●日本プロ野球名球会は、ハワイ大構内の球場で野球教室を開催。福留孝介外野手(40)、鳥谷敬内野手(36)らが、現地の野球少年約70人に指導した。福留は新入団が決まったウィリン・ロサリオ内野手(28=前韓国ハンファ)について、自らに代わる「4番」として期待した。天然芝の球場も、海外の子供たちとの会話も、元大リーガーには慣れたもの。多忙なハワイに届いた知らせは、新たな仲間の話題だった。福留はロサリオを自身に代わる「4番」として期待した。自信は今季、チーム最多の93試合で主砲を務めたが、金本監督はメジャー通算「71発」の大砲を来季の「4番候補」筆頭としている。快く譲り渡すどころか、むしろR砲を不動の「4番」として期待した。クリーンアップを組むことは確実で共闘を心待ちにした。「4番」にはいなくても、打線の軸としてドッシリと構える。
●鳥谷も名球会の野球教室に参加し、現地の子供たちと交流。来季の開幕戦は巨人戦(東京ドーム)で相手先発は菅野だが自身のことに集中しつつ気を引き締めていた。
●森越祐人内野手(29)と糸原健斗内野手(25)が15日、大阪・泉大津市内の障がい者日中活動支援施設「ワークショップかりん」を訪れ、イベントに参加した。 2人が対決する似顔絵コーナーでは球団マスコットのトラッキーを記憶だけで描くコーナーもあり、キュートな画風の森越に軍配が上がった。森越が「一軍完走」と書けば、糸原は「優勝」と記した。入所者と交流し、来年への思いを新たにした。森越祐人内野手が来季、 1軍で生き残るために自ら“ミスター守備固め”に名乗り。FA権を行使し、DeNAに移籍した大和内野手(30)から今オフの自主トレでノウハウを吸収する。今季は 8月 3日に 1軍昇格すると、守備固めやバント要員として自己最多の29試合に出場。2015年の阪神移籍後、初安打も記録した。ライバルの多い阪神内野陣にあって、いかにして生き残るか。現実的に引き出した答えが、自慢の守備力を生かすことだった。大和は昨季までは守備固め中心だった。これまでは同じ 2遊間を争う同僚、いわばライバルとして遠慮もあったものの、もう気を使う必要はない。きのうの敵はきょうの友!? 虎にとって欠かせない男に、森越がなる。
●松坂サイドから売り込みがあった模様で、揚塩球団社長は「答えにくいですね。基本的には昨日、谷本(副社長)が言ったとおり(今オフの補強は終了)」と、獲得の可能性はないと断言。ただ調査については「年中していますからね」と暗に議題に上っていたことを認めた。松坂大輔投手(37)は2014年オフに 3年総額12億円の大型契約でソフトバンク入りしたが、右肩の不調に悩まされ、2015年 8月には右肩を手術。今オフに退団が決まった。
●阪神の定例オーナー報告会が15日、大阪・野田の電鉄本社で行われ、来年 1月 1日付で「野球振興セクション」(仮称)を新設するなどの組織改革を承認した。同セクションでは、和田豊テクニカル・アドバイザー(TA、55)が来春 3月に開校する「タイガースアカデミー」の特別顧問に就任。近畿一円の野球少年を対象に、指導を展開する。再び「和田豊」の出番がやってきた。虎のおひざ元、関西一円の野球の底辺拡大のために、いぶし銀のあの好打者が、選手の気持ちを誰よりも分かるかつての指導者が、そして「タイガース第32代監督」が今、立ち上がる。肩書は「特別顧問」。新設される「タイガースアカデミー」の「顔」となることが明らかになった。この日、大阪・福島区の電鉄本社で球団首脳による坂井オーナーへの報告会が行われ、 1月 1日付の組織改革が了承された。その目玉の 1つが野球振興セクションの立ち上げであり、「タイガースアカデミー」の開校。10月に球団本部長付TAに就任した前監督に、新たな任務が託された。ここ 2年間はシニアアドバイザー(SA)として坂井オーナーらに助言してきた。肩書は監督からSA、TAと変わっていったが、ユニホームを脱いだ今も野球への情熱は衰えるどころか、高まる一方のようだ。和田特別顧問の下には鶴直人(30=球団職員)、柴田講平(31=前ロッテ)、上園啓史(33=前BCリーグ滋賀)がスタッフとして配属される予定。アマスカウト部門の活躍も期待し、さらには来季から導入する高性能弾道測定器「トラックマン」の運用チームでも手腕が期待される。監督経験者の目が、阪神の大きな武器となる。記事をまとめてみました。
