●女優の吉高由里子さん(29)が始球式を行った。投球前にはサウスポーからの投球は打者のはるか手前でバウンドし、最後はゴロで捕手のもとへ。周囲に語りかけながら引き上げた。パ・リーグ王者のソフトバンクがDeNAに連勝し、「2勝0敗」とした。決勝打を放った中村晃外野手(27)は「まだヒット 1本も打ってなかったので、そろそろでるかなと。打席に入る前に大声援をもらったので、絶対打てると思っていきました。横浜で決められるように、みんなで全力で頑張ってきます」と話した。中村の適時打では、まずは同点の走者柳田悠岐外野手(29)が生還。 2人目の今宮健太内野手(26)がクロスプレーとなり、アウトの判定。しかしリプレー検証の結果、判定がセーフと覆り、逆転タイムリーとなっていた。
●ソフトバンクが先制。初回、先頭柳田の右前打と犠打で一死 2塁とし、「3番」アルフレド・デスパイネ外野手(31)が左前適時打。DeNAは 3回まで無得点。DeNAは 6回、梶谷隆幸外野手(29)の「1号ソロ」で同点とすると、二死 1塁から宮崎敏郎内野手(28)が3番手森から「1号2ラン」。試合をひっくり返した。ソフトバンクは 7回、柳田、中村晃の適時打で 3得点。再逆転に成功。そのまま逃げ切り「日本シリーズ2連勝」。代名詞のフルスイングがチームを盛り上げる。要所で柳田のバットが快音を残した。 2安打 1打点の数字以上の価値があった。 1- 3で迎えた 7回一死 3塁で打席へ。強い打球に備え、 2塁手が深い守備位置を取っていたが関係なかった。振り抜いた打球は中前に抜ける適時打。 1点差に迫り、その後の逆転へとつなげた。前夜と同じく、先制の口火を切ったのも柳田だった。第 1戦でも先制につながる 1回先頭での安打など「2安打2打点」。「日本シリーズ」に入り、状態は上向きだ。当の本人は…。あくまでも自分のスタイルは崩さない。「2連勝」で戦いの舞台は横浜へ。柳田と言えば、2015年の交流戦でハマスタの電光掲示板を破壊した驚愕の一発も記憶に新しい。柳田=フルスイングを世間に定着させた横浜で、超特大弾の再現に期待だ。
●ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手が 2試合連続の先制打を放ち、勝利に貢献した。 1回一死 2塁から、 3遊間をゴロで破る左前適時打。柳田をホームに迎え入れる、第 1戦の 1回と同じような展開となった。前日28日は 1回一死 2塁で左翼線 2塁打。レギュラーシーズンでは先制すれば、「73勝9敗」だった鷹軍団が大舞台でも持ち味を発揮している。
●ソフトバンクが逆転勝ちし、本拠地からのシリーズを「2連勝」とした。 2点を追う 7回に 3得点。最後は守護神のサファテが締めて逃げ切った。工藤公康監督(54)は 7回の攻撃について「みんなが 1つになって逆転するんだというシーンだった」と振り返った。ソフトバンクがリプレー検証で逆転に成功した。 2点を追う 7回、まずは柳田のタイムリーで 1点差。その後二死満塁と攻め、中村晃が右前へタイムリー。同点のランナーが生還したあと、 2塁走者の今宮もホームへ。右翼梶谷からの返球でクロスプレーとなり、 1度はアウトの判定がされたが、工藤監督が抗議。リプレー検証となった。検証の結果、セーフと判定が覆り、ソフトバンクが逆転した。勝ち越しの「4点目」が認められてベンチの工藤監督はガッツポーズを繰り返した。工藤公康監督も勝利インタビューでファンにメッセージを送っていた。 6分半にも及ぶ緊迫感から一気に解放された。爆発音のような大歓声に負けないほど大きな将のガッツポーズ。決勝点は“世紀のリプレー検証”から-。工藤監督が思いきり右手を突き上げた。開幕前日の27日の監督会議。積極的に発言した工藤監督は、審判団にリプレー検証についても質問した。今季終盤に検証が行われず、悔しい思いをした経緯もある。実施は審判団の判断だが「できるだけ見てほしい」と念を押した。結果、 3回の松田の左翼ポール際のファウルに続く、この日 2度目のリプレー検証。「( 2日前に)お願いして、すばらしい結果になった」と笑みがこぼれた。
