●阪神は 2回に一死 1、 2塁も後続がつながらず。阪神は 4回に中谷将大外野手(24)と原口文仁内野手(25)の適時打で 2点を返し、同点に追いついた。楽天は 6回に得点圏まで走者を進めるも、勝ち越しならず。楽天は 8回にカルロス・ペゲーロ外野手(30)の満塁弾などで一挙 6点で勝ち越しに成功。連敗を「3」で止めた。敗れた阪神は中継ぎ陣が踏ん張れなかった。マルコス・マテオ投手(33)が「2敗」目。
●阪神・坂井信也オーナー(69=阪神電鉄相談役)と楽天・星野仙一球団副会長(70)が17日の試合前に甲子園球場内で会談した。試合は阪神が 2- 8で敗れ、連勝は「2」で止まったが、ゲーム前には日本シリーズでの対戦に向けて、両軍首脳が健闘を誓い合った。チーム状況などについて話し合った。星野副会長の来阪に応じたもので、出席者は阪神側が坂井オーナー、四藤慶一郎球団社長(56)、谷本修常務、楽天側は星野副会長、立花陽三球団社長(46)、安部井寛チーム統括本部長だった。両チーム好調とあり、ランチを摂りながら、和やかなムードで行われた。星野副会長がフリーエージェントで口説き、2003年の阪神優勝の原動力になったまな弟子金本知憲監督(49)が率いる阪神と楽天の日本シリーズが実現すれば、球界が盛り上がることは間違いない。星野副会長は2002年に就任し、翌2003年にリーグ優勝を果たした。星野阪神と同じく就任 2年目での優勝を目指す金本監督が“星野ロード”を歩めば、最高のシナリオになる。16日の第 1Rは阪神が先勝したが、この日は終盤リリーフ陣がつかまり、大敗。初の交流戦最高勝率もなくなった。 1勝 1敗となって、18日の交流戦最終戦となる第 3ラウンドは絶対に譲れない。
●中谷大外野手が 2安打を放ち、今季 9度目となるマルチ安打を記録した。 2回の第 1打席に中前打。 2点を追う 4回には反撃となる中前適時打を放っていた。冷静さを失わず、バットを振った結果だった。今のこの男なら何かやってくれる。虎党の期待に応えた。中谷が反撃ののろしをあげた。冷静な判断と、最善を尽くす準備。大敗のなか成長を証明した。守備でもチームを助けた。 6回二死 1、 2塁のピンチに藤田一也内野手(34)の右翼への飛球を背走しながら長い手を目いっぱい伸ばしてキャッチ。スタンドからは大きな拍手がわき起こった。15日の西武戦(甲子園)では自身プロ初の 1試合 5安打の離れ業をやってのけた。この日も 2安打 1打点で今季 9度目のマルチを記録した。打って守ってどんどんアピールしていく。
●ピンチの後にチャンスあり、だった。中谷の好捕が飛び出した直後の 6回の攻撃。先頭・高山俊外野手(24)がいきなり右翼線に運び、 1塁ベースを蹴った。実はここ、甲子園の“難所”。クッションボールを待っていたペゲーロが処理にもたついたのだ。だが、高山はブレーキを踏み、 2塁ストップ。試合後の金本監督は顔をしかめた。 3塁コーチャーを務める高代延博ヘッド(63)は最初、右腕をぐるぐる回し、 3塁突入を命じていた。ところが、高山自身が足を緩めたため、あわててストップをかけたというわけ。続く、福留孝介外野手(40)は最低でも進塁打という狙いがみえたものの、結果的には浅い中飛。その後、二死 1、 2塁から原口が空振り三振に倒れた。野球にタラレバは禁物だが、仮に無死 3塁となっていれば、一気に勝ち越しムードが生まれていたはずだ。球際へのプレー、 2ストライク後からの粘り腰など、勝利への執念を徹底的に教えている最中。まだまだ成長途上であり、経験を積ませる段階であることはわかっているが、12年ぶりのリーグ優勝を狙うためには細かいミスを看過できない。高山だけじゃない。 4回無死 1塁で高山が左翼線に運んだ打球に 1走・北條史也内野手(22)はライナーでの併殺を警戒してスタートが遅れ、 2塁でストップした。中谷の適時打で北條は生還したものの、無死 2、 3塁ならば大量得点の可能性もあった。首位・広島とは再び「3ゲーム」差。もう一度、前へ、前へ-。ファイティングポーズをとり続けながら、交流戦を終えたい。
