●阪神は11日、横浜スタジアムで指名練習を行った。金本知憲監督(49)は、北條史也内野手(22)ら若手に熱血指導。北條は金本流「速球撃ち」の極意に挑戦中だ。今遠征での試合前練習から直接指導を受けているが、この日も身振り手振りで指導を受けた。10日の巨人戦(東京ドーム)でも左中間フェンス直撃の 2点 2塁打を放つなど 7試合連続安打中。シーズンに入っても、成長は止まらない。現在、 2位広島と「1.5ゲーム」差の貯金「8」で単独首位を走るなか「戒め」と語り、まるでキャンプのように精力的に動き回った。毎年のように繰り返される失速劇はもうゴメン。勢いを持続させて、シーズンを突き進む。横浜の最高気温は27度。照りつける西日を受けながら、金本監督がグラウンドを飛び回った。北條、中谷将大内野手(24)、D 5位・糸原健斗内野手(24=JX-ENEOS)-。連勝が「6」で止まった10日の巨人戦(東京ドーム)後、チームは横浜に移動。この日は午後 2時から福留、鳥谷、糸井を除く全員(投手は先発のみ)を集めて“ほぼ全体練習”を行った。指揮官は自ら漆黒のバットを手にティー打撃14スイングで気合!? を入れた後、糸原、中谷、北條と密着指導した。安穏とはしていられない。貯金「8」でセ・リーグ単独首位。この日、 2位広島が敗れて「1.5」差に広がった。ただ、昨年も 6月の交流戦序盤までは貯金生活だったが、そこから失速して、最終的には広島に「24・5ゲーム」も離された 4位。虎の失速は近年の悪しき傾向。今年こそそれを断ち切らなければならない。金本監督自身、広島時代の1996年に最大「11・5ゲーム」差を巨人にひっくり返され、阪神移籍後も2008年に最大「13ゲーム」差をまたも巨人に逆転された経験がある。シーズン終了まで加速し続けるため、まるで春季キャンプのように今、ビシバシと鍛える。2005年以来12年ぶりのリーグ優勝、1985年以来32年ぶりの日本一へ。今年こそ-と誰もが思う。虎党の期待に応えるため、金本監督が引き締め、ムチを入れる。
●10日の巨人戦で適時打を含む 2試合連続マルチ安打をマークした高山俊外野手(24)は11日、謙虚に分析しながら気合を入れ直した。DeNAの先発・井納には 4月27日の甲子園で 1回に中前打を放ち、それを起点にチームは 4連打&一挙 3得点。 1番として打線を引っ張る。
●ランディ・メッセンジャー投手(35)が11日、横浜スタジアムで、12日のDeNA戦に向けて調整した。この日の中日戦(ナゴヤドーム)で猛打賞を記録するなど調子をあげてきた筒香嘉智外野手(25)を過剰に意識することなく、今季初完投を目指す。 2戦目に先発予定の藤浪晋太郎投手(23)は同カード 9連勝がかかるが、内容も求める考えを示した。気温27度と歩いているだけで汗ばむ陽気のなか、黙々とダッシュなどのメニューをこなした。吹き出る汗をぬぐおうともせず、メッセンジャーは闘志を高ぶらせた。ちなみに筒香とは今季初対戦で、昨季は打率 0.273(11打数 3安打)も本塁打「0」に抑えた。相性は悪くない。チームは10日の巨人戦(東京ドーム)に敗れて連勝が「6」で止まったものの、再始動にふさわしい投球でもり立てる。今季、阪神にはまだ完投した先発がいない。自身も 4月21日の巨人戦(東京ドーム)で 8回を投げたのが最長で、マテオ、ドリス、桑原ら中継ぎ陣はフル回転。投手陣にも疲れがたまってくる 6月に向けて、昨年 9月24日の中日戦(ナゴヤドーム)以来の完投Vで少しでも楽をさせたい。ハマのマウンドで、存分に腕を振る。13日に先発予定の藤浪は、ブルペン入りなどで調整した。DeNA戦は絶好の相性を誇り現在、 8連勝中。ただ、本人は「(連勝について)特にないですね」とクールに言い放った。というのも納得のいかない投球が続いているからだ。前回 4日のヤクルト戦(神宮)は 7回 1/3を投げて 4安打 1失点。今季「3勝目」を挙げたが、 7四球と制球面の課題がモロに出てしまった。その後は 3度のブルペン入りで修正に努めてきた。チームを勝ちに導くとともに、内容も貪欲に求めていく。
記事をまとめてみました。
金本知憲監督(右)は北條史也内野手(左)を熱血指導。調子のいいときこそ引き締めていくぞ=横浜スタジアム
阪神は11日、横浜スタジアムで指名練習を行った。金本知憲監督は、北條史也内野手ら若手に熱血指導。
