Quantcast
Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5167

阪神連敗ストップ!金本監督、鳥谷称賛!西岡V打で鳥谷2000安打に花!福留が試合前ナインにゲキ!

$
0
0

DeNAが 1回、筒香嘉智外野手(25)の適時打で先制。阪神は 2回に鳥谷敬内野手(36)の適時打と坂本誠志郎捕手(23)の「2ラン」で勝ち越すも、 3回に筒香の「同点ソロ」を許す。DeNAは阪神能見の前に 4回から 3イニング連続三者凡退。阪神も 3回から 6回までは無得点。能見篤史投手(38)は 6回で降板し、継投策へ。阪神は 7回に坂本からの 4連打などで 2点を勝ち越し、岩崎優投手(26)が「4勝」目をあげた。阪神が鳥谷の「2000安打」達成試合をチーム一丸となって白星で飾った。鳥谷の通算「2000安打」は「プロ野球史上50人目」、生え抜き選手としては1983年の藤田平(通算2064安打)に次ぐ 2人目。本拠地甲子園での達成は球団史上初。プロ初安打は、新人の2004年 4月 2日巨人戦、「7番遊撃」で先発出場し前田幸長から記録。

金本知憲監督(49)は鳥谷の偉業達成を白星で飾れたことを喜んだ。試合後に「『2000本』を打った日に勝てたというのが、今日は一番うれしい」と称賛した。 2回に本塁に生還した鳥谷をベンチ前で出迎え、右手で握手。「次は『2500』。必ず打てよ」と耳元でささやいたという。鳥谷敬内野手が、DeNA戦で井納から 2回の第 1打席で右中間への適時 2塁打を放ち、「プロ野球史上50人目」となる通算「2000安打」を達成した。阪神の生え抜き選手としては、1983年の藤田平(通算2064安打)に次ぐ、 2人目の偉業。本拠地甲子園での偉業達成は球団史上初となった。ソフトバンク和田毅投手(36)が 8日、早稲田大學の 1年後輩である鳥谷の「2000本安打」達成を祝福した。和田は早大時代、 2年春に先発デビュー。入学したばかりの 1年鳥谷も遊撃のレギュラーとして同時期に神宮の地を踏み、和田の後ろを守っていた。プロではリーグが違うため、対戦機会は少ない。プロ入り後、14年かけてコツコツと安打を重ねてきた後輩の偉業に、温かい拍手を送った。

坂本誠志郎捕手が祝砲を放った。坂本誠志郎捕手が 3打数 3安打 4打点の活躍で、鳥谷敬内野手の「2000安打」達成に花を添えた。 2点ビハインドで迎えた 2回。鳥谷が通算「2000安打」となる適時 2塁打で 1点差に追い上げると、なお二死 3塁の場面。「8番」坂本が左翼ポール際に「逆転2号2ラン」を放った。 2点を追う 2回、鳥谷の適時 2塁打で 1点を返しなおも二死 3塁で、スライダーをとらえ左翼ポール際へ一時逆転の「2ラン」。 7回にも一死から 4連打の口火を切る中前打で逆転を呼び、 8回無死 2、 3塁でも 2点適時打を放つなどこの日 3安打 4打点。「試合前からチームとして(鳥谷が)『2000本』打った日には勝って祝おうと話もしていた」と記念日に花を添える活躍を見せた。先輩の偉業の興奮が冷めやらぬ甲子園を、再びドッと沸かせた。坂本が 1- 2の 2回二死 3塁から“祝砲”をあげた。一時逆転の「今季2号2ラン」が左翼ポール際に吸い込まれた。 3走・鳥谷をゆっくりとホームに迎え入れた。12試合連続スタメンマスクの背番号「12」の存在感は日ごと増すばかりだ。

西岡剛内野手(33)が勝ち越しタイムリーを放った。 3- 3の同点で迎えた 7回。一死から坂本、代打上本博紀内野手(31)、糸井嘉男外野手(36)の 3連打で満塁とすると、西岡が左腕砂田のスライダーをセンター前に落とした。なお、満塁の場面で福留孝介外野手(40)が右犠飛。さらに 1点を追加した。

