●阪神は 1回一死 2塁で大山の左前打で幸先よく先制。ヤクルトは阪神先発岩田稔投手(33)の前に 3回まで 2塁すら踏めていない。ヤクルトは 2点ビハインドの 6回に荒木貴裕内野手(30)の中前打で同点に追いついた。阪神 2番手の藤川球児投手(37)は踏ん張れず、岩田の白星が消えた。 8回に 3- 3の同点とした阪神は、延長10回に糸井嘉男外野手(36)がプロ初となるサヨナラ本塁打。阪神の自力優勝の可能性が復活した。阪神高橋が「6勝」目。首位広島が敗れたため、「6.5ゲーム」差に縮まった。
●阪神がルーキー大山悠輔内野手(22=白鴎大学)の適時打で初回に先制した。先発の岩田稔投手(33)が三者凡退に抑えた直後の 1回裏。先頭の糸井嘉男外野手(36)の内野安打と上本博紀内野手(31)の犠打で一死 2塁とすると、大山が左前打を放ち 1点を先制。26日の巨人戦(東京ドーム)以来の安打でチームに貢献した。第 1打席から連続安打、連続打点でチームを勢いづけた。糸井の劇弾で、幕を閉じたシーソーゲーム。最後までその中心にいたのは、間違いなく大山だった。「3番」起用に応える 2安打 3打点。期待される場面で、ことごとく仕事をやってのけた。 2- 3の 8回一死満塁。松岡健一投手(35)の直球をバットの先で拾う。浅い当たりだったが、俊足の代走、 3走・植田が悠々のホームイン。後輩の躍動に、ベンチ前ではハイタッチを交わした。 7月は打率 0.245に沈んだが、 8月は 0.311と好調。さらに得点圏打率は 0.364と勝負強さが際立っている。「終盤に弱い虎」というレッテルを払拭するには、若い力が不可欠。大山が「6.5ゲーム」差に迫った鯉追撃の原動力となる。
●植田海内野手(21)が今季初昇格して即、持ち前の足でチームに貢献した。 8回に四球を選んだ伊藤隼太外野手(28)の代走で出場。犠打と連続四球で作った一死満塁の好機に、大山悠輔内野手の中堅への犠飛で、 3塁走者として本塁へ好走。浅めの飛球だったが、捕手のタッチをかいくぐり生還した。自身初の 1軍での得点が、貴重な同点の 3点目になった。虎党も金本知憲監督(49)も、 3塁コーチの高代延博ヘッドコーチ(63)も叫んでいた。 1点を追う 8回一死満塁。大山の飛球は中堅の定位置だったが、植田はGO。50メートル走 5秒 8の快足で試合を振り出しに戻した。足のスペシャリスト-。虎の歴史をひもとけば、2009年に現役を引退した赤星憲広氏(41=元外野手=亜細亜大學-JR東日本)以来、空位…。ワクワクする21歳は久しぶり。それがズバッと決まったのだから、実に気持ちがいい。相手にとって脅威そのもの。ブルブルと震え上がらせる足はいつでも準備万端だ。
●阪神は 3- 3で迎えた延長10回、 1番・糸井が右中間席にプロ初となるサヨナラ本塁打を放ち、熱戦に終止符を打った。超人の劇的な「12号ソロ」とD 1位・大山の 3打点などで、チームは「2連勝」。お立ち台で糸井は満面の笑みを浮かべた。糸井が同点の延長10回二死走者なしから、右中間に「12号」となるサヨナラアーチを放ち、自力優勝が復活した。マン振りでスタンド中段まで持っていくプロ初の劇弾でヤクルトを下し、首位広島に「6.5」差接近。夏が過ぎ去っても虎は熱い!!まるで天を突かんばかりの弾道だった。糸井が甲子園の夜空を見上げ、ゆっくりと歩き出す。白球は長い滞空時間を経て、勝利を確信して真っ黄色に揺れる右中間スタンドの中段に吸い込まれた。プロ14年目にして初のサヨナラ弾。歓喜のウオーターシャワーを浴びた虎のヒーローが、逆転「V」への導火線に火をつけた。びしょ濡れの超人はお立ち台の上で、真っ白な歯をキラリと光らせた。 