●阪神・谷本修副社長兼球団本部長(53)は 6日、金本知憲監督(49)と新たに来季の契約を正式に結んだことを明らかにした。契約年数に関しては明言を避けたが「中長期的にお願いしようということ」と複数年を示唆。金本監督は球宴休みに坂井信也オーナー(69=阪神電鉄相談役)からの続投要請を受諾。球団からは「3年契約」を提示されていた。今季で 2年契約を終えた金本監督が長期政権への新たな一歩を踏み出した。西宮市内の球団事務所で取材に応じた谷本副社長が複数年での契約締結を示唆した。就任要請は 7月14日。異例ともいえる早い段階で、坂井オーナーが要請し、金本監督がその場で受諾。続投はその時点で決定していた。注目を集めたのは契約年数だ。球団は早い段階で「 3年」を提示。監督側からの回答待ちの状態だった。この日、その点を問われた谷本副社長はこれまで同様、明言することはなかった。ただし、変わらぬ球団のスタンスは明確にした。 1年目の「4位」から、 2年目は「2位」に。頭数が足りない先発陣を細かな継投でしのぐなど、さい配面でも光ったシーズンだった。観客動員も 300万人を突破するなど、その貢献は高い評価を集めた。来季は勝負の 3年目となるが、同時に長期政権も現実味を帯びてきた。
●秋山拓巳投手(26)が 6日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の1100万円から3000万円増の、年俸4100万円で更改した。プロ 8年目の今季は25試合に登板して、「12勝6敗で防御率2.99」の成績を残した。クオリティースタート(QS、 6回以上、自責点 3以内)を18度マーク。来季の目標には「 7回以上」と、来年から追加される「沢村賞」の選考基準と同じ数字を掲げた。交渉した谷本修副社長(53)も受賞を期待した。会見場で口にすることはなかった。それでも、期待せずにはいられなかった。先発投手として最高の栄誉、「沢村賞」-。3000万円の大幅アップをゲットした秋山が、来季のさらなる飛躍に向け、「 7回以上」を自身の“ノルマ”に課した。メジャーなどでQSといえば「 6回以上自責点 3以内」が一般的だが、「沢村賞」の基準では「 7回以上で自責点 3以内」と、難易度が高い。今年の受賞者、菅野智之投手(28=巨人)の場合、その基準での達成率は76.0%。宿敵のエースと今季 4度投げ合い、「1勝2敗」とほぼ互角に戦った秋山ならクリアできるはずだ。大幅昇給にも、気持ちをより引き締め、厳しい冬を過ごす。来シーズン、虎の新エースとして、もっと、大きな花を咲かせる。(金額は推定)
●岩崎優投手(26)が 6日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、2000万円増の年俸4500万円でサインした。今季は先発から中継ぎに配置転換されて 1年目だったが、66試合に登板して「4勝1敗、防御率2.39」と奮闘した。来季は先発再転向プランもある。岩崎は開幕ローテーション入りを狙う。中継ぎに転向した今季は60試合登板クインテットの一員としてフル回転したが、来季はチーム事情によっては先発に再転向する流れ。今季66試合で「4勝1敗、防御率2.39」の好成績を残した。シンプルな投球法に自信を得た。今季球種を減らして勝負した“断捨離”投法で金本虎を支える。決してミスの許されないポジションで 1年間腕を振り続けてわかったことがある。“断捨離”が飛躍へつながる。年俸の大幅アップを勝ち取った岩崎の視線は、すでに来季へ向いていた。このオフは走り込み中心の予定。目指すのは、もちろん先発ローテの椅子だ。足すのではなく引く。本当に必要なものだけ残して、新たな持ち場へ向かう。(金額は推定)
●高橋聡文投手(34)が 6日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 3年契約の 3年目となる来季は、今季の5000万円から2000万円増の7000万円でサインした。中日から移籍 2年目の今季61試合に登板し、「6勝無敗1セーブ、20ホールド、防御率1.70」と強力救援陣の一角を担ってチームの「2位」躍進に貢献した。高橋は「V宣言」した。(金額は推定)
●甲子園歴史館は 6日、24日に伊藤隼太外野手(28)のトークショーを行うと発表した。質疑応答の時間が設けられ、抽せん会も予定されている。記事をまとめてみました。
