●阪神が 3月10日に予定している元監督、星野仙一氏(享年70)の追悼試合(対中日、甲子園)で、金本知憲監督(49)、コーチ、選手全員が星野氏の背番号「77」をつける方向で最終調整に入っていることが19日、分かった。中日、楽天を含め、監督通算17年間で愛したナンバーが帰ってくる。闘将イズムを前面に、勝利を天国に届ける。「3.10」-。全員がホシノになる。球団関係者の話を総合すると、 4日に「膵臓がん」のため帰らぬ人となった星野氏の追悼試合について現在、急ピッチで詳細を詰めているという。 3月10日の古巣・中日戦、甲子園。喪章をつけて追悼映像を流すことが発表されているが、さらにもうひとつのプロジェクトが実現しそうだ。それが、背番号「77」の着用-。金本監督、片岡ヘッド兼打撃コーチらコーチ陣、選手全員が「77」を背負う。準備期間がわずかということもあり、慎重に検討を進めてきたが、メーカーサイドの協力もあり、議論が本格化。「77」は昨季まで今岡真訪 2軍打撃兼野手総合コーチ(現ロッテ 2軍監督)がつけていたが、現在は空き番になっている。調整は最終段階で、正式決定次第、発表する見通しだ。“打撃の神様”と呼ばれた川上哲治氏(享年93)が、巨人監督時代につけた背番号だ。信念を貫き、「V9」達成など、巨人の黄金時代を築いた男の背中にほれ込んだ。中日でも、阪神でも、楽天でも、もちろん2008年の北京五輪でも「77」を愛した。川上氏を夢中で追いかけた監督生活17年。ほえ、怒鳴り、戦う姿勢を注入したが、最後まで川上監督のように冷徹になれなかった。でも、いつの間にか「77は星野仙一」といわれるようになった。それが、やりがいだった。2003年10月24日のダイエーとの日本シリーズ第 5戦以来、5251日ぶりに“阪神・星野監督”が甲子園に帰ってくる。背番号「77」の重みを感じながら、プレーする。
●岩崎優投手(26)が19日、鳴尾浜で自主トレを行い、 2日連続 2度目となる捕手を立たせたブルペン投球を行った。先発再転向へは周到な準備が欠かせないだけに「来週、寒波が来る前に。いけるときに入ろうと思って」と抜かりはない。着々と投げる“貯蓄”を進める。やわらかな陽が差し込むブルペンで、じわじわと投球の熱も上げる。岩崎が 2日連続で投げたことには、ワケがあった。昨季は先発からリリーフへと転向。今季はまた先発となるだけに覚悟を持ってスタートを切っている。まさに、転向も天候もドンと来い。その左腕で先発ローテをつかみとり、虎に穏やかな春を連れてくる。
●阪神「ドラフト2位」の高橋遥人投手(22=亜細亜大學)が19日、新人合同自主トレに参加し、早くも 3回目のブルペンに入った。この日は約40球を投げ徐々に調子も上がっている様子。亜大時代はオフの 1日以外、 1週間に 6回ブルペン入りしていた時期もあり周囲を見ながらも、自分のスタイルを続けるつもりだ。プロの環境に適応しながら、徐々にペースを上げていく。記事をまとめてみました。
阪神元監督、星野仙一氏(享年70)
阪神が 3月10日に予定している元監督、星野仙一氏(享年70)の追悼試合(対中日、甲子園)で、金本知憲監督、コーチ、選手全員が星野氏の背番号「77」をつける方向で最終調整に入っていることが19日、分かった。中日、楽天を含め、監督通算17年間で愛したナンバーが帰ってくる。闘将イズムを前面に、勝利を天国に届ける。
「3.10」-。全員がホシノになる。
球団関係者の話を総合すると、 4日に「膵臓がん」のため帰らぬ人となった星野氏の追悼試合について現在、急ピッチで詳細を詰めているという。
3月10日の古巣・中日戦、甲子園。喪章をつけて追悼映像を流すことが発表されているが、さらにもうひとつのプロジェクトが実現しそうだ。
