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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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再び今季最多の借金「9」…打つ手打つ手すべて裏目…初回の攻撃が…前半負け越し決定…

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 阪神が中日に競り負け、 1点差で接戦を落とし、 7試合を残したところで前半戦の負け越しが決定した。
 初回アニヤン・新井貴浩内野手(35)が、一気に同点に追いつき、流れをつかみたい場面だったが、今季初登板の中日大野雄大投手(23)の前に空振り三振に倒れた。
 先発岩田が 7回 2失点の力投が報われず 8敗目( 5勝)を喫し、再び今季最多の借金「9」に戻り、前半戦で勝率「5割」に届かないことが確定した。記事をまとめてみました。

$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2012.07.11 試合結果

 阪神が中日に競り負け、 1点差で接戦を落とし、 7試合を残したところで前半戦の負け越しが決定した。中日の 2年目左腕大野を攻略できず、初回の 1得点のみに終わった。
 中日が 1回、平田の先頭打者本塁打などで 2点先制。阪神もその裏、今季初先発の中日大野から鳥谷の内野ゴロで 1点を返した。
  4回から 6回は両チーム無得点。阪神は岩田が立ち直り追加点を許さず。打線は6回一死 1、 2塁の好機で大和が併殺に倒れた。
 中日は大野が 5回 1/3を 1失点で降板。田島-ソーサ-岩瀬と盤石のリレーで 1点のリードを守り抜いた。阪神は連勝できなかった。
 和田豊監督(49)は「初登板ということで緊張していたし、あそこで流れを持ってこないといけなかった」と制球に苦しむ大野をとらえきれなかった初回の攻撃を悔やんだ。

 無情の幕切れに甲子園が泣いていた。スライディングとタッチが交錯する。 1- 2の 9回二死 1塁、カウント 2ボール 2ストライク。 1走で代走に出た上本がスタートを切ったが、アウト-。打席にマートンを迎え、同点、逆転の望みを託した采配が空転。和田監督は顔色を失っていた。
 「 1戦 1戦というか、きょうも本当はきのう苦しみながらも取ったんで、ガーンといきたかったんだけど、チーム自体が乗り切れないというか…」
 岩瀬の投じた球は、捕手・谷繁が投げやすい高めへいってしまう不運。間一髪のタイミングも、ゲームセットとなれば、失敗になる。上本は「 100%セーフじゃないといけない場面だった。クイックが速くなった。スタートは普通でした」と猛省。久慈内野守備走塁コーチは「(盗塁の)サインです。ベンチは上本の足にかけた。警戒されているけど、あそこは何とかしてもらいたかった」と苦渋の表情で振り返った。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-9回 2盗に失敗した上本
  9回二死 1塁で 2盗に失敗した上本(中)。無情のゲームセットだ

 先発、リリーフが安定する中日が相手とあり、チャンスは多くない。だからベンチは積極的に仕掛けていった。今季初先発の大野は 1回こそ不安定だったが、イニングが進むごとに安定。強行が裏目に出たのは 6回だ。
 一死からアニキ・金本の右前打、新井良太の中前打で 1、 2塁と好機が拡大。アニキ・金本に代え 2走に代走・柴田を送った。
 ビハインドの場面で、もう 1打席回る 5番打者を下げて、 1点を取りに行った。投手は 2番手・田島に交代。桧山や関本らの代打は送らず得点圏打率 0.542の大和にかけた。結果は芯でとらえた打球も、結果は最悪の 2ゴロ併殺。片岡打撃コーチは「(大和は俊足だから)ゲッツーはないというところで、一番の当たりが正面にいってしまった。(併殺になったのは)結果論…」と運のなさを嘆いた。
  8安打しながら 1点止まり。前日10日と合わせて 2試合で 2点しか奪えない。勝負弱さを露呈し、 1点差が届かない。借金は「9」で今季ワーストタイ。球宴までの勝率「5割」が不可能になった。
 和田監督は「オールスターまで、あと 7戦か。そんなこと言ってられないんでね。ひとつでも、とにかく(負け越しを)少なくして、後半入っていけるように。 1戦 1戦やっていきます」と前を向いたが…。
 勝利のために動く。だが、下した決断が、ことごとく裏目に出る。勝ち運に恵まれず、不安が募る。 4位広島とは再び 3ゲーム差に開いた。もがいても、もがいても浮上の兆しは見えない。

 見飽きた拙攻劇が、いきなり繰り広げられた。終わってみれば、一回の攻防が分岐点。アニヤン・新井が同点機を逸したことが、大きく響いた。
 「いいボールだったけど、打ち損じが多かった」
 反省の言葉が口をついた。チームとしても痛かったのは、 2点を追う 1回だ。先発・大野からマートンの右前打と平野の四球に暴投も絡み、無死 2、 3塁。同点機が広がった。鳥谷が遊ゴロを打って 1点をかえし、なおも一死 3塁。同点機で 4番が、今季初登板の大野の前に空振り三振に倒れ最低限の仕事を果たせなかった。
 アニヤン・新井は「いいボールがきていたけど、打ち損じが多かった。しっかり準備して、また明日に臨みたい」と前を向いた。
 中日ベンチは内野陣に前進守備を命じなかった。犠牲フライだけでなく、内野ゴロでも得点できる可能性が高かった。最低でも同点という場面で、主砲のバットは中日先発・大野の投じた高めの直球に、空を切った。二死となり、状況は一転。続く金本が右飛に倒れ、絶好機はフイになった。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-大野の直球に空振り三振した新井
  1回一死 3塁で大野の直球に空振り三振したアニヤン・新井。中日ベンチは同点覚悟のシフトを敷いていたが…

