●DeNAがFA移籍で獲得した大和内野手(30)の人的補償選手が、尾仲祐哉投手(22)に決まった。今季「ドラフト6位」で入団し、右の中継ぎとして11試合に登板。ルーキーイヤーを終えたばかりだが、 1年での移籍が決定した。阪神は10日、DeNAにFA移籍する大和内野手の人的補償選手として、尾仲祐哉投手を獲得するとDeNAに通達したと発表した。尾仲投手は福岡県出身。広島経済大から2016年「ドラフト6位」で入団した右腕。 173センチ、72キロ。リストが届いた翌日の即決に金本知憲監督(49)は相当な惚れ込みよう。今季、奇跡の「3連発」でプロ初勝利を挙げた強運男が、「元祖3連発」伝説のタイガースにやってくる!!電光石火の決断だ。尾仲祐哉、22歳。大和流出の人的補償として、虎がDeNAから獲得したのは、まさにサプライズ。プロ1年目を終えたばかりの若武者だった。大阪市内でのイベント終了後、取材に応じた金本監督の言葉は、いつになく歯切れが良かった。即決だった。谷本修副社長兼球団本部長(53)が球団事務所でDeNAからの名簿の到着を確認したのが前日 9日の昼。そこから24時間後にプロテクトされていなかった「尾仲」を選択し、DeNAに通告。その間に指揮官も映像をチェックした。すべてを決めた映像。そこにはことし 8月22日の広島戦(横浜)も含まれていた。「4点ビハインド」の 8回から登板、田中広輔内野手(28)、菊池涼介内野手(27)、鈴木誠也外野手(23)を三振に仕留めるなど、 2イニングを無安打無失点に抑えた。そして 9回裏、筒香嘉智外野手(26)、ホセ・ロペス内野手(34)、宮崎敏郎内野手(28)が「3連発で逆転サヨナラ勝ち」。ハマの夜空に奇跡が巻き起こり、うれしいプロ初勝利を手に入れた。1985年 4月17日。バースが、掛布が、岡田が甲子園のバックスクリーンに「3本の虹」を架けた。勢いに乗って、球団史上唯一の日本一に駆け上がる。阪神ファンが絶対に忘れることのない、史上最高のシーン。そんな伝説を持つタテジマに、ミラクル「3連発」初勝利男が加入する。
●今季「12勝」を挙げた秋山拓巳投手(26)が10日、香川・高松市で行われたイベントに参加。今季苦戦したヤクルト・バレンティンらセ・リーグの強打の助っ人斬りに意欲をみせた。来季は外国人に限らず、中軸打者の内角を攻めて抑え込む。秋風吹く、高松の地。ユニホームからは一転、シックなスーツでキメてイベントに出演した秋山が来季のテーマに掲げたのは、助っ人斬りだった。標的はケーシー・マギー内野手(35=巨人)、ウラディミール・バレンティン外野手(33=ヤクルト)、そして中日を退団して巨人が獲得に乗り出しているアレックス・ゲレーロ内野手(31)か。主軸となる外国人選手を抑えることで、さらなるステップアップを試みる。今季、チームトップの 159回 1/3、「12勝」を挙げた若きエースだが、意外な弱点が存在した。それは、外国人選手-。「15被本塁打」のうち、「7本」が助っ人に浴びたもの。さらに「4本」は自慢のストレートをとらえられたものだった。もちろん助っ人だけに限定するつもりはないが、大事な場面では内角を突くことで相手のキーマンを抑えたい。球界屈指の制球力でインコースにつけば、まさに鬼に金棒となる。秋山は年明けからは例年通り、京都府内で岸田護投手(36=オリックス)らと合同で自主トレ予定。各チームの中軸を担う外国人選手を料理できれば、今季の「12勝」より多い白星の上乗せが期待できる。誰も届かない領域にいくために、背番号「46」が牙を研ぐ。
●2009年まで阪神でプレーした赤星憲広氏(41=現野球評論家)が10日、甲子園球場内で行われた「甲子園歴史館」特別企画のトークショーに出演。自身の現役時代の背番号「53」を受け継いだ阪神の「ドラフト4位」・島田海吏外野手(21=上武大學)にエールを送った。「不完全燃焼だった」という現役生活。もっとダイヤモンドを駆け回りたかった。そんな思いがあるからこそ、後継者には 1年でも長く走り続けて欲しい。赤星氏が島田に“金言”を授けた。自身以来となる野手の背番号「53」。託されたルーキーの気持ちを思いやりながら、その重圧をはねのける奮闘を期待した。島田は上武大學 1年時から注目していたといい、盗塁技術も 3年時に急成長したそうで「足でアピールして欲しい」と要望。「赤星2世」でなく、「虎の島田」として 1年でも長くプレーすることを願っていた。
