●鹿児島・最福寺の池口恵観法主(81)が20日、京都市内のホテルで相談会を行い、今季「3勝」に終わった藤浪晋太郎投手(23)に、護摩行など修行のススメを説いた。つながらなかったものの、現役時代から修業をつけていた金本知憲監督(49)に対し、取材中に直接、電話を入れて“招へい”を試みるなど、熱いメッセージを送った。不振にあえぐ若虎がいるなら、再生へのアプローチはいくらでも用意する。護摩行でも、言葉の力だけでもいい。高卒 1年目から「3年連続2桁勝利」を挙げながら、ここ 2年は「7勝、3勝」に終わっている藤浪の復活へ、池口法主が金本監督に“指令”を発した。護摩木をたき、立ち上る炎の前で不動真言を唱える護摩行。金本監督も現役時代は毎年行い、鋼の精神力を手に入れた。まな弟子に頂点に立って欲しいからこそ、これまでも若手を連れてくるよう言ってきていたが…。この日はおもむろに、携帯電話を取りだした。相手は金本監督。直接伝えようというわけだ。来年 1月にはリーグを連覇中の広島・新井貴浩内野手(40)、石原慶幸捕手(38)、會澤翼捕手(29)、堂林翔太内野手(26)が護摩行に臨む。虎が王者との差を埋めるためには藤浪復活が不可欠。いつでも扉を開けて、待っている。
●阪神の若手の強化指定選手による鳴尾浜での合同練習が20日、打ち上げとなった。21日から個別に練習に取り組む。来季 2年目の糸原健斗内野手(25=JX-ENEOS)は開星高校(島根)時代から通い、金本監督が現役時代に鍛えたことでも知られる広島のジム『アスリート』で練習予定。その後は、開星高校でも自主トレを行う予定だ。
●来季高卒 3年目の望月惇志投手(20)は20日、腰部ヘルニアの手術後、初めて鳴尾浜のグラウンドで体を動かした。ランニングや軽いキャッチボールなどをこなした。
●阪神の谷本修副社長兼球団本部長(53)は20日、来春に子どもを対象とした「野球アカデミー」を創設することを明らかにした。来年 1月 1日付けの機構改正と人事異動を発表。子供を対象とした「野球アカデミー」創設を来春に予定しており、幅広い野球振興活動の実現へ向け、新たに「振興部」を設置する。 1月中旬をめどに詳細を発表する予定。来年 1月 1日付の球団人事で、新設する振興部の下に専門部署を設け、いずれも元阪神選手の上園啓史氏(33)と柴田講平氏(31)がアカデミー担当として入団する。今季、上園氏は独立リーグ、ルートインBCリーグの滋賀の監督を務め、柴田氏はロッテでプレーした。機構改正では他にも、広報部の取材関連、サポート業務を「総務部総務担当」に移管することも発表された。
●阪神・谷本修副社長兼球団本部長が20日、来シーズン開幕早々に国内フリーエージェント(FA)権を取得するランディー・メッセンジャー投手(36)に対して、権利取得即、残留交渉を行う意向を明かした。 2年契約が来季終了後に切れるメッセンジャーは 1軍登録があと18日でFA権を手にする。金本監督から 3月30日の開幕戦(対巨人)の先発に指名されている助っ人は、順調なら 4月16日に権利を取得予定。谷本副社長は残留へ最善を尽くすことを明言した。国内FA権を取得すれば2019年から 1軍外国人枠 4人の制約から外れ、日本人扱いとなる。球団は最大限の条件を提示して残留要請する。記事をまとめてみました。
アニキに直電! 鹿児島・最福寺の池口恵観法主が20日、京都市内のホテルで相談会を行い、今季「3勝」に終わった藤浪晋太郎投手に、護摩行など修行のススメを説いた。つながらなかったものの、現役時代から修業をつけていた金本知憲監督に対し、取材中に直接、電話を入れて“招へい”を試みるなど、熱いメッセージを送った。
不振にあえぐ若虎がいるなら、再生へのアプローチはいくらでも用意する。護摩行でも、言葉の力だけでもいい。高卒 1年目から「3年連続2桁勝利」を挙げながら、ここ 2年は「7勝、3勝」に終わっている藤浪の復活へ、池口法主が金本監督に“指令”を発した。
「藤浪くんもね。あの子がしっかりと立ち直ってやってくれたらいいですね。(金本監督には私に)『会わせえ』って言っているんだけど。護摩行をしたくなかったら、別の方法もある。連れてきてくれたら、悪いところを指摘して、メンタル面でも違ってくるんじゃないかって、言おうと思っていますよ」
護摩行をおこなう現役時代の金本知憲監督(右)。顔が焦げるほどの荒行だ=鹿児島・最福寺
護摩木をたき、立ち上る炎の前で不動真言を唱える護摩行。金本監督も現役時代は毎年行い、鋼の精神力を手に入れた。
「本当に阪神には優勝して欲しいんですよ。優勝をせんといかん。絶対に」と法主。まな弟子に頂点に立って欲しいからこそ、これまでも若手を連れてくるよう言ってきていたが…。この日はおもむろに、携帯電話を取りだした。
「ちょっと今、電話してみましょうか」
相手は金本監督。直接伝えようというわけだ。
「海外かな。留守電ですね…」。残念ながらつながらず苦笑いも、今季何度も甲子園に足を運んだ法主は、チームに無限の可能性を感じている。
