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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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糸井詰まりながらも先制打!鳥谷プロ野球史上15人目の1000四球王手!岩田3勝!CS先発手中!

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阪神は 3回、糸井嘉男外野手(36)と大山悠輔内野手(22=•白鴎大学)の適時打で 3点を先制。先発の岩田稔投手(33)は 3回まで 1安打無失点と上々の立ち上がりを見せた。巨人は 4回、村田修一内野手(36)の「14号ソロ」と小林誠司捕手(28)のスクイズで 2得点。阪神は 5回、前日に危険球退場の 2番手畠世周投手(23=•近畿大学)から上本博紀内野手(31)と糸井が連続本塁打。阪神は 6回から継投策で逃げ切り「2連」勝。先発の岩田は 5回 2失点で今季「3勝」目を挙げた。ラファエル・ドリス投手(29)は「36セーブ」。巨人は打線が沈黙して「2連敗」を喫した「3位」争いを演じていた巨人が阪神に敗れ、広島に勝利したDeNAの「3位」が確定、巨人のBクラス( 4位以下)が決定し、11年連続CS進出( 3位以上)が消滅した。巨人のBクラスは2006年以来となった。

糸井嘉男外野手が先制タイムリーを放った。 3回二死から俊介、上本の連打で二死 1、 3塁となった場面。糸井が巨人田口の内角直球を詰まりながらも左翼前にポトリと落として先制点をもぎ取った。直前には「2番」上本が、この回から登板した畠の直球をとらえて左翼席へ「9号ソロ」をマーク。前日 9月30日に頭部死球を受けた相手に、一撃をお見舞いしていた。ハートに火をつけられては打つしかない。すでに「2位」が決まっていようが、糸井は燃えていた。本能のままに上本と同じ初球を捉え、右翼席にグサッと「2者連続アーチ」を突き刺した。前日の頭部死球を乗り越え果敢に向かっていった上本の、勇気と一発に続いた。 5回、 4- 2となって「六甲おろし」を高らかに歌い終えたばかりの左翼席を、 5- 2としてまた歌わせた。近畿大學の後輩、畠の 140キロを振り抜き「16号ソロ」。 2点を返された直後の攻撃で、 2人、たったの 2球で 2点を奪い返した。虎移籍 1年目で初体験した「伝統の一戦」はカード別打率でも最も低い 0.244で、「3本塁打、9打点」だった。燃える闘志で勝負の世界の厳しさを教え込んだ。対戦 4打席目で、初安打となる厳しい一発を浴びせた。ナインに火をつけられ火をつけ、糸井は完全に虎の一員となった。タテジマを身にまとっては初となるCSへ、燃えながら突き進む。

大山は 1- 0の 3回二死満塁で中前へ 2点打。カウント 1- 2からの 4球目、田口の変化球をとらえた。 9月14日の巨人戦(甲子園)以来の打点。さらなる高みを見据えた。

ハイライトは 1点差に詰め寄られた直後の 5回。「1番」・俊介外野手(30)から始まる虎の攻撃に対し、巨人は前夜( 9月30日)、 1回無死 1塁、 4球目でバントの構えだった上本の頭部に死球をぶつけ、危険球退場となったD 2位・畠世周投手を投入してきた。上本博紀内野手が 3- 2の 5回、その畠から特大の「9号ソロ」を放った。リベンジ弾に金本知憲監督(49)も大絶賛。宿敵のCS出場を消し去る一発で伝統の一戦は「2連勝フィニッシュ」。ドームの屋根をなぞるかのような放物線が描かれる。小兵が繰り出したカウンターパンチに虎党は狂喜乱舞。やったぞ、上本。これぞ最高のG倒劇や!無言で球場を後にしたヒーローに代わり、金本監督が手放しでほめた。続く糸井も 2者連続弾を放ち、わずかに残っていたCS出場の可能性にすがる宿敵に引導を渡した。倍返しをした上で自分の仕事をこなす上本の姿こそ、強く生まれ変わった金本虎そのものだった。今季の伝統の一戦は「10勝13敗2分け」で終えた。「2位」が確定した翌日。福留孝介外野手(40)だけではなく、糸井、鳥谷敬内野手(36)らもベンチスタートさせ、積極的休養をとらせることも考えられたが、蓋を開けてみれば、40歳の主将以外は、いつものスタメン、いつもの継投だった。CSファーストステージの相手がDeNAに決まった。いくぞ、日本一まで。マグマのように情熱をたぎらせる。