●来季 2年目の福永春吾投手(23)が10日、地元の大阪府高槻市で開催された「高槻市親子ふれあいベースボールの集い」に高槻市在住の久保田智之プロスカウト(36)とともに参加。このイベントは高槻市在住の久保田プロスカウトが主催。一緒に参加した福永には感謝。高槻っ子の参加を喜んでいた。生まれも育ちも高槻市。しかし高槻市出身のプロ野球選手は愛敬尚史(元近鉄、楽天)、福田岳洋(元DeNA)、福永で 3人目と多くない。「J1G大阪」のお膝元とあって“サッカーのまち”のイメージが強いようで、野球を始める小学生も年々減っているという。寂しい表情。だからこそ地域貢献に意欲を見せた。
●阪神で堅守を誇った大和がDeNAにFA移籍し競争が激化。今季レギュラーをつかみきれなかった北條史也内野手(23)に、思いきりのいい打撃が売りの糸原も定着を狙う。来季の逆襲を誓う西岡剛内野手(33)も候補。俊足の植田海内野手(21)や「ドラフト3位」のルーキー熊谷敬宥内 野手(22=立教大學)もチャンスはある。来季 2年目を迎える大山も、今秋から本格的に 2遊間に挑戦している。藤本敦士 2軍守備走塁コーチ(40)は10日、来季の正遊撃手候補の大本命に、西岡を指名した。福原忍 2軍投手コーチ(40)とともに甲子園歴史館主催のトークショーに出演し若手の成長だけでなく、中堅の逆襲にも期待していた。
●掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA、62)が10日、高知・安芸市内で行われた「安芸タートルマラソン全国大会」のスターターを務めた。昨年 2月、安芸 2軍キャンプの練習試合で対戦していた当時韓国ハンファ在籍のウィリン・ロザリオ内野手(28)が阪神移籍に合意。ハッパをかけた。ユニホームを脱いでも虎への愛情は不変だ。だからこそ、金本虎を頂点へと導くロザリオの加入に声を弾ませた。かつての「4番」から、「新4番候補」へ。掛布SEAがポカポカ陽気の安芸の地から熱いエールを送った。金本監督が熱望した「30発、100打点」をクリアできる長距離砲。 8日に海外メディアが 2年総額 750万ドル(約 8億4750万円)での阪神入りを報じ、契約に合意したことが判明した。打線に核ができれば、若手にもいい影響が及びそうだ。鳴尾浜で鍛えてきたまな弟子たちへのゲキも忘れなかった。阪神の優勝を誰よりも強く願うからこそ、新戦力が起こす“化学反応”に期待を寄せた。記事をまとめてみました。
DeNAがFA移籍で獲得した大和内野手の人的補償選手が、尾仲祐哉投手に決まった。
今季「ドラフト6位」で入団し、右の中継ぎとして11試合に登板。ルーキーイヤーを終えたばかりだが、 1年での移籍が決定した。尾仲は球団を通して「一年という短い間ではありましたが、ファンの皆さんの応援はとても心強く、温かったです。横浜スタジアムで初勝利を挙げられたことは一番の思い出です。チームは変わりますが皆さんに一回り、二回りも成長した姿を見せられるよう、新天地でも頑張りたいと思います。温かいご声援、本当にどうもありがとうございました」とコメントした。
阪神が大和内野手の人的補償としてDeNAから獲得した尾仲祐哉投手。強運男がタテジマに加わる
阪神は10日、DeNAにFA移籍する大和内野手の人的補償選手として、尾仲祐哉投手を獲得するとDeNAに通達したと発表した。
尾仲投手は福岡県出身。広島経済大から2016年「ドラフト6位」で入団した右腕。 173センチ、72キロ。
阪神の谷本球団本部長は「金本監督とも相談の上、総合的に判断した結果、全員の意見が一致し、尾仲選手を獲得する旨を横浜球団に伝えさせていただきました。年齢も若く、能力も非常に高い選手という評価で、将来性も十分ですし、来シーズンからも勝負できる素材だと思っております。タイガースのユニホームを着て是非頑張ってもらいたいと思います」とコメントした。
DeNA尾仲祐哉投手
阪神は10日、フリーエージェント(FA)でDeNAへ移籍した大和内野手の人的補償として、来季 2年目の右腕、尾仲祐哉投手を獲得したと発表した。リストが届いた翌日の即決に金本知憲監督は「ノビシロがある。タイプ的に先発」と相当な惚れ込みよう。今季、奇跡の「3連発」でプロ初勝利を挙げた強運男が、「元祖3連発」伝説のタイガースにやってくる!!