福留孝介外野手(中央(はハワイの子供たちの前でお手本を見せる。ロサリオに不動の「4番」を期待した=米国ハワイ州・ホノルルのハワイ大学マノア校村上スタジアム
【ホノルル14日(日本時間15日)】日本プロ野球名球会は、ハワイ大構内の球場で野球教室を開催。福留孝介外野手、鳥谷敬内野手らが、現地の野球少年約70人に指導した。福留は新入団が決まったウィリン・ロサリオ内野手(前韓国ハンファ)について、自らに代わる「4番」として期待した。
天然芝の球場も、海外の子供たちとの会話も、元大リーガーには慣れたもの。多忙なハワイに届いた知らせは、新たな仲間の話題だった。福留はロサリオを自身に代わる「4番」として期待した。
「もちろん。(軸が)ドンと座ってくれていると楽だろうね。ドシッと中心がいるということは、いいことだと思う」
野球教室で子どもたちの前でバッティングを披露する福留孝介外野手=米国ハワイ州・ホノルルのハワイ大学マノア校村上スタジアム
自信は今季、チーム最多の93試合で主砲を務めたが、金本監督はメジャー通算「71発」の大砲を来季の「4番候補」筆頭としている。快く譲り渡すどころか、むしろR砲を不動の「4番」として期待した。クリーンアップを組むことは確実で「力になってやっていければ」と共闘を心待ちにした。
「「彼がやりやすいように、しっかり僕たちが環境を作ってあげたい」と改めてサポートも約束。自身も海外でプレーした経験を踏まえて、アドバイスを惜しまない。
自身の打順は「3番」か「5番」か-。来季20年目のベテランは「(打順によって)変わらない。その場、その場で自分のやることは変わらない」。「4番」にはいなくても、打線の軸としてドッシリと構える。
子どもたちに指導する鳥谷敬内野手=米国ハワイ州・ホノルルのハワイ大学マノア校村上スタジアム
日本プロ野球名球会は、ハワイ大構内の球場で野球教室を開催。鳥谷も名球会の野球教室に参加し、現地の子供たちと交流。「レベル、高いね。小学生がバックトスして、すごいよね」と目を丸くした。来季の開幕戦は巨人戦(東京ドーム)で相手先発は菅野だが「まだそこに立てるかどうかも分からない。今はとにかくしっかり 1年間戦える体を作って、まず開幕戦に出られるようにしないといけない」と自身のことに集中しつつ「相手は誰 もが認めるいい投手。しっかり準備したい」と気を引き締めていた。
「ワークショップかりん」訪問でトラッキーの似顔絵を行う糸原健斗内野手(左)と森越祐人内野手=大阪・泉大津市「ワークショップかりん」
森越祐人内野手と糸原健斗内野手が15日、大阪・泉大津市内の障がい者日中活動支援施設「ワークショップかりん」を訪れ、イベントに参加した。
2人が対決する似顔絵コーナーでは球団マスコットのトラッキーを記憶だけで描くコーナーもあり、キュートな画風の森越に軍配が上がった。森越画伯が「思ったより、糸原の方に拍手があって、ビックリした」と笑う。糸原画伯の作品はまつげが長め。「まつエク(まつげエクステ)です。何を描いたらいいか分からない」と冗談を飛ばした。最後に、来季の抱負も色紙にしたためる。森越が「一軍完走」と書けば、糸原は「優勝」と記した。入所者と交流し、来年への思いを新たにした。
