、その言葉通り、この日の試合では黒と赤のツートンカラーのバットのグリップに白いテーピングを巻いた。バットを握る感触の微調整。神宮での一発以降、結果が出ていなかった中で日々、新たなスタイルを模索し、さらなる進化を目指している。

 「(開幕に向けて)不安はある。 100%じゃないんで。5割ぐらい…ウッソー!!」

 “絶口調”で取材も締めた。手応えはある。あとはセ界で思う存分、暴れ回るだけだ。

  4回、原口文仁内野手の犠牲フライで 3走糸井嘉男外野手が生還=京セラドーム大阪

☆糸井の移籍後「初」あらかると

★初屋外フリー:宜野座キャンプ中の 2月17日。34スイングで安打性16、サク越え 6本。

★初守備:同25日に中堅で打球捕。飛球16球、ゴロ 8球を処理。

★初シートノック: 3月12日の巨人戦(甲子園)の試合前。 3塁へのレーザービームも披露し、歓 声を浴びた。

★初出場: 3月15日のオリックス戦(京セラD)。「3番・DH」で、 1回に中前打を放つなど 2打 数 1安打。

★初実戦守備:同18日のDeNA戦(横浜)。「3番・中堅」で 2回に、鋭いライナーをランニング キャッチ。

★初本塁打:同19日のヤクルト戦(神宮)。 1回にオーレンドルフから右翼へ先制 3ラン。

★初フル出場:同25日のオリックス戦(京セラD)。「3番・中堅」で 4打数無安打も、金本監督に 志願して最後まで出場。

 

 点をとるためには、どうすればいいか-。頭を整理し、バットを振り抜いた。 0- 3の 4回一死 1、 3塁。原口が西のスライダーをとらえ、左翼へ犠飛を放った。

 「あそこはとにかく、 1点でも詰める。まあ少し浅かったですが、最低限かなと思います」

  5番打者として強い自覚をにじませた。糸井、福留の 3、 4番の連打で作った好機。無得点で終わることだけは出来なかった。シーズンも 5番で開幕することが決定的。実績十分の 2人の後ろに座る責任の大きさは、十分わかっている。

  4回に犠飛を放った原口文仁内野手。クリーンアップとして打点を意識していく=京セラドーム大阪

 春季キャンプ後に、捕手から 1塁へ本格的に転向した。最大の持ち味である打力を生かすためだ。そのオープン戦は18試合出場で打率 0.213、 1本塁打、 9打点で終了。打率こそ低いが、得点圏では 0.333と勝負強さを見せた。

 一方で、 1塁の守備には、まだ課題を残した。2回、投前への犠打を処理した能見の送球を捕球ミスし、 2失点につながった。「能見さんに迷惑をかけてしまった。ああいうプレーはきちっとしないと。しっかり練習していきたいと思います」。頭を下げたが、悔しい思いは必ず、シーズンに向けた糧になる。開幕までの時間をフル活用し、守りの向上にも努める構えだ。

 開幕特集号の雑誌「好きやねんタイガース」を持ちPRする原口文仁内野手=ヤフオクドーム福岡

 「やることはやった。公式戦で結果を出したいです。( 5番は)打点をあげることが重要になってくる。大きいのは自然と出てくる。走者がいたら、しっかりとかえせるようにしたいです」

 気合を込めた。「5番・1塁」-。新たな持ち場でも、チームのために身を粉にする覚悟は変わらない。

★原口大特集に「うれしいです」

 サンケイスポーツ特別版「金本阪神開幕特集号 好きやねんタイガース」が27日、いよいよ発売。原口は自ら表紙を飾ったできたてホヤホヤの特別版を手にして、「うれしいですね。頑張ります」とニッコリ。「挑む」男たちの迫力ある写真も満載だ。

 

  6番・北條は 2打数無安打。 7回に遊撃のライバル、D 5位・糸原を代打に送られた。オープン戦は18試合で打率 0.283、 2本塁打、 7打点で「最初はよかったけど、最後は全然ダメでした」と反省。ただ開幕の相手は左腕のジョンソンだけに、開幕スタメンは決定的。「自分の形が安定していない。練習しかない。シーズンは長いので結果を出すには自分の形を安定させないと。オープン戦 1カ月で崩れているようじゃいけない」と奮起を誓った。

 

 選手会長の狩野が 1軍に初昇格し、 1- 4の 6回に代打で登場。捕邪飛に終わったが、シーズンでは右の代打の切り札として期待される34歳は、「頑張るしかないです」と力を込めた。ウエスタン・リーグ 8試合で打率 0.421と好調。勝負強い打撃で、チームの勝利に貢献していく。

 

 今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 

 オープン戦順位表

 

2017年 公式戦 日程と結果(03月)

 

2017年 公式戦 日程と結果(04月)

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

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※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。

 

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 ニッポン放送 では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。

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