●阪神が25日、来季の新スローガン「執念」を発表した。「ファン感謝デー2017」が甲子園球場で行われ、オープニングで金本知憲監督(49)、選手らがグラウンドに整列。金本監督がマイクの前に立ち「執念という新スローガンでいきます! 勝ちに対する執念、打席での執念、マウンドでの執念、守っているときの執念。来年優勝できるように戦っていきたい」と、力強く宣言した。指揮官の力強い言葉でスタートしたファン感謝デーは、選手登場で紹介された糸井嘉男外野手(36)が、いきなり壇上でダンスを披露するなど、開始早々、大いに盛り上がっている。
●阪神は25日、「ファン感謝デー」のオープニングで来季から着用する新ユニフォームを発表した。ホームで着用するユニフォームは伝統のタテジマにタイガースカラーの黄色がさりげなく加わったデザインに。ビジターで着用するユニフォームは、黒と黄色のツートンカラーのデザインに変更された。 ホームユニフォームを着用して現れた秋山拓巳投手(26)は笑顔。ビジターユニフォームを着用して登場した中谷将大外野手(24)は決意を新たにした。
●中谷将大外野手が25日、ファン感謝デーに参加し、 3万9000人のファンの前で来季の「40本塁打」を宣言した。金本知憲監督の「30発指令」を超える超大台。ホームラン競争ではまさかの「0本」で敗退したが、新スローガン通り「執念」で打ちまくる!不発の分は、来季に返す! ホームラン競争に登場した中谷は、投手役の植田を相手に 6スイングして、まさかのノーアーチ。今季チーム最多の「20発」を放った“大本命”は、敗退後にマイクを向けられると、甲子園に詰めかけたファンに力強く宣言した。わき上がる大歓声。気持ちは燃えている。新スローガンは『執念』。言葉に力を込めた。この日は、往年の虎を連想させる黄色いラインが入った「2018年の新ユニホーム」が発表され、中谷は秋山とともにモデルを務めた。来季の投打の期待の“顔”。ビジター用を身にまとうと、表情を引き締めた。激しい外野争い。福留孝介外野手(40)と糸井嘉男外野手(36)が健在で、実質あと 1枠だ。高山俊外野手(24)や俊介外野手(30)らと争うが、最大の武器は長打力だ。 1球 1球に執念で食らいつく。そして「40発」という大きな夢へ向かって、走り続ける。
●藤川球児投手(37)が25日、ファン感謝デーで 9、10月の「タイガース月間最優秀選手賞」の表彰を受けた。中継ぎ陣のリーダーは 2年続けて好結果を出す難しさを説くと、来季も最強リリーフ陣を継続すべく気持ちを引き締めた。鉄壁を誇った猛虎のリリーフ陣。この強固なリレーを、 1年だけでは終わらせてはいけない。気を引き締めろ-。藤川が警笛を鳴らした。今季、救援陣の防御率は12球団トップの「2.64」。桑原、マテオが「43ホールドポイント」で最優秀中継ぎ投手、ラファエル・ドリス投手(29)が「37セーブ」でセーブ王に輝いた。高橋高橋聡文投手(34)や岩崎優投手(25)も奮闘しプロ野球初の“60試合登板クインテット”が誕生。終盤に出てきた石崎を含め、全員が好結果を出した。ただ、大事なのはこれを続けること。長年クローザーを担ってきた男だけに、その難しさは誰よりも知っている。自身は52試合で「3勝無敗、6ホールド、防御率2.22」。プレーでも言動でも虎を支える右腕に、球団側も新たに複数年契約を提示。来年は38歳のシーズンとなるが、来年も最強救援陣を形成する。その中心には球児がいる。
●掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(62=SEA)が25日、兵庫・西宮市内で催されたディズニー\ピクサー最新作「カーズ\クロスロード」MovieNEX発売記念イベントに参加した。天才レーサー・マックィーンの活躍と転機を描いた作品。ヨーロッパ車が好きだという掛布SEAはPRした。今季まで 2年間、 2軍監督を務め、新たなポストでチームの強化に尽力する。
●岩田稔投手(34)が25日、甲子園で「1型糖尿病研究基金」への寄付金贈呈式に参加した。高校 2年冬に発症し、2009年から「1勝」につき「10万円の寄付」を続ける。今季は「3勝分の30万円」を「NPO法人日本IDDMネットワーク」に贈り、これで自身プロデュースグッズの売り上げからの「寄付金12万円」を含め、岩田は、これまで「合計472万円」を同基金に寄付している。記事をまとめてみました。
ファン感謝デーで新スローガン「執念」を発表する金本知憲監督=阪神甲子園球場
阪神が25日、来季の新スローガン「執念」を発表した。
「ファン感謝デー2017」が甲子園球場で行われ、オープニングで金本知憲監督、選手らがグラウンドに整列。金本監督がマイクの前に立ち「執念という新スローガンでいきます! 勝ちに対する執念、打席での執念、マウンドでの執念、守っているときの執念。それを全面に出して、来年優勝できるように戦っていきたい」と、力強く宣言した。
来季のスローガンを発表した金本知憲監督=阪神甲子園球場