●原口文仁内野手が 4回、一時は同点となる適時 2塁打を放った。原口は二死 1、 3塁の好機で左翼フェンス直撃の 2塁打を放ったことについて振り返った。しかし、チームは敗戦。自身も 6回の好機では空振り三振に倒れていた。 1点の勝ち越しを許した直後、 8回二死 1、 3塁の 1塁守備ではイレギュラーに対応しきれずに弾いて適時失策。今季 4失策目でペゲーロの満塁弾につなげてしまい猛省した。
●阪神先発の青柳晃洋投手(23)が、この日の投球を反省した。 1回に連続四球から失点するなど 5回 2失点。80球を投げて被安打 4、四死球も 4と、なかなかリズムに乗れないまま降板した。
●桑原謙太朗投手(31)が、快投を見せた。 7回無死 1、 2塁塁のピンチで 2番手岩崎優投手(25)をリリーフ。代打三好匠内野手(24)、ペゲーロ、岡島豪郎外野手(27)を 3者連続三振に斬る圧巻の投球を見せ切り抜けた。 2番手の岩崎が四球と安打で勝ち越しのピンチを招いたが、見事に救援。 1回 3奪三振ゼロ封で11戦連続無失点となった。
●マルコス・マテオ投手が同点の 8回に登板。不運が重なり、楽天に勝ち越しを許した。 8回一死 2塁、 6番島内の打球はレフト方向に打ち上がる。取れるかと思われた打球だったが、うまく風に乗って、福留の頭上を越した。打った島内は 3塁に到達して、適時 3塁打となった。その後、 5番手松田がペゲーロに「15号満塁本塁打」を打たれ、 6点差。自慢の中継ぎ陣が、 8回だけで 6点を失った。記事をまとめてみました。
<日本生命セ・パ交流戦:阪神 2- 8楽天>◇17日◇阪神甲子園球場
楽天は 1回にウィーラーの適時打で先制。 3回にも 1点を追加した。阪神は 2回に一死 1、 2塁も後続がつながらず。
阪神は 4回に中谷と原口の適時打で 2点を返し、同点に追いついた。楽天は 6回に得点圏まで走者を進めるも、勝ち越しならず。
楽天は 8回にペゲーロの満塁弾などで一挙 6点で勝ち越しに成功。連敗を「3」で止めた。 2番手の福山が「3勝」目。敗れた阪神は中継ぎ陣が踏ん張れなかった。マテオが「2敗」目。
日本シリーズで会おう!! 阪神・坂井信也オーナーと楽天・星野仙一球団副会長が17日の試合前に甲子園球場内で会談した。試合は阪神が 2- 8で敗れ、連勝は「2」で止まったが、ゲーム前には日本シリーズでの対戦に向けて、両軍首脳が健闘を誓い合った。
満員札止めの甲子園のロイヤルスイート席で虎の総帥と闘将が向かい合っていた。プレーボール前の午後 1時前、坂井オーナーと、かつてオーナー付シニアディレクター(SD)として支えた星野副会長が会談。チーム状況などについて話し合った。
試合前に楽天・星野仙一副会長(右)は阪神・坂井信也オーナー(左)と会談。日本シリーズでの対戦をお互い願った=阪神甲子園球場
星野副会長の来阪に応じたもので、出席者は阪神側が坂井オーナー、四藤球団社長、谷本常務、楽天側は星野副会長、立花球団社長、安部井チーム統括本部長だった。両チーム好調とあり、ランチを摂りながら、和やかなムードで行われた。シーズン中では異例の球団トップ級会談について、阪神首脳は「込み入った話はしていない。お互い頑張りましょう…という雰囲気だった」と話した。
楽天はパ・リーグの首位を快走し、阪神は「2位」で首位広島を追い、12年ぶりのセ・リーグ制覇を射程にとらえている。星野副会長がフリーエージェントで口説き、2003年の阪神優勝の原動力になったまな弟子金本監督が率いる阪神と楽天の日本シリーズが実現すれば、球界が盛り上がることは間違いない。
甲子園のロイヤルスイート席で阪神・坂井信也オーナーと楽天・星野仙一球団副会長の試合前に甲子園球場内で会談した=阪神甲子園球場
星野副会長は試合前、阪神と楽天のチーム状況について「投打のバランスがバラバラになっていないから良い状況で来ていると思う。投手はいいのに打てないとか、打てるのに投手が崩れるとか、そういうことがあまりないでしょ? 順位などを気にし始めるのは 8月後半の時期からでいいと思うね。あくまで個人の意見だけども」と分析。手塩にかけた両チームの頂上対決を楽しみにしているようだった。