電光石火の決断だ。尾仲祐哉、22歳。大和流出の人的補償として、虎がDeNAから獲得したのは、まさにサプライズ。プロ1年目を終えたばかりの若武者だった。大阪市内でのイベント終了後、取材に応じた金本監督の言葉は、いつになく歯切れが良かった。
「ノビシロがあるから。年齢も若い。調子いい時は 150キロを超えているし」
即決だった。谷本副社長兼球団本部長が球団事務所でDeNAからの名簿の到着を確認したのが前日 9日の昼。そこから24時間後にプロテクトされていなかった「尾仲」を選択し、DeNAに通告。その間に指揮官も映像をチェックした。
今季、D 6位新人ながら中継ぎとして11試合に登板(1勝1敗、防御率6.52)したが、たまたま阪神戦がゼロ。だから、金本監督も「今回、初めて見た」と苦笑い。それでも、印象は強烈。球団編成部が作成した映像を見た感想は「いいですね。面白いピッチャーですね」。 1メートル73と小柄だが、 150キロ超の速球をズバズバ。ひと目惚れだった。他の候補もリストアップされていたが、即座に「尾仲一本」に絞られたという。
DeNA尾仲祐哉投手
当初から投手を狙っていた。できれば先発タイプが欲しかった。そんなこだわりも、尾仲の強気な攻めが収められたビデオを見て吹き飛んだ。
「年齢的に若いから、今からでも練習すれば、先発はいけると思うよ。タイプ的には先発だと思うんだけれどね」
すべてを決めた映像。そこにはことし 8月22日の広島戦(横浜)も含まれていた。「4点ビハインド」の 8回から登板、田中、菊池、鈴木を三振に仕留めるなど、 2イニングを無安打無失点に抑えた。そして 9回裏、筒香、ロペス、宮崎が「3連発で逆転サヨナラ勝ち」。ハマの夜空に奇跡が巻き起こり、うれしいプロ初勝利を手に入れた。
報道陣から「勝ち運を持っていそう」と問われると、間髪入れずに返答した。
「そうそう。あの時もいいボールを投げていたよ」
土壇場「3連発」でプロ初星。ミラクルのムードを持って、やってくるのは阪神。そう、「3連発」といえばタイガースだ。
1985年 4月17日。バースが、掛布が、岡田が甲子園のバックスクリーンに「3本の虹」を架けた。勢いに乗って、球団史上唯一の日本一に駆け上がる。阪神ファンが絶対に忘れることのない、史上最高のシーン。そんな伝説を持つタテジマに、ミラクル「3連発」初勝利男が加入する。
尾仲祐哉投手にひと目惚れの金本知憲監督。大和の流出は痛いが、好投手を獲得できた
名手・大和の流出は痛い。でも、大きな損失を忘れさせてくれる快腕が、まもなくタテジマにやってくる。
◇尾仲獲得について阪神・谷本修副社長兼球団本部長
「金本監督とも相談の上、総合的に判断した結果、全員の意見が一致した。年齢も若く、能力も非常に高い選手という評価で、将来性も十分で、来シーズンからも勝負できる素材だと思っています」
◎人的補償とは
FAで選手を手放す球団は、その選手を獲得した球団が保有する支配下選手のうち、外国人選手と任意に定めた28人を除いた選手名簿から獲得する選手を選択できる。名簿はFA移籍選手の契約締結がコミッショナーから公示された日から 2週間以内に提示しなければならない。補償となる選手との契約は同コミッショナー公示日から40日以内に完了しなければならない。
☆おなか・ゆうや あらかると
★生まれと球歴:1995(平成 7)年 1月31日生まれ、22歳。福岡県出身。高稜高時代に外野手から投手に転向。甲子園出場はなし。広島経済大學から2017年「D6位」でDeNA入団。
★今季成績: 5月 9日の中日戦(岐阜)で中継ぎとしてプロ初登板。 2軍では25試合に登板、「1勝0敗5S、防御率1.38、奪三振率12.67」。
★年俸:このオフ、 720万円から 200万円増の年俸 920万円でDeNAとサイン。
★球種: 150キロ超の直球と、キレのあるスライダー、フォーク。
★サイズと投打: 1メートル73、72キロ。右投げ左打ち。独身。
DeNAのホープだった尾仲祐哉投手。いきのいい投手が虎に加わる
-大和の人的補償が尾仲に決まった。決め手は
金本監督 「ノビシロがあるから。年齢も若いし。調子いい時は150キロを超えているし。ノビシロかな」
-リストが届いてから決めるまで、かなり早かった
「俺が(所用で)時間がなかったから。球団の編成の方が吟味して、推薦してきて、僕も確認して、『いいですね。面白いピッチャーですね』という感じ。若いしね」
-来季はまだ 2年目。掘り出しモノかも
「そう、 2年目。そうなってくれればいいですけれどね。それも彼次第でしょう」
-他の候補は
「まあ、いたけどね。どうかなというのがいたけれど」
-監督の中では、やはり球の速さを一番重視?