2000安打」の先輩たちが、おめでとう、トリ!! 鳥谷に花束を贈呈したのは福留孝介外野手だった。勝って祝おうと試合前にはナインを鼓舞する好アシスト。金本知憲監督も勝負の年で巻き返した根性を称えた。その域に達したものでしか、わからないものがある。カウントダウンという名の重圧を吹き飛ばした喜びや、「2000安打」という重み…。すぐに鳥谷が決めた。余計にうれしかった。福留は花束を抱えて飛んでいった。決めてもらおう。だから、勝って、祝おう。そう思って、練習開始直後に外野芝を動き回った。糸井ら野手陣に声をかけ、その後、投手陣の輪に加わった。自らも昨年 6月末に「日米通算2000安打」を達成(現在2174安打)したからこその、“粋なアシスト”。結束力で「彼の中では通過点」にしてほしかった。現役時代に「2539安打」を放った金本監督も土俵際での踏ん張りに目を細めた。「次は『2500安打』打てよ」とエールも送った、結果がすべてというプロの世界。数字を残せなかったものは終わっていく。これまでエリート街道を歩んできたスターがどう耐え忍び、あがき、もう一度花を咲かせるか-。記事をまとめてみました。

 

 

 <阪神 8- 3DeNA>◇18回戦◇阪神11勝 7敗◇ 8日◇阪神甲子園球場

 DeNAが 1回、筒香の適時打で先制。阪神は 2回に鳥谷の適時打と坂本の「2ラン」で勝ち越すも、 3回に筒香の「同点ソロ」を許す。

 DeNAは阪神能見の前に 4回から 3イニング連続三者凡退。阪神も 3回から 6回までは無得点。能見は 6回で降板し、継投策へ。

 阪神は 7回に坂本からの 4連打などで 2点を勝ち越し、岩崎が「4勝」目をあげた。DeNAは試合中盤から打線が沈黙、井納が「9敗」目を喫した。

  2回裏阪神2死三塁、鳥谷敬内野手(右)は坂本誠志郎捕手の「左越え2点本塁打」で生還し、ベンチ前で金本知憲監督から握手で迎えられる=阪神甲子園球場

 阪神が鳥谷の「2000安打」達成試合をチーム一丸となって白星で飾った。

 DeNAが先手を取った。 1回、筒香の適時打で先制。 2回にも倉本の中前適時打で加点しリードを 2点に広げた。

 阪神は 2回に反撃。鳥谷の右中間への「適時2塁打」が節目の「2000安打」となった。鳥谷の反撃打に坂本が続き二死 3塁から「2号2ラン」で逆転に成功した。

 DeNAは 3回に筒香の左中間への「24号ソロ」ですぐさま同点とした。

 阪神は 7回一死満塁から西岡の中前適時打で勝ち越し、続く福留も右翼犠飛で加点し、この回 2点を奪った。

  2回、坂本誠志郎捕手の「2点本塁打」で生還した鳥谷敬内野手を迎える金本知憲監督=阪神甲子園球場

 続く 8回無死 1、 2塁から大和の投前バントをDeNA 3番手三上が 3塁へ悪送球し、 2塁走者・中谷が生還、さらに坂本が中前に「2点適時打」を放ちこの回 3点を追加した。阪神は継投でDeNAの反撃をかわし、連敗を「4」でストップした。

 阪神は岩崎が「4勝」目、DeNA先発井納は 7回途中 5失点で「9敗」目となった。

 鳥谷の通算「2000安打」は「プロ野球史上50人目」、生え抜き選手としては1983年の藤田平(通算2064安打)に次ぐ 2人目。本拠地甲子園での達成は球団史上初。プロ初安打は、新人の2004年 4月 2日巨人戦、「7番遊撃」で先発出場し前田幸長から記録。

 

  2回、 2塁打を放ち2000本安打を達成した鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 金本知憲監督は鳥谷の偉業達成を白星で飾れたことを喜んだ。

 試合後に「『2000本』を打った日に勝てたというのが、今日は一番うれしい。体の強さもあるし、休まず、出続けての達成ですからね。 2年目から、ずっとだからね。内野手で。大したものだと思う」と称賛した。

  2回に本塁に生還した鳥谷をベンチ前で出迎え、右手で握手。「次は『2500』。必ず打てよ」と耳元でささやいたという。

  2回裏阪神二死 3塁、金本知憲監督(右)は「2000安打」を放ち、坂本誠志郎捕手の左越え逆転「2点本塁打」で生還した鳥谷敬内野手に耳打ちする=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手が、DeNA戦で井納から 2回の第 1打席で右中間への適時 2塁打を放ち、「プロ野球史上50人目」となる通算「2000安打」を達成した。