それが、背番号「77」の着用-。金本監督、片岡ヘッド兼打撃コーチらコーチ陣、選手全員が「77」を背負う。準備期間がわずかということもあり、慎重に検討を進めてきたが、メーカーサイドの協力もあり、議論が本格化。「77」は昨季まで今岡真訪 2軍打撃兼野手総合コーチ(現ロッテ 2軍監督)がつけていたが、現在は空き番になっている。調整は最終段階で、正式決定次第、発表する見通しだ。
タテジマの「77」が甲子園で復活する。追悼試合で選手やコーチが感謝の思いを込めて背負う
星野氏にとっての「77」。それは指揮官として命を削り、魂を燃やし続けた原点だった。
「俺はこれしか、つけない」。“打撃の神様”と呼ばれた川上哲治氏(享年93)が、巨人監督時代につけた背番号だ。信念を貫き、「V9」達成など、巨人の黄金時代を築いた男の背中にほれ込んだ。中日でも、阪神でも、楽天でも、もちろん2008年の北京五輪でも「77」を愛した。川上氏を夢中で追いかけた監督生活17年。ほえ、怒鳴り、戦う姿勢を注入したが、最後まで川上監督のように冷徹になれなかった。でも、いつの間にか「77は星野仙一」といわれるようになった。それが、やりがいだった。
金本監督は星野氏の追悼試合に向けて「球団としても一番、感謝すべき人じゃないかなと僕は思います」と人気球団に押し上げた最大の功労者だと強調している。これまで阪神は2015年に「永久欠番デー」と題し、故藤村富美男氏(享年75)の背番号「10」を全員がつけたこともあったが、追悼試合となれば極めて異例だ。オープン戦といえども、ほぼベストメンバーで臨むことが予想され、戦う男を前面に打ち出しての一戦となる。
藤村富美男氏の『10』
また、球団副会長を務めていた楽天が 3月19日に東京都内でお別れの会を開催することも判明した。阪神もその前後に関西での開催を目指しており、闘将に誓いを立ててシーズン開幕へと突き進むことになる。13年ぶりのリーグ優勝を後押ししてくれるというわけだ。
2003年10月24日のダイエーとの日本シリーズ第 5戦以来、5251日ぶりに“阪神・星野監督”が甲子園に帰ってくる。背番号「77」の重みを感じながら、プレーする。
★星野氏と「77」番
1982年の現役引退後、 4年間の評論家時代に元巨人監督の川上哲治氏に師事。コンペがある際には運転手を務めるなど帝王学を学んだ。1986年オフに中日監督就任が決まり、川上氏の“許可”を得て、背番号は「77」を選んだ。その際、川上氏に伝えたのが「川上さんと違う『77』番にしてみせます」だった。その後、阪神、楽天、2008年北京五輪の日本代表でも「77」を選択。野球人としての代名詞となっていた。
稲尾和久氏の『24』
◇同じ背番号で試合あらかると
★藤村富美男「10」:阪神は2015年 3月 8日、巨人とのオープン戦(甲子園)を「球団創設80周年記念」の「永久欠番デー」として開催。阪神の選手が、タイガース初期のスターだった藤村氏の「10」をつけた。
★稲尾和久「24」:“鉄腕”と呼ばれ、西鉄のエースとして活躍した稲尾氏が2007年に死去。西武は「生誕75周年」の2012年 5月に「24」を永久欠番とした。同年 7月 1日、北海道日本ハムとの公式戦(西武ドーム)などで、西武の選手が「24」をつけた。 ★ジャッキー・ロビンソン「42」:米大リーグ初の黒人選手。1997年からメジャーでは全球団共通の永久欠番。2004年にMLBが 4月15日を「ジャッキー・ロビンソン・デー」と制定し、以降この日の試合は希望する選手、コーチ、監督が「42」をつけている。
岩崎優投手がブルペン入り。暖かいうちにドンドン投げて“貯蓄”を作るゾ=兵庫県西宮市の阪神鳴尾浜球場
