●阪神「ドラフト1位」の馬場皐輔投手(22=仙台大學)が17日、新人合同自主トレに再合流した。風邪による体調不良が原因で、14日から 2日間別メニュー調整を行っていた。16日はオフ返上でショートダッシュを行い、17日から完全合流を果たした。雨天のため、兵庫・西宮市内にある甲子園室内練習場で合同自主トレが行われた。キャッチボールやノックを受けるなど、体を動かした。現在の体調は問題はない様子。ブルペン入りについては早ければ今日にもブルペン入りをする可能性もある。期待のルーキーが初ブルペンでどんな球を投げるのか楽しみだ。阪神大震災の犠牲者を悼み、揚塩健治球団社長や若手選手ら約60人が黙とうした。神戸市出身の才木浩人選手(19)は静かに語った。東日本大震災で被災した宮城県出身の新人も参加。馬場選手とは宮城・仙台育英高校時代の同級生で、立教大學から「3位」で入った熊谷敬宥選手(22)はかみしめるように話した。揚塩球団社長は使命感を口にした。
●「捕手ロサリオ」OKなら捕手 2人制も!! 金本知憲監督(49)が、新外国人ウィリン・ロサリオ内野手(28=韓国・ハンファ)の捕手適性を認めた場合、公式戦で捕手 2人制にする可能性を示した。大リーグ時代は捕手として通算 323試合に出場。韓国では、ほぼ 1塁専任だったが「捕手OK」なら、指揮官にとって、うれしい誤算だ。慎重な姿勢だが、可能性を消さない。 2月の宜野座キャンプでは守備の適性もチェックすることになりそう。実際に昨年12月、ドミニカ共和国でのウインターリーグで捕手を務めた。昨季は主戦の梅野隆太郎捕手(26)、坂本誠志郎捕手(24)のほか、 1塁にコンバートした原口文仁内野手(25)をバックアップに位置づけるなど、大半が 3人体制。だが、金本監督は指摘する。指揮官が期待するのは用兵の広がりだ。 1軍枠は28人。捕手を 3人から 2人に減らせれば救援陣を手厚くできる。攻めの采配に徹しやすい利点もある。正捕手の出現は悲願だが、あらゆる手だてを講じる。福留孝介外野手(40)が「3番」で起用される可能性が17日、浮上した。金本知憲監督が明かした。ベテランの積極的休養と勝負強さ発揮につながる一石二鳥プラン。「1番・糸井」、「4番・ロサリオ」を据える、ひとつのビジョンが見えた。13年ぶりの頂点へ打線をどう組み、ペナントレースを戦うか。金本監督の思案は尽きない。ただ、ベテランの本領発揮は大きなポイント。「Vオーダー構想」の一端を明かした。「3番・福留」-。昨秋キャンプで「3番・糸井」も頭に描いていた中で、披露した新プラン。昨季93試合で「4番」を担った主砲の“前倒し”が生む最大のメリットは休養だ。今年は「4番」の筆頭候補に 3億4000万円で獲得した長距離砲のロサリオがいる。そして、オリックス時代の2016年に「53盗塁で盗塁王」になった糸井嘉男外野手(36)が本人も“希望”する「1番」に回れば、攻撃パターンは多様化。足、勝負強さ、長打…キーマンたちが織りなす相乗効果は計り知れない。 1回、先頭の糸井が足も絡めてチャンスを作れば、福留&助っ人砲の「3、4番」で先制、いきなりのビッグイニングも期待できる。今季20年目を迎える背番号「8」が、カギを握っていることだけは間違いない。記事をまとめてみました。
第3クール初日で本隊合流の馬場皐輔投手=阪神甲子園球場の室内練習場
阪神「ドラフト1位」の馬場皐輔投手(22=仙台大學)が17日、新人合同自主トレに再合流した。
風邪による体調不良が原因で、14日から 2日間別メニュー調整を行っていた。16日はオフ返上でショートダッシュを行い、17日から完全合流を果たした。雨天のため、兵庫・西宮市内にある甲子園室内練習場で合同自主トレが行われた。キャッチボールやノックを受けるなど、体を動かした。
