●俊介外野手(30)は 1日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、今季年俸2400万円から2600万円増となる5000万円でサインした。 8月に国内FA権を取得も秋季キャンプ中に行使せず残留を表明。球団からは複数年契約を提示され、 2年総額 1億円で更改した。 8年目の今季は74試合に出場して「打率3割9厘」をマーク。シーズン終盤は 1番打者に定着した。来季に向けて表情を引き締めた。自身初の複数年契約( 2年)に応え、「1番・中堅」定着を目指す。(金額と年数は推定)
●伊藤隼太外野手(28)は 1日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改を行い、 300万円増の1800万円でサインした。 6年目の今季は主に代打として73試合に出場。 8月 6日ヤクルト戦で「代打逆転3ラン」、 9月10日巨人戦では「サヨナラ打」を放つなど、ここ一番での勝負強い打撃が光った。もちろん代打で甘んじる気はない。打って叫んで、虎を引っ張る。(金額は推定)
●藤浪晋太郎投手(23)が 1日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万円減の 1億2000万円で契約を更改した。今季は初めて不調により 2軍落ちを経験するなど苦しんだ。(金額は推定)
●岩貞祐太投手(26)が 1日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 500万円減の3500万円で契約を更改した。今季は不調により 2軍落ちを経験するなど「登板18試合で5勝10敗、防御率4.96」だった。岩貞は前を見据えた。闘志をみなぎらせた。(金額は推定)
●2019年までに「V」! 2003年に阪神をリーグ優勝に導いた楽天・星野仙一球団副会長(70)の「野球殿堂入りを祝う会」が 1日、大阪市内のホテルで開催された。集まった阪神・金本知憲監督(49)ら当時のメンバーを前に「あと2年」と近い将来のリーグ優勝を予言した。金本、片岡篤史(48)、矢野燿大(48)、赤星憲広(41)、桧山進次郎(48)…。 950人を集めたパーティーで2003年の優勝メンバーだけがピックアップされた。これから、猛虎復活にかける男たちへ、星野副会長からのメッセージは熱かった。今季は首位広島と「10ゲーム」も離された「2位」。またもや、覇権にあと一歩届かなかった。中谷将大外野手(24)の自己最多の「20本塁打」やルーキー大山悠輔内野手(22=白鴎大學)の躍動などトピックスはあったが、やはり、優勝を逃すと、敗者だった。あと 2年-。つまり、2019年までに「優勝」する。できる。いや、しなければいけない。優勝したからこそ、集まれる。笑える。あと 2年-。闘将が虎に闘魂を注入した。記事をまとめてみました。
俊介外野手は 1日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、今季年俸2400万円から2600万円増となる5000万円でサインした。
8月に国内FA権を取得も秋季キャンプ中に行使せず残留を表明。球団からは複数年契約を提示され、 2年総額 1億円で更改した。
8年目の今季は74試合に出場して「打率3割9厘」をマーク。シーズン終盤は 1番打者に定着した。「いい評価してもらいました。アップしました」と笑顔で話した。
来季に向けて「終盤で 1番センターで使ってもらえたので、 1番センターで使ってもらえるように結果を残したい」と表情を引き締めた。(金額と年数は推定)
増額の複数年契約を結んで契約更改を終え会見した俊介外野手=兵庫県西宮市内の球団事務所
俊介が 1日、契約交渉に臨み、約 2倍増の2600万円アップとなる年俸5000万円、 2年総額 1億円でサインした。国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留。同級生の大和はDeNAにFA移籍したが「まだ僕は優勝も経験していない。タイガースで優勝したいし、監督を胴上げしたい」。自身初の複数年契約( 2年)に応え、「1番・中堅」定着を目指す。
アップ提示でサインし会見する伊藤隼太外野手=兵庫県西宮市内の球団事務所
伊藤隼太外野手は 1日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改を行い、 300万円増の1800万円でサインした。
6年目の今季は主に代打として73試合に出場。 8月 6日ヤクルト戦で「代打逆転3ラン」、 9月10日巨人戦では「サヨナラ打」を放つなど、ここ一番での勝負強い打撃が光った。「自分にとってもチームにとっていい 1本で印象に残った」と振り返った。
もちろん代打で甘んじる気はない。「(来年は)レギュラー取りを目指してやりたい。今年に関してはバッティングをある程度評価してもらって、代打で使ってもらった。レギュラーで出るとなったら、守備走塁を磨いて、トータルで使ってもらえるようにしたい」と意気込んだ。(金額は推定)
契約更改を終え、記者会見に臨む伊藤隼太外野手=兵庫県西宮市の球団事務所
