●大山悠輔内野手(22)が28日、西宮市内で契約更改交渉に臨み、1000万円アップの2500万円で契約を更改した。 1年目の今季は75試合に出場して「打率2割3分7厘、7本塁打、38打点」をマーク。12試合で「4番」も務めるなどした。さらなる飛躍が期待される若虎は来季の目標に挙げた。後半戦63試合に連続出場し、クライマックスシリーズ(CS)でも大暴れ。虎の中核に、と期待は大きい。新人年終了時の年俸で2004年に入団した鳥谷敬内野手(36)の2000万円も上回り「鉄人ロード」をひた走る。大きな一歩目を踏み出した。必ず「中核」となるために、このまま立ち止まらずに進む。1000万円アップをつかんだ大山は、少しだけ目尻を下げ、すぐ前を向いた。 7月18日からは全63試合に連続出場。あの鳥谷でさえ、今も続く連続試合出場「1895」を始めたのは 1年目の2004年 9月 9日、ヤクルト戦(甲子園)からだった。大山も完全に欠かせない男になった。CSでも「打率0.538」と大暴れした。2016年10月20日のドラフト会議では、即戦力投手を検討していた金本監督が“大どんでん返し指名”し、会場がどよめいた。指揮官の眼力を証明する活躍で1500万円からの大幅昇給をゲットした。(金額は推定)
●北條史也内野手(23)が28日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 200万円減の2000万円で契約を更改した。今季は遊撃のレギュラーとして期待されながらも出場は83試合にとどまり、「打率2割1分、3本塁打、20打点」。北條は静かに闘志を燃やした。来季 6年目の阪神・北條史也内野手が28日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、 200万円減の2000万円でサインした。苦しかった2017年を糧にする。ダウン提示にも「納得です」と潔かった。もう戦いは始まっている。来季へのテーマは“奪還”だ。オフは恒例となったヤクルト・山田哲人内野手(25)らと合同自主トレに臨み、攻守両面でレベルアップを目指す。
● 3年目の石崎剛投手(27)が28日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 500万円アップの1800万円で更改した。プロに入って 1番の増額に笑顔を見せた。今シーズンは 8月上旬から昇格し26試合に出場。リリーフとして「防御率1.17」と安定感を見せた。11月には日本代表として「アジアプロ野球チャンピオンシップ」にも出場し、優勝に貢献。収穫の多い 1年を振り返った。「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」にも阪神から唯一人、選出された。課題の左打者への投球を克服するため、現在はフォークを習得中。勝利の方程式入りを目指し、充実のオフを過ごす。
●今季「2勝」の小野泰己投手(23)が28日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨んだ。 600万円増の1800万円で更改し、 2年目となる来季目標を「イニングは 100以上、勝利は 2桁以上」と設定した。酸いも甘いも経験したルーキーイヤー。入団前より少し大人びた表情で、小野は会見場に姿を現した。「2勝7敗、防御率4.35」と黒星が先行したが、15試合に先発したことを評価され、 600万円増の1800万円でサイン。納得の契約更改となる一方で、来季の目標を掲げた。控えめに口にした 2つの目標。イニング数について意図を説明した。しかし、思わぬところから“クレーム”が飛んできた。兵庫・三木市のゴルフ場で球団コンペに出場していた金本監督だった。問答無用とばかりに“待った”をかけた。今季は藤浪晋太郎投手(23)、岩貞祐太投手(26)らが不調。