●糸井嘉男外野手(36)が14日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、昨オフに結んだ複数年契約にそって 1億2000万増となる 4億円プラス出来高で契約を更改した。オリックスからFA加入した今季は 114試合に出場して「打率2割9分0厘、17本塁打、62打点、21盗塁」を記録し、攻撃の核としてチームを支えた。ただ、 7月には「右脇腹の筋挫傷」で 1カ月の長期離脱。悔しいシーズンだったと振り返った。前日13日には阪神がメジャー通算「71本塁打」のウィリン・ロサリオ内野手(28=韓国ハンファ)の獲得を発表。来季は「1番」打者を担う意欲を見せた。「1番」に立てる。すべてが変わる。強烈にチームを引っ張る超人と、強烈な助っ人砲が出会えば、もう虎は敵ナシだ。糸井がロサリオの加入を大歓迎した。ドッシリと構える「4番」を後ろ盾に、来季は先頭に立って、セ界を引っかき回す。核がもう一つ備わることで、大きく変わる。たとえば強烈な「4番」がいれば、前の打者に“四球OK”の攻め方もできないだけに、「3番」・糸井、「4番」・ロサリオとなれば、絶好かと思いきや…。糸井は「どうかな?」と笑うとはぐらかした。実はこの日の交渉の席でも、自身の胸の内にある思いを谷本副社長兼球団本部長に“直訴”していた。“3番辞退”-。つまり「1番」をアピールした格好だ。もちろん監督が決めることだが、今季は「1番」で出場した25試合で「打率0.350(「3番」では83試合で0.278)」。連続打席無安打を「28」で止めたのも、初めて「1番」に座った 5月25日の巨人戦(甲子園)だ。昨季はオリックスで33試合「1番」に座り(「3番」 110試合)史上最年長盗塁王となる「53盗塁」。今季もチームトップの「21盗塁」。「『1番』らしさ」は屈強な体の隅々に染みついている。ただでさえ、やり返すための重要な 1年だ。同僚の鳥谷らと並ぶ球界野手最高の年俸 4円で更改しながら、けがによる離脱を悔い「俺、何しとんねん…と思いました」と振り返った。改めて全試合出場&個人タイトル奪取を誓うと、13年ぶり「優勝」へのけん引役を、使命として受け止めた。そして最後は超人節。糸井が「1番」ならば必ず、虎は一番上に立てる。(金額は推定)
●中谷将大外野手(24)が14日、ABCラジオ「伊藤史隆のラジオノオト」に生出演し、プロ初の「4番」を任された 5月28日DeNA戦を振り返った。当日の午前中に金本監督から直接命じられたことを明かした。 4打席目に犠飛を放つも、 3打数ノーヒット。チームも 6- 2で敗れたほろ苦い「4番」デビューを思い出していた。取材も応じ、新助っ人、ロサリオの加入についても言及。今季32試合で守った 1塁は埋まることになるが、気合をみなぎらせた。
●能見篤史投手(38)は14日、兵庫・西宮市立鳴尾東保育所に訪問し、玩具の贈呈式に参加した。2014年から「1勝」ごとに西宮市と故郷・豊岡市にある児童施設に10万円分の玩具をプレゼント。今季は「6勝」を挙げ、65個の輪投げを送った。虎のかぶり物で集まった約70人の子どもたちと輪投げをするなど、楽しいひとときを過ごした。通算「100勝」まであと「2」だが、目指すは 3年ぶりの「2桁勝利」。 7年続いているシーズン連続完投も誓った。
●日本プロ野球名球会が「第35回チャリティーゴルフトーナメント」を開催し、金本知憲監督(49)が参加。名球会メンバーによる対談企画にも加わると、「2020年東京五輪」の日本代表のキーマンに藤浪晋太郎投手(23)と大山悠輔内野手(22)の名を挙げた。日の丸を背負え-。投打の軸を担う若虎に、常夏の島から大号令だ。美しい芝、広い大空から大地を照らす太陽に似合う、スケールの大きなトークショーが実現した。お題は球界の未来。「東京五輪」での侍ジャパンの「投打のキーマン」予想では、先輩レジェンド陣を前に、金本監督が若虎を猛アピールした。笑顔で掲げたボードに近い将来の鍵を握る名前が記された。「藤浪」と「大山」-。名球会理事長の山本浩二氏(71)、前侍ジャパン監督の小久保裕紀氏(46)や古田敦也氏(52)。ライバルを率いるソフトバンク・工藤公康監督(54)、DeNA・アレックス・ラミレス監督(43)らに力強く披露すると、藤浪の不振を心配する声には「絶対に大丈夫です」と即答。 1年目ながら75試合に出場し、「打率0.237、7発」の大山は、「順調に成長している選手」と自信を持って推した。6000キロ離れたハワイから関西まで、一直線に届くエールだ。近年、日本代表の舞台でタテジマ選手の活躍は少ない。今年のWBCも藤浪の 1人だけ。2015年11月、2016年 3月の強化試合ではゼロだった。チームの飛躍のためにも、日の丸の主役を張れる選手の誕生は、不可欠だ。記事をまとめてみました。