森越祐人内野手の来季の目標は「一軍完走」。守備固め要員として信頼を勝ち取る=大阪・泉大津市「ワークショップかりん」
森越祐人内野手が糸原健斗内野手とともに15日、大阪・泉大津市内の障がい者日中活動支援施設『ワークショップかりん』を訪問、イベントに参加した。来季、 1軍で生き残るために自ら“ミスター守備固め”に名乗り。FA権を行使し、DeNAに移籍した大和内野手から今オフの自主トレでノウハウを吸収する。
イベント会場で、森越は「1軍完走」と来季への思いを色紙に込めた。そのために自慢の守備力を生かして“ミスター守備固め”を目指す。
「今年の後半のような使われ方が一番、自分の生きる道というか…。バントや守備の確率をあげることが自分にとって大事だし、目標( 1軍完走)への近道だと思う」
今季は 8月 3日に 1軍昇格すると、守備固めやバント要員として自己最多の29試合に出場。2015年の阪神移籍後、初安打も記録した。ライバルの多い阪神内野陣にあって、いかにして生き残るか。現実的に引き出した答えが、自慢の守備力を生かすことだった。
そのために名人から吸収する。オフの自主トレをともにする、DeNAにFA移籍した大和だ。
「(移籍したことで)より守備のことを聞きやすくなった。(これまでは)正直、聞きづらいところがあった。一緒にやれればいろいろ聞ける」
森越祐人内野手(左)と大和内野手(右)は自主トレをともにする間柄だ
大和は昨季までは守備固め中心だった。これまでは同じ 2遊間を争う同僚、いわばライバルとして遠慮もあったものの、もう気を使う必要はない。「大和さんのところに打たせれば大丈夫という信頼があった。自分もそうなれるように」と技術を盗む構えだ。
「まずはしっかり開幕1軍に入ること。そこに入らないと完走もない」
きのうの敵はきょうの友!? 虎にとって欠かせない男に、森越がなる。
★プロ野球の守備固め あらかると
◆秀太(阪神、1995~2009年):俊足に加え、内外野を守れるユーティリティーぶりで守備固めで活躍。2003年は全試合でベンチ入りし、 102試合に出場してリーグ優勝に貢献した。現在は球団スカウト。
◆英智(中日、1999~2012年):俊足強肩の外野手として落合監督に見いだされ、代走や守備固めで活躍。2004年には外野手として「ゴールデングラブ賞」も獲得し、リーグ制覇に貢献した。
◆城所龍磨(ソフトバンク、2004年~現役):俊足を生かした守備固め要員として頭角を現すと、2011年には 108試合に出場。「城所待機中」というキャッチフレーズが登場し、2014年にはグッズも販売された。
ソフトバンク松坂大輔投手(2017年 3月25日撮影)
「虎の松坂」可能性あった!? 阪神がソフトバンクを退団した松坂の獲得調査を行っていたことが15日、明らかになった。
松坂サイドから売り込みがあった模様で、揚塩球団社長は「答えにくいですね。基本的には昨日、谷本(副社長)が言ったとおり(今オフの補強は終了)」と、獲得の可能性はないと断言。ただ調査については「年中していますからね」と暗に議題に上っていたことを認めた。
松坂は2014年オフに 3年総額12億円の大型契約でソフトバンク入りしたが、右肩の不調に悩まされ、2015年 8月には右肩を手術。今オフに退団が決まった。
阪神の定例オーナー報告会が15日、大阪・野田の電鉄本社で行われ、来年 1月 1日付で「野球振興セクション」(仮称)を新設するなどの組織改革を承認した。同セクションでは、和田豊テクニカル・アドバイザー(TA)が来春 3月に開校する「タイガースアカデミー」の特別顧問に就任。近畿一円の野球少年を対象に、指導を展開する。
再び「和田豊」の出番がやってきた。虎のおひざ元、関西一円の野球の底辺拡大のために、いぶし銀のあの好打者が、選手の気持ちを誰よりも分かるかつての指導者が、そして「タイガース第32代監督」が今、立ち上がる。肩書は「特別顧問」。新設される「タイガースアカデミー」の「顔」となることが明らかになった。