鳥谷敬内野手(36)がもう 1つの大記録に王手だ。 3打席無安打で迎えた 8回は先頭で打席に入り、四球を選んだ。プロ通算「999個」目の四球。すでに球団 2人目の「2000安打」を達成しており、シーズンの残り 2試合で、節目の記録にチャレンジする。

阪神先発の岩田稔投手が粘りの投球で、今季「3勝」目を挙げた。球を低めに集める投球で 3回まで無失点。 4回には村田に被弾するなど 2点を失うが、 5イニングを 2失点にまとめた。 5回 5安打 2失点で今季「3勝目(2敗)」。 8月11日のDeNA戦(横浜)以来、 7戦ぶりに白星をつかんだ。ベテランらしい内容で、 8月11日DeNA戦以来の白星を挙げた。香田勲男投手コーチ(52)も先を見据えた。前日 9月30日の岩貞も含め、ポストシーズンを戦うメンバーが固まってきた。岩田は短期決戦に備え、牙を研ぐ。

石崎剛投手(27)が 6回から 2番手で登板。 3点差以内のリードした場面で、回の頭から任されるのは今季初めてだったが、阿部慎之助内野手(38)、村田修一内野手(36)、長野久義外野手(32)の強打者をキッチリ 3人で仕留めた。今季は25試合で「0勝1敗、防御率1.21]と安定。CSでのフル回転を見据えての起用となった。

前夜の勝利で「2位」が決定し、順位が決まった試合でも戦い方は変わらなかった。 7回からの継投は、いつも通り、虎の勝利の方程式だった。桑原謙太朗投手(31)は 5- 2と 3点リードの 7回に登板。G打線の代打攻勢を無安打ではねのけてみせた。伝家の宝刀スライダーを巧みに操り打ち取った。先頭の脇谷亮太内野手(35)を外角低め 137キロスライダーで空振り三振に斬ると、橋本到外野手(27)も 2ゴロ。宇佐見真吾捕手(24)に四球は出したが、陽岱鋼外野手(30)を危なげなく外角スライダーで 1ゴロに仕留めた。 1本の安打も許さず、無失点で任務完了。巨人の追随を許すことなく、リードを守った。桑原はこの日で今季67試合目の登板。疲労はもちろんある。それでも、金本監督は迷わずこの日も勝利の方程式を選択した。今季最後の「伝統の一戦」。全力モードは変えなかった。14日開幕のCSになれば、その重要性が増すことは間違いない。記事をまとめてみました。

 

 

 <巨人 4- 5阪神>◇25回戦◇阪神10勝13敗 2分◇ 1日◇東京ドーム

 阪神は 3回、糸井と大山の適時打で 3点を先制。先発の岩田は 3回まで 1安打無失点と上々の立ち上がりを見せた。

 巨人は 4回、村田の「14号ソロ」と小林のスクイズで 2得点。阪神は 5回、前日に危険球退場の 2番手畠から上本と糸井が連続本塁打。

 阪神は 6回から継投策で逃げ切り「2連」勝。先発の岩田は 5回 2失点で今季「3勝」目を挙げた。ドリスは「36セーブ」。巨人は打線が沈黙して「2連敗」を喫した。田口「4敗」目。