大黒柱のランディ・メッセンジャー投手(36)も 8月に右足を腓骨骨折し、 1年間ローテを守ったのは秋山拓巳投手(26)、能見篤史投手(38)の 2人だった。先発陣のやりくりに苦労した。球団はフリーエージェントでの補強を封印しており、現有戦力の底上げしか、上積み材料はない。投球回数は今季78回 2/3だった。秋季キャンプでも目にかけた23歳に、指揮官から“倍増指令”が出た。秋季キャンプ終盤には古傷の右膝を痛めたが、幸い軽傷だった。最後は語気を強め、表情を締めた。虎のエースになるために、監督指令に応え、まずは規定投球回という壁をクリアする。
●野球殿堂博物館が28日、来年の野球殿堂入りの候補者を発表し、選手としての貢献を表彰するプレーヤー表彰として金本知憲監督(49)がノミネートされた。候補入り 1年目で殿堂入りとなれば、史上 5人目の快挙となる。兵庫・三木市内で行われた球団ゴルフコンペ「タイガース杯」に参加した指揮官は照れ笑いを浮かべた。柔らかい日差しが降り注ぐ六甲コース。球団コンペで関係者とラウンドした金本監督に、ビッグニュースが舞い込んできた。野球殿堂のプレーヤー表彰部門の候補にノミネート-。質問が飛ぶと「NO」を示すかのように手を左右に振りながら謙そんのコメントを並べた。同じく殿堂入り候補としては松井秀喜氏(43)、小久保裕紀氏(46)、阪神でもプレーした城島健司氏(41)らがエントリー。報道関係者らの投票により、来年 1月15日に発表されるが、資格 1年目での受賞となればスタルヒン氏(享年40)、王貞治氏(77)、野茂英雄氏(49)、ソフトバンク・工藤公康監督(54)に続く史上 5人目の快挙となる。来季は就任 3年目。新スローガン「執念」とともに13年ぶりとなるリーグ優勝を目指す。監督、コーチとしての手腕が対象となるエキスパート表彰も狙える立場でもある。日本だけではなく世界にも誇れる背番号「6」。信念を貫き、歓喜の瞬間に導いてみせる。記事をまとめてみました。
大山悠輔内野手(22)が28日、西宮市内で契約更改交渉に臨み、1000万円アップの2500万円で契約を更改した。
1年目の今季は75試合に出場して「打率2割3分7厘、7本塁打、38打点」をマーク。12試合で「4番」も務めるなどした。さらなる飛躍が期待される若虎は「やっぱり 1年間、ケガをせずにでること」を来季の目標に挙げた。(金額は推定)
契約更改交渉を終え、会見で笑顔を見せる大山悠輔内野手=兵庫県西宮市内の阪神球団事務所
新鉄人や!! 来季 2年目の大山悠輔内野手が28日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、1000万円増の年俸2500万円でサインした。後半戦63試合に連続出場し、クライマックスシリーズ(CS)でも大暴れ。虎の中核に、と期待は大きい。新人年終了時の年俸で2004年に入団した鳥谷敬内野手(36)の2000万円も上回り「鉄人ロード」をひた走る。
大きな一歩目を踏み出した。必ず「中核」となるために、このまま立ち止まらずに進む。1000万円アップをつかんだ大山は、少しだけ目尻を下げ、すぐ前を向いた。
「いい評価をしてもらったので、期待に応えられるように頑張りたい。得点圏打率が3割少しあった(0.317)ので、そこを評価してもらいました。規定打席にいくことは一番大事なので、来年頑張りたい」
後半戦、CSと勝負強さを発揮した大山悠輔内野手。鳥谷超えの昇給で虎の新鉄人に名乗り
前半戦こそ体作りに追われたが、 6月18日に初昇格。そこから 1軍に定着した。75試合で「打率0.237、7本塁打、38打点」。新人とは思えぬ勝負強さで、 7月 1日のヤクルト戦(甲子園)ではプロ初安打&アーチ。チームの連敗を「8」で止めた。チャンスでの強さを買われ、福留に代わって12試合で「4番」を務めた。