契約更改を終え笑顔を見せる糸井嘉男外野手=西宮市内の阪神球団事務所
糸井嘉男外野手が14日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、昨オフに結んだ複数年契約にそって 1億2000万増となる 4億円プラス出来高で契約を更改した。
オリックスからFA加入した今季は 114試合に出場して「打率2割9分0厘、17本塁打、62打点、21盗塁」を記録し、攻撃の核としてチームを支えた。ただ、 7月には「右脇腹の筋挫傷」で 1カ月の長期離脱。「ケガして 1カ月離脱して責任を感じた。オレなにしてんねん! と思っていた。(納得の数字は) 1つもない」と、悔しいシーズンだったと振り返った。
前日13日には阪神がメジャー通算「71本塁打」のウィリン・ロサリオ内野手(韓国ハンファ)の獲得を発表。クリーンアップを組む可能性のある助っ人の印象を問われて「ヒゲかっこいいな]と周囲を笑わせた。
スーツでビシッと決めて、会見場に登場した糸井嘉男外野手=西宮市内の阪神球団事務所
Vへ引っ張る切り込み隊長だ! 糸井嘉男外野手が14日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、今季オリックスから虎入りして結んだ 4年契約に基づいて、 1億2000万円増の年俸 4億円プラス出来高払いで大トリ更改。「4番」を期待される新助っ人、ウィリン・ロサリオ内野手(前韓国ハンファ)の加入を歓迎し、来季は「1番」打者を担う意欲を見せた。
「1番」に立てる。すべてが変わる。強烈にチームを引っ張る超人と、強烈な助っ人砲が出会えば、もう虎は敵ナシだ。糸井がロサリオの加入を大歓迎した。ドッシリと構える「4番」を後ろ盾に、来季は先頭に立って、セ界を引っかき回す。
「やっぱ、外国人が、“強烈なの”がいた方がいいのかなと、ハイ」
メジャー「71発」男の加入が、心強くないワケがない。率直な気持ちを問われ「ヒゲかっこええな」と超人節で会見場を沸かせたが、楽しみな融合になるのは間違いない。
核がもう一つ備わることで、大きく変わる。たとえば強烈な「4番」がいれば、前の打者に“四球OK”の攻め方もできないだけに、「3番」・糸井、「4番」・ロサリオとなれば、絶好かと思いきや…。
糸井は「どうかな?」と笑うと「まあ、『3番』って、まだ分からんけど」とはぐらかした。実はこの日の交渉の席でも、自身の胸の内にある思いを谷本副社長兼球団本部長に“直訴”していた。
今季は主に「3番」に座った糸井嘉男外野手だが、「1番」では打率0.350を誇る
「来季は近大(出身コンビ)で俊介『1番』、糸井『3番』かな?」と聞かれ、即答したという。
「いや、俊介『3番』ちがいますか?」
“3番辞退”-。つまり「1番」をアピールした格好だ。もちろん監督が決めることだが、今季は「1番」で出場した25試合で「打率0.350(「3番」では83試合で0.278)」。連続打席無安打を「28」で止めたのも、初めて「1番」に座った 5月25日の巨人戦(甲子園)だ。昨季はオリックスで33試合「1番」に座り(「3番」 110試合)史上最年長盗塁王となる「53盗塁」。今季もチームトップの「21盗塁」。「『1番』らしさ」は屈強な体の隅々に染みついている。
今季はキャンベル、ロジャースと助っ人野手が機能せず、打線のバランス的に「3番」に超人が必要だった。福留と 2人で主軸を担い、 1試合では「4番」も務めた。だがロサリオが加わる来季は違う。糸井がリードオフマンを担って暴れ回り、R砲らクリーンアップがかえす形ができれば、ぐっと厚みが増す。実際、糸井が「1番」に入った今季25試合の 1試合の平均得点は4.48で、シーズンの4.12を上回っていた。
ただでさえ、やり返すための重要な 1年だ。同僚の鳥谷らと並ぶ球界野手最高の年俸 4億円で更改しながら、けがによる離脱を悔い「俺、何しとんねん…と思いました」と振り返った。改めて全試合出場&個人タイトル奪取を誓うと、13年ぶり「優勝」へのけん引役を、使命として受け止めた。
