●日本野球機構(NPB)は26日、「マイナビオールスターゲーム2017」( 7月14日・ナゴヤドーム、15日・ZOZOマリン)のファン投票最終結果を発表した。最多得票は 2年連続でソフトバンク柳田悠岐外野手(28)となり、50万9359票だった。セ・リーグの最多は阪神鳥谷敬内野手(36)の47万1327票になった。北海道日本ハム大谷翔平投手(22)は、指名打者部門では初選出となった。
●鳥谷敬内野手が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で 2年ぶり 7度目の球宴出場を決めて感謝した。 3塁部門 1位に輝き、得票数47万1327はセ・リーグ最多。遊撃では2012年から 4年連続でファン投票出場するなどお祭り舞台の常連だったが、 3塁では初の球宴。リーグ最多得票は2012年に続き、自身 2度目の球宴出場となった。 5月24日の巨人戦(甲子園)での顔面死球による鼻骨骨折も乗り越え、昨季の不振からのカムバック。過去 6度は遊撃手で、 3塁手としては初だが笑顔だった。
●糸井嘉男外野手(35)が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で、「9年連続9度目」の球宴出場を決めた。夢の祭典で、今年も糸井が魅了する。糸井嘉男外野手が26日、44万4426票を集め、オールスターにファン投票で選出された。「9年連続9度目」(ファン投票は 6年連続 6度目)、セ・リーグでは初出場。すっかり常連だが、意外にも過去の球宴では本塁打ゼロで意欲満々。どのユニホームを着ても、華やかなあの空気が、誰よりよく似合う。今回こそ糸井は主役を奪うつもりだ。「9年連続9度目」、タテジマでは初の球宴。どデカい花火を、打ち上げてみせる。ファンへの感謝とともに、正直な気持ちがあふれ出た。今季からフリーエージェント(FA)で虎入り。ここまで62試合に出場し、打率 0.275、 7本塁打、39打点。交流戦中に負った左太もも裏の軽い筋挫傷など、けがも重圧もはねのけながら結果を残し続ける超人を、ファンはまた真夏の夜の祭典へと招いた。集まった44万4426票は、セ・リーグ全体でも鳥谷敬内野手、鈴木誠也内野手(22=広島)に次ぐ多さだ。何とか結果で応えたい。今年こそ、アーチをかける。初出場は北海道日本ハム時代の2009年。監督推薦だった。それ以来、出場を続けているが、 8年間の通算成績は打率 0.237(38打数 9安打)、 0本塁打、 3打点と奮わない。“9度目の正直”で、昨季まで戦い続けてきたパ・リーグの投手に豪快弾を浴びせるつもりだ。年々進化してきた、その過程に球宴があった。きらびやかな舞台が、手招きしている。スタンドが呼んでいる。虎の超人として、記念すべき一発をたたき込む。
●梅野隆太郎捕手(26)が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で、初選出された。プロ 4年目の初選出を喜んだ。警戒すべき選手にはソフトバンク柳田をあげ対戦を心待ちにした。捕手部門では梅野隆太郎捕手が初選出。虎の生え抜き捕手の「ファン投票1位」は、1978年の田淵幸一氏(70)以来の快挙だ。 4年目で初の夢舞台から、不動の存在へ駆け上がる!ミスタータイガースから39年-。夢と希望が詰まった34万4147票に背中をおされ、梅野がプロ 4年目で、初めてオールスターの舞台に立つ。まだまだ成長途上とはいえ、不動の正捕手へ、大きな一歩と、うれしい“勲章”を手にした。田淵幸一といえば通算 474本塁打、球史に名を残す強打の捕手だ。ただ1978年オフに西武へトレード移籍されて以降、「ファン投票1位」におされるような生え抜きスター捕手が虎にはいなかった。2002、2003年の矢野輝弘氏(48=現在は燿大、作戦兼バッテリーコーチ)も10年の城島健司氏(41)も移籍組。“田淵以降”の生え抜き捕手では、1985年の日本一戦士、木戸克彦氏(56=現球団本部部長)がいるが、球宴出場はすべて監督推薦だった。だからこそ、今回の梅野のファン選出には、意味がある。正捕手の育成は、ここ数年のチームの至上命題だ。昨季はプロ入り後、最少の37試合出場に終わった男が、今季は開幕からマスクをかぶり、ここまで59試合に出場。リーグトップの盗塁阻止率 0.415(26日現在)を誇る。まさに今が発展途上だ。現在、首位広島とのゲーム差は「5」。逆転Vには扇の要の安定は不可欠だけに、大舞台での経験は飛躍へ大きなきっかけとなるはずだ。全国のファンに、虎の梅野ここにあり! を見せつける。