  5回表阪神一死、畠世周投手(右)から左越え本塁打を放った上本博紀内野手=東京ドーム

 「3位」争いを演じていた巨人が阪神に敗れ、広島に勝利したDeNAの「3位」が確定、巨人のBクラス( 4位以下)が決定し、11年連続CS進出( 3位以上)が消滅した。

 巨人のBクラスは2006年以来となった。

 巨人は 4本柱の 1人、田口が先発したが、 3回、阪神糸井と大山の適時打で 3点を先制された。巨人は 4回、村田の「14号ソロ」と小林のスクイズで 2点を返し 1点差とした。

  5回表阪神一死、上本博紀内野手に左越え本塁打を浴び打球を見上げる畠世周投手=東京ドーム

 しかし、前日に危険球退場の 2番手畠が 5回に上本と糸井に「連続本塁打」を許し突き放された。

  3点を追う巨人は土壇場 9回に亀井と宇佐見の適時打で 2点を返したものの本拠地最終戦で、わずかに 1点届かなかった。

 今季は史上初となる「シーズン13連敗」から後半巻き返しを図ったがおよばなかった。最終戦セレモニーで高橋由伸監督は「前半戦の苦しい戦いがあり、後半戦に入り選手の頑張りでCS争いまできたが…、ここにある現実を受け止めて前に進んでいきたい」と話した。

 

 糸井嘉男外野手が先制タイムリーを放った。 3回二死から俊介、上本の連打で二死 1、 3塁となった場面。糸井が巨人田口の内角直球を詰まりながらも左翼前にポトリと落として先制点をもぎ取った。

 糸井は「インコース気味のボールでしたが思い切って打ちに行った結果、いい所に飛んでくれました。先制することができて良かったです」と、コメントした。

  3回表阪神二死 1、 3塁、左前適時打を放った糸井嘉男外野手=東京ドーム

 糸井嘉男外野手が「16号ソロ」を放った。

  5回一死から巨人畠の初球ストレートを振り抜いて右翼スタンドに突き刺した。糸井は「ウエポン(上本選手)の熱い気持ちに力もらいました」とコメントした。

 直前には「2番」上本が、この回から登板した畠の直球をとらえて左翼席へ「9号ソロ」をマーク。前日 9月30日に頭部死球を受けた相手に、一撃をお見舞いしていた。

  3回、先制適時打を打った糸井嘉男外野手(右)=東京ドーム

 ハートに火をつけられては打つしかない。すでに「2位」が決まっていようが、糸井は燃えていた。本能のままに上本と同じ初球を捉え、右翼席にグサッと「2者連続アーチ」を突き刺した。

 「ウエポン(上本)の熱い気持ちに、力もらいました」

 前日の頭部死球を乗り越え果敢に向かっていった上本の、勇気と一発に続いた。 5回、 4- 2となって「六甲おろし」を高らかに歌い終えたばかりの左翼席を、 5- 2としてまた歌わせた。近大の後輩、畠の 140キロを振り抜き「16号ソロ」。 2点を返された直後の攻撃で、 2人、たったの 2球で 2点を奪い返した。ただでさえ風前のともしびとなっていた巨人のCS出場を、超人がフーッと吹き飛ばした。

  5回表阪神一死、右越え本塁打を放った糸井嘉男外野手=東京ドーム

 先制点も、糸井のバットからだった。 0- 0の 3回二死 1、 3塁で、田口の内角球に詰まりながらも左前ポテンヒット。「ボール球でしたが、思い切って打ちにいった結果いいところに飛んでくれ」と手をたたいた。虎は田口に対し、昨季からの 9試合で「7連敗」していた。前回 9月12日の対戦(甲子園)でも 6回 4失点と追い詰めながら、引き分けとなって土はつけられなかった。糸井が口火を切って難敵を沈め、片岡打撃コーチも「何とか田口に黒星をつけようとみんなで話していた。(今季最後の巨人戦で)一番いい終わり方になった」とうなずいた。