阪神・谷本修副社長兼球団本部長は 6日、金本知憲監督と新たに来季の契約を正式に結んだことを明らかにした。契約年数に関しては明言を避けたが「中長期的にお願いしようということ」と複数年を示唆。金本監督は球宴休みに坂井信也オーナーからの続投要請を受諾。球団からは「3年契約」を提示されていた。
今季で 2年契約を終えた金本監督が長期政権への新たな一歩を踏み出した。西宮市内の球団事務所で取材に応じた谷本副社長が複数年での契約締結を示唆した。
「契約を更新したのは事実です。契約書にハンコを押してもらったのは11月25日です」
就任要請は 7月14日。異例ともいえる早い段階で、坂井オーナーが要請し、金本監督がその場で受諾。続投はその時点で決定していた。注目を集めたのは契約年数だ。球団は早い段階で「 3年」を提示。監督側からの回答待ちの状態だった。
この日、その点を問われた谷本副社長は「年数に関しては明かさないことにしています」とこれまで同様、明言することはなかった。ただし、変わらぬ球団のスタンスは明確にした。
来季契約書にサインした金本知憲監督。年数は明らかにされなかったが、球団は長期政権を期待
「契約の基本は単年、単年での勝負だと思っています。でも、球団としては中長期的にお願いしようと思っていますから…」
プロの世界、 1年 1年が勝負であることは認識しつつ、金本監督には長いスパンでのさい配を願っている、という姿勢。複数年契約を事実上、認めた形だ。
1年目の「4位」から、 2年目は「2位」に。頭数が足りない先発陣を細かな継投でしのぐなど、さい配面でも光ったシーズンだった。観客動員も 300万人を突破するなど、その貢献は高い評価を集めた。来季は勝負の 3年目となるが、同時に長期政権も現実味を帯びてきた。
☆真弓明信監督と和田豊監督
★真弓明信監督:2009年から 2年契約を結んだ。2010年に「2位」となり、オフに新たに 2年契約を結んだが、2011年は「68勝70敗6分けの4位」に終わり、契約を 1年残して、辞任した。
★和田 豊監督:真弓監督の辞任を受け、2012年から 3年契約で就任。 3年目の2014年に「リーグ2位」となり、クライマックスシリーズ(CS)を勝ち抜いて、ソフトバンクとの日本シリーズに進出(1勝4敗)。 1年契約で延長し、2015年のシーズンに臨んだが、「70勝71敗2分けの3位」でCSで広島に敗退。辞任して、金本監督が就任した。
秋山拓巳投手が 6日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の1100万円から3000万円増の、年俸4100万円で更改した。
「すごく評価してもらいました。満足しています。(来季は)もっともっと監督に信頼されたい」
プロ 8年目の今季は25試合に登板して、「12勝6敗で防御率2.99」の成績を残した。
「ここまでの 7年間、苦労してきたので、それを忘れずにリーグ優勝、日本一を目指していきたい」
大幅昇給にも、表情を引き締めた。
阪神球団事務所で契約更改する秋山拓巳投手=兵庫・西宮市内の阪神球団事務所
秋山拓巳投手が 6日、西宮市内の球団事務所で契約交渉を行い、今季年俸1100万円から3000万円アップの4100万円でサインした。今季は25試合に登板し、クオリティースタート(QS、 6回以上、自責点 3以内)を18度マーク。来季の目標には「 7回以上」と、来年から追加される「沢村賞」の選考基準と同じ数字を掲げた。交渉した谷本修副社長も受賞を期待した。
会見場で口にすることはなかった。それでも、期待せずにはいられなかった。先発投手として最高の栄誉、「沢村賞」-。3000万円の大幅アップをゲットした秋山が、来季のさらなる飛躍に向け、「 7回以上」を自身の“ノルマ”に課した。
「試合を作れた回数、QSを多く作れたことは僕の中では今年 1年、評価できるかな」
満面の笑みで、プロ 8年目のブレークを振り返った後だった。「もっともっと(金本)監督に信頼してもらえるように。今年は 159回 1/3だったので、 180イニングをまず目標にして」と具体的な数字を示し、「そのためには 7回以上は絶対条件になってくる」と力強く言い切った。 今季のQSは、チームトップの18回。25試合で「12勝(6敗)」を挙げ、QS達成率は72.0%と高い確率で先発投手としての役割を果たしたが、右腕は自らより厳しい目標を設定。イニング数は 7回以上とした。
3000万円増の4100万円でサインした秋山拓巳投手=阪神甲子園球場