●マルコス・マテオ投手(33)が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で、初選出された。中継ぎ部門で選出され「驚きの表情をみせた。マテオが中継ぎ部門で24万1648票を集め、球宴初出場だ。米国時代は「2A」のオールスターに中継ぎで出場経験があるという。“ガチ勝負”で、全パの強打者を抑え込む。
●秋山拓巳投手(26)が26日、甲子園の室内練習場で投手指名練習に参加。先発する27日の中日戦(浜松)に向けて調整した。前回登板から中13日の期間中に投球フォームを修正。しっかり上から振り下ろす本来の形で、チームの連敗をストップさせる。 1メートル88の恵まれた体格を最大限に生かし、上からボールを叩く。これこそが、秋山の持ち味だ。右肘の位置を調節し、自慢の武器を取り戻した。万全の状態で、竜斬りに、そしてチームの連敗ストップに挑む。右肘を上げたフォームで、チームの勢いも右肩上がりの状態に導いてみせる。
記事をまとめてみました。
日本野球機構(NPB)は26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票最終結果を発表した。最多得票は 2年連続でソフトバンク柳田悠岐外野手となり、50万9359票だった。セ・リーグの最多は阪神鳥谷敬内野手の47万1327票になった。北海道日本ハム大谷翔平投手は、指名打者部門では初選出となった。
ソフトバンク柳田悠岐外野手(左)と阪神鳥谷敬内野手
各ポジションの選出選手は以下の通り。
【セ・リーグ】
先発投手 巨人菅野智之
中継ぎ投手 阪神マテオ
抑え投手 DeNA山崎康晃
捕 手 阪神梅野隆太郎
1 塁 手 広島新井貴浩
2 塁 手 広島菊池涼介
3 塁 手 阪神鳥谷敬
遊 撃 手 巨人坂本勇人
外 野 手 広島鈴木誠也、阪神糸井嘉男、DeNA筒香嘉智
【パ・リーグ】
先発投手 ソフトバンク千賀滉大
中継ぎ投手 西武牧田和久
抑え投手 楽天松井裕樹
捕 手 楽天嶋基宏
1 塁 手 北海道日本ハム中田翔
2 塁 手 西武浅村栄斗
3 塁 手 ソフトバンク松田宣浩
遊 撃 手 ソフトバンク今宮健太
外 野 手 ソフトバンク柳田悠岐、西武秋山翔吾、ソフトバンク上林誠知
DH 北海道日本ハム大谷翔平
選手間投票の結果は29日、監督選抜の結果は 7月 3日に発表される。
鳥谷敬内野手が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で 2年ぶり 7度目の球宴出場を決めて感謝した。
3塁部門 1位に輝き、得票数47万1327はセ・リーグ最多。「本当に選ばれるだけでもうれしいことですけど、最多で選ばれるということは名誉なこと。選んでいただいたファンの方に感謝したい」。
遊撃では2012年から 4年連続でファン投票出場するなどお祭り舞台の常連だったが、 3塁では初の球宴。リーグ最多得票は2012年に続き、自身 2度目となる。
「マイナビオールスターゲーム2017」にファン投票で選出され、抱負を語る鳥谷敬内野手
「マイナビオールスターゲーム2017」( 7月14日・ナゴヤドーム、15日・ZOZOマリン)のファン投票の最終結果が26日、発表され、阪神からセ・リーグ最多 4選手が選ばれた。
この日( 6月26日)が36歳の誕生日の鳥谷は、セ・リーグ最多の47万1327票を集め、 2年ぶり 7度目(すべてファン投票による選出)の球宴出場となった。 「ファン投票で出られることはすごく光栄なこと。選んでくださったファンの方へ感謝したいです。他のチームの選手といろいろな話ができることを、うれしく思います」
5月24日の巨人戦(甲子園)での顔面死球による鼻骨骨折も乗り越え、昨季の不振からのカムバック。過去 6度は遊撃手で、 3塁手としては初だが「まだまだ慣れないポジションではあるんですが、評価してもらえてよかった」と笑顔だった。
糸井嘉男外野手が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で、「9年連続9度目」の球宴出場を決めた。
「選ばれるとは思っていなかった。こうやって選んでいただいて感謝しています」。選んでくれたファンに感謝の気持ちを表した。