阪神タイガースの「ファン感謝デー2017」が25日、甲子園球場で行われ、来季の新スローガン1「執念」が発表された。
選手らが外野から入場し、内野に整列。金本監督があいさつのためマイクの前に立って口を開き、「執念という新スローガンでいきます! 勝ちに対する執念、打席での執念、マウンド上での執念、守っているときの執念。それを全面に出して、来年優勝できるように戦っていきます!」と宣言した。
指揮官の力強い言葉でスタートしたファン感謝デーは、選手登場で紹介された糸井が、いきなり壇上でダンスを披露するなど、開始早々、大いに盛り上がっている。
--新スローガンは
金本監督「いつも言っていること。みなさんと(話し合って)ね、球団、フロント含め」
--現役時代から
「一打逆転(の打席)とか。 2ストライクと追い込まれたら気分は地獄よ。二死満塁で追い込まれてみ。 8回、 9回で。泣きそうになるから(笑)。そこでやっぱり集中力とか、絶対になんとかしてやるという気持ちがあったときの方が、結果がよかった。守っているときも一緒。捕れるかな、より、絶対追いつく、と思って」
-- 1、 2年目よりも選手の気持ちは
「出てきていると思いますよ」
--今季は三振が減り、四球が増えた
「そういうところで出てきているから。もっともっと出せると思う。僕、現役時代のときも、そういうのが一番足りないのがこのチームで、伝統的に(執念がないというのが)あると思っているので」
--執念を出すためには練習か
「日頃、練習して積み上げてきたものに、気持ちをもつことで、さらによいものが出てくるという見方ですよ。オリンピックとか、見てみ。メダルとった子たちは、みんなそういう気持ちをもっていたっていうでしょ。『チームのため』とか『コーチのためにも』とか。だから古いんじゃないんですよ。18、20歳の人たちが言うんですから、それを古い古いと言っている方がダメだと思う」
阪神の「ファン感謝イベント」でお披露目された来季からの新ユニホーム。左はホーム用姿の秋山拓巳投手、右はビジター用姿の中谷将大外野手=阪神甲子園球場
阪神は25日、「ファン感謝デー」のオープニングで来季から着用する新ユニフォームを発表した。
ホームで着用するユニフォームは伝統のタテジマにタイガースカラーの黄色がさりげなく加わったデザインに。ビジターで着用するユニフォームは、黒と黄色のツートンカラーのデザインに変更された。
ホームユニフォームを着用して現れた秋山拓巳投手は「 8年間在籍していていろいろありましたけど、黄色が入るだけでかっこいいですね」と笑顔。ビジターユニフォームを着用して登場した中谷将大外野手は「本当にかっこいいし、強そうに見えると思います。自分もそれに見合った成績を残せるように頑張ります」と決意を新たにした。
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発表された「2018年の新ユニホーム」。中谷将大外野手(右)と秋山拓巳投手がモデルを務めた=阪神甲子園球場
中谷将大外野手が25日、ファン感謝デーに参加し、 3万9000人のファンの前で来季の「40本塁打」を宣言した。金本知憲監督の「30発指令」を超える超大台。ホームラン競争ではまさかの「0本」で敗退したが、新スローガン通り「執念」で打ちまくる!
不発の分は、来季に返す! ホームラン競争に登場した中谷は、投手役の植田を相手に 6スイングして、まさかのノーアーチ。今季チーム最多の「20発」を放った“大本命”は、敗退後にマイクを向けられると、甲子園に詰めかけたファンに力強く宣言した。
「 1本も打てなかったので、今年の『20本』はパーですね。(来季は)『40本』打ちます!!」
ホームラン競争は不発だった中谷将大外野手だが、来季へ“温存”だ=阪神甲子園球場
わき上がる大歓声。ベンチ裏へ戻ると「(司会者に)言わされた感じですけど…」と苦笑いも、気持ちは燃えている。新スローガンは『執念』。「打席で執念を持って出していけば、いい結果につながると思うので頑張りたいです」と、言葉に力を込めた。
確実に進化をしている。秋季キャンプでは下半身主導のフォームに修正し、逆方向へ強い打球を打てるようになってきた。課題といわれている直球にも対応を見せている。キャンプを打ち上げた19日には金本監督から野手MVPの 1人に挙げられた。「(30発も)彼なら絶対、打てると思う」と大きな期待をかけられたが、その高いハードルをさらに「10本」上回る決意表明となった。
この日は、往年の虎を連想させる黄色いラインが入った「2018年の新ユニホーム」が発表され、中谷は秋山とともにモデルを務めた。来季の投打の期待の“顔”。ビジター用を身にまとうと、表情を引き締めた。
カラオケ大会で熱唱する(左から)中谷将大外野手、西田直斗内野手、伊藤隼太外野手=阪神甲子園球場
「本当にかっこいいし、強そうに見える。自分もそれに見合った成績を残せるように頑張ります」
