●復活を期す藤浪晋太郎投手(23)が23日、今年初めて鳴尾浜球場で自主トレに励んだ。年明けから米国テキサス州でダルビッシュらと自身初の海外自主トレを行い、前日22日に帰国。練習地が同じだったメジャー「144勝」左腕、ドジャースのクレイトン・カーショー(29)から、落差の激しい伝説のカーブのコツを教わったことも明かした。藤浪晋太郎投手が23日、鳴尾浜でブルペン入りし、力強く33球を投じた。ダルビッシュ有投手(31=ドジャースからFA)らとの米国での合同自主トレから前日22日に帰国。現地ではクレイトン・カーショー投手からカーブを教わるなど貴重なアドバイスを受け、本来の輝きを取り戻し始めた。約 2週間に渡るダルビッシュとの米国自主トレを終え、前日22日に帰国したばかりの藤浪が、鳴尾浜に登場。いきなりブルペンに入ると、確かな変化を見せつけた。元々球種としてはもっていたが、決め球ではなかったカーブ。腕をしっかりと振り、正しいリリースポイントで投げないと、切れよく曲がらない球種だ。腕の軌道の確認のため、キャッチボールなどで、まずはカーブを投げる投手もいる。つまり、本来の剛球復活への鍵ともいえるわけだ。手応えを、ここから確かなモノとする。ダルビッシュ、カーショーとの貴重な時間。あとは結果で応えるだけ。力強い投球で、米国まで届くほどの活躍を日本で見せる。記事をまとめてみました。
鳴尾浜で自主トレを行いブルペンに入る藤浪晋太郎投手=兵庫県西宮市の鳴尾浜球場
世界最高級の宝刀をゲット! 復活を期す藤浪晋太郎投手が23日、今年初めて鳴尾浜球場で自主トレに励んだ。
年明けから米国テキサス州でダルビッシュらと自身初の海外自主トレを行い、前日22日に帰国。練習地が同じだったメジャー「144勝」左腕、ドジャースのクレイトン・カーショーから、落差の激しい伝説のカーブのコツを教わったことも明かした。
◆カーショーのカーブ
直球と同じ腕の振りから投じられ、大きな落差を誇る。手から離れたボールは 1度浮かぶような軌道を描き、打者の手元で急激に曲がりながら沈んでいく。ドロップカーブに近い。球速は70マイル(約 113キロ)から75マイル(約 120キロ)が主で、空振りを奪える。ドジャース時代にキャッチボール相手だった黒田博樹氏は「すごい高さから落ちてくる。(自分には)無理だと思う」と語っている。
鳴尾浜でブルペン投球を行った藤浪晋太郎投手は、この表情。早くも気合十分だ=兵庫県西宮市の鳴尾浜球場
世界ナンバーワン投手の教えで変身! 藤浪晋太郎投手が23日、鳴尾浜でブルペン入りし、力強く33球を投じた。ダルビッシュ有投手らとの米国での合同自主トレから前日22日に帰国。現地ではクレイトン・カーショー投手からカーブを教わるなど貴重なアドバイスを受け、本来の輝きを取り戻し始めた。
勝負の 6年目-。復活へのキーワードは“カーショー・カーブ”だ。約 2週間に渡るダルビッシュとの米国自主トレを終え、前日22日に帰国したばかりの藤浪が、鳴尾浜に登場。いきなりブルペンに入ると、確かな変化を見せつけた。
「すごくいい感覚で取り組めています。いいコンディション、いいモチベーション、心身ともにいい状態で充実して、本当にいいオフを過ごしたと思っている。そういう意味ですごく(ことしが)楽しみです」
日焼けした顔に自信をのぞかせた。米国でも 1度ブルペン入りしたといい、捕手を座らせるとカーブ、スライダー、カットボール、ツーシームを交え、33球。視察した福原 2軍投手コーチを「自分でも納得したペースで投げている。色々なことを学んでプラスになっていると思う。球筋も(リリース)ポイントを(上から)叩けている感じがする」とうならせた。
ブルペンで投球練習に臨む藤浪晋太郎投手=兵庫県西宮市の鳴尾浜球場
本人も「余計な力は入っていないので、いい感じでしっかり前でリリースできている。打点(リリースポイント)が自然と高くなっているのかもしれない」と手応え。昨季わずか「3勝」、 2年連続 1桁勝利にとどまった大きな原因が制球難だ。横振りになるなど腕の軌道やリリースポイントが安定しなかったが、改善のヒントを米国で得た。
合同自主トレに参加していた、「サイ・ヤング賞」 3度受賞を誇るメジャー屈指の左腕、カーショーから、代名詞のカーブを直伝されたのだ。
「聞いたら丁寧に(答えを)かえしてくれました。ちょっと今までやったことない感じ。(カーブの練習によって)真っすぐに、いい感覚が出てくるかなと思いました」