「ファン投票で選ばれたんで、ファンの方を感動させるような。そういうプレーをしたい」。夢の祭典で、今年も糸井が魅了する。
「マイナビオールスターゲーム2017」にファン投票で選出され、意気込みを語る糸井嘉男外野手
糸井嘉男外野手が26日、44万4426票を集め、オールスターにファン投票で選出された。「9年連続9度目」(ファン投票は 6年連続 6度目)、セ・リーグでは初出場。すっかり常連だが、意外にも過去の球宴では本塁打ゼロで「打ちたいですねぇ」と意欲満々に語った。
どのユニホームを着ても、華やかなあの空気が、誰よりよく似合う。今回こそ糸井は主役を奪うつもりだ。「9年連続9度目」、タテジマでは初の球宴。どデカい花火を、打ち上げてみせる。
「ファン投票で選ばれたので、ファンの方を感動させるような、そういうプレーをしたいです。(本塁打を打ちたいか、と問われ)…打ちたいですねぇ」
ファン選出された虎の 4戦士。左からマルコス・マテオ投手、鳥谷敬内野手、糸井嘉男外野手、梅野隆太郎捕手
ファンへの感謝とともに、正直な気持ちがあふれ出た。今季からフリーエージェント(FA)で虎入り。ここまで62試合に出場し、打率 0.275、 7本塁打、39打点。交流戦中に負った左太もも裏の軽い筋挫傷など、けがも重圧もはねのけながら結果を残し続ける超人を、ファンはまた真夏の夜の祭典へと招いた。集まった44万4426票は、セ・リーグ全体でも鳥谷、鈴木(広島)に次ぐ多さだ。何とか結果で応えたい。今年こそ、アーチをかける。
初出場は北海道日本ハム時代の2009年。監督推薦だった。「 1回目はやっぱり、周りがすごい選手ばかりなので。ソワソワしていたと思います」。それ以来、出場を続けているが、 8年間の通算成績は打率 0.237(38打数 9安打)、 0本塁打、 3打点と奮わない。“9度目の正直”で、昨季まで戦い続けてきたパ・リーグの投手に豪快弾を浴びせるつもりだ。「全員いいピッチャーやから。なんとか活躍できるように、がんばります」とどん欲に挑む。
阪神・糸井嘉男外野手
年々進化してきた、その過程に球宴があった。超人でさえも、スターの集いには背筋が伸びる。「やっぱり目標にしている選手とか、尊敬している選手がたくさん近くにいるので。勉強になりますね」。全セのベンチにも、初めて座る。後半戦の戦いへ、そのすべてが収穫となる。
「セ・リーグのいい選手が集まるので、いろいろ刺激を受けられたらと思います。年下の選手からも吸収? もちろん、それは。ハイ」
きらびやかな舞台が、手招きしている。スタンドが呼んでいる。虎の超人として、記念すべき一発をたたき込む。
★糸井の球宴VTR
◆北海道日本ハム時代:2009年から2012年まで 4年連続出場(2009年は監督推薦、2010、2011年は選手間投票、2012年はファン投票&選手間投票)。2010年の第 1戦(ヤフードーム)で初安打。2011年の第 1戦(ナゴヤドーム)は「7番・中堅」で先発し、猛打賞を記録するなど 4打数 3安打 1打点。
◆オリックス時代:2013年から昨年まで 4年連続出場(2013、2014、2016年はファン投票&選手間投票、2015年はファン投票)。2013年の第 1戦(札幌ドーム)は「3番・右翼」で先発し、 4打数 2安打 1打点。2014、2015年にも安打を放った。
◇データBOX◇
◎…球宴に阪神選手がファン投票で 4人選出されるのは、2008年(久保田、藤川、新井、金本)以来。過去最多は2003年の 9人(浜中が故障で辞退し、出場は 8人)。
梅野隆太郎捕手が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で、初選出された。
プロ 4年目の初選出を「ファンの方に選んで頂いて本当に感謝しています」と喜んだ。
警戒すべき選手にはソフトバンク柳田をあげ「トリプルスリーとかやられている方なんで。盗塁してきたときは刺せたらいいなと思う」と対戦を心待ちにした。
ファン投票で選出され、会見で抱負を語る梅野隆太郎捕手
「マイナビオールスターゲーム2017」( 7月14日・ナゴヤドーム、15日・ZOZOマリン)のファン投票の最終結果が26日、発表され、阪神からセ・リーグ最多 4選手が選ばれた。捕手部門では梅野隆太郎捕手が初選出。虎の生え抜き捕手の「ファン投票1位」は、1978年の田淵幸一氏以来の快挙だ。 4年目で初の夢舞台から、不動の存在へ駆け上がる!