「そう。ノビシロとね。まあ、バリバリ実績のある選手はプロテクトされますから」
-先発候補が欲しかったのでは
「うん。だけど、いいのがいなかったから。(尾仲は)年齢的に若いから、今からでも練習すれば、先発はいけると思うよ。タイプ的には先発だと思うんだけれどね」
- 8月11日の広島戦で、「3連発で逆転サヨナラ」の時の勝ち投手。勝ち運を持っているようだが
「そうそう。あの時もいいボールを投げていたよ。映像で見たけれど」
-映像では何回か見た?
「今回、初めて見た」 -獲得が決定的なロザリオに関しては 「まだ、何も聞いてない。(ハンコを)押すまでは、分からない」
外国人を斬る!! イベントに出演した秋山拓巳投手は来季各球団の強力助っ人封じを誓った=香川・高松市
今季「12勝」を挙げた秋山拓巳投手が10日、香川・高松市で行われたイベントに参加。今季苦戦したヤクルト・バレンティンらセ・リーグの強打の助っ人斬りに意欲をみせた。来季は外国人に限らず、中軸打者の内角を攻めて抑え込む。
秋風吹く、高松の地。ユニホームからは一転、シックなスーツでキメてイベントに出演した秋山が来季のテーマに掲げたのは、助っ人斬りだった。標的はマギー(巨人)、バレンティン(ヤクルト)、そして中日を退団して巨人が獲得に乗り出しているゲレーロか。主軸となる外国人選手を抑えることで、さらなるステップアップを試みる。
「外国人には力負けしてしまう。物怖じしないように、ことしもやってきたつもりなので」
今季、チームトップの 159回 1/3、「12勝」を挙げた若きエースだが、意外な弱点が存在した。それは、外国人選手-。「15被本塁打」のうち、「7本」が助っ人に浴びたもの。さらに「4本」は自慢のストレートをとらえられたものだった。
秋山拓巳投手はケーシー・マギー内野手、ウラディミール・バレンティン外野手、今季は中日でプレーしたアレックス・ゲレーロ内野手を苦手とした
強打者封じのカギはやはり内角攻め。「外国人に限らず、という感じです。そこはしっかり場面を考えながら。場面に応じてですね。外国人問わず」。もちろん助っ人だけに限定するつもりはないが、大事な場面では内角を突くことで相手のキーマンを抑えたい。球界屈指の制球力でインコースにつけば、まさに鬼に金棒となる。
中軸を打つ助っ人対策の重要さは、秋山だけの課題ではない。メッセンジャーは12球団最少の「5被本塁打」も、うち「3本」は外国人。 128回 1/3を投げた能見も、「14本中4本」と、先発陣全体としてリーチが長くパワーあふれる助っ人に苦しむ傾向がある。優勝するためにはチーム総掛かりでの助っ人対策が大切になる。
秋山は年明けからは例年通り、京都府内で岸田(オリックス)らと合同で自主トレ予定。各チームの中軸を担う外国人選手を料理できれば、今季の「12勝」より多い白星の上乗せが期待できる。誰も届かない領域にいくために、背番号「46」が牙を研ぐ。
秋山拓巳投手はケーシー・マギー内野手、ウラディミール・バレンティン外野手、今季は中日でプレーしたアレックス・ゲレーロ内野手を苦手とした
★凱旋登板したい
今季「12勝」を挙げた秋山拓巳投手が10日、香川・高松市で行われたイベントに参加。秋山は凱旋登板に意欲をみせた。来年 4月24日、25日のヤクルト戦が松山球場で行われる。愛媛・西条高出身の右腕は「投げたいですね」と立候補した。プロ入り後、地元での 1軍の登板は「 1回、 1日違いがあったと思います」とすれ違いで実現していない。飛躍を遂げたエースが登板となれば、故郷の多くのファンが足を運ぶに違いない。
2009年まで阪神でプレーした赤星憲広氏が10日、甲子園球場内で行われた「甲子園歴史館」特別企画のトークショーに出演。自身の現役時代の背番号「53」を受け継いだ阪神の「ドラフト4位」・島田海吏外野手に「自分のカラーを出して欲しい。息の長い選手に」とエールを送った。