投手の分業化に伴い、完投数が減ったことから、来年から「沢村賞」の選考基準が追加される。登板試合数(25試合以上)や勝利数(「15勝」以上)など 7項目の他、QSの達成率が補足基準として加わった。メジャーなどでQSといえば「 6回以上自責点 3以内」が一般的だが、「沢村賞」の基準では「 7回以上で自責点 3以内」と、難易度が高い。今年の受賞者、菅野(巨人)の場合、その基準での達成率は76.0%。宿敵のエースと今季 4度投げ合い、「1勝2敗」とほぼ互角に戦った秋山ならクリアできるはずだ。
阪神では村山実、江夏豊らが受賞した先発投手最高の栄誉、沢村賞だが、2003年の井川を最後に選ばれていない。交渉の場で秋山から直接「今年以上の成績は」という意気込みを聞いた谷本副社長も「私の前で具体的な数字は言っていませんでしたが、『7回以上』ということは、そういうもの(沢村賞)を視野に入れて、のことなんでしょう」と期待を寄せた。
少しでも成長するため、どこを改善すべきかは理解している。秋山は「もっとストレートの質を上げてこないとしんどくなってくる」と分析。直球に加え「今年使うのが怖かった」という緩い球を磨き、緩急でさらなるレベルアップを図る。
「まだ 1年間やってきただけ。来年も 1年間投げたなかで結果もついてくる。(今季は) 6回、 7回で降りる試合が多かった。そこからもう 1イニング、がんばれる投球を、と思います」
まだ 1年だけ-。慢心は一切ない。気持ちをより引き締め、厳しい冬を過ごす。来シーズン、虎の新エースとして、もっと、大きな花を咲かせる。(金額は推定)
3000万円増の4100万円でサインした秋山拓巳投手。来季は沢村賞を狙え!!=兵庫・西宮市内の阪神球団事務所
★時計ご褒美?
3000万円もの大幅昇給を勝ち取った秋山は自身へのご褒美を検討中。「何か身につけるものを買おうと思っています。考えているところですけど、時計になるかな」とニヤリ。 その分、このオフもしっかり鍛練を積む。年内は甲子園、鳴尾浜を拠点に、秋季キャンプから取り組む下半身主導の投球を身につける。年明けは京都府内で岸田(オリックス)らと自主トレ予定。「来季は自分の目標もクリアして『リーグ優勝、日本一』を目指したい」と気合を入れた。
☆沢村賞
正式には「沢村栄治賞」。史上初の無安打無得点試合を達成した、故沢村栄治氏(巨人)を記念し、1947年に制定されたシーズンで最も優れた先発完投型の投手に贈られる賞。セ・リーグだけが選考対象だったが、1989年から両リーグに広げられた。沢村賞受賞経験者らによる選考委員会で選出し、受賞者には金杯と副賞 300万円が贈られる。選考基準は(1)15勝(2)150奪三振(3)10完投(4)防御率2.50(5)200投球回(6)25試合登板(7)勝率6割。来年から選考基準に、先発投手の安定度を示すクオリティスタート(QS)の達成率が補足基準として加わることになった(投球回数 7回以上、自責点 3以内)。今年の受賞者は菅野(巨人)。
契約更改後、会見する岩崎優投手=兵庫・西宮市内の阪神球団事務所
岩崎優投手が 6日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、2000万円増の年俸4500万円でサインした。
今季は先発から中継ぎに配置転換されて 1年目だったが、66試合に登板して「4勝1敗、防御率2.39」と奮闘した。「最初は不安もありましたけど、とにかく 1年回ることができて、それが一番良かったと思います。立ち位置としては(試合状況で)いつ行くか分からない難しいところではあったんですが、そういうところもしっかり評価してもらいました。数字としても、登板数とイニング数も評価してもらいました。 1年間通したのが先発の時はなかったですが、中継ぎで初めて回れて、それが一番助かったというのは(交渉の席で)言ってもらいました」と話した。来季は先発再転向プランもある。岩崎は「監督には『先発でも、まずは準備をしておいてくれ』と言われているので、それに向かってやるだけ」と気合十分。「目標じゃないですね。そこに入らないといけない」と言い、開幕ローテーション入りを狙う。
2000万円増の4500万円でサインした岩崎優投手。中継ぎスタイルで先発に再転向する=兵庫・西宮市内の阪神球団事務所
岩崎優投手が 6日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、2000万円増の年俸4500万円でサインした。中継ぎに転向した今季は60試合登板クインテットの一員としてフル回転したが、来季はチーム事情によっては先発に再転向する流れ。今季球種を減らして勝負した“断捨離”投法で金本虎を支える。