ミスタータイガースから39年-。夢と希望が詰まった34万4147票に背中をおされ、梅野がプロ 4年目で、初めてオールスターの舞台に立つ。阪神の生え抜き捕手の「ファン投票1位」は1978年の田淵幸一以来。まだまだ成長途上とはいえ、不動の正捕手へ、大きな一歩と、うれしい“勲章”を手にした。
「小さいときにあこがれて見ていたので、自分がまさか出られるとは想像していなかった。すごいうれしいです。球児(藤川)さんとか、見たりしていました。分かっていても打てるか、という真剣勝負を、見ていて楽しんでいました」
初の球宴出場が決まった梅野隆太郎捕手。「ファン投票1位」の金看板を背負う
虎からセ・リーグ最多の 4人。糸井、鳥谷、マテオと並んで目を輝かせた。「結果どうこうよりも楽しんで打てるのが一番ですが、選んでいただいたファンの方に喜んでもらえるように。自分のプレースタイルを貫いて喜んでもらえたら」。
田淵幸一といえば通算 474本塁打、球史に名を残す強打の捕手だ。ただ1978年オフに西武へトレード移籍されて以降、「ファン投票1位」におされるような生え抜きスター捕手が虎にはいなかった。
2002、2003年の矢野輝弘氏(現在は燿大、作戦兼バッテリーコーチ)も10年の城島健司氏も移籍組。“田淵以降”の生え抜き捕手では、1985年の日本一戦士、木戸克彦氏(現球団本部部長)がいるが、球宴出場はすべて監督推薦だった。
だからこそ、今回の梅野のファン選出には、意味がある。正捕手の育成は、ここ数年のチームの至上命題だ。昨季はプロ入り後、最少の37試合出場に終わった男が、今季は開幕からマスクをかぶり、ここまで59試合に出場。リーグトップの盗塁阻止率 0.415(26日現在)を誇る。まさに今が発展途上だ。現在、首位広島とのゲーム差は「5」。逆転Vには扇の要の安定は不可欠だけに、大舞台での経験は飛躍へ大きなきっかけとなるはずだ。
挑戦者として、闘志を燃やす。両リーグ最多得票のソフトバンク・柳田とは福岡大時代にソフトバンク 2軍との練習試合で対戦。「 3盗塁くらいされた」と振り返る。
1978年の球宴第2戦での田淵幸一氏。タテジマラストイヤーだった
「オールスターの場で、成長した姿というのを見せられたら」
6月の交流戦(ヤフオクドーム)では 3試合のうちスタメンは 1試合。柳田を刺すチャンスはなかった。夢舞台で“あの頃”とは違う姿を見せ、全国のファンに、虎の梅野ここにあり! を見せつける。
★1978年のオールスターVTR
7月22日の第 1戦(広島)はギャレット(広島)の 3本塁打などで全セが 7- 5。23日の第 2戦(甲子園)は山田久志氏(阪急)、鈴木啓示氏(近鉄)、東尾修氏(クラウン)の投手陣の活躍で全パが 9- 0。25日の第 3戦(後楽園)は掛布雅之氏(阪神)の 3本塁打などで全セが 8- 5で勝利した。田淵幸一氏(阪神)は 3試合に先発(捕手 2試合、 1塁手 1試合)し、計 8打席でノーヒット。同年オフに西武へトレード移籍したため、阪神では最後の球宴だった。
◎田淵幸一氏とは
捕手。法政一高から法政大學を経て、1969年D 1位で阪神入団。 1年目から22本塁打を放ち、新人王を獲得。1975年は本塁打王(43本)を獲得。1978年オフにトレードで西武移籍。 2年連続(1982、1983年)日本一に貢献し、1984年に現役引退。引退後はダイエー(現ソフトバンク)の監督や阪神、楽天、北京五輪日本代表のコーチを務めた。通算1739試合で打率 0.260、 474本塁打、1135打点。監督通算 390試合で 151勝 230敗 9分け、勝率 0.396。
マルコス・マテオ投手が26日、「マイナビオールスターゲーム2017」のファン投票で、初選出された。
中継ぎ部門で選出され「まさか(来日) 2年目で出られるとは思わなかった。感謝の気持ちでいっぱいです」と驚きの表情をみせた。
対戦したい打者を問われ「もちろん誰と対戦するか選べない。誰が来ても自分のピッチングがしたい」と意気込んだ。