北條は金本流「速球撃ち」の極意に挑戦中だ。今遠征での試合前練習から直接指導を受けているが、この日も身振り手振りで指導を受けた。「バットが体の回転の速さより速く出るように。それができたら速い真っすぐにも強くなるぞと言ってもらっています」。10日の巨人戦(東京ドーム)でも左中間フェンス直撃の 2点 2塁打を放つなど 7試合連続安打中。シーズンに入っても、成長は止まらない。
北條史也内野手(左)にアドバイスをする金本知憲監督=横浜スタジアム
現在、 2位広島と「1.5ゲーム」差の貯金「8」で単独首位を走るなか「戒め」と語り、まるでキャンプのように精力的に動き回った。毎年のように繰り返される失速劇はもうゴメン。勢いを持続させて、シーズンを突き進む。
5月にもかかわらず汗がにじむ。横浜の最高気温は27度。照りつける西日を受けながら、金本監督がグラウンドを飛び回った。北條、中谷、D 5位・糸原健斗内野手-。首位快走? なにをいうとるんや…とばかりに若虎を引き締め、鼓舞した。
金本知憲監督(左)は中谷将大内野手(右)に“考えながらやりなさい”とアドバイス=横浜スタジアム
「調子のいいときほど、やっぱり心を、戒めをもってほしいし。で、いい意味でのっていく…と。自信もって」
連勝が「6」で止まった10日の巨人戦(東京ドーム)後、チームは横浜に移動。この日は午後 2時から福留、鳥谷、糸井を除く全員(投手は先発のみ)を集めて“ほぼ全体練習”を行った。指揮官は自ら漆黒のバットを手にティー打撃14スイングで気合!? を入れた後、糸原、中谷、北條と密着指導した。
バットを振る阪神・金本知憲監督=横浜スタジアム
糸原には「(バットの軌道が)大根切りになりすぎている傾向があったから」とインパクトの瞬間はレベル(水平)に振るようにさせた。中谷は普段から教えていることができていたとほめると同時に「『意識してんのか?』と聞いたら『意識していません』と。殴ったろうかと思ったわ」と苦笑いしつつ「自分でちゃんと理解して、感じながらやれ」と助言。北條には体の回転よりバットスイングを勝らせることで、速球にさらに強くなることを教えた。
金本知憲監督(右)は糸原健斗内野手(左)にも打撃指導。グラウンドを飛び回った=横浜スタジアム
安穏とはしていられない。貯金「8」でセ・リーグ単独首位。この日、 2位広島が敗れて「1.5」差に広がった。ただ、昨年も 6月の交流戦序盤までは貯金生活だったが、そこから失速して、最終的には広島に「24・5ゲーム」も離された 4位。虎の失速は近年の悪しき傾向。今年こそそれを断ち切らなければならない。
金本監督自身、広島時代の1996年に最大「11・5ゲーム」差を巨人にひっくり返され、阪神移籍後も2008年に最大「13ゲーム」差をまたも巨人に逆転された経験がある。シーズン終了まで加速し続けるため、まるで春季キャンプのように今、ビシバシと鍛える。
ノックを受ける原口文仁内野手=横浜スタジアム
練習終了後には中谷と岩貞が本隊とは別にタクシーに乗り込み、ウエートトレをするためにジムに向かった。これは指揮官が現役時代、長いシーズンを乗り切るために取り組んでいたメソッド。「順位は関係ない。貯金を増やすことだけを考えている」と常々強調するが、目の前に集中しつつ、勝負どころもしっかりと見すえている。
2005年以来12年ぶりのリーグ優勝、1985年以来32年ぶりの日本一へ。今年こそ-と誰もが思う。虎党の期待に応えるため、金本監督が引き締め、ムチを入れる。
打撃練習する中谷将大内野手=横浜スタジアム
☆金本監督が選手時代に経験した大逆転VTR
★1996年(広島):広島は 6月 1日に単独首位へ浮上。 7月 6日のヤクルト戦(神宮)では 9連勝も記録した。 4位巨人とは70試合を消化した時点で「11・5ゲーム」差をつけたが、同 9日(札幌円山)に 8-10で競り負けると、徐々に失速。逆に勢いづいた巨人は 8月20日に広島を追い越し、リーグ優勝して「メークドラマ」と呼ばれた。広島は「3位」。
★2008年(阪神):阪神は開幕から 5連勝して首位を独走。 7月22日には優勝マジック「46」が点灯した。巨人とは最大「13ゲーム」差をつけたが、 9月に入ると大失速。10月 8日(東京ドーム)の同率首位決戦に 1- 3で敗れ、逆に巨人に優勝マジック「2」が点灯した。同10日に巨人はリーグ戦優勝を決め「メークレジェンド」。阪神は 2位で岡田監督が辞任した。
打撃練習する高山俊外野手=横浜スタジアム