交流戦は18日に終了する。坂井オーナーはリーグ戦が再開する23日までに金本知憲監督と会談し、今シーズンの戦いぶりなどについて報告を受ける予定。星野副会長は2002年に就任し、翌2003年にリーグ優勝を果たした。星野阪神と同じく就任 2年目での優勝を目指す金本監督が“星野ロード”を歩めば、最高のシナリオになる。
楽天第 2ラウンドは大敗した金本知憲監督。恩師星野仙一副会長のように就任 2年目でのリーグ制覇となれば、最高だ=阪神甲子園球場
阪神の球団幹部は「楽天とはドラフト戦略でも外国人戦略でも似たようなところがある」と話した。補強面でも共通点は多い。この試合の 8回、特大の満塁アーチを放ったペゲーロは一昨年のシーズン途中に阪神のリストに上がったこともあった。この日の会談では、星野副会長から「最近は独立リーグにいい外国人選手がいる」などの助言があったという。今後も協調関係を保っていくことを確認した模様だ。
16日の第 1Rは阪神が先勝したが、この日は終盤リリーフ陣がつかまり、大敗。初の交流戦最高勝率もなくなった。 1勝 1敗となって、18日の交流戦最終戦となる第 3ラウンドは絶対に譲れない。
観戦する楽天・星野仙一球団副会長=阪神甲子園球場
★退団後もつながり
星野氏は2003年オフ、阪神監督退任後、久万オーナー(当時)付のSDに就任。2008年 6月にオーナーに就任した坂井氏とタッグを組んできた。球界情報に精通した星野氏に戦力補強面、ドラフト情報、チームマネジメントなどについて助言をもらい、球団運営の一助としてきた。
星野氏は2010年オフ、楽天監督のオファーを受け、退団。2015年オフ、阪神からの就任要請に迷いがあった金本監督に受諾を勧めたのが星野副会長。就任が決まると、坂井オーナーがお礼の電話を入れるなど、退団後もつながりがあった。
★人的交流ある両球団
元阪神監督の野村克也氏(サンケイスポーツ専属評論家)、星野氏がのちに楽天の監督に就任したこともあり、両球団には人的交流がある。特に楽天には阪神OBのコーチ、スタッフ、球団関係者が多く在籍。阪神から楽天に移籍し、再び阪神で勤めるフロントマンもいる。楽天の本拠地仙台が2011年の東日本大震災で被災した際には、阪神が甲子園球場を提供し、楽天のホームゲームが開催された。
4回裏阪神一死 2、 3塁、中谷将大外野手は中前適時打を放った=阪神甲子園球場
中谷将大外野手が 2安打を放ち、今季 9度目となるマルチ安打を記録した。
2回の第 1打席に中前打。 2点を追う 4回には反撃となる中前適時打を放っていた。「(内野陣が)下がっていたので、前に飛ばそうと思っていけた。内野ゴロでもいいかと切り替えられた」。冷静さを失わず、バットを振った結果だった。
4回、中前に軽打してタイムリーを放った中谷将大外野手。状況に応じた打撃ができるようになってきた=阪神甲子園球場
今のこの男なら何かやってくれる。虎党の期待に応えた。中谷が反撃ののろしをあげた。
「しっかりと守備位置をみて打てました。ショート、セカンドが下がっていたので前に飛ばそうと思っていました。内野ゴロでもいいと思って」
2回に中前打を放って迎えた 0- 2の 4回一死 2、 3塁。カウント 2- 2から美馬の低めのスライダーをコンパクトなスイングでとらえた。 2遊間を抜ける中前適時打でチームの 1点目をたたき出した。相手の守備陣形を頭に入れた軽打が流れを呼んで、原口の同点タイムリーにまでつながった。
冷静な判断と、最善を尽くす準備。大敗のなか成長を証明した。 5月24日の巨人戦(甲子園)では 0- 0の 5回無死 3塁、転がせば 1点が入る場面で浅い右飛に倒れ、その後の拙攻も重なり金本監督はベンチでローキック! 「あれだけ言ってもできない。僕らの指導力不足でしょう」と苦言を呈されていた。
6回、藤田一也内野手の飛球をジャンプ一番キャッチした中谷将大外野手。攻守で躍動した=阪神甲子園球場
守備でもチームを助けた。 6回二死 1、 2塁のピンチに藤田の右翼への飛球を背走しながら長い手を目いっぱい伸ばしてキャッチ。スタンドからは大きな拍手がわき起こった。