「契約更改」交渉を終え会見した糸井嘉男外野手=西宮市内の阪神球団事務所
「今年は(移籍 1年目で)自分でいっぱいいっぱいな部分もあった。やっぱ立場的にも(『優勝』させる)そういうところをね。言葉じゃないけど、やっていけたらなと」
そして最後は「来年はホンマに、『スーパーな糸井』で行きたいと思います!」と超人節。糸井が「1番」ならば必ず、虎は一番上に立てる。(金額は推定)
☆保留無しで全選手と契約を更改した阪神・谷本副社長
「選手会からの要望もあって、査定担当者も例年になく丁寧にやっていた。その成果かなと。(糸井は)こちらから労いの言葉はかけたんですが『いやもう、全然ダメです』と。すべてで満足していない感じでしたね」
★「1、2番」プランも
金本監督は元々、足のある糸井を「1、2番で」使う構想も温めてきた。FA加入前の昨年11月には「攻める『2番』が理想」とも。今年11月末には「(来季も)『3番』ぐらいじゃないかなぁ。長打力もあるし」と話していたが、その後、ロサリオの獲得に成功。打順は将の考え次第だが、得点力アップへ、バリエーションが増えるのは間違いない。
「契約更改」交渉を終え会見した糸井嘉男外野手=西宮市内の阪神球団事務所
◇阪神・糸井の今季VTR
1月下旬に右膝関節炎を発症し、 2月の春季キャンプは別メニューで調整し、 3月15日のオリックスとのオープン戦(京セラ)で実戦復帰。開幕戦からスタメン出場し、 4月まで「打率0.318」と好調も、 6月 9日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の 1回、盗塁の際に左太もも裏を痛め、途中交代。軽い筋挫傷で 8試合スタメンから外れた。 7月17日の広島戦(甲子園)の 5回には空振りした際、右脇腹を痛めて途中交代。翌日に筋挫傷と発表され、登録抹消。 8月17日の広島戦(京セラ)で復帰し、 8月の月間打率は「0.353」。結局、「打率0.290、17本塁打、62打点」でシーズンを終えた。
◇データBOX◇
◎…糸井が「1番」に入った25試合で阪神は「13勝12敗」。総得点は「112( 1試合平均4.48)」。ちなみにシーズン全体では 143試合で「589得点( 1試合平均4.12)」。
中谷将大外野手が14日、ABCラジオ「伊藤史隆のラジオノオト」に生出演し、プロ初の「4番」を任された 5月28日DeNA戦を振り返った。
「冗談かなと思ってたんですが」と、当日の午前中に金本監督から直接命じられたことを明かした。「本当に『4番』で緊張しまくりました。その日は何もできなかったイメージがあります。(負けたので)全部、自分の責任だと思いました」。 4打席目に犠飛を放つも、 3打数ノーヒット。チームも 6- 2で敗れたほろ苦い「4番」デビューを思い出していた。
ABCラジオに出演した中谷将大外野手(左)は関本賢太郎氏の横で来年の抱負を色紙に書く
中谷が14日、ABCラジオ「伊藤史隆のラジオノオト」に生出演し、今季20本塁打を放った大砲は、来季の目標に『存在感』を掲げた。取材も応じ、新助っ人、ロサリオの加入についても言及。今季32試合で守った 1塁は埋まることになるが、「(出場)チャンスは減るということもあると思いますが、(登録は)外野手なんで。外野で勝負できるようにしたい」と気合をみなぎらせた。
園児とハイタッチする能見篤史投手=兵庫県西宮市上田東町の鳴尾東保育所
能見篤史投手は14日、兵庫・西宮市立鳴尾東保育所に訪問し、玩具の贈呈式に参加した。
2014年から「1勝」ごとに西宮市と故郷・豊岡市にある児童施設に10万円分の玩具をプレゼント。今季は「6勝」を挙げ、65個の輪投げを送った。
「笑顔を見られるのはモチベーションというか、僕が頑張った分だけ、たくさん送れる。自分自身も頑張らないといけないと再認識させられる」。虎のかぶり物で集まった約70人の子どもたちと輪投げをするなど、楽しいひとときを過ごした。
輪投げの玩具を寄贈する能見篤史投手=兵庫県西宮市上田東町の鳴尾東保育所
能見篤史投手が14日、西宮市の鳴尾東保育所を訪問。2014年から続けている慈善活動として、玩具の贈呈を行った。