この日、大阪・福島区の電鉄本社で球団首脳による坂井オーナーへの報告会が行われ、 1月 1日付の組織改革が了承された。その目玉の 1つが野球振興セクションの立ち上げであり、「タイガースアカデミー」の開校。10月に球団本部長付TAに就任した前監督に、新たな任務が託された。
球団首脳は「技術的な特別顧問という立ち位置。元 1軍監督ということが大きい。少年野球が好きということも、大きいですね。地元千葉では『和田豊杯』という大会が開かれているそうですし」と説明した。
ここ 2年間はシニアアドバイザー(SA)として坂井オーナーらに助言してきた。肩書は監督からSA、TAと変わっていったが、ユニホームを脱いだ今も野球への情熱は衰えるどころか、高まる一方のようだ。
和田豊TAがタイガースアカデミーの特別顧問になる。次世代育成に腕を振るう
和田特別顧問の下には鶴直人(球団職員)、柴田講平(前ロッテ)、上園啓史(前BCリーグ滋賀)がスタッフとして配属される予定。自身がコーチ、監督時代に選手として苦楽をともにしたメンバーらとともに、近畿地区内の各地で野球教室などを通じて、小中学生相手に野球の素晴らしさを伝える。
実績は十分、肩書も十分。話術も一流。阪神は意外に地元関西出身の選手が少ない。早い時期にタイガース愛を-。そんな効果も生まれるかもしれない。ひょっとしたら、少年たちに、あの伝説の右打ちを伝授するシーンが見られるかもしれない。
特別顧問と並行しての任務にも期待が集まる。球団首脳は「(SAだった)今年よりも自由度は増えます。スカウト部長はいますが、アドバイスしていただければ」とアマスカウト部門の活躍も期待し、さらには来季から導入する高性能弾道測定器「トラックマン」の運用チームでも手腕が期待される。監督経験者の目が、阪神の大きな武器となる。
◇和田 豊(わだ・ゆたか)
元内野手、監督。1962(昭和37)年 9月 2日生まれ、55歳。千葉県出身。我孫子高校から日本大學を経て1985年「ドラフト3位」で阪神入団。堅守とシュアな打撃で活躍し、 2塁手として1992~1994年に「ゴールデングラブ賞」。1993年には「シーズン最多安打( 161、当時は表彰なし)。2001年に現役引退。阪神の 1軍打撃コーチ、内野守備走塁コーチなどを経て2012年に監督就任。2015年に退任し、オーナー付シニアアドバイザーに就任。今年11月から球団本部付テクニカル・アドバイザーを務める。
☆タイガースアカデミー
阪神はこれまでも野球の裾野拡大を目的に球団OBによる野球教室を実施してきたが、それとは別に長期的に指導できる組織として来年 3月に発足。和田TAを特別顧問とし、球団OBの鶴、柴田、上園各氏がスタッフとして加わる。メンバーの募集など詳細は 1月中旬にも発表される見通し。
既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年日本シリーズ 日程
2017年 公式戦 順位表
2018年 公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
概要
"執念"を持って優勝をめざす金本タイガース
変革し続ける1年が沖縄キャンプから始まります!
選手との記念撮影(団体撮影)や記念グッズのプレゼント などの特典もございます!
各地から参加頂けるよう新コース 「那覇空港集合プラン」を設定いたしました!
最小催行人数 各出発日20名
※詳細は、阪神タイガース公式ホームページサイトにて!
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。