  5回、右中間に「16号ソロ」を放った糸井嘉男外野手。上本博紀内野手に続いた=東京ドーム

 虎移籍 1年目で初体験した「伝統の一戦」はカード別打率でも最も低い 0.244で、「3本塁打、9打点」だった。だが、最後に若い好投手も打ち崩した。特に畠は近大のかわいい後輩で、 8月に東京ドームを訪れた際にもグラウンドで初対面し「おっ、出たっ!!」と歓迎。ユニホームをベタベタとさわり、宿敵の一員となったことをまじまじと確認していた。来季以降も対戦は続く。燃える闘志で勝負の世界の厳しさを教え込んだ。対戦 4打席目で、初安打となる厳しい一発を浴びせた。

  5回、ソロ本塁打を放った糸井嘉男外野手=東京ドーム

 ナインに火をつけられ火をつけ、糸井は完全に虎の一員となった。タテジマを身にまとっては初となるCSへ、燃えながら突き進む。

★「5の5で3割」

 この日の 3打数 2安打で糸井は打率 0.292( 421打数 123安打)となった。残り 2戦だが、すでに規定打席には到達しており、ここから 5打数連続安打を放って出場をやめれば打率 0.300となる。仮に 2戦で 4打数ずつ立てば、 8打数 6安打で同 0.301となるが、それ以下では届かない。「超人」らしくこの難しい数字も超えることができれば、自身 8度目で現役時代の金本監督に並ぶ。

 

  3回、適時打を放った大山悠輔内野手=東京ドーム

 大山は 1- 0の 3回二死満塁で中前へ 2点打。カウント 1- 2からの 4球目、田口の変化球をとらえた。「先制したら追加点を取りたかったので、自分も続くというか次につなぐという意識でした」と振り返った。 9月14日の巨人戦(甲子園)以来の打点。「結果を見れば紙一重なので、まだまだレベルアップしていきたいです」とさらなる高みを見据えた。

 

  1点差に迫られた 5回、上本博紀内野手が前日頭部死球の畠世周投手(左)から左翼席に特大の「9号ソロ」。やられたらやりかえす一発で巨人に引導を渡した=東京ドーム

 お見事G引導弾!! 前日( 9月30日)の巨人戦で畠世周投手から頭部死球を受けた上本博紀内野手が 3- 2の 5回、その畠から特大の「9号ソロ」を放った。リベンジ弾に金本知憲監督も大絶賛。宿敵のクライマックスシリーズ(CS)出場を消し去る一発で「伝統の一戦」は「2連勝フィニッシュ」。日本一へ視界良好や!!

 まさか、だった。ドームの屋根をなぞるかのような放物線が描かれる。小兵が繰り出したカウンターパンチに虎党は狂喜乱舞。やったぞ、上本。これぞ最高のG倒劇や!

 「昨日、上本がああいうことがあってね。一発で、あんな特大本塁打を打って、今季一番かっこいい本塁打でしたね」

 無言で球場を後にしたヒーローに代わり、金本監督が手放しでほめた。

 30日、死球を受けた上本博紀内野手=東京ドーム

 ハイライトは 1点差に詰め寄られた直後の 5回。「1番」・俊介から始まる虎の攻撃に対し、巨人は前夜、 1回無死 1塁、 4球目でバントの構えだった上本の頭部に死球をぶつけ、危険球退場となったD 2位・畠世周投手を投入してきた。

 俊介が遊ゴロに倒れた後、さぁ、再戦。負けるな。打ったれ!!