現在の体調は「大丈夫です」と問題はない様子。ブルペン入りについては「天気とかいろんな状況をみて、その日で判断しようかなと思っています」と早ければ今日にもブルペン入りをする可能性もある。期待のルーキーが初ブルペンでどんな球を投げるのか楽しみだ。
黙とうする阪神の馬場皐輔投手と熊谷敬宥内野手=阪神甲子園球場の室内練習場
プロ野球阪神は17日、兵庫県西宮市の甲子園球場に隣接する室内練習場で、阪神大震災の犠牲者を悼み、揚塩健治球団社長や若手選手ら約60人が黙とうした。神戸市出身の才木浩人選手は「ここで野球ができることは親にも感謝だし、周りの人たちの支えがあったからこそ。きょうという日を忘れてはいけない」と静かに語った。
東日本大震災で被災した宮城県出身の新人も参加。仙台大から「ドラフト1位」で入団した馬場皐輔選手は「被災された方の気持ち、環境を経験している。感謝しながら野球をしなければいけない」と神妙な表情だった。馬場選手とは宮城・仙台育英高時代の同級生で、立教大から「3位」で入った熊谷敬宥選手は「当たり前の生活ができることを幸せに思うようになった」とかみしめるように話した。
揚塩球団社長は「黙とうは続けていきたい。しっかり若い人たちにも伝えていかないといけない」と使命感を口にした。
「捕手ロサリオ」OKなら捕手 2人制も!! 金本知憲監督が、新外国人ウィリン・ロサリオ内野手の捕手適性を認めた場合、公式戦で捕手 2人制にする可能性を示した。大リーグ時代は捕手として通算 323試合に出場。韓国では、ほぼ 1塁専任だったが「捕手OK」なら、指揮官にとって、うれしい誤算だ。
「見てないから分からん」と慎重な姿勢だが、可能性を消さない。 2月の宜野座キャンプでは守備の適性もチェックすることになりそう。実際に昨年12月、ドミニカ共和国でのウインターリーグで捕手を務めた。
「万が一のときに捕手ができるのは心強い。捕手の代わりに投手を1人、増やせる。備えとしてはいいんじゃない。備えとしては。ホンマにある程度、できるなら捕手 2人制にできる」
ロッキーズ時代の捕手ウィリン・ロサリオ内野手(ゲッティ=共同)
昨季は主戦の梅野、坂本のほか、 1塁にコンバートした原口をバックアップに位置づけるなど、大半が 3人体制。だが、金本監督は「捕手 3人制って。 3人目はほとんど使わんもんな。万が一の登録やから」と指摘する。指揮官が期待するのは用兵の広がりだ。 1軍枠は28人。捕手を 3人から 2人に減らせれば救援陣を手厚くできる。攻めの采配に徹しやすい利点もある。
指揮官は「代打を出せるし。(完全な) 2人制になったら出せん」と言った。「捕手ロサリオ」が控えていれば、捕手 2人目に不測の事態があっても奥の手として助っ人にマスクをかぶらせられる。あくまで究極のタクトだが「安心材料」になる。正捕手の出現は悲願だが、あらゆる手だてを講じる。
ウィリン・ロサリオ内野手
これが、V奪回オーダー構想!! 福留孝介外野手が「3番」で起用される可能性が17日、浮上した。金本知憲監督が明かした。ベテランの積極的休養と勝負強さ発揮につながる一石二鳥プラン。「1番・糸井」、「4番・ロサリオ」を据える、ひとつのビジョンが見えた。
13年ぶりの頂点へ打線をどう組み、ペナントレースを戦うか。金本監督の思案は尽きない。ただ、ベテランの本領発揮は大きなポイント。「わからん、打順は、ほんまに。見てみないとな」と前置きした上で、「Vオーダー構想」の一端を明かした。