 阪神の生え抜き選手としては、1983年の藤田平(通算2064安打)に次ぐ、 2人目の偉業。本拠地甲子園での偉業達成は球団史上初となった。

 鳥谷は勝ち越し適時打を放った西岡と並んでお立ち台に上がった。西岡と鳥谷のインタビューは以下の通り。

 福留孝介外野手(右)から花束を受け取った鳥谷敬内野手。数字の重圧から解放され、最高の笑顔をみせた=阪神甲子園球場

-勝ち越し打の場面。どんな思いで打席に

 西岡 やっと仕事できたなと思います。

-同点でセンターにボールが弾んだ。どんな思い

 西岡 復帰してからあんまり結果残してなかったんで、なんとか打てたのは、うれしかったですけど、きょうは、鳥谷さんの「2000安打」というのがあったので、なんとかチームが勝って、気分よく帰ってほしいなと思ってました。

-「2000安打」は甲子園で達成

 鳥谷 本当に、このたくさんのファンの前で、「2000本」目が打てて、よかったと思います。

  2回、 2塁打を放ち「2000本安打」を達成しDeNA・田中浩康内野手から花束を受け取る鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

-右中間を低く速く抜ける、鳥谷さんらしい打球。抜けた瞬間は

 鳥谷 負けてる場面だったので、点が入ってよかったなと思います。

-先週のヒーローインタビューでは、早く打って楽になりたいという話も。楽になった

 鳥谷 これで周りが静かになると思うんで、ここから、楽に野球ができると思います。

-あと 1本で迎えたきょう。いつもと違った気持ちで試合に

 鳥谷 いやもう、いつも通り、毎打席、毎打席集中していこうという気持ちだったので、特別な思いというのはなかったです。

  2回、適時 2塁打を放ち通算「2000本安打」を達成した鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

-「2000安打」。誰にまず伝えたい

 鳥谷 両親もそうですし、ずっと支えてくれた家族にこの、「2000本」目のヒットのボールをプレゼントしたいと思います。

-「2000」という数字。どんな意味が

 鳥谷 打てると思ってなかったので、なんとかこの数字を残せたってのは、よかったと思います。

-あす以降に向けて抱負を

 西岡 鳥谷さんが頑張ってくれると思いまーす。

 鳥谷 頑張ります。

 「2000安打」を達成した鳥谷敬内野手(右)は、お立ち台で西岡剛内野手に右手を上げられ笑顔を見せる=阪神甲子園球場

 鳥谷敬内野手が、DeNA戦で井納から 2回の第 1打席で右中間への適時 2塁打を放ち、「プロ野 球史上50人目」となる通算「2000安打」を達成した。

 鳥谷の打者データは以下。

■最も安打を放った投手はヤクルト石川雅規投手

 左腕ながらヤクルト石川雅規からの「42安打」が最も多い。また、「50打席」以上対戦した中での打率 1位は、山口俊(DeNA-巨人)の「4割4分8厘(58打数26安打)」。最低打率は杉内俊哉(ソフトバンク-巨人)の「1割1分1厘(90打数10安打)」。 鳥谷敬内野手に中前適時打を浴びたヤクルト石川雅規投手  鳥谷敬内野手に中前適時打を浴びたヤクルト石川雅規投手=阪神甲子園球場(写真は2017年 8月29日)

■走者三塁で好成績

 走者「3塁」「1、3塁」「2、3塁」「満塁」の場面での安打数は「194」で、打率は「3割2分9厘(590打数)。 3塁に走者がいない状況での「2割7分9厘(6445打数1796安打)」から一気にはね上がる。

■ 3- 0からはわずか「3安打」

 カウント 3- 0で、通算安打はたったの「3本」。全 175打席中 165打席でストレートの四球を選び、打って出たのは「10打席」しかない。

 和田毅投手に何ごとか耳打ちされ笑顔を見せる鳥谷敬内野手(右)(2003年11月26日撮影)

 ソフトバンク和田毅投手が 8日、早大の 1年後輩である鳥谷の「2000本安打」達成を祝福した。

 「おめでとうございます。彼にとって『2000本』はまだ通過点。『2500本』くらいまでいってほしいですね」。

 和田は早大時代、 2年春に先発デビュー。入学したばかりの 1年鳥谷も遊撃のレギュラーとして同時期に神宮の地を踏み、和田の後ろを守っていた。

 「大学の時から責任感の強い選手で、練習後も遅くまで自主的に居残り練習をしていた。ケガにも強く、 1年春のオープン戦で指を骨折した時も、隠して試合に出続けていましたね」

 「東京6大学」のライバルチームには後にプロ入りしたレベルの高い投手が多かった。和田は「大学時代からプロレベルの投手と対戦してきたことが、その後のプロでの活躍にもつながっているんじゃないかと思う」と振り返る。