「1勝」につき玩具10万円分。今季は「6勝(6敗)」で総額60万円分を用意。西宮市内の施設に44個、地元・豊岡市の施設に21個と計65個の輪投げを贈った。約70人の子供たちとふれあった左腕は「モチベーションになる。僕ががんばれば、もっとたくさん贈れる。がんばらないと、と再認識できた」と気合を入れた。
通算「100勝」まであと「2」だが、目指すは 3年ぶりの「2桁勝利」。「投げるからには 1つの目安」といい、 7年続いているシーズン連続完投も「できるに越したことはない」と誓った。
ラウンド中、豪快に笑う金本知憲監督。ナイスショット!?=ホノルル「第35回チャリティーゴルフトーナメント」
【ホノルル13日(日本時間14日)】日本プロ野球名球会が「第35回チャリティーゴルフトーナメント」を開催し、金本知憲監督が参加。名球会メンバーによる対談企画にも加わると、「2020年東京五輪」の日本代表のキーマンに藤浪晋太郎投手と大山悠輔内野手の名を挙げた。日の丸を背負え-。投打の軸を担う若虎に、常夏の島から大号令だ。
美しい芝、広い大空から大地を照らす太陽に似合う、スケールの大きなトークショーが実現した。お題は球界の未来。「東京五輪」での侍ジャパンの「投打のキーマン」予想では、先輩レジェンド陣を前に、金本監督が若虎を猛アピールした。
「これが本音です」
笑顔で掲げたボードに近い将来の鍵を握る名前が記された。「藤浪」と「大山」-。名球会理事長の山本浩二氏、前侍ジャパン監督の小久保裕紀氏や古田敦也氏。ライバルを率いるソフトバンク・工藤監督、DeNA・ラミレス監督らに力強く披露すると、藤浪の不振を心配する声には「絶対に大丈夫です」と即答。 1年目ながら75試合に出場し、「打率0.237、7発」の大山は、「順調に成長している選手」と自信を持って推した。
ボードに藤浪晋太郎投手、大山悠輔内野手の名前を書き込んだ金本知憲監督=ホノルル「第35回チャリティーゴルフトーナメント」
「(五輪に)そりゃ、出て欲しいです。なって欲しいね、それくらい」
対談後も言葉に力を込めた。藤浪は昨季の「7勝」に続き、今季も「3勝(5敗)」。 2軍暮らしも味わったが、高卒 1年目から 3年連続で「2桁勝利」を挙げた潜在能力は確かだ。
「それぐらいのレベルにあると俺は思うし、誰もが思っている。(代表入りして)やっと普通になったか、という感じ。それだけのものを持っているんだから。まあ、本人も聞き飽きていると思うけど。分かっていると思うけど」
実は最初は西武・菊池とヤクルト・山田を挙げていた。「(阪神には)残念ながら、いないです」と謙遜していたが、工藤監督とラミレス監督が自軍選手を記入するのを見て、こっそり書き直した。「本音」という言葉に強い思いを託した。
「(阪神の選手が五輪に)そりゃあ、出て欲しいですよ!」
6000キロ離れたハワイから関西まで、一直線に届くエールだ。近年、日本代表の舞台でタテジマ選手の活躍は少ない。今年のWBCも藤浪の 1人だけ。2015年11月、2016年 3月の強化試合ではゼロだった。チームの飛躍のためにも、日の丸の主役を張れる選手の誕生は、不可欠だ。
ゴルフを楽しむ金本知憲監督=ホノルル「第35回チャリティーゴルフトーナメント」
★小野泰己投手&才木浩人投手期待
来季のブレークが予想される選手の話題では、金本監督は来季 2年目の小野泰己投手(23)と才木浩人投手(19)の名前を挙げた。「やっぱり速い球を投げる投手は、打者は嫌ですよ」と若手の本格派に注目。「東京五輪」候補に藤浪と大山を推しつつも「案外、才木と小野が行くかもしれないよ」と大きな期待を寄せた。この日の様子は、BS日テレで「名球会スペシャル」として 1月31日の午後 7時から放送される。
既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年日本シリーズ 日程
2017年 公式戦 順位表
2018年 公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
概要
"執念"を持って優勝をめざす金本タイガース
変革し続ける1年が沖縄キャンプから始まります!
選手との記念撮影(団体撮影)や記念グッズのプレゼント などの特典もございます!
各地から参加頂けるよう新コース 「那覇空港集合プラン」を設定いたしました!
最小催行人数 各出発日20名
※詳細は、阪神タイガース公式ホームページサイトにて!
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。