7月18日からは全63試合に連続出場。あの鳥谷でさえ、今も続く連続試合出場「1895」を始めたのは 1年目の2004年 9月 9日、ヤクルト戦(甲子園)からだった。大山も完全に欠かせない男になった。
「 1年間けがせずゲームに出ることが大事だと思う。常にベストコンディションで試合に臨めるような身体を作りたい」。年俸でも鳥谷の 1年目終了(2000万円)を超えることになり、高く羽ばたく「鉄人ロード」に、もう乗っている。
更改を終え、記者会見に臨む大山悠輔内野手=兵庫県西宮市内の阪神球団事務所
CSでも「打率0.538」と大暴れした。特に第 2戦では、阪神の新人ではCS史上初となる本塁打を放ち、猛打賞。ポストシーズンでは、球界初の新人 4安打と大当たりだった。交渉した嶌村副本部長も「中核を担ってもらわないといけない選手のうちの 1人。特に大山君についてはね。謙虚な子やから、言わないでも、安心しています」と期待を寄せた。
2016年10月20日のドラフト会議では、即戦力投手を検討していた金本監督が“大どんでん返し指名”し、会場がどよめいた。指揮官の眼力を証明する活躍で1500万円からの大幅昇給をゲットした。
来季はもう一歩、前へ進む。考えていることは 1つしかない。広島を倒しての13年ぶりの「優勝」だ。
「(甲子園で)目の前で胴上げ、あの瞬間はすごく悔しかった。来年はそれを僕らがやらないといけないですし、それをできるように貢献したい」。「V」の力になる。上だけを見て、大山はもっともっと羽ばたく。
契約更改を終え、記者会見に臨む大山悠輔内野手=兵庫県西宮市内の阪神球団事務所
--1年を振り返って
大山 「 1年間、あっという間に終わってしまったとすごく思う。すごく勉強できましたし、経験できた 1年だったと思います」
--印象に残っているシーンは
「たくさんありますけど、初出場の初打席は忘れることはないと思います。あの気持ちはこれからも忘れてはいけないと思う」
--来季に向けて球団から声をかけられたことは
「中心となる選手になってほしい、と。まだまだだと思うので、その期待に応えられるように」
--新人で「4番」も打った
「結果を出さないと意味がないので。『4番』を打ったからというよりも、そこで結果を出して初めて評価されると思うので。そこはまだまだだと思います」
会見を終え、厳しい表情で引き揚げる北條史也内野手=兵庫県西宮市内の阪神球団事務所
北條史也内野手が28日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 200万円減の2000万円で契約を更改した。
今季は遊撃のレギュラーとして期待されながらも出場は83試合にとどまり、「打率2割1分、3本塁打、20打点」。北條は「開幕からチャンスをもらったけど、自分の実力がなかった。来年はしっかりと(ポジションを)奪えるようにしたい」と、静かに闘志を燃やした。
来季 6年目の阪神・北條史也内野手が28日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、 200万円減の2000万円でサインした。
苦しかった2017年を糧にする。ダウン提示にも「納得です」と潔かった。もう戦いは始まっている。来季へのテーマは“奪還”だ。
200万円ダウンでサインした北條史也内野手。来季はレギュラーを譲らない=兵庫県西宮市内の阪神球団事務所
「開幕からチャンスをもらったけど、自分の実力がなかったので、他の選手にとられた。去年は少しのミスでも、監督も許してくれた部分もあった。そこで自分の弱さが出たかなと思います」
鳥谷から遊撃の座を奪い取り、大きな飛躍の年になるはずだった。だが、開幕から初安打まで14打席を要し、 2度の 1軍選手登録抹消を経験した。「春はこれでいけるという気持ちがどこか自分の中にあった。それが甘いとも思いました」。今季83試合出場で「打率0.210、3本塁打、20打点」という数字に満足できるはずがない。
