●陽川尚将内野手(26)、才木浩人投手(19=神戸市立須磨翔風高等学校)が21日、兵庫・伊丹市で「伊丹市社会福祉協議会」によるクリスマス会「手をつなぐ市民のつどい『タイガース選手とともに』」に出席。ゲームなどで参加者と触れ合った。 2度目の参加となる陽川は今季はウエスタン・リーグで「21本塁打、91打点」の「2冠」に輝いたが、 1軍出場は12試合にとどまった。来季 5年目の陽川が打倒・鳥谷敬内野手(36)を掲げた。今季「21本塁打」でウエスタン・リーグの本塁打王に輝いたが、 1軍に定着できず。ベテランに勝つための課題は「守備」と分析した。試合に出るため、このオフは和歌山・白浜で実戦を想定したトレーニングに励み臨戦態勢を整えていく。来季 2年目の才木浩人投手が21日、来季の飛躍に向けて、“魔球”習得に意欲を見せた。秋季キャンプ中からマスターを目指すカット系の新球。軌道の理想はチームメートの桑原謙太朗投手(32)で「ああいうスライダーが理想」と説明した。桑原はキレ味鋭いスライダーを武器に大ブレーク。並み居る強打者のバットに空を斬らせてきた伝家の宝刀をモノにすべく、キャッチボールで試投中。手応えもある。また、このオフは肉体的の強化にも取り組む。好物をもりもり食べ、体重も公称79キロから「少しずつ増やしたい」。あらゆる角度から、成長のヒントを探す。
●阪神が来秋のドラフト指名候補に倉敷商業高校(岡山)の引地(ひきじ)秀一郎投手( 2年)をリストアップしていることが21日、分かった。 186センチ、82キロの大型右腕で、威力十分の最速 151キロの直球が持ち味。倉敷商業高校OBで、元阪神監督の楽天星野仙一副会長(70)のような打者に向かっていく熱い投球スタイルも魅力的な右腕を密着マークしていく。倉敷商高・引地に、虎がホレ込んでいる。あの星野仙一氏をOBに持ち、熱く煮えるような血が流れている右腕に、目を奪われないワケがなかった。球団関係者が明かした。引地は岡山市立高松中時代は軟式野球部に所属していた。軟式ながら最速 137キロを投げ、全国大会で準優勝するなど注目を集めていた。倉敷商に進むと 1年時からベンチ入りを果たし、 1年夏の岡山大会では 2試合で先発を務めて今春からエースとなった。まだ甲子園には出場していないが、来年のドラフト候補の 1人とみられている。阪神は今秋のドラフトで育成選手 1人を含めて 7人を指名したが、高校生は「6位」の啓新高校(福井)牧丈一郎投手(18)のみだった。才能かな高校生候補が多数挙がる「ミレニアム世界」の来秋ドラフトでは、大阪桐蔭高校の根尾昂内野手( 2年)も密着マークする方針だが、倉敷商の大型右腕からも目が離せない。大きな可能性を持ち、「闘将」の熱い血まで持っている引地を、虎が狙わない手はない。
●阪神の中南米での外国人調査でのサポート役を担っていたホセ・フェルナンデス氏(43=元西武、オリックスなど)が来季は他球団と契約することが21日、明らかになった。球団は新たなパイプ役選定に着手する方向で、昨季まで虎に在籍したマウロ・ゴメス内野手(33)が浮上。日本球界経験者を至急リストアップする。いつかは別れの瞬間が訪れる。どの世界もそうではあるが、まさか、このタイミングとは…。フェルナンデス氏、他球団流出へ-。球団幹部は厳しい表情とともに、現状を説明した。新外国人のウィリン・ロサリオ内野手(28=前韓国ハンファ)、ラファエル・ドリス投手(29)、マルコス・マテオ投手(33)…。近年の阪神はドミニカ共和国から多くの助っ人たちを獲得してきた。同氏は外国人の重要供給ルートとなっている同国在住で貴重な情報源だった。そこで後任に浮上したのが昨季まで 3年間、阪神に在籍したゴメスだった。現在は所属球団がなく、ドミニカ共和国のウインターリーグに出場し、オファーを待っている状況だ。2004年のロッテを皮切りに足かけ2011年のべ 7球団に所属し、NPB通算で「打率0.282、772打点、206本塁打」の成績を残した優良助っ人の目も貴重な戦力だった。だからこそ、次の手をすぐに打つ必要がある。確かな“虎の目”をもつ助っ人探しが始まる。記事をまとめてみました。
陽川尚将内野手、才木浩人投手が21日、兵庫・伊丹市で「伊丹社会福祉協議会」のイベントに参加。ゲームなどで参加者と触れ合った。