ファン投票で選出され会見するマルコス・マテオ投手
「マイナビオールスターゲーム2017」( 7月14日・ナゴヤドーム、15日・ZOZOマリン)のファン投票の最終結果が26日、発表され、阪神からセ・リーグ最多 4選手が選ばれた。
マテオが中継ぎ部門で24万1648票を集め、球宴初出場だ。「まさか(来日) 2年目で出られると思わなかったので、すごく感謝しています。とてもうれしい」。米国時代は「2A」のオールスターに中継ぎで出場経験があるという。「三振のことを考えると打たれるので、アウトをとれるようにやりたい」。“ガチ勝負”で、全パの強打者を抑え込む。
甲子園室内で調整する秋山拓巳投手。確かに右肘がしっかり上がってます=阪神甲子園球場新室内練習場
秋山拓巳投手が26日、甲子園の室内練習場で投手指名練習に参加。先発する27日の中日戦(浜松)に向けて調整した。前回登板から中13日の期間中に「右肘がいい位置に上がってこずに、何試合か投げていた」という投球フォームを修正。しっかり上から振り下ろす本来の形で、チームの連敗をストップさせる。
1メートル88の恵まれた体格を最大限に生かし、上からボールを叩く。これこそが、秋山の持ち味だ。右肘の位置を調節し、自慢の武器を取り戻した。万全の状態で、竜斬りに、そしてチームの連敗ストップに挑む。
「右肘がいい位置に上がってこず、何試合か投げていたので。その疲労も取れて、しっかり投げられるようになってきたので、初回から全力でいけるようにしたい」
投内連携で 3塁へ送球する秋山拓巳投手=阪神甲子園球場新室内練習場
フォーム修正の手応えを口にした。交流戦では 3戦 3勝をマークしたが、強打のパ・リーグ相手に打ち込まれることもあり、期間中の防御率は4.66。開幕から主に週頭の火曜日を任され、フル回転を続けている疲労もあり「(右肘に)張りを感じながらやってきた部分もある」という。
だが、前回13日の西武戦(甲子園)から中13日と登板間隔が空いたことを利用して、下がり気味だった右肘の位置を微調整した。疲労も取れ、「前回登板よりはいい状態でいけると思う」と力強く宣言。文句なしのコンディションで、この日はショートダッシュなどで仕上げた。
「週頭(火曜日)なので、しっかりゲームを作って、イニングもしっかり消化して、流れを変えるとはいかないですけど、チームが 1週間、いい戦いが出来るようなスタートを切れるよう、やっていきたい」
ラダーをする秋山拓巳投手、小野泰己投手、青柳晃洋投手、岩貞祐太投手、ランディ・メッセンジャー投手(左から)=阪神甲子園球場新室内練習場
リーグ戦再開後、チームは広島との首位攻防戦にメッセンジャー、岩貞で敗れ、今季ワーストの 4連敗中。負の流れは秋山が断つ。右肘を上げたフォームで、チームの勢いも右肩上がりの状態に導いてみせる。
◇データBOX◇
◎…秋山の今季初登板は 4月 5日のヤクルト戦(京セラ)。チームが「3連敗」の状況だったが、 6回 0/3を 1失点の好投で連敗ストップに導いた(自身に勝ち負けはつかず)。
◎…阪神は23~25日の広島戦(マツダ)で、降雨ノーゲームを含めると 3試合すべて先発が 4回以内で降板。23日のメッセンジャーは 4回 5失点、24日の能見は 3回 2/3を 5失点(ノーゲーム)、岩貞が 4回 4失点と負の連鎖が続いている。
今シーズンは、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(06月)
2017年 公式戦 日程と結果(07月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!
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そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。