 練習開始時に畠から謝罪を受けたが「うまく逃げられなくてごめん」と抜けたスライダーを避け切れなかったことを逆に詫びた。試合になればもう忘れていた。真っすぐを狙い打ちして、初球を「9号ソロ」。続く糸井も 2者連続弾を放ち、わずかに残っていたCS出場の可能性にすがる宿敵に引導を渡した。

  5回、本塁打を放った上本博紀内野手=東京ドーム

 まさに根性弾。金本監督の現役時代を思いだす。2008年 5月 7日。同じ東京ドームで木佐貫から頭にぶつけられたが、次の打席で門倉から一発を放った。「俺のはマグレだから。あれ(上本)はちゃんと踏み込んで打っているから。俺は逃げながら打ったから」。その恐怖心は味わったものでしかわからないものがある。だから、片岡打撃コーチは「やられたらやり返すという言葉をいうのは簡単。素晴らしい本塁打。かっこよすぎる」とうなった。

 バントの構えをした 7回無死 2塁の 3球目も抜けた変化球が顔面の近くに来て、左翼席は大ブーイング。その打席は冷静に四球を選んだ。倍返しをした上で自分の仕事をこなす上本の姿こそ、強く生まれ変わった金本虎そのものだった。

  5回、本塁打を放った上本博紀内野手=東京ドーム

 今季の「伝統の一戦」は「10勝13敗2分け」で終えた。すでに10年連続勝ち越しなしは決まっていたが、この最後の 2連戦がどのような意味をもつのか…を指揮官は常に考えていた。

 「この 2つは全力でいこう、ということだったんで、最初から」

 「2位」が確定した翌日。福留だけではなく、糸井、鳥谷らもベンチスタートさせ、積極的休養をとらせることも考えられたが、蓋を開けてみれば、40歳の主将以外は、いつものスタメン、いつもの継投だった。

 CSファーストステージの相手がDeNAに決まった。金本監督は「相手がどこでも一緒ですから。うちがちゃんとした野球を(すれば勝てる)。まぁ、一発勝負なんで、状態のいいチームが勝つでしょう」。いくぞ、日本一まで。マグマのように情熱をたぎらせる。

  5回、本塁打を放った上本博紀内野手=東京ドーム

☆ 5回、前日に頭部死球を当てた上本博紀内野手に左翼席へソロを浴びるなど 3回 2失点の巨人・畠世周投手

 「大事な試合で勝てなかった。ルーキーもベテランも関係ない」

★金本知憲の頭部死球→本塁打VTR

 2008年 5月 7日の巨人戦(東京ドーム)で 3回二死、先発・木佐貫が 4球目に投げた速球が後頭部に直撃した。アイシング治療を受け強行出場し、次の打席の 6回一死走者なし、門倉から右翼席へ「ソロアーチ」を放った。試合後に都内の病院で検査を受け「左後頭部打撲」と診断された。翌日の試合前に木佐貫から謝罪を受けた。

 

  8回表阪神無死、四球で出塁する鳥谷敬内野手。捕手宇宇佐見真吾=東京ドーム

 鳥谷敬内野手がもう 1つの大記録に王手だ。

  3打席無安打で迎えた 8回は先頭で打席に入り、四球を選んだ。「先頭だったので、塁に出ることを考えていた」。

 プロ通算「999個」目の四球。これまで「1000四球」に達したのは14人しかいない。すでに球団 2人目の「2000安打」を達成しており、シーズンの残り 2試合で、節目の記録にチャレンジする。

 

 阪神先発の岩田稔投手が粘りの投球で、今季「3勝」目を挙げた。

 球を低めに集める投球で 3回まで無失点。 4回には村田に被弾するなど 2点を失うが、 5イニングを 2失点にまとめた。「(低めへの制球に)そこしか僕の生きる道はない。上に浮くと打たれている。しっかり、試合を作ることはできたかな」。ベテランらしい内容で、 8月11日DeNA戦以来の白星を挙げた。香田投手コーチも「根気よく、低めに何とか投げていた」と評価。クライマックスシリーズの先発要員にも当確ランプがついて、岩田は「しっかり任されたところで投げるだけ」と先を見据えた。

 阪神先発の岩田稔投手=東京ドーム

 低めにボールを集め、必死に粘った。先発した岩田が 5回 5安打 2失点で今季「3勝目(2敗)」。 8月11日のDeNA戦(横浜)以来、 7戦ぶりに白星をつかんだ。

