●阪神に新加入するディエゴ・モレノ投手(30=インディアンス3A)が26日、兵庫・西宮市内にある球団事務所で入団会見に臨んだ。外国人選手の登録枠は 4つで、現状はランディ・メッセンジャー投手(36)やマルコス・マテオ投手(33)、ラファエル・ドリス投手(30)、野手の ウィリン・ロサリオ内野手(28=韓国・ハンファ)に次ぐ「5番手」扱い。米国でのトレーニングでは投げて走っての“下柳流トレ”も行い準備万端。昨季「37」で最多セーブに輝いたラファエル・ドリス投手から一気に守護神の座を奪う。ベネズエラから来た右腕が、挑戦状を叩きつけた形だ。球団事務所の窓の外は「初めて見た」という雪が降る銀世界だったが、沖縄上陸よりも早く熱い闘いのゴングが鳴った。もともとはドリスも初来日の2016年はメッセンジャー、マウロ・ゴメス内野手(33)、マット・ヘイグ内野手(32)、マテオに次ぐ「 5人目の助っ人」という立ち位置で、開幕 2軍。右肘の故障も乗り越え、何度もチームの勝利に貢献して現在の地位を築いた。だが、結果次第で一気に立場が逆転してしまうのが、この世界だ。 1軍キャンプ行きが決まっており、豪語した通りの剛腕を見せつければ、分からない。 1軍の助っ投枠「3」をめぐる争いは、よりハイレベルになる。最後を任せてくれと言えるのも、記録を狙えると思うのも、実力と今の状態に自信があるからに他ならない。最速 153キロの直球を軸に飛びかかるような躍動感で打者に迫る。この日、早速甲子園のブルペンにも立ち、奮い立った。試合終了の歓喜の瞬間も奪い取って、誰にも譲らない。
●中谷将大外野手(25)が26日、覚悟のスタートダッシュを宣言した。大先輩・福留孝介外野手(40)が前日25日にテレビでブレーク候補選手に指名してくれたことを「プレッシャー」と感じつつ、励みにしてのキャンプインだ。この日は、北條史也内野手(23)とともに球団の新作グッズのPRを務めた。昨年「20本塁打」の実績も年が明ければ、またイチからのスタート。結果を求めてのキャンプイン。 2月 7日の紅白初戦も結果にこだわる。そんな中谷に、期待の視線を注ぐのがチーム最年長の福留キャプテン。25日のテレビで「中谷は大丈夫だ」と今年のブレーク候補選手に指名したのだ。早朝番組ゆえ、中谷は自分の目と耳で確認はしていなかったが…。福留から直接のアドバイスなどは受けていないそうだが、プレーする姿を 1年間、見守ってきた大先輩のお墨付きは、最高級の励みとなる。若き大砲候補が、2.1キャンプインから猛スパートをかける。
●阪神は26日、2018年シーズン来場者プレゼント及びイベントの開催について発表した。京セラドーム大阪開幕戦での「開幕キャッププレゼント」を皮切りに、仮装応援で盛り上がる「虎ウィングッズプレゼント」(計 3試合)や、読売巨人軍との共同企画の「伝統の一戦オリジナルTシャツプレゼント」、女性限定の「TORACO BIG Tシャツプレゼント」(計 2試合)など、楽しいプレゼント企画が満載。また、甲子園球場全体がタイガース色に染まるシーズン最大のイベント「ウル虎の夏2018」(計 6試合)、そして近年大きなにぎわいをみせている「甲子園ビアフェスタ」などの外周グルメイベントなど、体験型・参加型のファンサービスもさらにパワーアップして展開。詳しくは球団公式サイトで。記事をまとめてみました。
阪神のユニホームに袖を通してポーズをとる新外国人のディエゴ・モレノ投手=兵庫・西宮市内の阪神球団事務所
阪神に新加入するディエゴ・モレノ投手が26日、兵庫・西宮市内にある球団事務所で入団会見に臨んだ。
「阪神タイガースに来れて、感激しています。(阪神は)すごく競争が激しいチームだなという印象がありますし、私もいろんな方と競争しながら、その一員になっていきたい」
外国人選手の登録枠は 4つで、現状はメッセンジャーやマテオ、ドリス、野手のロサリオに次ぐ「5番手」扱いだが「抑えを任せてくれるなら35(セーブ)は超えたい。記録があるなら抜きたい」と力強く語った。
ディエゴ・モレノ投手はユニホームに袖を通して投球のポーズをとる。守護神の座をいただくぜ!=兵庫・西宮市内の阪神球団事務所
阪神の新外国人、ディエゴ・モレノ投手が26日、西宮市内の球団事務所で入団会見。いきなり「35セーブは挙げたい。記録があるならそれを抜きたい」と豪語した。米国でのトレーニングでは投げて走っての“下柳流トレ”も行い準備万端。昨季「37」で最多セーブに輝いたラファエル・ドリス投手から一気に守護神の座を奪う。