3- 3で迎えた延長10回二死走者なし。昨季途中までオリックスに在籍していた近藤一樹投手(34)の 148キロ直球をとらえた。カウント 1- 2から渾身のフルスイングで 3試合ぶりの「12号ソロ」。アーチ狙いは否定したが、次の打者が絶対に打席に入ることができない超特大弾で虎を連勝、今季最多の貯金「14」へと導いた。いままで以上に強くなって戦場に帰ってきた超人の一発で 2カードぶりの勝ち越し。はるか先を行っていた鯉に「6.5」差に迫り、尻尾が見えてきた。北海道日本ハムからウエーバー公示されたルイス・メンドーサ投手(33)を31日にも獲得の見通しで、奇跡の逆転「V」への勢いは加速し始めている。勝利のために死力を尽くし、栄光への“最短距離”を突っ走る。
●阪神の先発岩田稔投手が 6回途中で降板した。 5回までわずか 3安打、無失点に抑えていたが、 2点リードの 6回、先頭から連続安打を浴び、続くバレンティンを空振り三振に仕留めたものの山田に四球を与え、一死満塁のピンチとなったところで交代。藤川球児投手にバトンを渡した。藤川はリベロを空振り三振に切ったが、続く荒木に初球を中前に運ばれ、 2- 2の同点に追いつかれた。
●10回のマウンドに立った高橋聡文投手(34)はいきなり先頭の坂口を四球で歩かせ、犠打と暴投などで一死 3塁のピンチを招いた。が、そこから粘りの投球で上田剛史外野手(28)を三振。二死 1、 3塁からはリベロ内野手(29)を三振に仕留めた。自己記録をさらに更新する「6勝目(無敗)」。頼もしき左腕だ。記事をまとめてみました。
<阪神 4x- 3ヤクルト=延長10回>◇23回戦◇阪神16勝 7敗◇30日◇阪神甲子園球場
阪神は 1回一死 2塁で大山の左前打で幸先よく先制。ヤクルトは阪神先発岩田の前に 3回まで 2塁すら踏めていない。
ヤクルトは 2点ビハインドの 6回に荒木の中前打で同点に追いついた。阪神 2番手の藤川は踏ん張れず、岩田の白星が消えた。
8回に 3- 3の同点とした阪神は、延長10回に糸井がプロ初となるサヨナラ本塁打。阪神の自力優勝の可能性が復活した。阪神高橋が「6勝」目。ヤクルト近藤は「3敗」目。
10回裏阪神二死、糸井嘉男外野手はサヨナラ右越えソロ本塁打を放った=阪神甲子園球場
阪神が劇的なサヨナラ勝ちで自力優勝の可能性を復活させた。延長10回に、 1番糸井がプロ初となるサヨナラの「12号ソロ」を放った。首位広島が敗れたため、「6.5ゲーム」差に縮まった。試合後の金本知憲監督の談話は以下の通り。
-糸井はものすごい打球だった
金本監督 ものすごい当たりでしたね。どこまで飛ばすのか、という当たりを見せてくれた。
-しびれる展開だったが
金本監督 毎回、ピンチの連続で、山田のホームラン以外はリリーフがピンチをしのいでくれて。攻撃も惜しいところはあったが、リリーフががんばってくれた。
- 3番起用の大山が 3打点
金本監督 タイムリー 2本と、 2ストライクに追い込まれてからの犠牲フライ。ルーキーとは思えない対応力。スイングの速さとか、大したものですね。
10回、本塁打を放った糸井嘉男外野手と握手を交わす金本知憲監督=阪神甲子園球場
-俊足の植田がタッチアップで生還した
金本監督 どうかなと思ったが、高代ヘッドが「行けー」と言った感じはするが、よくかえってくれた。
-大きい勝利だ
金本監督 接戦を勝ち切るというね。先制、中押し、ダメ押しで気持ちよく勝つのもいいが、こういう勝ちを大切にして、明日につなげたい。
-開幕前に糸井に試合を決める一打を打ってほしいと言っていた
金本監督 最後にスカッと試合を決めてくれたが、いつもあのポイントで打ってほしい(笑い)。