10日の巨人戦で適時打を含む 2試合連続マルチ安打をマークした高山は11日、「いいときも悪いときもあるので」と謙虚に分析しながら「ヒットを打たなくても出塁できるときもあるし、それが点につながるように仕事したい」と気合を入れ直した。DeNAの先発・井納には 4月27日の甲子園で 1回に中前打を放ち、それを起点にチームは 4連打&一挙 3得点。 1番として打線を引っ張る。
キャッチボールするランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム
阪神のランディ・メッセンジャー投手が11日、横浜スタジアムで、12日のDeNA戦に向けて調整した。この日の中日戦(ナゴヤドーム)で猛打賞を記録するなど調子をあげてきた筒香嘉智外野手を過剰に意識することなく、今季初完投を目指す。 2戦目に先発予定の藤浪晋太郎投手は同カード 9連勝がかかるが、内容も求める考えを示した。
気温27度と歩いているだけで汗ばむ陽気のなか、黙々とダッシュなどのメニューをこなした。吹き出る汗をぬぐおうともせず、メッセンジャーは闘志を高ぶらせた。
「 1人に集中すると、(残りの) 8人でミスをして点をとられる」
キャッチボールするランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム
DeNA打線の脅威といえば、やはり侍ジャパンの主砲を務めた筒香。開幕当初こそ本調子でなかったが、10日には 3号ソロ、11日には猛打賞で決勝打と調子を上げてきた。ただ「自分の情報とスコアラーの情報を集めて、弱点をつきたいね」と警戒はするものの、過剰に意識はしない。打線全体を見渡して、しっかりと抑える。
ちなみに筒香とは今季初対戦で、昨季は打率 0.273(11打数 3安打)も本塁打「0」に抑えた。相性は悪くない。チームは10日の巨人戦(東京ドーム)に敗れて連勝が「6」で止まったものの、再始動にふさわしい投球でもり立てる。
「先発として投げる以上、 9回を投げきりたい。球数が増えたら 8回。そうすれば中継ぎの負担も少なくなる。常にそういう気持ちです」
キャッチボールするランディ・メッセンジャー投手=横浜スタジアム
今季、阪神にはまだ完投した先発がいない。自身も 4月21日の巨人戦(東京ドーム)で 8回を投げたのが最長で、マテオ、ドリス、桑原ら中継ぎ陣はフル回転。投手陣にも疲れがたまってくる 6月に向けて、昨年 9月24日の中日戦(ナゴヤドーム)以来の完投Vで少しでも楽をさせたい。
「最後まであきらめない気持ちをもっているし、若い選手もベテランの選手も今、自分たちが何をしないといけないかわかっていて、いい形になっていると思うよ」
チームのいい雰囲気にも背中を押される。勝てば2013年 3月29日のヤクルト戦(神宮)から 5月10日の同戦(松山)以来となる自身最長タイの「5連勝」。でも、そんな記録よりもチームの勝利がほしい。ハマのマウンドで、存分に腕を振る。
藤浪晋太郎投手はDeNA戦「9連勝」よりも中身の濃い投球をしてチームに貢献したい=横浜スタジアム
13日に先発予定の藤浪は、ブルペン入りなどで調整した。DeNA戦は絶好の相性を誇り現在、 8連勝中。ただ、本人は「(連勝について)特にないですね」とクールに言い放った。というのも納得のいかない投球が続いているからだ。
「内容はよくなかったので、たまたま結果がついてきただけですね」
前回 4日のヤクルト戦(神宮)は 7回 1/3を投げて 4安打 1失点。今季「3勝目」を挙げたが、 7四球と制球面の課題がモロに出てしまった。その後は 3度のブルペン入りで「フォームのバランスやタイミング。ストライクゾーンにしっかりと投げられるように」と修正に努めてきた。
前回、横浜で投げた 4月13日のDeNA戦も、 8回 6安打 1失点ながら「自分の納得いく投球はできていない。納得がいった上で、この球を使って、この感覚だからこの結果という投球をしたいです」。チームを勝ちに導くとともに、内容も貪欲に求めていく。
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2017年 公式戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(05月)
2017年 公式戦 日程と結果(06月)
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