「行(ぎょう)をして 1人、 2人と、光を出して、オーラのある人が引っ張っていかないと駄目だよね。死線を越えるくらいのことをしないと出てこない。みんなプロ野球選手だから、抜きんでるためには他の人と違うことをやらんとね」
来年 1月にはリーグを連覇中の広島・新井、石原、會澤、堂林が護摩行に臨む。虎が王者との差を埋めるためには藤浪復活が不可欠。いつでも扉を開けて、待っている。
金本知憲監督に電話をかける池口恵観法主だが…残念ながらつながらず=京都市内のホテル
★主なプロ野球選手の護摩行アラカルト
◆清原和博:巨人時代の1999年12月に 5日間修行し、「高校 1年生の気持ちを取り戻した」と話した。
◆金本知憲:広島、阪神での現役時代の恒例行事。最後は池口法主を「十数年やって、行で得るものはない。もう来なくてよい」と言わしめた。
◆新井貴浩:広島時代の2004年12月に初挑戦し、翌年に「本塁打王」を獲得。今年 1月まで13年連続で行っており、「何回やっても苦しいし、しんどいが、グッと気持ちが引き締まって、心が洗われる」。
阪神の若手の強化指定選手による鳴尾浜での合同練習が20日、打ち上げとなった。21日から個別に練習に取り組む。来季 2年目の糸原は開星高(島根)時代から通い、金本監督が現役時代に鍛えたことでも知られる広島のジム『アスリート』で練習予定で、「体を強くします。技術も体も全部、鍛えてやっていきたい。けがしたら何にもならないので、とにかくけがをしない体作りを」と意気込んだ。その後は、開星高でも自主トレを行う予定だ。
来季高卒 3年目の望月は20日、腰部ヘルニアの手術後、初めて鳴尾浜のグラウンドで体を動かした。「できるところから徐々にやっていきます」とランニングや軽いキャッチボールなどをこなした。「今のところ、すごく(腰が)すっきりした感じです。これからリハビリとトレーニングでしっかり体幹を鍛えて、安定させることを意識してやっていきたいです」とうなずいた。
阪神の谷本修球団本部長は20日、来春に子どもを対象とした「野球アカデミー」を創設することを明らかにした。
1月中旬をめどに詳細を発表する予定で「小さい時から野球への接点をできるだけ増やしたい。その中で野球チームと絡めていろいろな取り組みをしたい」と話した。
来年 1月 1日付の球団人事で、新設する振興部の下に専門部署を設け、いずれも元阪神選手の上園啓史氏と柴田講平氏がアカデミー担当として入団する。今季、上園氏は独立リーグ、ルートインBCリーグの滋賀の監督を務め、柴田氏はロッテでプレーした。
上園啓史氏(2008年 2月 9日撮影)
阪神は20日、来年 1月 1日付けの機構改正と人事異動を発表。子供を対象とした「野球アカデミー」創設を来春に予定しており、幅広い野球振興活動の実現へ向け、新たに「振興部」を設置する。
同部署には「野球振興担当」および「アカデミー担当」を置き、アカデミー担当として球団OBの上園啓史氏と柴田講平氏の新入団も発表された。詳細は 1月中旬にも発表予定だが、谷本球団副社長兼本部長は「小さいころから野球との接点を深めていけたら」と期待を込めた。
機構改正では他にも、広報部の取材関連、サポート業務を「総務部総務担当」に移管することも発表された。
阪神ランディ・メッセンジャー投手=阪神甲子園球場(2017年 5月18日撮影)
阪神・谷本修副社長兼球団本部長が20日、来シーズン開幕早々に国内フリーエージェント(FA)権を取得するランディー・メッセンジャー投手に対して、権利取得即、残留交渉を行う意向を明かした。
2年契約が来季終了後に切れるメッセンジャーは 1軍登録があと18日でFA権を手にする。金本監督から 3月30日の開幕戦(対巨人)の先発に指名されている助っ人は、順調なら 4月16日に権利を取得予定。谷本副社長は「そういうこと(権利行使による移籍)にならないように、すぐに話をしていかないといけないでしょう。ただ、家族、特にお子さんは日本を気に入ってくれている様子なので」と残留へ最善を尽くすことを明言した。
国内FA権を取得すれば2019年から 1軍外国人枠 4人の制約から外れ、日本人扱いとなる。球団は最大限の条件を提示して残留要請する。
既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年日本シリーズ 日程
2017年 公式戦 順位表
2018年 公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
概要
"執念"を持って優勝をめざす金本タイガース
変革し続ける1年が沖縄キャンプから始まります!
選手との記念撮影(団体撮影)や記念グッズのプレゼント などの特典もございます!
各地から参加頂けるよう新コース 「那覇空港集合プラン」を設定いたしました!
最小催行人数 各出発日20名
※詳細は、阪神タイガース公式ホームページサイトにて!
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。