1回裏阪神一死 2塁、先制の左前適時打を放ったルーキー大山悠輔内野手=阪神甲子園球場
阪神がルーキー大山悠輔内野手の適時打で初回に先制した。
先発の岩田稔投手が三者凡退に抑えた直後の 1回裏。先頭の糸井嘉男外野手の内野安打と上本博紀内野手の犠打で一死 2塁とすると、大山が左前打を放ち 1点を先制。
「追い込まれてしまい最低でも次の塁にランナーを進めようと思い、ボールだったかもしれませんが食らいついて打ちにいった結果、いい所に飛んでくれました」と、26日の巨人戦(東京ドーム)以来の安打でチームに貢献した。
3回裏阪神二死 2塁、中前適時打を放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場
阪神のルーキー大山悠輔内野手が 2打席連続の適時打を放ち、追加点を奪った。
1- 0で迎えた 3回裏二死から、上本博紀内野手が四球で出塁し、盗塁を決め二死 2塁。続く大山が 3ボール 1ストライクから、ヤクルト先発原樹の投じた 5球目のシュートをとらえて中前に落とし、 1点を追加した。「打者有利のカウントまでもっていけましたし、次の孝介さん(福留)まで回したくないだろうなと思い、思い切ってスイングすることができました」。第 1打席から連続安打、連続打点でチームを勢いづけた。
8回、同点の中犠飛を放った大山悠輔内野手。好機をことごとく得点に結びつけた=阪神甲子園球場
糸井の劇弾で、幕を閉じたシーソーゲーム。最後までその中心にいたのは、間違いなく大山だった。「3番」起用に応える 2安打 3打点。期待される場面で、ことごとく仕事をやってのけた。
「とにかく必死でした。それがいい結果につながってよかったです」
2- 3の 8回一死満塁。松岡の直球をバットの先で拾う。浅い当たりだったが、俊足の代走、 3走・植田が悠々のホームイン。後輩の躍動に、ベンチ前ではハイタッチを交わした。
1回一死 2塁では、プロ初アーチを放った原樹のフォークをなんとか 3遊間へ転がし、先制点をたたき出す。 3回二死 2塁でも、インコースを力で中前に運ぶタイムリー。追加点を奪い、試合を優位に運んだ。
8回、犠牲フライを放った大山悠輔内野手=阪神甲子園球場
7月は打率 0.245に沈んだが、 8月は 0.311と好調。さらに得点圏打率は 0.364と勝負強さが際立っている。
前日29日には、同じ1994年生まれで、同期入団のD 2位・小野が13度目の登板でプロ初勝利。寮で、グラウンドで苦しむ姿をみてきた。
「苦しんでいる姿も知っていたし、うれしかったし、それと一緒に、負けられないなという気持ちがあったので、きょうはチームの勝利に貢献できてよかったです」
仲間であり、ライバルでもある-。この日はD 1位がチームを勝利に近づける働きをしてみせた。
「終盤に弱い虎」というレッテルを払拭するには、若い力が不可欠。大山が「6.5ゲーム」差に迫った鯉追撃の原動力となる。
植田海内野手が今季初昇格して即、持ち前の足でチームに貢献した。 8回に四球を選んだ伊藤隼太外野手の代走で出場。犠打と連続四球で作った一死満塁の好機に、大山悠輔内野手の中堅への犠飛で、 3塁走者として本塁へ好走。浅めの飛球だったが、捕手のタッチをかいくぐり生還した。
「(守備の)定位置くらいだったら、行こうと思っていた」と自身初の 1軍での得点が、貴重な同点の 3点目になった。試合前に「自分にしかない走塁でアピールしたい」と話していた通りの活躍。「与えられたところで頑張ります」と誓った。
8回裏阪神一死満塁、大山悠輔内野手の中飛で生還する 3塁走者植田海内野手=阪神甲子園球場
イケェェェーーーー!!