激しい外野争い。福留と糸井が健在で、実質あと 1枠だ。高山や俊介らと争うが、最大の武器は長打力だ。 1球 1球に執念で食らいつく。そして「40発」という大きな夢へ向かって、走り続ける。
◇データBOX◇
◎…阪神選手の「シーズン40本塁打」は2010年のブラゼル(47本)以来いない。生え抜きでは1985年の掛布雅之(40本)、右打者では1975年の田淵幸一(45本)が最後。
藤川球児投手が25日、ファン感謝デーで 9、10月の「タイガース月間最優秀選手賞」の表彰を受けた。中継ぎ陣のリーダーは 2年続けて好結果を出す難しさを説くと、来季も最強リリーフ陣を継続すべく気持ちを引き締めた。
鉄壁を誇った猛虎のリリーフ陣。この強固なリレーを、 1年だけでは終わらせてはいけない。気を引き締めろ-。藤川が警笛を鳴らした。
「今年はやっぱり7人くらいで順序よく回れたんですけど、僕も20年くらいプロ野球やっていますけど、 2年続けてそういうふうにできたことは一度もないので」
2010年 1月、高知県観光特使に選出された藤川球児投手
タイガース月間MVPの受賞あいさつで、そう話すと、さらにベンチ裏で意図を明かした。「(全員が 2年続けることは)現実的には難しいことだとは思いますけど、いいときほど気をつけて。おのおのがしっかりやらないといけない」。
もう、来季への戦いは始まっている。金本阪神を引っ張ったリリーバーたちに、球児なりのメッセージだった。
ラウンドする藤川球児投手=兵庫県加東市の東条パインバレーGC(2017年11月24日撮影)
今季、救援陣の防御率は12球団トップの「2.64」。桑原、マテオが「43ホールドポイント」で最優秀中継ぎ投手、ドリスが「37セーブ」でセーブ王に輝いた。高橋や岩崎も奮闘しプロ野球初の“60試合登板クインテット”が誕生。終盤に出てきた石崎を含め、全員が好結果を出した。ただ、大事なのはこれを続けること。長年クローザーを担ってきた男だけに、その難しさは誰よりも知っている。
自身は52試合で「3勝無敗、6ホールド、防御率2.22」。プレーでも言動でも虎を支える右腕に、球団側も新たに複数年契約を提示。来年は38歳のシーズンとなるが、本人は早くも気合十分だ。
「若い選手たちも、もちろんチャンスがありますから。しっかりみんなが準備することが重要になると思います」
来年も最強救援陣を形成する。その中心には球児がいる。
阪神掛布雅之SEAはチームへの思いを語った=兵庫・西宮市内
掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA)が25日、兵庫・西宮市内で催されたディズニー\ピクサー最新作「カーズ\クロスロード」MovieNEX発売記念イベントに参加した。
天才レーサー・マックィーンの活躍と転機を描いた作品。ヨーロッパ車が好きだという掛布SEAは「親子で見られる映画になっています。映像がすごくキレイ。車によってエンジン音も違う。見ていてレースに入ってしまうような迫力があります」とPRした。今季まで 2年間、 2軍監督を務め、新たなポストでチームの強化に尽力する。「 1軍が優勝することがすべて。金本監督を中心に『日本一』になること。阪神の野球を違った角度から支えていきます」と話した。
「1型糖尿病研究基金」の井上理事長(左)と握手する岩田稔投手は互いに深いお辞儀で思わず頭がゴツン…=阪神甲子園球場
岩田稔投手が25日、甲子園で「1型糖尿病研究基金」への寄付金贈呈式に参加した。高校 2年冬に発症し、2009年から「1勝」につき「10万円の寄付」を続ける。
今季は「3勝分の30万円」を「NPO法人日本IDDMネットワーク」に贈り、これで自身プロデュースグッズの売り上げからの「寄付金12万円」を含め、計「472万円」の贈呈。「僕の頑張りを見て励みになる患者さんもいる。なんとかみんなの思いにプレーで応えたい」と力を込めた。
岩田稔投手
岩田稔投手が25日、甲子園球場で「日本IDDMネットワーク」による「1型糖尿病研究基金」に「30万円」を寄付した。
自身も同じ病で2009年から「1勝につき10万円」を寄付している。昨季の「0勝」から、今季は後半戦に「3勝」をマークして巻き返したものの「昨年、今年と(寄付額が)少ないと思う」と数字には納得せず。「来年13年目なんで、まだチームの戦力としては、いけるでという評価を得てない。この時期にしっかり練習して、首脳陣に使えると思わせる努力をしたい。みんな( 1型糖尿病患者)の思いをプレーで返したい」と決意を新たにした。
岩田は、勝利数での寄付金の他に、自伝書やグッズの売上金の一部も寄付しており、これまで「合計472万円」を同基金に寄付している。
既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年日本シリーズ 日程
2017年 公式戦 順位表
2018年 公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。