反省点については「 1つじゃ無理ですね。 2つ。守るのと、打つのとで」とキッパリ。オフは恒例となったヤクルト・山田らと合同自主トレに臨み、攻守両面でレベルアップを目指す。
「個人的な目標はしっかり 1年間を通して 1軍の戦力として、レギュラーとして試合に出られるように頑張ります」。執念の炎がメラメラと燃え出した。
アップ更改に笑顔を見せる石崎剛投手=兵庫県西宮市内の阪神球団事務所
3年目の石崎剛投手が28日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 500万円アップの1800万円で更改した。
プロに入って 1番の増額に「僕は満足しているところです」と笑顔を見せた。今シーズンは 8月上旬から昇格し26試合に出場。リリーフとして「防御率1.17」と安定感を見せた。11月には日本代表として「アジアプロ野球チャンピオンシップ」にも出場し、優勝に貢献。「出来すぎという感じです。 1年間を通してやりたかったので、うれしい部分と悔しい部分があります。侍は初めてでしたがいろいろな経験が出来て、来年につながる部分が見えてきた」と収穫の多い 1年を振り返った。
契約更改後の記者会見を終え、取材に応じる石崎剛投手=兵庫県西宮市の球団事務所
石崎剛投手が28日、西宮市内の球団事務所で契約交渉を行い、 500万円増の1800万円で更改した。 3年目の今季、リリーフとして26試合に登板し、「1勝1敗、防御率1.17」という好成績を残した剛腕は、悲壮感とともに戦った 1年を振り返った。
「年齢的にも危機感を持った 1年でしたし、無理矢理にでも入っていかないと。自分の人生も、という思いがあったので」
今季は 8月 9日に初昇格。12試合連続無失点など、その後も安定した投球をみせ続けた。「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」にも阪神から唯一人、選出された。
「 1年間 1軍の舞台にいたいという思いはあります。(来季は)50試合とか60試合というところを目指していきたいです」
課題の左打者への投球を克服するため、現在はフォークを習得中。勝利の方程式入りを目指し、充実のオフを過ごす。
来季の目標として、「投球回数100」を掲げた小野泰己投手。金本監督にダメ出しされてしまった=兵庫県西宮市の球団事務所
今季「2勝」の小野泰己投手が28日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨んだ。 600万円増の1800万円で更改し、 2年目となる来季目標を「イニングは 100以上、勝利は 2桁以上」と設定した。これを球団のゴルフコンペ後、伝え聞いた金本知憲監督は「一気に規定(投球回、 143回)ぐらいを目標にしてくれ」と上方修正。期待の右腕に強烈なハッパをかけた。
酸いも甘いも経験したルーキーイヤー。入団前より少し大人びた表情で、小野は会見場に姿を現した。「2勝7敗、防御率4.35」と黒星が先行したが、15試合に先発したことを評価され、 600万円増の1800万円でサイン。納得の契約更改となる一方で、来季の目標を掲げた。
「 1年間、しっかり 1軍のローテーションとして回ることを目標に。(個人的にも)イニングは 100以上、勝利は 2桁以上を目指して、このオフ身体を鍛えていきたいです」
控えめに口にした 2つの目標。イニング数について「それくらいは、先発として 1年間投げるためにやっていかないと」と意図を説明した。しかし、思わぬところから“クレーム”が飛んできた。兵庫・三木市のゴルフ場で球団コンペに出場していた金本監督だった。
勝ち星には恵まれなかったが、ローテとして回った小野泰己投手。来季は頼むで!!