伊藤隼が 1日、契約交渉に臨み、 300万円アップの年俸1800万円でサインした。金本監督を「今年一番声を出した選手」とうならせた男は、代打でなくレギュラーを視野。声出し役も譲らない考えだ。
「レギュラーでやる、ということを目指していきたい。試合の流れを見ていれば、自然と声が出る。『チームとしてどう勝つか』というのを一人一人が考えるべきだと思いますし、その結果がやっぱりチーム一丸というのにつながってくると思う」。打って叫んで、虎を引っ張る。
ダウン提示でサインし会見する藤浪晋太郎投手=兵庫県西宮市内の球団事務所
藤浪晋太郎投手が 1日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万円減の 1億2000万円で契約を更改した。
今季は初めて不調により 2軍落ちを経験するなど「登板11試合で3勝5敗、防御率4.12」と苦しんだ。藤浪は「(来季は)今年の経験があったからという風にしないといけない」と神妙な表情で話した。(金額は推定)
ダウン提示でサインし会見する岩貞祐太投手=兵庫県西宮市内の球団事務所
岩貞祐太投手が 1日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 500万円減の3500万円で契約を更改した。
今季は不調により 2軍落ちを経験するなど「登板18試合で5勝10敗、防御率4.96」だった。
岩貞は「来季はローテーションを守って、最低でも規定投球回を投げたい」と前を見据えた。(金額は推定)
契約更改を終え、記者会見に臨む岩貞祐太投手=兵庫県西宮市の球団事務所
岩貞は 1日、 500万円ダウンの3500万円でサインし、出直しを誓った。「継続してやることに意味があったんですが、またイチからやっていきたい」。昨季は「10勝9敗」と飛躍。さらなる期待を寄せられたシーズンだったが、「5勝10敗、防御率4.96」と屈辱にまみれた。
「来年は今年とはまた違う立場になる。しっかり(先発)ローテーションに入っていくというところからやっていきたい」と闘志をみなぎらせた。
恩師である星野仙一氏(中央右)の野球殿堂入りを祝う会に出席した金本知憲監督(その左、金本知憲監督の左は阪神坂井オーナー)。王貞治会長(右)もかけつけた=大阪市北区のホテル
2019年までに「V」! 2003年に阪神をリーグ優勝に導いた楽天・星野仙一球団副会長の「野球殿堂入りを祝う会」が 1日、大阪市内のホテルで開催された。集まった阪神・金本知憲監督(49)ら当時のメンバーを前に「あと2年」と近い将来のリーグ優勝を予言した。
金本、片岡、矢野、赤星、桧山…。 950人を集めたパーティーで2003年の優勝メンバーだけがピックアップされた。これから、猛虎復活にかける男たちへ、星野副会長からのメッセージは熱かった。
「このメンバーが軸になって新しいタイガースを作ってほしい。(出席者を眺め)あと 2年、待ってね。あと 2年だよ」
今季は首位広島と「10ゲーム」も離された「2位」。またもや、覇権にあと一歩届かなかった。中谷の自己最多の「20本塁打」やルーキー大山の躍動などトピックスはあったが、やはり、優勝を逃すと、敗者だった。
あと 2年-。つまり、2019年までに「優勝」する。できる。いや、しなければいけない。
ずらりと並んだ2003年のV戦士と当時の首脳陣=大阪市北区のホテル
「アイツらが現役を引退して、今度は強いタイガースを作ってくれるのが俺の夢や。 2年のうちに優勝できる」と予言した。
ただし、闘将は条件をつけた。
「若いやつらが伸びてこんとアカン」 壇上でのトークショー。金本監督が2002年オフに広島からフリーエージェント(FA)加入したときの話題になった。
金本監督 「執念に負けました。電話の回数ですね。毎日、毎日」
星野副会長 「きてほしかったからね」
金本監督 「根負けしました」
金本監督が「僕を獲る、という執念をみせてきた。最後は『もう、いけばいいんでしょ』みたいな」と振り返るほど、何度も何度もラブコールを重ねた。今だからこそ、いい思い出になる。しかもかつての“恋人”が今、その魂を引き継いでくれた。阪神の来季新スローガンは「執念」-。燃える男の戦うイズムは受け継がれている。
壇上で乾杯に臨む(左から)阪神・福留孝介外野手、中日・岩瀬仁紀投手、立浪和義氏=大阪市北区のホテル
「(みんな)年とったなぁ。このメンバーと巡り合えて、誇りに思う。私の夢は甲子園で楽天と(阪神が)日本シリーズをやること。生きている間にやってほしい」と期待を込めた。
金本監督からは最後、「殿堂入りされて、またさらなるパワーアップをされると思う。タイガースの方の後押しも宜しくお願いします」と頭を下げられた。優勝したからこそ、集まれる。笑える。あと 2年-。闘将が虎に闘魂を注入した。
◇主な出席者
王貞治、吉田義男、梨田昌孝、田淵幸一、山本浩二、岡田彰布、真弓明信、和田豊、福本豊、坂井信也、宮崎恒彰、福留孝介、川上憲伸、郭源治、宮川花子、玉ノ井親方(元大関栃東)、平田勝男、黒田正宏、上田二朗、板東英二、田尾安志、八木裕(順不同。敬称略)
既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年日本シリーズ 日程
2017年 公式戦 順位表
2018年 公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。