15日の西武戦(甲子園)では自身プロ初の 1試合 5安打の離れ業をやってのけた。この日も 2安打 1打点で今季 9度目のマルチを記録した。打って守ってどんどんアピールしていく。
★中谷将大外野手の好機で凡退VTR
5月24日の巨人戦(甲子園)、 0- 0の 5回無死 3塁で、相手内野陣が前進守備を敷かない中で浅い右飛。 1点も奪えず攻撃が終わった瞬間、ベンチを蹴った金本監督は、 1- 3で敗れた試合後「あれだけ言ってもできない。僕らの指導力不足でしょう」と怒り心頭。 4番に初抜てきされた同28日のDeNA戦(同)でも 1- 6の 5回一死 2、 3塁で捕邪飛。 2- 6で敗れ、指揮官は「残塁いくつ? 10? クリーンアップがチャンスで打たないと」と苦言を呈した。
6回、二塁打をった高山俊外野手=阪神甲子園球場
ピンチの後にチャンスあり、だった。中谷の好捕が飛び出した直後の 6回の攻撃。先頭・高山がいきなり右翼線に運び、 1塁ベースを蹴った。実はここ、甲子園の“難所”。クッションボールを待っていたペゲーロが処理にもたついたのだ。だが、高山はブレーキを踏み、 2塁ストップ。
試合後の金本監督は「目で追ってほしいよね。 1塁から 2塁に走るところだけど。甲子園はやっぱりクッション(ボールの処理)が難しいからね。あそこらへんは」と顔をしかめた。
6回先頭で右翼線に長打を放った高山俊外野手は 2塁を回ったところでストップ=阪神甲子園球場
3塁コーチャーを務める高代ヘッドは最初、右腕をぐるぐる回し、 3塁突入を命じていた。ところが、高山自身が足を緩めたため、あわててストップをかけたというわけ。続く、福留は最低でも進塁打という狙いがみえたものの、結果的には浅い中飛。その後、二死 1、 2塁から原口が空振り三振に倒れた。
野球にタラレバは禁物だが、仮に無死 3塁となっていれば、一気に勝ち越しムードが生まれていたはずだ。
右翼カルロス・ペゲーロ外野手はクッションボールの処理に手間取ったが…=阪神甲子園球場
高山は 4試合連続マルチ安打で打撃の状態を上げているが、指揮官は「あそこは打った時点で、ワンファンブルでサードを狙う気持ち、姿勢というのがこれからの課題でしょうね」と積極性を求めた。球際へのプレー、 2ストライク後からの粘り腰など、勝利への執念を徹底的に教えている最中。まだまだ成長途上であり、経験を積ませる段階であることはわかっているが、12年ぶりのリーグ優勝を狙うためには細かいミスを看過できない。
6回、 2塁打を放った高山俊外野手=阪神甲子園球場
高山だけじゃない。 4回無死 1塁で高山が左翼線に運んだ打球に 1走・北條はライナーでの併殺を警戒してスタートが遅れ、 2塁でストップした。中谷の適時打で北條は生還したものの、無死 2、 3塁ならば大量得点の可能性もあった。高代ヘッドは「あれは( 3塁に)こないといかん」と厳しく指摘した。
4回、高山俊外野手の左翼線の当たりで 1走北條史也内野手は 2塁でストップ=阪神甲子園球場
金本監督は18日の交流戦最終戦に向けて「点がとれなかったから。最後、勝って、締めくくりたいですね」と必勝を誓った。首位・広島とは再び「3ゲーム」差。もう一度、前へ、前へ-。ファイティングポーズをとり続けながら、交流戦を終えたい。
6回裏阪神二死 2、 3塁、原口文仁内野手は空振り三振に倒れた=阪神甲子園球場
原口文仁内野手が 4回、一時は同点となる適時 2塁打を放った。
原口は「甘いボールをしっかりとらえられた」と、二死 1、 3塁の好機で左翼フェンス直撃の 2塁打を放ったことについて振り返った。
しかし、チームは敗戦。自身も 6回の好機では空振り三振に倒れていた。「( 2、 3塁の)チャンスでまわってきたので、なんとかしないと。(ファウルで粘り)我慢比べになったんですけど、当てなければならなかった」と反省を口にしていた。
8回、楽天・枡田慎太郎外野手の打球をエラーした 1塁手の原口文仁内野手=阪神甲子園球場