タテジマに袖を通したモレノの第一声は、野心むき出しだった。実績、実力ともに十分なラテン系リリーバーたちの間に、新助っ人がバチバチの火花を散らす。
「もし抑えを任せてくれるなら、まず『35』は超えたいなと思います。記録があるならそれを抜きたいと思う」
「35」…? 「35億」じゃあるまいし…。誰もが一瞬、耳を疑い、質問者は通訳に「35試合ですか?」と聞き直した。だが、返答は「セーブです」。ド、ド、ドリスの大ライバル出現だ-。昨季「37セーブ」を挙げ、セ・リーグ最多に輝いた剛腕は、くしくも同じ前日25日に来日し「自分にできない数字ではない」と、サファテ(ソフトバンク)が昨季達成したシーズン歴代最多「54」の更新を宣言したばかり。そこへ、ベネズエラから来た右腕が、挑戦状を叩きつけた形だ。
入団会見後、ユニフォームに袖を通しポーズをとるディエゴ・モレノ投手=兵庫・西宮市内の阪神球団事務所
球団事務所の窓の外は「初めて見た」という雪が降る銀世界だったが、沖縄上陸よりも早く熱い闘いのゴングが鳴った。もともとはドリスも初来日の2016年はメッセンジャー、ゴメス、ヘイグ、マテオに次ぐ「 5人目の助っ人」という立ち位置で、開幕 2軍。右肘の故障も乗り越え、何度もチームの勝利に貢献して現在の地位を築いた。だが、結果次第で一気に立場が逆転してしまうのが、この世界だ。
現状、日本での実績からはメッセ、マテオ、ドリスに続く“第 4の助っ投”扱い。だが、 1軍キャンプ行きが決まっており、豪語した通りの剛腕を見せつければ、分からない。 1軍の助っ投枠「3」をめぐる争いは、よりハイレベルになる。
最後を任せてくれと言えるのも、記録を狙えると思うのも、実力と今の状態に自信があるからに他ならない。自身を「質のいい真っすぐを持っている。三振は絶対にチェンジアップで取りにいくという気持ちで投げる。あとは最近覚えたカットボールで組み立てる」と分析。最速 153キロの直球を軸に飛びかかるような躍動感で打者に迫る。
阪神の入団記者会見でポーズをとるディエゴ・モレノ投手=兵庫・西宮市内の阪神球団事務所
「(米フロリダ州)タンパでも練習をずっと積んでいた。15球投げて違うブルペンで投げたり、ブルペンに入って、走って、戻ってきてブルペンに入ったり。いろいろな工夫をしてやっていた」
何かの因果か、球団OB・下柳剛氏(49)が取り入れていたハードトレ「インターバルピッチ」を、海の向こうで再現していたという。猛練習で作り上げた体で、ドリス、マテオが築いた城を一気に崩す。
「まず(他の) 3人を意識するというよりは、新しい国で違った野球を感じたい。 100%、準備できている状態だ」
この日、早速甲子園のブルペンにも立ち、奮い立った。試合終了の歓喜の瞬間も奪い取って、誰にも譲らない。
★球児と同じ誕生日
谷本副社長はモレノに下克上を期待した。メッセンジャーとロサリオは順調ならば開幕 1軍有力。崩すとすればマテオとドリスの双璧だが、ともに実績十分で高い壁。それでも「何番目(の外国人)ということではなく、競争の中で勝ち残った者が最後にマウンドに立つ」とキッパリ。「藤川と同じ 7月21日生まれ。(球児も)外国人選手の面倒見がいい。弟みたいにかわいがってくれたら」と話した。
ディエゴ・モレノ投手=兵庫・西宮市内の阪神球団事務所
★ 1軍外国人枠
日本のプロ野球では外国人選手の 1軍登録枠は「4」。うち投手、野手は各最大「3」となっている。
◇ディエゴ・モレノ(Diego Moreno)
投手。1987年 7月21日生まれ、30歳。ベネズエラ出身。2006年にパイレーツ入団。2012年にトレードでヤンキースへ。2015年 6月22日のフィリーズ戦でメジャーデビュー。同年は 1試合に登板して「1勝0敗、防御率5.23」。2016年にレイズに移り、2017年途中にインディアンスへ。昨季はメジャー 5試合で「0勝1敗、防御率4.76」。メジャー通算 9試合で「1勝1敗、防御率5.06」。 1メートル85、81キロ。右投げ右打ち。年俸5700万円。背番号「48」。
中谷将大外野手が26日、覚悟のスタートダッシュを宣言した。大先輩・福留孝介外野手が前日25日にテレビでブレーク候補選手に指名してくれたことを「プレッシャー」と感じつつ、励みにしてのキャンプインだ。この日は、北條史也内野手とともに球団の新作グッズのPRを務めた。