 「(低めの投球は)そこが僕の生きる道なんで。上に浮いたときは打たれる」

 生命線を駆使し、巨人打線の反撃を食い止めた。直球とスライダーのコンビネーションで、 3回まで無失点。 3- 0の 4回に村田の「ソロ」、その後も一死 1、 3塁から小林のスクイズで 1点差とされるが、代打・石川を中飛に打ち取り、同点は防いだ。2014年 7月21日(甲子園)以来、1168日ぶりの巨人戦勝利。「伝統の一戦」での自身の連敗を「6」で止めた。

  5回 2失点で「3勝」目を挙げた阪神先発の岩田稔投手=東京ドーム

  6回から石崎にマウンドを譲ったが「(他の投手との)兼ね合いもあるので。でも、できることをしっかりとしようと。試合を作ることはできた。勝ちが付いたのが一番大きかった」と納得の表情。香田投手コーチは、CSの登板について「いずれにしても(先発の)頭数からしてもそういうところに入る」と話した。前日 9月30日の岩貞も含め、ポストシーズンを戦うメンバーが固まってきた。

 岩田は「(CSは)しっかりと任されたところを投げれるようにしたい」と気合。短期決戦に備え、牙を研ぐ。

 

 阪神・石崎剛投手=東京ドーム

 石崎が 6回から 2番手で登板。 3点差以内のリードした場面で、回の頭から任されるのは今季初めてだったが、阿部、村田、長野の強打者をキッチリ 3人で仕留めた。

 「やれることをやろう、と。(点差は)あまり意識しないでやれることをやって、 3人で終われてよかった」。今季は25試合で「0勝1敗、防御率1.21]と安定。CSでのフル回転を見据えての起用となった。

 

 まさか…桑原!? 名前がコールされると、東京ドームの左翼席がどよめいた。前夜の勝利で「2位」が決定し、順位が決まった試合でも戦い方は変わらなかった。 7回からの継投は、いつも通り、虎の勝利の方程式だった。

 「抑えることを前提に頑張りました」

 桑原は 5- 2と 3点リードの 7回に登板。G打線の代打攻勢を無安打ではねのけてみせた。伝家の宝刀スライダーを巧みに操り打ち取った。先頭の脇谷を外角低め 137キロスライダーで空振り三振に斬ると、橋本到も 2ゴロ。宇佐見に四球は出したが、陽岱鋼を危なげなく外角スライダーで 1ゴロに仕留めた。 1本の安打も許さず、無失点で任務完了。巨人の追随を許すことなく、リードを守った。

 阪神・桑原謙太朗投手=東京ドーム

 中継ぎ陣の踏ん張りあっての「2位」は誰もが認めるところだ。桑原はこの日で今季67試合目の登板。勝ちパターンの 8、 9回を任されているマテオ、ドリスに加え、岩崎、高橋の左腕コンビも登板が60試合を超えている。疲労はもちろんある。それでも、金本監督は迷わずこの日も勝利の方程式を選択した。

 「最後の巨人戦というのでこっちも全力でいこうということだったんで。その通り、勝利の方程式というか、勝ちパターンの継投でいきました」。今季最後の「伝統の一戦」。全力モードは変えなかった。

 14日開幕のCSになれば、その重要性が増すことは間違いない。「まだ何試合かあるので、そこでもしっかり投げたいです」と桑原。任されたイニングをゼロで抑え続ける。

 

 全員野球でファン皆が待ち望む「文字」に向かって、全員で力を合わせて進め!  ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!  

 2017年 公式戦 順位表

 

 2017年 公式戦 日程と結果(10月)

 

 2017年クライマックスシリーズ セ・リーグ日程

 

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んな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。

その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。

そうした強い思いをスローガンとして表現しています。

※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。  

 

 

 

 

   

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