 プロではリーグが違うため、対戦機会は少ないが「今でもやりづらいですよ。 3年間僕の後ろで守っていたので、配球とか、ここで仕留めにくるとか全部知られた上で対戦しなきゃいけないですからね」と笑う和田。プロ入り後、14年かけてコツコツと安打を重ねてきた後輩の偉業に、温かい拍手を送った。

  2回、 2塁打を放ち「2000本安打」を達成した鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

★ 6回 4安打 3失点の能見篤史投手

 「粘り強くというか、 4、 5、 6回は走者を出していないのはよかった」

★ 2番手で登板し、今季「4勝」目を手にした岩崎優投手

 「トリ(鳥谷)さんの記録の日だったので、勝ててよかったです。きょうは自分のことはどうでもいいです」

★片岡篤史打撃コーチ

 「プレッシャーがかかるところで試合に出続けて『2000本』を積み重ねるのは立派。どんどん積み重ねて、チームを引っ張っていってほしい」

★現役時代に鳥谷敬内野手と二遊間を組んだ平野恵一打撃コーチ

 「円陣でもきょうは勝って『2000本』を祝おうといっていた。きょうは勝ててよかった」

 ヒーローの西岡剛内野手と鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

◇データBOX◇

◎…阪神・鳥谷が通算「2000安打」を達成。実働( 1軍出場年数)14年目以内に達成したのは、2013年のDeNA・ラミレスに次ぐ、2014年の東京・榎本喜八、巨人・長嶋茂雄、東映・張本勲、楽天・松井稼頭央と並ぶ「2番目」のスピード

◎…安打の内訳は「単打が1482、二塁打333、三塁打48、本塁打137」。「2000安打」のうち単打が最も多かったのは今季達成した中日・荒木雅博の「1675本」で、鳥谷は「5番目」に多い。

◎…ボールゾーンへの投球に対してスイングした割合を示す「ボールゾーンスイング率」は、自身最低の打率 0.236だった昨季でさえ11.1%だった。規定打席数に到達した両リーグの全打者でトップの数字。2015年も13.1%でトップ、2014年は12.9%で「2位」。

 

 坂本誠志郎捕手が祝砲を放った。

  2点ビハインドで迎えた 2回。鳥谷が通算「2000安打」となる適時 2塁打で 1点差に追い上げると、なお二死 3塁の場面。「8番」坂本が左翼ポール際に「逆転2号2ラン」を放った。

 坂本は「まず同点という気持ちで 3塁ランナーを返す事だけを考えて打ちにいきました。いい結果になってくれて良かったです」とコメントした。

  2回裏阪神二死 3塁、左越えへ「逆転2点本塁打」を放った坂本誠志郎捕手を雄たけびをあげながら出迎える鳥谷敬内野手(右)=阪神甲子園球場

 坂本誠志郎捕手が 3打数 3安打 4打点の活躍で、鳥谷敬内野手の「2000安打」達成に花を添えた。

  2点を追う 2回、鳥谷の適時 2塁打で 1点を返しなおも二死 3塁で、スライダーをとらえ左翼ポール際へ一時逆転の「2ラン」。「『まず同点』という気持ちで 3塁ランナーをかえすことだけを考えて打ちにいきました。いい結果になってくれて良かったです」と今季「2号」を振り返った。

  7回にも一死から 4連打の口火を切る中前打で逆転を呼び、 8回無死 2、 3塁でも 2点適時打を放つなどこの日 3安打 4打点。「試合前からチームとして(鳥谷が)『2000本』打った日には勝って祝おうと話もしていた」と記念日に花を添える活躍を見せた。

 首位広島に「3連敗」して迎えた試合だったが「広島で悔しい負け方をしてやってきて、今日もバタバタしたけど全然あきらめていない。 1つでも多く勝って、そういう姿勢をファンの人に見せられたら。強い気持ちを持って行きたい」と前を向いた。

  2回裏阪神二死 3塁、左越えへ「逆転2点本塁打」を放った坂本誠志郎捕手=阪神甲子園球場

 坂本誠志郎捕手が 2回に「2号2ラン」を放つなど、 3安打 4打点と大暴れ。 3位DeNAを 8- 3で下す立役者となり、通算「2000安打」を達成した鳥谷敬内野手のメモリアル試合に勝利で花を添えた。連敗は「4」でストップし、貯金は「14」。 3位には「4.5」差となった。

 先輩の偉業の興奮が冷めやらぬ甲子園を、再びドッと沸かせた。坂本が 1- 2の 2回二死 3塁から“祝砲”をあげた。一時逆転の「今季2号2ラン」が左翼ポール際に吸い込まれた。 3走・鳥谷をゆっくりとホームに迎え入れた。