虎党も金本監督も、 3塁コーチの高代ヘッドも叫んでいた。 1点を追う 8回一死満塁。大山の飛球は中堅の定位置だったが、植田はGO。50メートル走 5秒 8の快足で試合を振り出しに戻した。
「定位置くらいだったので、あそこならいけると思いました」
相手の中継プレーをかいくぐって、左手で同点のホームをつかみとった。D 2位・小野に代わって、今季初昇格。出番は 1点を追う 8回先頭・伊藤隼が四球を選んだ後、代走だった。 1点をもぎとるために投入した金本監督は「そのために植田海を上げてますから。ほんと、いい具合にハマってね」采配ズバリにニンマリ。「海(かい)以外だとストップをかけたんじゃないのかな」。これがすべてだ。
足のスペシャリスト-。虎の歴史をひもとけば、2009年に現役を引退した赤星憲広以来、空位…。ワクワクする21歳は久しぶり。それがズバッと決まったのだから、実に気持ちがいい。
1点を追う 8回一死満塁で大山悠輔内野手の浅い中飛で 3塁から生還した代走植田海内野手。千金のプロ初得点だ=阪神甲子園球場
21歳は「与えられたところで結果を出すしかないので、頑張ります」と意気込んだ。相手にとって脅威そのもの。ブルブルと震え上がらせる足はいつでも準備万端だ。
☆ 8回、同点のホームを踏んだ植田について高代延博ヘッドコーチ
「ナイスラン。ええ足しとる。(判断については)俺がゴーと言ったんよ」
◇植田 海(うえだ・かい)
内野手。1996(平成 8)年 4月19日生まれ、21歳。滋賀県出身。近江高から2015年D 5位で阪神入団。2016年10月 1日の巨人戦(甲子園)で代走でプロ初出場。今季ウエスタンで94試合出場、打率 0.206、 0本塁打、10打点、25盗塁はリーグトップ。 1メートル75、70キロ。右投げ両打ち。年俸 500万円。背番号「62」。
阪神は 3- 3で迎えた延長10回、 1番・糸井が右中間席にプロ初となるサヨナラ本塁打を放ち、熱戦に終止符を打った。超人の劇的な「12号ソロ」とD 1位・大山の 3打点などで、チームは「2連勝」。お立ち台で糸井は満面の笑みを浮かべた。
延長10回、本塁打を放った糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場
超超超、超人や!! 糸井嘉男外野手が同点の延長10回二死走者なしから、右中間に「12号」となるサヨナラアーチを放ち、自力優勝が復活した。マン振りでスタンド中段まで持っていくプロ初の劇弾でヤクルトを下し、首位広島に「6.5」差接近。夏が過ぎ去っても虎は熱い!!
まるで天を突かんばかりの弾道だった。糸井が甲子園の夜空を見上げ、ゆっくりと歩き出す。白球は長い滞空時間を経て、勝利を確信して真っ黄色に揺れる右中間スタンドの中段に吸い込まれた。プロ14年目にして初のサヨナラ弾。歓喜のウオーターシャワーを浴びた虎のヒーローが、逆転「V」への導火線に火をつけた。
「やりましたー! 最高です!! この甲子園でサヨナラホームランを打てて、最高の気分です」
サヨナラ本塁打を放った糸井嘉男外野手
びしょ濡れの超人はお立ち台の上で、真っ白な歯をキラリと光らせた。 3- 3で迎えた延長10回二死走者なし。昨季途中までオリックスに在籍していた近藤の 148キロ直球をとらえた。カウント 1- 2から渾身のフルスイングで 3試合ぶりの「12号ソロ」。「何とか次につなげようと思って、打席に入りました。狙ってないです」とアーチ狙いは否定したが、次の打者が絶対に打席に入ることができない超特大弾で虎を連勝、今季最多の貯金「14」へと導いた。
びしょ濡れでベンチに戻ると、金本監督ががっちり握手で出迎えた。そして「これがスーパーベジータか!!」と声をかけた。「ドラゴンボール超(スーパー)デー」と銘打たれた 5月 5日の広島戦(甲子園)で糸井は主人公、孫悟空の最大のライバル、ベジータ風のイラストになった。アニメのヒーロー以上に華麗で劇的な働きで首位広島の優勝マジックを消滅させた。
延長十回、糸井嘉男外野手はナインのウオーターシャワーで祝福されながら、ホームイン
7月17日の広島戦(甲子園)で右脇腹を痛めた。鳴尾浜で再調整していた期間中、掛布 2軍監督が練習時に選手に振らせているゴム状のチューブを見よう見まねで振った。打撃ケージを出てからはミスタータイガースに両肩を支えられてバットを振った。リハビリ期間中も何かを吸収しようと必死だった。
雌伏の時を経て、超人は強くなる。 6月上旬に左太もも裏の軽い筋挫傷を負った。スタメン落ちしている際、甲子園のアルプス席の階段のぼりを繰り返した。リハビリでありながら、平地でなく、階段の段差を敢えて使って鍛えた。いままで以上に強くなって戦場に帰ってきた超人の一発で 2カードぶりの勝ち越し。はるか先を行っていた鯉に「6.5」差に迫り、尻尾が見えてきた。
サヨナラ本塁打を放った糸井嘉男外野手を出迎える阪神ナイン
北海道日本ハムからウエーバー公示されたルイス・メンドーサ投手(33)を31日にも獲得の見通しで、奇跡の逆転「V」への勢いは加速し始めている。
金本監督は「本当にものすごい当たりでしたね。どこまで飛ばすのか、というところをみせてくれました。こういう勝ちを大事にして明日につなげたいですね」と勝って兜の緒を締めた。糸井も「一戦必勝。それだけでやっているので」と油断はない。勝利のために死力を尽くし、栄光への“最短距離”を突っ走る。
10回裏阪神2死、右越えにサヨナラ本塁打を放ちお立ち台でガッツポーズする糸井嘉男外野手=阪神甲子園球場
糸井嘉男外野手が延長10回、ヤクルト近藤からサヨナラ勝ちを決める「12号ソロ」。興奮のまま甲子園のお立ち台に上がり、自身初のサヨナラ弾の喜びを語った。
-おめでとうございます
糸井 (左手を突き上げて)やりましたー!