記事をまとめてみました。
<ソフトバンク 4- 3DeNA>◇SMBC日本シリーズ第 2戦◇ソフトバンク 2勝 0敗◇29日◇福岡ヤフオクドーム
女優の吉高由里子が始球式を行った。
投球前にはサウスポーからの投球は打者のはるか手前でバウンドし、最後はゴロで捕手のもとへ。「緊張するんですね」と周囲に語りかけながら引き上げた。
ソフトバンク対DeNA 始球式を行う女優の吉高由里子さん=福岡ヤフオクドーム
パ・リーグ王者のソフトバンクがDeNAに連勝し、「2勝0敗」とした。
決勝打を放った中村晃外野手は「まだヒット 1本も打ってなかったので、そろそろでるかなと。打席に入る前に大声援をもらったので、絶対打てると思っていきました。いい当たりだったんですけど、逆転のランナーはどうかなというタイミングで、(今宮)健太のスライディングに感謝しています。タイミング的には厳しいかなと思ったんですけど、すばらしいスライディングでタッチをかいくぐってくれた。健太のおかげだと思います。逆転になれば勝利に近づくんで祈るような気持ちで待っていました。本当に良かったですし、ホッとしました。すごくいい勝ち方ができたと思うし、みんなでつかんだ勝利だと思うので、『日本一』になれるようにみんなで頑張っていきたいと思います。横浜で決められるように、みんなで全力で頑張ってきます」と話した。
中村の適時打では、まずは同点の走者柳田が生還。 2人目の今宮がクロスプレーとなり、アウトの判定。しかしリプレー検証の結果、判定がセーフと覆り、逆転タイムリーとなっていた。
7回裏ソフトバンク二死満塁、中村晃外野手は右前に「逆転2点適時打」を放ちセーフのポーズ=福岡ヤフオクドーム
7回裏に「2点適時打」を放ち、城所龍磨外野手(右)と笑顔でハイタッチする中村晃外野手=福岡ヤフオクドーム
ソフトバンクが先制。初回、先頭柳田の右前打と犠打で一死 2塁とし、「3番」デスパイネが左前適時打。DeNAは 3回まで無得点。
DeNAは 6回、梶谷の「1号ソロ」で同点とすると、二死 1塁から宮崎が3番手森から「1号2ラン」。試合をひっくり返した。
ソフトバンクは 7回、柳田、中村晃の適時打で 3得点。再逆転に成功。そのまま逃げ切り「日本シリーズ2連勝」。
代名詞のフルスイングがチームを盛り上げる。要所で柳田のバットが快音を残した。 2安打 1打点の数字以上の価値があった。
「( 2打席目から) 2つ三振してチャンスをつぶしていたので、とりあえず前に飛ばそうと思った。いい結果になってよかったです」
1回先頭で右前打を放った柳田悠岐外野手。第 2戦も「1番」で躍動した=福岡ヤフオクドーム
1- 3で迎えた 7回一死 3塁で打席へ。強い打球に備え、 2塁手が深い守備位置を取っていたが関係なかった。振り抜いた打球は中前に抜ける適時打。 1点差に迫り、その後の逆転へとつなげた。
前夜と同じく、先制の口火を切ったのも柳田だった。 1回、DeNA先発・今永の初球をたたき右前打。今宮の投前犠打で 2塁へ進むと、デスパイネの左前打で生還した。第 1戦でも先制につながる 1回先頭での安打など「2安打2打点」。「日本シリーズ」に入り、状態は上向きだ。
7回、適時打を放った柳田悠岐外野手=福岡ヤフオクドーム
9月に右脇腹を痛めたときは、チーム内から、負担の大きいフルスイングが原因だと心配する声も出た。王球団会長も「 8割の力で打つイメージで」と助言しているという。藤本打撃コーチは「年齢を重ねていくと、今のスイングはできなくなる。この日本シリーズがきっかけになれば」。大砲の“転換期”を期待した。
しかし当の本人は…。「( 8割の打ち方が)わかりません!!」。あくまでも自分のスタイルは崩さない。「2連勝」で戦いの舞台は横浜へ。柳田と言えば、2015年の交流戦でハマスタの電光掲示板を破壊した驚愕の一発も記憶に新しい。柳田=フルスイングを世間に定着させた横浜で、超特大弾の再現に期待だ。
1回裏ソフトバンク一死 2塁、アルフレド・デスパイネ外野手は左前に先制の適時打を放った=福岡ヤフオクドーム
ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手が 2試合連続の先制打を放ち、勝利に貢献した。
1回一死 2塁から、 3遊間をゴロで破る左前適時打。柳田をホームに迎え入れる、第 1戦の 1回と同じような展開となった。「チャンスだったので、積極的に打ちにいきました。昨日と同じ、先に得点できたので、今日も勢いに乗っていきたいね」とコメントした。
1回、適時打を放ったソフトバンク・デスパイネ外野手=福岡ヤフオクドーム
デスパイネが「2試合連続の先制打」。 1回一死 2塁で左前打を放った。「チャンスだったので、積極的に打ちにいきました。きのうと同じで先に得点を挙げることができた」。前日28日は 1回一死 2塁で左翼線 2塁打。レギュラーシーズンでは先制すれば、「73勝9敗」だった鷹軍団が大舞台でも持ち味を発揮している。
ソフトバンクが逆転勝ちし、本拠地からのシリーズを「2連勝」とした。
2点を追う 7回に 3得点。最後は守護神のサファテが締めて逃げ切った。工藤公康監督は 7回の攻撃について「みんなが 1つになって逆転するんだというシーンだった」と振り返った。
「2連勝」を飾りを中村晃外野手と抱き合う工藤公康監督=福岡ヤフオクドーム
ソフトバンクがリプレー検証で逆転に成功した。
2点を追う 7回、まずは柳田のタイムリーで 1点差。その後二死満塁と攻め、中村晃が右前へタイムリー。同点のランナーが生還したあと、 2塁走者の今宮もホームへ。右翼梶谷からの返球でクロスプレーとなり、 1度はアウトの判定がされたが、工藤監督が抗議。リプレー検証となった。
検証の結果、セーフと判定が覆り、ソフトバンクが逆転した。
7回裏ソフトバンク二死満塁、中村晃外野手の適時打で滑り込する 2塁走者今宮健太内野手(中央)。右はタッチを狙う戸柱恭孝捕手。アウトの判定だったが、リプレー検証の結果、セーフとなる=福岡ヤフオクドーム
ソフトバンクが 7回、 3得点で試合をひっくり返した。 1点差に迫ってなお二死満塁で、中村晃が右前打。
2塁走者の今宮が本塁突入し、クロスプレーはアウトの判定。だが審判団がリプレー検証の結果、覆ってセーフとなった。勝ち越しの「4点目」が認められてベンチの工藤監督はガッツポーズを繰り返した。
7回裏ソフトバンク「2死3塁」、中村晃外野手の右前適時打で本塁に突入した 2塁走者今宮健太内野手(左下)のアウトの判定にベンチを出て抗議する工藤公康監督(中央)=福岡ヤフオクドーム
パ・リーグ王者ソフトバンクがDeNAに連勝し、「2勝0敗」とした。
工藤公康監督は「2連勝という最高の形を作れて、本当にうれしく思います。 1- 0では難しいなと思っていたんですけど、ベイスターズさんも強いですし、逆転されたときには強い気持ちをもって、絶対逆転するんだと声を出していた。願いがかなって、中村君のすばらしいヒットと、今宮君のすばらしいヘッドスライディングがこの勝利を呼んだと思います。今宮君の手が、僕から見ていても先に入っているように見えたのでリプレー検証をお願いした。なかなか、あの当たりで還ってくるというのは難しいと思いますけど、気持ちで勝ち取ったセーフじゃないかと思います」と話した。
7回裏ソフトバンク二死満塁、工藤公康監督は 2塁走者今宮健太内野手の本塁アウトのプレーで手が先に入ったとリプレー検証を求めた=福岡ヤフオクドーム
ソフトバンクが見事な逆転勝ちを収めて連勝を決めた。
1回に先制しながら一時は逆転を許した。しかし 7回に柳田悠岐外野手の適時打で 1点を返すと、二死満塁から中村晃外野手が右前への「2点適時打」で一気に逆転した。勝ち越し点となった「2点目」は 2塁走者・今宮健太内野手のヘッドスライディングもいったんはアウトの判定。リプレー検証の末にセーフとなり、ヤフオクドームが歓喜に包まれた。中村晃は「今まで聞いたことがない歓声で鳥肌が立った。(今宮)健太のスライディングに感謝です」と声を弾ませた。
工藤公康監督も勝利インタビューで「中村くんがいいところで打ってくれた。みなさんも横浜に来てください。来てくれれば必ず勝ちます」とファンにメッセージを送っていた。