決してミスの許されないポジションで 1年間腕を振り続けてわかったことがある。“断捨離”が飛躍へつながる。年俸の大幅アップを勝ち取った岩崎の視線は、すでに来季へ向いていた。
「(中継ぎ登板で)球種は減りましたが、やたら投げていても仕方ない。持っているものに磨きをかけていきたいですね」
2000万円増の4500万円でサインした岩崎優投手=阪神甲子園球場
2014年の入団時から投げていたスクリューを、今季はほとんど投げなかった。先発再転向となれば長いイニングを任されることになるが、元のスタイルには戻さない。真っすぐ、スライダーなど、使える球種を磨いて、今季66試合で「4勝1敗、防御率2.39」の好成績を残した。シンプルな投球法に自信を得た。
中継ぎをこなした今季を振り返り「肩を作る時間や、走者を背負ってどう投げるかとか。投げながら覚えていきました。来季にいきる」と収穫を強調した。だが、その中身については「たくさんありますが、いわないと決めています」と口チャック。
契約更改を終え会見に臨む岩崎優投手=阪神球団事務所
来季で 5年目。自分だけの経験値は、この世界を生き抜くためのかけがえのない財産だ。軽々しく口にはできない。普段は柔和で気さくな左腕だが、この時ばかりはプロとしての自負をにじませた。
このオフは走り込み中心の予定。目指すのは、もちろん先発ローテの椅子だ。「目標じゃないですが、そこがないと始まらない」と力を込めた。足すのではなく引く。本当に必要なものだけ残して、新たな持ち場へ向かう。(金額は推定)
★断捨離
不要な物をできるだけ減らし、生活に調和をもたらそうとする考え方。やましたひでこ(山下英子)の著書において発表された。「断・捨・離」として2010年の流行語に選ばれた。
阪神球団事務所での契約更改を終え会見する高橋聡文投手=兵庫・西宮市内の阪神球団事務所
高橋聡文投手が 6日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 3年契約の 3年目となる来季は、今季の5000万円から2000万円増の7000万円でサインした。
中日から移籍 2年目の今季61試合に登板し、「6勝無敗1セーブ、20ホールド、防御率1.70」と強力救援陣の一角を担ってチームの「2位」躍進に貢献した。高橋は「 2年間ずっと 1軍にいられたことには満足しています。来季は自分の成績よりも勝つことにこだわって『優勝』したい」と「V宣言」した。(金額は推定)
伊藤隼太外野手=マツダスタジアム(2017年 9月21日撮影)
甲子園歴史館は 6日、24日に伊藤隼太外野手のトークショーを行うと発表した。質疑応答の時間が設けられ、抽せん会も予定されている。 申し込み受付は 7日10時から甲子園歴史館ホームページで。
【12/24(日)】阪神タイガース・伊藤隼太選手トークショー開催!
甲子園歴史館特別企画
「阪神タイガース 伊藤隼太選手トークショー」
甲子園歴史館と阪神タイガース現役選手による特別企画!!!
今シーズン主に代打で活躍した、阪神タイガース・伊藤隼太選手をゲストに迎え、
トークショーを実施いたします。
今シーズンの振り返りや自身の球歴、来シーズンに向けた抱負など、
伊藤隼太選手に関するお話をお楽しみいただけます。
(中略)
ご応募は こちらの応募専用ページからお願いします。
※ご応募多数の場合は抽選となります。
※ご応募はお一人様一回限り。
当落発表は12月17日(日)にお送りする予定です。
皆さまのご応募をお待ちしております。
(甲子園歴史館ホームページより一部抜粋)
既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年日本シリーズ 日程
2017年 公式戦 順位表
2018年 公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
概要
"執念"を持って優勝をめざす金本タイガース
変革し続ける1年が沖縄キャンプから始まります!
選手との記念撮影(団体撮影)や記念グッズのプレゼント などの特典もございます!
各地から参加頂けるよう新コース 「那覇空港集合プラン」を設定いたしました!
最小催行人数 各出発日20名
※詳細は、阪神タイガース公式ホームページサイトにて!
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。