-今の気持ちは
糸井 最高です。
-どんな思いで
糸井 1戦も落とせないっていう戦いが続いているんで、なんとか次につなげようと思って打席に入りました。
10回裏阪神2死、サヨナラ本塁打を放ち生還した糸井嘉男外野手(左)を笑顔でたたえる金本知憲監督=阪神甲子園球場
-ホームランを狙った
糸井 狙ってないですね。
-サヨナラホームランは
糸井 初めてです。
-どうですか
糸井 いやもう、この甲子園でサヨナラホームラン打てて、最高の気分です。 -広島が負け、自力優勝の可能性が復活。まだまだチャンスある
糸井 はい、もう、さっきも言いましたけど、 1試合も落とせないと思って戦ってます。
-明日以降の意気込みを
糸井 明日からも一戦必勝で頑張るんで、応援よろしくお願いします。
6回表ヤクルト一死満塁、先発岩田稔投手(左から 2人目)は藤川球児投手にマウンドを譲り降板する=阪神甲子園球場
阪神の先発岩田稔投手が 6回途中で降板した。 5回までわずか 3安打、無失点に抑えていたが、 2点リードの 6回、先頭から連続安打を浴び、続くバレンティンを空振り三振に仕留めたものの山田に四球を与え、一死満塁のピンチとなったところで交代。藤川球児投手にバトンを渡した。藤川はリベロを空振り三振に切ったが、続く荒木に初球を中前に運ばれ、 2- 2の同点に追いつかれた。
岩田は「三者凡退のいい形で立ち上がることが出来ましたし、 2回以降もゴロを打たせる事を意識して投げることが出来ましたが、 3巡目を迎えてランナーをためた状態で降板することになってしまい、迷惑をかけてしまいました」と振り返った。
10回のマウンドに立った高橋はいきなり先頭の坂口を四球で歩かせ、犠打と暴投などで一死 3塁のピンチを招いた。が、そこから粘りの投球で上田を三振。二死 1、 3塁からはリベロを三振に仕留めた。「悔いが残らないように投げました。ここまで来たら内容どうこうより、チームが勝てるように投げたい」。自己記録をさらに更新する「6勝目(無敗)」。頼もしき左腕だ。
◇データBOX◇
◎…阪神・糸井がプロ初のサヨナラアーチ。サヨナラ打は通算 3度目。阪神にFA移籍した選手が 1年目にサヨナラ弾を打ったのは、2002年の片岡篤史( 9月22日の広島戦の 9回)、2008年の新井貴浩( 4月30日のヤクルト戦の 9回)に次いで 9年ぶり 3人目。
◎…阪神がヤクルトに勝ち、広島が巨人に敗れたため、阪神の自力Vが復活。阪神は残り26試合に全勝すると、「91勝51敗1分け、勝率0.6408」。広島が阪神戦以外に全勝しても、「89勝50敗4分け、勝率0.6402」となり、勝率で広島を上回る。
◎…阪神の貯金は今季最多の「14」。2013年 9月 3日以来、 4年ぶり。
2017年 8月31日予告先発情報:阪神・秋山拓巳ーヤクルト・ブキャナンと発表されている。昨日(8/30)のガンちゃんと同様に燕軍をやっつけて欲しいですね。
全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(08月)
2017年 公式戦 日程と結果(09月)
◇公式戦全試合実況速報 公式戦全試合をテキスト速報!タイガース迂遠実況で応援気分を盛り上げます。ほかにも対戦中の選手の成績が」一目で分かる「観戦モード」も必見!
◇現場からお届け!トラ番LIVEニュース 主催試合時は、現場から直接ニュースを配信! タイガース情報をどこよりもはやく、そうして細やかに。「生」の情報もお届けします!!
※阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE 」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。 プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
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※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。