工藤公康監督(右)から祝福される中村晃外野手=福岡ヤフオクドーム
世紀のリプレー検証だ! ソフトバンク(パ・リーグ優勝)は 7回の攻撃で、本塁クロスプレーのリプレー検証が実施され、アウトとされた判定が覆り、逆転に成功した。工藤公康監督は渾身のガッツポーズ。劇的な逆転勝利でDeNA(セ・リーグ 3位)に連勝。対戦成績を「2勝0敗」とした。
6分半にも及ぶ緊迫感から一気に解放された。爆発音のような大歓声に負けないほど大きな将のガッツポーズ。決勝点は“世紀のリプレー検証”から-。工藤監督が思いきり右手を突き上げた。
「セーフになると信じて待っていました。お願いしてよかったです」
リプレー検証でセーフとなり、場内アナウンスに、ガッツポーズするソフトバンクナイン=福岡ヤフオクドーム
7回に 1点差に迫り、なおも二死満塁で中村晃が右前へ。 3走の柳田が生還して同点。ハイライトは数秒後だ。 2走の今宮が頭から本塁へ滑り込む。クロスプレーで牧田球審のアウトの判定と同時に、指揮官がベンチを飛び出した。両手を広げてセーフのジェスチャーのまま本塁へ走った。
「(ベンチで)立って見ていたから。今宮くんの手が入ったと思った」
クロスプレーのタイミングはアウトも、目いっぱい伸ばした今宮の左手と捕手の戸柱のミットはほぼ同時だ。難航した検証の結果、大逆転。今宮は「タッチが手首だったから、もしかしたらと思った。アウトだと思ったから、少しでも可能性のあるヘッドスライディング。あまりやらないけど瞬時に切りかえました」。冷静な判断と執念に、指揮官も興奮した。
「あの打球でかえるのは難しい。気持ちで勝ち取ったセーフだと思う」
7回、中村晃外野手の適時打で生還する二走のソフトバンク・今宮健太内野手(左)。右の捕手はDeNA・戸柱恭孝=福岡ヤフオクドーム
開幕前日の27日の監督会議。積極的に発言した工藤監督は、審判団にリプレー検証についても質問した。今季終盤に検証が行われず、悔しい思いをした経緯もある。実施は審判団の判断だが「できるだけ見てほしい」と念を押した。結果、 3回の松田の左翼ポール際のファウルに続く、この日 2度目のリプレー検証。「( 2日前に)お願いして、すばらしい結果になった」と笑みがこぼれた。
「強い気持ち、勝つという思いで声が出ていた。みんなの気持ちがつながったと思う。全員が前を向いていた」
6回に逆転を許す展開も、ベンチの勢いは増した。自身もナインと一緒に声を張り上げると決めてのぞむシリーズ。その気合で反射的に足が動いた。大差で圧倒した翌日、今度は執念と勝負強さを見せつけて連勝スタートだ。
7回、中村晃外野手が右前打を放ち、リプレー検証の結果セーフとなるソフトバンク・今宮健太内野手。捕手はDeNA・戸柱恭孝=福岡ヤフオクドーム
★ 7回の本塁クロスプレーのリプレー検証の結果について、責任審判の橘高 1塁塁審
「映像で確認できたので、セーフとしました。決定する映像が見つかるまで時間がかかった。 5、 6種類、かなり流してもらいました」
★今宮の走塁について 3塁コーチャーの村松有人外野守備走塁コーチ
「もう少し前進(守備)だったら止めた。思ったよりいい球が来たけど、少しでもそれたら勝負になると思っていた」
☆リプレー検証
2010年から導入された。当初は本塁打性の打球を確認する際に用いていたが、2016年からのコリジョン(衝突)ルールの導入に伴い、本塁のクロスプレーにも導入。今季からは併殺崩しを狙った危険なスライディングもリプレー検証の対象になった。映像を確認するかどうかはチーム側の申し立てでなく、審判員の判断となる。リプレー検証後、判定を維持するか変更するかは責任審判員が決定する。この決定に対して異議を唱えることはできない。
全員野球でファン皆が待ち望む「三文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年 公式戦 順位表
2017年 公式戦 日程と結果(10月)
2017年日本シリーズ 日程
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。