2度目の参加となる陽川は今季はウエスタン・リーグで「21本塁打、91打点」の「2冠」に輝いたが、 1軍出場は12試合にとどまった。質問コーナーでレギュラー奪取への思いを聞かれた陽川は「その気持ちは常にあります!」ときっぱり。「いろんな方がこうやって応援してくださるんで、しっかりと結果を出したい」と表情を引き締めた。
「手をつなぐ市民のつどい『タイガース選手とともに』」」に参加し記念品を受け取る才木浩人投手(左)と陽川尚将内野手=兵庫・伊丹市
来季2年目の才木浩人投手が21日、兵庫・伊丹市内で行われた「伊丹市社会福祉協議会」によるクリスマス会「手をつなぐ市民のつどい『タイガース選手とともに』」に出席。
才木とともに伊丹市内で行われたクリスマス会に出席した来季 5年目の陽川が打倒・鳥谷を掲げた。「内野手は全員がライバル。負けないようにしたい。鳥谷さんは( 3塁で)同じポジションなので、抜いていかないとレギュラーになれない。鳥谷さんを抜けるようにしたい」。今季「21本塁打」でウエスタン・リーグの本塁打王に輝いたが、 1軍に定着できず。ベテランに勝つための課題は「守備」と分析した。試合に出るため、このオフは和歌山・白浜で実戦を想定したトレーニングに励み「すぐ実戦が始まっても動ける準備をする」と臨戦態勢を整えていく。
伊丹市内でのイベントに参加した才木浩人投手。桑原のスライダー習得を目指す
来季 2年目の才木浩人投手が21日、兵庫・伊丹市内で行われた「伊丹市社会福祉協議会」によるクリスマス会「手をつなぐ市民のつどい『タイガース選手とともに』」に出席。来季の飛躍に向けて、“魔球”習得に意欲を見せた。
「球速の速いスライダー。自分のなかでこういう軌道かな、というのはあります。球速は 140キロは出したい」
秋季キャンプ中からマスターを目指すカット系の新球。軌道の理想はチームメートの桑原で「ああいうスライダーが理想」と説明した。桑原はキレ味鋭いスライダーを武器に大ブレーク。並み居る強打者のバットに空を斬らせてきた伝家の宝刀をモノにすべく、キャッチボールで試投中。「感覚は悪くない」と手応えもある。
また、このオフは肉体的の強化にも取り組む。「オムライスを食べ歩きたい」と好物をもりもり食べ、体重も公称79キロから「少しずつ増やしたい」。あらゆる角度から、成長のヒントを探す。
◇才木 浩人(さいき・ひろと)
投手。1998(平成10)年11月 7日生まれ、19歳。神戸市出身。神戸市立出合小 1年から軟式チームの枝吉パワーズで野球を始める。市立王塚台中では軟式野球部に所属。須磨翔風高校では 1年秋からベンチ入り。 3年夏は県 2回戦で報徳学園高校に敗退。2017年「ドラフト3位」で阪神に入団。今季 1軍 2試合登板、「0勝0敗0S1ホールド、防御率0.00」。 2軍では15試合に登板「1勝5敗0S、防御率4.88」。来季年俸 600万円。右投げ右打ち。 1メートル88、79キロ。背番号「35」。
阪神が来秋のドラフト指名候補に倉敷商(岡山)の引地秀一郎投手をリストアップしていることが21日、分かった。
186センチ、82キロの大型右腕で、威力十分の最速 151キロの直球が持ち味。倉敷商OBで、元阪神監督の楽天星野副会長のような打者に向かっていく熱い投球スタイルも魅力的な右腕を密着マークしていく。
引地は岡山市立高松中時代は軟式野球部に所属していた。軟式ながら最速 137キロを投げ、全国大会で準優勝するなど注目を集めていた。倉敷商に進むと 1年時からベンチ入りを果たし、 1年夏の岡山大会では 2試合で先発を務めて今春からエースとなった。まだ甲子園には出場していないが、来年のドラフト候補の 1人とみられている。球団関係者は「体は大きいし、強いボールを投げる。この 1年でどれだけ成長するかが楽しみ」と話した。
阪神は今秋のドラフトで育成選手 1人を含めて 7人を指名したが、高校生は「6位」の啓新(福井)牧丈一郎投手のみだった。才能かな高校生候補が多数挙がる「ミレニアム世界」の来秋ドラフトでは、大阪桐蔭の根尾昂内野手( 2年)も密着マークする方針だが、倉敷商の大型右腕からも目が離せない。