 「せめて同点と。何とか 3塁走者をかえしたかった」

 井納の 134キロにうまく反応して 5試合ぶりのアーチをかけると、 4回は四球、 7回は中前打、 8回はダメ押しの中前 2点打。全 4打席出塁で 3打数 3安打 4打点の大暴れだ。

  2日の中日戦(甲子園)以来、今季 2度目となる猛打賞。 4打点もそれ以来だ。「(鳥谷が)『2000安打』を打って、勝って祝えるようにと(試合前から)チームで話していました」。“フォア・ザ・トリタニ”の思いが力に変わった。

 「与えられたところで、小さなことでもチームに貢献していきたいです」。12試合連続スタメンマスクの背番号「12」の存在感は日ごと増すばかりだ。

 

  7回裏阪神一死満塁、西岡剛内野手は中前勝ち越し適時打を放ちガッツポーズ=阪神甲子園球場

 西岡剛内野手が勝ち越しタイムリーを放った。

  3- 3の同点で迎えた 7回。一死から坂本、代打上本、糸井の 3連打で満塁とすると、西岡が左腕砂田のスライダーをセンター前に落とした。なお、満塁の場面で福留孝介外野手が右犠飛。さらに 1点を追加した。

  7回、西岡剛内野手が適時打を放った=阪神甲子園球場

 西岡が試合を決めた。 3- 3の 7回一死満塁から中前にポトリと落ちる勝ち越し打で、チームを勝利に導いた。お立ち台では「復帰してからあんまり結果残してなかったので、なんとか打てたのはうれしかったですけど」と胸をなで下ろしつつ「鳥谷さんの『2000本安打』というのがあったので、なんとかチームが勝ってね、気分よく帰ってほしいなと思います」と喜んでいた。

 

 甲子園で「2000安打」を決めた鳥谷敬内野手。チームの連敗も「4」で止めた=阪神甲子園球場

 「2000安打」の先輩たちが、おめでとう、トリ!! 鳥谷に花束を贈呈したのは福留孝介外野手だった。勝って祝おうと試合前にはナインを鼓舞する好アシスト。金本知憲監督も勝負の年で巻き返した根性を称えた。

 その域に達したものでしか、わからないものがある。カウントダウンという名の重圧を吹き飛ばした喜びや、「2000安打」という重み…。すぐに鳥谷が決めた。余計にうれしかった。福留は花束を抱えて飛んでいった。

 「あと何本となったときに意識はするだろうしね。本当におめでとう、よかったね、と。みている僕らも 1打席目に出たのはよかったと思うよ」

 決めてもらおう。だから、勝って、祝おう。そう思って、練習開始直後に外野芝を動き回った。

 メモリアル打を放ち、福留孝介外野手らと握手する鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 糸井ら野手陣に声をかけ、その後、投手陣の輪に加わった。「こういう雰囲気だったしね。頑張ろう、というわけで」。自らも昨年 6月末に「日米通算2000安打」を達成(現在2174安打)したからこその、“粋なアシスト”。結束力で「彼の中では通過点」にしてほしかった。

 「長いこと野球をやっていれば苦労しない方がおかしいだろうし、その中でね、それを乗り越えるだけ彼にも力があるから、こういう試練がくるんだろう。それを乗り越えて今年やっているし、本当に立派なものだよ」

 心配した。昨季、どん底を味わい、遊撃のポジションを失った背番号「1」を何度もおもんぱかった。「アイツ…俺らの前では弱音を吐いたりしないけど…」。打撃不振というこれまでにない大きな壁をはね返すときを祈り、見守り続けた。「主将」という責任も、鳥谷から預かった。

 現役時代に「2539安打」を放った金本監督も土俵際での踏ん張りに目を細めた。

 この人がヒーロー! お立ち台で西岡剛内野手(左)にいじられる鳥谷敬内野手=阪神甲子園球場

 「長い間やっていれば、 1年ぐらい、ああいう年はある。年齢的にも去年が35歳かな。どーんと成績が落ちたら、次の年が勝負になるんだけれど、その勝負に見事勝ったわけだし」

 そして「次は『2500安打』打てよ」とエールも送った、結果がすべてというプロの世界。数字を残せなかったものは終わっていく。これまでエリート街道を歩んできたスターがどう耐え忍び、あがき、もう一度花を咲かせるか-。

 だから福留はいった。

 「それ(2000安打)を目の前で見られたというのは幸せだし、本当にまだまだ、彼にはもっともっと続けていってほしい、ということかな」。誰もが、そう思った。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(09月)

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月) 

 

んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

ペタしてね

 


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5167

Trending Articles