「(福留)孝介なんかもできるだけ、早い打順にしたら早く代われるしな、 1イニング守らず。『5、6番』よりは『3番』ぐらいの方が早く休ませることができる。そういう兼ね合いがあるからね、いろいろ」
「3番」での起用プランが浮上した福留孝介外野手。頼れるベテランがV奪回打線のカギを握る
「3番・福留」-。昨秋キャンプで「3番・糸井」も頭に描いていた中で、披露した新プラン。昨季93試合で「4番」を担った主砲の“前倒し”が生む最大のメリットは休養だ。
鉄人と呼ばれた指揮官をもってして、「俺は当時、好きやったけどな、夏。でも、今の夏の暑さやったら、俺もへばっとったと思う」と過酷さを強調する近年の夏場。「昨年みたいにヘロヘロになっていたら、かわいそう」と週休 2日を視野に入れるが、 1試合でも多く、スタメンに名を連ねてほしいのは当然だ。交代のタイミングが少しでも、早まれば…。たかが 1イニング、されど 1イニング。積み重ねが 143試合を乗り切る秘訣になるというわけだ。
実際、主将は昨シーズン、27試合に出場した「3番」でトータル18本のうち、「7本塁打」をマーク。得点圏打率に至っては「0.393」まで跳ね上がった。今年は「4番」の筆頭候補に 3億4000万円で獲得した長距離砲のロサリオがいる。そして、オリックス時代の2016年に「53盗塁で盗塁王」になった糸井が本人も“希望”する「1番」に回れば、攻撃パターンは多様化。足、勝負強さ、長打…キーマンたちが織りなす相乗効果は計り知れない。
金本知憲監督=阪神甲子園球場の室内練習場
1回、先頭の糸井が足も絡めてチャンスを作れば、福留&助っ人砲の「3、4番」で先制、いきなりのビッグイニングも期待できる。序盤で主導権を握れば、先発投手陣の精神的な負担も減り、昨季 4人が60試合に登板したリリーフ投手の登板過多も防げる。
福留自身も打順に強いこだわりはない。優勝の 1点に目標を定め、「その場、その場で自分のやることは変わらない」と身を粉にする覚悟をにじませている。春季キャンプ、オープン戦で試行錯誤を重ねていくV奪回オーダー。開幕に向け、輪郭が見えていく過程で、ひとつの候補が「1番・糸井」、「3番・福留」、「4番・ロサリオ」であることは確かだ。
「結果も内容もほしい。就任当初の志を強く持ったまま、強いチームを作って優勝したい」と、強い決意をのぞかせている将。今季20年目を迎える背番号「8」が、カギを握っていることだけは間違いない。
糸井嘉男外野手
★ベテラン 3人に開幕スタメン確約
金本監督は昨年11月22日の球団納会の際、福留、鳥谷、糸井のベテラン 3人について「順調にいけば、開幕スタメンに名前が間違いなくある」とレギュラーを早くも確約。鳥谷は昨季同様に「6番・3塁」が有力とみられ、ロサリオについても「(『4番』の)一番の候補」。他は白紙の状態で、2017年の開幕オーダーに名を連ねた高山や北條、昨季 1年目で勝負強さをみせた大山、強肩を誇る梅野らを含め、激しいポジション争いが春季キャンプから繰り広げられる。
2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年 オープン戦 日程と結果(02月)
2018年 オープン戦・公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
概要
"執念"を持って優勝をめざす金本タイガース
変革し続ける1年が沖縄キャンプから始まります!
選手との記念撮影(団体撮影)や記念グッズのプレゼント などの特典もございます!
各地から参加頂けるよう新コース 「那覇空港集合プラン」を設定いたしました!
最小催行人数 各出発日20名
※詳細は、阪神タイガース公式ホームページサイトにて!