阪神が来年のドラフトにリストアップする倉敷商業高校・引地秀一郎投手
阪神が来秋のドラフト候補として倉敷商高・引地秀一郎投手をリストアップしていることが21日、分かった。最速 151キロを誇る 1メートル86の大型右腕の高校の先輩は、楽天・星野仙一球団副会長。「闘将」の熱き魂を受け継ぐ大器を、虎が熱く追い続けていく。
熱く、強いボールを投げる。どうしてもあの面影が重なる。倉敷商高・引地に、虎がホレ込んでいる。あの星野仙一氏をOBに持ち、熱く煮えるような血が流れている右腕に、目を奪われないワケがなかった。球団関係者が明かした。
「体は大きいし、強いボールを投げる。この 1年でどれだけ成長するか楽しみ」
年が明ける前から、球春も、来秋も待ちきれない。2018年のドラフトへ向け、また 1人の大器がリストアップされた。今秋の岡山大会ではその右腕で準優勝に導いた。 1メートル86の恵まれた体から投じる真っすぐは 151キロにも達する。
そして何より「倉敷商高」というDNAだ。 100年以上の歴史を持つその学舎で過ごした生徒で、胸に熱いモノを宿していない男など過去にいただろうか。いるはずがない。虎を猛虎に変えたあの闘将、星野仙一氏も倉敷商高から育った。同じルーツを持つ引地のボールも、熱くて強い生きたボールだ。打者に向かって行くのも当然のこと。受け継がれてきた魂も武器に、アウトを重ねる。
今秋の中国大会では 1回戦で敗れたため来年 3月の選抜出場は厳しい状況となっているが、夏にかけグッと伸びてくれば、迷いなく指名できる大器だ。11月の頭に左足を骨折し、現在は慎重なトレーニングを強いられているが、ひたむきに聖地を目指している。
昨年、「高卒D3位」で入団した才木もシーズン終盤で 1軍登板を果たし、順調に羽ばたきつつある。今秋ドラフトでも、「D6位」で牧丈一郎投手(啓新高)を指名した。高校生右腕を大きく強く育てていく球団方針は、くっきり明確になってきている。大きな可能性を持ち、「闘将」の熱い血まで持っている引地を、虎が狙わない手はない。
今夏の岡山大会で入場行進する引地秀一郎投手。阪神も注目するMAX 151キロの大型右腕だ
★大阪桐蔭高・根尾投手ら豊作
来年のドラフトは引地だけでなく、現在 2年生の高校生に目玉選手が多く、豊作と言われている。注目は逸材揃いの大阪桐蔭高校で「投打二刀流」、内外野もできる根尾昂投手、 2年生で「U-18」に選出され活躍した藤原恭大外野手、山田健太外野手、右腕の柿木蓮投手、大型左腕の横川凱投手とそうそうたるメンツがズラリ。関東では清宮(北海道日本ハム)の後ろで「4番」を打っていた野村大樹捕手(早稲田大學)、近畿では俊足巧打の小園海斗内野手(報徳学園高校)らが注目されている。
★高校生多く指名
阪神は2018年のドラフトでは高校生の有望選手の指名を多くする可能性が高い。今年のドラフトでは清宮、安田を抽選で外したこともあり、「1位」馬場皐輔投手(仙台大學)から「5位」まで大学社会人選手を指名した。高校生は「6位」の牧丈一郎投手(啓新高校)だけ。ファームの顔ぶれはここ数年あまり変わっておらず「楽しみな高校生を入れておきたい」という球団幹部の声もある。
☆星野仙一とは
倉敷商業高校では 3年夏の中国大会で米子南高に敗れ、甲子園出場なし。明大に進み、1969年中日に「ドラフト1位」で入団。巨人戦に闘志を燃やし、燃える男と呼ばれた。プロ通算「146勝121敗34セーブ、防御率3.60」。引退後、 2度の中日監督で「リーグ優勝2度」。2002年阪神監督に就任し、 2年目の2003年にリーグ優勝。2011年に楽天監督となり、2013年リーグ優勝と自身初の「日本一」に輝いた。現在楽天球団副会長。2017年 1月、野球殿堂入り。70歳。
さぁ、困ったぞ…。阪神の中南米での外国人調査でのサポート役を担っていたホセ・フェルナンデス氏(43=元西武、オリックスなど)が来季は他球団と契約することが21日、明らかになった。球団は新たなパイプ役選定に着手する方向で、昨季まで虎に在籍したマウロ・ゴメス内野手(33)が浮上。日本球界経験者を至急リストアップする。
いつかは別れの瞬間が訪れる。どの世界もそうではあるが、まさか、このタイミングとは…。フェルナンデス氏、他球団流出へ-。球団幹部は厳しい表情とともに、現状を説明した。