岩崎優投手が19日、鳴尾浜で自主トレを行い、 2日連続 2度目となる捕手を立たせたブルペン投球を行った。先発再転向へは周到な準備が欠かせないだけに「来週、寒波が来る前に。いけるときに入ろうと思って」と抜かりはない。着々と投げる“貯蓄”を進める。
やわらかな陽が差し込むブルペンで、じわじわと投球の熱も上げる。岩崎が 2日連続で投げたことには、ワケがあった。
「バランスを意識しました。力を入れられましたけど、張り切りすぎても仕方がないので。( 2日連投になったのは)寒いので。来週、寒波が来る前に、いけるときに入ろうと思って」
キャッチボールをする岩崎優投手=兵庫県西宮市の阪神鳴尾浜球場
チームを見渡した金本監督が「先発再転向」も示唆している左腕だが、当の本人も、自身の体の変化と天気の変化を敏感に感じ取りながら、万全の調整を進めている。この 2、 3日は暖かかった鳴尾浜だが、低気圧の影響で、週明けにはまた冷え込む予報だ。調整が足踏みしてはたまらない。暖かいうちに、連日のブルペンで“貯蓄”を作っておいた形だ。
昨季は先発からリリーフへと転向。今季はまた先発となるだけに「去年は球数を減らして、回数を増やしていました。それを戻すくらいじゃないですか。今までよりは、 1月は走る量を増やしました。何かを変えようと思って」と覚悟を持ってスタートを切っている。
まさに、転向も天候もドンと来い。その左腕で先発ローテをつかみとり、虎に穏やかな春を連れてくる。
阪神「ドラフト2位」の高橋遥人投手が19日、新人合同自主トレに参加し、早くも 3回目のブルペンに入った。
この日は約40球を投げ「一番まとまってるかなと思いました」と徐々に調子も上がっている様子。亜大時代はオフの 1日以外、 1週間に 6回ブルペン入りしていた時期もあり「しっかり(ブルペンに)多く入ってやっていけたら」と周囲を見ながらも、自分のスタイルを続けるつもりだ。
秋本真吾氏(右)から走り方の指導を受ける高橋遥人投手=兵庫県西宮市の阪神鳴尾浜球場
阪神新人合同自主トレ(19日、鳴尾浜)「D2位」・高橋遥人投手が、 3度目のブルペンで変化球を解禁。スライダーを交えて40球を投じた。「 1、 2回目よりしっかりボールを上から叩けて、まとまっていたと思います」とうなずいた。大学時代から投げ込んで肩を作っていたタイプ。「 1週間に 1回オフがあって、 6日間で全部で1000球投げるときもありました」という。プロの環境に適応しながら、徐々にペースを上げていく。
◇春季キャンプの日程について
2018年01月08日 更新 2月1日(木)より行われます春季キャンプの日程は以下の通りです。
一軍:かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
ファーム:安芸タイガース球場(安芸市営球場)
【一軍・ファーム共通】
キャンプ期間:2月1日(木)~28日(水)まで
<休日:2月5日(月)、9日(金)、14日(水)、19日(月)、23日(金)>
※休日は雨天により変更する可能性があります。なお、キャンプメンバーの振り分けについては、決まり次第発表させていただきます。
2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年 オープン戦 日程と結果(02月)
2018年 オープン戦・公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
概要
"執念"を持って優勝をめざす金本タイガース
変革し続ける1年が沖縄キャンプから始まります!
選手との記念撮影(団体撮影)や記念グッズのプレゼント などの特典もございます!
各地から参加頂けるよう新コース 「那覇空港集合プラン」を設定いたしました!
最小催行人数 各出発日20名
※詳細は、阪神タイガース公式ホームページサイトにて!