「 100イニング? 少ないじゃん。一気に規定ぐらい目標にしてくれんと、大卒 2年目なんだから」
問答無用とばかりに“待った”をかけた。今季は藤浪、岩貞らが不調。大黒柱のメッセも 8月に右足を腓骨骨折し、 1年間ローテを守ったのは秋山、能見の 2人だった。先発陣のやりくりに苦労した。球団はフリーエージェントでの補強を封印しており、現有戦力の底上げしか、上積み材料はない。
指揮官は「 100イニングじゃなくて、規定イニング(今季なら 143回)で、 1年間ローテを守った上での10勝を本当に期待している。先発では小野と才木(来季 2年目)、この 2人には期待度は大きいですよ」と真剣な表情で口にした。投球回数は今季78回 2/3だった。秋季キャンプでも目にかけた23歳に、指揮官から“倍増指令”が出た。
球団コンペに参加した金本知憲監督は、小野の目標を規定投球回数(143)に上方修正=兵庫県三木市内
小野は 1年目の今季、 5月21日のヤクルト戦(神宮)に初登板を果たした。打線の援護に恵まれなかった試合もあり、12試合連続で白星なし。
「相手ピッチャーよりもいい投球をできなかったことが負けた原因」と振り返るも、 150キロを超える直球を中心に粘投を続けた。足踏みはしたものの、 8月29日の同戦(甲子園)には待望のプロ初勝利を手にした。白星は大きな自信となった。
「自分の球をしっかり投げることができれば、ある程度は通用するのかなとは手応えを感じました。課題は制球であったり、身体の強さ、 1年間戦える身体の強さというのをもっともっと、スキルアップしていかないといけない」
秋季キャンプ終盤には古傷の右膝を痛めたが、幸い軽傷だった。最後は語気を強め、表情を締めた。虎のエースになるために、監督指令に応え、まずは規定投球回という壁をクリアする。
契約更改を終え、記者会見に臨む小野泰己投手=兵庫県西宮市の球団事務所
★同級生・竹安の 9球星に歓喜
プロ初勝利まで12試合を要した小野が我がことのように喜んだのは、10月 5日の中日戦(甲子園)で竹安がプロ初勝利をつかんだ時だった。同じ1994年生まれの来季 3年目右腕は、プロ初登板で初勝利を挙げた。 「同級生に勝ちがついてうれしかったです」 竹安はリリーフでわずか 9球で白星。「めっちゃ言われましたよ。改めて勝ち運ないなって」と苦笑い。来季は勝ちまくってこの悔しさ? をはらす。
◇規定投球回数
最優秀防御率のタイトル獲得に必要な投球回数。先発ローテ投手の活躍の目安になる。野球規則9・22(b)に「投手は少なくともそのリーグで 1クラブあたりに行った試合数と同数以上のイニングを、投球していなければならない」とあり、レギュラーシーズンの試合数が 143試合のため、 143回となる。 2軍では試合数×0.8(小数点以下は四捨五入)が規定投球回数となる。
パットも一発? 野球殿堂入りの候補にノミネートされた金本知憲監督。 1年目に殿堂入りとなれば、 5人目の快挙だ=兵庫県三木市内
野球殿堂博物館が28日、来年の野球殿堂入りの候補者を発表し、選手としての貢献を表彰するプレーヤー表彰として金本知憲監督がノミネートされた。候補入り 1年目で殿堂入りとなれば、史上 5人目の快挙となる。兵庫・三木市内で行われた球団ゴルフコンペ「タイガース杯」に参加した指揮官は照れ笑いを浮かべた。
柔らかい日差しが降り注ぐ六甲コース。球団コンペで関係者とラウンドした金本監督に、ビッグニュースが舞い込んできた。野球殿堂のプレーヤー表彰部門の候補にノミネート-。質問が飛ぶと「NO」を示すかのように手を左右に振りながら謙そんのコメントを並べた。
「(殿堂入り候補は) 5年(経過)だっけ? そんな柄じゃないですヨ」
ニッコリ笑いながら帰りの車へと乗り込んだ。
ラウンドする金本知憲監督=兵庫県三木市内
同じく殿堂入り候補としては松井氏、小久保氏、阪神でもプレーした城島氏らがエントリー。報道関係者らの投票により、来年 1月15日に発表されるが、資格 1年目での受賞となればスタルヒン氏(享年40)、王貞治氏、野茂英雄氏、ソフトバンク・工藤公康監督に続く史上 5人目の快挙となる。
世界記録の「1492試合連続フルイニング出場」、歴代「10位の通算476本塁打」、同「7位の2539安打」など、現役時代の実績は、殿堂入りしている先輩たちと比べても遜色はない。平成の鉄人がいきなり仲間入りする可能性は十分ある。
来季は就任 3年目。新スローガン「執念」とともに13年ぶりとなるリーグ優勝を目指す。監督、コーチとしての手腕が対象となるエキスパート表彰も狙える立場でもある。日本だけではなく世界にも誇れる背番号「6」。信念を貫き、歓喜の瞬間に導いてみせる。
既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年日本シリーズ 日程
2017年 公式戦 順位表
2018年 公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。