原口は 4回の同点打で 3試合連続打点。だが同点の 6回二死 2、 3塁での三振を悔やんだ。「何とかとらえないといけなかった。(ファウルで粘って)我慢比べだったんですが、結果が出ないと」。美馬の10球目に空振り三振し、 3試合連続のヒーローとなる機会を逃した。 1点の勝ち越しを許した直後、 8回二死 1、 3塁の 1塁守備ではイレギュラーに対応しきれずに弾いて適時失策。今季 4失策目でペゲーロの満塁弾につなげてしまい「バッテリーに迷惑をかけてしまった」と猛省した。
初回から四球連発の青柳晃洋投手=阪神甲子園球場
阪神先発の青柳晃洋投手が、この日の投球を反省した。 1回に連続四球から失点するなど 5回 2失点。80球を投げて被安打 4、四死球も 4と、なかなかリズムに乗れないまま降板した。
試合後は「立ち上がりがすごく悪くて、四球から失点してしまった。守ってくれた野手に失礼な失点をしてしまいました。 5回で降りて中継ぎの方にも迷惑をかけてしまった。 6、 7回はいかないといけなかった」と話した。
7回、投球した桑原謙太朗投手=阪神甲子園球場
桑原謙太朗投手が、快投を見せた。
7回無死 1、 2塁塁のピンチで 2番手岩崎をリリーフ。代打三好以下を 3者連続の空振り三振に仕留めて切り抜けた。
桑原は「たまたま。結果的に三振だっただけ。自分の仕事はできたと思います」と淡々と話していた。
7回表楽天一死 1、 2塁、カルロス・ペゲーロ外野手は空振り三振。投手桑原謙太朗=阪神甲子園球場
2- 2の 7回無死 1、 2塁、 3番手でマウンドに上がった桑原が代打・三好、ペゲーロ、岡島を 3者連続三振に斬る圧巻の投球を見せた。
「よかったです。(三振は)狙ってはないですけど、たまたま。自分の仕事は出来たかな」
2番手の岩崎が四球と安打で勝ち越しのピンチを招いたが、見事に救援。 1回 3奪三振ゼロ封で11戦連続無失点となった。
8回表楽天一死 2塁、島内宏明外野手に左越え勝ち越し適時 3塁打を浴びたマルコス・マテオ投手=阪神甲子園球場
マルコス・マテオ投手が同点の 8回に登板。不運が重なり、楽天に勝ち越しを許した。
8回一死 2塁、 6番島内の打球はレフト方向に打ち上がる。取れるかと思われた打球だったが、うまく風に乗って、福留の頭上を越した。打った島内は 3塁に到達して、適時 3塁打となった。
7番藤田は空振り三振に切るも、次打者の嶋に四球を与え、またも二死 1、 3塁のピンチ。ここで代打の枡田を 1塁方向のゴロに打ち取るも、これを原口が失策。このプレーで楽天が 1点を追加し、 2点差となった。
その後、 5番手松田がペゲーロに「15号満塁本塁打」を打たれ、 6点差。自慢の中継ぎ陣が、 8回だけで 6点を失った。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 順位表
2017年 交流戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(06月)
2017年 公式戦 日程と結果(07月)
日本野球機構(NPB)は 4月28日、オールスターゲームの新しい冠協賛社が、就職活動サイトなどを運営するマイナビに決まったと発表した。契約は2019年まで。正式名称は「マイナビオールスターゲーム2017」となり、第 1戦は 7月14日午後 7時からナゴヤドームで、第 2戦は同15日午後 6時からZOZOマリンで行われる。
2008年から冠協賛社だったマツダは昨季限りで契約満了となった。
ファン投票は 5月16日から 6月18日まで公式戦開催球場、はがき、パソコン・スマートフォンおよび携帯電話によって行われ、最終結果は 6月26日、選手間投票の結果は同29日、監督推薦を含む最終メンバーは 7月 3日に発表される。
入場券の購入方法などは、NPBの公式サイトhttp://npb.jp/で。
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※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。