元々球種としてはもっていたが、決め球ではなかったカーブ。腕をしっかりと振り、正しいリリースポイントで投げないと、切れよく曲がらない球種だ。腕の軌道の確認のため、キャッチボールなどで、まずはカーブを投げる投手もいる。つまり、本来の剛球復活への鍵ともいえるわけだ。
カーショーとは練習は別だったが「朝キャッチボールを一緒の場所でやったり。リリースの感覚とか力の配分とか。すごい参考になった部分もあります。調整の面で『あ、そうやってやっているんだ』というのもありました」と振り返った。
ドジャース・カーショー投手
手応えを、ここから確かなモノとする。首脳陣が示唆した、自身最速となる「2.7」紅白戦での登板にも意欲は十分。「紙面上で(投げることを)知ったんで、通達は来ていませんが…」と笑うと、語気を強めた。
「そのために、ちょっと早めに切り上げて帰ってきました」
ダルビッシュ、カーショーとの貴重な時間。あとは結果で応えるだけ。力強い投球で、米国まで届くほどの活躍を日本で見せる。
◆藤浪の投球を視察した阪神・高橋建2軍投手コーチ
「すごい人と一緒にやったら、吸収できる。僕も(カーショーに)興味があったんで『どうだった?』と聞きました。(広島時代の後輩)黒田(博樹)とプレーしていて切磋琢磨していたと聞いていたし、日本人でも、みんな興味があるでしょう」
★昨季の藤浪晋太郎投手
3月のWBC日本代表に選ばれたが、登板機会が少ないまま帰国。初登板の 4月 4日のヤクルト戦(京セラ)では 9四死球の乱調で畠山に死球を当て、乱闘に発展。その後も不安定な投球が続き、 5月27日にプロ入り後、初めて不振を理由に 2軍落ちした。 8月16日の広島戦(京セラ)で昇格即先発も、 7四死球 3失点で五回途中降板。再び 2軍落ちするなど 4度登録を抹消された。10月17日のDeNAとのCSファーストステージ(甲子園)では中継ぎ登板し、 2回 1安打無失点だった。
ブルペンで投球練習に臨む藤浪晋太郎投手=兵庫県西宮市の鳴尾浜球場
☆藤浪晋太郎投手、入団からの自主トレ
★ 1年目(2013年)のオフ:鳴尾浜を拠点として自主トレ。
★ 2年目(2014年)のオフ:11月の日米野球で広島(当時)の前田健太(現ドジャース)に“弟子入り”。藤浪がお願いし、2015年 1月13日から24日に東京都内での合同自主トレに参加。“脱力投法”を学んだ。
★ 3年目(2015年)のオフ:前田がメジャー挑戦を表明したため合同自主トレは断念。鳴尾浜を拠点として練習した。
★ 4年目(2016年)のオフ:12月に東京都内でレンジャーズ(当時)のダルビッシュ有との合同自主トレに参加。体重は約 3週間で 6キロ増の97キロになった。 ※年始の母校・大阪桐蔭高での練習は恒例 ◇クレイトン・カーショー ドジャースのエース左腕。投手最高の栄誉「サイ・ヤング賞」に 3度輝く、米大リーグを代表する投手。 150キロを超える速球に大きく縦に割れるカーブが武器。かつてド軍に所属した黒田博樹氏を慕っていることでも有名。昨季は「最多勝(18勝)、最優秀防御率(2.31)」の 2冠を獲得し、MLB10年間で「通算144勝、防御率2.36」を誇る。
◇春季キャンプの日程について
2018年01月08日 更新 2月1日(木)より行われます春季キャンプの日程は以下の通りです。
一軍:かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
ファーム:安芸タイガース球場(安芸市営球場)
【一軍・ファーム共通】
キャンプ期間:2月1日(木)~28日(水)まで
<休日:2月5日(月)、9日(金)、14日(水)、19日(月)、23日(金)>
※休日は雨天により変更する可能性があります。なお、キャンプメンバーの振り分けについては、決まり次第発表させていただきます。
2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年 オープン戦 日程と結果(02月)
2018年 オープン戦・公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)
概要
"執念"を持って優勝をめざす金本タイガース
変革し続ける1年が沖縄キャンプから始まります!
選手との記念撮影(団体撮影)や記念グッズのプレゼント などの特典もございます!
各地から参加頂けるよう新コース 「那覇空港集合プラン」を設定いたしました!
最小催行人数 各出発日20名
※詳細は、阪神タイガース公式ホームページサイトにて!