「不完全燃焼だった」という現役生活。もっとダイヤモンドを駆け回りたかった。そんな思いがあるからこそ、後継者には 1年でも長く走り続けて欲しい。赤星氏が島田に“金言”を授けた。
「『53』番を着けた以上は自分のカラーを出して欲しい。タイプ的には似ているのかな…と思いますけど、僕は(首のけがで)プロで 9年しかやれていない。僕より長くやってくれれば、自分のカラーが出てくるし、僕が短命だったからこそ、息の長い選手になってくれたら」
自身以来となる野手の背番号「53」。託されたルーキーの気持ちを「(欠番の期間が)空けば空くほど、比べられてしまう。ファンの人も『53』は赤星と。変なプレッシャーに感じてもよくない」と思いやりながら、その重圧をはねのける奮闘を期待した。
島田は上武大 1年時から注目していたといい、「打ってから走るのがめちゃくちゃ速い」と分析。盗塁技術も 3年時に急成長したそうで「金本監督も足の速い人をベンチに置いておきたいと思う。足でアピールして欲しい」と要望。「赤星2世」でなく、「虎の島田」として 1年でも長くプレーすることを願っていた。
来季 2年目の福永春吾投手が10日、地元の大阪府高槻市で開催された「高槻市親子ふれあいベースボールの集い」に高槻市在住の久保田智之プロスカウトとともに参加。このイベントは高槻市在住の久保田プロスカウトが主催。「こういう機会はなかなかないし、これからも続けていきたいですね。野球をやる子が減ってサッカーにも押されている中で、少しでも興味をもってもらえたら」と話した。一緒に参加した福永には感謝。「選手とふれあう方が子供たちもうれしいだろうから。僕は途中から引っ越してきただけだけど、彼はここで生まれ育ってるしね」と高槻っ子の参加を喜んでいた。
地元高槻市での野球教室に出席した福永春吾投手。高槻の星になる!!=大阪府高槻市「高槻市親子ふれあいベースボールの集い」
来季 2年目の福永春吾投手が10日、地元の大阪府高槻市で開催された「高槻市親子ふれあいベースボールの集い」に高槻市在住の久保田智之プロスカウトとともに参加。少年野球チームに所属する 6年生91人を相手に野球教室を行い、キャッチボールなどで交流した。
「高槻でできるっていうのが特別ですね。世代も全然違うのに、すごく親しみを感じました」
生まれも育ちも高槻市。しかし高槻市出身のプロ野球選手は愛敬尚史(元近鉄、楽天)、福田岳洋(元DeNA)、福永で 3人目と多くない。「J1G大阪」のお膝元とあって“サッカーのまち”のイメージが強いようで、野球を始める小学生も年々減っているという。「自分が入っていたチームもなくなってしまいましたし、知ってるチームもいくつかなくなって、少なくなりました」と寂しい表情。だからこそ「少しでも野球に興味を持ってくれる子が増えたらうれしいですね」と地域貢献に意欲を見せた。
阪神で堅守を誇った大和がDeNAにFA移籍し競争が激化。今季レギュラーをつかみきれなかった北條史也内野手に、思いきりのいい打撃が売りの糸原も定着を狙う。
来季の逆襲を誓う西岡も候補。俊足の植田や「ドラフト3位」のルーキー熊谷もチャンスはある。来季 2年目を迎える大山も、今秋から本格的に 2遊間に挑戦している。
軟式のボールを本塁打にした北條史也内野手
藤本 2軍守備走塁コーチは10日、来季の正遊撃手候補の大本命に、西岡を指名した。福原 2軍投手コーチとともに甲子園歴史館主催のトークショーに出演し「守備だけ考えると植田。でも、野球は守備だけじゃなく、打撃もかねて考えると(西岡)剛。この(秋季)キャンプ、すごくキレがよかった。 2塁より、遊撃の方がキレがよかった」と力説。若手の成長だけでなく、中堅の逆襲にも期待していた。
掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA)が10日、高知・安芸市内で行われた「安芸タートルマラソン全国大会」のスターターを務めた。昨年 2月、安芸 2軍キャンプの練習試合で対戦していた当時韓国ハンファ在籍のウィリン・ロザリオ内野手が阪神移籍に合意。「『4番』でやってもらわないと困る」とハッパをかけた。
ユニホームを脱いでも虎への愛情は不変だ。だからこそ、金本虎を頂点へと導くロザリオの加入に声を弾ませた。かつての「4番」から、「新4番候補」へ。掛布SEAがポカポカ陽気の安芸の地から熱いエールを送った。
「『4番』でやってもらわないと困る選手だよね。ロザリオが入ることで、もっといきる選手が出るかもしれないし、いまは『1+1』なんだけど、もっと大きな数字を作ってくれるんじゃないかな。(加入することで)福留、糸井とかそのあたりが楽になるかもしれないね」
安芸タートルマラソンのスターターを務めた掛布雅之SEA。安芸で対戦したロザリオ内野手にハッパ
金本監督が熱望した「30発、100打点」をクリアできる長距離砲。 8日に海外メディアが 2年総額 750万ドル(約 8億4750万円)での阪神入りを報じ、契約に合意したことが判明した。メディカルチェックを経て、近日中に獲得が正式発表される見込みだ。強力助っ人が打線に加われば、これまで福留、糸井に集中していたマークが分散する。相乗効果は計り知れない。
さっそく打線のキーマンと見込んだ。その存在感を直に目にしている。2016年 2月11日。 2軍監督としての初陣となった韓国ハンファとの対外試合(安芸)で、ロザリオが「4番・1塁」で出場していたのだ。
「あそこにいたんだよなあ」
1年10カ月前の直接対決では 6- 0で大勝し、ロザリオを 4打数無安打に封じた。このオフ、「新4番候補」に浮上し、自身も動画サイトで打撃フォームなどをチェック。発表前とあり、打撃についての具体的な言及は避けたが、長所は把握済み。金本監督も「ポジションを 1つ、外国人ですから空けています」とスタメン起用を確約している。打線に核ができれば、若手にもいい影響が及びそうだ。
近く阪神入団が正式発表されるウィリン・ロザリオ内野手。昨年 2月、ハンファの一員として阪神 2軍と対戦
「若い選手たちも 1つ 1つのポジションで激しい争いをするわけで、それはチームの底上げにもつながるよね。競争意識を持ってどんどん開幕まで戦ってほしい」
もちろん鳴尾浜で鍛えてきたまな弟子たちへのゲキも忘れなかった。阪神の優勝を誰よりも強く願うからこそ、新戦力が起こす“化学反応”に期待を寄せた。
◇ウィリン・ロザリオ(Wilin Rosario)
内野手。1989年 2月23日生まれ、28歳。ドミニカ共和国出身。2006年にロッキーズ入団。2011年 9月 6日のダイヤモンドバックス戦でメジャーデビュー。メジャー通算「447試合出場、打率0.273、71本、241打点」。2016年に韓国・ハンファ入団。今季は「119試合出場で打率0.339、37本塁打、111打点」。 1メートル80、99キロ。右投げ右打ち。
既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年日本シリーズ 日程
2017年 公式戦 順位表
2018年 公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
概要
"執念"を持って優勝をめざす金本タイガース
変革し続ける1年が沖縄キャンプから始まります!
選手との記念撮影(団体撮影)や記念グッズのプレゼント などの特典もございます!
各地から参加頂けるよう新コース 「那覇空港集合プラン」を設定いたしました!
最小催行人数 各出発日20名
※詳細は、阪神タイガース公式ホームページサイトにて!