「日本の他の球団からオファーがある、というのは聞いています」
新外国人のロサリオ、ドリス、マテオ…。近年の阪神はドミニカ共和国から多くの助っ人たちを獲得してきた。同氏は外国人の重要供給ルートとなっている同国在住で貴重な情報源だった。
そこで後任に浮上したのが昨季まで 3年間、阪神に在籍したゴメスだった。ある球団関係者は「ゴメスはどうでしょうか。今、どうしてますか?」と注目発言。現在は所属球団がなく、ドミニカ共和国のウインターリーグに出場し、オファーを待っている状況だ。
来季他球団と契約するフェルナンデス氏の代わりに、中南米担当スカウトの候補に浮上したマウロ・ゴメス内野手。いい人選かも
来日 1年目の2014年は 109打点と活躍し、打点王のタイトルを獲得。しかし 2年目以降は他球団に研究され、外の変化球を追いかけて、調子を崩していった。良い意味でも悪い意味でも日本野球の特長を知り尽くしている。スカウトとして貴重な経験を還元することに期待できる。
他にも1998年から 2年間、守護神として活躍したベン・リベラ氏(48)ら阪神OBを含めて、検討に着手する。
「実際に他球団と契約してしまったら、今後、うちのサポートはできませんね。困りましたね」
先の幹部は眉間にしわを寄せた。新外国人市場はドミニカ共和国が中心に移りつつある、だからこそ、フェルナンデス氏の流出は誤算となる。渉外担当者らが現地でチェックする際のサポート役を依頼。スカウトとしての契約は結んでいなかったが、通訳、車の運転やウインターリーグの視察の段取りなどまで任せていた。
2004年のロッテを皮切りに足かけ2011年のべ 7球団に所属し、NPB通算で「打率0.282、772打点、206本塁打」の成績を残した優良助っ人の目も貴重な戦力だった。だからこそ、次の手をすぐに打つ必要がある。確かな“虎の目”をもつ助っ人探しが始まる。
阪神で「4番」を打ったマウロ・ゴメス内野手
★阪神の外国人、スカウティング事情
米国にはアンディ・シーツ氏(46)、ジェフ・ウィリアムス氏(45)が駐米スカウトとしてメジャー、3Aを中心に、球団がリストアップした選手の視察、報告をしている。現役時代、安打製造機として2005年の優勝に貢献したシーツ氏が打者を、セットアッパーや守護神として2003&2005年の栄冠に導いたウィリアムス氏が投手を担当。正式なスカウト契約は結んでいなかったが、ドミニカ共和国など中南米系はフェルナンデス氏に仲介役を頼んでいた。
◇マウロ・ゴメス(Mauro Gomez)
内野手。1984年 9月 7日生まれ、33歳。ドミニカ共和国出身。レンジャーズ、ブレーブス、レッドソックスなどを経て、2014年阪神入団。同年は 109打点で打点王、ベストナイン( 1塁手)を獲得。2016年は 139試合で「打率0.255、22本塁打、79打点」。オフに阪神退団。日本通算 425試合で「打率0.270、65本塁打、260打点」。 1メートル88、 104キロ。右投げ右打ち。
既に2018年度の準備は始まっている!2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2017年日本シリーズ 日程
2017年 公式戦 順位表
2018年 公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
概要
"執念"を持って優勝をめざす金本タイガース
変革し続ける1年が沖縄キャンプから始まります!
選手との記念撮影(団体撮影)や記念グッズのプレゼント などの特典もございます!
各地から参加頂けるよう新コース 「那覇空港集合プラン」を設定いたしました!
最小催行人数 各出発日20名
※詳細は、阪神タイガース公式ホームページサイトにて!
どんな相手にも立ち向かう。どんな局面でも己の限界にトライする。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。
そうした強い思いをスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2017年のシーズンロゴとしても展開して参ります。