 和田監督は「立ち上がり、向こうは同点でも(いい)というシフトを敷いてきたところでね。初登板でかなり緊張もしていただろうし、そこだよね。流れを持ってくるにはね」と渋い表情で振り返った。今季初先発に緊張ぎみだった大野の不安定な立ち上がりを攻めきれなかった。それがそのまま勝敗に直結した。
 アニヤン・新井は好調を維持しているだけに、歯がゆさが残る。 8回二死走者なしから 3番手・ソーサの 151キロを左前にはじき返し、連続試合安打を 8に伸ばした。交流戦終了後はこれで、63打数22安打の打率 0.349、 6打点と高い数字をマークする。ただ、肝心のところでの 1本が、この日は出なかった。
 「一発で仕留められるように、あしたは準備したい」
 敗者の列で雪辱を誓った。球宴前の借金完済は不可能になったが、目は死んでいない。カード勝ち越しがかかる12日の 3戦目で意地を見せるしかない。

 岩田稔が竜打線を次々となで斬った。奪いに奪った毎回の今季自己最多の10三振。それだけに…。自身 3連敗となる 8敗目( 5勝)を喫した岩田は立ち上がりの失点を悔やんだ。先頭の平田に外角低めの速球をスタンドに運ばれ、さらに失点を重ねた。「仕事はできましたけど、あの先頭が…。初回が悔しい。結果的に本塁打になったので悪い(ボール)です」と言葉少なだった。
 ゲーム開始直後。先頭の平田に投じた 2球目だった。決して失投じゃない。外角低めの直球をものの見事にミートされ、右中間スタンドにたたき込まれた。まさかの一撃に動揺したのか、その後もストライクとボール球がはっきり分かれ、 2安打 2四球が絡んでもう 1点を追加された。
  2回以降は尻上がりに調子を上げ、直球、スライダーをコーナーに集めた。 5回二死から 3者連続三振に仕留めるなど、本来の持ち味全開の投球で 7回 7安打 2失点。スコアボードの左隅に灯った「2」が最後まで響いてしまった。 122球の熱投は報われなかった。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-平田に本塁打を浴びた岩田稔
  1回、平田に本塁打を浴びた岩田稔

 打線は今季初登板の先発・大野を無死 2、 3塁と攻め立てながらも、好機で凡退を繰り返し、得点は 1回の鳥谷の遊ゴロの間 1点のみ。粘投する左腕を援護できず、 1点差で逃げ切られ 1回の攻防が勝敗に直結した。
 和田監督は「(大野は)緊張してただろうし、流れを持ってくるにはそこ」と攻撃を嘆いた。
  7回まで毎回の10三振を奪う力投だった。藪投手コーチは「初回以外は良く投げた。先発の仕事はやってくれた」と及第点を与えた。
 前回KOされた相手に対するリベンジの意識はなかった。ただ、チームを勝利に導くだけ。岩田は無心でミットめがけて投げ込んだ。
 「なにもないですよ。気にしてられないんで、もう忘れました」


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-今季 8敗目を喫した岩田
 10三振を奪い 7回 2失点と好投したが、援護がなく、今季 8敗目を喫した岩田。初回の 2点が致命傷になった

  6月27日のナゴヤドーム。守備の乱れがあったとはいえ、 4回 8安打 7失点(自責 2)で黒星をつけられた。昨季の対戦成績は 2勝 2敗、防御率 0.97と完璧に封じ込め、“竜キラー”の異名をとっていただけに、悔しい気持ちもあったはず。今度は勝つ-。静かに闘志を燃やして、マウンドに上がった。
 和田監督も「ちょっと最初にガツンといかれたのが、尾を引くというわけじゃないけど、乗り切れなかった」とうめいた。
 これで岩田は今シーズン、中日戦 3戦全敗。勝ち星は 6月11日のソフトバンク戦(甲子園)から 1カ月に渡り、無縁となった。苦しいチーム状況は続く。我慢のしどころだ。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2012.07.11 勝敗表

 所詮こんなもの…。今の虎には、守道竜に勝てるわけが無い。
  4番がその仕事をしていない。いや、できないでいる。「オールスター戦」まで後 7ゲームしか残っていない。要するに、Aクラス復帰どころか「5割復帰」も無理な状態になって来ている。
 いつになったら勝てるのだろうか…。勝てると言うよりも、いつになったら歯車がキチンと噛み合って起動するのか。それが問題だ。

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!












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