新作グッズの内覧会では陽気でゴキゲンだった中谷が、本業の話になると大マジになった。
「(キャンプは)楽しみはないですね。不安でしかない。自分がスタートダッシュを切れなかったら、置いていかれるだけですし…。ライバルは多いので」
さらに…
「春、ダメだったらもうシーズンは使ってもらえないでしょうし…。ホント、結果を残していくだけだと思うので。しっかり最初から動けるところを見せられたら」
昨年「20本塁打」の実績も年が明ければ、またイチからのスタート。結果を求めてのキャンプイン。 2月 7日の紅白初戦も結果にこだわる。
中谷将大外野手(右)と北條史也内野手(中)はトラッキー(左)と球団の新グッズをPR=球団の新作グッズの内覧会
そんな中谷に、期待の視線を注ぐのがチーム最年長の福留キャプテン。25日のテレビで「中谷は大丈夫だ」と今年のブレーク候補選手に指名したのだ。早朝番組ゆえ、中谷は自分の目と耳で確認はしていなかったが…。
「きのう(25日)、甲子園で練習しているときに孝介さんに言われました。『言ってやったぞ』と。その分、ホント、プレッシャーかかりましたし、でも光栄に思えたので。しっかり意気に感じてやっていきたいです」
福留から直接のアドバイスなどは受けていないそうだが、プレーする姿を 1年間、見守ってきた大先輩のお墨付きは、最高級の励みとなる。
「見られる立場になったと思うので、ヘタなことはできないですし。そのプレッシャーを、いいプレッシャーにしてやっていきたいです」
若き大砲候補が、2.1キャンプインから猛スパートをかける。
阪神は26日、2018年シーズン来場者プレゼント及びイベントの開催について発表した。
京セラドーム大阪開幕戦での「開幕キャッププレゼント」を皮切りに、仮装応援で盛り上がる「虎ウィングッズプレゼント」(計 3試合)や、読売巨人軍との共同企画の「伝統の一戦オリジナルTシャツプレゼント」、女性限定の「TORACO BIG Tシャツプレゼント」(計 2試合)など、楽しいプレゼント企画が満載。
また、甲子園球場全体がタイガース色に染まるシーズン最大のイベント「ウル虎の夏2018」(計 6試合)、そして近年大きなにぎわいをみせている「甲子園ビアフェスタ」などの外周グルメイベントなど、体験型・参加型のファンサービスもさらにパワーアップして展開。詳しくは球団公式サイトで。
「ウル虎の夏」企画でスタンドを黄色一色に染める阪神ファン=阪神甲子園球場(2015年 7月24日撮影)
阪神は26日、2018年シーズンでの来場者プレゼントとイベントの詳細について発表した。京セラ開幕戦での「開幕キャッププレゼント」を皮切りにプレゼント企画が満載。「ウル虎の夏2018」や「甲子園ビアフェスタ」など体験型・参加型のイベントも行う予定。詳細は球団HP(http://hanshintigers.jp/)にて。
◇春季キャンプの日程について
2018年01月08日 更新 2月1日(木)より行われます春季キャンプの日程は以下の通りです。
一軍:かりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村野球場)
ファーム:安芸タイガース球場(安芸市営球場)
【一軍・ファーム共通】
キャンプ期間:2月1日(木)~28日(水)まで
<休日:2月5日(月)、9日(金)、14日(水)、19日(月)、23日(金)>
※休日は雨天により変更する可能性があります。なお、キャンプメンバーの振り分けについては、決まり次第発表させていただきます。
2017年度の成績を糧にして、2018年に向かって、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって、全員で力を合わせて進め! ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。
その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しています。
※このスローガン・デザインは、2018年のシーズンロゴとしても展開して参ります。
2018年 オープン戦 日程と結果(02月)
2018年 オープン戦・公式戦 日程と結果(03月)
2018年 公式戦 日程と結果(04月)